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Selection determining method

阅读:104发布:2022-10-27

专利汇可以提供Selection determining method专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To solve the location deviation at the time of double clicks by acquiring a series of positional information and status information as stroke information and performing a gesture recognition processing when the status information from a pointing device is on and positional information is in a gesture recognition possible area. CONSTITUTION:A location/status detection part 11 receives the positional information and status information from a tablet 21 and converts it into the information that a computer requires according to conditions. A gesture recognition part 13 receives stroke data from the location/status detection part 11 and executes a processing that stroke data is recognized as a gesture. A command processing part 14 issues the code of a command according to the result that the gesture recognition part 13 recognizes and passes the code to an application processing part 15. The application processing part 15 makes the processing result be displayed via a display control part 12 and makes the result be outputted to a printer 23 via a printing output part 16 as necessary.,下面是Selection determining method专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 操作者が表示画面を確認しつつポインテイングデバイスを操作することにより位置情報とステータス情報とをコンピユータに入力し、それに基づいてコンピユータが複数項目のうちの操作者の所望の項目を選択及び決定するコンピユータの選択決定方法において、 前記表示画面上に前記複数項目を表示する項目表示領域を各々設けるとともに該項目表示領域毎にそれに対応する前記ポインテイングデバイスの可動域にジエスチヤー認識可能領域を設け、 前記ポインテイングデバイスからの位置情報の変化に従い、該項目表示領域の表示状態を変化させ、 前記ポインテイングデバイスからのステータス情報がオンで、かつ前記位置情報が前記ジエスチヤー認識可能領域であるときに、 一連の位置情報及びステータス情報をストローク情報として取得し、 該ストローク情報についてジエスチヤー認識処理を実行し、 該ジエスチヤー認識処理の結果により前記ジエスチヤー認識可能領域に対応する項目を選択及び決定することを特徴とする選択決定方法。
  • 【請求項2】 請求項1記載の選択決定方法において、 前記ストローク情報取得の条件を、 前記ポインテイングデバイスからのステータス情報がオンで、かつ前記位置情報が前記ジエスチヤー認識可能領域であるのみならず、 それに加えて該位置情報の変化が所定値以上であることとしたことを特徴とする選択決定方法。
  • 【請求項3】 請求項1又は2のいずれか記載の選択決定方法において、 前記ジエスチヤー認識可能領域が細長い略矩形の形状を有し、 前記ジエスチヤー認識処理の対象が該ジエスチヤー認識可能領域の長手方向に伸びる線分であることを特徴とする選択決定方法。
  • 【請求項4】 請求項1、2又は3のいずれか記載の選択決定方法において、 前記ポインテイングデバイスがスタイラスペンであることを特徴とする選択決定方法。
  • 【請求項5】 請求項4記載の選択決定方法において、 前記スタイラスペンの位置検出面と前記表示画面とを積層配置させ、 前記選択項目表示領域と前記ジエスチヤー認識可能領域とを重ね合わせたことを特徴とする選択決定方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、コンピユータの入出制御、とりわけユーザインタフエース、すなわちコンピユータのアプリケーシヨンプログラムが処理を進めるために操作者による項目選択及び決定を必要とする場合に、入力装置からの信号を制御又は処理するとともに表示装置への出力を制御する方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】第一従来例としては、図4に示すキーボードによる選択決定方法があった。 コンピユータがアプリケーシヨンプログラムの処理を進めるために操作者による項目選択及び決定を必要とする場合に、コンピユータは表示画面に図4(A)に示すように複数の項目(図では、「選択項目1」等と示しているが、具体的には、
    それぞれのアプリケーシヨンプログラムで選択を必要とする項目、例えば、フオントサイズを選択する場合であれば「12ポイント」、「9.5ポイント」等といった項目。 )を表示する。 通常メニユー画面表示あるいは、
    ダイアログボツクスのオープン、ズーム等と呼ばれるものである。 なお、本願で項目選択及び決定という場合はアプリケーシヨンプログラムが複数用意されている場合にどれを起動するかを選択する場合、すなわち、いわゆるメニユープログラムにおける選択決定の場合をも含めて考えることにする。

