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Input conversion circuit

阅读:509发布:2024-01-04

专利汇可以提供Input conversion circuit专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To reduce a delay time in an output signal with respect to an input of the input conversion circuit.
CONSTITUTION: A constant current I
1 is outputted selectively to a node C or D from a multi-collector transistor(TR) 3 or 4 with a signal inputted to input terminals 1, 2. A current mirror circuit comprising TRs 13, 14 charges/discharges a parasitic capacitance of a TR 16 with an outputted current thereby allowing the TR 16 to be switched, resulting that an output signal is outputted from an output terminal 18. The charge/ discharge of the parasitic capacitance 15 is limited by a voltage clip circuit 12 to clip the amplitude of a gate input potential of the MOS TR 16. The voltage clip range is set by resistors 6, 7. Thus, it is possible to set the clip range of the gate input potential of the TR 16 to be smaller with the resistance of the resistors 6, 7, and a delay time of an output signal with respect to the input is reduced.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Input conversion circuit专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 第1及び第2の入力端子と第1及び第2
    の出力端子を有し、前記第1及び第2の入力端子に入力する信号レベルに応じて前記第1の出力端子または前記第2の出力端子より選択的に電流を出力する電流供給手段と、 前記電流供給手段の前記第1の出力端子に電圧クリップ手段を介して一方電極を接続し、自己の一方または他方電極に制御電極を接続した第1のトランジスタと、 前記電流供給手段の前記第2の出力端子に前記電圧クリップ手段を介して一方電極を接続し、制御電極を前記第1のトランジスタの制御電極に接続した第2のトランジスタと、 前記第2のトランジスタの一方電極に制御電極を接続し、出力端子に一方電極を接続した第3のトランジスタとを備え、 前記電圧クリップ手段は、前記電流供給手段の前記第2
    の出力端子側から前記第1の出力端子側へ電流を流す第1のスイッチング素子と、前記電流供給手段の前記第1
    の出力端子側から前記第2の出力端子側へ電流を流す第2のスイッチング素子と、前記第3のトランジスタの前記制御電極の電位に応じて前記第1及び第2のスイッチング素子のオン/オフを制御する制御手段とを有する入力変換回路。
  • 【請求項2】 第1及び第2の入力端子と第1及び第2
    の出力端子を有し、前記第1及び第2の入力端子に入力する信号レベルに応じて前記第1の出力端子または前記第2の出力端子より選択的に電流を出力する電流供給手段と、 前記電流供給手段の前記第1の出力端子に一方電極を接続し、自己の一方または他方電極に制御電極を接続した第1のトランジスタと、 前記電流供給手段の前記第2の出力端子に前記一方電極を接続し、制御電極を前記第1のトランジスタの制御電極に接続した第2のトランジスタと、 前記第2のトランジスタの一方電極に制御電極を接続し、出力端子に一方電極を接続した第3のトランジスタと、 前記第3のトランジスタの制御電極に制御電極を接続し、電源線に一方電極を接続し、第1の電位に他方電極を接続した第4のトランジスタと、 前記電源線に一方電極を接続し、前記第3のトランジスタの制御電極に他方電極を接続し、第2の電位に制御電極を接続した第5のトランジスタと、 を備えた入力変換回路。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】この発明は、バイポーラトランジスタのエミッタ等で受けた信号をトランジスタを用いて出する入力変換回路に関し、特に出力段のトランジスタに入力される入力信号のクリップレベルを任意に設定できる入力変換回路に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】図2は、例えば米国特許第488548
    4号明細書に示された従来の入力変換回路の回路図であり、図において1は第1の入力端子、2は第2の入力端子、3は第1の入力端子1に継がる第1のマルチコレクタPNPトランジスタ、4は第2の入力端子2に継がる第2のマルチコレクタPNPトランジスタ、5は第1と第2のマルチコレクタPNPトランジスタ3、4に電流を供給する定電流源、13は第1のNチャネルMOSトランジスタ、14は第2のNチャネルMOSトランジスタ、16は単相出力段を構成する第3のNチャネルMO
    Sトランジスタ、15は第3のNチャネルMOSトランジスタ16のゲート及びゲートに継がる配線に付く寄生容量、17は第3のNチャネルMOSトランジスタ16
    に電流を供給する定電流源、18は単相出力端子、19
    は電源線、20は第3のNチャネルMOSトランジスタ16に入力される信号をクリップするNPNトランジスタ、21はNPNトランジスタ20と同様の機能を有するNPNトランジスタである。

