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ショベル

阅读:639发布:2024-02-29

专利汇可以提供ショベル专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【課題】作業を中断することなく視界の悪化を防止するショベルを提供すること。 【解決手段】下部走行体と、該下部走行体に旋回自在に搭載される上部旋回体と、該上部旋回体に備えられた撮像装置と、該撮像装置の外方に洗浄 水 を吐出する吐出部と、該洗浄水を蓄えるタンクと、該タンクに蓄えられる前記洗浄水を前記吐出部へ供給する供給装置と、該供給装置へ駆動電流を供給する蓄電地と、該蓄電地と前記供給装置との間に配置される接続スイッチと、を備え、該接続スイッチは、指令生成部から出 力 されたON・OFF指令により該蓄電地と前記供給装置を電気的な接続状態に切り替える。 【選択図】図3,下面是ショベル专利的具体信息内容。

下部走行体と、 該下部走行体に旋回自在に搭載される上部旋回体と、 該上部旋回体に備えられた撮像装置と、 該撮像装置の外方に洗浄を吐出する吐出部と、 該洗浄水を蓄えるタンクと、 該タンクに蓄えられる前記洗浄水を前記吐出部へ供給する供給装置と、 該供給装置へ駆動電流を供給する蓄電地と、 該蓄電地と前記供給装置との間に配置される接続スイッチと、を備え、 該接続スイッチは、指令生成部から出されたON・OFF指令により該蓄電地と前記供給装置を電気的な接続状態に切り替える、ショベル。前記指令生成部は、所定の動作パターンに基づいてON・OFF指令を出力し、 前記供給装置を駆動する、請求項1に記載のショベル。前記指令生成部は通信機に備えられ、所定の動作パターンに基づいてON・OFF指令を出力し、前記通信機を介して受信した信号に基づき、ON・OFF指令を出力する、請求項1に記載のショベル。前記撮像装置の下方には、該撮像装置洗浄後の前記洗浄水を回収する回収部が備えられており、 前記吐出部と前記回収部は、洗浄水用の循環路を形成する、請求項1乃至3何れか一項に記載のショベル。前記上部旋回体にはヒータが配置され、 前記循環路は、前記ヒータの熱を受け得る位置に配置されており、 前記ヒータは、エンジン用ラジエータである、請求項4に記載のショベル。さらに、前記洗浄水を蓄えるタンクが備えられており、 該タンクは前記撮像装置よりも低い位置に配置される、請求項1乃至5何れか一項に記載のショベル。さらに、前記洗浄水を蓄えるタンクが備えられており、 前記供給装置及び前記タンクは前記エンジン用ラジエータの近傍に配置される、請求項5に記載のショベル。前記撮像装置は複数個、前記上部旋回体に搭載されている、請求項1乃至7何れか一項に記載のショベル。

说明书全文

本開示は、撮像装置を備えたショベルに関する。

一般に、ショベル等の建設機械において、操作者が建設機械を操作するに際して、機体後方や側方を目視により確認することは困難である。そこで、操作者が安全に作業を行うことができるように、機体後方や側方に撮像装置(カメラ)を搭載した建設機械が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の建設機械は、カメラで撮影された画像を表示する表示部をキャビン(運転室)内に設けることによって、操作者の視認性の確保を行っている。

特開2012−109741号公報

しかしながら、例えば、解体現場のように粉塵の中はもちろんのこと、雨風にさらされる場所で作業を行う場合には問題が生じ得る。すなわち、特許文献1に開示された建設機械で解体現場等を長時間作業していると、カメラのレンズ部分に粉塵や雨等が付着してレンズが汚れる虞がある。このため、視界が悪くなり、操作者が機体後方や側方を十分に視認することができない状況が生じ得る。この場合において、レンズが汚れる度に作業を中断し、操作者がレンズの汚れを拭き取るのは、作業効率が悪化することになり好ましくない。

上述の点に鑑み、作業を中断することなく視界の悪化を防止するショベルを提供することが望ましい。

本開示の一局面によれば、下部走行体と、該下部走行体に旋回自在に搭載される上部旋回体と、該上部旋回体に備えられた撮像装置と、該撮像装置の外方に洗浄を吐出する吐出部と、該洗浄水を蓄えるタンクと、該タンクに蓄えられる前記洗浄水を前記吐出部へ供給する供給装置と、該供給装置へ駆動電流を供給する蓄電地と、該蓄電地と前記供給装置との間に配置される接続スイッチと、を備え、該接続スイッチは、指令生成部から出されたON・OFF指令により該蓄電地と前記供給装置を電気的な接続状態に切り替える、ショベルが提供される。

