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Image processor

阅读:805发布:2020-11-30

专利汇可以提供Image processor专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To stabilize the picture quality and also to realize a high speed processing by constituting a processor so that the generation of deterioration of an image can be eliminated with the minimum change of a hardware and a software even in the case the graphic form of a gradation part, etc., is continued, and also density is varied and superposed. CONSTITUTION:In the image processor for executing an antialiasing processing to a vector image, the density of only reading a memory in the position of immediately before the start of the left edge part of a straight line and immediately after the end of the right edge part is generated, and temporary density for showing a delimiter in the position of before two pixels of the start of the left edge part and after two pixels of the end of the right edge part is generated. Also, this processor is provided with a graphic accelerator 207 for comparing the density of three continuous pixels written in a frame memory 205 after a read/modity/write processing, determining the density of one pixel in the center of the three continuous pixels, and writing it in the frame memory 205.,下面是Image processor专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ベクトル画像に対しアンチエイリアシング処理を実行して画像濃度を決定し,該画像濃度を画像データ記憶手段に書き込む画像処理装置において,直線の左エッジ部分の開始直前と右エッジ部分の終了直後の位置でメモリをリードしただけの濃度を発生し,左エッジ部分の開始2画素前と右エッジ部分の終了2画素後の位置で区切りを示す仮の濃度を発生し,且つ,リード・
    モディファイ・ライト処理後の前記画像データ記憶手段に書き込む連続する3画素の濃度を比較して該連続する3画素の中央1画素の濃度を決定し,前記画像データ記憶手段に書き込む濃度データ出力手段を具備することを特徴とする画像処理装置。
  • 【請求項2】 前記濃度データ出力手段は,入力されるパラメータに識別ビットを包含させ,該パラメータに基づいて書き込み濃度を発生する際に,左エッジ部分の開始2画素前及び右エッジ部分の終了2画素後の位置で区切りを示す識別用濃度値を発生させることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  • 【請求項3】 前記濃度データ出力手段は,パラメータ群(寄与率,図形濃度,ラスター展開座標ライン,開始座標,及び終了座標)を入力してエッジペアの左端,右端,その他の何れかを判断する識別子判断手段を具備することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  • 【請求項4】 前記濃度データ出力手段は,識別子を組み込んだ値でのパラメータ参照に基づいて濃度を発生するルック・アップ・テーブルを具備することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は,PDL(ページ記述言語)によりプリンタに出する際にベクトル画像を入力として,出力媒体の解像度に合わせたラスター展開を実行する画像処理装置に関し,より詳細には,アンチエイリアシング処理によって決定した濃度変調処理をリード・モディファイ・ライト(以下,RMWという)処理を実行しながらメモリに書き込む際に,印字品質を向上させる画像処理装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】プリンタ・コントローラ内の印字品質向上技術として,アンチエイリアシング処理が知られている。 図8は,従来におけるグラフィックアクセラレータの構成を示すブロック図であり,801はグラフィックアクセラレータ(以下,GAという),205はフレームメモリである。 GA801はメモリリード・ライト制御部301及びルック・アップ・テーブル(以下,LU
    Tという)302とから構成されている。

    【0003】以上の構成において,GA801の動作を説明すると,GA801は,図形が画素にかかっている面積率を表す寄与率,図形濃度,ラスター展開座標ラインy,開始座標x1,及び終了座標x2を各々入力し,
    LUT302を参照しながらRMW処理に基づいてフレームメモリ205に対してデータ書き込みを実行する。