    【0003】次に動作について説明する。 入出力変換回路の入力端子1,2に、相補的な値を持った信号が入力され、例えば、入力端子1に“L”、入力端子2に“H”が入力されると、マルチコレクタPNPトランジスタ3は“OFF”状態となり、マルチコレクタPNP
    トランジスタ4は“ON”状態となり、定電流源5の電流I 1はマルチコレクタPNPトランジスタ4で構成されたカレントミラーにより、ノードAにも電流I 1が流れ込む。 NPNトランジスタ20が“OFF”状態でM
    OSトランジスタ14が“OFF”状態のとき、電流I
    1がノードAに流れ込むと、電流I 1により寄生容量1
    5に電荷が蓄積され、ノードAの電位V Aは時間tを経過するに従って上昇する。 ノードAの電位V Aは、電流I 1の電流値をI 1とし、寄生容量15の容量をC Pとすると数1で表される。

    【0004】

    【数1】

    【0005】数1で示されたノードAの電位V Aが上昇してゆくと、NPNトランジスタ20のコレクタ−ベース間の電圧が上昇してゆき、NPNトランジスタ20のコレクタ−ベース間の電圧が一定電圧(V BE(Q8) )を越えるとNPNトランジスタ20が“ON”状態となり、
    NチャネルMOSトランジスタ13のドレインに電流が流れ込む。 ここでNチャネルMOSトランジスタ13の閾値をV THとすると、ノードAの電位V Aは(V TH +V
    BE(Q8) )の電圧でクリップされる。

    【0006】次に、入力端子1に“H”、入力端子2に“L”が入力されるとマルチコレクタPNPトランジスタ3は“ON”状態となり、マルチコレクタPNPトランジスタ4は“OFF”状態となり、定電流源5の電流I 1はNチャネルMOSトランジスタ13に流れ込む。
    よってNチャネルMOSトランジスタ13,14で形成されるカレントミラーにて寄生容量15に蓄えられた電荷が放電さる。 ここでNPNトランジスタ21が“O
    N”する電圧をV BE(Q7)とすると、ノードAの電位V′
    Aが(V TH −V BE(Q7) )になると、NPNトランジスタ21が“ON”する。 従ってノードAの電位V′ Aが(V TH −V BE(Q7) )の電圧にクリップされる。

    【0007】以上の動作により、出力NチャネルMOS
    トランジスタ16のゲート入力電位はNPNトランジスタ20,21によりクリップされ、(V TH ±V BE )の範囲内で変化する。 ただし、V BE =V BE(Q7) =V BE(Q8)とする。 このため、NPNトランジスタ20,21が無い場合に比べて、寄生容量15の充放電時間が短くなり、
    出力端子18の出力端子の入力に対する遅れ時間は短くなる。

    【0008】

    【発明が解決しようとする課題】前述の入力変換回路は以上のように構成されているので、出力段のNチャネルMOSトランジスタ16のゲート入力電位のクリップ電圧はNPNトランジスタ20,21がスイッチングする閾値電圧V BEのみで決定されるため、ゲート入力電位のクリップ量を任意に設定することができず、入力信号に対する出力の遅れ時間を現行以上短くすることができないといった問題点があった。

    【0009】この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、入力変換回路の出力段のMOS
    トランジスタの入力電位のクリップ電圧を任意に設定でき、ひいては入力信号に対する出力信号の遅れ時間をより短時間にすることのできる入力変換回路を得ることを目的としている。