本開示によれば、作業を中断することなく視界の悪化を防止するショベルを提供することができる。

実施形態に係るショベルを示す側面図である。

図1の撮像装置の洗浄機構を説明する上面図である。

図1のショベルの制御機構を示すブロック図である。

図1の撮像装置の洗浄のタイミングを示す電流信号波形である。

図1の実施形態と異なる実施形態に係るショベルを示す側面図である。

図4の撮像装置の洗浄機構を説明する上面図である。

図4のショベルの制御機構を示すブロック図である。

図4の撮像装置の洗浄のタイミングを示す電流信号波形である。

さらに異なる実施形態に係るショベルに搭載される撮像装置の洗浄機構を説明する模式図である。

図9の洗浄機構における循環路の近傍を示す上部旋回体部分の側断面図である。

以下、添付図面を参照しながら各実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。 次に、実施形態について図面を参照しながら説明する。

図1は、実施形態に係るショベル100の側面図である。ショベル100の下部走行体1には、旋回機構2を介して旋回自在に上部旋回体3が搭載されている。上部旋回体3には、ブーム4が取り付けられている。ブーム4の先端に、アーム5が取り付けられ、アーム5の先端にバケット6が取り付けられている。ブーム4、アーム5及びバケット6は、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9によりそれぞれ油圧駆動される。上部旋回体3には、キャビン10が設けられ、且つエンジン等の動力源が搭載される。キャビン10には運転席60が設けられており、操作者は運転席60に着座しながらショベル100を操作する。さらに、ショベル100には、操作者の視界以外の部分を撮影するための撮像装置が設けられる。例えば、キャビン10が向いている方向と反対の方向(後方)を撮像し、その映像を操作者に提供するためのいわゆるバックモニタ用のカメラである。図1においては、後方に撮像装置80が設けられている。

本実施形態に係るショベル100において、キャビン10の運転席60に着座した操作者からみて右側にブーム4が配置されている。そして、操作者はブーム4の先端に取り付けられたアーム5やバケット6を視認しながらショベル100を運転する。 以上のような構成のショベル100において、操作者によるショベル100の運転を補助するために入力表示装置40を運転席60の近傍に配置する。入力表示装置40はコントローラ30からの指令に基づき、ショベル100の運転状況や制御情報を表示部41(ディスプレイ)に表示させることで、操作者に情報を提供している。

図2は、図1の撮像装置80の洗浄機構を説明する上面図である。

入力表示装置40を取り付けるための取り付け部50は、運転席60が設けられたキャビン10のコンソール10aに固定される。

なお、本実施形態では、キャビン10の前方右側のコンソール10aは操作者の視界の妨げとなる部分を利用して入力表示装置40の取り付け部50を設けている。これにより、もともと視界の妨げとなっていた部分に入力表示装置40が配置されるので、入力表示装置40自体が操作者の視界を妨げることは無い。コンソール10aの幅にもよるが、入力表示装置40全体がコンソール10aの幅に入るように、入力表示装置40を縦にして配置することが好ましい。

さらに、上部旋回体3内には、ウォッシャタンク82と、供給装置(ウォッシャモータ)83が備えられている。ウォッシャモータ83の吐出口には、ショベル100の後方位置に搭載されている撮像装置80に向かって延びる吐出部84(吐出路)が接続されている。ウォッシャモータ83が駆動すると、ウォッシャタンク82内の洗浄水が吸い上げられる。そうすると、洗浄水は、吐出路84を通り外方から撮像装置80に対して流出する(垂れ流す)。洗浄水が撮像装置80のレンズ部分に対して流れ出ることによって、レンズ部分の洗浄を行う。吐出路84は、上部旋回体3の内部に配設される。

次に、ショベル100のコントローラ30と入力表示装置40との接続について、図3のブロック図を参照しながら説明する。図3は、ショベル100の構成を示すブロック図である。

ショベル100の駆動系は、主に、エンジン11、メインポンプ14、パイロットポンプ15、コントロールバルブ17、操作装置26、及びコントローラ30で構成される。

エンジン11は、ショベル100の駆動源であり、例えば、所定の回転数を維持するように動作するエンジンである。エンジン11の出力軸はメインポンプ14及びパイロットポンプ15の入力軸に接続される。

