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Gaseous diffusion electrode

阅读:661发布:2021-10-14

专利汇可以提供Gaseous diffusion electrode专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To provide a gaseous diffusion electrode of high output current density, which can be utilized for a BFE type electrode by devising the shape of a collecting electrode. CONSTITUTION:A collecting substrate 10 for electrode comprises a conductive net-like opening part and a conductive plate part. In a manufacturing method using an SUS as a conductive material, the collector substrate 10 for electrode is manufactured by connecting an SUS net 12 which is a conductive net body, to an SUS plate 11 which is a conductive plate having an opening. An electrode is formed by connecting a catalyst-holding carbon plate, to the collecting substrate 10 for electrode, and a gas diffusion electrode of BFE type, of improved electrode performance is improved by carrying out activation process on the electrode by cyclic voltammetry.,下面是Gaseous diffusion electrode专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ガス拡散層と反応層と集電基板とからなるガス拡散電極において、前記集電基板は、複数個の導電性の網状開口部と導電性の板状部を備え、該板状部が前記開口部周縁を形成するように構成されたことを特徴とするガス拡散電極。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、ガス拡散層及び反応層を有するガス拡散電極に関し、特に、燃料電池用電極、
    二次電池用電極、電気化学的リアクター用電極、各種電解用電極、メッキ用電極等の背面供給排出型電極に用いられる集電基板に関する。

    【0002】

    【従来の技術】燃料電池により発生した電気を集電するのに、電極中に埋め込まれるか又は電極に圧着された状態の網目状の導電性の集電基板により集電する方法がある。 この集電基板の開口率は、通常、80%程度のものが使用されている。 この集電基板を電極に接合する具体例には、PTFE粉末、白金触媒等の電極材料を混ぜて成形した親性の反応層と、カーボン粉末、PTFE粉末等の電極材料を混ぜて成形した疎水性のガス拡散層との接合体からなる電極に、前記の集電基板を金型に配置し、ホットプレスにより焼成して接合される。

    【0003】図1は上記の集電基板を有する電極を配した一般的な燃料電池の模式図を示し、燃料として、例えば、メタノールを採用したメタノール燃料電池の例である。 図1中、1は燃料極、2は酸化剤極、3は電解質、
    7は酸化剤室、8は燃料室である。 図1で示した燃料極1のAの円部分を拡大したものが図2である。 図2に示すように、燃料極1は反応層4とガス拡散層5が接合されて構成されており、ガス拡散層5中には網目状の導電性の集電基板6が埋め込まれている。

    【0004】上記のように燃料電池を構成することにより、燃料質8に供給されたメタノール燃料がガス拡散層5でガス化して反応層4に到り、反応層4部分で水素イオン及び電子を生成し、反応生成物として生ずる炭酸ガスが、多孔質のガス拡散層5を通過し、燃料室8へ到達し、燃料室8から排出される。 この燃料電池において集電基板6が網目状となっている理由は、反応層4にメタノールガス及び水蒸気を供給すること及び反応層4部分に発生する炭酸ガスがガス拡散層5を通過させるためである。 このような電極の背面から燃料を供給し、生成したガス等を電極の背面側から排出する形式の電極は、いわゆるBFE型電極(バックワード・フィード・アンド・イグゾースト型電極)と呼ばれている。 このような従来技術として、例えば、特開昭62−154571号公報に記載されるものがある。 上記公報では、網状集電基板の材質を導電性の高いものとして、集電電流が大きくなるようにしている。

    【0005】なお、このような網目状の集電基板を使用するものには、上記燃料電池以外に、二次電池、電気化学的アリクター、各種電解用電極、メッキ用電極に用いるBFE型電極等がある。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のBFE型電極に使用されている網状集電基板の材質を導電性のよいものに変更することは、結局、材料で集電抵抗が決定してしまう。 そして、従来は、網目の部分を小さくすることは、ガスの供給、排出性を妨げ、出電流密度を小さくするとして、網目構造を変更することは考えられていない。

    【0007】そこで本発明は、集電電極の形状を工夫して出力電流密度が高く、しかもBFE型電極に適用できる電極用集電基板を提供し、その電極用集電基板を用いたガス拡散電極を提供することを目的とする。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】前記した問題点を解決するために、本発明は、ガス拡散層と反応層と集電基板とからなるガス拡散電極において、前記集電基板は、複数個の導電性の網状開口部と導電性の板状部を備え、該板状部が前記開口部周縁を形成するように構成されたことを特徴とするガス拡散電極とするものである。

    【0009】本発明のガス拡散電極は、燃料電池用電極、二次電池用電極、電気化学的リアクター用電極、各種電解用電極、メッキ用電極等の背面供給排出型電極に用いることができる。

