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Apparatus and method for adjusting operating point of squid

阅读:994发布:2020-06-12

专利汇可以提供Apparatus and method for adjusting operating point of squid专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an apparatus for adjusting a bias voltage of a SQUID (superconducting quantum interference device) which can automatically and appropriately adjust a bias current in a short time.
SOLUTION: A 50 kHz sine wave current with an adjustable magnetic field bias applied by a magnetic field bias source 17 is sent to a coil 12, thereby generating a magnetic field to a SQUID 10. In this state, an output voltage is extracted from the SQUID 10. An amplitude of the magnetic field of the extracted output voltage is half a cycle of a magnetic field-voltage characteristic. The voltage is filtered by a filter 14 and only a 50 kHz component is extracted. The extracted signal component is rectified by a rectifier 15 and converted to a d.c. voltage. The magnetic field bias source 17 is adjusted to obtain a maximum value while seen through a voltage monitor 16.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Apparatus and method for adjusting operating point of squid专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 SQUIDと、 前記SQUIDに対して所定のバイアス電流を流す手段と、 前記SQUIDに対して磁場を印加するためのコイルとを含み、 前記コイルには第1の周波数の交流電流と調整可能な直流電流とが印加され、 前記SQUIDに前記バイアス電流を流した状態で磁場−電圧特性の半周期分を取出す手段と、 前記取り出した磁場−電圧特性信号から前記第1の周波数の成分のみを通過させるフィルタと、 前記フィルタを通過した信号成分をモニタする手段とを含む、SQUIDの動作点調整装置。
  • 【請求項2】前記フィルタを通過した信号成分が最大になるよう、前記コイルに印加される直流電流を調整する手段をさらに含む、請求項1に記載のSQUIDの動作点調整装置。
  • 【請求項3】SQUIDに対して所定のバイアス電流を流すステップと、 前記SQUIDに対してコイルを用いて磁場を印加するステップとを含み、 前記コイルには第1の周波数の交流電流と調整可能な直流電流とが印加され、 前記SQUIDに前記バイアス電流を流した状態で磁場−電圧特性の半周期分を取出すステップと、 前記取り出した磁場−電圧特性信号から前記第1の周波数の成分のみを取り出すステップと、 前記フィルタを通過した信号成分をモニタするステップとを含む、SQUIDの動作点調整方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】この発明は超電導量子干渉素子(Superconducting Quantum Interference Device、以下SQUIDと省略する)の動作点を調整する装置およびその方法に関し、特に、自動調整化が可能な、SQU
    IDの動作点調整装置およびその方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】図6は従来の磁束ロックループ(以下、
    FLLと略す)を有する非変調型のSQUIDの制御回路を示す回路図である。 図6を参照して、従来のSQU
    ID用FLL回路は、所定の個所に2つのジョセフソン接合が形成されたSQUID81と、SQUID81に定電流を提供する定電流源85とを含む。 SQUID8
    1には図示のないピックアップコイルから測定対象の磁束が入される。 SQUID81は、その両端からの出力電圧はプリアンプ83で増幅され、積分器84を経て出力電圧に出力される。 出力電圧は、SQUID81に隣接した磁場印加用コイル82にフィードバックをかけるために用いられる。 これによってSQUID81で検出した外部磁束が打消される。

    【0003】SQUID81からの出力は出力とは別に設けられたオシロスコープ90へ送られてその波形が観察される。 具体的には、フィードバック信号の一部がオシロスコープ90のX軸に入力され、プリアンプ83からの出力がオシロスコープ90のY軸に入力される。

