Gate array circuit

阅读:222发布:2023-06-16

专利汇可以提供Gate array circuit专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To obtain one chip gate array circuit, which is provided with memories having higher general-purpose properties and gate arrays, and a field programmable gate array circuit by a method wherein the gate arrays for processing data, which is supplied from the memories, are respectively provided on the plane regions, which are different from one another, of one integrated circuit. CONSTITUTION:A memory part 11, which consists of a plurality of pieces of small-scale memories, an input/output control circuit 12, which is one for controlling the input/ output (a pair of the number of input/output bits X the number of storage words) of this memory part 11 and is constituted of a transistor, a buried wiring and the like, and a gate array master 13, which is formed on the whole region excepting the memory part 11 and the circuit 12 within a circuit chip 10, are respectively arranged on the plane regions, which are different from one another, of one integrated circuit. In such a gate array circuit, the number of the bits of the plurality of the memories and the number of the words are subjected to variable input/output control by the input/output control circuit arranged serarately from the gate arrays. Accordingly, the number of the bits of the plurality of the memories and the number of the words can be adjusted by the input/output circuit.,下面是Gate array circuit专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 複数のメモリと、 前記複数のメモリに接続され、前記複数のメモリのビット数とワード数を可変入出力制御する入出力制御回路と、 前記入出力制御回路を介して前記複数のメモリに接続され、規則的に配置された複数のゲートが相互接続されて構成され、前記メモリから供給されたデータを処理するゲートアレイ、 を1つの集積回路の異なる平面領域上に配置したことを特徴とするゲートアレイ回路。
  • 【請求項2】複数のメモリと、複数のゲートが規則的に配置されて構成されるゲートアレイと、前記複数のメモリのビット数とワード数を可変入出力制御する入出力制御回路、を備えるマスタウエハを形成する半導体製造工程と、 要求仕様に応じて、前記ゲートを相互接続し、さらに、
    前記複数のメモリのビット数とワード数が要求仕様に合致するように、前記入出力制御回路を介して前記複数のメモリと前記ゲートアレイ間の接続を完成させる配線を施す配線工程、を備えることを特徴とするゲートアレイ回路の製造方法。
  • 【請求項3】 複数のメモリと、ゲートアレイと、前記複数のメモリの出力を選択するためのマルチプレクサを半導体基体の異なる平面領域に形成する工程と、 要求仕様に応じて、前記ゲートアレイを構成するゲートを相互接続する配線と前記複数のメモリと前記マルチプレクサと前記ゲートアレイの接続を完成する配線を形成する配線工程、を備えることを特徴とするゲートアレイ回路の製造方法。
  • 【請求項4】 複数のメモリと、 外部端子を介して供給されるアドレス信号に応答して前記複数のメモリのビット数とワード数を可変入出力制御する入出力制御回路と、 前記入出力制御回路を介してメモリに接続され、前記複数のメモリの出力データを処理するゲートアレイ、 を1つの集積回路上に混載したことを特徴とするゲートアレイ回路。
  • 【請求項5】複数のメモリと、外部端子を介して供給されるアドレス信号に応答して前記メモリのビット数とワード数を可変入出力制御する入出力制御回路と、前記入出力制御回路を介して前記複数のメモリに接続され、前記複数のメモリの出力データを処理するゲートアレイ、
    を備える半導体装置を製造する工程と、 要求仕様に応じて、前記アドレス信号を設定し、前記メモリのビット数とワード数を設定する工程を備えることを特徴とする方法。
  • 【請求項6】 複数のメモリと、外部端子を介して供給されるアドレス信号に応答して前記複数のメモリの出力を選択するためのマルチプレクサと、前記マルチプレクサと前記複数のメモリに接続されたフィールドプログラマブルゲートアレイと、を半導体基体の異なる平面領域に形成する工程と、 要求仕様に応じてフィールドプログラマブルゲートアレイをプログラムすると共に前記アドレス信号を設定して前記メモリのビット数とワード数を設定することを特徴とする方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、メモリとゲートアレイマスタが1チップ内に組み込まれたゲートアレイ回路及びフィールドプログラマブルゲートアレイ回路に関する。

