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Container valve clamping device of high pressure gas cylinder

阅读:405发布:2021-05-17

专利汇可以提供Container valve clamping device of high pressure gas cylinder专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a technology capable of suppressing damage of a container valve 1 or a cylinder 8 when the container valve 1 temporarily clamped to the high pressure gas cylinder 8 is automatically clamped.SOLUTION: The cylinder 8 is rotated in an erected attitude, directions of a gas outlet 10 and a safety valve 11 are detected utilizing an optical sensor 70, a wrench 60 is fitted to both side surfaces of a square shape part 12 of the container valve 1 from a horizontal direction, a pushing support 61 provided on a base body common to the wrench 60 is fitted to a cylindrical part 13 of a gland nut of the container valve 1 and thus clamping by the wrench 60 is performed in such a state that an upper part of the container valve 1 is pressed. Elastic bodies 64c are made to be interposed between first and second supporting bases 64a and 64b freely swingably in X-Y directions to incorporate a floating function to a supporting base 64.,下面是Container valve clamping device of high pressure gas cylinder专利的具体信息内容。

  • 高圧ガスボンベに仮締めされている容器弁を締め付ける装置であって、
    前記ボンベの周面を挟んで垂直姿勢に保持するクランプ機構と、
    前記ボンベに仮締めされている前記容器弁の高さ位置を検出するための高さ検出部と、
    前記ボンベを垂直姿勢で当該ボンベの中心軸周りに回転させるための回転ステージと、
    前記容器弁におけるガス取り出し口の高さ位置に形成された横断面形状が角型である角型部分の両側面に水平方向から嵌合する締め付け用の嵌合部材と、前記容器弁における角型部分よりも高い位置に形成された筒部位に水平方向から嵌合する押え用の嵌合部材と、が共通に固定された基体と、
    前記締め付け用の嵌合部材から見た前記容器弁のガス取り出し口の水平方向の向きを検出するための向き検出部と、
    前記基体を鉛直軸周りに回転させる回転駆動機構と、
    前記ボンベに対して前記基体を相対的に水平方向及び上下方向に移動させるための移動機構と、
    前記回転駆動機構及び基体からなる組立体と前記移動機構との間に介在し、当該組立体が移動機構に対して少なくとも水平方向に対してX−Y方向自在に揺動可能に取り付けられるための弾性体と、
    前記高さ検出部の検出結果に基づいて前記嵌合部材に対する前記ボンベの相対高さ位置を前記移動機構により調整するステップと、前記向き検出部の検出結果に基づいて、ガス取り出し口から見て前記締め付け用の嵌合部材が背後に位置するように前記ボンベの向きを前記回転ステージを介して調整するステップと、前記回転駆動機構の回転軸が前記ボンベの中心軸に揃う位置まで前記基体を前記ボンベに対して相対的に前進させて前記嵌合部材を前記容器弁の予め設定した部位に嵌合させるステップと、前記ボンベを前記クランプ機構により保持した状態で前記回転駆動機構により前記締め付け用の嵌合部材を予め設定されたトルクで回転させて前記容器弁を前記ボンベに締め付けるステップとを実行するように制御信号を出力する制御部と、を備えたことを特徴とする容器弁締め付け装置。
  • 前記向き検出部は、前記回転ステージにより前記ボンベを1回転させたときに、
    前記容器弁のガス取り出し口及び安全弁のいずれもがその光軸を遮る向きと遮らない向きとが存在するように当該光軸が水平に設定された第1の光センサと、
    前記容器弁のガス取り出し口及び安全弁の一方についてのみその光軸を遮る向きと遮らない向きとが存在するように当該光軸が水平に設定された第2の光センサと、を備えていることを特徴とする請求項1記載の容器弁締め付け装置。
  • 前記回転ステージに前記ボンベを固定するための磁石を設け、前記容器弁の向きを検出し調整するステップは、前記ボンベが前記磁石に固定された状態で行われることを特徴とする請求項1または2記載の容器弁締め付け装置。
  • 说明书全文