    【0003】図4(A)の画面が開いた際の最初の状態では、通常「選択項目1」が他の項目とは違う状態で表示されている。 違う状態とは、カラーデイスプレイであれば、異なる色で表示すること、モノクロデイスプレイであれば、反転表示や枠を太く表示すること等によりなされる。 他の項目とは違う状態で表示されているこの部分を単にカーソルと呼ぶ場合もあるが、ここでは、その形状が特に横に細長いものである点に着目し、カーソルバー24と呼ぶことにする。 操作者が選択を所望する選択項目が「選択項目5」であるとしたときには、操作者は、キーボードの矢印キー40を操作し、下向きの矢印を4回押す。 すると、コンピユータはその信号を画面操作のコマンドとして受け取り、表示画面上のカーソルバー24を選択項目5の位置にまで移動する(表示状態の違う場所を次々と移していくことにより操作者には、カーソルバー24が移動しているようにみえる)。

    【0004】カーソルバー24が操作者の所望の位置に移動した時点で、操作者が実行ボタン41を押すことにより該項目の選択が決定される(図4(B)参照)。 ここに、実行ボタンとは、決定ボタンとか、確認ボタンとかと呼ばれることのあるものであり、キーボード操作により選択決定を行う第一従来例にあっては、キーボードのキーのうちのいずれか、例えばリターンキー又はフアンクシヨンキーのうちの一つ等にそのコマンドが割り付けられ、操作者がそのキーを押し下げたときに、コンピユータがその信号を受け、決定のコマンドとして処理するものである。

    【0005】第二従来例としては、マウスによる選択決定方法があった。 図5は、第二従来例を示す図である。
    マウス42は、位置情報(相対座標)とステータス情報(クリツク信号)とをコンピユータに送出するように構成された入力装置(ポインテイングデバイス)である。
    図5の表示画面は図4に描いたものとほぼ同様である。
    図示を省略したが、マウス42を用いる場合には通常、
    画面上にいわゆるマウスカーソルが表示される。 マウスカーソルは、例えば、人の指を形どった形状の指標であって、マウスによって指示されている位置を示している。 操作者がマウスを動かすとマウスカーソルが画面上を移動するととともに、図5(A)に示すカーソルバーが移動する。

    【0006】マウスには、通常右ボタンと左ボタンとの二つのボタンが設けられているが、左ボタンを1回押し下げることをクリツクと呼び、左ボタンを2回続けて押し下げることをダブルクリツクと呼んでいる。 マウスによる選択決定方法にあっては、誤操作防止等のために、
    クリツクにより選択をし(図5(A)参照)、ダブルクリツクにより決定をするという操作により、項目の選択及び決定をすることが多くなされる。

    【0007】第三従来例として、スタイラスペンによるマウスエミユレーシヨン(擬似マウスモード)があった。 スタイラスペンは、デジタイザ又はタブレツトと呼ばれる座標検出装置の位置指示器として用いられるものである。 座標検出装置は、感圧式であるか、電磁誘導方式であるか、光学式であるか等を問わず、特定の位置検出面を有し、その上で位置指示器により指示される位置に対応する座標をコンピユータ側に送出するように構成された入力装置である。 座標検出装置の位置指示器は、
    パツク形状をした一般にカーソルと呼ばれるものと、筆記具形状をしたスタイラスペンと呼ばれるものとがある。 本願において、ポインテイングデバイスというときには、座標検出装置の位置指示器としてのカーソルや、
    スタイラスペン、そしてマウスをも含めていう概念と考える。

    【0008】コンピユータにステータス情報を送るためのボタンがマウスに設けられているのと同様に、位置指示器としてのカーソルやスタイラスペンにもスイツチがあって、コンピユータに座標情報のみならず、スイツチ情報を送出するように構成されている。 スタイラスペンの場合には、ペン先の押圧力を検知するスイツチ又はペン軸に対して直の方向の押圧力を検知するスイツチ(サイドスイツチ)あるいは、それらのいずれもが設けられており、ステータス情報を(座標検出装置を介して)コンピユータに送出する。

