首页 / 专利库 / 人工智能 / 体感交互 / 手势识别 / Business form producing method/device

Business form producing method/device

阅读:920发布:2022-10-21

专利汇可以提供Business form producing method/device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To simply produce a desired business form without memorizing many promises for each software by drawing a graphic corresponding to a recognized gesture to produce a frame and using this frame as a business form frame that has a prescribed attribute.
CONSTITUTION: An input means 1 is a display unified tablet, for example, and inputs a gesture (a graphic previously and unconditionally made significant) attained by an electronic pen or a mouse after converting it into data. A gesture recognition means 5 interprest the meaning of the input gesture to recognize it as a frame production instruction. Based on the recognized meaning, a graphic data producing means 7 displays a graphic corresponding to the meaning of the gesture. Then a frame completion confirming means 9 confirms whether the graphic drawn by the graphic data is completed as a frame. A business form frame data producing means 11 produces the business form frame data consisting of a business form frame number, the business form frame geometric information and the business form frame attribute information for each completed frame. Then a business form frame completing means 13 decides the frame attribute and completes a business form frame.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO,下面是Business form producing method/device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 (a) 複数のゼスチュアをそれぞれに対応するデータに変換して格納するゼスチュア格納工程と、 (b) 格納された各データに基づいて入力された各ゼスチュアの意味を認識するゼスチュア認識工程と、 (C) 該ゼスチュア認識工程で認識された各ゼスチュアの意味に基づいて、該認識された各ゼスチュアの意味に対応する図形を描く図形データを逐次作成して該図形を表示するとともに、該図形データを所定の記憶領域に逐次格納する図形データ作成表示格納工程と、 (d) 該図形データ作成表示格納工程によって逐次変換格納された図形データによって描かれる図形が枠として完成しているかどうかを確認する枠完成確認工程と、 (e) 作成格納された図形データによって描かれる図形が枠として完成しているときは、該完成された枠ごとに、
    帳票枠番号、帳票枠幾何情報、帳票枠属性情報から成る帳票枠データを作成する帳票枠データ作成工程と、 (f) 帳票枠データ作成工程によって作成された帳票枠データに基づいて、該枠が帳票枠としての条件を具備しているかどうかを予め規定された基準にしたがって確認する帳票枠条件確認工程と、 (g) 帳票枠としての条件を具備しているときは、該枠が記入枠か項目枠か等の枠の属性を前記帳票枠データに基づいて決定することによって該枠を前記属性を有する帳票枠として完成する帳票枠完成工程とを備えたことを特徴とする帳票作成方法。
  • 【請求項2】 請求項1記載の(a) 〜(e) の工程を必要な枠組が完成されるまで繰り返した後に、予め決められた命令があったときに請求項1記載の(f) 〜(g) の工程を行うことを特徴とする帳票作成方法。
  • 【請求項3】 複数のゼスチュアをそれぞれに対応するデータに変換して入力するゼスチュア入力手段と、 該ゼスチュア入力手段で変換されたデータを所定の記憶領域に格納する記憶手段と、 該記憶手段手段に格納された各データを読み出して入力された各ゼスチュアの意味を認識するゼスチュア認識手段と、 該ゼスチュア認識手段で認識された各ゼスチュアの意味に基づいて、該認識された各ゼスチュアの意味に対応する図形を描く図形データを逐次作成して前記記憶手段の所定の記憶領域に逐次格納する図形データ作成格納手段と、 前記記憶手段に逐次作成格納された図形データを読み出して、該逐次格納された図形データによって描かれる図形が枠として完成しているかどうかを確認する枠完成確認手段と、 枠完成確認手段によって図形データによって描かれる図形が枠として完成していることが確認されたときに、該完成された枠ごとに、帳票枠番号、帳票枠幾何情報、帳票枠属性情報から成る帳票枠データを作成して、前記記憶手段の所定の記憶領域に格納する帳票枠データ作成手段と、 前記記憶手段の所定の記憶領域に格納されている帳票枠データを読み出して、該帳票枠データに基づいて、該帳票枠データに対応する枠が帳票枠としての条件を具備しているかどうかの判断及び、記入枠か項目枠か等の枠の属性の決定することによって該枠を前記属性を有する帳票枠として完成する帳票枠完成手段と、 前記入力されたゼスチュアの軌跡、前記ゼスチュアの意味に対応する図形、前記完成された帳票枠を逐次表示する表示手段とを備えたことを特徴とする帳票作成装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータによって帳票を作成する帳票作成方法及び該方法を実現する装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来利用者がコンピュータで自分の必要とする形(枠の大きさや枠の組み合わせ等によって作られる枠組の形状)の帳票(単に枠が組合わさったのみならず、所定の属性を有し、データベースとのリンクもしくは計算などが定義できる表をいう。以下において同じ。)を作成するには、ソフトウェア毎に決められた多数の約束事を覚え、この約束事に従って操作をするのが一般的である。 また、操作が簡単な表計算ソフトウェアなども開発されているが、これらは予め規定された座標を指定することによって表を作成するものであり、利用者の必要とする形の帳票を自由に作成できるものではない。 また、利用者の好みの表を作成する方法として、例えば、特開平2-118713号公報に文字認識装置による罫線作成方法が開示されているが、同公報の罫線作成方法は罫線作成についてのみであり、帳票としての機能を有する表を作成するものではない。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の帳票作成方法では、ソフトウェア毎に決められた多数の約束事を覚えなければならず、コンピュータに不慣れな者が自由に自分の好みの帳票を作ることができなかった。 また、上述したように簡単な罫線作成方法は開示されているが、帳票を作成するまでには至っていなかった。 従って、コンピュータに習熟した者でないと自分の好みの形の帳票を作成するのは困難であり、またコンピュータに習熟した者であつても約束事を全て覚えることは難しく帳票作成に際しては、約束事が記載されたマニュアルを参照しなければならず非常に手間のかかる作業であった。

