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On-vehicle handsfree device and incoming call sound control method thereof

阅读:243发布:2021-06-05

专利汇可以提供On-vehicle handsfree device and incoming call sound control method thereof专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an on-vehicle handsfree device and an incoming call sound control method thereof which are capable of controlling an incoming call sound when a music being reproduced in a vehicle is similar to a music related to the incoming call sound.SOLUTION: An on-vehicle handsfree device 10 comprises: a connection unit 104 which connects a mobile phone 20 so that an incoming call sound thereof is inputted; an incoming call sound output unit 110 which outputs the incoming call sound from the mobile phone to a user; an incoming call sound determination unit 114 which determines the characteristic of the incoming call sound from the mobile phone; and an incoming call sound control unit 116 which changes the incoming call sound and outputs thereof to the user when the incoming call sound is determined to be related to a music at least.,下面是On-vehicle handsfree device and incoming call sound control method thereof专利的具体信息内容。

  • 携帯電話をその着信音が入力されるよう接続する接続手段と、
    携帯電話からの着信音をユーザに出力する着信音出力手段と、
    携帯電話からの着信音の特性を判断する着信音判断手段と、
    前記着信音判断手段によりその着信音が少なくとも楽曲に係るものと判断された場合に、その着信音を変更して前記着信音出力手段から出力させる着信音制御手段と、
    を有する車載用ハンズフリー装置。
  • 車載用音楽再生装置で再生されている楽曲の情報を取得する再生楽曲取得手段を更に有し、
    前記着信音判断手段が、前記車載用音楽再生装置で再生されている楽曲との比較に基づいて、着信音の特性を判断するものであり、
    前記着信音制御手段が、再生されている楽曲と着信音に係る楽曲との類似性に基づいて、その着信音を変更するものである、請求項1に記載の車載用ハンズフリー装置。
  • 前記着信音判断手段が、再生されている楽曲と着信音の楽曲の曲調を比較し数値化するものである、請求項2に記載の車載用ハンズフリー装置。
  • 前記着信音判断手段による比較の結果を保存する記憶手段を更に有し、
    前記着信音制御手段が、前記記憶手段に比較の結果が存在する場合に、これに基づいてその着信音の変更を制御するものである、請求項3に記載の車載用ハンズフリー装置。
  • 携帯電話からの着信音に係る情報を取得する曲情報取得手段を更に有し、
    前記着信音判断手段が、再生されている楽曲の曲情報と、着信音の楽曲の曲情報を比較し、これらの類似性を判断するものである、請求項2に記載の車載用ハンズフリー装置。
  • 前記着信音判断手段で比較される曲情報が、少なくとも楽曲ジャンルを含み、
    前記着信音制御手段は、再生されている楽曲と着信音に係る楽曲の楽曲ジャンルが同じ場合に、その着信音を変更する、請求項5に記載の車載用ハンズフリー装置。
  • 前記着信音制御手段は、その変更する着信音をリングトーンにする、請求項1から6の何れか1つに記載の車載用ハンズフリー装置。
  • 携帯電話をその着信音が入力されるよう接続するステップと、
    携帯電話からの着信音をユーザに出力するステップと、
    携帯電話からの着信音の特性を判断するステップと、
    前記着信音の特性を判断するステップによりその着信音が少なくとも楽曲に係るものと判断された場合に、その着信音を変更してユーザに出力するステップと、
    を有する車載用ハンズフリー装置の着信音制御方法。
  • 車載用音楽再生装置で再生されている楽曲の情報を取得するステップを更に有し、
    前記着信音の特性を判断するステップが、前記車載用音楽再生装置で再生されている楽曲との比較に基づいて、着信音の特性を判断するものであり、
    前記着信音を変更してユーザに出力するステップが、再生されている楽曲と着信音に係る楽曲との類似性に基づいて、その着信音を変更するものである、請求項8に記載の車載用ハンズフリー装置の着信音制御方法。
  • 携帯電話をその着信音が入力されるよう接続するステップと、
    携帯電話からの着信音をユーザに出力するステップと、
    携帯電話からの着信音の特性を判断するステップと、
    前記着信音の特性を判断するステップによりその着信音が少なくとも楽曲に係るものと判断された場合に、その着信音を変更してユーザに出力するステップと、
    を有する車載用ハンズフリー装置の着信音制御プログラム。
  • 車載用音楽再生装置で再生されている楽曲の情報を取得するステップを更に有し、
    前記着信音の特性を判断するステップが、前記車載用音楽再生装置で再生されている楽曲との比較に基づいて、着信音の特性を判断するものであり、
    前記着信音を変更してユーザに出力するステップが、再生されている楽曲と着信音に係る楽曲との類似性に基づいて、その着信音を変更するものである、請求項10に記載の車載用ハンズフリー装置の着信音制御プログラム。
  • 说明书全文