    【0002】

    【従来の技術】半導体製造メーカが予め半導体晶基板に基本セル(ゲート)を規則的(アレイ状)に並べたマスターウェーハを予め用意し、ユーザの要望する回路を基本セルを接続する配線の変更で形成するASIC技術が知られている。 このASIC技術によれば、ユーザーの要望が確定したあと、配線の設計とウェーハプロセスの最終工程である配線工程を行うだけでユザーの要望する回路を構成することができる。 このため、このASIC
    技術によれば、スタンダードセル技術やフルカスタム技術等のASIC技術と比較して、小規模で製造時間が短く、生産量の少ないASICを効率的製造することに適している。

    【0003】また、ユーザーがゲートアレーの配線構造をアドレス信号を用いてプログラムすることのできるフィールドプログラマブルゲートアレー(Field Programa
    bleGate Array, FPGA)が知られている。 FPGA
    では、FPGAを構成する回路を細かいブロックに分割することにより、回路の設計性能を向上できる。 また、
    必要に応じて、何時でも回路構成を変更できるという利点がある。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のASI
    C技術では、ゲートアレイとメモリを1チップ上に混載することが難しいという欠点を有している。 即ち、ゲートアレイではゲートを構成するトランジスタを一定の規則に従って配列しているため、その上にメモリを作成した場合には面積の点で非常に効率が悪く、実用的ではない。 また、ある規模のメモリを予め回路チップの一部に搭載し、残る部分をゲートアレイとしてマスタウエハを作成することも考えられる。 しかし、この手法では、ユーザーが要求するアプリケーション毎にメモリの規模、
    すなわちメモリのビット数×ワード数が変化するため、
    半導体製造メーカが予め膨大な種類のマスタウエハを用意しなければならない。

    【0005】FPGAも同様の欠点を有し、メモリのビット数とワード数の組み合わせの種類に応じて、半導体製造メーカが予め膨大な種類のマスタウエハを用意しなければならない。

    【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、この発明の目的は、より汎用性の高いメモリとゲートアレイを備えた1チップゲートアレイ回路及びFPG
    Aを提供することにある。

    【0007】この発明の他の目的は、複数種類のビット数とワード数の組み合わせに対応することのできるマスタウエハを用いたゲートアレイ回路及びFPGAを提供することにある。

    【0008】本発明のさらに他の目的は、ビット数とワード数の構成を可変としたメモリとゲートアレイマスタとを同一平面上に混載して1チップ化したゲートアレイ回路及びFPGAを提供することにある。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、この発明の第1の観点にかかるゲートアレー回路は、

    【0010】複数のメモリと、前記複数のメモリに接続され、前記複数のメモリのビット数とワード数を可変入出制御する入出力制御回路と、前記入出力制御回路を介して前記複数のメモリに接続され、規則的に配置された複数のゲートが相互接続されて構成され、前記メモリから供給されたデータを処理するゲートアレイ、を1つの集積回路の異なる平面領域上に配置したことを特徴とする。

    【0011】また、この発明の第2の観点にかかるゲートアレー回路は、複数のメモリと、外部端子を介して供給されるアドレス信号に応答して前記複数のメモリのビット数とワード数を可変入出力制御する入出力制御回路と、前記入出力制御回路を介してメモリに接続され、前記複数のメモリの出力データを処理するゲートアレイ、
    を1つの集積回路上に混載したことを特徴とする。

    【0012】

    【作用】この発明の第1の観点にかかるゲートアレイ回路によれば、ゲートアレイとは別個に配置された入出力制御回路により、複数のメモリのビット数とワード数が可変入出力制御される。 したがって、入出力制御回路により複数のメモリのビット数とワード数を調整できる。

    【0013】また、この発明の第2の観点にかかるゲートアレイ回路によれば、アドレス信号に応答して入出力制御回路が複数のメモリのビット数とワード数が可変入出力制御する。 したがって、ユーザー自身がメモリのビット数とワード数を調整できる。