    【0004】本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、ソフトウェア毎に決められた多数の約束事を覚えることなく簡単に自分の好みの帳票の作成をすることができる帳票作成方法を提供することを目的としている。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明に係る帳票作成方法は、(a) 複数のゼスチュアをそれぞれに対応するデータに変換して格納するゼスチュア格納工程と、(b) 格納された各データに基づいて入された各ゼスチュアの意味を認識するゼスチュア認識工程と、(C) 該ゼスチュア認識工程で認識された各ゼスチュアの意味に基づいて、
    該認識された各ゼスチュアの意味に対応する図形を描く図形データを逐次作成して該図形を表示するとともに、
    該図形データを所定の記憶領域に逐次格納する図形データ作成表示格納工程と、(d) 該図形データ作成表示格納工程によって逐次作成格納された図形データによって描かれる図形が枠として完成しているかどうかを確認する枠完成確認工程と、(e) 作成格納された図形データによって描かれる図形が枠として完成しているときは、該完成された枠ごとに、帳票枠番号、帳票枠幾何情報、帳票枠属性情報から成る帳票枠データを作成する帳票枠データ作成工程と、(f)帳票枠データ作成工程によって作成された帳票枠データに基づいて、該枠が帳票枠としての条件を具備しているかどうかを予め規定された基準にしたがって確認する帳票枠条件確認工程と、(g) 帳票枠としての条件を具備しているときは、該枠が記入枠か項目枠か等の枠の属性を前記帳票枠データに基づいて決定することによって該枠を前記属性を有する帳票枠として完成する帳票枠完成工程とを備えたものである。

    【0006】また、上記(a) 〜(e) の工程を必要な枠組が完成されるまで繰り返した後に、予め決められた命令があったときに上記(f) 〜(g) の工程を行うようにしたものである。