    【0010】

    【課題を解決するための手段】第1の発明に係る入力変換回路は、第1及び第2の入力端子と第1及び第2の出力端子を有し、前記第1及び第2の入力端子に入力する信号レベルに応じて前記第1の出力端子または前記第2
    の出力端子より選択的に電流を出力する電流供給手段と、前記電流供給手段の前記第1の出力端子に電圧クリップ手段を介して一方電極を接続し、自己の一方または他方電極に制御電極を接続した第1のトランジスタと、
    前記電流供給手段の前記第2の出力端子に前記電圧クリップ手段を介して一方電極を接続し、制御電極を前記第1のトランジスタの制御電極に接続した第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタの一方電極に制御電極を接続し、出力端子に他方電極を接続した第3のトランジスタとを備え、前記電圧クリップ手段は、前記電流供給手段の前記第2の出力端子側から前記第1の出力端子側へ電流を流す第1のスイッチング素子と、前記電流供給手段の前記第1の出力端子側から前記第2の出力端子側へ電流を流す第2のスイッチング素子と、前記第3のトランジスタの前記制御電極の電位に応じて前記第1及び第2のスイッチング素子のオン/オフを制御する制御手段とを有するよう構成されている。

    【0011】第2の発明に係る入力変換回路は、第1及び第2の入力端子と第1及び第2の出力端子を有し、前記第1及び第2の入力端子に入力する信号レベルに応じて前記第1の出力端子または前記第2の出力端子より選択的に電流を出力する電流供給手段と、前記電流供給手段の前記第1の出力端子に一方電極を接続し、自己の一方または他方電極に制御電極を接続した第1のトランジスタと、前記定電流出力回路の前記第2の出力端子に前記一方電極を接続し、制御電極を前記第1のトランジスタの制御電極に接続した第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタの一方電極に制御電極を接続し、出力端子に一方電極を接続した第3のトランジスタと、前記第3のトランジスタの制御電極に制御電極を接続し、電源線に一方電極を接続し、第1の電位に他方電極を接続した第4のトランジスタと、前記電源線に一方電極を接続し、前記第3のトランジスタの制御電極に他方電極を接続し、第2の電位に制御電極を接続した第5のトランジスタとを備えて構成されている。

    【0012】

    【作用】第1の発明における電圧クリップ手段は、電流供給手段の第2の出力端子側から第1の出力端子側へ電流を流す第1のスイッチング素子を第1の制御手段で制御して第3のトランジスタの制御電極の電位がある電位より高くなれば“ON”状態とすることができ、また電流供給手段の第1の出力端子側から第2の出力端子側へ電流を流す第2のスイッチング素子を第2の制御手段で制御して、第3のトランジスタの制御電極の電位がある電位より低くなれば“ON”状態とすることができる。
    このようにして、第3のトランジスタの制御電極の電圧の振幅を任意に定めたある範囲に制限することができる。

    【0013】第2の発明における第4のトランジスタは、第1の電位と第3のトランジスタの制御電極との電位差が予め設定したある値になれば“ON”状態となり、第4のトランジスタは第3のトランジスタの制御電極の電位がある値以上に上昇するのを防ぎ、第5のトランジスタは、第2の電位と第3のトランジスタの制御電極との電位差が予め設定したある値になれば“ON”状態となり、第3のトランジスタの制御電極の電位がある値以下に降下するのを防ぐことができる。 従って、第3
    のトランジスタの制御電極の電圧の振幅を任意に定めたある範囲に制限することができる。