    【0004】上記のアンチエイリアシング処理を含むプリンタ・コントローラ内でのメモリ書き込み処理の動作を図9に示すフローチャートを用いて説明する。 先ず,
    制御プログラムに基づいてベクトル画像をラスターイメージに展開する(S901)。 該ラスター展開は,図形をy座標毎(ピクセル毎)に分けて処理し,その寄与率を決定し(S902),同じ寄与率及び濃度を有するx
    座標範囲を塗り潰すことにより実行される。 該塗り潰し処理(直線描画)は,GA801に対して,同じ寄与率及び図形濃度を有する範囲のラスター展開座標ラインy,開始座標x1,終了座標x2のパラメータを渡し(S903),GA801は入力されたパラメータに基づいてLUT302を参照し,RMW処理を実行して画素濃度を決定し,開始座標x1から終了座標x2までの間に対応するメモリ位置に書き込む(S904)。 次に,この動作を図形内全てのピクセルに対して終了したか否かを判断し(S905),処理が終了していないと判断したときには上記ステップ901に戻って処理を繰り返し,反対に,処理が終了したと判断したときには,
    本処理を終了する。

    【0005】図10は,アンチエイリアリング処理を示す説明図であり,上記のようにベクトル図形をラスター展開して出力するときに図形エッジ部分では図形が画素にかかっている面積率(寄与率)に応じて濃度を変調する。 これによって図形エッジ部分ではその濃度が薄くなって視覚的に滑らかな出力画像が得られる。 この濃度変調結果は,RMW処理を実行しながらフレームメモリ2
    05に書き込まれる。

    【0006】図11は,上記RMW処理を示す説明図であり,例えば,図形濃度64の領域1を描画した後に図形濃度50の領域2を描画する場合を表している。 図1
    1において,左エッジ部分は領域1の右エッジ部分と重なるが,RMW処理によって,もともとフレームメモリ205内に描かれていた濃度が51.2,描こうとする濃度が50,寄与率が0.2であるので, 51.2×(1−0.2)+50×0.2 の計算により50.96と決定される。 また,リード濃度が0でない場合には,この式に基づいてフレームメモリ205に対する書き込み濃度が決定される。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に示されるような従来におけるアンチエイリアシング処理を実行する画像処理装置にあっては,アンチエイリアシング処理結果をフレームメモリに書き込もうとする際のRMW処理によって不都合を生じさせることがある。

    【0008】この不都合を図12,図13を用いて具体的に説明する。 すなわち,図12及び図13に示すようなグラデーション部分等の図形が連続して存在し,且つ,その図形濃度が徐々に変化する場合,それらの図形の隣接位置によって2つの隣接する図形エッジ部分が存在する境界画素列の濃度が隣接する2つの図形濃度のいずれより小さくなって薄く抜けて見え,画像劣化を招来させるという問題点があった。

    【0009】このことは,RMW処理の濃度をフレームメモリ205に書き込む前に,左右画素の濃度を参照し,書き込もうとする濃度が左右画素の中間にあるときのみ書き込みを実行し,これ以外の場合には,左右画素濃度における中間値濃度の書き込みを実行することによって解決される。 この処理を,図13に示すデータに対して実行すると,図5に示すような結果が得られるが,
    従来にあっては,本処理をソフトウェアにより実行するために,処理時間が膨大化して効率的ではないという問題点があった。

    【0010】本発明は,上記に鑑みてなされたものであって,アンチエイリアシング処理を実行する画像処理装置において,グラデーション部分等の図形が連続し,且つ,濃度が変化して重なる場合であっても画像劣化の発生をハードウェア及びソフトウェアの最小限の変更で排除可能として画質安定化を図ると共に,高速処理を実現することを目的とする。

    【0011】

    【課題を解決するための手段】本発明は,上記の目的を達成するために,ベクトル画像に対しアンチエイリアシング処理を実行して画像濃度を決定し,該画像濃度を画像データ記憶手段に書き込む画像処理装置において,直線の左エッジ部分の開始直前と右エッジ部分の終了直後の位置でメモリをリードしただけの濃度を発生し,左エッジ部分の開始2画素前と右エッジ部分の終了2画素後の位置で区切りを示す仮の濃度を発生し,且つ,リード・モディファイ・ライト処理後の前記画像データ記憶手段に書き込む連続する3画素の濃度を比較して該連続する3画素の中央1画素の濃度を決定し,前記画像データ記憶手段に書き込む濃度データ出力手段を具備する画像処理装置を提供するものである。