    【0007】また、本発明に係る帳票作成装置は、複数のゼスチュアをそれぞれに対応するデータに変換して入力するゼスチュア入力手段と、該ゼスチュア入力手段によって変換されたデータを所定の記憶領域に格納する記憶手段と、該記憶手段に格納された各データを読み出して入力された各ゼスチュアの意味を認識するゼスチュア認識手段と、該ゼスチュア認識手段で認識された各ゼスチュアの意味に基づいて、該認識された各ゼスチュアの意味に対応する図形を描く図形データを逐次作成して前記記憶手段の所定の記憶領域に逐次格納する図形データ作成格納手段と、前記記憶手段に逐次格納された図形データを読み出して、該図形データによって描かれる図形が枠として完成しているかどうかを確認する枠完成確認手段と、枠完成確認手段によって図形データによって描かれる図形が枠として完成していることが確認されたときに、該完成された枠ごとに、帳票枠番号、帳票枠幾何情報、帳票枠属性情報から成る帳票枠データを作成して、前記記憶手段の所定の記憶領域に格納する帳票枠データ作成手段と、前記記憶手段の所定の記憶領域に格納されている帳票枠データを読み出して、該帳票枠データに基づいて、該帳票枠データに対応する枠が帳票枠としての条件を具備しているかどうかの判断及び、記入枠か項目枠か等の枠の属性の決定することによって該枠を前記属性を有する帳票枠として完成する帳票枠完成手段と、前記入力されたゼスチュアの軌跡、前記ゼスチュアの意味に対応する図形、前記完成された帳票枠を逐次表示する表示手段とを備えたものである。

    【0008】

    【作用】請求項1記載の発明においては、ゼスチュア格納工程で格納されたゼスチュアの意味が、ゼスチュア認識工程で予め決められた規則に従って認識される。 そして、図形データ作成表示格納工程では、認識された意味に基づいて、その意味に対応する図形を表示する図形データが作成され、この図形が表示されるとともに、前記図形データは所定の領域に格納される。

    【0009】また、枠完成確認工程では、逐次格納される図形データによって描かれる図形が枠として完成したかどうかが判断され、枠の完成が確認されると、帳票枠データ作成工程で枠ごとに帳票枠データが作成される。
    さらに、帳票枠条件確認工程では、帳票枠データに基づいて各枠が帳票としての条件を具備しているかどうかが確認され、最終的に帳票枠完成工程で前記帳票枠データに基づいて枠の属性を決定することによって帳票枠として完成する。

    【0010】また、請求項2記載の発明においては、上記(a) 〜(e) の工程を必要な枠組が完成されるまで繰り返すことによって、利用者の好みの枠組が作られる。 そして、予め決められた命令があったときに上記(f) 〜
    (g) の工程を行うことによって、上記(a) 〜(e) の工程で作成された枠組が帳票として完成される。

    【0011】さらに、請求項3記載の発明においては、
    ゼスチュア入力手段が入力されたゼスチュアをデータに変換し、記憶手段はこの変換されたデータを所定の記憶領域に記憶する。 また、ゼスチュア認識手段は記憶手段に記憶されている前記データに基づいて入力されたゼスチュアの意味を認識し、図形データ作成格納手段は認識された意味に対応する図形データを作成し、この図形データを前記記憶手段の所定の記憶領域に逐次格納する。

    【0012】枠完成確認手段は記憶手段に逐次格納された図形データによって描かれる図形が枠として完成しているかどうかを図形データが格納されるごとに確認し、
    帳票枠データ作成手段は枠の完成が確認されたときに帳票枠データを作成して前記記憶手段の所定の記憶領域に格納する。 帳票枠完成手段は完成された各枠が帳票枠としての条件を具備しているかどうかの判断及び、記入枠か項目枠か等の枠の属性の決定を帳票枠データに基づいて行うことによって枠を前記属性を有する帳票枠として完成する。 表示手段は入力されたゼスチュアの軌跡、前記ゼスチュアの意味に対応する図形、前記完成された帳票枠を逐次表示する。