メインポンプ14は、高圧油圧ライン16を介して作動油をコントロールバルブ17に供給する油圧ポンプであり、例えば、斜板式可変容量型油圧ポンプである。パイロットポンプ15は、パイロットライン25を介して各種油圧制御機器に作動油を供給するための油圧ポンプであり、例えば、固定容量型油圧ポンプである。

コントロールバルブ17は、ショベル100における油圧システムを制御する油圧制御バルブである。コントロールバルブ17は、例えば、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9、走行用油圧モータ(右用)1A、走行用油圧モータ(左用)1B、及び旋回用油圧モータ2Aのうちの一又は複数のものに対し、メインポンプ14から供給された作動油を選択的に供給する。なお、以下の説明では、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9、走行用油圧モータ(右用)1A、走行用油圧モータ(左用)1B、及び旋回用油圧モータ2Aを集合的に「油圧アクチュエータ」と称する。

操作装置26は、操作者が油圧アクチュエータの操作のために用いる装置であり、パイロットライン25を介して、パイロットポンプ15から供給された作動油を油圧アクチュエータのそれぞれに対応する流量制御弁のパイロットポートに供給する。なお、パイロットポートのそれぞれに供給される作動油の圧力は、油圧アクチュエータのそれぞれに対応するレバー又はペダル26A〜26Cの操作方向及び操作量に応じた圧力とされる。

コントローラ30は、油圧アクチュエータの動作速度を制御するための制御装置であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えたコンピュータで構成される。コントローラ30のCPUは、ショベル100の動作や機能に対応するプログラムをROMから読み出してRAMに展開しながらプログラムを実行することで、それぞれに対応する処理を実行させる。

図3に示すように、入力表示装置40には、撮像装置80が直接接続されている。そのため、撮像装置80で撮影された画像が、直接、入力表示装置40のディスプレイ41上に表示される。入力表示装置40は取り付け部50に取り付けられており、コントローラ30に直接接続される。これによって、入力表示装置40とコントローラ30との間でデータ通信が可能な構成となっている。入力表示装置40が取り付けられている取り付け部50は、スイッチパネル51を含んでいる。スイッチパネル51は、各種ハードウェアスイッチを含むパネルである。本実施形態では、スイッチパネル51は、ハードウェアボタンとしてのライトスイッチ51a、ワイパースイッチ51b、ウインドウォッシャスイッチ51c、及び表示切替部51dを含む。ライトスイッチ51aは、キャビン10の外部に取り付けられるライトの点灯・消灯を切り換えるためのスイッチである。ワイパースイッチ51bは、ワイパーの作動・停止を切り換えるためのスイッチである。また、ウインドウォッシャスイッチ51cは、ウインドウォッシャ液を噴射するためのスイッチである。表示切替部51dは、入力表示装置40のディスプレイ41に表示される画像を切り替えるためのスイッチである。例えば、表示切替部51dによって、「燃料残量、冷却水温、アタッチメントの種類等のショベルの状態を示す状態表示画面」や後述する「撮像装置80で撮影された画像を表示する撮像画面」等の各種表示画面が切り替えられる。

また、入力表示装置40は、蓄電池70からコントローラ30を介して間接的に電力供給を受けるのではなく、蓄電池70から直接的に電力供給を受けてもよい。入力表示装置40が蓄電池70から直接的に電力供給を受ける場合、接続部として、例えば、コントローラ30と入力表示装置40とを結ぶデータ専用通信線のコネクタを有してもよい。

なお、蓄電池70はエンジン11のオルタネータ11a(発電機)で発電した電力で充電される。蓄電池70の電力は、コントローラ30以外のショベル100の電装品72にも供給される。また、エンジン11のスタータ11bは、蓄電池70からの電力で駆動され、エンジン11を始動する。

エンジン11は、エンジン制御装置(ECU)74により制御されている。ECU74からは、エンジン11の状態を示す各種データ(例えば、水温センサによって検出された冷却水温(物理量)を示すデータ)がコントローラ30に常時送信されている。したがって、コントローラ30は記憶部(メモリ)30aにこのデータを蓄積しておき、必要なときに入力表示装置40に送信することができる。

さらに、コントローラ30には以下のように各種のデータが供給され、コントローラ30の記憶部30aに格納される。

まず、可変容量式油圧ポンプであるメインポンプ14のレギュレータ14aから斜板度を示すデータがコントローラ30に供給される。また、メインポンプ14の吐出圧力を示すデータが、吐出圧力センサ14bからコントローラ30に送られる。メインポンプ14が吸入する作動油が貯蔵されたタンクには、油温センサ14cが設けられており、タンク内の作動油の温度を表すデータが、油温センサ14cからコントローラ30に供給される。これらのデータ(物理量を表すデータ)は記憶部30aに格納される。

