专利汇可以提供Current amplifier circuit专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To obtain output current signals whose polarity is reverse to each other and to obtain the excellent output current signals by decreasing an error in a gain due to a difference between emitter-base voltages of PNP and NPN transistors(TRs) through the combination of the emitter followers comprising the PNP and NPN TRs, and obtaining an output of an opposite polarity with a current mirror comprising the PNP and NPN TRs.
CONSTITUTION: A voltage V
0 across a resistor R
10 is delivered as a voltage across a resistor R
20 by the combination of emitter followers comprising PNP TRs 31, 32 and NPN TRs 32, 33, and a current I
x flowing to the resistor R
20 is outputted as current signals whose polarity is reverse to each other at output terminals 47, 48 by a current mirror circuit comprising TRs 35, 36 and a current mirror circuit comprising TRs 37, 38.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Current amplifier circuit专利的具体信息内容。
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体集積回路装置等に適用して好適な電流増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示す如き電流増幅回路が提案されている。
【0003】この図2において、12はNPN型のトランジスタで、このトランジスタ12のコレクタが電源が供給される電源端子11に接続され、このトランジスタ12のベースが基準電圧V 1を出力する電圧源13を介して接地され、このトランジスタ12のエミッタがNP
N型のトランジスタ15のエミッタに接続されている。
【0004】このトランジスタ15のコレクタが抵抗器R 1を介して電源端子11に接続され、このトランジスタ15のベースより信号の入力される入力端子17が導出され、更にこのトランジスタ15のコレクタ及び抵抗器R 1の接続点にNPN型のトランジスタ16のベースが接続されている。
【0005】また上述のトランジスタ12及び15のエミッタの接続点が定電流回路14を介して接地されている。
【0006】トランジスタ16のエミッタが上述のトランジスタ15のベースに接続され、更に定電流回路18
を介して接地されている。
【0007】またこのトランジスタ16のコレクタがP
NP型のトランジスタ19のコレクタに接続されている。
【0008】また、上述のトランジスタ12、15及び16でいわゆるバートンアンプを構成している。
【0009】トランジスタ19のコレクタがこのトランジスタ19のベースとダイオード接続され、このトランジスタ19のエミッタが抵抗器R 2を介して電源端子1
1に接続され、このトランジスタ19のベースがPNP
型のトランジスタ20のベースと接続されている。
【0010】このトランジスタ20のエミッタが抵抗器R 3を介して電源端子11に接続され、このトランジスタ20のコレクタが定電流回路21を介して接地され、
更にこのトランジスタ20のコレクタ及び定電流回路2
1の接続点より信号が出力される出力端子22が導出されている。
【0011】ここで、上述の定電流回路14、18及び21を流れる電流を夫々I 1 、I 2及びI 3とし、入力端子17に供給される入力電流信号をI inとし、出力端子22より出力される出力電流信号をI outとし、更に定電流回路18を流れる電流I 2と定電流回路21を流れる電流I 3を等しく設定する。
【0012】トランジスタ16のエミッタの電圧はトランジスタ12、15及び16でバートンアンプを構成しているので、電圧源13よりの基準電圧V 1となる。
【0013】このような条件において、入力端子17に信号が供給されると、出力端子22より出力される出力電流信号I outは、I out =R 2 /R 3 ×I inとなる。
