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System for evaluating fatigue strength of small-diameter pipe

阅读:188发布:2022-06-27

专利汇可以提供System for evaluating fatigue strength of small-diameter pipe专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To obtain a system for evaluating the fatigue-strength of a small- diameter pipe, which can generally monitor, evaluate and control the fatigue strength of the small-diameter pipe by combining the factors of high/low cycle- fatigue and the factor of outer/inner-surface crack development.
CONSTITUTION: With respect to the outer-surface-crack development caused by high/low-cycle fatigue, welded-part-surface inspection (PT, VT and the like) 9 is performed, and evaluation 13 is performed. With respect to the inner- surface-crack development caused by high-cycle fatigue, welded-part-inner-face inspection (RT, UT and the like) 10 is performed. At the same time, pipe vibration measurement 11 is performed. A finite-element-analysis program 15 is performed. The results are analyzed 16 and evaluated 17. With regard to the inner-surface-crack development cuased by low-cycle fatigue, the welded-part- inner-face inspection 10 is performed, the pipe-vibration measurement 11 is performed, the finite-element analysis 15 is performed and the results are analyzed 16 and evaluated 17. When the results are not sound, countermeasures 14, which are necessary for both cases, are performed. The results are stored into a database 12.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是System for evaluating fatigue strength of small-diameter pipe专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 口径が2B程度以下の小口径配管のソケット型溶接継手部分の外面を非破壊検査する手段と、 前記外面非破壊検査で得られる前記溶接継手部分の外面欠陥に基づいて前記配管外面の疲労強度を解析/評価し健全性を判定する手段と、 前記配管のソケット型溶接継手部分の内面を非破壊検査する手段と、 前記配管の振動を測定する手段と、 前記内面非破壊検査で得られる前記溶接継手部分の内面欠陥および前記振動測定結果に基づいて前記配管内面の疲労強度を解析/評価し健全性を判定する手段と、 前記判定の結果が不健全となった場合に必要な対策を表示する手段とからなる小口径配管疲労強度評価システム。
  • 【請求項2】 口径が2B程度以下の小口径配管のソケット型溶接継手部分の外面を非破壊検査する手段と、 前記外面非破壊検査で得られる前記溶接継手部分の外面欠陥に基づいて前記配管外面の疲労強度を解析/評価し健全性を判定する手段と、 前記配管のソケット型溶接継手部分の内面を非破壊検査する手段と、 前記配管の振動を測定する手段と、 前記内面非破壊検査で得られる前記溶接継手部分の内面欠陥および前記振動測定結果に基づいて前記配管内面の疲労強度を解析/評価し健全性を判定する手段と、 前記判定の結果が不健全となった場合に必要な対策を表示する手段と前記各非破壊検査結果と疲労強度解析/評価結果と配管健全性判定結果と必要な対策とを関連づけて格納するデータベースとからなる小口径配管疲労強度評価システム。
  • 【請求項3】 請求項1または2に記載の小口径配管疲労強度評価システムにおいて、 前記配管外面の疲労強度を解析/評価する手段が、高サイクル疲労と低サイクル疲労とを併せて解析評価する手段であることを特徴とする小口径配管疲労強度評価システム。
  • 【請求項4】 請求項1または2に記載の小口径配管疲労強度評価システムにおいて、 前記配管外面の疲労強度を解析/評価する手段が、前記溶接継手部分の外面欠陥と前記振動測定結果とに基づき、高サイクル疲労と低サイクル疲労とを分離して解析評価する手段であることを特徴とする小口径配管疲労強度評価システム。
  • 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の小口径配管疲労強度評価システムにおいて、 前記配管内面の疲労強度を解析/評価する手段が、前記溶接継手部分の内面欠陥と前記振動測定結果とに基づき、高サイクル疲労と低サイクル疲労とを分離して解析評価する手段であることを特徴とする小口径配管疲労強度評価システム。
  • 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の小口径配管疲労強度評価システムにおいて、 前記表示手段が、各前記ソケット型溶接継手部分について次回測定時期を併せて表示する手段であることを特徴とする小口径配管疲労強度評価システム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、小口径配管疲労強度評価システムに係り、特に、小口径配管の疲労強度の評価および疲労強度データの管理を的確に行ない、小口径配管のメンテナンスを効率良く実行するための手段に関する。