    【0009】スタイラスペンをマウスの代わりとして用いる選択決定方法(マウスエミユレーシヨンモード)にあっては、座標検出装置にて検出されるXY座標(絶対座標)は、コンピユータに組み込まれたタブレツトドライバーの働きにより相対座標に変換されて、マウスドライバーに渡される。 また、ペン先の押圧に関するステータス情報は、タブレツトドライバーの働きによりマウスの左ボタンの押し下げ信号に変換されて、マウスドライバーに渡される。 ここに、タブレツトドライバー及びマウスドライバーはコンピユータのソフトとして組み込まれるプログラムであって、いわゆるデバイスドライバーである。 これにより、マウス操作と同様に位置指示器としてのスタイラスペン又はカーソルにより選択決定方法が実現できる。

    【0010】

    【発明が解決しようとする課題】近年は、スタイラスペンがマンマシンインタフエースの見地から着目されてきているが、単なるマウスエミユレーシヨンではない、筆記具形状の位置指示器にもっとふさわしい選択決定方法があるに違いないと本発明の発明者は考えた。 本発明の第一の目的は、スタイラスペンにふさわしい選択決定方法を提供することにある。

    【0011】また、スタイラスペンにてマウスエミユレーシヨンを行う場合の問題点の一つにダブルクリツクの際の位置ずれの問題がある。 マウスの場合は、マウスを動かさずに左ボタンをすばやく2回クリツクすることはそれ程困難なことではない。 しかし、スタイラスペンにてダブルクリツクをすることは、最初のクリツクと二度目のクリツクとの間で指示位置がずれてしまうのが普通である。 したがって、ダブルクリツクを検知するためにある程度の位置ずれをも受容するだけの柔軟性を持った処理をする必要があった。 ソフト的にそれだけの処理をする必要があるのなら、その処理能力をもっとスタイラスペンにふさわしい処理に振り向けることができるのではないかと本発明の発明者は考えた。 本発明の第二の目的は、スタイラスペンのダブルクリツクの際の位置ずれの問題を解決する選択決定方法を提供することにある。

    【0012】さらにまた、スタイラスペンの最大の特徴は、ポインテイングデバイスとしての用途だけではなく、手書き文字入力の道具としての位置付けを有する点にある。 ポインテイングデバイスとしての用途にあっては、主に座標値を個々のデータとして扱い、それをステータス情報と組合せて選択決定方法を実現していた。 ところが、手書き文字入力の場合は、座標値とステータス情報との組合せの情報を個々のデータとしてではなく、
    一連のデータ(ストロークデータ)として扱い、その連続性に意味を持たせている。 スタイラスペンを扱う際のマウスエミユレーシヨン(あるいはもう少し広くいえば、ポインティング)とストロークデータの取得(インキング)との切り分けの問題は、ペンコンピューティングを目指す者にとって共通の課題である。 本発明の第三の目的は、ポインテイングとインキングとの切り分けの問題を解決することにある。 ここにストロークデータとは、インクデータとも呼ばれることのある情報であって、ペンダウンから次のペンアップまでの座標値のつながりに意味を持たせた情報である。 このストロークデータは、文字認識処理やジエスチヤー認識処理の対象となる。

    【0013】本発明の発明者は、このように問題点を分析して見た結果、ジエスチヤーコマンドがこれらの問題を解決する選択決定方法をもたらすのではないかと考えた。 従来は、ジエスチャーコマンドを認識できる領域を複数設けて選択決定に利用するという考えはなかった。
    しかし、複数項目の選択決定方法という問題に限定して考えるとき、ジエスチヤーコマンドを認識できる領域を複数設けて、それらの領域のうちいずれの領域でジエスチヤーがなされたかの情報とともにストロークデータを処理することにより、上記の三つの目的が解決されるのではないかと考えついた。