    【0012】また,前記濃度データ出力手段は,入力されるパラメータに識別ビットを包含させ,該パラメータに基づいて書き込み濃度を発生する際に,左エッジ部分の開始2画素前及び右エッジ部分の終了2画素後の位置で区切りを示す識別用濃度値を発生させることが望ましい。

    【0013】また,前記濃度データ出力手段は,パラメータ群(寄与率,図形濃度,ラスター展開座標ライン,
    開始座標,及び終了座標)を入力してエッジペアの左端,右端,その他の何れかを判断する識別子判断手段を具備することが望ましい。

    【0014】また,前記濃度データ出力手段は,識別子を組み込んだ値でのパラメータ参照に基づいて濃度を発生するルック・アップ・テーブルを具備することが望ましい。

    【0015】

    【作用】本発明による画像処理装置は,濃度データ出力手段(GA)により,RMW処理後の濃度をデータ記憶手段(フレームメモリ)に書き込む前に,左右画素の濃度を参照して書き込み対象の濃度が左右画素濃度の中間にあるときのみ書き込みを実行し,これ以外のときには左右画素濃度の中間値濃度をデータ記憶手段に書き込むことにより高速処理を実現する。

    【0016】

    【実施例】以下,本発明の一実施例を添付図面を参照して説明する。 図1は,本発明による画像処理装置が適用される画像処理システムの概略構成を示すブロック図である。 101はホストコンピュータ,102は本発明による画像処理装置(以下,プリンタ・コントローラという),103はレーザプリンタ等に代表される出力装置であり,ホストコンピュータ101とプリンタ・コントローラ102,及びプリンタ・コントローラ102と出力装置103とは各々所定のインターフェイス手段によって相互に接続されている。

    【0017】以上のように構成された画像処理システムの動作について説明すると,ホストコンピュータ101
    はアプリケーションソフト等によりベクトル画像を作成して,該ベクトル画像ををプリンタ・コントローラ10
    2に送信する。 プリンタ・コントローラ102では入力されたベクトル画像をラスターイメージに展開し,その内部メモリに蓄える。 更に,このメモリに蓄積された画像データは,出力装置103に送信されて記録紙に印字出力される。

    【0018】図2は,本発明によるプリンタ・コントローラ102の概略構成を示すブロック図である。 図において,201は受信装置,202は画像データ,出力装置の解像度(記録密度),多値レベル,出力サイズの拡大・縮小率等のデータを格納するRAM,203は制御プログラムに基づいて各種制御を実行するCPU,20
    4は制御プログラムが格納されているROM,205はフレームメモリ,206は送信装置,207は直線描画装置のGAである。

    【0019】次に,以上のように構成されたプリンタ・
    コントローラ102の動作について説明する。 受信装置201はホストコンピュータ101から出力されるデータ,例えば,画像データ,出力装置の解像度(記録密度),多値レベル,及び出力サイズの拡大・縮小率等を受け取ってRAM202に格納する。 次に,CPU20
    3はROM204に格納してある制御プログラムに基づいてRAM202内の画像データを読み出し,所定の処理を実行する。 CPU203はROM204内に格納された制御プログラムに基づいて種々の処理を実行した後,GA207に対して直線描画用のパラメータ(寄与率,図形濃度,ラスター展開座標ラインy,開始座標x
    1,及び終了座標x2)を出力し,フレームメモリ20
    5内に入力データを展開する。 次に,送信装置206はCPU203の命令に基づき,フレームメモリ205内に展開されたデータを指定された出力解像度に合わせて出力装置103に対して送信する。

    【0020】図3は,図2に示したGA207の構成を示すブロック図である。 GA207は,メモリリード・
    ライト制御部301,LUT302,及び連続する3つの画素の濃度をラッチする3画素比較ハードウェア30
    3が接続された比較処理器304とから構成されている。 メモリリード・ライト制御部301には図形が画素にかかっている面積率を表す寄与率,図形濃度,ラスター展開座標ラインy,開始座標x1,及び終了座標x2
    が入力側に,また,その出力側の寄与率及び図形濃度はLUT302に接続されている。 また,LUT302からの出力データは3画素比較ハードウェア303に入力接続され,フレームメモリ205に対しては比較処理器304からの濃度データ及びメモリリード・ライト制御部301からのアドレスが各々入力される構成になっている。 また,比較処理器304からの濃度データはLU
    T302にも入力接続されている。