    【0002】

    【従来の技術】口径が2B程度以下の小口径配管は、発電プラント等の配管系等に多用されており、これらの小口径配管においては、溶接継手としてソケット型溶接継手が通常用いられている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】既存の発電プラント内の主に中径/大径配管の疲労強度管理においては、供用期間中検査in-service inspection,ISIとしての溶接部非破壊検査や、内部流体による配管材料侵食/腐食監視としての配管肉厚測定等がシステム化され、実施されている。 発電プラント内の主に中径/大径配管の配管系は、高度の安全設計,製造技術,溶接技術,施工品質管理等により製造され管理されているので、疲労による損傷事例は、極めて少ない。 しかも、何らかの損傷が認められた場合は、直ちに新品と交換するようになっている。

    【0004】一方、小口径配管についても、高度の安全設計,製造技術,溶接技術,施工品質管理等により製造され管理されているが、供用期間中検査ISIとしての溶接部非破壊検査や、配管材料侵食/腐食監視としての配管肉厚測定等は、十分には実施されていない。 また、
    何らかの損傷が認められた場合は、直ちに新品と交換すべきであるとも断定できない。 特に、小口径配管の損傷例の原因の頻度の高いと推定される疲労強度については、システム化された評価および管理手法が無かった。

    【0005】すなわち、以下のような問題があった。 小口径配管の疲労強度管理手段として、その最弱点部分であるソケット溶接部の高サイクル疲労および低サイクル疲労の両者を評価し、それらによるソケット溶接部の止端部等の外表面からの亀裂進展すなわつ外面亀裂進展およびソケット溶接部の内面不溶着部等の内面からの亀裂進展すなわち内面亀裂進展の両方を監視,評価し、小口径配管の疲労強度問題をすべて包括的に管理する小口径配管疲労強度評価システムが無かった。

    【0006】配管仕様データおよび非破壊検査と振動測定とにより得られる実測データに基づいて、応解析,
    振動解析,疲労解析,疲労評価等を一貫して実行できる小口径配管疲労強度評価システムが無かった。

    【0007】ソケット溶接部の非破壊検査対象箇所を選定し、疲労強度評価結果に基づき修理/取替/改造を指示し、次回の測定時期または評価終了を明示する判定機能が無く、これら検査対象箇所,評価結果,次回測定時期の情報を効率的に管理するデータベースも無かった。

    【0008】本発明の目的は、高サイクル疲労および低サイクル疲労の要因と外面亀裂進展および内面亀裂進展の要因とを組合わせ、小口径配管の疲労強度を包括的に監視/評価/管理できる小口径配管疲労強度評価システムを提供することである。

    【0009】本発明の他の目的は、配管仕様データおよび非破壊検査と振動測定とにより得られる実測データに基づいて、応力解析,振動解析,疲労解析,疲労評価等を一貫して実行できる小口径配管疲労強度評価システムを提供することである。

    【0010】本発明の別の目的は、ソケット溶接部の非破壊検査対象箇所を選定し、疲労強度評価結果に基づき修理/取替/改造を指示し、次回の測定時期または評価終了を明示する機能を備え、これら検査対象箇所,評価結果,次回測定時期の情報を効率的に管理するデータベースを有する小口径配管疲労強度評価システムを提供することである。

    【0011】

    【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために、口径が2B程度以下の小口径配管のソケット型溶接継手部分の外面を非破壊検査する手段と、外面非破壊検査で得られる溶接継手部分の外面欠陥に基づいて配管外面の疲労強度を解析/評価し健全性を判定する手段と、配管のソケット型溶接継手部分の内面を非破壊検査する手段と、配管の振動を測定する手段と、内面非破壊検査で得られる溶接継手部分の内面欠陥および振動測定結果に基づいて配管内面の疲労強度を解析/評価し健全性を判定する手段と、判定の結果が不健全となった場合に必要な対策を表示する手段とからなる小口径配管疲労強度評価システムを提案するものである。

    【0012】今後の参考に供するためには、前記各非破壊検査結果と疲労強度解析/評価結果と配管健全性判定結果と必要な対策とを関連づけて格納するデータベースを備えることが望ましい。

    【0013】配管外面の疲労強度を解析/評価する手段は、高サイクル疲労と低サイクル疲労とを併せて解析評価する手段としてもよいし、溶接継手部分の外面欠陥と振動測定結果とに基づき、高サイクル疲労と低サイクル疲労とを分離して解析評価する手段とすることもできる。

    【0014】一方、配管内面の疲労強度を解析/評価する手段は、溶接継手部分の内面欠陥と振動測定結果とに基づき、高サイクル疲労と低サイクル疲労とを分離して解析評価する手段とする。