    【0010】

    【作用】本発明のガス拡散電極は、複数個の導電性の網状開口部と導電性の板状部を有し、該板状部は開口部の周縁を形成するように構成されているので、開口部は板状部材に区画される形状となっている。 この板状部の面抵抗は網状開口部よりも低くなり、そのために、網目状開口部分が少なくなって、ガスの排出性等が小さくなるにもかかわらず、結果として出力電流が大きくなる。 したがって、このようなガス拡散電極を燃料電池に使用した場合には、出力が大きくなり有利である。

    【0011】

    【実施例1】以下、本発明に係る一実施例を説明する。
    本実施例では燃料電池用ガス拡散電極を製造した。 該ガス拡散電極におけるガス拡散層及び反応層は、公知の従来のものでもよく、その製造方法としては、例えば、特開昭62−29069号公報、特開昭62−16586
    3号公報、特開昭63−245862号公報に開示されている。 これらの公報に開示されているガス拡散電極は、ガス拡散層と、反応層と、集電基板とを有する。

    【0012】この電極用集電基板は開口率が52.5%
    であり、次のように製造した。 全体が網目状の開口率6
    5%で厚さ0.2mmのSUS網〔SUS316(JI
    S規格)〕を用意した。 一方、大きさが80mm×80
    mmで、その厚さ0.2mmのSUS板〔SUS316
    (JIS規格)〕で、正方形の開口を9個有するSUS
    板を用意した。 このSUS板に設けられた隣合う開口の間の線幅は3mmであり、その周囲に線幅10mmの周縁部を有し、このSUS板の開口率は、81%である。
    開口率の計算方法については、その周囲に線幅10mm
    の周縁部を有し、周縁部以外を開口とした1個の開口を有するSUS板の開口率100%とし、これを基準にして計算した。

    【0013】前記SUS板に対し前記SUS網をスポット溶接して電極用集電基板を製造した。 この電極用集電基板の概略図を図3に示す。 図3中、10は電極用集電基板を示し、11は9個の開口を有するSUS板、12
    はSUS網、13は端子部である。 この電極用集電基板10を、白金−ルテニウム触媒を担持したカーボン粒子をポリテトラフルオロエチレンによって結着して成形された電極と接合してメタノール燃料電池用の負極の電極を形成した。

    【0014】この電極に対して定電位法による性能試験を行った。 この定電位法は、メタノールを入れたときのレストポテンシャル(平衡電位、即ち、電位が50〜6
    0mVで安定し、電流は流れない状態)である0.1V
    から0.1V間隔で電位を上げて0.5Vまで上昇させたら逆に電位をレストポテンシャルまで下げることにより、得られた電流値を電極の表面積の36cm 2で割って電流密度を得るものである。 その実験条件は、60
    ℃、4Mメタノール中で、0.4V(rhe基準)の印加電圧で1分間保持した後の電流密度を測定した。 その結果を下記の表1に示す。

    【0015】また、一般に行われている電流遮断法により抵抗を測定した。 その結果を下記の表1に示す。 〔比較例〕開口率65%のSUS網〔厚さ0.2mm,
    SUS316(JIS規格)〕のみを集電基板として用いて、実施例1と同様な方法で電極を作製し、定電位法で性能評価及び抵抗を測定した。 その結果を下記の表1
    に示す。

    【0016】

    【表1】

    【0017】表1によれば、集電基板を導電性の網状開口部と導電性の板状部から構成される実施例1の電極用集電基板のほうが、比較例の従来の導電性の網状体のみからなる集電基板よりも、電流密度が高く、抵抗値が低く、優れた性能であることが分かる。

    【0018】

    【実施例2】前記実施例1と同じ電極用集電基板を用いてメタノール燃料電池の正極の電極を作製した。 前記実施例1の負極の電極とこの正極の電極を用いて、空気の流量を200(ml/分)として、定電位法で性能試験を行った。 また、電流遮断法により抵抗を測定した。 これらの測定結果は、前記実施例1の結果と同じ数値であった。

    【0019】つぎに、前記実施例1で製作した負極の電極及び本実施例2で作製した正極の電極を用いてメタノール燃料電池を構成した。 その燃料電池の動作出力を観察した。 その結果得られた電位−電流密度曲線を図4に示す。 比較のために、前記比較例で示した電極を用いて燃料電池を構成しその動作出力を観察した結果を併せて図4に示す。 図4中、V -は負極電位、V +は正極電位、V cellは電池電圧である。