    【0021】以上のように構成されたGA207の動作について説明すると,CPU203によりROM204
    からメモリリード・ライト制御部301に対して,同じ寄与率及び図形濃度を持つ範囲のラスター展開座標ラインy,開始座標x1,及び終了座標x2が入力される。
    メモリリード・ライト制御部301は,該入力データに基づいてLUT302を参照しながらRMW処理を実行して画素濃度を仮に決定する。 その後,隣接する3画素の濃度を3画素比較ハードウェア303に入力し,この3画素を比較処理部304によって比較して連続する3
    画素の中央1画素の濃度を決定し,フレームメモリ20
    5に書き込む。

    【0022】このように本発明では,従来における図9
    に示したステップ904のGA207によるメモリ描画部分の処理を変更する。 すなわち,図3に示すように従来における図8に示した装置に対して,メモリ描画部分の直前に3画素比較ハードウェア303に入力したデータを比較する比較処理器304のハードウェアを追加する。 これによってメモリ書き込みを制御してグラデーション部分の重ね書きの発生を排除する。

    【0023】また,この場合のソフトウェアは,先ず,
    左エッジ部直前画素位置と右エッジ部直後画素位置でメモリをリードしただけの濃度を発生させるように変更する。 すなわち,その位置で寄与率0がGA207に入力されるようにする。 また,左エッジの2つ前の画素及び右エッジの2つ後の画素の位置で各々エッジペアの左端及び右端を識別できるような識別用濃度を発生させる。
    また,これらの識別用濃度も他の画素濃度と同様に,3
    画素比較ハードウェア303に入力されるようにする。
    識別用濃度としては,プリンタ・コントローラ102が用いているメモリに書き込む濃度値以外の値を用いる。
    例えば,寄与率が4段階でメモリ書き込み濃度が8ビットで表現される場合,実際に使用される濃度は,0,6
    4,128,192,255であるので,これ以外の数字,例えば,100等を識別用濃度値として用いる。

    【0024】次に,比較処理器304のアルゴリズムについて説明する。 図4は,比較処理器304のアルゴリズムを示すフローチャートである。 先ず,連続する3つの画素のリード・モディファイ処理後における濃度を3
    画素比較ハードウェア303にラッチする(S40
    1)。 なお,この場合,上記にて説明したように左エッジ直前画素,右エッジ直前画素のリード濃度,左端,及び右端を識別できるような識別用濃度についても,この3画素比較ハードウェア303にラッチ入力する。 そして,上記の比較条件を満たした場合においてのみ,3画素の中央に位置する画素濃度(3画素比較ハードウェア303の“2”の位置の画素濃度)をフレームメモリ2
    05に書き込む。 一方,左右の画素濃度の中間値となるように濃度を変更して書き込みを実行する。

    【0025】上記において,具体的には,画素濃度が次々とラッチ入力されるが,3画素比較ハードウェア30
    3の“3”の位置の画素濃度が左端の認識用濃度であるか否かを判断し(S402),“3”の位置の画素濃度の左端の認識用濃度であると判断したときから比較及び書き込み処理を開始して,更に,もう1画素の濃度をラッチ列に入力する(S403)。 反対に,上記ステップ402において,“3”の位置の画素濃度の左端の認識用濃度ではないと判断したときには,ステップ401の処理に戻る。

    【0026】次に,3画素比較ハードウェア303の“1”の位置の画素濃度が左端の認識用濃度である否かを判断し(S404),“1”の位置の画素濃度の左端の認識用濃度であると判断したときには,データ入力があるか否かを判断し(S405),データ入力があると判断したときにはステップ401の処理に戻り,データ入力が終了したと判断にたときには,本処理を終了する。

