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Recording device, recording method and recording program

阅读:771发布:2024-02-27

专利汇可以提供Recording device, recording method and recording program专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To efficiently achieve power saving in a recording device capable of simultaneously recording a plurality of channels.SOLUTION: A recording device includes: a channel selection part for selecting a channel whose recording operation should be performed in a specific time zone on the basis of information preliminarily set by a user; an assignment determination part for determining the assignment of the channel selected by the channel selection part and a tuner before the specific time zone comes; a recording operation instruction part for, when the specific time zone comes, assigning the channel whose recording operation should be performed to the tuner on the basis of the assignment determined by the assignment determination part, and for allowing the tuner to which the channel has been assigned to perform the recording operation; and a power supply control part for supplying a power to the tuner to which the channel has been assigned by the assignment determination part, and for stopping power supply to the tuner to which the channel has not been assigned by the assignment determination part.,下面是Recording device, recording method and recording program专利的具体信息内容。

  • 複数のチャンネルが受信可能な受信部と制御部とを備える録画装置において、
    前記受信部は受信可能な前記チャンネル数と等しいかこれより少ない数のチューナを備え、
    前記制御部は、
    ユーザが事前に設定した情報に基づいて、特定の時間帯において録画動作を行うべきチャンネルを選定するチャンネル選定部と、
    前記特定の時間帯が到来するより前に、前記チャンネル選定部により選定されたチャンネルと前記チューナとの割り当てを決定する割り当て決定部と、
    前記特定の時間帯が到来したら、前記割り当て決定部により決定された割り当てに基づいて録画動作を行うべきチャンネルを前記チューナに割り当て、割り当てた前記チューナにより録画動作を行う録画動作指示部と、
    前記割り当て決定部によりチャンネルが割り当てられた前記チューナに電源供給し、前記割り当て決定部によりチャンネルが割り当てられなかった前記チューナに対して電源供給を停止する電源供給制御部とを備えることを特徴とする録画装置。
  • 前記受信部は前記チューナと少なくとも同数のトランスコーダを備え、
    前記電源供給制御部は、前記割り当て決定部によりチャンネルが割り当てられたチューナに対応するトランスコーダに対して電源供給し、前記割り当て決定部によりチャンネルが割り当てられなかったチューナに対応するトランスコーダに対して電源供給を停止することを特徴とする請求項1記載の録画装置。
  • 前記チャンネル選定部により選定された前記チャンネルを前記特定の時間帯と関連づけて表示するための選択画面を表示するためのデータを生成して出力する選択画面表示制御部と、
    前記選択画面表示制御部により出力された前記選択画面における前記チャンネル選定の修正入力を受け入れる選択画面入力部とを備え、
    前記割り当て決定部は、前記選択画面入力部により受け入れられた前記チャンネル選定の修正入力に基づいて、前記チャンネル選定部により選定されたチャンネルと前記チューナとの割り当てを修正することを特徴とする請求項1または2記載の録画装置。
  • 前記割り当て決定部は、時間帯単位で、前記チャンネルと前記チューナの割り当てを行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の録画装置。
  • 複数のチャンネルが受信可能で、受信可能な前記チャンネル数と等しいかこれより少ない数のチューナを備える録画装置における録画方法であって、
    ユーザが事前に設定した情報に基づいて、特定の時間帯において録画動作を行うべきチャンネルを選定するステップと、
    前記特定の時間帯が到来するより前に、選定されたチャンネルと前記チューナとの割り当てを決定するステップと、
    前記特定の時間帯が到来したら、決定された割り当てに基づいて録画動作を行うべきチャンネルを前記チューナに割り当て、割り当てた前記チューナにより録画動作を行うステップと、
    チャンネルが割り当てられた前記チューナに電源供給し、チャンネルが割り当てられなかった前記チューナに対して電源供給を停止するステップとを備えることを特徴とする録画方法。
  • 複数のチャンネルが受信可能で、受信可能な前記チャンネル数と等しいかこれより少ない数のチューナを備えるコンピュータに適用される録画プログラムであって、
    この録画プログラムは、前記コンピュータにより実行されると、
    ユーザが事前に設定した情報に基づいて、特定の時間帯において録画動作を行うべきチャンネルを選定するステップと、
    前記特定の時間帯が到来するより前に、選定されたチャンネルと前記チューナとの割り当てを決定するステップと、
    前記特定の時間帯が到来したら、決定された割り当てに基づいて録画動作を行うべきチャンネルを前記チューナに割り当て、割り当てた前記チューナにより録画動作を行うステップと、
    チャンネルが割り当てられた前記チューナに電源供給し、チャンネルが割り当てられなかった前記チューナに対して電源供給を停止するステップとを実行することを特徴とする録画プログラム。
  • 说明书全文

    本発明は、例えば地上デジタルテレビ放送波を受信して番組コンテンツ等を録画することが可能な録画装置、録画方法及び録画プログラムに関する。

    近年、地上デジタルテレビ放送波を複数のチューナで受信して同時に複数のチャンネルを録画することの可能な録画装置が実現されている。 さらに、録画装置が設置された地域において受信可能な地上デジタルテレビ放送波等のチャンネル総数に近い数のチューナを装備し、受信可能なチャンネルの大半をこのチューナにより自動的に録画する録画装置も実現されている(非特許文献1参照)。 通常、1つのチューナは1つのチャンネルのみを選択して受信可能であり、以下、特段の注記を行わない限り、1つのチューナは1つのチャンネルのみを選択して受信できるものとする。