    本発明は、高圧ガスボンベの容器弁締め付け装置に関する。

    高圧ガスボンベ(以下、ボンベと略す)は、使用済み後、製造元に回収される。 製造元では、回収した使用済みボンベ内のガスを除くと共に、容器弁を外してボンベ内部を洗浄し、ガス封入のために再度容器弁をボンベに取り付けている。 また、高圧ガス保安法で定められた期間毎に容器の再検査を受けなければならず、この際は必ず容器弁を外して検査を受けなければならない。
    この作業は、人手によって一本ずつ行うには多くの手間がかかること、そして締め付けトルクの品質管理上の理由から、現在では機械化され自動的かつ連続的に行っている。 この設備は従来、容器弁が仮締めされたボンベを寝かせた状態でクランプして保持し、容器弁の締め付け保持用の型部はボンベの軸方向と直交する方向から嵌合部材を容器弁に嵌合させてモータで回転させ、容器弁を締め付けていくことにより行われていた。
    しかし、嵌合部材を回転させるときに容器弁に加わる大きなトルクにより、クランプ保持されているボンベの芯が振れ、このため容器弁とボンベとの螺合部分に大きなが加わって互いの螺合部分が損傷する場合があった。

    特許文献1及び特許文献2には、締め付けトルク制御による、締め付け時における容器弁やボンベの損傷防止について記載されている。 また、特許文献3には、締め付け時における容器弁の締め付け軸方向への移動による容器弁やボンベの損傷の防止について記載されている。 しかし、これらの文献には、本発明のようなボンベの芯振れを抑えることによる、容器弁やボンベの損傷防止に関しては記載されていない。

    特開昭60−65999

    実公昭62−4800

    特開平5−332500

    本発明はかかる事情においてなされたものであって、その目的は、容器弁をボンベに自動で締め付けるにあたって容器弁またはボンベの螺合部分の損傷を抑えることのできる技術を提供することにある。

    本発明は、ボンベに仮締めされている容器弁を締め付ける装置であって、
    前記ボンベの周面を挟んで垂直姿勢に保持するクランプ機構と、
    前記ボンベに仮締めされている前記容器弁の先端に設けられたバルブ高さ位置を検出するための高さ検出部と、
    前記ボンベを垂直姿勢で当該ボンベの中心軸周りに回転させるための回転ステージと、
    前記容器弁におけるガス取り出し口の高さ位置に形成された横断面形状が角型である角型部分の両側面に平方向から嵌合する締め付け用の嵌合部材と、前記容器弁における角型部分よりも高い位置に形成された筒部位に水平方向から嵌合する押え用の嵌合部材と、が共通に固定された基体と、
    前記締め付け用の嵌合部材から見た前記容器弁のガス取り出し口の水平方向の向きを検出するための向き検出部と、
    前記基体を鉛直軸周りに回転させる回転駆動機構と、
    前記ボンベに対して前記基体を相対的に水平方向及び上下方向に移動させるための移動機構と、
    前記回転駆動機構及び基体からなる組立体と前記移動機構との間に介在し、当該組立体が移動機構に対して少なくとも水平方向に対してX−Y方向自在に揺動可能に取り付けられるための弾性体と、
    前記高さ検出部の検出結果に基づいて前記嵌合部材に対する前記ボンベの相対高さ位置を前記移動機構により調整するステップと、前記向き検出部の検出結果に基づいて、ガス取り出し口から見て前記締め付け用の嵌合部材が背後に位置するように前記ボンベの向きを前記回転ステージを介して調整するステップと、前記回転駆動機構の回転軸が前記ボンベの中心軸に揃う位置まで前記基体を前記ボンベに対して相対的に前進させて前記嵌合部材を前記容器弁の予め設定した部位に嵌合させるステップと、前記ボンベを前記クランプ機構により保持した状態で前記回転駆動機構により前記締め付け用の嵌合部材を予め設定されたトルクで回転させて前記容器弁を前記ボンベに締め付けるステップとを実行するように制御信号を出力する制御部と、を備えたことを特徴とする。