    【0014】

    【実施例】(第1実施例)以下図面を参照して本発明の第1実施例を説明する。

    【0015】図1は配線を施す前の状態での回路チップ、即ち、マスタウエハの構成概念を示す。 図1において、10が回路チップ、11が複数個の小規模なメモリからなるメモリ部、12がこのメモリ部11の入出力(正確には入出力ビット数×記憶ワード数の対)を制御するためのトランジスタ、埋設配線(半導体基板に不純物を拡散、
    インプラすることにより形成された配線)などで構成される入出力制御回路、13は回路チップ10内の上記メモリ部11及び入出力制御回路12を除く全領域に形成されたゲートアレイマスタである。 次に、図1に示されるマスタウエハの具体例を図2を参照して説明する。

    【0016】メモリ部11は、半導体プロセス技術を用いて作成したフルカスタムパターンの2個のROM21,
    22から構成される。 ROM21,22個々は、ビット数4×
    ワード数16のリードオンリーメモリである。 ROM21
    はアドレス信号A00〜A03に応答してデータ信号D
    00〜D03を出力し、ROM22はアドレス信号A10
    〜A13に応答してデータ信号D10〜D13を出力する。 ROM21, 22のアドレス信号入力端子はアドレスパッド(或いはコンタクト、丸印で示す)に接続されている。 アドレスパッドには、後述する配線工程で、ユーザーの要求仕様に応じて設計されたアドレス配線が接続される。

    【0017】入出力制御回路12は、マルチプレクサ23〜
    26とインバータ27、これらを接続する配線(半導体製造プロセスで製造されている)、制御パッドS及びデータ出力パッドから形成される。 ROM21からの出力データ信号D00〜D03はそのままデータ出力パッドに供給される。 マルチプレクサ23〜26には、制御パッドSを介して切り替え制御信号が供給される。 マルチプレクサ23
    は、この切り替え制御信号に応答して、ROM21,22の出力データ信号D00とD10の一方を選択して入出力パッドに供給する。 同様に、マルチプレクサ24はD01
    とD11の一方を、マルチプレクサ25はD02とD12
    の一方を,マルチプレクサ26はD03とD13の一方をそれぞれ選択して入出力パッドに供給する。 ゲートアレイマスタ11は従来一般のゲートアレイマスタと同様であり、トランジスタからなるゲートをアレイ状に配列して形成されるものである。

    【0018】上記構成のマスタウエハの形成後、ユーザーの要求する仕様に合わせて、ROM21, 22のアドレス配線、ゲートアレーマスタ11内のゲートを相互接続する配線、及び、ゲートアレイマスタ11と入出力制御回路12
    を接続する配線を設計・製造して、所期の機能を有するゲートアレーチップを完成する。

    【0019】例えば、ユーザの要求使用が、ROM21,
    22をビット数4×ワード数16の2つの独立したROM
    として使用する仕様の場合、例えば、図3に示すように、配線を形成する。 図3において、ROM21と22のアドレス配線は別個に形成され、制御パッドSはマルチプレクサ23〜26がROM22からのデータD10〜D13を選択するように、プルダウンされる。 そして、データ出力パッドはゲートアレー11に接続される。 このように配線を設計すれば、ROM21, 22を2つの独立したメモリとして使用できる。

    【0020】また、例えば、ユーザの要求仕様が、RO
    M21,22をビット数8×ワード数16の1つのROMとして使用する仕様の場合、例えば、図4に示すように、
    ROM21と22のアドレス配線を共通にし、制御パッドS
    はマルチプレクサ23〜26がROM22からのデータD10〜
    D13を選択するように、プルダウンし、データ出力パッドはゲートアレイマスタ11に接続される。 このように配線を設計すれば、ROM21, 22をビット数8×ワード数16の1つのROMとして使用できる。