    【0014】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明に係る選択決定方法は、操作者が表示画面を確認しつつポインテイングデバイスを操作することにより位置情報とステータス情報とをコンピユータに入力し、それに基づいてコンピユータが複数項目のうちの操作者の所望の項目を選択及び決定するコンピユータの選択決定方法において、前記表示画面上に前記複数項目を表示する項目表示領域を各々設けるとともに該項目表示領域毎にそれに対応する前記ポインテイングデバイスの可動域にジエスチヤー認識可能領域を設け、前記ポインテイングデバイスからの位置情報の変化に従い、該項目表示領域の表示状態を変化させ、前記ポインテイングデバイスからのステータス情報がオンで、かつ前記位置情報が前記ジエスチヤー認識可能領域であるときに、一連の位置情報及びステータス情報をストローク情報として取得し、該ストローク情報についてジエスチヤー認識処理を実行し、該ジエスチヤー認識処理の結果により前記ジエスチヤー認識可能領域に対応する項目を選択及び決定するものである。

    【0015】上記構成において、好ましくは、前記ストローク情報取得の条件を、前記ポインテイングデバイスからのステータス情報がオンで、かつ前記位置情報が前記ジエスチヤー認識可能領域であるのみならず、それに加えて該位置情報の変化が所定値以上であることとする。

    【0016】さらに、上記構成において、望ましくは、
    前記ジエスチヤー認識可能領域が細長い略矩形の形状を有し、前記ジエスチヤー認識処理の対象が該ジエスチヤー認識可能領域の長手方向に伸びる線分である。

    【0017】また、上記構成において、好ましくは、前記ポインテイングデバイスがスタイラスペンである。

    【0018】さらにまた、上記構成において好ましくは、前記スタイラスペンの位置検出面と前記表示画面とを積層配置させ、前記選択項目表示領域と前記ジエスチヤー認識可能領域とを重ね合わせたものである。

    【0019】

    【作用】本発明に係る選択決定方法は、上記のように構成されているから、ポインテイングデバイスを操作することにより選択及び決定のコマンドを入力できるとともに、そのジエスチヤー認識の際に用いられるストロークデータがもつ座標情報がいずれの選択項目を選択したものであるかの情報をも同時に入力できるので、操作性の向上をもたらすように働く。

    【0020】さらに、ジエスチヤー認識に用いるストロークの長さが所定の長さ以上であるときにストロークデータの取得をすることにより誤操作による入力を回避する。

    【0021】ジエスチヤー認識領域を細長い略矩形の形状にし、認識対象をその長手方向に伸びる線分とすることは、選択項目を文字列にて表現し、それを選択決定するジエスチヤーコマンドを簡単なものにする。

    【0022】ポインテイングデバイスをスタイラスペンとすることは、ポインテイングとインキングとの合理的な融合をもたらす。

    【0023】位置検出面と表示画面とを積層配置することは、視認位置と入力位置とを一致させるように働き、
    よりスタイラスペンにふさわしい選択決定方法を実現する。

    【0024】

    【実施例】以下、図面を参照しつつ、本発明に係る選択決定方法の実施例について説明する。

    【0025】図1は、本発明に係る選択決定方法の実施例を操作者の行う操作の面から説明する図である。 最も好ましい実施例にあっては、用いるポインテイングデバイス20は、スタイラスペン(以下、必要に応じて「ペン」と略す。)であり、タブレツトの位置検出面と表示装置の表示画面とは、積層配置される。 また、タブレツトは、ペンダウンのときのみならず、ペンが浮いている状態、すなわち、位置検出面についてはいないがある程度の高さで近づいている状態、又は位置検出面にペン先が付いているがペン先のスイツチが押されるほどには力を加えていない状態でも座標を読み取り、コンピユータに送出しているものとする。 例えば、本願と同一出願人の提供する「ペントップ」(ペントップは株式会社ワコムの商標)は、この条件を満たしている。 この場合は、
    操作者は、選択と決定の操作をなんら区別することなく、すなわち表示画面上のカーソルバー24がどこにあるかを意識することなく、所望の選択項目上にスタイラスペンのペン先を持っていきその領域内でその長手方向に線分を描く(図1(A)参照)。 この単純な操作にて、選択決定がなされる。 線分を描く際にその終了は、
    ペンアップによってなされる(図1(B)参照)。