    【0014】

    【実施例】以下、この発明の第1実施例を図について説明する。 図1において1は第1の入力端子、2は第2の入力端子、3は第1の入力端子1に継がる第1のマルチコレクタPNPトランジスタ、4は第2の入力端子2に継がる第2のマルチコレクタPNPトランジスタ、5は第1と第2のマルチコレクタPNPトランジスタ3,4
    に電流を供給する定電流源である。 これら第1,第2の入力端子1,2、第1,第2のマルチコレクタPNPトランジスタ3,4及び定電流源5は、定電流供給手段として働く。 6はマルチコレクタPNPトランジスタ4のコレクタに継がる抵抗、7はマルチコレクタPNPトランジスタ3のコレクタに継がる抵抗、8はクリップ電圧を調整する第1のNPNトランジスタ、9は同様にクリップ電圧を調整する第2のNPNトランジスタ、10及び11はNPNトランジスタである。 このNPNトランジスタ10は第2のマルチコレクタPNPトランジスタ4のコレクタ側から第1のマルチコレクタPNPトランジスタ3のコレクタ側へ電流を通す第1のスイッチング素子として働く。 また、NPNトランジスタ11は第1
    のマルチコレクタPNPトランジスタ3のコレクタ側から第2のマルチコレクタPNPトランジスタ4のコレクタ側へ電流を通す第2のスイッチング素子として働く。
    12はNPNトランジスタ8,9,10,11と抵抗6,7で構成される電圧クリップ回路である。 13は第1のNチャネルMOSトランジスタ、14は第2のNチャネルMOSトランジスタ、16は単相出力段を構成する第3のNチャネルMOSトランジスタ、15は第3のNチャネルMOSトランジスタ16のゲート及びゲートに継がる配線に付く寄生容量、17は第3のNチャネルMOSトランジスタ16に電流を供給する定電流源、1
    8は単相出力端子、19は電源線である。

    【0015】前記のように構成された入力変換回路において、入力端子1に第2の電位として“L”、入力端子2に第1の電位として“H”が入力された場合、マルチコレクタPNPトランジスタ3は“OFF”状態,マルチコレクタPNPトランジスタ4は“ON”状態となり、マルチコレクタPNPトランジスタ4はカレントミラーを構成してノードCに定電流源5と等しい電流I 1
    が流れる。

    【0016】ノードCに流れ込んだ電流I 1は抵抗6とNPNトランジスタ8を通って寄生容量15に流れ込み、ノードAの電位V Aは時間に比例して上昇する。 寄生容量15の容量をC Pとすると、ノードAの電位V A
    は従来と同様に数1で表される。

    【0017】次に、電流I 1がノードCに流れ込んだ時のノードEの電位V Eは、抵抗6,7の抵抗値をR 2
    1 、NPNトランジスタ10のベース−エミッタ間電圧をV BE(Q4)とすると、ノードAの電位V Aより次式で表される。

    【0018】

    【数2】

    【0019】また、ノードAの電位V Aは時間の経過とともに上昇するため同様にノードEの電位V Eも上昇する。 この電位V Eがスイッチング素子であるNPNトランジスタ10のベースの入力電位となる。 ここでNPN
    トランジスタ10がONするベース−エミッタ間電圧をV BE(Q6)とする。

    【0020】

    【数3】

    【0021】従って、ノードEの電位V Eが上昇して数3に示した値になった時、NPNトランジスタ10は“ON”状態となる。 そして、ノードAからノードBへ電流が流れる状態になる。 従って、電流I 1はノードA
    からノードBへ流れ込み、寄生容量15への充電が止まり、ノードAの電位はクリップされる。 この時、トランジスタ8,9,10,11のベース−エミッタ間電圧がほぼ等しいとする。

    【0022】

    【数4】

    【0023】以上、数2,数3,数4の関係より、V TH
    をNチャネルMOSトランジスタ13の閾値電圧とすると、ノードAの電位V Aは次式で与えられる。

    【0024】

    【数5】

    【0025】従って、ノードAの電位V Aは数5に示された電圧でクリップされる。 よってノードAの電位V A
    のクリップ電圧は、抵抗6の抵抗値R 2により任意に設定できる。

