专利汇可以提供Strength evaluating method专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To evaluate the strength of ceramic structure quantitatively by applying a stress intensity factor to a right angle groove part and determining critical fracture values of stress intensity factor for three deformation modes at the groove part.
CONSTITUTION: A sharp right angle groove part of ceramic structure is recognized as a crack having open angle of 90° and four point bending test is performed to determine the relationship between the radius of curvature at groove part and fracture load. Experimental values 2 do not match with fracture load 3 predicted through finite element analysis and the radius of curvature of several tens μm corresponds to crack having open angle of 0°. When a sharp right angle groove is treated as a chappy crack, extended stress intensity factors K' corresponding to three modes, opening, shift, and tear are determined as follows; K'
1 =σ
y (2πr)
0.45 , K'
2 =τ
xy (2πr)
0.09 , K'
3 =τ(2πr)
0.33 , where σ: stress, τ: shearing stress, r: distance from the tip of groove. The extended stress intensity factors K' thus determined represent critical fracture values inherent to the structure and thereby the strength can be quantified.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO&Japio,下面是Strength evaluating method专利的具体信息内容。
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は応力拡大係数を用いた強度評価の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体パッケージ等の構造物の強度評価には、有限要素法を用いた応力解析がしばしば行われてきた。 材料定数と形状および拘束条件を入力することにより得られる最大主応力や相当応力等から定量的な強度評価を行うことができる。
【0003】しかしながら、セラミックパッケージ等のセラミック構造物の破壊は、金属材料とは異なり、微小なクラックが原因で破壊するため、最大主応力や相当応力等では定量的な強度評価は困難であった。
【0004】従来、このような脆性の材料に対しては、
図2の(b)〜(d)に示したような開き角0°のひび状のクラックに限って、クラック先端の応力拡大係数により強度評価する方法が一般に行われている。
【0005】この分野では、構造物の代表的な形状および拘束条件について、クラック寸法と応力拡大係数との関係が詳細に調べられている(Pergamon Pr
ess発行の“Stress Intensity F
actors Handbook”等)。
【0006】これによって、有限要素解析を行わずにクラック先端の応力場の強さである応力拡大係数を計算することができ、この値と材料固有の破壊靱性値とを比べることによって、代表的な形状,拘束条件およびクラック寸法を有する構造物の強度を評価することが行われてきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のような方法は、開き角0°のひび状のクラックに対してのみ適用可能であって、開き角90°の鋭い溝部に対しては応用できない。 このため、セラミック半導体パッケージのように直角の鋭い溝部を多く有する構造物については、応力拡大係数を算出できず、したがって、破壊靱性値と比較して構造物の強度を評価することができないという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、有限要素法を用いた応力解析において、構造物の強度を定量的に評価する方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明による強度評価方法においては、有限要素法を用いた応力解析において、応力拡大係数を直角の溝部に応用することにより構造物の強度を定量的に評価するものである。
【0010】また、溝部の3つの変形モードについて応力拡大係数の破壊臨界値を定めるものである。
【0011】
【作用】本発明の請求項1においては、セラミック構造物の直角の鋭い溝部を開き角90°のクラックとして扱う。 図3は、直角の溝部をもつセラミック構造物の4点曲げ試験を行い、その溝部曲率半径と破壊荷重の関係を調べた実験結果2である。