    【0027】反対に,上記ステップ404において,
    “1”の位置の画素濃度の左端の認識用濃度ではないと判断したときには,更に, “1”の位置の濃度≧“2”の位置の濃度 であるか否かを判断する(S406)。 このとき“1”
    の位置の濃度≧“2”の位置の濃度であると判断したときには,更に, “2”の位置の濃度≧“3”の位置の濃度 であるか否かを判断し(S407),“2”の位置の濃度<“3”の位置の濃度であると判断したときには,
    “1”の位置の濃度と“3”の位置の濃度の中間値をフレームメモリ205に書き込み(S408),上記ステップ403の処理に戻る。

    【0028】また,上記ステップ406において,
    “1”の位置の濃度<“2”の位置の濃度であると判断したときには,更に, “2”の位置の濃度>“3”の位置の濃度 であるか否かを判断し(S409),“2”の位置の濃度>“3”の位置の濃度であると判断したときには,ステップ408の処理を実行し,反対に,“2”の位置の濃度<“3”の位置の濃度であると判断したときには,
    “2”の位置の濃度をフレームメモリ205に書き込み(S410),ステップ403の処理に戻る。 また,上記ステップ407において,“2”の位置の濃度≧
    “3”の位置の濃度であると判断したときには,“2”
    の位置の濃度をフレームメモリ205に書き込み(S4
    10),上記ステップ403の処理に戻る。

    【0029】このように3画素比較ハードウェア303
    のにラッチした画素濃度の比較処理により,“2”の位置の画素濃度をフレームメモリ205に書き込むか,或いは“1”と“3”の位置の画素濃度の中間値をフレームメモリ205に書き込むかを決定する。 また,比較とメモリ書き込みは,“1”の位置の濃度が右端の識別画素濃度であると判断されるまで続けて実行し,一度,比較/書き込み処理が終了したときには,再び“3”の位置の左端の識別画素濃度が入力されるまでフレームメモリ205への書き込みを実行せずに,画素濃度の入力を続行する。

    【0030】図5は,図13に示したデータに対して上記処理を適用した場合に得られるデータ結果を示しており,重ね書き部分の濃度が,従来では32(図13参照)に対して本処理では42.5となり濃度の落ち込みが少ないことが判る。 従って,上記アルゴリズムへの修正により,従来ソフトウェアのみで本処理を実行していた処理(連続する3画素比較の中央画素濃度が常に両端の画素濃度の中央値とする処理)の大部分をGA207
    のハードウェア(3画素ハードウェア303,比較処理器304)を用いて最小限のハードウェアの変更により実現することが可能となる。

    【0031】また,本発明では,第2に,左エッジの2
    つ前の画素及び右エッジの2つ後の画素の位置において,各々エッジペアの左端及び右端を識別可能とする識別用濃度をソフトウェア及びハードウェアの変更を最小限にして発生させるため,寄与率及び図形濃度等のパラメータに識別ビットを包含させることを用いて,比較処理器304で用いる識別用濃度を発生するようにGA2
    07を変更する。 すなわち,従来用いていた寄与率及び図形濃度等のパラメータの有効ビット数を減らし,その減らしたビットのうち2ビットをエッジペアの左端及び右端とし,それ以外のビットを識別する識別子として用いる。 これによりGA207に与えるパラメータの数が同一で,寄与率及び図形濃度等に識別記号を組み込むためソフトウェア及びハードウェアを最小限に抑えることが可能となる。 なお,この場合に減らすビットはGA2
    07に与えるパラメータのうち,必要度の少ないビットから順に2ビット減らせばどのビットでも支障はない。

    【0032】図6は,本発明によるGA207の他の実施例における概略構成を示すブロック図である。 本構成では,図3にて説明したGA207の構成に対して,パラメータ群(寄与率,図形濃度,ラスター展開座標ラインy,開始座標x1,及び終了座標x2)を入力してエッジペアの左端,右端,その他の何れかを判断する識別子判断部601を,メモリリード・ライト制御部301
    の前段に配置してある。 また,他の機能要素に関して図3と同一のものは同じ符号を付し,その説明を省略する。