    【0026】同様に入力端子1が“H”、入力端子2が“L”の時は、ノードAの電位V A ′は時間の経過とともに降下するがノードFの電位V Fは一定である。 この電位V Fがスイッチング素子であるNPNトランジスタ10のベースの入力電位となる。 ここでNPNトランジスタ11がONするベース−エミッタ間電圧をV BE(Q5)
    とする。

    【0027】

    【数6】

    【0028】従って、ノードFの電位V FとノードAの電位A ′の差が上昇して数6に示した値になった時、N
    PNトランジスタ11が“ON”状態となり、ノードA
    の電位V A ′はクリップされる。 この時のクリップ電圧は数4と数6の関係より、次式で表される。

    【0029】

    【数7】

    【0030】よって、数7よりノードAの低電位側のクリップ電圧も抵抗7の抵抗値R 1により任意に設定できることがわかる。

    【0031】以上の結果より、出力段を構成するNチャネルMOSトランジスタ16のゲート入力クリップ電圧V A ′は抵抗6,7の抵抗値R 2 ,R 1により任意に設定できるため、出力端子18の出力の入力信号に対する遅れ時間はクリップ電圧を(V TH ±V BE )より狭く設定することで従来の入力変換回路より短くすることができる。

    【0032】次に、この発明の第2実施例による入力変換回路について図3を用いて説明する。 図3は、この発明の第2実施例による入力変換回路の回路図であり、第1実施例ではスイッチング素子としてNPNトランジスタ10,11を設けたものを示したが、図3に示す入力変換回路においてはスイッチング素子としてダイオード22とダイオード23を設けている。 図3においてダイオード22のアノードはトランジスタ9のコレクタに接続され、カソードはトランジスタ8のエミッタに接続されている。 ダイオード23のアノードはトランジスタ8
    のコレクタに接続され、カソードはトランジスタ9のエミッタに接続されている。 第1,第2のスイッチング素子として働くダイオード22,23はそれぞれ、抵抗7
    とNPNトランジスタ9及び抵抗6とNPNトランジスタ8によってスイッチングを制御されている。 ダイオード22,23、抵抗6,7、NPNトランジスタ8,9
    によって電圧クリップ回路12が構成されている。 その他の図1と同一符号は図1と同一内容または相当部分を示し、他の回路構成は図1と同じである。

    【0033】次に、図3に示した入力変換回路の動作を説明する。 ダイオード22,23のスイッチング電圧を各々V D1 ,V D2として次式に示す関係をもたせてやる。

    【0034】

    【数8】

    【0035】そうするとクリップ電圧V A ,V A ′は各々次に示す各式で表される。

    【0036】

    【数9】

    【0037】

    【数10】

    【0038】従って、NチャネルMOSトランジスタ1
    6のゲート入力クリップ電圧は抵抗6,7の抵抗値R 1 ,R 2 、トランジスタ8,9がスイッチングするベース−エミッタ間電圧V BE及びダイオード22,23のスイッチング電圧V Dにより任意に設定することができる。 よって出力端子18の出力信号の入力信号に対する遅れ時間はクリップ電圧の設定を変えることで短くすることができる。 このようにダイオードをスイッチング素子に使用することで、半導体集積回路にした場合、専有面積を小さくすることができるという効果がある。

    【0039】次に、この発明の第3実施例について図4
    を用いて説明する。 図4は、この発明の第3実施例による入力変換回路の回路図であり、図4に示した回路は図1中の電圧クリップ回路12におけるトランジスタ9,
    8を省略し、トランジスタ25,24のベース−コレクタ間に抵抗6,7を接続したものである。 図4において、24,25はNPNトランジスタである。 そして、
    NPNトランジスタ25,24はそれぞれ第1,第2のスイッチング素子として働く。 抵抗6,7はそれぞれN
    PNトランジスタ25,24のスイッチングを制御する制御手段として働く。 その他の図1と同一符号は図1と同一内容または相当部分を示し、他の回路構成は図1と同じである。