    【0004】上記のような非変調型のSQUIDの制御回路の初期設定時においては、オシロスコープ90の波形を見ながら、磁場バイアス電流が最適値になるよう調整する。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】従来のSQUIDの制御回路の動作点調整は上記のように行なわれていた。 所定のバイアス電流Ibが流れている状態で、オシロスコープ90を見ながら出力信号の波形の振幅が最大になるよう磁場印加用コイル82に印加される磁場バイアス電流を調整する必要があるため、使用前の調整に非常に時間がかかるという問題点があった。 また、手動で調整する必要があったため、SQUIDの自動調整ができないという問題点があった。 この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、非変調型SQUID
    の調整の精度が向上するとともに、自動調整化が可能になる、SQUIDの動作点調整装置およびその方法を提供することを目的とする。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】この発明にかかるSQU
    IDの動作点調整装置はSQUIDと、SQUIDに対して所定のバイアス電流を流す手段と、SQUIDに対して磁場を印加するためのコイルとを含む。 コイルには第1の周波数の交流電流と調整可能な直流電流とが印加される。 SQUIDの動作点調整装置はさらに、SQU
    IDにバイアス電流を流した状態で磁場−電圧特性の半周期分を取出す手段と、取り出した磁場−電圧特性信号から前記第1の周波数の成分のみを通過させるフィルタと、フィルタを通過した信号成分をモニタする手段とを含む。

    【0007】好ましくは、フィルタを通過した信号成分が最大になるよう、コイルに印加される直流電流を調整する手段をさらに含む。 この時SQUIDの磁場感度が最大となるためである。

    【0008】この発明の他の局面によれば、SQUID
    の動作点調整方法は、SQUIDに対して所定のバイアス電流を流すステップと、SQUIDに対してコイルを用いて磁場を印加するステップとを含む。 コイルには第1の周波数の交流電圧と調整可能な直流電圧とが印加され、SQUIDにバイアス電流を流した状態で磁場−電圧特性の半周期分を取出すステップと、取り出した磁場−電圧特性信号から第1の周波数の成分のみを取り出すステップと、フィルタを通過した信号成分をモニタするステップとを含む。

    【0009】バイアス電流を流した状態でSQUIDに磁場を発生させ、その磁場の変化に対応する出力に基づいて磁場バイアス電流の最適値を求めるため、容易に磁場バイアス電流の最適値を求めることができる。 また、
    バイアス電流の調整の精度は向上する。 さらに、磁場バイアス電流の最適値を求めることができるため、SQU
    IDの動作点調整方法を自動化することができる。

    【0010】

    【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 図1はこの発明に係るSQUID
    のバイアス電流調整装置の全体構成を示すブロック図である。 図1を参照して、バイアス電流調整装置1は、S
    QUID10と、SQUID10にバイアス電流を印加するバイアス電流供給回路11と、SQUID10に対して周波数fの交流磁場および直流磁場を与えるコイル12と、SQUID10の両端からの電圧を取出して増幅する電圧増幅器13と、増幅された電圧から所定の周波数成分のみを通過させるフィルタ14と、所定の周波数成分fの信号を整流する整流器15と、整流された電圧をモニタする電圧モニタ16とを含む。 コイル12には周波数fの交流を印可する交流電源31と、交流電源31に磁場バイアスを加えるための磁場バイアス電源1
    7が接続されている。 なお、実際のSQUIDを用いた装置においては、電圧増幅器13の出力が積分器30に接続されてフィードバックループが形成されて磁場の測定が行われるが、ここでは実際の測定系については省略して、初期の調整についてのみ説明する。

    【0011】図2は発生させた磁場による磁場−電圧特性を示すグラフである。 (A)は発生した磁場の状態を示し、(B)はその中からBで示す所望の半周期分を取出した状態を示す図である。 (C)は取り出した半周期の信号の最も傾きの大きいが座標のゼロ点を通るように磁場バイアスを調整した状態を示す図である。

    【0012】次にこのバイアス電流の調整方法について説明する。 図3は図2(B)で示した半周期分の磁場−
    電圧特性を示す図であり、(B)はその信号に基づく磁場の時間による変動を示す図であり、(C)は電圧の時間変動を示す図である。

    【0013】磁場振幅のうち半周期を取出した状態を示す図3(A)において、Bで示す半周期が取出されたものとする。 ここで、半周期Bは任意の状態から取出されたものであるため、その半周期分の中の最大傾斜部分が必ずしも座標のゼロ点を通っていない。 これに対し、半周期分の中の最大傾斜部分座標がゼロ点を通っている波形をAで示す。

    【0014】この取出した半周期AおよびBにおいてで示す状態からで示す状態へ電圧が変化し次いで矢印に沿ってに示す状態に戻る。 これが繰返されている。
    この状態から磁場の時間的変動を示した図が(B)である。 (B)に示すように、〜において1周期の磁場変動が生じており、この周期はコイル12に交流電源3
    1から流した正弦波電流の周期f、たとえば、f=1k
    Hzに等しい。