    【0013】

    【実施例】

    実施例1. 図1は本発明の一実施例の機能ブロック図である。 図において、1は電子ペン又はマウスを用いて行われるゼスチュア(予め一義的に意味付けされた図形をいう。以下において同じ。)をデータに変換して入力する入力手段であり、例えば本実施例では表示一体型タブレットを使用している。 3はデータの読み出し、格納、
    受け渡し及び後述する各手段の制御を行う制御手段、5
    は入力されたゼスチュアの意味を解釈することによって枠作成命令として認識するゼスチュア認識手段、7は認識された意味に基づいてゼスチュアの意味に対応する図形を表示する図形データを逐次作成する図形データ作成手段である。

    【0014】また、9は図形データによって描かれる図形が枠として完成しているかどうかを確認する枠完成確認手段、11は完成された枠ごとに、帳票枠番号、帳票枠幾何情報、帳票枠属性情報から成る帳票枠データを作成する帳票枠データ作成手段、13は帳票枠データに基づいて該帳票枠データに対応する枠が帳票枠としての条件を具備しているかどうかの判断及び、記入枠か項目枠か等の枠の属性の決定することによって該枠を前記属性を有する帳票枠として完成する帳票枠完成手段、14は完成された帳票枠に計算、データベースとの対応づけなどの諸定義を行うで諸定義実行手段ある。

    【0015】さらに、15は入力されたゼスチュアの軌跡、前記ゼスチュアの意味に対応する図形、前記完成された帳票枠を逐次表示する表示手段、17は入力手段1
    によって変換されたデータ、図形作成手段7によって作成された図形データ、帳票枠データ作成手段11によって作成された帳票枠データ等を所定の記憶領域に格納して記憶する記憶手段である。

    【0016】図2は帳票作成の動作を説明するフローチャート、図3はゼスチュアが入力される入力手段1の画面上にふられた仮想的なグリッドの説明図である。 図1,図2および図3に基づいて帳票作成の動作を説明する。 電子ペン又はマウスによって入力手段1の画面にゼスチュアが行われると(S1)、該ゼスチュアは入力手段1によって図3に示したグリッドの間隔単位(図3のGRAIN)に丸められたデータに変換されて記憶手段17の所定の記憶領域に記憶される(S3)。 なお、この際に記憶されるデータの内容は、軌跡の始点座標、
    軌跡の終点座標、軌跡データの最大値座標、軌跡データの最小値座標、軌跡データの平均値座標、ストローク数、一つ前のストロークのゼスチュアの種類、及び軌跡データである。

    【0017】次に、ゼスチュア認識手段5が記憶手段1
    7に格納されたデータに基づいて、入力手段1から入力されたゼスチュアを認識する(S5)。 具体的なゼスチュアの形及びゼスチュア認識手段5によるゼスチュアを認識方法については後述する。 S5で認識されたゼスチュアは予め規定されているゼスチュアであるかどうかが判断され(S7)、予め規定されているゼスチュアでないと判断された場合には、ゼスチュアが格納された記憶領域をクリアして(S9)、ゼスチュア入力待ちの状態になる(S1)。 S7の判断において、予め規定されているゼスチュアであると判断された場合には、シングルストローク型のゼスチュアかどうかが判断され(S1
    1)、シングルストローク型のゼスチュアであると判断されたときは、そのゼスチュアの意味が解釈され、意味データとして図形データ作成手段7に送られる。 S11
    の判断においてシングルストローク型のゼスチュアでないと判断されたときは、マルチストローク型のゼスチュアであると判断し(S13)、さらにゼスチュアが意味を有するものとして完了したかどうかが判断され(S1
    5)、ゼスチュアが完了したと判断されたときは、そのゼスチュアの意味が解釈され意味データとして図形データ作成手段7に送られる。 S15の判断においてゼスチュアが完了していないと判断されたときは、ゼスチュア入力待ちの状態になる(S1)。