    【0040】次に、動作について説明する。 ノードAの電位V Aが上昇すると、抵抗6の一方端に接続したNP
    Nトランジスタ25のベース電位も上昇する。 そして、
    NPNトランジスタ25のベース−エミッタ間電圧がN
    PNトランジスタ25の“ON”する電圧V BE(Q10)に達した時、NPNトランジスタ25のコレクタからエミッタへ電流が流れ、ノードAの電位V Aがクリップされる。 また、ノードAの電位V Aが降下して、NPNトランジスタ24のベース−エミッタ間電圧がNPNトランジスタ24の“ON”する電圧V BE(Q9)に達した時、N
    PNトランジスタ24のコレクタからエミッタへ電流が流れ、ノードAの電位V A ′がクリップされる。 この回路の他の動作は、図1に示した第1実施例と同様になるが、出力段のNチャネルMOSトランジスタ16の入力電圧のクリップ電圧V A ,V A ′は、次に示す各式で表される。

    【0041】

    【数11】

    【0042】

    【数12】

    【0043】従って、MOSトランジスタ16のゲート入力電位のクリップ電圧の幅は、従来例より小さくなり、抵抗6,7により任意に設定することができる。 図4に示す第3実施例では、第1実施例に比べて電圧クリップ回路12中のトランジスタ数を2ケ削減することができ、回路が簡単に構成できる利点がある。

    【0044】次に、この発明の第4実施例による入力変換回路について図5を用いて説明する。 図5は第4実施例による入力変換回路を示す回路図であり、図5に示す回路では、図1に示した電圧クリップ回路12に相当するブロックにおいて、スイッチング素子としてPNPトランジスタ26とNPNトランジスタ27を使用し、トランジスタ26,27にはベース電圧として各々独立した電圧源28,29を与えるようにしている。 従って、
    トランジスタ26,27はそれぞれ第1,第2のスイッチング素子として働き、電圧源28,29はそれぞれ第1,第2の制御手段として働く。 その他の図1と同一符号は図1と同一内容または相当部分を示し、他の回路構成は図1と同じである。

    【0045】次に、動作について説明する。 ノードAの電位V Aが上昇すると、PNPトランジスタ26のエミッタ電位が上昇する。 そして、PNPトランジスタ26
    のベース−エミッタ電圧がPNPトランジスタ26の“ON”する電圧V BE(Q11)に達した時、PNPトランジスタ26のエミッタからコレクタへ電流が流れ、ノードAの電位V Aがクリップされる。 また、ノードAの電位V A ′が降下して、NPNトランジスタ25のベース−エミッタ電圧がNPNトランジスタ25の“ON”する電圧V BE(Q12)に達した時、NPNトランジスタ27
    のコレクタからエミッタへ電流が流れ、ノードAの電位V A ′がクリップされる。 他の動作については、図5の回路動作も、図1に示した第1実施例と同様であるが、
    出力段のNチャネルMOSトランジスタ16のゲート入力電位のクリップ電圧V A ,V A ′は、次式で与えられる。

    【0046】

    【数13】

    【0047】

    【数14】

    【0048】従って、MOSトランジスタ16のゲート入力電位のクリップ電圧は数13,数14より電圧源2
    8,29の電圧E 1 ,E 2を調整することで、任意に設定することができることが分かる。

    【0049】

    【数15】

    【0050】

    【数16】

    【0051】そのため、数15および数16の条件を与えることで、MOSトランジスタ16のゲート入力電位のクリップ電圧の幅は従来例よりも小さくできるため、
    入力信号に対する出力信号の遅れ時間を短くすることができる。