    【0021】次に、ユーザの要求使用が、ROM21,22
    をビット数4×ワード数32の1つのROMとして使用する仕様の場合、例えば、図5に示すように、ROM21
    と22のアドレス配線を共通にしてアドレスA0〜A3を供給し、制御パッドSにアドレスA04を供給し、マルチプセクサ23〜26に接続されたデータ出力パッドのみがゲートアレイマスタ11に接続される。 このように配線を設計すれば、マルチプレクサ23〜26がアドレス信号A0
    4に応じて、ROM21又は22の出力データの一方を選択して出力するので、ROM21, 22をビット数4×ワード数32の1つのROMとして使用できる。

    【0022】上記実施例によれば、配線工程で配置する配線の設計を変更することにより、メモリ部11のROM
    21,22を用いて3通りのメモリ仕様を満足することが可能となる。 換言すれば、1つのマスタウエハを用いて、
    ユーザーの3種類の要求を満たすことができる。 従って、上記実施例によれば、用意しなければならないマスタウエハの数を従来より大幅に少なくすることができる。 (第2実施例)次に、図2に示す回路と類似の構成の第2実施例を図6に示す。 なお、図6において、図2と同一部分には同一符号を付し説明を省略する。

    【0023】まず、ROM21,22をビット数4×ワード数16の2つのROMとして使用する場合、ROM21にはアドレス信号A00〜A03が入力され、データ信号D00〜D03が読出される。 データ信号D00〜D0
    3はそのままデータD4〜D7として出力されると共に1ビット幅のマルチプレクサ23〜26に送出される。 RO
    M22にはアドレス信号A10〜A13が入力され、データ信号D10〜D13が読出される。 データ信号D10
    〜D13はそのままマルチプレクサ23〜26に送出される。

    【0024】マルチプレクサ23〜26は、アドレス信号A
    04とインバータ27によるその反転信号に応じてROM
    21,22からの入力データの一方を選択し、それぞれデータD0あるいはD10、D1あるいはD11、D2あるいはD12、D3あるいはD13として出力する。 マルチプレクサ23〜26及びインバータ27とその周囲の配線は図1の入出力制御回路12を構成するものである。

    【0025】上記構成にあって、マルチプレクサ23〜26
    の選択信号となるアドレス信号A04になにも接続せずにハイインピーダンスとした場合、マルチプレクサ23〜
    26はROM22からのD10〜D13を選択してデータD
    0〜D3として出力する。

    【0026】従って、ROM21,22へのアドレス信号A
    00〜A03とA10〜A13を別々に制御すれば、R
    OM21から読出されるデータ信号D00〜D03をそのままデータD4〜D7として出力させると共にROM22
    から読出されるデータ信号D10〜D13をマルチプレクサ23〜26で選択させてデータD0〜D3として出力させることができる。 即ち、ROM21とROM22をビット数4×ワード数16の別個のメモリ(ROM)として動作させることができる。

    【0027】また、ROM21,22へのアドレス信号A0
    0とA10、A01とA11、A02とA12、A03
    とA13にそれぞれ同じアドレスを与えると、ROM22
    から読出されるデータ信号D10〜D13がマルチプレクサ23〜26を介してデータD0〜D3として出力される。 従って、ROM21とROM22をビット数8×ワード数16の1つのメモリ(ROM)として動作させることもできる。

    【0028】また、ROM21,22へのアドレス信号A0
    0〜A03とA13〜A10に同じアドレスを与えると共に、マルチプレクサ23〜26への選択信号としてアドレス信号A04を与え(アドレスのビット数は5となる)、マルチプレクサ23〜26から出力されるデータD0
    〜D3に注目すると、ROM21とROM22とをビット数4×ワード数32の1つのメモリ(ROM)として動作させることもできる。

    【0029】次に、マルチプレクサ23〜26の構成の一例を図8を参照して説明する。 図8において、マルチプレクサ23〜26は、ゲート回路31,32及びインバータ33から構成される。 マルチプレクサ23〜26の一方のデータ入力I1は、そのまま出力されると共に選択信号Sにより開閉制御されるゲート回路31を通過した後でインバータ33
    で反転されてデータ出力O(オー)とされる。 他方のデータ入力I2は、選択信号Sの反転信号S ̄により開閉制御されるゲート回路32を介した後にインバータ33で反転されてデータ出力Oとされる。 ゲート回路31,32及びインバータ33を含む破線Mで示される範囲内の回路が実際にマルチプレクサとして動作する。