    また、前記向き検出部は、前記回転ステージにより前記ボンベを1回転させたときに、
    前記容器弁のガス取り出し口及び安全弁のいずれもがその光軸を遮る向きと遮らない向きとが存在するように当該光軸が水平に設定された第1の光センサと、
    前記容器弁のガス取り出し口及び安全弁の一方についてのみその光軸を遮る向きと遮らない向きとが存在するように当該光軸が水平に設定された第2の光センサと、を備えていてもよい。
    更に、本発明は、前記回転ステージに前記ボンベ底部を固定するための磁石を設け、前記容器弁の向きを検出し調整するステップは、前記ボンベが前記磁石に固定された状態で行われてもよい。

    本発明によれば、ボンベに仮締めされた容器弁を自動で締め付けるにあたって、ボンベを垂直姿勢に保持し、嵌合部材による締め付け時に、押さえ用の嵌合部材により容器弁の筒部位を支持しており、また組立体と移動機構との間に弾性体を介することで組立体がX−Y方向自在に揺動可能となり嵌合部材の回動軸とボンベの中心軸とが揃うこととなる。 このため、ボンベの芯振れが抑えられ、容器弁とボンベとの螺合部分等の損傷は発生しない。

    本発明の実施の形態に係る、ボンベの容器弁締め付け装置の概要を示した平面図である。

    本発明の実施の形態に係る、バルブ高さ検出区域及びバルブ締付区域の概要を示した斜視図である。

    本発明の実施の形態に係る、バルブ締付部の概要を示した平面図である。

    本発明の実施の形態に係る、バルブ締付部を容器弁に取り付けた状態を示した縦断面図である。

    本発明の実施の形態に係る、容器弁の縦断面図の一例である。

    本発明の実施の形態に係る、向きを合わせた容器弁にスパナを取り付ける直前の状態を示した平面図である。

    本発明の実施の形態に係る、容器弁の向き検出時における光センサの位置関係を示した側面図である。

    本発明の実施の形態に係る、制御信号のやり取りを表した概要図である。

    本発明の実施の形態に係る、バルブ締付工程における動作手順を表したフロー図である。

    本発明の実施の形態に係る、規制機構及び搬送機構の横断面図の一例である。

    本発明の実施の形態に係る、光センサ及びバルブ締付部の高さ位置を説明する側面図である。

    本発明の実施の形態に係る、エリアセンサによる検出方法を説明する平面図である。

    本発明の実施の形態に係る、バルブ向き検出部における検出結果の一例を表したグラフである。

    本発明の実施の形態に係る、バルブ締付部を容器弁に取り付けた状態を示した概要斜視図である。

    本発明の実施の形態に係る、バルブ締付部を容器弁に取り付けた状態におけるサポート及びスパナを示した平面図である。

    本発明の実施の形態に係る、容器弁締付時の状態を示した縦断面図である。

    以下に本発明に係るボンベの容器弁締め付け装置の実施形態を説明する。 容器弁締め付け装置は、図1に示すように、ボンベ搬入区域S1、ボンベ姿勢変換区域S2、バルブ高さ検出区域S3及びバルブ締付区域S4の以上4つの区域からなる。 まず、ボンベ搬入区域S1では、容器弁1が仮締めされたボンベ8が横になって転がされた状態で容器弁締め付け装置に搬入される。 次のボンベ姿勢変換区域S2では、このボンベ8は直立され、搬送機構2のクランプ機構21により保持される。 保持されたボンベ8は、そのままこのクランプ機構21を介して搬送機構2によりガイドレール33に沿ってバルブ高さ検出区域S3に搬送され、バルブ高さ検出部5により容器弁1の高さを検知する。 その後、そのままバルブ締付区域S4に搬送され、仮締めされている容器弁1をボンベ8に締め付け螺着させる。