また、レバー又はペダル26A〜26Cを操作した際にコントロールバルブ17に送られるパイロット圧が、油圧センサ15a、15bで検出され、検出したパイロット圧を示すデータがコントローラ30に送られる。このデータ(物理量を表すデータ)は記憶部30aに格納される。

なお、コントローラ30には、電流を接続スイッチ88へ出力するための出力回路30cが組み込まれている。記憶部30aには動作パターンが記憶されている。出力回路30cから、動作パターンに基づくON・OFF指令が接続スイッチ88へ出力される。

また、本実施形態では、図3に示すように、ショベル100は、キャビン10内に、エンジンの回転数を調整するエンジン回転数調整ダイヤル75を備える。本実施形態では、エンジン回転数を4段階で切り換えできるようにしており、エンジン回転数調整ダイヤル75からは、設定された作業モードの状態を示すデータがコントローラ30に常時送信されている。

SPモードは作業量を優先したい場合に選択される作業モードである。そして、Hモードは作業量と燃費を両立させたい場合、Aモードは燃費を優先させながら低騒音でショベル100を稼働させたい場合、アイドリングモードはエンジンをアイドリング状態にしたい場合、にそれぞれ選択される作業モードである。SPモードは、最も高いエンジン回転数を利用する場合に選択する。エンジン回転数は、SPモード、Hモード、Aモード及びアイドリングモードの順に、低く設定される。そして、エンジン11は、調整ダイヤル75で設定された作業モードのエンジン回転数で一定に回転数制御される。

本実施形態では、操作者が入力表示装置40の音声入力機能を使用したいときに操作するスイッチ42が、例えば、レバー26Aに設けられる。スイッチ42を操作者が操作すると、信号がコントローラ30に送られる。コントローラ30はこの信号に基づいて入力表示装置40に制御信号を送り、入力表示装置40の音声入力機能をオンとする。

このように、操作者は操作レバーから手を離さずにスイッチ42や音声入力機能を容易に操作することができる。

例えば、操作者は、入力表示装置40の音声入力機能を利用して、エンジン回転数を増大させる機能、走行モードを切り換える機能、ショベル100に取り付けられたカメラが撮影した画像を入力表示装置40のディスプレイ41上に表示する機能等を実行する。

本実施形態において、ショベル100には、操作者の視界以外の部分を撮影するための撮像装置80が設けられている。撮像装置80は、例えば、キャビン10が向いている方向と反対の方向(後方)を撮像し、その映像を操作者に提供するためのいわゆるバックモニタ用のカメラである。本実施形態では、撮像装置80で得られた映像データを入力表示装置40に送り、入力表示装置40のディスプレイ41に映像を表示させる。これにより、操作者は撮像装置80で撮像した映像を入力表示装置40から得ることができる。

本実施形態に係るショベル100は、イグニッションスイッチ76と、リレー78とを備えている。

イグニッションスイッチ76は、キャビン10の運転席60に設けられる操作スイッチを操作者が操作することによってオンオフするスイッチである。

イグニッションスイッチ76がオフ状態である場合、蓄電池70からリレー78のコイルに電流が流れないため、リレー78はオフ状態となる。

一方、イグニッションスイッチ76がオン状態である場合、蓄電池70からリレー78のコイルに電流が流れるため、リレー78はオン状態となる。リレー78がオンすることによって、蓄電池70から、リレー78を介して、リレー78の下流側に接続される電気負荷(例えば、コントローラ30、電装品72、ECU74、入力表示装置40など)に対して電力が供給される。

また、リレー78がオンすることによって、蓄電池70から、リレー78を介して、スタータ11bに電流が流れる。スタータ11bに電流が流れることにより、スタータ11bが回転し、エンジン11が始動する。操作スイッチの指示は、スタート位置からオン位置に自動復帰するため、イグニッションスイッチ76のオン状態は維持される。操作スイッチの指示がオフ位置に操作されると、イグニッションスイッチ76はオフする。