    【0030】例えば,図7のマルチプレクサ23においては、データ入力I1がROM22からのデータD10に、
    データ入力I2がROM21からのデータD00に、そのまま出力されるデータI1がデータD10に、反転出力されるデータ出力OがデータD0に、選択信号Sがアドレス信号A04に、反転選択信号S ̄がインバータ27によって反転されたアドレス信号A04にそれぞれ該当する。

    【0031】以上の説明においては、メモリ部11と入出力制御部12を接続する配線をマスタウエハの段階で全て構成する例を示した。 しかし、例えば、ROM21, 22と入出力制御回路12間の配線をマスタウエハ完成後の配線工程で行ってもよい。

    【0032】例えば、図8のようにマスタウエハを構成し、ROM21, 22をビット数4×ワード数16の2つのROMとして動作させる場合或いはビット数8×ワード数16の1つのROMとして動作させる場合には、制御パッドSには何も接続せず、データ入力ラインI1,I
    2とゲート31、32やインバータ33を接続する配線は行わない。 また、ROM21, 22をビット数4×ワード数32の1つのメモリとして動作させる場合には、図7
    に示した通りの配線を行ない、さらに、マルチプレクサ
    23〜26の出力Oを要求仕様に応じてゲートアレイマスタ
    13に接続し、制御パッドSにアドレス信号A04が供給されるように配線を行う。 このような構成とすれば、マルチプレクサ範囲M内の回路はROM21, 22からのデータD00〜D03,データD10〜D13に全く関与しなくなり、ROM21, 22の出力データに余分な負荷をかけることが無くなる。 また、マルチプレクサ範囲内部の各配線も行わなければ、不必要な消費電力を押さえることもできる。 或いは、図9に示されるように、半導体回路のみをマスタウエハに形成し、要求仕様に合わせて配線を設計・形成してもよい。

    【0033】図7の構成を自由度を上げて発展させた構成例を図10に示す。 図10は4個のROM41〜44によりメモリ部11を形成した例を示し、個々の回路は基本的に図7に示した回路と同一である。

    【0034】具体的に説明すると、ROM41は、アドレス信号A00〜A04を入力し、データ信号D00〜D
    07を出力する。 データ信号D00〜D07はそのままデータD008〜D015として出力されると共に1ビット幅のマルチプレクサ(C0〜C7)45〜46それぞれに送出される。 また、ROM42は、アドレス信号A10
    〜A14を入力し、データ信号D10〜D17を出力する。 データ信号D10〜D17はマルチプレクサ45〜46
    それぞれに送出される。

    【0035】マルチプレクサ45〜46は、いずれもアドレス信号A05とインバータ47によるその反転信号に応じてROM41,42からの入力データの一方を選択し、それぞれデータD000あるいはD100、D001あるいはD101、…、D007あるいはD107として出力する。

    【0036】ROM43は、アドレス信号A20〜A24
    を入力し、データ信号D20〜D27を出力する。 データ信号D20〜D27はそのままデータD208〜D2
    15として出力されると共に1ビット幅のマルチプレクサ(C10〜C17)48〜49のそれぞれに送出される。

    【0037】ROM44はアドレス信号A30〜A34を入力し、データ信号D30〜D37を出力する。 データ信号D30〜D37はマルチプレクサ48〜49のそれぞれに送出される。

    【0038】マルチプレクサ48〜49は、いずれもアドレス信号A25とインバータ50によるその反転信号に応じてROM43,44からの入力データの一方を選択し、それぞれデータD200あるいはD300、D201あるいはD301、…、D207あるいはD307として出力する。