    本発明は、携帯電話を接続して車内でハンズフリー通話を行うための車載用ハンズフリー装置に関し、特に、その着信音を制御するための装置および方法に関する。

    携帯電話の普及に伴って、走行中の車両内での携帯電話の利用が急増しており、その危険性が社会問題化している。 道路交通法の改正によって、携帯電話を手に持っておこなう通話は禁止され、違反には罰則が適用される。 一方で、車内で通話をおこないたいというユーザからの要望は依然強い。 このような背景から、近年、携帯電話に接続し、マイクおよびイヤホンを装備したヘッドセットを利用して、いわゆるハンズフリーで通話がおこなえるハンズフリーシステムないしは装置が普及している。

    従来のハンズフリー装置においては、携帯電話の着信があった場合、携帯電話側で設定されている着信音がそのまま、ハンズフリー装置側のイヤホンないしはスピーカから流れ出るようになっている。 しかし、このような構成のハンズフリー装置では、以下のような問題があった。

    すなわち、最近では携帯電話の着信音を楽曲の再生に置き換えて利用するユーザが増えており(いわゆる着メロや着うた(いずれも登録商標))、車内で同種の音楽を再生中に、この種の着信音が出された場合、ユーザはそれが携帯電話の着信音であると気付かない場合があり、利便性が低下するという問題がある。 通常ユーザは自分の好みの音楽を、携帯電話の着信音に設定するので、車内で聴く音楽と着信音が似通って、着信音を認識できない可能性は高い。

    ここでハンズフリー装置において携帯電話からの着信音を制御する技術として、特許文献1が存在する。 この文献には、車両の走行情報を取得し、走行における高い注意力が必要な状況において、携帯電話の着信音を鳴らさないよう制御する技術が開示されている。

    特開2009−147400号

    しかしながら、この文献には、車両の走行状況との関係で着信音を制御する方法が開示されているものの、再生中の音楽との関係で着信音を制御する方法については何の開示もなく、したがって上記問題を解決することはできない。

    したがって発明は上記従来の課題を解決し、車内で再生中の音楽と着信音に係る音楽が似通う場合に、着信音を制御することができる車載用ハンズフリー装置およびその着信音の制御方法を提供することを目的とする。

    本発明に係る車載用ハンズフリー装置は、携帯電話をその着信音が入力されるよう接続する接続手段と、携帯電話からの着信音をユーザに出力する着信音出力手段と、携帯電話からの着信音の特性を判断する着信音判断手段と、前記着信音判断手段によりその着信音が少なくとも楽曲に係るものと判断された場合に、その着信音を変更して前記着信音出力手段から出力させる着信音制御手段と、を有する。

    好ましくは、車載用ハンズフリー装置は、車載用音楽再生装置で再生されている楽曲の情報を取得する再生楽曲取得手段を更に有し、前記着信音判断手段が、前記車載用音楽再生装置で再生されている楽曲との比較に基づいて、着信音の特性を判断するものであり、前記着信音制御手段が、再生されている楽曲と着信音に係る楽曲との類似性に基づいて、その着信音を変更するものである。

    また好ましくは、前記着信音判断手段が、再生されている楽曲と着信音の楽曲の曲調を比較し数値化するものである。 好ましくは、車載用ハンズフリー装置は、前記着信音判断手段による比較の結果を保存する記憶手段を更に有し、前記着信音制御手段が、前記記憶手段に比較の結果が存在する場合に、これに基づいてその着信音の変更を制御するものである。 好ましくは、車載用ハンズフリー装置は、携帯電話からの着信音に係る情報を取得する曲情報取得手段を更に有し、前記着信音判断手段が、再生されている楽曲の曲情報と、着信音の楽曲の曲情報を比較し、これらの類似性を判断するものである。 好ましくは、前記着信音判断手段で比較される曲情報が、少なくとも楽曲ジャンルを含み、前記着信音制御手段は、再生されている楽曲と着信音に係る楽曲の楽曲ジャンルが同じ場合に、その着信音を変更する。 好ましくは、前記着信音制御手段は、その変更する着信音をリングトーン、すなわちベル音にする。