ショベル100には、一つ又は複数個の撮像装置80が配置されており、図2の場合、撮像装置80は、上部旋回体3に3個配置されている。

撮像装置80は入力表示装置40に直接接続されており、撮像情報がディスプレイ41に表示されるようになっている。

本実施形態に係るショベル100には、上述したように撮像装置80が搭載されており、さらに、この撮像装置80を洗浄するための洗浄機構を備える。

洗浄機構は、ウォッシャタンク82と、供給装置(ウォッシャモータ)83と、ひさし86と、ノズル87と、接続スイッチ88とを備えている。接続スイッチ88は、蓄電池70と洗浄機構を構成するウォッシャモータ83との間に配置されている。イグニッションスイッチ76をオン状態にしてリレー78がオンされると、蓄電池70から接続スイッチ88の一端までが電気的な接続状態となり、蓄電池70の電圧が、その一端にかかる。また、リレー78がオン状態になることによって、蓄電池70の電圧がコントローラ30に供給される。コントローラ30は、後述するように接続スイッチ88の所定の動作パターンを制御しており、接続スイッチ88はコントローラ30によって電力が供給されるとオン状態に切り換えられる。コントローラ30によるオンオフの切り換えは、コントローラ30に組み込まれている出力回路30c(指令生成部)から出力されるON・OFF指令によって行われる。

接続スイッチ88がオン状態に切り換えられると、ウォッシャモータ83に電力が供給される。これによって、ウォッシャモータ83が回転し、洗浄機構が作動する。コントローラ30の出力回路30cによって接続スイッチ88が切り換えられるまでは、ウォッシャモータ83に電力は供給されず、モータ83は回転しない。この場合は洗浄機構は作動しない。

接続スイッチ88は、例えば、リレーが用いられる。また、リレーの代替手段として、トランジスタ等のスイッチを用いてもよい。これらのスイッチもコントローラ30の出力回路30c(指令生成部)から出力されるON・OFF指令によって動作させることができる。

具体的には、ウォッシャタンク82には撮像装置80を洗浄する洗浄水が貯蔵されており、接続スイッチ88がオン状態になると、ウォッシャモータ83によって、洗浄水がウォッシャタンク82から吸い上げられる。吸い上げられた洗浄水は、吐出路84を通ってノズル87の先端に導かれ、撮像装置80に向かって洗浄水が流出する。ひさし86は、洗浄水が撮像装置80の外方に流出するように、ノズル87を固定するためのものである。なお、ひさし86によって、粉塵や雨風等から撮像装置80を保護することもできる。

本実施形態においては、図4に示すように、コントローラ30によって、自動的に所定の時間間隔(例えば、1時間ごと)に電圧が供給されるように制御する。これによって、複雑な制御を要することなく、撮像装置80を洗浄することができる。

一般的に、キャビン10の前方のフロントウィンド10b部分については、操作者は常に汚れ状況を確認することができる。しかしながら、目視により確認することが困難なキャビン10の後方に搭載されている撮像装置80については気付き辛く、操作者は、撮像装置80のレンズ部分の汚れ状況を確認するのは困難である。

そのため、操作者が気付かないうちに、埃、粉塵等の付着物がレンズ部分に付着している状況が生じ得る。特に、粘着性を有する付着物がレンズ部分に付着した場合は、付着物がレンズ部分にへばりつくため、視界が悪くなり、操作者は、撮像装置80で得られた映像データを正確に確認することができない。

そこで、本実施形態では、上記付着物によるレンズ部分の汚れを効果的に防止するため、定期的に、撮像装置80のレンズ部分の洗浄を行う洗浄機構を設けている。

本実施形態において、上述の動作パターンは、コントローラ30の記憶部30aに予めに記憶されており、コントローラ30から動作パターンに基づく指令を送ることによって、接続スイッチ88のオンオフ状態を制御している。このように、撮像装置80のレンズ部分の定期的な洗浄を自動で行うことによって、操作者の視認性を確保することを可能としている。

次に、上記実施形態と異なる実施形態に係るショベル200の構成について、図5を参照しながら説明する。図5は、図1の実施形態と異なる実施形態に係るショベル200を示す側面図である。ショベル200は、図1の実施形態に係るショベル100の構成と撮像装置の搭載位置のみが異なる。

ショベル200には、前方、具体的には、キャビン10上部に撮像装置80が突出して設けられている。その他の構成については、図1の実施形態と基本的に同じであるため、説明は省略する。ショベル200は、主に、ショベル200の遠隔操作を目的としたものである。詳細は後述する。