【0012】各曲率半径の場合について曲率を考慮して有限要素解析を行い、最大主応力値から予測される破壊荷重3を同図に併せて示した。 実験では溝部の曲率半径が数十μm程度になると破壊荷重は低下しない。 これは、開き角0°のひび状のクラックと同様の振舞いである。
【0013】したがって、曲率半径が数十μm程度の鋭い溝は、開き角0°のひび状のクラックと同等であると言える。 一般に応力拡大係数Kは K=σ(2πr) -0・6 ρ:応力値,r:溝部先端からの距離で定義される応力場の強さであり、理想的にKは、一定値となる。 これを直角の溝部に応用する。
【0014】図2(a)〜(d)は、クラックの3つの変形モードおよび同様に座標軸をとった直角の溝である。 本発明では、図2(d)のような曲率半径が数十μ
m程度の直角の鋭い溝(開き角90°のクラック)を(a)〜(c)のようにひび状のクラックと同等に扱う。 1は、溝部クラック先端を示している。 この溝部クラックの場合、先端の応力特異のパラメータの導出を行うと、 [λ 1 sin(2α)+sin(2αλ 1 )]・[λ 2 sin(2α)−sin (2αλ 2 )]・sin(2αλ 3 )=0 を解くことによって、 K I '=σ y (2πr) -0・4555 …モードI(a)σ y :図2のy方向の垂直応力成分 K II '=τ xy (2πr) -0・0915 …モードII(b)τ
xy :xy面内のせん断応力成分 K III '=τ yz (2πr) -0・3333 …モードIII(c)
τ yz :yz面内のせん断応力成分 と表せる。
【0015】このように溝部に応用した応力拡大係数をここでは拡張応力拡大係数と呼び、モードI,II,I
IIの拡張応力拡大係数を各々K I ',K II ',K III '
と表す。
【0016】溝部先端の応力場である拡張応力拡大係数から構造物の強度評価を行う例を順を追って述べる。 はじめに、ある荷重を負荷して有限要素解析を行い、溝部の最大主応力方向と垂直の方向をr方向と定める。
【0017】その方向の要素または節点の応力値(σ y ,τ xy ,τ yz )を溝部先端からの距離rとともに求める。 これらの値をK I ',K II ',K III 'を算出する先の式に代入することにより、各要素(節点)ごとに各モード(開口,ずれ,引き裂き)のK'値が計算される。
【0018】次にこれらK'値を溝部先端からの距離r
に対してプロットする。 図1は、各要素のK I 'をプロットした実施例である。 ある荷重下での溝部先端のK I 'は、これらの直線部を外挿する等の方法により求める。
【0019】従来、開き角0°のひび状のクラックに限られた応力拡大係数を、このように直角の溝部に応用する。 こうして求めたK I '値は、有限要素解析時の負荷荷重に比例する。 したがって、このK I '値が材料固有の破壊靱性値K ICに達する荷重をセラミック構造物の破壊予測荷重とする。
【0020】このような方法を用いることによって、これまで不可能であった直角の溝部を有するセラミック構造物の強度が定量的に評価できる。 さらに、半導体パッケージ等実際の構造物は複雑な形状をしており、複数の変形モードで破壊する場合がある。
【0021】本発明の請求項2においては、溝部の3つの変形モードについて、実験と請求項1の解析から擬破壊靱性値を定める。 これは、直角の溝部を有する構造物を用いた実験において、各変形モードにおける破壊荷重値を測定し、これを有限要素解析に用いることにより求める。
【0022】応力拡大係数は、有限要素解析時の負荷荷重に比例するため、こうして求めた応力拡大係数は、直角の溝部を有する構造物固有の破壊臨界値すなわち擬破壊靱性値を表す。
【0023】こうすることにより、溝部をもつ構造物が図2の(a)〜(d)に示す開口,ずれ,引き裂きのいずれのモードで破壊が起こる場合にも、その強度を定量的に評価予測することが可能となる。
【0024】
【実施例】次に、図1と図4〜図8を参照して本発明の実施例を説明する。
【0025】(例1)図4は、セラミック半導体パッケージに曲げ荷重が加わっている状態に対して行った有限要素解析結果であり、曲率半径10μmの直角の溝部付近の最大主応力分布を示した。
【0026】図4(a)で最大の応力を示したのは、同図(b)に示した溝部クラック先端1の位置であり、負荷重10kgwの場合、最大主応力値は121kgw/
mm 2であった。 このセラミック材料の破壊応力値は2
8kgw/mm 2であり、この値に達したときに破壊が起こるとすれば2.3kgw(=10×28/121)
で破壊することが予測される。
【0027】しかしながら、同様の条件の実験における破壊荷重は7.9kgwであった。 これは、セラミック構造物の場合、鋭い溝部に生じる最大主応力を用いて強度評価する従来の方法によって強度評価が不可能であることを示している。
【0028】図1は、応力拡大係数を直角の溝部に応用した請求項1の一実施例である。 図4の溝部クラック先端1から、溝部表面に垂直なr方向(クラックの進展方向)に並ぶ各要素について、図2(a)に示すモードI
の拡張応力拡大係数K I 'を求める。
【0029】K I 'は、先の有限要素解析結果より求めたr方向に垂直な応力成分σ yと、先端1から各要素中心までの距離rを K I '=σ y (2πr) -0・4555に代入して算出した。 このK I 'をrに対してプロットしたのが図1である。 これらの直線部の点を外挿することにより、クラック先端1における拡張応力拡大係数K
I 'を求めるとK I '=4.7MPa√(m)となる。
【0030】このセラミック材料固有の破壊靱性値K IC
は、3.83MPa√(m)であり、この値に達したときに破壊が起こるとすれば8.1kgw(=10×3.