    このような、複数のチューナを備える録画装置において、ユーザの設定により録画すべき番組を予約録画し、あるいは、放送と同時に録画する場合、時間帯によっては録画装置が備える全てのチューナを用いて地上デジタルテレビ放送波等のチャンネルを受信するとは限らない。 この場合、録画装置内に特定のチャンネルを受信していないチューナが存在することがある。 しかし、特定のチャンネルを受信していない状態でも、そのチューナには電源が供給されているので、省電の観点から何かしらの対策を施すことが好ましい。 特に、近年の傾向として、1つの録画装置に装備されるチューナの数は増加傾向にあるので、録画装置内に特定のチャンネルを受信していないチューナが存在する確率が高まると考えられる。 従って、録画装置に上述の対策を施すメリットが高まっている。

    かかる観点から、地上デジタルテレビ放送波を受信する際に、受信するチャンネルの切替動作の迅速性を高めるために複数のチューナを設けた録画装置において、視聴に用いられていないチューナの電源供給を停止する技術が提案されている(特許文献1参照)。

    特開2008−219121号公報

    「ゼン録 8チャンネルまるっと全録機能搭載 地デジ対応 HDDレコーダー:DVR-Z8|BUFFALO バッファロー」[平成24年11月5日検索]、インターネット<URL:http://buffalo.jp/product/multimedia/chideji/tv-recorder/dvr-z8/>

    しかしながら、上述した従来の技術において、複数のチューナは複数のチャンネルを同時録画するために設けられたものではなく、従って、上述した従来技術においては、複数のチューナが同時に動作して異なるチャンネルを受信して録画することは念頭に置かれていない。 従って、依然として、複数のチャンネルを同時録画するために複数のチューナを装備した録画装置における省電力対策という課題は残されたままであった。

    本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、複数のチャンネルが同時録画可能な録画装置において、効率的に省電力を図ることの可能な録画装置、録画方法及び録画プログラムを提供することを目的の一つとしている。

    本発明は、複数のチャンネルが受信可能な受信部と制御部とを備える録画装置に適用される。 そして、受信部に、受信可能なチャンネル数と等しいかこれより少ない数のチューナを設け、制御部に、ユーザが事前に設定した情報に基づいて、特定の時間帯において録画動作を行うべきチャンネルを選定するチャンネル選定部と、特定の時間帯が到来するより前に、チャンネル選定部により選定されたチャンネルとチューナとの割り当てを決定する割り当て決定部と、特定の時間帯が到来したら、割り当て決定部により決定された割り当てに基づいて録画動作を行うべきチャンネルをチューナに割り当て、割り当てたチューナにより録画動作を行う録画動作指示部と、割り当て決定部によりチャンネルが割り当てられたチューナに電源供給し、割り当て決定部によりチャンネルが割り当てられなかったチューナに対して電源供給を停止する電源供給制御部とを設けることにより、上述した課題の少なくとも一つを解決している。

    電源供給制御部は、割り当て決定部によりチャンネルが割り当てられたチューナに電源供給し、割り当て決定部によりチャンネルが割り当てられなかったチューナに対して電源供給を停止している。 これにより、チャンネルが割り当てられなかった、すなわち、録画動作を行う必要のないチューナに対して電源供給を停止することができる。

    ここで、受信部がチューナと少なくとも同数のトランスコーダを備えている場合、電源供給制御部が、割り当て決定部によりチャンネルが割り当てられたチューナに対応するトランスコーダに対して電源供給し、割り当て決定部によりチャンネルが割り当てられなかったチューナに対応するトランスコーダに対して電源供給を停止することが好ましい。

    また、録画装置に、チャンネル選定部により選定されたチャンネルを特定の時間帯と関連づけて表示するための選択画面を表示するためのデータを生成して出力する選択画面表示制御部と、選択画面表示制御部により出力された選択画面におけるチャンネル選定の修正入力を受け入れる選択画面入力部とを設け、割り当て決定部は、選択画面入力部により受け入れられたチャンネル選定の修正入力に基づいて、チャンネル選定部により選定されたチャンネルとチューナとの割り当てを修正することが好ましい。

    さらに、割り当て決定部は、時間帯単位で、チャンネルとチューナの割り当てを行うことが好ましい。

    また、本発明は、複数のチャンネルが受信可能で、受信可能なチャンネル数と等しいかこれより少ない数のチューナを備える録画装置における録画方法に適用される。 そして、ユーザが事前に設定した情報に基づいて、特定の時間帯において録画動作を行うべきチャンネルを選定するステップと、特定の時間帯が到来するより前に、選定されたチャンネルとチューナとの割り当てを決定するステップと、特定の時間帯が到来したら、決定された割り当てに基づいて録画動作を行うべきチャンネルをチューナに割り当て、割り当てたチューナにより録画動作を行うステップと、チャンネルが割り当てられたチューナに電源供給し、チャンネルが割り当てられなかったチューナに対して電源供給を停止するステップとを設けることにより、上述した課題の少なくとも一つを解決している。

    さらに、本発明は、複数のチャンネルが受信可能で、受信可能なチャンネル数と等しいかこれより少ない数のチューナを備えるコンピュータに適用される録画プログラムに適用される。 そして、この録画プログラムが、コンピュータにより実行されると、ユーザが事前に設定した情報に基づいて、特定の時間帯において録画動作を行うべきチャンネルを選定するステップと、特定の時間帯が到来するより前に、選定されたチャンネルとチューナとの割り当てを決定するステップと、特定の時間帯が到来したら、決定された割り当てに基づいて録画動作を行うべきチャンネルをチューナに割り当て、割り当てたチューナにより録画動作を行うステップと、チャンネルが割り当てられたチューナに電源供給し、チャンネルが割り当てられなかったチューナに対して電源供給を停止するステップとを実行することにより、上述した課題の少なくとも一つを解決している。

    本発明によれば、割り当て決定部によりチャンネルが割り当てられたチューナに電源供給し、割り当て決定部によりチャンネルが割り当てられなかったチューナに対して電源供給を停止する電源供給制御部を設けたので、チャンネルが割り当てられなかった、すなわち、録画動作を行う必要のないチューナに対して電源供給を停止することができる。 これにより、複数のチャンネルが同時録画可能な録画装置において、効率的に省電力を図ることが可能になる。