次に、ショベル200に搭載される撮像装置80の洗浄機構について、図6を参照しながら説明する。図6は、図5の撮像装置80の洗浄機構を説明する上面図である。

ウォッシャモータ83の吐出口には、ショベル200の前方位置であって、キャビン10に搭載されている撮像装置80に向かって延びる吐出部84(吐出路)が接続されている。図1の実施形態と同様に、ウォッシャモータ83が駆動すると、ウォッシャタンク82内の洗浄水が吸い上げられ、吐出路84を通って、洗浄水が外方から撮像装置80に対して流出する。洗浄水が撮像装置80のレンズ部分に対して流れ出ることによって、レンズ部分を洗浄する。吐出路84は、キャビン10の外枠に沿って配設される。

次に、ショベル200の制御機構について、図7のブロック図を参照しながら説明する。図7は、ショベル200の遠隔操作を行う制御機構を示すブロック図である。

ショベル200は、操作者が立ち入ることが困難な場所で作業を行う場合に用いられる。具体的には、操作者が、後述する遠隔操作装置190を操作することによってショベル200の遠隔操作を行っている。遠隔操作装置190は、ショベル200に備えられた撮像装置80によって得られる撮像情報を無線送信する撮像送信機能を含んでおり、遠隔地から操作者が遠隔操作を行うことによってショベル200の操作を行う。

本実施形態において、パイロットライン25には、電磁比例弁260A、260Bが配設されている。遠隔操作装置190は、通信ネットワーク93を介して、コントローラ30に指令を送ることによって、電磁比例弁260A、260Bの弁開度を調整している。これによって、電磁比例弁260A、260Bを介して供給される作動油の圧力(パイロット圧)を、適切にコントロールバルブ17に伝えている。

油圧センサ15a、15bは、コントロールバルブ17に伝えられるパイロット圧を検出すると、検出したパイロット圧を示すデータをコントローラ30に送る。このデータ(物理量を表すデータ)は、コントローラ30の記憶部30aに格納される。

なお、異常が発生したと判定した場合、コントローラ30は、記憶部30aに蓄積していたデータを、コントローラ30内の異常情報記憶部30bに転送しておくこともできる。異常情報記憶部30bに転送したデータは、その後に必要となった時点で、通信ネットワーク93を介してサービスセンタの管理装置90に送られディスプレイ91に表示される。

また、管理装置90は、サービスセンタに配備される常設型コンピュータでもよいし、作業担当者が携帯可能な携帯型コンピュータでもよい。より具体的には、携帯端末としての多機能型携帯情報端末であるいわゆるスマートフォン、タブレット端末等である。管理装置90が携帯型であることにより、操作者は、点検・修理現場に持ち運びできるため、管理装置90のディスプレイ91を見ながら、点検・修理作業を実施できる。その結果、点検・修理の作業効率が向上する。

また、管理装置90は、サービスセンタのサービス本部に配備されたサーバ(不図示)を介して間接的にショベル200と無線通信可能な装置であってもよいし、サーバを介さずに直接ショベル200と無線通信可能な装置であってもよい。

管理装置90は、ショベル200に搭載された受信機195と通信ネットワーク93を介して直接又は間接的に無線通信可能な通信回路部92を有している。通信回路部92は、ショベル200が備える受信機195から送信されたデータを、遠隔操作装置190内の送信機94を介して受信する。通信回路部92で受信されたデータに基づいて生成された情報を表示するディスプレイ91を備えている。

管理装置90のディスプレイ91は、入力表示装置40のディスプレイ41と同様に、タッチパネル機能のような表示入力機能を備えてよい。作業担当者は、ディスプレイ91の表示入力機能を利用して、指令等の入力情報をディスプレイ91に入力することができる。入力された情報は、通信回路部92を介して、ショベル200の受信機195(通信機)に送信される。

受信機195には、電流を接続スイッチ88に出力するための出力回路30cが組み込まれている。また、記憶部30aには動作パターンが記憶されている。これにより出力回路30cから、動作パターンに基づくON・OFF指令を接続スイッチ88へ出力することができる。

ディスプレイ91は、ショベル200に発生した異常がコントローラ30により検出された場合、その検出された異常を表示可能な画像表示部である。コントローラ30は、検出された異常情報を、GPS機能を用いて取得した現在位置情報とともに、送信機94を介して管理装置90に送信する。