    【0026】位置検出面と表示画面とが分離している実施例では、操作者は選択操作と決定操作との区別を意識せざるをえなくなる。 その場合、操作者は、ペンを位置検出面から浮かした状態、又はペン先は付いているが押圧力を加えていない状態で、ペンを動かす。 それに応じてカーソルバー24が動き、その動きを操作者が視認しつつ、カーソルバー24が所望の位置に来たところでその長手方向に線分を描く操作をする。 これにより選択決定がなされる。

    【0027】座標検出装置がペンの浮いている状態では座標を検出しないものである場合には、更に操作が複雑となるが、サイドスイツチの併用等により同様の操作が可能である。 また、本発明はスタイラスペンに適してはいるもののスタイラスペンではなく、位置指示器としてのカーソルや、マウスにても同様の操作が可能である。
    マウスでジエスチヤー入力をする場合には、いわゆるドラッグアンドドロップの操作をすることになる。

    【0028】図2は、本発明に係る選択決定方法を実現する装置を示す機能ブロック図である。 コンピユータ1
    0は、一般的なコンピユータの構成を備えており、入力装置として、タブレツト21(座標検出装置)を、出力装置として、表示部22を備えている。 タブレツト21
    と表示部22とは、前述したように好ましくは、位置検出面と表示画面とが積層配置され、入力位置と出力位置とが一致するように構成される。

    【0029】位置/ステータス検出部11、表示制御部12、ジエスチヤー認識部13、コマンド処理部14、
    アプリケーシヨン処理部15、印刷出力部16等は、いずれもコンピユータ10のCPUがその時々に応じて必要なプログラムを読み込んでそのプログラムにしたがって処理を実行するときのCPUの果たす役割を便宜的に空間的に分離して配置し、それらの関係を示したもの、
    すなわち機能ブロック図として示したものである。

    【0030】それぞれの働きを大まかにいえば、位置/
    ステータス検出部11は、タブレツト21からの座標情報及びステータス情報を受け取り、それを条件に応じてコンピユータ10が必要な情報に変換する部分である。
    ジエスチヤー認識部13は、位置/ステータス検出部1
    1からストロークデータを受け取ってそのストロークデータをジエスチヤーとして認識する処理を実行する部分である。 コマンド処理部14は、ジエスチヤー認識部1
    3が認識した結果に応じてコマンドのコードを発行してアプリケーシヨン処理部15に渡す部分である。

    【0031】図2に示したシステムでは、必ずしもキーボードを必要とするものではないが、もしも操作者がキーボードの併用を望む場合に、それを接続して用いることができる。 その時、キーボードのコマンド割付キーから入力されたコードがアプリケーシヨン処理部15に渡されることになるが、それと同様のコードを発行してアプリケーシヨン処理部15に渡す部分がコマンド処理部14であると考えることができる。

    【0032】なお、ポインテイングデバイスをスタイラスペンではなく、マウスとする場合には、タブレツト2
    1がマウスに、位置/ステータス検出部11、ジエスチヤー認識部13、コマンド処理部14がマウスドライバーに置き代わることになる。 その時、ジエスチヤー認識部13は、ドラッグアンドドロップの認識をする部分となる。

    【0033】アプリケーシヨン処理部15は、コンピユータの応用プログラムを実行する部分であり、その応用プログラムの処理結果を表示制御部12を介して表示部22に表示させる。 また、操作者の必要に応じて、印刷出力部16を介してプリンタ23に出力させる。 なお、
    印刷出力部16及びプリンタ23は、本発明に係る選択決定方法には、直接的な関係はないが、コンピユータ1
    0に通常設けられる周辺装置である。

    【0034】アプリケーシヨン処理部15が様々な処理を実行する上で、必要な操作者の入力は、アプリケーシヨン処理部15が必要なメニユー画面、ダイアログボツクス、ズーム等を開いて表示制御部12を介して表示部22に表示させ、操作者の入力を促し、操作者がそれに答えて、タブレツト21を介して入力を行うことによりなされる。 以下、煩雑を避けるため、前述した最適な実施例についてさらに詳しく説明をする。