    本発明に係る車載用ハンズフリー装置の着信音制御方法は、携帯電話をその着信音が入力されるよう接続するステップと、携帯電話からの着信音をユーザに出力するステップと、携帯電話からの着信音の特性を判断するステップと、前記着信音の特性を判断するステップによりその着信音が少なくとも楽曲に係るものと判断された場合に、その着信音を変更してユーザに出力するステップと、を有する。

    好ましくは、車載用ハンズフリー装置の着信音制御方法は、車載用音楽再生装置で再生されている楽曲の情報を取得するステップを更に有し、前記着信音の特性を判断するステップが、前記車載用音楽再生装置で再生されている楽曲との比較に基づいて、着信音の特性を判断するものであり、前記着信音を変更してユーザに出力するステップが、再生されている楽曲と着信音に係る楽曲との類似性に基づいて、その着信音を変更するものである。

    本発明に係る車載用ハンズフリー装置の着信音制御プログラムは、携帯電話をその着信音が入力されるよう接続するステップと、携帯電話からの着信音をユーザに出力するステップと、携帯電話からの着信音の特性を判断するステップと、前記着信音の特性を判断するステップによりその着信音が少なくとも楽曲に係るものと判断された場合に、その着信音を変更してユーザに出力するステップと、を有する。

    好ましくは、車載用ハンズフリー装置の着信音制御プログラムは、車載用音楽再生装置で再生されている楽曲の情報を取得するステップを更に有し、前記着信音の特性を判断するステップが、前記車載用音楽再生装置で再生されている楽曲との比較に基づいて、着信音の特性を判断するものであり、前記着信音を変更してユーザに出力するステップが、再生されている楽曲と着信音に係る楽曲との類似性に基づいて、その着信音を変更するものである。

    本発明に係る車載用ハンズフリー装置およびその着信音制御方法によれば、携帯電話の着信が楽曲に係るものである場合には、リングトーンなど着信音と明確に判断できる音により着信音が出力されることとなるので、車内で音楽を再生しているような場合でも、ユーザは着信音を確実に識別できるようになる。

    特に、車内で再生中の楽曲と着信音に係る楽曲との比較に基づいて着信音を変更する本発明においては、着信音に係る楽曲が再生楽曲に似通った場合にのみ着信音を変更させて、その識別を容易にする一方で、他の場合には通常の聞きなれた楽曲に係る着信音を出力できるようになる。

    本発明の実施例に係る車載用ハンズフリー装置の構成を示す図である。

    図1に示す車載用ハンズフリー装置本体のブロック図である。

    図1に示す車載用ハンズフリー装置のヘッドセットのブロック図である。

    本発明の第1の実施例による着信音の制御を説明するフローチャートである。

    楽曲の曲調を解析し判断するための一処理手順を示すフローチャートである。

    本発明の第2の実施例による着信音の制御を説明するフローチャートである。

    メタ情報から楽曲の特性を判断するための一処理手順を示すフローチャートである。

    次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。

    図1は、本発明の実施例に係るハンズフリー装置の構成を示す図である。 本実施例のハンズフリー装置10は、接続手段30を介して携帯電話20とデータ交換可能に接続されるハンズフリー装置本体12と、ユーザの頭部に装着して使用するヘッドセット14とを含んで構成される。 ここで、携帯電話20は、通話機能を備えた各種の電子情報端末、スマートフォンであってよい。 接続手段30は、好適にはUSBケーブルだが、他の規格の有線ケーブル、または無線LAN、ブルーツースなどの無線による接続手段を含む。 この接続手段30を介して、ハンズフリー装置本体12と携帯電話20は、相互に制御データを送受信し、互いを制御できる状態になる。 すなわち、携帯電話20に着信があったとき、ユーザはハンズフリー装置10側で携帯電話20の操作、例えば、通話の開始・終了を制御できる。 また、接続手段30を介して、携帯電話20側からハンズフリー装置10側にその着信音および通話音声データが送られる。 後述するように、接続手段30に携帯電話20が接続されると、ハンズフリー装置10は、携帯電話の着信待ち受け状態になり、携帯電話20に着信があると、その動作を開始する。