    本発明の一実施形態である録画装置の概略構成を示すブロック図である。

    一実施形態の録画装置の機能構成を示す機能ブロック図である。

    一実施形態の録画装置におけるチャンネル選定手法の一例を示す図である。

    一実施形態の録画装置によるチャンネルとチューナとの割り当て関係の一例を示す図である。

    一実施形態の録画装置から出力される選択画面の一例を示す図である。

    一実施形態の録画装置における録画予約テーブルの一例を示す図である。

    一実施形態の録画装置における割り当てテーブルの一例を示す図である。

    一実施形態の録画装置の動作の一例を説明するためのフローチャートである。

    一実施形態の録画装置の動作の他の例を説明するためのフローチャートである。

    (一実施形態)
    以下、図面を参照して、本発明の録画装置の実施形態について説明する。 図1は、本発明の一実施形態である録画装置の概略構成を示すブロック図である。

    図1において、本実施形態の録画装置Rは、アンテナ1と、チューナ2と、TS(Transport Stream)処理部3と、信号処理部4と、デコード処理部5と、出力処理部6と、トランスコーダ7と、HDD(Hard Disk Drive)8と、制御部10と、電源回路15と、操作部16と、カードI/F(インタフェース:Interface)17と、カードホルダ18と、受光部19と、通信I/F20と、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)I/F21とを備える。 制御部10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、不揮発性メモリ14とを備えている。

    アンテナ1は、放送形式として地上デジタルテレビ放送波、BSデジタルテレビ放送波及びCSデジタルテレビ放送波等の少なくとも一形式の放送波が受信可能に構成されている。 チューナ2は、制御部10からの制御信号により所定のチャンネルの放送信号を地上波デジタル放送、BSデジタル放送及びCSデジタル放送の3種類の中から選局し、この選局された放送信号を復調(地上デジタルテレビ放送波の場合にはOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調、BSデジタルテレビ放送波またはCSデジタルテレビ放送波の場合にはPSK(Phase Shift Keying)復調し、所定のチャンネルの受信信号を含んだTS(Transport Stream)を生成してTS処理部3に出力する。本実施形態の録画装置Rには、この録画装置Rが設置された地域において受信可能な地上デジタルテレビ放送波等のチャンネル総数に近い数であるn個のチューナ1 2a、チューナ2 2b、…チューナn 2n(ここにnは自然数)が設けられている。以下の説明において、個々のチューナを区別しない場合は総称でチューナ2として表示する。

    TS処理部3は、チューナ2から出力されるTSをデジタルの映像信号、音声信号、データ信号に復号化し、信号処理部4に出力する。 信号処理部4は、TS処理部3から出力されたデジタルの映像信号、音声信号、データ信号に対して、所定のデジタル信号処理を施す。 デジタル信号処理が施された映像信号及び音声信号は、データ信号、映像信号及び音声信号に分離される。 この分離された映像信号及び音声信号はデコード処理部5に、データ信号は制御部10に、それぞれ出力される。 また、TS処理部4から出力されたデジタルの映像信号、音声信号、データ信号は、録画用の信号として制御部10を介してHDD8に出力される。

    デコード処理部5は、信号処理部4から出力されるデジタルの映像信号及び音声信号のデコード処理を行う。 また、デコード処理部5は、制御部10を介してHDD8から出力された録画済の映像信号及び音声信号のデコード処理も行う。 デコードされた映像信号は出力処理部6に出力される。 出力処理部6は、デコード処理部5から出力された信号を、映像出力部101及び音声出力部102で表示・再生可能なフォーマットの映像信号及び音声信号に変換する。 映像出力部101は、例えばテレビジョン等のディスプレイである。 また、音声出力部102は、例えばスピーカ等である。

    TS処理部3から制御部10を介して供給された録画用のデジタルの映像信号、音声信号、データ信号は、制御部10の指示により、HDD8の前段に設けられたトランスコーダ7を経由して、あるいは直接HDD8に供給される。 トランスコーダ7は、デジタルの映像信号、音声信号についてビットレート変換動作を中心としたエンコード動作を行う。 本実施形態の録画装置Rには、チューナ2と同数のトランスコーダ1 7a、トランスコーダ2 7b、…トランスコーダn 7n(ここにnは自然数)が設けられている。 以下の説明において、個々のトランスコーダを区別しない場合は総称でトランスコーダ7として表示する。 なお、録画動作を行うためには、動作しているチューナ2a、2b、…2nから出力される、所定のチャンネルの受信信号を含んだTSのトランスコード処理が必要であるので、動作しているチューナ2a、2b、…2nと同数のトランスコーダ7a、7b、…7nがトランスコード処理を行う必要がある。

    HDD8は、制御部10による制御に基づいて、エンコードされたデジタルの映像信号、音声信号及びデータ信号を、例えば番組単位で格納する。 また、HDD8は、制御部10による制御に基づいて、格納されたデジタルの映像信号、音声信号、データ信号を、例えば番組単位で読み出して、制御部10に出力する。

    制御部10は本発明の録画装置Rの全体制御を行う。 具体的には、制御部10は、ROM12に予め記録されたシステム制御プログラム及び各種処理プログラムをCPU11内で実行し、これらプログラムに従って録画装置R内の各部の動作を制御する。 制御部10による録画装置Rの制御の詳細については、図2等を参照して後述する。

    ROM12には、CPU11により実行されるシステム制御プログラム及び各種処理プログラムが格納されている。 これらシステム制御プログラム及び各種処理プログラムは、録画装置Rの起動時等の定められたタイミングにおいてRAM13に展開されて、CPU11で実行される。 また、RAM13は、録画装置Rの動作中における各種データを一時的に保管するワーキングメモリとしても用いられる。 不揮発性メモリ14には、各部の動作制御に必要な各種の設定情報及び制御情報等が格納される。