    【0035】今、アプリケーシヨン処理部15の働きにより表示制御部12を介して、表示部22に図1(A)
    に示すような画面、すなわち複数の選択項目が表示されているとする。 ペンダウンかペンアップかを問わずペン先が位置検出面に近づいている状態では、タブレツト2
    1は、スタイラスペンにより指示されている位置のXY
    座標を位置/ステータス検出部11に送出している。 そして、位置/ステータス検出部11は、アプリケーシヨン処理部15に絶えず座標情報を送っている(又はアプリケーシヨン処理部15が座標情報を絶えずモニターしている)。 アプリケーシヨン処理部15は、それぞれのメニユー画面毎に座標と項目とを対応させるテーブルを備えており、それにより選択項目の反転表示等の表示状態を変える処理を表示制御部12及び表示部22を介して実行している。 このように、表示状態の変更処理に関しては、タブレツト21から、位置/ステータス検出部11、アプリケーシヨン処理部15、表示制御部12、
    表示部22という流れの処理がなされている。

    【0036】そして、それとは別処理にて、タブレツト21、位置/ステータス検出部11、ジエスチヤー認識部13、コマンド処理部14、アプリケーシヨン処理部15という処理の流れがある。 前述した表示状態変更処理(ポインテイング処理)が座標情報のみに基づくものであるのに対し、この処理は、座標情報とステータス情報との組合せ、すなわちステータス情報がオンの時の座標情報(ストロークデータ)を扱うものであるので、インキング処理という位置付けができる。

    【0037】このインキング処理について更に詳しく述べる。 表示部22に表示された選択項目の各部分を項目表示領域と呼ぶ。 そして、各々の項目表示領域に対応するタブレツト21の領域をそれぞれジエスチヤー認識可能領域と位置付ける。 好ましくは、この領域は、いずれも細長い横長の略矩形の形状をした領域として設けられる。 項目の内容を文字列で表現し、かつ多くの項目を並べるのに適しているからである。 また、タブレツト上で、ある指示位置がその領域に属しているか否かを判定するのにも適しているからである。 ジエスチヤー認識可能領域の大きさは、項目表示領域をカバーする大きさであることが望ましく、一回り大きい大きさとすることもできる。

    【0038】操作者がジエスチヤー認識可能領域内でペンダウンし、次のペンアップまでに所定距離以上の移動があったときに、位置/ステータス検出部11は、ストロークデータを取得し、ジエスチヤー認識部13に処理を引渡す。 ジエスチヤー認識部13は、そのストロークデータを解析し、予め定められた認識対象に合致する場合、ここでは、長手方向に伸びる線分である場合に、選択決定コマンドであることを認識し、コマンド処理部1
    4に処理を引渡す。 コマンド処理部14は、選択決定コマンドに対応するコードを発行し、アプリケーシヨン処理部15にそれを渡す。

    【0039】なお、ここで、ジエスチヤー認識部13の扱うデータをストロークデータとしたが、ジエスチヤー認識部13の認識すべきジエスチヤーの対象が選択決定のジエスチヤーというただ1種類のジエスチヤーである場合には、ペンダウンからペンアップに至るまでの複数のデータのうち最初と最後のデータだけに基づいて、認識を行うことも可能である。 ジエスチヤー認識というときに、本願においては、そのような認識処理をも含む概念と考える。

    【0040】もっとも、複数のジエスチヤーを扱いたい場合、例えば、項目の選択決定以外にメニユー画面のスクロール等の画面操作コマンドをもジエスチヤーにより入力したい場合には、ペンダウンからペンダウンまでの一連のデータのすべて、すなわちストロークデータの全体を認識処理の対象とすべきこととなる。

    【0041】図3は、本発明に係る選択決定方法のうちインキング処理を示すフローチャートである。 すなわち、図2にいう位置/ステータス検出部11から、ジエスチヤー認識部13を経てコマンド処理部14に至る一連の処理の流れを示している。 この一連の処理の流れとは、別処理にて表示状態変更処理(ポインティング処理)がなされるのは前述のとおりである。