    【0033】以上のように構成されたGA207において,その動作を説明すると,GA207に入力された寄与率,図形濃度,y,x1,及びx2のパラメータ群に対して識別子判断部601は,エッジペアの左端,右端,その他の何れかを判断して,与えられたパラメータ群がエッジペアの左端,右端を示している場合に,識別用濃度を3画素比較ハードウェア303のラッチ列に直接入力する。

    【0034】また,図7は,本発明によるGA207の他の実施例における構成を示すブロック図である。 本構成では,図3にて説明したGA207のLUT302
    を,識別子を組み込んだ値でのパラメータ参照に基づいて濃度を発生する識別子判定入りLUT701に置き換える構成を採用している。 また,他の機能要素に関して図3と同一のものは同じ符号を付し,その説明を省略する。

    【0035】以上のように構成されたGA207において,その動作を説明すると,識別子判定入りLUT70
    1は,識別子を組み込んだ値でのパラメータ参照に基づいて濃度を発生する。 すなわち,エッジペアの左端或いは右端に対応する場合には,左端区別のための識別用濃度,或いは右端区別のための識別用濃度を常に定数として発生させ,その識別用濃度(或いはRMW濃度)を3
    画素比較ハードウェア303のラッチ列に直接入力する。

    【0036】以上の実施例をまとめると,GA(直線描画装置)207内で,フレームメモリ205への書き込み濃度決定後,フレームメモリ205の直前に新たに隣接する3画素濃度の3画素比較ハードウェア303を追加し,そこで最終的に決定した濃度をフレームメモリ2
    05に書き込むことによって高速処理を実現する。

    【0037】また,図形の左エッジ部分直前及び右エッジ部分直後の位置でメモリをリードしただけの濃度を発生させ,図形の左エッジ部分の2画素前及び右エッジ部分の2画素後でエッジペアの区切りを示す識別用濃度を発生させることによって,図形両端での比較の不具合を回避することができる。

    【0038】更に,LUT302の変更,或いはハードウェアの変更を行うことによって識別用濃度の発生を大幅なソフトウェアの変更を必要とせずに,書き込み濃度の決定を高速に実行することができる。

    【0039】

    【発明の効果】以上説明したように,本発明による画像処理装置によれば,濃度データ出力手段により,RMW
    処理後の濃度をデータ記憶手段に書き込む前に,左右画素の濃度を参照して書き込み対象の濃度が左右画素濃度の中間にあるときのみ書き込みを実行し,これ以外のときには左右画素濃度の中間値濃度をデータ記憶手段に書き込む構成としたため,アンチエイリアシング処理を実行する画像処理装置において,グラデーション部分等の図形が連続し,且つ,濃度が変化して重なる場合であっても画像劣化の発生をハードウェア及びソフトウェアの最小限の変更で排除可能として画質安定化を図ると共に,高速処理を実現することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明による画像処理装置が適用される画像処理システムの概略構成を示すブロック図である。

    【図2】本発明によるプリンタ・コントローラの概略構成を示すブロック図である。

    【図3】本発明によるGAの概略構成を示すブロック図である。

    【図4】本発明による比較処理器のアルゴリズムを示すフローチャートである。

    【図5】本発明による処理を適用した処理結果例を示す説明図である。

    【図6】本発明によるGAの他の実施例における概略構成を示すブロック図である。

    【図7】本発明によるGAの他の実施例における概略構成を示すブロック図である。

    【図8】従来におけるGAの概略構成を示すブロック図である。

    【図9】従来におけるアンチエイリアシング処理を含むプリンタ・コントローラ内でのメモリ書き込み処理の動作を示すフローチャートである。

    【図10】従来における図形の各ピクセルの濃度例を示す説明図である。

    【図11】従来におけるRMW処理例を示す説明図である。

    【図12】グラデーション部分が連続し,且つ,図形濃度がシフトする場合の画像例を示す説明図である。

    【図13】従来における画像劣化の例を示す説明図である。

    【符号の説明】

    102 プリンタ・コントローラ 205 フレームメモリ 207 GA 303 3画素比較ハードウェア 304 比較処理器

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