ここで、操作者は、遠隔操作装置190を用いて、撮像装置80の洗浄機構を操作される。

具体的には、遠隔操作装置190には、ウォッシャ用スイッチ176が備えられており、ウォッシャ用スイッチ176をオン操作すると、ショベル200が備える受信機195を介して接続スイッチ188がオンされ撮像装置80の洗浄が行われる。接続スイッチ188は、接続スイッチ88と同様に、リレーを用いてもよい。また、リレーの代替手段として、トランジスタ等のスイッチを用いてもよい。これらのスイッチもコントローラ30の出力回路30cから出力されるON・OFF指令によって動作させることができる。さらに、遠隔操作装置190には、操作レバー178が備えられており、操作者は、キャビン10の運転席60内で操作する場合と同様の操作を行うことができる。

なお、図3に示す実施形態とは異なり、撮像装置80はコントローラ30に直接接続されている。コントローラ30は、撮像装置80で得られた映像データを、通信ネットワーク93を介して遠隔の管理装置90に送信し、管理装置90のディスプレイ91に映像を表示させる。これにより、操作者は撮像装置80で撮像した映像をディスプレイ91上で確認することができる。

ショベル200は以上のように構成されているため、操作者は遠隔にいる状態で、ショベル200を自在に操作することができるとともに、撮像装置80の洗浄を行うことができる。

本実施形態においては、撮像装置80のレンズ部分が汚れ視界が悪くなったと感じたら、操作者は、ウォッシャ用スイッチ176のオンオフ操作の切り替えを行い、必要に応じて撮像装置80の洗浄を行うことができる。これにより、洗浄水の使用を節約することができる。

なお、本実施形態においても、図1の実施形態と同様に、所定の時間間隔(例えば、1時間ごと)で自動で洗浄が行われるように構成してもよい。これによって、操作者の操作負担を軽減することができる。

具体的には、図8に示すように、受信機195が無線信号を受信したら、ある程度の時間を経た後に、二回目の無線信号が送信機94から送信されるようにしてもよい。無線信号発信の時間間隔(周期)は任意に設定することができる。必ずしも、一回目の無線信号の周期と二回目の無線信号の周期が同一である必要はない。

その他の構成については、図1の実施形態と基本的に同じであるため、説明は省略する。

続いて、図3、7に示す実施形態とは、さらに異なる実施形態に係るショベルに搭載された撮像装置の洗浄機構について、図9の模式図を参照しながら説明する。図9は、さらに異なる実施形態に係るショベルに搭載される撮像装置の洗浄機構を説明する模式図である。

上記実施形態とは、撮像装置洗浄後の洗浄水を回収する回収部85(回収路)を備える点で異なる。

具体的には、洗浄機構は、洗浄水が貯蔵されるウォッシャタンク82と、ウォッシャタンク82に吸込口が接続されるウォッシャモータ83と、ウォッシャモータ83の吐出口に一端が接続される吐出路84を備える。そして、洗浄機構は、吐出路84の他端に取り付けられるノズル87と、ノズル87の位置を固定するひさし86と、ノズル87先端のノズル孔87aから流出した洗浄水を回収する回収器189を備える。さらに、洗浄機構は、回収器189に備えるフィルタ150と、回収器189とウォッシャタンク82を連通する回収路85を備える。

なお、回収器189は、ショベル100、200の機体の外部に配置されている。これにより、機体が濡れることなく、洗浄水を確実に回収することができる。

接続スイッチ88、188がオンされることにより、ウォッシャモータ83が駆動する。ウォッシャモータ83が駆動すると、ウォッシャタンク82から洗浄水が吸い上げられる。そうすると、洗浄水が吐出路84を通じてノズル87から流出する。ノズル87のノズル孔87aから流れ出た洗浄水によって撮像装置80を洗浄した後に、フィルタ150によって洗浄水に混入しているゴミや塵芥物等の不純物を取り除き、回収器189に回収する。そして、回収器189による回収後に、洗浄水を再びウォッシャタンク82に戻す。以上のように構成することにより、吐出路84及び回収路85は、洗浄水用の循環路を形成する。

洗浄機構が以上のような構成を有することにより、洗浄水を無駄にすることなく、撮像装置80の洗浄を効率的に行うことが可能となる。

次に、洗浄機構を構成する循環路(吐出路84及び回収路85)の配置について図面を参照しながら説明する。図10は、図9の洗浄機構を構成する循環路の近傍を示す上部旋回体3部分の側断面図である。