    ハンズフリー装置本体12とヘッドセット14とは、好適にはブルーツースその他の無線通信手段または有線通信手段を介して、データ交換可能に接続され、ヘッドセット14側に装備されたマイクとイヤホンを通して利用者が通話をおこなえるようになっている。 ハンズフリー装置本体12はまた、車載用音楽再生装置40と有線接続され、再生中の音楽に関する情報をハンズフリー装置側へ入力できるようにされる。 入力される音楽情報は、楽曲名、アーティスト、楽曲ジャンル、楽曲レーティングなどのメタ情報を含むディジタル音楽データそれ自体とすることが好ましい。 さらに、そのメタ情報として、楽曲の曲調を数値化した特性情報を含むことができる。 後述するように、適用する実施の形態によっては、これらのメタ情報のみを入力としてもよい。 好適な実施例において、ハンズフリー装置10は、音楽再生装置40を内蔵する車載用総合情報処理装置である。 この総合情報処理装置には、この他、車両のナビゲーション機能、ビデオ機能、テレビ機能、ラジオ機能などを内蔵できる。

    図2は、車載用ハンズフリー装置本体のブロック図である。 同図に示すように、ハンズフリー装置本体12は、ユーザからの入力を受け取る入力部102、携帯電話20との接続を確立する接続部104、携帯電話20から転送される着信音や音声データをDRAM等のバッファメモリに受信等する受信部106、携帯電話20の着信や通話状況等の情報をディスプレイに表示する表示部108、通話に係る音声データその他の音声を出力する音声出力部110、携帯電話からの着信音や音声データをヘッドセット14へ送信し、またヘッドセットからのユーザ操作に基づく制御信号および通話の音声データを受信する送受信部112、受信した着信音の特性を判断する着信音判断部114、着信音判断部114の結果に応じて、ユーザに出力する着信音を変更する着信音制御部116、装置全体の制御を司る制御部118、各種アプリケーションソフトウエア等を実行するためのプログラムを格納するプログラムメモリ120、音楽、映像、地図などの種々のデータを記憶可能なデータメモリ122、音楽再生装置40に接続して、再生中の楽曲の情報を取得するための音楽情報入力部124、各部を接続するバス126とを備えている。

    入力部102は、リモコンやカーソルによる入力に加え、ディスプレイへのタッチパネル入力を含む。 携帯電話20を介してのハンズフリー通話時には、音声出力部110を介して車内のスピーカ42および/またはヘッドセット14のイヤホンから音声が出力される。 プログラムメモリ120は、携帯電話20との接続を制御するプログラム、ハンズフリー装置の各種実行モードを制御するプログラム、メニュー操作や各種機能を実行するためのアプリケーションなどを含む。 制御部118は、中央処理装置(CPU)またはマイクロコントローラなどの処理装置を含んで構成され、プログラムメモリ120のプログラムまたはアプリケーションを実行することで各部の制御を行う。

    本実施例における着信音判断部114は、携帯電話20からの着信音の入力を受けて、音楽再生装置40で再生されている楽曲との比較に基づいて、その特性を判断する。 具体的には、入力された着信音の音特性を解析し、その曲調を数値化して、現在再生されている楽曲の曲調との類似性を判断する。 再生されている楽曲の曲調の解析は、着信音の解析と並行してリアルタイムでおこなってもよいが、音楽再生装置40に格納されている音楽データを対象として事前にこれらの曲調を解析し、その結果を音楽データのメタ情報として、ハンズフリー装置本体12のデータメモリ122内に保存しておくことが好ましい。

    楽曲に係る着信音および再生楽曲の曲調を解析し数値化する手段は、その周波数特性に基づいて解析する方法、そのテンポ、音の高さや大きさ、コード進行、音質や使用されている楽器構成などに基づいて解析する方法など、既知の解析手法を採用することができる。 これらの参考文献としては、特開2006−195384号公報、特開2005−274790号公報、特開2006−221715号公報が存在する。

    着信音制御部116は、音声出力部110およびヘッドセット14のイヤホンから出力される、携帯電話の着信音の音種を制御するためのもので、先の着信音判断部114において、着信音が楽曲に係るもので、かつその曲調が再生中の楽曲と類似する場合に、その着信音をリングトーン、すなわちベル音に変更して出力する。 実施例では、着信音に係る楽曲の曲調と再生中の楽曲の曲調の類似性が低い場合は、着信音をそのまま出力する。 もっとも設定によって、着信音が楽曲に係る場合は、その再生楽曲との類似性に拘わらず、これをリングトーンに変更するようにユーザが選択できるよう構成してもよい。