    電源回路15は外部の商用電源103に接続され、この商用電源103から供給された電源電力を録画装置R内の各部に供給する。 操作部16は、例えばユーザが操作可能な位置である録画装置Rの筐体表面部に設けられたスイッチ等からなり、ユーザによる操作に応じた操作信号を制御部10に出力する。

    カードホルダ18は、カードI/F17を介して制御部10に接続されている。 放送受信契約の契約情報等を記録する記録媒体であるCASカード105は、このカードホルダ18に装着されている。 カードホルダ18に装着されたCASカード105と制御部10は、カードI/F17を介して情報の伝達を行うことができる。 CASカード105は通常複数のチャンネルに対応する契約情報が記録されているので、本実施形態の録画装置Rでは、チューナ2の総数を同時に受信可能な数のCASカード1 105a、CASカード2 105b、…CASカードm 105m(ここにmは自然数、m<n)が設けられている。 以下の説明において、個々のCASカードを区別しない場合は総称でCASカード105として表示する。

    受光部19は、例えば赤外線を受信することが可能であり、ユーザによる操作に応じてリモートコントローラ104が出力する赤外線制御信号を受信し、この制御信号に応じた操作信号を制御部10に入力する。 通信I/F20は、図略のLAN端子を介してホームネットワークや外部ネットワークに接続され、この通信I/F20を介して制御部10とホームネットワーク、外部ネットワークとの間での通信が可能になっている。 HDMI I/F21は図略のHDMI端子を介して外部のHDMI機器が接続され、このHDMI I/F21を介して制御部10と外部HDMI機器との間でHDMI信号の送受信が可能になっている。

    (一実施形態の機能構成)
    次に、図2は、本実施形態の録画装置Rの機能構成を示す機能ブロック図である。 図2に示すように、本実施形態の録画装置Rは、受信部51、記憶部52及び制御部10を備える。

    受信部51は、アンテナ1で受信した放送形式として地上デジタルテレビ放送波、BSデジタルテレビ放送波及びCSデジタルテレビ放送波等の少なくとも一形式の放送波を受信し、各種信号処理を施して出力部53に映像信号、音声信号及びデータ信号を出力する。 出力された映像信号、音声信号及びデータ信号は、ディスプレイ101、スピーカ102等の出力部53に送出されて表示・再生されるとともに、録画用の信号として記憶部52に送出される。 受信部51は、チューナ2及びトランスコーダ7を備える。 チューナ2及びトランスコーダ7の機能については既に説明したのでここでは説明を省略する。

    記憶部52は、制御部10の指令に基づいて、受信部51から出力される映像信号、音声信号及びデータ信号を、例えば番組単位で格納し、また、格納された映像信号、音声信号及びデータ信号を受信部51に番組単位で出力する。 また、記憶部52は、後述する割り当て決定部55により決定される、チャンネル選定部54により選定されたチャンネルとチューナ2a、2b、…2nとの割り当て結果や、入力部60から出力されるチャンネル選定の修正入力が一時的に格納される。

    制御部10は、チャンネル選定部54、割り当て決定部55、録画動作指示部56、電源供給制御部57、選択画面表示制御部58及び選択画面入力部59を備える。

    チャンネル選定部54は、ユーザが事前に設定した情報に基づいて、特定の時間帯において録画動作を行うべきチャンネルを選定する。 ユーザによる事前設定の手順は任意であるが、一例として、地上デジタルテレビ放送波等により搬送されてくるEPG(Electronic Program Guide)情報に基づいて、録画装置Rの制御部10が番組予約画面表示用データを生成して出力部53に出力し、ユーザがこの番組予約画面を見ながら入力部60を用いて録画予約情報を入力する手法が好適に挙げられる。 あるいは、ユーザが事前に出演者、ジャンル、キーワード等を録画装置Rの制御部10、記憶部52等に設定しておき、制御部10がEPG情報を検索して、ユーザが事前に設定した出演者等の単語、フレーズが当該番組のEPG情報内に存在する場合は、その番組を予約する録画予約情報を生成する手法も好適に挙げられる。 ユーザが事前に設定した情報である録画予約情報は、制御部10により当該番組の時間帯とその番組のチャンネルとの組として記憶部52内の録画予約テーブル61に一時的に格納される。

    割り当て決定部55は、特定の時間帯が到来するより前に、チャンネル選定部54により選定されたチャンネルとチューナ2a、2b、…2n、さらにはトランスコーダ7a、7b、…7nとの割り当てを決定する。 割り当て決定部55による割り当て結果は、時間帯毎にチューナ1〜nとそのチューナ1〜nに割り当てられたチャンネルとの組として記憶部52内の割り当てテーブル62内に一時的に格納される。 チャンネル選定部54及び割り当て決定部55によるチャンネル選定及びチャンネルとチューナ2a、2b、…2n及びトランスコーダ7a、7b、…7nとの割り当ての詳細については後述する。

    録画動作指示部56は、特定の時間帯が到来したら、割り当て決定部55により決定された割り当てである割り当てテーブル62を参照して、録画動作を行うべきチャンネルをチューナ2a、2b、…2n及びトランスコーダ7a、7b、…7nに割り当て、割り当てたチューナ2a、2b、…2nを用いて受信部51に録画動作を行わせる。 すなわち、録画動作指示部56は、割り当て決定部55が決定したチャンネルとチューナ2a、2b、…2nとの割り当てに基づき、特定の時間帯においてチャンネルを受信させるべき個々のチューナ2a、2b、…2nに対して、当該チャンネルの放送波を選択的に受信させるように指示、制御する。 そして、チャンネルの放送波を受信している状態のチューナ2a、2b、…2nから出力される、所定のチャンネルの受信信号を含んだTSに、トランスコーダ7a、7b、…7nによるトランスコード動作を含めて受信部51に所定の信号処理を行わせることで、割り当てられたチャンネルの映像信号、音声信号及びデータ信号を受信部51から出力させ、この映像信号、音声信号及びデータ信号を記憶部52に番組単位で格納させる。 この際、一部のチャンネルの映像信号、音声信号及びデータ信号は出力部53に出力され、表示・再生されてもよい。