上部旋回体3には、冷却チューブ220内を流れる冷却水を冷却するエンジン用ラジエータ171と、エンジン11 の吸入する空気を冷却するインタークーラ173が配置されている。また、上部旋回体3には、燃料クーラ175がインタークーラ173に隣接して配置されており、インタークーラ173の下方位置には、エアコン用コンデンサ179と、蓄電池70が配置されている。また、上部旋回体3の、前方側には隔壁222を隔てて、空気中の塵埃を分離除去するエアクリーナ225が配置され、後方側にはカウンタウエイト240が配置されている。

図9の洗浄機構を構成するウォッシャモータ83、ウォッシャタンク82及び循環路(吐出路84及び回収路85)は、エンジン用ラジエータ171の近傍に配置するのが好ましい。洗浄機構は、エンジン11の加熱によって上昇したエンジン用ラジエータ171の周囲の熱を利用することによって、気温の低い寒い季節でも、洗浄水が凍結することがないように配置されている。すなわち、エンジン用ラジエータ171をヒータの代わりとして有効利用している。

さらに、ウォッシャタンク82は撮像装置80よりも低い位置に配置するのが好ましい。これにより、回収器189に回収された洗浄水を効果的にウォッシャタンク82に戻すことができる。

以上、ショベルを実施形態例により説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではない。他の実施形態例の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。

本実施形態においては、撮像装置80を後方に配置したショベル100(図1参照)と、撮像装置80を前方に配置したショベル200(図5参照)を個別に例示して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、前方及び後方に撮像装置80を配置したショベルに、上記洗浄機構を適用してもよい。

この場合において、前方及び後方の撮像装置80用に1個、図9に示す洗浄機構を設けてもよい。

また、前方の撮像装置80用に1個、後方の撮像装置80用に1個、図9に示す洗浄機構を設けてもよい。

また、本実施形態においては、洗浄水を撮像装置80に供給する供給源として、ウォッシャモータ83を例示して説明したが、これに限定されない。洗浄水を撮像装置80に供給することができればよく、例えば、ポンプであってもよい。

また、以上の実施形態では、洗浄機構は、ノズル孔87aから、洗浄水を流出させる(垂れ流す)場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ウォッシャモータ83の駆動力を利用して、ノズル87のノズル孔87aから洗浄水を噴射する構成にしてもよい。洗浄機構は、噴射力を利用することによって、撮像装置80のレンズ部分をより適切に洗浄することができる。

また、以上の実施形態では、前方及び後方に撮像装置80を搭載したショベルを例示して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、キャビン10から見え難い機体の側方に撮像装置を搭載したショベルにおいても、本実施形態に係る洗浄機構を適用することができる。

また、本実施形態では建設機械のうちショベルを例示して挙げて説明したが、これに限定されない。ショベル以外の他の建設機械にも適用することができる。

1・・・下部走行体 1A、1B・・・走行用油圧モータ 2・・・旋回機構 2A・・・旋回用油圧モータ 3・・・上部旋回体 4・・・ブーム 5・・・アーム 6・・・バケット 7・・・ブームシリンダ 8・・・アームシリンダ 9・・・バケットシリンダ 10・・・キャビン 10a・・・コンソール 10b・・・フロントウィンド 11・・・エンジン 14・・・メインポンプ 14a・・・レギュレータ 14b・・・吐出圧力センサ 14c・・・油温センサ 15・・・パイロットポンプ 16・・・高圧油圧ライン 17 コントロールバルブ 25・・・パイロットライン 26・・・操作装置 26A,26B,26C・・・レバー又はペダル 30・・・コントローラ 30a・・・記憶部 30b・・・異常情報記憶部 40・・・入力表示装置(ショベル用表示装置の一例) 41、91・・・ディスプレイ(表示部の一例) 50・・・取り付け部 51・・・スイッチパネル 51a・・・ライトスイッチ 51b・・・ワイパースイッチ 51c・・・ウインドウォッシャスイッチ 51d・・・表示切替部 60・・・運転席 70・・・蓄電池 72・・・電装品 73・・・電源経路 74・・・ECU 75 エンジン回転数調整ダイヤル 76、176・・・イグニッションスイッチ 77・・・遮断スイッチ 78・・・リレー 79・・・電源経路 80・・・撮像装置 82・・・ウォッシャタンク 83・・・供給装置(ウォッシャモータ) 84・・・吐出部(吐出路) 85・・・回収部(回収路) 86・・・ひさし 87・・・ノズル 88、188・・・接続スイッチ(リレー) 95・・・送信機 100、200・・・ショベル 150・・・フィルタ 171・・・エンジン用ラジエータ 189・・・回収器 190・・・遠隔操作装置 195・・・通信機(受信機)

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