【0014】即ち、出力端子22より出力される出力電流信号I outは抵抗器R 2及びR 3の抵抗比によって決まる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の電流増幅回路において、抵抗器R 2及びR 3の抵抗比を大きくした場合は、各トランジスタのエミッタ・ベース間電圧V BEの差の影響を受け、抵抗器R 2及びR 3により設定した抵抗比による本来の利得による出力電流信号が出力されず、いわゆる誤差を伴った出力電流信号が出力、
即ち、利得誤差により所望の出力電流を得られないといった不都合があった。
【0016】この利得誤差を引き起こす要因として、カレントミラー回路を構成するトランジスタのエミッタ・
ベース間電圧V BEの差が挙げられる。
【0017】図3にこのようなカレントミラー回路の電流ゲインの誤差についての説明図を示す。
【0018】この図3において、100は電源の供給される入力端子、200は出力電流I OUTの出力される出力端子、Q 1及びQ 2は夫々PNP型のトランジスタ、
R 10 0及びR 200は夫々各トランジスタQ 1及びQ 2のエミッタ及び接地間に接続されている抵抗器である。
【0019】トランジスタQ 1 、Q 2についてダイオード方程式により夫々のエミッタ・ベース間電圧V BEをもとめると次に示す数1及び数2の如く表すことができる。
【0020】
【数1】
【0021】
【数2】
【0022】但しkはボルツマン定数、qは電気素量、
Tは絶対温度、I S1及びI S2は各トランジスタQ 1 、Q
2の暗電流、I C1及びI C2は各トランジスタQ 1 、Q 2
のコレクタ電流である。
【0023】ここで、抵抗器R 100及びR 200の両端の電圧を夫々V R1及びV R2とすると、次の数3及び数4の如く示すことができる。
【0024】
【数3】
【0025】
【数4】
【0026】ここでトランジスタQ 1及びQ 2の各エミッタ接地電流増幅率h FEが十分大きい、即ち、h FE >>
1とすれば、定電流回路B 1を流れる電流I INは次の数5で示すことができる。
【0027】
【数5】
【0028】よって、抵抗器R 100及びR 200の両端の電圧は夫々次の数6及び数7で示すことができる。
【0029】
【数6】
【0030】
【数7】
【0031】ここでトランジスタQ 1及びQ 2のベース電圧V Bが等しいことにより、次の数8が成立する。
【0032】
【数8】
【0033】ゆえに、次の数9が成立する。
【0034】
【数9】
【0035】各トランジスタQ 1及びQ 2の暗電流I S1 、I S2はトランジスタの構造により決まるが、同一IC内では略等しい、即ち、I S1 ≒I S2と考えられる。
【0036】ここで、上述の数9で抵抗器R 100及びR
200の各抵抗値を等しくすれば、I IN =I OUTとなる。
【0037】I OUT /I INが小さい場合は上述の数9の左辺の外項と右辺の内項が等しくなり、従って抵抗器R
100及びR 200の比で略決定することができる。
【0038】一例として、例えばI OUT /I IN =2の場合、ΔV BE =(kT/q)ln(I OUT /I IN )=18
mVとなる。
【0039】ここで、V R1 =V R2 =200mVと一般的な設計をした場合は18/200×100=9パーセント(誤差)となる。
【0040】この例から分かるように、I OUT /I INが大きければ大きい程、抵抗器R 1 、R 2の比で決定されるべき出力より誤差が大となる。
【0041】また、例えば、I OUT /I IN =10の場合は、ΔV BEは略60mVとなり、従って、60/200
×100 30、即ち、誤差は30パーセントとなる。
【0042】また、上述の電流増幅回路においては、出力することのできる出力電流信号は1つの極性のみであり、正負2つの極性の出力を得られる電流増幅回路が要望されている。
【0043】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、互いに逆の極性の出力電流信号を得ることができると共に、トランジスタのエミッタ・ベース間電圧V BEの差による利得の誤差を小さくし、良好な出力電流信号を得ることのできる電流増幅回路を提案しようとするものである。
【0044】
【課題を解決するための手段】本発明電流増幅回路は例えば図1に示す如く、第1のトランジスタ31の制御端子を第1の抵抗器R 10及び第1の定電流源40を介して接地し、第1のトランジスタ31の一方の被制御端子を第2の定電流源41を介して電源端子45に接続し、第1のトランジスタ31の他方の被制御端子を接地し、第2のトランジスタ32の制御端子を第1のトランジスタ31の一方の被制御端子に接続し、第2のトランジスタ32の他方の被制御端子を第5のトランジスタ35の他方の被制御端子に接続し、第2のトランジスタ32の一方の被制御端子を第2の抵抗器R 20を介して第4のトランジスタ34の一方の被制御端子に接続し、第5のトランジスタ35の他方の被制御端子をこの第5のトランジスタ35の制御端子に接続し、第5のトランジスタ35