    【0015】いずれの場合も、前記表示手段には、各ソケット型溶接継手部分について次回測定時期を併せて表示することも可能である。

    【0016】

    【作用】本発明において、配管応力解析手順は、配管仕様データと振動測定装置で得られた振動加速度または評価用想定加速度とに基づいて、応力を解析し、振動応力と公称応力(熱応力+自重応力)とを算出する。

    【0017】疲労解析手順は、これらの振動応力,公称応力と配管仕様データと非破壊検査装置で得られた内面亀裂寸法また評価用想定亀裂寸法とにより、疲労を解析し、疲労強度減少係数および応力拡大係数変動幅を算出する。

    【0018】疲労評価手順は、疲労強度減少係数および応力拡大係数変動幅をそれぞれ疲労限界および亀裂進展限界と比較し、小口径配管の良否を判定する。

    【0019】データベースは、疲労強度評価対象箇所の配管仕様データ,実測データ,評価結果,対策の要否,
    対策実施済/未済等の情報を蓄積する。

    【0020】したがって、本発明の小口径配管疲労強度評価システムは、応力解析手順と振動解析手順と疲労解析手順と疲労評価手順とデータベース構築手順とからなる一貫したシステムである。

    【0021】

    【実施例】次に、図1ないし図7を参照して、本発明による小口径配管疲労強度評価システムの一実施例を説明する。

    【0022】図1は、本発明による小口径配管疲労強度評価システムの一実施例の装置構成を示すブロック図である。 本実施例の小口径配管疲労強度評価システムは、
    ディスプレイ1と、キーボード等の入力装置2と、各種の解析および評価を行なう演算処理装置3と、解析および評価に必要なデータおよび/または処理手順を格納する記憶装置4とからなる。 演算処理装置3は、処理手順記憶部3bの処理手順を演算部3aに逐次呼出して実行する。 演算処理装置3の入力部3cとデータ出力部3d
    と記憶データ呼出し部3eとは、入力装置2,ディスプレイ1,記憶装置4に対するインタフェイスとなっている。 演算処理装置3は、解析/評価に必要なデータを入力装置2または記憶装置4から取り込み、振動解析,疲労解析および評価を実行する。 演算処理装置3は、処理結果をディスプレイ1に表示させるとともに、記憶装置4に出力する。

    【0023】図2は、本発明による小口径配管疲労強度評価システムの評価体系の構成を示す系統図である。 この小口径配管疲労強度評価システムは、高サイクル疲労強度評価と低サイクル疲労強度評価、および外面亀裂進展と内面亀裂進展のすべてを考慮しており、小口径配管の疲労問題のすべてを包括している。

    【0024】高/低サイクルの要因と内/外面亀裂進展の要因とを組み合わせると、4種類の評価手順が考えられるが、外面の亀裂進展については、目視試験または浸透探傷試験による確認が比較的容易かつ確実なことから、実際には3つの評価手順で良い。 すなわち、本実施例は、高サイクル/低サイクルの外面亀裂進展の評価手順A5と、高サイクルの内面亀裂進展の評価手順B6
    と、低サイクルの内面亀裂進展の評価手順C7との3種類の評価手順を含んでいる。

    【0025】図3は、本発明による小口径配管疲労強度評価システムにおける実行手順を示すフローチャートである。 このフローチャートは、図2の基本概念に基づき、3つの評価手順がどのように実行されるかを示している。 まず、ステップ8において、対象範囲を選定し、
    3つの評価手順A,B,Cを実行する。 これら評価手順A,B,Cの実行順序には特に制限は無く、また、必要に応じて、1種類か2種類の評価手順の実行で終了することもできる。

    【0026】ステップ8において、高サイクル/低サイクルの外面亀裂進展の評価手順Aを選択すると、ステップ9において、溶接部の外面検査として浸透探傷試験すなわちpenetrant test,PTや目視試験すなわちvisual
    test,VTを実行する。 外面の亀裂寸法(欠陥データ)を入力し、ステップ13において、高サイクル/低サイクルの外面亀裂進展を評価し、小口径配管が健全か否かを判定する。 外面に欠陥が無く小口径配管が健全であれば、評価結果を小口径配管疲労強度管理データベース1
    2に蓄積し、評価を終了する。 外面に欠陥が確認され小口径配管が健全でなければ、ステップ14において、必要な対策をディスプレイ1によりオペレータに表示し、
    評価結果を小口径配管疲労強度管理データベース12に蓄積し、評価を終了する。