    ここでまず、本実施形態における容器弁締め付け装置の構造について説明する。 ボンベ搬入区域S1には、図1に示すように、ローラの並んだ搬入路3があり、その終端には、転がってきたボンベ8を受け止めるための受け止め部31が設けられている。 この受け止め部31は、搬送機構2にボンベ8を受け渡すことができるように、前記搬入路3の終端を回転軸として下方に倒れ込む構造になっている。 この受け止め部31の下方には、図1に示すように、図中Y方向に水平に伸びるガイド路である2本のガイドレール33及びフリーローラ32が後工程の区域へ向けて敷設されている。

    ボンベ姿勢変換区域S2に臨む領域には、搬送機構2が設けられており、この搬送機構2は、図1に示すように、横断面がコの字型の搬送基体20と、ボンベ8の周面を両側から挟み付けて保持するクランプ機構21とを備えている。 そして、この搬送機構2は、X、Y方向に沿って移動可能であり、またX方向を回転軸として回転可能である。 これにより、受け止め部31に横たわっているボンベ8をクランプ機構21により保持しX方向を軸として90°回転することで、ボンベ8を搬送方向に転がすことが可能なフリーローラ32に直立させることができる。

    バルブ高さ検出区域S3には、図2に示すように、運搬されてきたボンベ8の上方にバルブ高さ検出部5が設けられている。 このバルブ高さ検出部5は、昇降モータ52と、この昇降モータ52により昇降軸51を介して昇降する接触センサ50とを備えている。 検出の際には昇降モータ52により接触センサ50を昇降させ、この接触センサ50が容器弁1上面と接した時点での接触センサ50の下降距離から容器弁1の高さ位置を検出できるようになっている。

    次のバルブ締付区域S4には、鉛直軸まわりに回転自在な回転ステージ71が、図2及び図16に示すように、その上面がボンベ8の底面の移動面と同じ高さに位置するように設けられている。 この回転ステージ71には、ボンベ8を回転ステージに固定するための永久磁石72が設けられている。 この永久磁石72は、後述のように容器弁1の向きを検出し調整する際に、ボンベ8が回転せず回転ステージ71が空回りするということを阻止する役割を持っている。
    また、このバルブ締付区域S4には、図2及び図10に示すように、回転ステージ71に載置されたボンベ8の周面の上部4ヶ所及び下部4ヶ所を規制するための規制機構73が設けられている。 この規制機構73は、ボンベ8を両側から挟む規制クランプ機構74と、この規制クランプ機構74における、ボンベ8に当接する部位に設けられた水平回転自在な規制ローラ75と、を備えている。 規制ローラ75は上下の規制クランプの各々に4個ずつ設けられている。

    また、図2に示すように、バルブ締付区域S4におけるボンベ8の載置位置の上方には容器弁1を締め付けるためのバルブ締付部6が設けられている。 このバルブ締付部6は、図2、図4及び図5に示すように、容器弁の弁箱の角型部12と嵌合することで容器弁1を締め付けることができる締め付け用の嵌合部材であるスパナ60と、このスパナ60より上方位置に設けられ、容器弁1のグランドナットの筒部位13に嵌合することにより容器弁1締め付け時の回動軸69のずれを防止するための押さえ用の嵌合部であるU字型のサポート61とを備えている。 なお、図5は、容器弁1の一例である。
    このスパナ60及びサポート61は、共通の基体67に設けられており、この基体67の上部には、垂直な回転軸69が取り付けられ、この回転軸69の上端部には回転駆動機構である締付モータ62が設けられている。 従って、締付モータ62により回転軸69を介して基体67が回転する。

    64は締付モータ62の支持台、65は軸受け部である。 この支持台64は、図2及び図3に示すように、第1の支持台64a、第2の支持台64b及び弾性体64cからなる。 第1の支持台64aは、締付モータ62を下から支持しており、当該第1の支持台64aを水平方向に囲むように設けられた第2の支持台64bと、例えばばね機構からなる弾性体64cを介して、X及びY方向の四方にて接続されている。 そして、この第2の支持台64bは、例えばシリンダ機構からなる水平移動機構63aにより、図中X方向(ガイドレール33が伸びる方向と直交する方向)から支持されており、X方向に進退自在に移動可能である。 支持台64は、この構造により、バルブ締付部6を容器弁1に嵌合し容器弁1を締め付ける際に、スパナ60の回動軸68と容器弁1の締め付け軸とのX及びY方向のずれを微調整するフローティング機構の役割を果たすことが可能となっている。 換言すれば、上述のように弾性体64cを用いることで、基体67、回転軸69及び第1の支持台64aからなる組立体が、水平移動機構63aに対して水平方向に遊びを持って取り付けられているということになる。