    【0018】図形データ作成手段7では送られた意味データが図形作成の場合には入力されたゼスチュアの意味に対応する図形を描く図形データが作成され、また送られた意味データが図形削除の場合には指定された図形データを削除する(S17)。 作成された図形データは逐次記憶手段17の所定の記憶領域にリスト構造で格納され、格納された図形データは枠完成確認手段9によって図形データによって描かれる図形が枠として完成しているかどうかが判断され(S19)、枠として完成したと判断されたときは帳票枠データ作成手段によって完成された枠に対応する帳票枠データが作成される(S2
    1)。 帳票枠データとは帳票枠番号(予め決められた順序に従って帳票枠ごとにふられる番号)、帳票幾何情報(x,y座標等)及び帳票枠属性情報(ラベル、テキスト等)であり、これらの帳票枠データは帳票枠ごとに保持されている。

    【0019】S19の判断において、新しく枠ができていないと判断されたときは、さらに図形データが削除されたかどうかが判断され(S23)、図形データが削除されたと判断されたときは該当する枠の帳票枠データを削除する(S25)。 S21の動作によって帳票枠データが作成され、またはS25の動作によって帳票枠データが削除され、またはS23の判断において図形データが削除されたと判断されなかった場合にはそれぞれの結果が表示手段15によって画面上に表示される(S2
    7)。 すなわち、帳票枠データが作成された場合には新しく作成された枠が表示され、また帳票枠データが削除された場合には既に表示されていた枠が削除され、さらにS23の判断において図形データが削除されたと判断されなかった場合は枠作成過程の中途状態である、例えば縦または横枠線のみが表示される。

    【0020】次に、帳票完成動作の有無が判断され(S
    29)、帳票完成動作が無いときはゼスチュア入力待ちの状態になる(S1)。 この帳票完成動作とは、利用者が好みの形の枠組を作成した後に、帳票として完成しようと判断したときに行う動作であり、例えば所定の釦(キーボード上のキー)を押下するような動作のことをいう。 S29の判断において帳票完成動作有りと判断されると、作成された各枠毎に帳票枠データに基づいて以下のような動作が実行される。 すなわち、作成された枠の高さが一文字の高さと同じか若しくは高いという条件を満たしているかどうかが判断される(S31)。 S3
    5の判断において条件を満たしていないと判断されたときは、帳票枠として認識されない(S33)。

    【0021】一方、S35の判断において条件を満たしていると判断されたときは、帳票の枠内に文字列が存在するかどうかが判断される(S35)。 S35の判断において帳票の枠内に文字列が存在しない場合は、その帳票枠は文字等の記入可能な記入枠として認識され(S3
    7)、一方、帳票の枠内に文字列が存在する場合は項目が表示されており、文字等の記入ができない項目枠として認識される(S39)。 次に、帳票枠データの終りかどうかが判断され(S41)、終りでないと判断されたときは、次の帳票枠データについて上述の動作(S31
    〜S39)が行われ、帳票枠データが終りであると判断されると処理が終了する。 そして、完成された帳票は、
    諸定義実行手段14によって、計算、データベースとの対応づけなどの諸定義を行うことができる。 なお、上記実施例では入力手段として表示一体型タブレットを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、入力手段としては入力部と表示部が別体型のタブレットやコンピュータとマウスの組合せでもよい。

    【0022】次に、予め規定しておくゼスチュアの例及びそのゼスチュアの意味を表1〜表4に示す。 表1は予め規定しておくゼスチュアの例であり、利用者はこれらのゼスチュア及びその意味を覚えておけばよい。 表2はシングルストローク型のゼスチュア及びその意味を示し、表2はマルチストローク型のゼスチュアのうち、2
    ストローク型のゼスチュア及びその意味を示し、表3はマルチストローク型のゼスチュアのうち、3ストローク型のゼスチュア及びその意味を示している。