    電源供給制御部57は、商用電源103から供給される電源電力に基づいて、記憶部52に格納された割り当てテーブル62を参照し、割り当て決定部55によりチャンネルが割り当てられたチューナ2a、2b、…2nに電源供給し、割り当て決定部55によりチャンネルが割り当てられなかったチューナ2a、2b、…2nに対して電源供給を停止する。 また、割り当て決定部55によりチャンネルが割り当てられたチューナ2a、2b、…2nに対応するトランスコーダ7a、7b、…7nに対して電源供給し、割り当て決定部55によりチャンネルが割り当てられなかったチューナ2a、2b、…2nに対応するトランスコーダ7a、7b、…7nに対して電源供給を停止する。 ここに、「チューナ2に対応するトランスコーダ7」とは、チューナ2a、2b、…2nが出力する所定のチャンネルの受信信号を含めたTSに対するトランスコード処理を行っているトランスコーダ7a、7b、…7nを意味する。

    選択画面表示制御部58は、チャンネル選定部54により選定されたチャンネルを特定の時間帯と関連づけて表示するための選択画面を表示するためのデータを生成して出力する。 次いで、選択画面表示制御部58により出力された選択画面を参照して、ユーザがリモートコントローラ104、操作部16等の入力部60を操作してチャンネル選定の修正入力を指示すると、選択画面入力部59は、入力部60からのチャンネル選定の修正入力を受け入れる。 そして、チャンネル選定部54は、選択画面入力部59により受け入れられたチャンネル選定の修正入力に基づいて、記憶部52に格納された録画予約テーブル61を修正し、割り当て決定部55は、修正された録画予約テーブル61に基づいて、チャンネル選定部54により選定されたチャンネルとチューナとの割り当てを修正し、その修正結果を割り当てテーブル62に反映する。 選択画面表示制御部58、選択画面入力部59による選択画面出力及びチャンネル選定の修正入力受け入れ動作の詳細については後述する。

    以上の機能構成において、受信部51は主にチューナ2、TS処理部3、信号処理部4、デコード処理部5、出力処理部6及びトランスコーダ7により構成され、記憶部52は主にHDD8、RAM13及び不揮発性メモリ14により構成される。

    (一実施形態の動作)
    次に、図3〜図5を参照して、本実施形態の録画装置Rの動作の概略について説明する。 なお、以下の説明において、録画装置Rは東京地区に配置されているものとし、録画装置Rにはチューナ2a、2b、…2n及びトランスコーダ7a、7b、…7nはそれぞれ8個(つまりチューナ2a、2b、…2h及びトランスコーダ7a、7b、…7h)設けられているものとする。

    図3は、本実施形態の録画装置Rによる、特定の時間帯における録画予約情報の生成手法の一例を説明するための図である。 まず、ユーザは、録画装置Rのリモートコントローラ104等を用いて、ユーザが視聴を希望する出演者、ジャンル、キーワード等を事前に設定する。 図3に示す例では、ユーザはジャンルとして「ニュース」、キーワードとして出演者の一例である「○○××子」を設定している。 また、録画装置Rの制御部10は、放送局から送信される地上デジタルテレビ放送波等から受信部51が抽出した、この地上デジタルテレビ放送波等に含まれるEPG情報を一時的に記憶部52に格納する。 このEPG情報には、図3に示すように各番組の時間帯、ジャンル及び番組詳細情報が含まれる。 この番組詳細情報に含まれる情報は放送事業者に委ねられているが、出演者、番組説明等が通常含まれている。 そして、録画装置Rの制御部10は、ユーザが設定したジャンル、キーワード等とEPG情報とに基づき、特定の時間帯における録画予約情報を生成する。 図3に示す例では、ユーザが設定したジャンル「ニュース」に対応してニュース番組が、ユーザが設定した出演者に関するキーワード「○○××子」に対応してこの「○○××子」が出演しているとの情報が含まれたドラマが録画予約情報として生成される。 この録画予約情報は、記憶部52の録画予約テーブル61に格納される。

    図4は、本実施形態の録画装置Rのチャンネル選定部54及び割り当て決定部55による、特定の時間帯におけるチャンネルとチューナ2a、2b、…2hとの割り当ての決定及び電源供給制御部57による電源供給制御の手順を説明するための図である。

    ユーザが事前に設定した情報である録画予約情報である録画予約テーブル61は、例えば図6に示すようなものであるとする。 図6において、録画予約テーブル61は、番組の時間帯を示す時間帯領域61aと番組のチャンネルを示すチャンネル領域61bとを備える。 図6において、19:00〜20:00の時間帯においては、ユーザが入力部60を介して指示した録画予約操作入力は、「NHK−G」「NHK−E」「日本テレビ」「TBS」「フジテレビ」「テレビ朝日」の計6局のチャンネルの番組の録画予約操作入力である。 チャンネル選定部54は、記憶部52内の録画予約テーブル61を参照し、19:00〜20:00の時間帯において録画予約をすべきチャンネルをこれら6つのチャンネルである旨選定する。

    次いで、割り当て決定部55は、チャンネル選定部54により選定されたこれら6つのチャンネルを、8個設けられたチューナ2a、2b、…2hに割り当てる旨決定し、その割り当て結果を記憶部52内の割り当てテーブル62内に格納する。 図4に示す例では、チャンネル「NHK−G」をチューナ1に、チャンネル「NHK−E」をチューナ2に、とチャンネルを順にチューナ2a、2b、…2hに割り当てている。