    【0042】インキング処理を開始すると(ステップ1
    00)、まずステータス情報を見る(ステップ10
    1)。 ペンアップの状態では、インキングを要しないので戻る。 ペンダウンであるときにはジエスチヤー認識可能領域かを判定する(ステップ102)。 XY座標がそれらを示す矩形領域のいずれかに入っているか否かにより判断する。 いずれの領域にもない場合は、インキングを要しないので戻る。

    【0043】その他、操作者が一旦は、ジエスチヤー認識領域内にペンダウンしたもののわずかしか動かさずに途中でとめた場合には、103、104、106を経て戻り、また、わずかに動かして途中でペンアップをした場合には、103、105、106を経て、戻る。 操作者の方針変更を許容するためである。

    【0044】ジエスチヤー認識可能領域でのペンダウンの状態でのペンの移動が所定距離以上であるときに初めてジエスチヤー認識処理に入る(ステップ107)。 前述したように、もしも選択決定コマンドという1種類のコマンドだけを認識すれば足りる場合には、ステップ1
    06の結果がYESであるという結果だけから、選択決定コマンドを認識することも可能である。 しかし、ほかに認識すべき他の種類のコマンドがある場合には、ペンダウン(ステップ101)からペンアップ(ステップ1
    05)までの一連のストロークデータを取得してそれを解析する処理を実行することになる。 ステップ108のコード発行は、コマンド処理部14が実行する処理である。 この一連のインキング処理は、何度も繰返される。

    【0045】以上見て来たように、本発明の選択決定方法は、従来のマウスを踏襲した伝統的な選択決定方法、
    すなわちカーソルバーをクリツク、ダブルクリツクするという因習を打破し、新たな選択決定方法を提案するものである。 すなわち、カーソルバーをジエスチヤー認識可能領域として、それに対しジエスチヤーコマンドを入力することにより、選択決定を実行するという選択決定方法を提案するものである。

    【0046】図2には、描くのを省略したが、スタイラスペンを用いるコンピユータには、文字認識部をも設けるのが一般的である。 本発明におけるの位置/ステータス検出部11の処理は、文字認識部にストロークデータを引渡すための処理とも共通にできる点において優れている。

    【0047】また、本発明に係る選択決定方法は、マウスエミユレーシヨンによるペン操作を越えるものであり、格段の操作性の向上をもたらすものであるが、逆にこの選択決定方法が普及した際に、ペンのためのドライバーが一般的になった場合にもマウスによるペンエミユレーシヨンを可能にするものでもある。 マウスによるドラッグアンドドロップがジエスチヤーコマンドの入力の代用として使えるからである。

    【0048】

    【効果】本発明に係る選択決定方法は、上記の構成を有するから、以下の効果を有する。

    【0049】筆記具に似た位置指示器としてのスタイラスペンにふさわしい選択決定方法を提供することができた。 具体的には、ペンの上下動というスタイラスペンにふさわしくない動きから操作者を開放する。 また、クリツクやダブルクリツクの際に発生する騒音から操作者を開放する。

    【0050】ペンのダブルクリツクの際の位置ずれの問題を解決した。

    【0051】インキングとポインテイングとの有機的な融合を可能にした。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明に係る選択決定方法における操作を示す図

    【図2】 本発明に係る選択決定方法を実現する装置を示す機能ブロック図

    【図3】 本発明に係る選択決定方法のうちインキング処理を示すフローチャート

    【図4】 第一従来例すなわちキーボードによる選択決定方法を示す図

    【図5】 第二従来例すなわちマウスによる選択決定方法を示す図

    【符号の説明】 10 コンピユータ 11 位置/ステータス検出部 12 表示制御部 13 ジエスチヤー認識部 14 コマンド処理部 15 アプリケーシヨン処理部 16 印刷出力部 20 ポインテイングデバイス 21 タブレツト 22 表示部 23 プリンタ 24 カーソルバー 40 矢印キー 41 実行ボタン 42 マウス

    ─────────────────────────────────────────────────────

    【手続補正書】

    【提出日】平成6年1月12日

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】全図

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図1】

    【図2】

    【図3】

    【図4】

    【図5】

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