    【0023】

    【表1】

    【0024】

    【表2】

    【0025】

    【表3】

    【0026】

    【表4】

    【0027】図4、図5、図6はそれぞれ第1ストロークゼスチュア(第1回目のゼスチュア)、第2ストロークゼスチュア(第2回目のゼスチュア)、第3ストロークゼスチュア(第3回目のゼスチュア)の認識方法のフローチャートである。 以下、図4〜図6に基づいて各ストロークゼスチュアの認識方法の説明をする。 なお、図4〜図6において、「start x,start y 」は軌跡の始点のx,y座標、「last x,last y 」は軌跡の終点のx,
    y座標、「max x,max y 」はそれぞれ軌跡データのx,
    y座標の最大値、「min x,min y 」は軌跡データのx,
    y座標の最小値、「ASPECT」は軌跡データの平均値、
    「track x,track y 」は軌跡データのx,y座標を示している。 また、「track x[],track y[] 」は軌跡データを格納する記憶領域を示しており、例えばtrack x[0]は軌跡データの内0番目すなわち最初の領域に格納されているx座標の値を示し、またtrack x[i]は軌跡データの内i番目の領域に格納されているx座標の値を示すものである。 また、「GRAIN 」は図3に示したグリッドの間隔を示している。 なお、x 1のように座標に付された添字はストロークの順番を表しており、例えばx 1の場合は第一ストロークのx座標の意味である。

    【0028】まず、図4に基づいて第1ストロークゼスチュアの認識方法の説明をする。 記憶手段の所定の記憶領域に格納されたデータを読み出し(S50)、読み出したデータのx座標の最大値と最小値の差がグリッド間隔の3分の1より小さく、かつy座標の最大値と最小値の差がグリッド間隔の3分の1より小さいという条件を満たすかどうかが判断され(S51)、YESの場合には「ゼスチュアのリセット」のゼスチュアであると認識する(S53)。 S51の判断においてNOの場合には、始点のx座標と終点のx座標の差の絶対値がグリッド間隔以下であり、かつ始点のy座標と終点のy座標の差の絶対値がグリッド間隔以下であり、かつ軌跡データのx座標の最大値と最小値の差がグリッド間隔の2倍以上であり、かつ軌跡データのy座標の最大値と最小値の差がグリッド間隔の2倍以上であるという条件を満たすかどうかが判断され(S55)、この判断がYESの場合には「領域指定」のゼスチュアであると認識され(S
    57)、第2ストロークゼスチュアの認識方法である図5のへ処理が移行する。

    【0029】S55の判断においてNOの場合には、軌跡データのy座標の最大値と最小値の差が0であるか、
    または軌跡データのx座標の最大値と最小値の差を軌跡データのy座標の最大値と最小値の差で除算した値が軌跡データの平均値より大きいという条件を満たすかどうかが判断され(S59)、この判断がYESの場合は「横枠線を引く」のゼスチュアであると認識される(S
    61)。 S59の判断においてNOの場合には、軌跡データのx座標の最大値と最小値の差が0であるか、または軌跡データのy座標の最大値と最小値の差を軌跡データのx座標の最大値と最小値の差で除算した値が軌跡データの平均値より大きいという条件を満たすかどうかが判断され(S63)、この判断がYESの場合は「縦枠線を引く」のゼスチュアであると認識される(S6
    5)。

    【0030】S63の判断においてNOの場合には、始点のx座標と終点のx座標の差の絶対値がグリッド間隔の3分の2以下であり、かつ始点のy座標と終点のy座標の差の絶対値がグリッド間隔より大きいという条件を満たすかどうかが判断され(S67)、この判断がYE
    Sの場合はさらに、軌跡データの内2番目の領域に格納されているx座標の値と最初の領域に格納されているx
    座標の値との差が0以上であり、かつ軌跡データの内i
    +1番目(iは1以上の整数とする。以下同じ。)の領域に格納されているx座標の値とi番目の領域に格納されているx座標の値との差が0より小さいという条件を満たすかどうかが判断され(S69)、この判断がYE
    Sの場合には「帳票枠挿入(右側)」のゼスチュアであると認識される(S71)。 S69の判断においてNO
    の場合には、軌跡データの内2番目の領域に格納されているx座標の値と最初の領域に格納されているx座標の値との差が0より小さく、かつ軌跡データの内i+1番目の領域に格納されているx座標の値とi番目の領域に格納されているx座標の値との差が0より大きいという条件を満たすかどうかが判断され(S73)、この判断がYESの場合には「帳票枠挿入(左側)」のゼスチュアであると認識される(S75)。