    【0015】(A)、(B)をもとに電圧の時間的変化を表したのが(C)の図である。 (C)において、半周期A,Bの時間的変化は図中A,Bで表わされる。 Bの周波数f1は印加された正弦波電流の周波数fとその2
    倍の周波数2fとが混じっているが、Aの周波数f1は印加された正弦波電流の周波数fに等しい。 なお、この波形は第1図のC点での波形である。 すなわち、半周期分の中の最大傾斜部分座標がゼロ点を通るように調整するには、出力周波数をfのみになるように調整すればよい。

    【0016】そこで、本願発明では、任意に取り出した、fと2fの2つの周波数の混じった周波数成分を有するBの信号から、fの周波数成分のみをフィルタ14
    で取りだし、その成分が最大になるように調整する。 具体的には、フィルタ14を通過した波形を整流器15で整流すると、その高周波成分が除去されて直流成分のみとなり、図3(D)で示す波形となる。 この直流成分、
    すなわち出力電圧Vが最大になるように電圧モニタ16
    を見ながらバイアス電流供給回路11を手動で調整する。 このように、磁場−電圧変化の最大傾斜部分を0点とすることにより、磁場の変動に対する電圧変化量が最大となり、SQUIDの磁場感度を最大化することが可能となる。

    【0017】次にこの実施の形態の変形例について説明する。 図4はこの発明の変形例にかかるSQUIDのバイアス電流調整装置を示すブロック図である。 図4を参照して、基本的に図1に示したSQUIDのバイアス電流調整装置と同様である。 異なる点は、整流器15からの出力をA/Dコンバータ21でデジタル信号に変換してパソコン22で自動的に出力電圧Vが最大になるように磁場バイアス供給回路17にフィードバックをかけ、
    最適の磁場バイアス電圧を供給すようにしている点である。 なお、この場合はパソコン22にモニタ23が設けられている。

    【0018】この変形例においては、パソコン22で自動的に磁場バイアスが調整できる。 次にこの発明のさらなる変形例について説明する。 図5はこの発明のさらなる変形例にかかるSQUIDのバイアス電流調整装置を示すブロック図である。 図5を参照して、基本的に図1
    に示したSQUIDのバイアス電流調整装置と同様である。 異なる点は、磁場バイアス供給回路17が電源回路24と電圧保持回路25とから構成される点と、整流器15からの出力を微分回路26、符号反転検出回路27
    を経て電圧保持回路25にフィードバックしている点である。

    【0019】すなわち、電源回路24でE(t)=E0
    tの電圧信号を加える。 この信号は時間経過とともに電圧が上昇する波形を有する。 この電圧が周波数fの交流電圧に重畳されてSQUID10に加えられる。 磁場バイアス電圧が増加するにしたがい、整流器15からの電圧は上昇し、最適点でピークとなり、以後減少する。 すなわち変化量は正から負へ変化する。 整流器15の電圧を微分回路26を通し符号が負(電圧が減少)になれば、電圧保持回路25にトリガ信号を出力し、その時点の電圧値を保持する。

    【0020】この変形例の場合は先の実施の形態と異なり、アナログ信号のままで自動的にバイアス電流を設定できる。

    【0021】今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。 本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この発明に係るSQUIDの動作点調整装置の要部を示すブロック図である。

    【図2】磁場−電圧特性を示すグラフである。

    【図3】この発明に係るSQUIDの動作点調整方法を説明するための図である。

    【図4】この発明の変形例に係るSQUIDの動作点調整装置の要部を示すブロック図である。

    【図5】この発明のさらなる変形例に係るSQUIDの動作点調整装置の要部を示すブロック図である。

    【図6】従来のSQUIDの動作点調整方法を説明するための図である。

    【符号の説明】

    10 SQUID 11 バイアス電流供給回路 12 コイル 13 電圧増幅器 14 フィルタ 15 整流器 16 電源モニタ 21 A/Dコンバータ 22 パソコン 23 モニタ 24 電源回路 25 電圧保持回路 26 微分回路 27 符号反転検出回路

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