    そして、この水平移動機構63aはカバー66に固定されており、このカバー66は例えばボールねじ機構からなる昇降機構63bにより昇降自在に移動可能である。 従って、バルブ締付部6は、バルブ高さ検出工程における検出結果に基づき容器弁1に嵌合可能な高さ位置に移動することができる。

    また、カバー66には、図6、図7及び図12に示すように、光センサ70である第1のセンサ70a、第2のセンサ70b及び第3のセンサ70cが備え付けられている。
    第1のセンサ70aは、図中X方向に光軸76aが形成されるように、発光部70a及び受光部70aが容器弁1の配置領域を挟んで互いに対向して設けられている。 受光部70aは、図中Y方向(ガイドレール33が伸びる方向)に多数の受光素子が配列され、容器弁1のガス取り出し口10から安全弁11までが受光ゾーンに入るように構成されている。

    第2のセンサ70bは、Y方向に光軸76bが形成されるように、発光部70b及び受光部70bが容器弁1の配置領域を挟んで互いに対向して設けられている。 そして、この第2のセンサ70bは、その光軸76bが、図7に示すように、容器弁1の向きが着弁位置にあるとき安全弁11により遮られ、また容器弁1の向きが着弁位置と180度反対向きのときガス取り出し口10により遮られるように配置されている。
    第3のセンサ70cは、図中Y方向に光軸76cが形成されるように、発光部70c及び受光部70cが容器弁1の配置領域を挟んで互いに対向して設けられている。 そして、この第3のセンサ70cは、その光軸76cが、図7に示すように、容器弁1の向きが着弁位置にあるときガス取り出し口10により遮られ、また容器弁1の向きが着弁位置と180度反対向きのときは容器弁1に遮られないように配置されている。
    これらの光センサ70は、カバー66を介して昇降機構63bにより、昇降自在に移動可能である。

    本実施形態に係る容器弁締め付け装置は、図8に示すように、コンピュータからなる制御部4を備えている。 図8中、41はプログラム格納部(図示せず)に格納されたプログラムであり、このプログラム41は後述の実施形態の一連の動作を実施するようにステップが組まれている。 また、容器弁1の種別に応じた締付トルク値などの入力データもこれに含まれる。 40はCPU、43はバスである。

    次に、上記のように構成された本実施形態の動作について図1に基づき説明する。 まず、容器弁1が仮締めされたボンベ8が、横になって転がされた状態で容器弁締め付け装置に搬入される。 このボンベ8は、搬入路3の終端に設けられている受け止め部31にて受け取られる。 そして、搬送機構2がX方向に前進してクランプ機構21、21の間にボンベ8を挟み込み、クランプ機構21を閉じることでボンベ8を押圧して保持する。 この状態で、受け止め部31が下方に倒れ込むことで、ボンベ8が搬送機構2に受け渡される。 そして、搬送機構2によりボンベ8をX方向を軸として90°回転し直立させる。 ここで一旦、クランプ機構21を開きボンベ8をフリーローラ32上に置き、再びクランプ機構21を閉じることでボンベ8をフリーローラ32上に保持し直す。 その後、ボンベ8は、このクランプ機構21を介して、搬送機構2によりガイドレール33に沿ってバルブ高さ検出区域S3に搬送される。

    ボンベ8が、バルブ高さ検出部5の真下に搬送されると、図2に示すように、接触センサ50が、下降して容器弁1の上面に接触し、バルブの高さを測定し、制御部4のバルブ高さ位置記憶部55に記憶する。 次いで上昇して元の位置に戻る。 この接触センサ50が容器弁1上面と接触した時点での接触センサ50の下降距離から容器弁1の高さ位置を検出する。