    【0052】次に、この発明の第5実施例による入力変換回路について図6を用いて説明する。 図6は、第5実施例による入力変換回路の回路図であり、図1の中の電圧クリップ回路12に相当するブロックにおいて、NP
    Nトランジスタ30とNPNトランジスタ31にて、出力段のNチャネルMOSトランジスタ16のベース電圧をクリップするようにしたものであり、電圧源33をN
    PNトランジスタ30のベース電圧として印加し、電圧源32をNPNトランジスタ31のエミッタに印加することで、ノードAの電位が上昇した場合、NPNトランジスタ31のベース電位が(E 4 +V BE(Q14) )に達した時にNPNトランジスタ31が“ON”状態となりノードAの電位がクリップされ、ノードAの電位が降下した場合、NPNトランジスタ30のベース電位が(E 3
    −V BE(Q13) )に達した時にNPNトランジスタ30が“ON”状態となりノードAの電位がクリップされるので、クリップ電圧V A ,V A ′を電圧源32,33の電圧E 4 ,E 3により調整することができる。 ここでクリップ電圧V A ,V A ′は次式で表すことができる。

    【0053】

    【数17】

    【0054】

    【数18】

    【0055】従って、数17,数18式より電圧源3
    3,32の電圧を調整することで、クリップ電圧を任意に設定することができ、図5の実施例と同様に電圧源3
    2,33の電圧E4,E3により、従来例より入力信号に対する出力信号の遅れを短くすることができる。

    【0056】以上の各実施例において従来例より入力信号に対する出力信号の遅れを短くすることができるが、
    特に第1、第3及び第4実施例においては第1及び第2
    のスイッチング素子が第3のMOSトランジスタの制御電極に抵抗等の成分を介さずに直接接続されており、電荷を短時間で抜くことができ、入力信号に対する出力信号の遅れを短くするには有利である。

    【0057】なお、上記各実施例においては、電流供給手段としてマルチコレクタPNPトランジスタ3,4及び定電流源5で構成した例を示したが、電流供給手段は他の構成であっても第1または第2のMOSトランジスタに相補的に電流を供給できる回路であれば良く、上記各実施例と同様の効果を奏する。

    【0058】

    【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によれば、電流供給手段の第2の出力端子側から第1の出力端子側へ電流を流す第1のスイッチング素子と、前記電流供給手段の前記第1の出力端子側から前記第2の出力端子側へ電流を流す第2のスイッチング素子と、前記第3のトランジスタの前記制御電極の電位に応じて前記第1及び第2のスイッチング素子のオン/オフを制御する制御手段とを有する電圧クリップ手段を備えて構成されており、第1及び第2のスイッチング素子と制御手段により第3のトランジスタの制御電極への入力電位のクリップ電圧を任意に設定することができるとともに、その入力電位の振幅を小さくすることができ、入力に対する出力信号の遅れを短くすることができるという効果がある。

    【0059】また、請求項2記載の発明によれば、第3
    のトランジスタの制御電極に制御電極を接続し、電源線に一方電極を接続し、第1の電位に他方電極を接続した第4のトランジスタと、前記第1の電位に一方電極を接続し、前記第3のトランジスタの制御電極に他方電極を接続し、第2の電位に制御電極を接続した第5のトランジスタとを備えて構成されており、前記第1及び第2の電位により第3のトランジスタの制御電極への入力電位のクリップ電圧を任意に設定することができるとともに、その入力電位の振幅を小さくすることができ、入力に対する出力信号の遅れを短くすることができるという効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この発明の第1実施例による入力変換回路を示す回路図である。

    【図2】従来の入力変換回路を示す回路図である。

    【図3】この発明の第2実施例による入力変換回路を示す回路図である。

    【図4】この発明の第3実施例による入力変換回路を示す回路図である。

    【図5】この発明の第4実施例による入力変換回路を示す回路図である。

    【図6】この発明の第5実施例による入力変換回路を示す回路図である。

    【符号の説明】

    1 第1の入力端子 2 第2の入力端子 3 マルチコレクタPNPトランジスタ 4 マルチコレクタPNPトランジスタ 5 定電流源 6 抵抗 7 抵抗 8 NPNトランジスタ 9 NPNトランジスタ 10 NPNトランジスタ 11 NPNトランジスタ 12 電圧クリップ回路 13 NチャネルMOSトランジスタ 14 NチャネルMOSトランジスタ 15 寄生容量 16 NチャネルMOSトランジスタ

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