83/4.7)で破壊すると予測される。 これは実験値7.9kgwを精度よく予測していることになる。
【0031】表1に本発明の請求項1による方法と、最大主応力を用いた従来の方法による予測値をばらつきも含めて比較したものである。 本発明の請求項1によれば従来の方法に比べて、実験値をかなり良い精度で予測できる。
【0032】
【表1】
【0033】(例2)図5は、溝部をもつアルミナ材料の構造物について、各モードの擬破壊靱性値を定めた請求項2の実施例である。 開口,ずれ,引き裂きモードについて、単独のモードで破壊する場合の実験を各々行い、請求項1の解析から各モードの擬破壊靱性値を求めた。 各モードの値はK IC '=3.2MPa√(m),K
IIC '=3.8MPa√(m),K IIIC '=0.7MP
a√(m)であった。 図5は、さらにこの3点を通る楕円面を描いたものである。
【0034】図6は、(a)に示すPGA半導体パッケージ4aに静荷重を加える実験例を示している。 このパッケージは、図5のときと同じアルミナ材料で作られており、図6(b)のように、支持治具5上に支えられ、
負荷治具6で荷重が加えられる実験での破壊荷重は99
kgwであった。
【0035】半導体パッケージ等、実際の構造物では単独の変形モードで破壊するとは限らない。 この場合について本発明請求項1の方法により解析を行うと、100
kgwを負荷した場合、K I '=1.0MPa√
(m),K II '=0.1MPa√(m),K III '=
0.63MPa√(m)であった。
【0036】K I 'とK III 'が大きく、開口,引き裂きモードが同時に起こっていることになる。 このような場合は、材料固有の破壊靱性値K ICだけで破壊するとして評価するのではなく、溝部をもつ構造物について図2
(a)〜(c)のモードI〜モードIIIの擬破壊靱性値を実験より定めた図5を用いて強度評価するのが妥当である。
【0037】PGAパッケージの場合、 (K I '/K IC ') 2 +(K II '/K IIC ') 2 +
(K III '/K IIIC ') 2 =0.91=0.95 2である。 (K I '/K IC ') 2 +(K II '/K IIC ') 2 +
(K III '/K IIIC ') 2 =1 2のときに破壊が起るとすれば、予測される破壊荷重は、
105kgw(=100×1/0.95)であり、これは実験値99kgwとよく一致している。
【0038】このように、本発明の請求項2によれば、
複数のモードが混在した場合においても実験値をかなり良い精度で予測できる。
【0039】(例3)図7は、先のアルミナ製の溝部をもつ構造物4bに静荷重を加える実験例を示している。
構造物4bは、支持治具5,5に支えられ、中央に負荷治具6の荷重が加えられる。 実験での破壊荷重は7.1
kgwであった。 この場合について本発明請求項1の方法により解析を行うと、10kgwを負荷したときK I '=2.8MPa√(m),K II '=3.0MPa
√(m),K III '=0.53MPa√(m)となる。
開口,ずれ,引き裂きのすべてのモードが混在しており、 (K I '/K IC ') 2 +(K II '/K IIC ') 2 +
(K III '/K IIIC ') 2 =1.9=1.38 2である。
【0040】本発明の請求項2の方法によって予測される破壊荷重は、7.3kgw(=10×1/1.38)
であり、実験値7.1kgwとよい一致を示している。
【0041】このように、本発明の請求項1および請求項2によれば複数のモードが混在した場合においてもその強度を定量的に評価予測することが可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明は、有限要素解析より得られた応力値をもとに直角の溝部に対し応力拡大係数を応用したものであり、これによって種々のモードにより破壊するセラミック構造物の強度を定量的に評価できる効果を有する。
【図1】溝部クラック先端からの距離と拡張応力拡大係数との関係を示す図である。
【図2】(a)〜(d)は、クラックの3つの変形モードと直角の溝部のクラックの座標を示す図である。
【図3】溝部の曲率半径と破壊荷重との関係を示す図である。
【図4】(a)は、セラミック半導体パッケージに曲げ荷重が加わっている状態を示す図、(b)は、(a)のA部拡大図で、曲率半径10μmの直角の溝部付近の最大主応力分布を示す図である。
【図5】溝部をもつアルミナ材料の構造物について、各モードの擬破壊靱性値を求める図である。
【図6】(a)は、PGA半導体パッケージ、(b)はこのパッケージに静荷重を加える実験装置を示す図である。
【図7】アルミナ製の溝部を持つ構造物に静荷重を加える実験例を示す図である。
【符号の説明】 1 溝部クラックの先端 2 実験結果 3 最大主応力による破壊予測荷重 4a アルミナ半導体パッケージ 4b アルミナ製構造物 5 支持治具 6 負荷治具
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】PGA半導体パッケージ及び該パッケージに静荷重を加える実験装置を示す図である。
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