    図3は、車載用ハンズフリー装置のヘッドセットのブロック図を示している。 ヘッドセット14は、ハンズフリー装置本体12との間で制御信号および音声データを送受するための送受信部202、携帯電話20に対する通話の開始および終了、音量調整その他の操作をユーザがおこなえるようにする操作部204、発話のためのマイク206、着信音および通話音を聞くためのイヤホン208、ヘッドセット全体の制御を司る制御部210、各部を接続するバス126とを備えている。

    ハンズフリー装置本体12に接続された携帯電話20において着信があると、ハンズフリー装置本体12側で該着信音に対する判断および制御の処理が実施され、その結果としての着信音が送受信部202を介してヘッドセット14へ送信され、その音はイヤホン208からユーザに伝えられる。 ユーザは操作部204を操作して通話開始の制御を送信し、これによってハンズフリー装置本体12を介して携帯電話20とヘッドセット14との接続が確立され、通話が可能となる。

    次に、図4および図5に示すフローチャートに沿って、本発明の第1の実施例による着信音の制御の流れを説明する。 図4において、ハンズフリー装置10に接続された携帯電話20に着信があり、接続手段30を介してそれがハンズフリー装置本体12で認識されることによって、本処理が開始される(S402)。 最初に、着信時において音楽再生装置40により音楽が再生されているかが確認される(S404)。 音楽が再生されていると判断された場合、その楽曲データを取得する(S406)。 好適な実施例において楽曲データは、事前に解析してデータメモリ122に蓄積した曲調の解析データを含む。 データメモリ122内に対象楽曲の解析データが存在しないか、または事前の解析をおこなわない場合は、音楽情報入力部124から再生楽曲の音楽データを入力する。 一方、音楽が再生されていない場合、着信音が楽曲に係るものであったとしても、ユーザはそれを認識できるので、携帯電話20から入力された着信音をそのまま出力する(S414)。

    次に、処理は着信音判断部114に移り、ここで着信音の曲調の解析と、それがまだおこなわれていない場合には再生楽曲の曲調の解析と、が実施される(S408)。 この具体的な解析手順については後述するが、この解析によって、各楽曲は特定の指標を基準に数値化され、その類似度が判断できるようになる。 好適な実施例においては、楽曲の曲調を特徴づける複数の点、例えば、楽曲の和音構成、テンポ、音量、音質(使用されている楽器の種類など)、音域などについて、それぞれ数値化する。 この解析の結果から、着信音に係る楽曲と再生中の楽曲が類似するか否かが判断される(S410)。 そして、これらが類似すると判断された場合、着信音制御部116は、携帯電話からの着信音を再生せずに、代わりにリングトーンを出力する(S412)。 リングトーンによる着信音の出力は、再生中の音楽から明確に識別できるので、ユーザは携帯電話への着信を確実に認識できるようになる。 一方で、これらが類似しないと判断された場合には、入力された着信音がそのまま出力されることとなる(S414)。 着信音制御部116におけるこの類似の判断は、経験値に基づいて所定の閾値を決定し、これを境界としてプログラムすることができるが、前述のように評価点が複数ある場合はそれらの重み付けをした上で比較するよう構成することが好ましい。

    なお、本実施例における着信音の曲調解析には、着信音の読み込みと解析のために一定の処理時間が掛かるので、携帯電話に着信があってから、解析結果に基づいて着信音を出力するまでに、許容されない遅延が生じるおそれがある。 この問題を回避するための方法としては、以下のようなものが考えられる。 すなわち、最初の着信の際は、リングトーンによる出力を直ちにおこない、それと並行して着信音の解析処理をおこなって、その結果をデータメモリ122に蓄積し、2回目以降はその結果を利用して類似性の判断をする方法がある。

    図5は、楽曲の曲調を解析し判断するための一処理手順を示すフローチャートである。 ここでは、曲調解析の一例として、着信音に係る楽曲における音符の出現頻度から楽曲の曲調を数値化する例を示すが、前述したように楽曲の曲調解析手法は、既知の手法の何れを用いてもよいので、これは単に一例を示したものとして理解されたい。

    図5に示す曲調解析処理においては、最初に着信音の周波数解析がおこなわれる(S502)。 具体的には、所定のサンプリングレートで高速フーリエ変換をおこない、各周波数帯域における信号強度を示す周波数スペクトラムを出力する。 次いで、この周波数スペクトラムから使用されている楽器音毎にその基本周波数を推定して(S504)、そこから使用されている音および和音候補を算出する(S506)。 具体的には、周波数スペクトラムの各周波数帯域を12音階の各音名に割り当て、その対応する信号強度から楽曲の作る旋律の音符および和音を推定する。 そして、この推定された音符および和音の出現頻度から楽曲の曲調を数値化する(S508)。