    【0031】S67またはS73の判断において、NO
    の場合には終点のx座標と始点のx座標の差と終点のy
    座標と始点のy座標との差を乗算した値がグリッド間隔より小さいという条件を満たすかどうかが判断され(S
    77)、この判断がYESの場合は「バックスラッシュ」のゼスチュアであると認識され(S79)、第2ストロークゼスチュアの認識方法である図5のへ処理が移行する。 S77の判断において、NOの場合には終点のx座標と始点のx座標の差と、終点のy座標と始点のy座標との差を乗算した値がグリッド間隔より大きいという条件を満たすかどうかが判断され(S81)、この判断がYESの場合は「スラッシュ」のゼスチュアであると認識され(S83)、第2ストロークゼスチュアの認識方法である図5のへ処理が移行する。 S81の判断においてNOの場合には、入力されたゼスチュアが予め規定されたものでないとして構造体Aの内容をクリアし(S85)、処理を終了する。

    【0032】次に、図5に基づいて第2ストロークゼスチュアの認識方法の説明をする。 なお、第2ストロークゼスチュアの認識処理は上述した第1ストロークゼスチュア認識処理において、マルチストローク型のゼスチュアであると認識された場合に行われるものである。 記憶手段17に格納されたデータを読み出し(S90)、読み出されたデータのx座標の最大値と最小値の差がグリッド間隔の3分の1より小さく、かつy座標の最大値と最小値の差がグリッド間隔の3分の1より小さいという条件を満たすかどうかが判断され(S91)、この判断がYESの場合には「ゼスチュアのリセット」のゼスチュアであると認識する(S93)。 S91の判断においてNOの場合には、第1ストロークゼスチュアがバックスラッシュであり、かつ終点のx座標と始点のx座標の差と終点のy座標と始点のy座標の差とを乗算した値がグリッド間隔より小さいという条件を満たすかどうかが判断され(S95)、この判断がYESの場合には「操作の取消し」のゼスチュアであると認識される(S9
    7)。

    【0033】S95の判断においてNOの場合には、第1ストロークゼスチュアがスラッシュであり、かつ終点のx座標と始点のx座標の差と、終点のy座標と始点のy座標の差とを乗算した値がグリッド間隔より大きいという条件を満たすかどうかが判断され(S99)、この判断がYESの場合はS97と同様に「操作の取消」しのゼスチュアであると認識される(S101)。 S99
    の判断においてNOの場合には、第1ストロークゼスチュアがスラッシュであり、かつ終点のx座標と始点のx
    座標の差と終点のy座標と始点のy座標の差とを乗算した値がグリッド間隔より小さいという条件を満たすかどうかが判断され(S103)、この判断がYESの場合には「帳票枠線の削除」のゼスチュアであると認識される(S105)。 S103の判断においてNOの場合には、第1ストロークゼスチュアがバックスラッシュであり、かつ終点のx座標と始点のx座標の差と、終点のy
    座標と始点のy座標の差とを乗算した値がグリッド間隔より大きいという条件を満たすかどうかが判断され(S
    107)、この判断がYESの場合はS105と同様に帳票枠線の削除のゼスチュアであると認識される(S1
    09)。