    次に、図9に示すように、ボンベ8はバルブ締付区域S4に搬送され(ステップP1)、バルブ締付工程へと移る。 まず、ボンベ8は、図10(a)に示すように、上下4ヶ所ずつ規制ローラ75により可動方向が規制され、クランプ機構21は外される(ステップP2)。 これにより、ボンベ8は水平方向において回転できる状態に規制されていることになる。 そして、前工程のバルブ高さ検出結果に基づき、図11(a)及び(b)に示すように、昇降機構63bにより待機位置にあるカバー66を下降させ、このカバー66に固定されている光センサ70の高さ位置を、容器弁1の向きを検知することができるように調整する(ステップP3)。
    この状態で、永久磁石72によりボンベ8を保持している回転ステージ71が回転することで、ボンベ8を回転させる。 このとき制御部4は、受光強度検出部42にて光センサ70の受光信号の受光強度を検出して、スパナ60がガス取り出し口10や安全弁11に衝突することなく容器弁の弁箱の角型部12に適切に嵌合できる容器弁1の向きを把握する。 そして、回転ステージ71を回転させて図4に示すような前記適切な向きに容器弁1の向きを合わせる(ステップP4)。 なお、ここで述べた容器弁1の向きの検出方法の詳細については、後述する。

    更に、図10(b)に示すように、クランプ機構21によりボンベ8の外周筒部位を再度固定し、規制機構73による規制ローラ75の圧着は解除する(ステップP5)。 図11(c)に示すように、昇降機構63bによりバルブ締付部6の高さ位置を調整した後(ステップP6)、バルブ締付部6を水平移動機構63aにより容器弁1に向かって前進させ、スパナ60及びサポート61を夫々容器弁1の弁箱の角型部12及び容器弁1のグランドナットの筒部位13に嵌合させる(図14及び図15、ステップP7)。 このとき、容器弁1の水平方向(図中X及びY方向)の位置は、搬送機構2により予め設定された位置に配置されるため、バルブ締付部6を容器弁1に嵌合する際のバルブ締付部6の水平方向の停止位置も予め決まっている。 また、バルブ締付部6は、前述の支持台64によるフローティング作用により、この停止位置においてスパナ60の回動軸68と容器弁1の締め付け軸とが一致するようになっている。

    続いて、図16に示すように、締付モータ62によりスパナ60及びサポート61を回転させることで、所定のトルク値にて容器弁1をボンベ8に螺着させる(ステップP8)。 そして再度、規制機構73による規制ローラ75を圧着し、クランプ機構21を開き(ステップP9)、回転ステージ71を回転させて容器弁1の向きを締め付け前の位置に戻す(ステップP10)。 次に、バルブ締付部6を水平移動機構63aにより後退させて容器弁1から取り外し(ステップP11)、クランプ機構21によりボンベ8をクランプすると共に規制機構73による規制ローラ75の圧着の解除を行い(ステップP12)、ボンベ8を搬出できるようにカバー66を昇降機構63bにより待機位置まで上昇させ(図11(a)、ステップP13)、ボンベ8を搬出する(ステップP14)。

    ここで、容器弁1の向きを検出する様子について図6、図7、図12及び図13を用いて詳述する。 カバー66の高さ位置は、容器弁1の向きを検出するために、図7(a)に示すように、ガス取り出し口10及び安全弁11の高さ領域が重なっている領域に第1のセンサ70aの光軸76aの高さ位置が設定され、かつ第2のセンサ70bの光軸76bがガス取り出し口10の高さ位置に設定されると共に、第3のセンサ76cの光軸76cがガス取り出し口10の高さ位置とは重ならず、安全弁11の高さ位置に設定されるように、昇降機構63bにより調整される。