    【0020】図4によれば、集電基板を電極反応を損なわない形状とし、かつその集電抵抗を下げることにより、正極及び負極の何れもが、本来持っている触媒性能を最大限に引き出せることが可能であれば、抵抗の大きい場合に比べて得られる電流密度が増し、その結果、燃料電池の出力が増加することが分かる。

    【0021】

    【実施例3】開口率のそれぞれ異なる3種類の電極用集電基板を次のように製造した。 全体が網目状の開口率6
    5%で厚さ0.2mm、面積36cm 2のSUS網〔S
    US316(JIS規格)〕を3枚用意した。 開口率55%の電極用集電基板の製造 大きさが80mm×80mmで、その厚さ0.2mmのSUS板〔SUS316(JIS規格)〕であって、正方形の開口を4個有し、互いの開口を隔てる格子部分の線幅が5mmで、開口率が84%であるSUS板を用意し、このSUS板に前記開口率65%のSUS網をスポット溶接して、開口率55%の電極用集電基板を作製した。

    【0022】開口率45%の電極用集電基板の製造 大きさが80mm×80mmで、その厚さ0.2mmのSUS板〔SUS316(JIS規格)〕であって、正方形の開口を9個有し、互いの開口を隔てる格子部分の線幅が5mmで、開口率が70%であるSUS板を用意し、このSUS板に前記開口率65%のSUS網をスポット溶接して、開口率45%の電極用集電基板を作製した。

    【0023】開口率52.7%の電極用集電基板の製造 大きさが80mm×80mmで、その厚さ0.2mmのSUS板〔SUS316(JIS規格)〕であって、正方形の開口を9個有し、互いの開口を隔てる格子部分の線幅が上記のSUS板とは異なる3mmとし、開口率が81%であるSUS板を用意し、このSUS板に前記開口率65%のSUS網をスポット溶接して、開口率5
    2.7%の電極用集電基板を作製した。

    【0024】前記、及びの3種類の電極用集電基板を、白金−ルテニウム触媒を担持したカーボン粒子をポリテトラフルオロエチレンによって結着して成形された電極と接合した電極を陰極に用いた。 このようにして得られた電極の性能試験を行った。 この性能試験は前記定電位法によって行い、60℃、4Mメタノール中で、
    0.4Vの印加電圧で1分間保持した後の電流密度を得、また、電流遮断法により抵抗値を得た。

    【0025】次に、この電極をサイクリックボルタンメトリーによる活性化処理を以下に述べる通りに行った。
    即ち、前記、及びに記載の3種類の電極を電位の幅を50〜1500mV(2,000mV)で一定速度(50mV/秒又は17mV/秒)で変化させる。 この処理により、電極内の触媒表面の不純物の除去及び清浄化が行われ、電極表面(カーボン)の親水性が向上し、
    触媒表面積が増加(細孔構造の変化により)し、さらに、ルテニウムRuが0.8V以上の電位で脱離することにより、Pt/Ru比が触媒性能の発揮できる理想的な原子比及び原子配列に変化する。 この処理は、電極を電気化学的に酸化すればよく、この方式に限定するものではない。 以下、この処理を活性化処理と呼ぶこととする。 この活性化処理を行った電極を上記の定電位法により電流密度と抵抗値を得た。

    【0026】この活性化処理をした電極と上記未処理の電極の性能試験の結果を次の表2に示す。

    【0027】

    【表2】

    【0028】表2によれば、電極をサイクリックボルタンメトリーによる活性化処理を行うことにより、電流密度が大幅に増加することがわかる。 また、上記の電極、即ち、SUS板の線幅が3mmのものが、優れた電流密度及び抵抗を有することが分かる。

    【0029】

    【発明の効果】以上のように本発明に係るガス拡散電極の電極用集電基板によれば、集電抵抗が低く、機械的強度が高く、しかも燃料等の供給性および生成ガスの排出性が確保されたBFE型電極とすることができる。 本発明のガス拡散電極を燃料電池に用いると、従来のガス拡散電極を用いた燃料電池に比べて、電流密度が増し、燃料電池の出力が増加する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】集電基板を持つ電極を配した一般的な燃料電池の模式図を示す。

    【図2】図1で示した燃料極のAの円部分の拡大図を示す。

    【図3】実施例1の電極用集電基板の概略図を示す。

    【図4】実施例2及び比較例の燃料電池の電位−電流密度曲線を示す。

    【符号の説明】

    10 電極用集電基板 11 SUS板 12 SUS網 13 端子部

    フロントページの続き (72)発明者 谷崎 勝二 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株 式会社エクォス・リサーチ内 (72)発明者 中村 正志 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株 式会社エクォス・リサーチ内

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