    【0039】図10に破線で示す如くマルチプレクサ45
    〜46と同様にアドレス信号A05とインバータ47によるその反転信号を選択信号としてマルチプレクサ48〜49に供給してもよい。

    【0040】マルチプレクサ45〜46,48〜49とインバータ47,50及びその周囲の配線は図1の入出力制御回路12
    を構成する。 入出力制御回路12を構成するマルチプレクサ45〜46,48〜49とインバータ47,50及びその周囲の配線を変えることにより、ROM41〜44のそれぞれで3通り、計81通り(=3 4 )のメモリを構成することができる。 例えば、4つのROM41〜44のうちの1つを独立したものとして、残る3つをビット数4×ワード数48
    のメモリとして使用できる。

    【0041】上記実施例のゲートアレイ回路にあっては、メモリ部11に設けられた複数のメモリの入出力制御を行なう回路として、トランジスタが極めて密に配列された配線の自由度の低いゲートアレイマスタ13ではなく、配線上の自由度の高い入出力制御回路12を用いる。
    このため、ASICの設計者が配線を指定することで、
    1種類のマスタウエハを用いて種々の構成のメモリを混載したゲートアレイ回路を実現できる。

    【0042】なお、上記実施例ではメモリ部11を構成する複数のメモリとしてROMを適用したが、入出力制御回路12及びゲートアレイマスタ13と同じ半導体プロセス技術を作成されるのであれば、RAMであってもよい。
    また、マルチプレクサは双方向(メモリ部11からゲートアレイマスタ13及びゲートアレイマスタ13からメモリ部
    11)にデータを転送することが可能なものでもよい。 (第3実施例)

    【0043】次に、図11及び図12を参照して本願発明をFPGAに適用した第3実施例を説明する。 図11
    は、この実施例にかかる1チップFPGAの平面構成を示す。 メモリ部51とコアセルマトリクスから成るゲートアレイマスタ53がプログラマバブル接続回路52を挟んで配置されている。 また、チップの周辺部には、入出力(I/O)セル54が配置されている。

    【0044】メモリ部51とプログラマバブル接続回路52
    の回路構成例を図12を参照して説明する。 メモリ部51
    にアドレスA0〜A3が供給された2つのメモリME0
    とME1が配置される。 また、プログラマバブル接続回路52には、マルチプレクサX0〜X353が配置される。

    【0045】メモリME0の出力データd0〜d3は、
    コアセルマトリクス53に直接供給されると共にマルチプレクサX0〜X3の一方の入力端に供給される。 メモリME1の出力データD0〜D3はマルチプレクサX0〜
    X3の他方の入力端に供給される。 マルチプレクサX0
    〜X3の出力端はコアセルマトリクス53に接続される。
    コアセルマトリクス53は、メモリME0の出力データd
    0〜d3とマルチプレクサX0〜X3の出力データD´
    0〜D´3からなる8ビットデータを処理する状態と、
    マルチプレクサX0〜X3の出力データD´0〜D´3
    の4ビットデータを処理する状態にプログラム可能に相互接続されている。 換言すれば、コアセルマトリクス53
    は、外部から供給されるプログラミング信号に応答して、メモリME0の出力データd0〜d3とマルチプレクサX0〜X3の出力データD´0〜D´3からなる8
    ビットデータを処理する状態と、マルチプレクサX0〜
    X3の出力データD´0〜D´3の4ビットデータを処理する状態の一方にセットされるように、通常知られた手法で構成されている。

    【0046】マルチプレクサ53はアドレスA4とそのインバータ27による反転信号に応答して、アドレスA4
    がハイレベルの時、メモリME0の出力データを選択して出力し、アドレスA4がローレベルの時、メモリME
    1の出力データを選択して出力する。

    【0047】この構成において、アドレスA0を、例えば、ローレベルに固定してマルチプレクサにメモリM1
    の出力データを常時選択させ、さらに、コアセスマトリクス53をメモリME0から直接供給されるの出力データd0〜d3とマルチプレクサX0〜X3から供給される出力データD´0〜D´3からなる8ビットデータを処理する状態にプログラムすれば、2つのメモリM0,M
    1は8ビット×16ワードの1つのメモリとして働き、
    コアセルマトリクス53はこの8ビットのデータを処理する。