    【0027】ステップ8において、高サイクルの内面亀裂進展の評価手順Bを選択すると、ステップ10において、溶接部の内面検査として放射線透過試験すなわちra
    dio-graphic test,RTや超音波探傷試験すなわちultra
    sonic test,UTを実行し、高サイクル要因による内面の亀裂寸法を欠陥データとして入力する。 一方、ステップ11において、高サイクル要因による配管の振動を測定し、ステップ15において、有限要素法解析プログラム等により、振動応力を求める。 ステップ16において、前記欠陥データと振動応力とから、高サイクル要因による疲労を解析する。 ステップ17において、疲労解析の結果に基づき、小口径配管が健全か否かを判定する。 内面に欠陥が無く、小口径配管が健全であれば、評価結果を小口径配管疲労強度管理データベース12に蓄積し、評価を終了する。 内面に欠陥が確認され小口径配管が健全でなければ、ステップ14において、必要な対策をディスプレイ1によりオペレータに表示し、評価結果を小口径配管疲労強度管理データベース12に蓄積し、評価を終了する。

    【0028】ステップ8において、低サイクルの内面亀裂進展の評価手順Cを選択すると、ステップ10において、溶接部の内面検査として放射線透過試験RTや超音波探傷試験UTを実行し、低サイクル要因による内面の亀裂寸法として欠陥データを入力する。 一方、ステップ11において、低サイクル要因による配管の振動を測定し、ステップ15において、有限要素法解析プログラム等により、熱応力と自重応力との和すなわち公称応力を求める。 ステップ16において、欠陥データと公称応力とにより、低サイクル要因による疲労を解析する。 ステップ17において、疲労解析の結果に基づき、小口径配管が健全か否かを判定する。 内面に欠陥が無く、小口径配管が健全であれば、評価結果を小口径配管疲労強度管理データベース12に蓄積し、評価を終了する。 内面に欠陥が確認され小口径配管が健全でなければ、ステップ14において、必要な対策をディスプレイ1によりオペレータに表示し、評価結果を小口径配管疲労強度管理データベース12に蓄積し、評価を終了する。

    【0029】図4は、本発明による小口径配管疲労強度評価システムにおける高サイクルの外面亀裂進展と低サイクルの外面亀裂進展とを併せて評価する評価手順Aを示すフローチャートである。 まず、ステップ8において、評価対象配管すなわち評価範囲を選定し、小口径配管疲労強度管理データベース12に登録する。 ステップ9において、溶接部外面の非破壊検査すなわち浸透探傷試験PTや目視試験VTを実行する。 ステップ13において、小口径配管の健全性を評価する。 ここで欠陥が無ければ、評価結果を小口径配管疲労強度管理データベース12に登録して終了する。 一方、欠陥が確認されれば、ステップ14において、必要な対策をディスプレイ1によりオペレータに指示し、評価結果を小口径配管疲労強度管理データベース12に登録して終了する。

    【0030】図5は、本発明による小口径配管疲労強度評価システムにおける評価手順BおよびCに共通な内面亀裂進展のデータ処理手順を示すフローチャートである。 ステップ18において、配管仕様データ,亀裂寸法データ,振動測定データ等の評価データを入力する。 次に、ステップ19において、応力解析,振動解析,疲労解析を実行する。 ステップ20において、小口径配管の疲労強度評価手順を実行する。 疲労強度評価結果21
    は、ステップ22において、他の疲労強度評価結果とまとめられ、疲労強度評価表となる。

    【0031】なお、データの入出力や応力解析,振動解析等の解析作業は、例えばエンジニアリングワークステーションで実行され、各種データおよび結果は、エンジニアリングワークステーションから、例えば大型計算機内に構築された小口径配管疲労強度管理データベース1
    2に送られて登録される。

    【0032】図6は、本発明による小口径配管疲労強度評価システムにおける高サイクルの内面亀裂進展を評価する評価手順Bを示すフローチャートである。 ステップ8において、評価対象配管すなわち評価範囲を選定する。 ステップ11において、配管系の振動を測定する。
    ステップ23において、設計用振動荷重を選定し、ステップ24において、減衰定数を選定する。 ステップ25
    において、前記振動測定値と設計用振動荷重と減衰定数とにより振動応力を算出する。 また、ステップ10において、溶接部内面の非破壊検査すなわち放射線透過試験RTや超音波探傷試験UTを実行する。 ステップ26において、その欠陥データにより疲労強度減少係数を算定する。 ステップ17において、算出された振動応力と算定された疲労強度減少係数とに基づき、小口径配管の健全性を評価する。 健全であれば、評価結果を小口径配管疲労強度管理データベース12に登録して終了する。 一方、欠陥が確認されれば、ステップ14において、必要な対策をディスプレイ1によりオペレータに指示し、評価結果を小口径配管疲労強度管理データベース12に登録して終了する。