の制御端子を第6のトランジスタ36の制御端子に接続し、第5のトランジスタ35の一方の被制御端子を電源端子45に接続し、第6のトランジスタ36の一方の被制御端子を電源端子45に接続し、第6のトランジスタ36の他方の被制御端子を第4の定電流源43を介して接地し、第6のトランジスタ36の他方の被制御端子及び第4の定電流源43の接続点より第1の信号出力端子47を導出し、第3のトランジスタ33の一方の被制御端子を第3の定電流源42を介して接地し、第3のトランジスタ33の他方の被制御端子を電源端子45に接続し、第3のトランジスタ33の制御端子より信号入力端子46を導出し、信号入力端子46を第1の抵抗器R 10
及び第1の定電流源40の接続点に接続し、第4のトランジスタ34の他方の被制御端子を第7のトランジスタ37の他方の被制御端子に接続し、第4のトランジスタ34の制御端子を第3のトランジスタ33の一方の被制御端子及び第3の定電流源42の接続点に接続し、第7
のトランジスタ37の他方の被制御端子をこの第7のトランジスタ37の制御端子に接続し、第7のトランジスタ37の制御端子を第8のトランジスタ38の制御端子に接続し、第7のトランジスタ37の一方の被制御端子を接地し、第8のトランジスタ38の一方の被制御端子を接地し、第8のトランジスタ38の他方の被制御端子を第5の定電流源44を介して電源端子45に接続し、
第8のトランジスタ38の他方の被制御端子及び第5の定電流源44の接続点より第2の信号出力端子48を導出し、一方の極性の第1及び第4のトランジスタ並びに他方の極性の第2及び第3のトランジスタのエミッタフォロアによる組合せにより、第1の抵抗器の電圧を第2
の抵抗器の両端に伝達し、第2の抵抗器を流れる電流を一方の極性の第5及び第6のトランジスタで構成するカレントミラー回路並びに他方の極性の第7及び第8のトランジスタで構成するカレントミラー回路により第1及び第2の出力端子より夫々互いに逆の極性の電流信号を出力するようにしたものである。
【0045】
【作用】上述せる本発明によれば、一方の極性の第1及び第4のトランジスタ並びに他方の極性の第2及び第3
のトランジスタのエミッタフォロアによる組合せにより、第1の抵抗器の電圧を第2の抵抗器の両端に伝達し、第2の抵抗器を流れる電流を一方の極性の第5及び第6のトランジスタで構成するカレントミラー回路並びに他方の極性の第7及び第8のトランジスタで構成するカレントミラー回路により第1及び第2の出力端子より夫々互いに逆の極性の電流信号を出力するようにしたので、互いに逆の極性の出力電流信号を得ることができると共に、トランジスタのエミッタ・ベース間電圧V BEの差による利得の誤差を小さくし、良好な出力電流信号を得ることができる。
【0046】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明電流増幅回路の一実施例について詳細に説明する。
【0047】この図1において、31はPNP型のトランジスタで、このトランジスタ31のベースを抵抗器R
10及び定電流回路40を介して接地し、更にこのトランジスタ31のベースにNPN型のトランジスタ39のエミッタを接続し、このトランジスタ31のエミッタを定電流回路41を介して電源端子45に接続し、このトランジスタ31のコレクタを接地する。
【0048】上述のトランジスタ39のコレクタを電源端子45に接続し、このトランジスタ39のベースを分圧抵抗器R 30を介して電源端子45に接続すると共に、
このトランジスタ39のベースを分圧抵抗器R 40を介して接地する。
【0049】32はNPN型のトランジスタで、このトランジスタ32のベースをトランジスタ31のエミッタに接続し、このトランジスタ32のコレクタをPNP型のトランジスタ35のコレクタに接続し、このトランジスタ32のエミッタを抵抗器R 20を介してPNP型のトランジスタ34のエミッタに接続する。
【0050】トランジスタ35のコレクタをこのトランジスタ35のベースにダイオード接続し、このトランジスタ35のベースをこのトランジスタ35と共にカレントミー回路を構成するPNP型のトランジスタ36のベースに接続し、このトランジスタ35のエミッタを電源端子45に接続する。
【0051】トランジスタ36のエミッタを電源端子4
5に接続し、このトランジスタ36のコレクタを定電流回路43を介して接地し、このトランジスタ36のコレクタ及び定電流回路43の接続点より例えば負の信号出力端子47を導出する。
【0052】トランジスタ33のエミッタを定電流回路42を介して接地し、このトランジスタ33のコレクタを電源端子45に接続し、このトランジスタ33のベースより信号入力端子46を導出し、この信号入力端子4
6を抵抗器R 10及び定電流回路40の接続点に接続する。
【0053】トランジスタ34のコレクタをNPN型のトランジスタ37のコレクタに接続し、このトランジスタ34のベースをトランジスタ33のエミッタ及び定電流回路42の接続点に接続する。
【0054】トランジスタ37のコレクタをこのトランジスタ37のベースにダイオード接続し、このトランジスタ37のベースをこのトランジスタ37と共にカレントミラー回路を構成するNPN型のトランジスタ38のベースに接続し、このトランジスタ37のエミッタを接地する。