    19:00〜20:00の時間帯においては、ユーザは計6つのチャンネルについて録画予約操作入力をしているので、8個のチューナ2a、2b、…2h及びトランスコーダ7a、7b、…7hのうち、図4に示すようにチューナ7、チューナ8(従って図示はしないがトランスコーダ7、トランスコーダ8)にチャンネルが割り当てられない。 そこで、電源供給制御部57は、これらチューナ7、チューナ8及びトランスコーダ7、トランスコーダ8に対する電源供給を停止し、それ以外のチューナ1〜チューナ6及びトランスコーダ1〜トランスコーダ6への電源供給は継続する。

    また、20:00〜21:00の時間帯における録画予約情報は、図4に示すように5つのチャンネルの番組の録画予約情報であったとする。 チャンネル選定部54は、かかる録画予約情報に基づき、20:00〜21:00の時間帯において録画予約をすべきチャンネルをこれら5つのチャンネルである旨選定する。

    次いで、割り当て決定部55は、チャンネル選定部54により選定されたこれら5つのチャンネルを、8個設けられたチューナ2a、2b、…2hに割り当てる旨決定し、その割り当て結果を記憶部52内の割り当てテーブル62内に格納する。 この時、図4に示すように、チャンネルとチューナ2a、2b、…2hとの割り当ての関係は固定的ではなく、例えば、「TBS」「テレビ朝日」については、19:00〜20:00の時間帯でも20:00〜21:00の時間帯でもユーザによる録画予約操作入力がされているが、時間帯の遷移により割り当てられているチューナ2a、2b、…2nは異なっている。 これは、例えば時間帯を跨いで番組が継続しているチャンネル(図5に示すように「日本テレビ」がそうである)については、番組が継続している状態でチャンネルとチューナ2a、2b、…2nとの割り当てを変更してしまうと、一時的にではあっても番組データが途切れてしまう可能性があるので、このような場合はチャンネルとチューナ3(及びトランスコーダ3)との割り当て関係を変更しない。

    20:00〜21:00の時間帯においては、ユーザは計5つのチャンネルについて録画予約操作入力をしているので、図4に示すようにチューナ6(従って図示はしないがトランスコーダ6)へのチャンネル割り当てが解除される。 そこで、電源供給制御部57は、チューナ7、チューナ8及びトランスコーダ7、トランスコーダ8に対する電源供給は引き続き停止し、チューナ6及びトランスコーダ6への電源供給を停止する一方、それ以外のチューナ1〜チューナ5及びトランスコーダ1〜トランスコーダ5への電源供給は継続する。

    図7に、19:00〜20:00及び20:00〜21:00の時間帯における割り当てテーブル62の詳細の一例を示す。 この割り当てテーブル62は、時間帯を示す時間帯領域62aと、チューナ2の番号を示すチューナ領域62cと、各々の番号のチューナ2に割り当てられたチャンネルを示すチャンネル領域62bとを備える。 チャンネル領域62bにおいて、割り当て決定部55によりチャンネルが割り当てられていない箇所は「未使用」と記載されている。

    次に、図5は、本実施形態の録画装置Rの選択画面表示制御部58及び選択画面入力部59による、選択画面表示及びチャンネル選定の修正入力の手順を説明するための図である。

    特定の時間帯、図5に示す例では19:00〜21:00の時間帯におけるチャンネル選定結果を示す選択画面80が、図5に示すように出力部53に表示される。 この選択画面において、チャンネルが選定されている部分は、図5において白抜きで表示され、チャンネルが選定されていない部分は、図5においてハッチングで表示されている。

    上述のように、ユーザが設定した単語、フレーズ等により録画装置Rが自動的に録画予約情報を生成する場合、実際にはユーザの嗜好には完全に合致しない番組が録画予約情報に含まれている可能性がある。 そこで、ユーザが入力部60を操作し、チャンネル選定の修正入力、例えば、番組単位での録画予約/録画予約消去を指示すると、選択画面入力部59は、入力部60からのチャンネル選定の修正入力を受け入れる。 そして、チャンネル選定部54は、選択画面入力部59により受け入れられたチャンネル選定の修正入力に基づいて、記憶部52に格納された録画予約テーブル61を修正し、割り当て決定部55は、修正された録画予約テーブル61に基づいて、チャンネル選定部54により選定されたチャンネルとチューナとの割り当てを修正し、その修正結果を割り当てテーブル62に反映する。 具体的には、図6に示すような録画予約テーブル61のチャンネル領域62bを修正する。 あるいは、チャンネル単位での録画予約/録画予約消去を指示してもよい。

    次に、図8及び図9のフローチャートを参照して、本実施形態の録画装置Rの動作について説明する。
    図8は、録画装置Rの制御部10によるチャンネル割当動作を説明するためのフローチャートである。 図8に示すフローチャートは、チャンネル割当動作を行うべき特定の時間帯が到来する前、好ましくは5分程度前に起動される。 まず、ステップS1において、制御部10のチャンネル選定部54が、記憶部52内の録画予約テーブル61を参照して、当該時間帯において録画動作を行うべきチャンネルを選定する。 次に、ステップS2において、割り当て決定部55が、チューナ2を割り当てるチャンネルの初期設定をする。 すなわち、割り当て決定部55は、記憶部52内の割り当てテーブル62を参照して、チューナ2を割り当てるべき最初のチャンネル(チャンネル番号が一番若いチャンネル)を選定する。

    ステップS3では、割り当て決定部55が割り当てテーブル62を参照して、チューナ2を割り当てるべきチャンネルが既にチューナ2に割り当てられているかどうかを判定する。 上述のように、時間帯を跨いで番組が継続しているチャンネルについては、番組が継続している状態でチャンネルとチューナ2との割り当てを変更してしまうと、一時的にではあっても番組データが途切れてしまう可能性があるので、このような場合はチャンネルとチューナ2との割り当て関係を変更しないことが好ましい。 従って、時間帯を跨いで番組が継続しているかの判断をこのステップS3で行う。 また、番組は継続しないが、同一のチャンネルが引き続き録画予約されている場合は、チャンネルに割り当てられたチューナ2を敢えて変更しないという判断もあり得る。