    【0033】図7は、本発明による小口径配管疲労強度評価システムにおける低サイクルの内面亀裂進展を評価する評価手順Cを示すフローチャートである。 ステップ8において、評価対象配管すなわち評価範囲を選定する。 次に、ステップ10において、溶接部内面の非破壊検査すなわち放射線透過試験RTや超音波探傷試験UT
    を実行する。 ステップ27において、その欠陥データにより応力拡大係数の変動幅を計算する。 ステップ28において、配管系の熱応力と自重応力との和すなわち公称応力を算出する。 ステップ17において、計算された応力拡大係数の変動幅と算出された公称応力とに基づき、
    健全性を評価する。 健全であれば、評価結果を小口径配管疲労強度管理データベース12に登録して終了する。
    一方、欠陥が確認されれば、ステップ14において、必要な対策をディスプレイ1によりオペレータに指示し、
    評価結果を小口径配管疲労強度管理データベース12に登録して終了する。

    【0034】なお、ここでは、評価手順をA→B→Cの順に実行する例を説明したが、必要に応じて、A→C→
    B,B→A→C,A→B,A→C,B→A,C→A等の種々の順序で実行してもよいことは明らかであろう。

    【0035】また、外面亀裂進展については、図4の処理手順により、高サイクル疲労強度評価と低サイクル疲労強度評価とを併せて行なったが、内面亀裂進展の場合と同様に、高サイクル疲労強度評価と低サイクル疲労強度評価とを分けて行なうことも可能である。

    【0036】さらに、疲労強度評価結果に基づき修理/
    取替/改造を指示しするほかに、次回の測定時期または評価終了を明示する機能を備えることができる。

    【0037】

    【発明の効果】本発明によれば、高サイクル疲労および低サイクル疲労の要因と外面亀裂進展および内面亀裂進展の要因とを組み合わせ、小口径配管の疲労強度を包括的に監視/評価/管理できる。

    【0038】また、配管仕様データおよび非破壊検査と振動測定とにより得られる実測データに基づいて、応力解析,振動解析,疲労解析,疲労評価等を一貫して実行できるので、状況の把握や配管の取替え等の迅速かつ的確な対応が可能となる。

    【0039】さらに、ソケット溶接部の非破壊検査対象箇所を選定し、疲労強度評価結果に基づき修理/取替/
    改造を指示し、次回の測定時期または評価終了を明示する機能を備え、これら検査対象箇所,評価結果,次回測定時期の情報を効率的に管理するデータベースを有することから、メンテナンス作業者の負担を軽減できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明による小口径配管疲労強度評価システムの一実施例の装置構成を示すブロック図である。

    【図2】本発明による小口径配管疲労強度評価システムの評価体系の構成を示す系統図である。

    【図3】本発明による小口径配管疲労強度評価システムにおける実行手順を示すフローチャートである。

    【図4】本発明による小口径配管疲労強度評価システムにおける高サイクル/低サイクルの外面亀裂進展を評価する評価手順Aを示すフローチャートである。

    【図5】本発明による小口径配管疲労強度評価システムにおける評価手順BおよびCに共通な内面亀裂進展のデータ処理手順を示すフローチャートである。

    【図6】本発明による小口径配管疲労強度評価システムにおける高サイクルの内面亀裂進展を評価する評価手順Bを示すフローチャートである。

    【図7】本発明による小口径配管疲労強度評価システムにおける低サイクルの内面亀裂進展を評価する評価手順Cを示すフローチャートである。

    【符号の説明】

    1 ディスプレイ 2 入力装置 3 演算処理装置 3a 演算部 3b 処理手順記憶部 3c 入力部 3d データ出力部 3e 記憶データ呼出し部 4 記憶装置 5 高サイクル/低サイクルの外面亀裂進展評価手順A 6 高サイクルの内面亀裂進展評価手順B 7 低サイクルの内面亀裂進展評価手順C 8 対象範囲選定 9 溶接部表面検査 10 溶接部内面検査 11 配管振動測定 12 小口径配管疲労強度管理データベース 13 評価手順Aの評価 14 対策 15 有限要素法解析プログラム 16 解析 17 評価手順B,Cの評価 18 評価データ 19 配管応力解析および振動解析 20 疲労解析/評価 21 疲労強度評価結果 22 疲労強度評価結果まとめ表作成 23 設計用振動荷重選定 24 減衰定数選定 25 振動応力算出 26 疲労強度減少係数算出 27 応力拡大係数の変動幅計算 28 公称応力の算出

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 彰 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 鈴木 栄二 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 菱沼 俊博 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内

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