【0055】トランジスタ38のエミッタを接地し、このトランジスタ38のコレクタを定電流回路44を介して電源端子45に接続し、このトランジスタ38のコレクタ及び定電流回路44の接続点より例えば正の信号出力端子48を導出する。
【0056】ここで、図に示す如く、定電流回路40、
41、42、43及び44を流れる電流を夫々I 0 、I
1 、I 1 、I 2及びI 2とし、入力端子46に供給される入力電流信号をi in 、正の出力端子48より出力される出力電流信号を+i out 、負の出力端子47より出力される出力電流信号を−i outとする。
【0057】このとき、入力端子46に信号i inを入力すると、抵抗器R 10には、(I 0 −i in )なる電流が流れる。
【0058】従って、抵抗器R 10の両端に発生する電圧V 0は数10の如く示すことができる。
【0059】
【数10】
【0060】またこのとき、トランジスタ31、32、
33及び34のエミッタフォロアにより抵抗器R 20の両端の電圧もV 0となり、このとき抵抗器R 20を流れる電流I xは数11の如く示すことができる。
【0061】
【数11】
【0062】ここで、上述の数10をこの数11に代入すると、次に示す数12を得ることができる。
【0063】
【数12】
【0064】ここでトランジスタ35及び36、トランジスタ37及び38は夫々互いに逆の極性のカレントミラー回路を構成しているので、正の出力端子48より出力される出力電流信号+i outはI 2 −I xとなり、負の出力端子47より出力される出力電流信号−i outは−(I 2 −I x )となる。
【0065】また上述の数12より電流の利得は(抵抗器R 10の抵抗値)/(抵抗器R 20の抵抗値)で決まる。
【0066】更に、入力端子46をオープンにした状態、または入力電流信号i inのレベルが“0”の状態で出力端子48や47よりの出力電流オフセットを略“0”(A)にするには、定電流回路43及び44を流れる電流I 2がトランジスタ36及び38のコレクタ並びに抵抗器R 20を夫々流れる電流I xに等しく、且つ、
定電流回路40を流れる電流I 0に抵抗器R 10とR 20の抵抗比を乗算したものに等しくなるように設定すれば良い。
【0067】また、上述のように、PNP型のトランジスタ31、34並びにNPN型のトランジスタ32、3
3のエミッタフォロアによる組合せにより、抵抗器R 10
の電圧V 0を抵抗器R 20の両端に伝達し、抵抗器R 20を流れる電流I xをPNP型のトランジスタ35、36で構成するカレントミラー回路並びにNPN型のトランジスタ37、38で構成するカレントミラー回路により各出力端子47、48より夫々互いに逆の極性の電流信号−i out 、+i outを出力するようにしたので、互いに逆の極性の出力電流信号を得ることができると共に、トランジスタのエミッタ・ベース間電圧V BEの差による利得の誤差を小さくし、良好な出力電流信号を得ることができ、更に、信号入力端子に信号が入力されないときでもこれら出力端子47、48よりの出力電流を略“0”
にすることができ、即ち、トランジスタのエミッタ・ベース間電圧V BEの差によるオフセットをキャンセルでき、入力端子の端子処理を不用としてIC化するのに最適な回路とすることができる。
【0068】尚、上述の回路は、各素子の特性を揃えることのできるIC化のときに、上述の如き、オフセットの低減や利得の誤差の低減効果が大となる。
【0069】また、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が取り得ることは勿論である。
【0070】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、一方の極性の第1及び第4のトランジスタ並びに他方の極性の第2及び第3のトランジスタのエミッタフォロアによる組合せにより、第1の抵抗器の電圧を第2の抵抗器の両端に伝達し、第2の抵抗器を流れる電流を一方の極性の第5及び第6のトランジスタで構成するカレントミラー回路並びに他方の極性の第7及び第8のトランジスタで構成するカレントミラー回路により第1及び第2の出力端子より夫々互いに逆の極性の電流信号を出力するようにしたので、互いに逆の極性の出力電流信号を得ることができると共に、トランジスタのエミッタ・ベース間電圧V BE
の差による利得の誤差を小さくし、良好な出力電流信号を得ることができ、更に、信号入力端子に信号が入力されないときでも第1及び第2の出力端子よりの出力電流を“0”にすることができ、第1及び第2の入力端子の端子処理を不用としてIC化するのに最適な回路とすることができる利益がある。
【図1】本発明電流増幅回路の一実施例を示す回路図である。
【図2】従来の電流増幅回路の例を示す回路図である。
【図3】カレントミラー回路の電流ゲインの誤差の説明に供する回路図である。
31、32、33、34、35、36、37、38、3
9 トランジスタ 40、41、42、43、44 定電流回路 45 電源端子 46 入力端子 47、48 出力端子 R 10 、R 20 、R 30 、R 40抵抗器
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