    この高さ位置において容器弁1の向きを検出すると、第1のセンサ70aの検出結果である受光強度は、図12に示すように、容器弁1の向きが着弁位置もしくはそれと180度反対向きの位置の時にレーザー光の遮光面積が最小となることから、この時に検出結果はピーク値を示す(図13)。 制御部4は、このピーク値を検出したときの容器弁1の回転方向位置を着弁位置もしくはそれと180度反対向きの位置と判定する。 なお、図12中、第1のセンサ70aにおける容器弁1による遮光部はハッチングにより示す。
    一方、第2のセンサ70b及び第3のセンサ70cは、前記判定が行なわれたときに容器弁1が着弁位置かそれとも180度反対向きの位置のいずれであるかを判別するために設けられている。 つまり、第2のセンサ70b及び第3のセンサ70cは、図7に示すように、容器弁1の向きが着弁位置である場合には、両方共に受光出力がゼロであるが(図7(a))、着弁位置と180度反対向きの位置である場合には、第2のセンサ70bの受光出力はゼロであり第3のセンサ70cにおいて受光が検出される(図7(b))。
    このように、これら3つの光センサ70a、70b、70cを組み合わせることで容器弁1の着弁位置を検知し、その時点で容器弁1の向きを着弁位置に調整する。

    上述の実施形態によれば、高圧ガスボンベ8に仮締めされた容器弁1を自動で締め付けるにあたって、ボンベ8を直立姿勢で回動させ、光センサ70を利用してガス取り出し口10及び安全弁11の向きを適正化し、スパナ60を容器弁1の角型部12に嵌合させるときに押さえ用のサポート61を容器弁1のグランドナットの筒部位13に嵌合させ、こうして容器弁1の上部を押さえ付けた状態でスパナ60による締め付けを行っている。 また、バルブ締付部6と水平移動機構63aとの間に弾性体64cが介在しているので、弾性体64cのフローティング作用によりスパナ60が角型部12に対して適正に嵌合し、このためスパナ60の回動軸と容器弁1の締め付け軸とが揃うこととなる。 このため、ボンベ8の芯振れが抑えられ、容器弁1とボンベ8との螺合部分等の損傷が発生しない。

    なお、上記実施形態においては、スパナ60及びサポート61と光センサ70とは同一の昇降機構63bにより移動させる場合について説明したが、本発明はその場合だけでなく、例えばスパナ60及びサポート61と光センサ70とをそれぞれ別々に上下自在に移動させることが可能な場合に対しても適用することができる。
    また、上記実施形態における弾性体64cとしては、例えばバルブ締付部6が水平方向において位置の微調整が可能であり且つスパナ60と容器弁1との嵌合時の振動や衝撃に対する緩衝特性を持ち且つ外力がかかっていない時には常に一定の位置を保つようなフローティング機能を持っていればよく、例えばダンパのような構造についても本発明では「弾性体64c」に含まれる。
    また、上記実施形態においては、搬送機構2と容器弁1の向き検出時の規制機構73とが別々であったが、本発明はその場合だけでなく、例えば前記搬送機構2にクランプ機構21及び規制機構73の両方の機能が備えられていてもよい。

    1 容器弁10 ガス取り出し口11 安全弁12 容器弁弁箱の角型部(スパナ嵌合部)
    13 グランドナットの筒部位(サポート嵌合部)
    2 搬送機構20 搬送基体21 クランプ機構3 搬入路31 受け止め部33 ガイドレール4 制御部40 CPU
    41 プログラム42 受光強度検出部43 バス5 バルブ高さ検出部50 接触センサ51 昇降軸52 昇降モータ6 バルブ締付部60 スパナ61 サポート62 締付モータ63 移動機構63a 水平移動機構63b 昇降機構64 支持台64a 第1の支持台64b 第2の支持台64c 弾性体65 軸受け部66 カバー67 基体68 スパナの回動軸69 回転軸70 光センサ70a 第1のセンサ70b 第2のセンサ70c 第3のセンサ71 回転ステージ72 永久磁石73 規制機構74 規制クランプ機構75 規制ローラ76a、76b、76c
    光軸8 高圧ガスボンベ

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