    【0048】一方、アドレスA0をローレベルとハイレベルで切り替えて、マルチプレクサにメモリME0とM
    E1の出力データを切り替えて選択させ、さらに、マルチプレクサX0〜X3から供給される出力データD´0
    〜D´3からなる4ビットデータを処理する状態にプログラムすれば、2つのメモリM0,M1は4ビット×3
    2ワードの1つのメモリとして働き、コアセルマトリクス53はこの4ビットのデータを処理する。

    【0049】従って、メーカーは8ビット×16ワードのメモリを備えたFPGAと4ビット×32ワードのメモリを備えたFPGAを別個に用意する必要はなく、F
    PGAの種類を抑えることができる。

    【0050】図13に、図12に示される構成を、8ビット×16のワードのメモリを2つ使用した場合に拡張した例を示す。 このような構成によれば、ユーザー自身が2つのメモリを、16ビット×16ワードのメモリ、
    或いは、8ビット×32ワードのメモリとして、切り替えて使用できる。

    【0051】また、例えば、図14に示されるように、
    メモリ部51に構成する個々のメモリのビット数を比較的小さくし、複数のメモリの出力をアドレス信号を制御してマルチプレクサで切り替えるようにしてもよい。 このようにすれば、メーカー側はメモリの総容量(ビット数×ワード数)の異なるチップを用意しておき、ユーザーは要求仕様に応じた記憶容量を有するチップを選択し、
    自己の必要に応じてアドレスを切り替えて、メモリ部53
    の入出力ビット数及びワード数を切り替えてチップを使用することができる。 従って、メーカーはFPGAを多種類用意する必要はなく、負担が軽減する。 また、ユーザーとしてもプログラムの自由度が向上する。

    【0052】

    【発明の効果】以上詳記した如く本発明では、複数の小規模なメモリと、これらメモリのビット数とワード数を可変入出力制御する入出力制御回路と、ゲートアレイマスタとを平面状に混載して1チップ化した。 メモリと入出力制御回路とゲートアレイ間の接続をASICの設計者により設計して配線することにより、メモリを所望する構成に組み変えることが可能となり、設計変更が容易となり、開発に要する期間、費用を大幅に減少できる。
    また、入出力制御回路を外部から供給するアドレスで制御するようにすれば、ユーザーが必要に応じてメモリの入出力ビット数を変更できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の第1実施例に係るゲートアレイ回路の平面配置を示す図。

    【図2】図1のメモリ部、入出力制御回路、ゲートアレイマスタの具体例を示すブロック図。

    【図3】図2の構成に配線を施した後の構成の例を示すブロック図。

    【図4】図2の構成に配線を施した後の構成の他の例を示すブロック図。

    【図5】図2の構成に配線を施した後の構成の他の例を示すブロック図。

    【図6】図1のメモリ部及び入出力制御回路の他の具体例を示すブロック図。

    【図7】図6のマルチプレクサの内部構成の例を示すブロック図。

    【図8】図6と図7の構成を用いたマスタウエハの構成の例を示すブロック図。

    【図9】図6と図7の構成を用いたマスタウエハの構成の他の例を示すブロック図。

    【図10】図6の構成の変形例。

    【図11】本発明の実施例に係るフィールドプログラマブルゲートアレイ回路の平面的な配置を示す図。

    【図12】図11のメモリ部、入出力制御回路、コアセルマトリクスの具体例を示すブロック図。

    【図13】図12の構成の変形例を示すブロック図。

    【図14】図12の構成の他の変形例を示すブロック図。

    【符号の説明】 10…回路チップ、11,51…メモリ部、12,52…入出力制御回路、13,53…ゲートアレイマスタ、21,22,41〜44
    …ROM、23〜26,45,46,48,49…マルチプレクサ、
    27,33,47,50…インバータ、31,32…ゲート回路。

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