    ステップS3において、チューナ2を割り当てるべきチャンネルが既にチューナ2に割り当てられている(ステップS3においてYES)場合は、プログラムはステップS7に移行し、割り当てられていない(ステップS3においてNO)場合は、プログラムはステップS4に移行する。 ステップS4では、割り当て決定部55が、チャンネルが割り当てられていないチューナ2が存在するか否かを判定する。 そして、チャンネルが割り当てられていないチューナ2が存在する(ステップS4においてYES)場合は、プログラムはステップS6に移行し、チャンネルが割り当てられていないチューナ2が存在しない(ステップS4においてNO)場合は、プログラムはステップS5に移行する。

    ステップS5では、割り当て決定部55が録画予約テーブル61及び割り当てテーブル62を参照し、次回の録画開始までの時間が最も長いチャンネルに対するチューナ2の割り当てを解除する。 これにより、ステップS4においてチャンネルが割り当てられていないチューナ2が存在しないと判定された(ステップS4においてNO)場合において、チャンネルを割り当てられるチューナ2を生成する。 次いで、ステップS6では、割り当て決定部55が、当該時間帯において録画予約がされているチャンネルに対してチューナ2を割り当てる。

    ステップS7では、割り当て決定部55が、当該時間帯においてチューナ2を割り当てるべきチャンネルについて全てチューナ2を割り当てたか否かが判定され、全てチューナ2を割り当てた(ステップS7においてYES)場合はステップS8に移行し、まだチューナ2を割り当てていないチャンネルが存在する(ステップS7においてNO)場合はステップS9に移行する。

    ステップS8では、電源供給制御部57が割り当てテーブル62を参照し、チャンネルが割り当てられているチューナ2及びこのチューナ2に対応するトランスコーダ7に対する電源供給を行うとともに、チャンネルが割り当てられていないチューナ2及びこのチューナ2に対応するトランスコーダ7に対する電源供給を停止する。 一方、ステップS9では、割り当て決定部55が、チューナ2を割り当てるチャンネルを次のチャンネルに設定する。 すなわち、ステップS3〜ステップS7でチューナ2の割り当て検討を行ったチャンネルのチャンネル番号の次に若いチャンネル番号を有するチャンネルを、チューナ2を割り当てるべきチャンネルに選定する。 その後、プログラムはステップS3に戻って上述の動作を行う。

    次に、図9は、録画装置Rの制御部10によるチャンネル割当解除動作を説明するためのフローチャートである。 図9に示すフローチャートは、チャンネル割当動作を行うべき特定の時間帯終了時に起動される。 まず、ステップS10において、制御部10の割り当て決定部55が、当該時間帯においてチューナ2が割り当てられていたチャンネルの初期設定をする。

    次に、ステップS11において、割り当て決定部55が録画予約テーブル61を参照して、当該チャンネルの番組を次の時間帯においても引き続き録画するか、すなわち時間帯を跨いで番組が継続しており、この番組を録画するかどうかを判定する。 そして、当該チャンネルの番組を次の時間帯においても引き続き録画する(ステップS11においてYES)場合は、プログラムはステップS13に移行し、当該チャンネルの番組を次の時間帯において引き続き録画しない(ステップS11においてNO)場合は、プログラムはステップS12に移行する。

    ステップS12では、割り当て決定部55が当該チャンネルとチューナ2との割り当てを解除する。 次いで、ステップS13では、当該時間帯においてチューナ2が割り当てられていた全てのチャンネルについてステップS11〜S12に示す作業を行ったか否かが判定され、全てのチャンネルにおいて作業を行った(ステップS13においてYES)場合は図9に示す動作を終了し、まだステップS11〜S12に示す作業を行っていないチャンネルが存在する(ステップS13においてNO)場合はステップS14に移行する。 ステップS14では、割り当て決定部55が、ステップS11〜S12の作業を行うべきチャンネルを次のチャンネルに設定する。 その後、プログラムはステップS11に戻って上述の動作を行う。

    以上説明したように、本実施形態の録画装置Rにおいては、割り当て決定部55によりチャンネルが割り当てられたチューナ2及びこれに対応するトランスコーダ7には、電源供給制御部57により電源供給がされる一方、割り当て決定部55によりチャンネルが割り当てられなかったチューナ2及びこれに対応するトランスコーダ7には、電源供給制御部57により電源供給が停止される。 これにより、複数のチャンネルが同時録画可能な録画装置Rにおいて、チャンネルが割り当てられていない、すなわち録画動作を行う必要のないチューナ2及びトランスコーダ7に対する電源供給を停止することができ、効率的に省電力を図ることができる。

    (変形例)
    なお、本発明の録画装置は、その細部が上述した一実施形態に限定されず、種々の変形例が可能である。 一例として、上述の一実施形態では、図4に示すように、チューナ2を番号順に並べてチャンネルが割り当てられないチューナ2を番号が小さい側に集中して割り当てていたが、例えば、その前の時間帯におけるチューナ2とチャンネルの割り当て関係を尊重し、番組予約がされていないチャンネルとチューナ2との割り当てのみを解除して、割り当てが解除されたチューナ2に対してチャンネルを割り当てるようにしてもよい。 このような割り当ての手法によると、図4の例では、チューナ2にはチャンネル「テレビ東京」が割り当てられ、チューナ4にはチャンネル「TBS」が割り当てられ、チューナ5にはチャンネルが何も割り当てられなくなり、チューナ6には引き続きチャンネル「テレビ朝日」が割り当てられることになる。 このように、チャンネルが割り当てられたチューナ2が、チューナ2を番号順に並べた場合に連続的に存在する必要はない。