    【0034】S107の判断においてNOの場合には、
    第1ストロークゼスチュアが領域指定であり、かつ第2
    ストロークゼスチュアの始点が第1ストロークゼスチュアで指定された領域内であり第2ストロークゼスチュアの終点が第1ストロークゼスチュアで指定された領域外であるという条件を満たすかどうかが判断され(S11
    1)、この判断がYESの場合には帳票枠移動のゼスチュアであると認識される(S113)。 S111の判断においてNOの場合には、第1ストロークゼスチュアが領域指定であり、かつ終点のx座標と始点のx座標の差と終点のy座標と始点のy座標の差とを乗算した値がグリッド間隔より小さいという条件を満たすかどうかが判断され(S115)、この判断がYESの場合には、第2ストロークゼスチュアは「バックスラッシュ」であると認識されると共に、図6のへ処理が移行する(S1
    17)。

    【0035】S115の判断においてNOの場合には、
    第1ストロークゼスチュアが領域指定であり、かつ終点のx座標と始点のx座標の差と、終点のy座標と始点のy座標の差とを乗算した値がグリッド間隔より大きいという条件を満たすかどうかが判断され(S119)、この判断がYESの場合には、第2ストロークゼスチュアは「スラッシュ」であると認識されると共に、S117
    と同様に図6のへ処理が移行する(S121)。 S1
    19の判断においてNOの場合には、図4のS85へ処理が移行する。

    【0036】次に、図6に基づいて第3ストロークゼスチュアの認識方法の説明をする。 なお、第3ストロークゼスチュアの認識処理は上述した第2ストロークゼスチュア認識処理において、3ストローク型のゼスチュアであると認識された場合に行われるものである。 記憶手段17に格納されたデータを読み出し(S130)、読み出されたデータのx座標の最大値と最小値の差がグリッド間隔の3分の1より小さく、かつy座標の最大値と最小値の差がグリッド間隔の3分の1より小さいという条件を満たすかどうかが判断され(S131)、この判断がYESの場合には「ゼスチュアのリセット」のゼスチュアであると認識する(S133)。 S131の判断においてNOの場合には、第1ストロークゼスチュアが領域指定であり、かつ第2ストロークゼスチュアがバックスラッシュであり、かつ終点のx座標と始点のx座標の差と、終点のy座標と始点のy座標の差とを乗算した値がグリッド間隔より大きいという条件を満たすかどうかが判断され(S135)、この判断がYESの場合には帳票枠の削除のゼスチュアであると認識される(S13
    7)。

    【0037】S135の判断においてNOの場合には、
    第1ストロークゼスチュアが領域指定であり、かつ第2
    ストロークゼスチュアがバックスラッシュであり、かつ終点のx座標と始点のx座標の差と、終点のy座標と始点のy座標の差とを乗算した値がグリッド間隔より小さいという条件を満たすかどうかが判断され(S13
    9)、この判断がYESの場合にはS137と同様に帳票枠の削除のゼスチュアであると認識される(S14
    1)。 S139の判断においてNOの場合には、図4のS85へ処理が移行する。

    【0038】

    【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ゼスチュアを認識して認識されたゼスチュアに対応する図形を描くことによって好みの枠組を作成し、それを一定の属性を有する帳票枠として完成するようにしたので、
    利用者がコンピュータ特有の約束事を覚えることなく簡単なゼスチュア入力によって自己の好みの形の帳票を簡易に作成することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例の機能ブロック図である。

    【図2】本発明の帳票作成の動作を説明するフローチャート

    【図3】ゼスチュアが入力される入力手段1の画面上にふられた仮想的なグリッドの説明図である。

    【図4】第1ストロークゼスチュアの認識方法のフローチャートである。

    【図5】第2ストロークゼスチュアの認識方法のフローチャートである。

    【図6】第3ストロークゼスチュアの認識方法のフローチャートである。

    【符号の説明】

    1 入力手段 3 制御手段 5 ゼスチュア認識手段 7 図形データ作成手段 9 枠完成認識手段 11 帳票枠データ作成手段 13 帳票枠完成手段 14 諸定義実行手段 15 表示手段 17 記憶手段

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