    次に、本発明の第2の実施例における着信音制御の処理について説明する。 本実施例に係るハンズフリー装置においては、着信音と再生楽曲の曲調を解析するのではなく、それらのメタ情報に基づいてその類似性を比較し、着信音を制御する。 図6は、本発明の第2の実施例による着信音の制御を示すフローチャートである。

    図6において、ハンズフリー装置10に接続された携帯電話20に着信があり、接続手段30を介してそれがハンズフリー装置本体12で認識されることによって、本処理が開始される(S602)。 最初に、着信時において音楽再生装置40により音楽が再生されているかが確認される(S604)。 音楽が再生されていない場合、入力された着信音はそのままユーザに出力される(S618)。 音楽が再生されていると判断された場合、携帯電話20に対し、着信音に係る楽曲のメタ情報、すなわち楽曲名、アーティスト、楽曲ジャンル、楽曲レーティングなどの属性情報を要求する(S606)。 この要求に対し携帯電話20側からメタ情報が送信されれば、処理はステップS610〜S616に移行する(S608)。 一方で、携帯電話からのメタ情報が得られない場合、入力された着信音がそのまま出力される(S618)。 例えば、元の着信音が楽曲に関わるものでなくリングトーンである場合には、メタ情報は得られないので、このステップS618の処理が実行される。

    携帯電話側から着信音に係る楽曲のメタ情報が得られると、音楽再生装置40で再生中の楽曲のメタ情報を取得する(S610)。 そして、これら取得したメタ情報から、着信音に係る楽曲と再生中の楽曲の特性を比較判断する(S612)。 比較の結果として、2つの楽曲の特性が一致すると判断される場合、着信音制御部116は、その着信音としてリングトーンをユーザに出力する(S616)。 一方、2つの楽曲の特性が一致しないと判断される場合、元の着信音はそのままユーザに向けて出力される(S618)。

    図7は、第2の実施例における着信音判断部114における、メタ情報から楽曲の特性を判断するための一処理手順を示すフローチャートである。 ここでは、2つの楽曲の比較するメタ情報として、曲名、アーティスト名、曲ジャンルを利用した例を示す。 すなわち、着信音判断部114では、2つの楽曲のメタ情報から曲名、アーティスト名および曲ジャンルの情報が抽出され、これらが順次比較される。 最初に2つの楽曲の曲名を比較し(S702)、それらが一致する、つまり着信音に係る楽曲と再生中の楽曲が同じ曲であると判断される場合は、処理はステップS710へ移り、制御部は、リングトーンを着信音としてユーザに出力する。

    2つの楽曲の曲名が一致しない場合は、次に、アーティスト名が比較され(S704)、一致する場合には、リングトーンを出力するよう制御する(S710)。 2つの楽曲のアーティスト名も一致しない場合は、次に、曲ジャンルが比較される(S706)。 そして、曲ジャンルが一致すると判断された場合にも、リングトーンを着信音として出力する(S710)。 比較の結果、曲ジャンルも一致しないと判断された場合には、着信音に係る楽曲をそのまま出力しても、ユーザがこれを再生されている音楽と誤認するおそれが少ないことから、入力した着信音に係る楽曲をそのまま出力する(S708)。

    本実施例に係る着信音の特性判断は、携帯電話側からハンズフリー装置側へ、着信音に係る楽曲のメタ情報を送信する仕組みが必要となる点で、第1の実施例に比して構成が複雑になる一方で、メタ情報を使って2つの楽曲の特性判断をおこなえるので、その判断における構成が簡易になり、処理の遅延上の問題がない。 したがって、最初の着信音に対しても、その特性の判断をおこない、その結果としての着信音を遅延なく、ユーザに出力することができるメリットがある。

    以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

    10:ハンズフリー装置 12:ハンズフリー装置本体14:ヘッドセット 20:携帯電話30:接続手段 40:車載用音楽再生装置40:音楽再生装置 42:スピーカ102:入力部 104:接続部106:受信部 108:表示部110:音声出力部 112:送受信部114:着信音判断部 116:着信音制御部118:制御部 120:プログラムメモリ122:データメモリ 124:音楽情報入力部126:バス 202:送受信部204:操作部 206:マイク208:イヤホン 210:制御部

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