    加えて、チューナ2及びトランスコーダ7に電源供給がされることにより、このチューナ2及びトランスコーダ7は発熱する。 録画装置R内には、ファンなどの図略の冷却機構が設けられることがあり、この冷却機構とチューナ2等の配置位置関係によっては、個々のチューナ2a、…2n等の冷却効率に差がでることがある。 あるいは、録画装置R内のチューナ2等の配置位置によっても、個々のチューナ2a、…2n等の冷却効率に差がでることがある。 そこで、割り当て決定部55は、冷却効率のよいチューナ2a、…2n及びトランスコーダ7a、…7nに対して優先的にチャンネルを割り当ててもよい。

    また、上述の一実施形態では、割り当て決定部55によりチャンネルが割り当てられていないチューナ2及びこれに対応するトランスコーダ7に対して電源供給制御部が電源供給を停止していたが、少なくともチャンネルが割り当てられていないチューナ2に対して電源供給を停止すれば本発明の効果を奏することができ、トランスコーダ7についてはチャンネルの割り当ての如何にかかわらず電源供給を行ってもよい。

    また、上述の一実施形態では、録画動作指示部56は、特定の時間帯が到来したら、割り当て決定部55により割り当てられたチューナ2a、2b、…2nを用いて受信部51に録画動作を行わせていた。 しかし、その前の時間帯において放送波の受信動作、特に復調動作を行っていないチューナ2が受信動作を開始してTSを出力するまでには若干のタイムラグが生じることが多い。 このため、録画動作指示部56は、その前の時間帯においてチャンネルが割り当てられていないチューナ2に対しては、特定の時間帯が到来する直前、例えば10〜30秒前に、割り当て決定部55により割り当てられたチューナ2を用いて受信部51に録画動作を行わせてもよい。

    さらに、割り当て決定部55により決定されたチャンネルとチューナ2との割り当て結果によると、いずれかのCASカード105a、…105mに格納された契約情報が全く用いられないことがあり得る。 そこで、電源供給制御部57は、契約情報が全く用いられていないCASカード105に対応するカードホルダ17の所定箇所のみ電源供給を停止してもよい。

    さらに、上述の一実施形態では、録画動作を行わないチューナ2及びトランスコーダ7について電源供給を停止していたが、一実施形態の録画装置Rは地上デジタルテレビ放送波等を視聴するためにも用いることが可能であるので、使用者が地上デジタルテレビ放送波等を視聴する際に用いるチューナ2(この場合は基本的に地上デジタルテレビ放送波等を受信して視聴するのみであるので、視聴の際にはトランスコーダ7を動作させる必要はない)についても電源供給を行い、地上デジタルテレビ放送波等を受信して視聴し、あるいは録画動作を行わないチューナ2及びトランスコーダ7について電源供給を停止ししてもよい。 具体的には、録画装置Rの録画動作中にユーザがリモートコントローラ104等を用いて所望のチャンネルの地上デジタルテレビ放送波等の受信を指示すると、ユーザが視聴を指示したチャンネルが、当該時間帯においてチャンネル選定部54により選定されているチャンネルであれば、このチャンネルが割り当てられているチューナ2からの出力をTS処理部3、信号処理部4、デコード処理部5及び出力処理部6を介して映像出力部101及び音声出力部102に出力し、ユーザが視聴を指示したチャンネルが、当該時間帯においてチャンネル選定部54により選定されているチャンネルでないときは、割り当て決定部55によりチャンネルが割り当てられていないチューナ2を起動し、このチューナ2からの出力をTS処理部3、信号処理部4、デコード処理部5及び出力処理部6を介して映像出力部101及び音声出力部102に出力する。 この時、ユーザがリモートコントローラ104等を用いて録画指示を行った場合は、制御部10を介してHDD8に録画を行う。 この際、録画時に圧縮率を設定する場合は、割り当て決定部55によりチャンネルが割り当てられていないトランスコーダ7を起動して動作させる。 さらに、ユーザがリモートコントローラ104等を用いて視聴するチャンネルの切替を行った場合は、切替先のチャンネルに対して上述の動作を行う。 そして、ユーザがリモートコントローラ104等を用いて録画装置R全体のサスペンド動作を指示した場合は、その時点で録画動作を行っているチューナ2以外のチューナ2への電源供給を停止する。

    そして、上述の一実施形態において、録画装置Rを動作させるプログラムはROM12等に格納されて提供されていたが、不図示の光学ディスクドライブ、USBポート等を用いて、プログラムが格納されたDVD(Digital Versatile Disc)、USBフラッシュメモリ装置等を接続し、このDVD等からプログラムを録画装置Rに読み込んで動作させてもよい。 また、外部ネットワーク上の装置内にプログラムを格納しておき、通信I/F20を介してこのプログラムを録画装置Rに読み込んで動作させてもよい。 さらに、上述の各実施形態において、録画装置Rは複数のハードウェア要素により構成されていたが、これらハードウェア要素の一部の動作をCPU11等がプログラムの動作により実現することも可能である。

    R 録画装置 1 アンテナ 2(2a、…、2n) チューナ 3 TS処理部 4 信号処理部 5 デコード処理部 6 出力処理部 7(7a、…、7n) トランスコーダ 8 HDD
    10 制御部11 CPU
    12 ROM
    13 RAM
    14 不揮発性メモリ15 電源回路16 操作部17 カードI/F
    18 カードホルダ19 受光部20 通信I/F
    21 HDMI I/F
    51 受信部52 記憶部53 出力部54 チャンネル選定部55 割り当て決定部56 録画動作指示部57 電源供給制御部58 選択画面表示制御部59 選択画面入力部60 入力部61 録画予約テーブル62 割り当てテーブル80 選択画面101 映像出力部102 音声出力部103 商用電源104 リモートコントローラ105(105a、…、105m) CASカード

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