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Method, system and computer program product for controlling application/preference of pervasive computing device

阅读:348发布:2021-06-25

专利汇可以提供Method, system and computer program product for controlling application/preference of pervasive computing device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To automatically purvey an application and/or preference for pervasive computing system even without individually selecting it by a user. SOLUTION: An environment list related to a pervasive computing system (such as PDA 22, for example,) is defined and an information item to be purveyed to the PDA 22 by a data processing system (such as server 20, for example), is related with an environment on the environment list so that the PDA 22 can be synchronized with the server 20. The PDA 22 acquires a user entry for selecting one environment and reports the selected environment to the server 20. In response to the notice of the selected environment, the server 20 purveys the information item related to the selected environment to the PDA 22.,下面是Method, system and computer program product for controlling application/preference of pervasive computing device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 パーベイシブ・コンピューティング装置が、当該パーベイシブ・コンピューティング装置とは別のデータ処理システムであって、当該パーベイシブ・コンピューティング装置にアクセス可能なデータ処理システムに同期したときに、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給される情報を制御する情報制御方法であって、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義するステップと、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを関連付けるステップと、 前記環境リストから環境を1つ選択するユーザ入力を取得するステップと、 前記データ処理システムに前記選択した環境を通知するステップと、 選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給するステップとを含む情報制御方法。
  • 【請求項2】前記ユーザ入力を前記パーベイシブ・コンピューティング装置で取得し、かつ、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置と前記データ処理システムとが同期した時に、前記選択した環境を前記データ処理システムに通知する、請求項1に記載の情報制御方法。
  • 【請求項3】 さらに、 ユーザと、前記データ処理システムに同期している前記パーベイシブ・コンピューティング装置とを関連付けるステップと、 同期時に前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給できる許可済みの情報項目のリストを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザ用に、定義するステップとを含み、 選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給するステップが、前記選択した環境に関連付けられており、かつ、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザに許可されている情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ、選択した環境の通知に応答して供給するステップを含む、請求項1に記載の情報制御方法。
  • 【請求項4】 さらに、 前記環境リスト中の各環境と、パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目とを、ユーザが選択した環境と関係なく、関連付けるステップと、 前記環境リスト中の各環境に関連付けられた情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ、前記ユーザが選択した環境と関係なく、同期時に供給するステップとを含む、請求項1に記載の情報制御方法。
  • 【請求項5】前記情報項目が前記パーベイシブ・コンピューティング装置にロードすべきアプリケーションを含み、かつ、 前記供給するステップが、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置から、前記選択した環境に関連付けられていないアプリケーションをアンロードするステップと、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に、前記選択した環境に関連付けられたアプリケーションをアンロードするステップとを含む、請求項1に記載の情報制御方法。
  • 【請求項6】 さらに、 ユーザ入力を取得して、前記データ処理システムから取得すべき情報項目を選択するステップと、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記データ処理システムと同期したときに、前記データ処理システムから選択した情報項目を取得するステップとを含む、請求項1に記載の情報制御方法。
  • 【請求項7】 さらに、 ユーザと、前記データ処理システムと同期している前記パーベイシブ・コンピューティング装置とを関連付けるステップと、 同期時に前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給できる許可済みの情報項目のリストを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザ用に、定義するステップとを含み、 前記選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給するステップが、前記選択した環境に関連付けられており、かつ、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザに許可されている情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ、選択した環境の通知に応答して供給するステップを含み、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記データ処理システムと同期したときに、前記データ処理システムから選択した情報項目を取得するステップが、前記選択した情報項目が前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザ用に許可されている場合、前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記データ処理システムと同期しているときに、選択した情報項目を前記データ処理システムから取得するステップを含む、請求項5に記載の情報制御方法。
  • 【請求項8】前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義するステップが、複数の環境に関連付けられた環境の階層を定義するステップを含み、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを関連付けるステップが、前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境の階層中の環境が前記階層中の順位が高い環境の関連付けられた情報項目を継承している前記環境リスト中の環境とを関連付けるステップを含む、請求項1に記載の情報制御方法。
  • 【請求項9】情報項目が、アプリケーション、プリファランス、またはアプリケーションが使用するためのデータを含む、請求項1に記載の情報制御方法。
  • 【請求項10】環境が、前記パーベイシブ・コンピューティング装置の地理的場所および動作環境を含む、請求項1に記載の情報制御方法。
  • 【請求項11】前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義するステップが、前記データ処理システムで、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義するステップを含み、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを関連付けるステップが、前記データ処理システムで、前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを関連付けるステップを含む、請求項2に記載の情報制御方法。
  • 【請求項12】 さらに、 前記データ処理システムで定義された少なくとも1つの環境リストに対応する、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた少なくとも1つの環境リストを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定義するステップと、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で関連付けるステップと、 前記データ処理システムで定義された前記少なくとも1
    つの環境リストに関連付けられた情報項目と、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた前記情報項目とを一致させて、前記データ処理システムが供給し、
    前記パーベイシブ・コンピューティング装置が取得する情報項目を決定するステップとを含む、請求項11に記載の情報制御方法。
  • 【請求項13】前記データ処理システムで定義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた情報項目と、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた前記情報項目とを一致させて、前記データ処理システムが供給し、前記パーベイシブ・コンピューティング装置が取得する情報項目を決定するステップが、前記データ処理システムで定義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた情報項目のロードが、前記データ処理システムによって供給すべき情報項目と前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定義された環境リスト中の環境との関連付けによって無効にされているか否かを確認するステップを含む、請求項12に記載の情報制御方法。
  • 【請求項14】 パーベイシブ・コンピューティング装置が、当該パーベイシブ・コンピューティング装置とは別のデータ処理システムであって、当該パーベイシブ・
    コンピューティング装置にアクセス可能なデータ処理システムに同期したときに、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給される情報を制御する情報制御システムであって、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義する手段と、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを関連付ける手段と、 前記環境リストから環境を1つ選択するユーザ入力を取得する手段と、 前記データ処理システムに前記選択した環境を通知する手段と、 選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給する手段とを含む情報制御システム。
  • 【請求項15】前記ユーザ入力を前記パーベイシブ・コンピューティング装置で取得し、かつ、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置と前記データ処理システムとが同期した時に、前記選択した環境を前記データ処理システムに通知する、請求項14に記載の情報制御システム。
  • 【請求項16】 さらに、 ユーザと、前記データ処理システムに同期している前記パーベイシブ・コンピューティング装置とを関連付ける手段と、 同期時に前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給できる許可済みの情報項目のリストを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザ用に、定義する手段とを含み、 選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給する手段が、前記選択した環境に関連付けられており、かつ、
    前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザに許可されている情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ、選択した環境の通知に応答して供給する手段を含む、請求項14に記載の情報制御システム。
  • 【請求項17】 さらに、 前記環境リスト中の各環境と、パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目とを、ユーザが選択した環境と関係なく、関連付ける手段と、 前記環境リスト中の各環境に関連付けられた情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ、前記ユーザが選択した環境と関係なく、同期時に供給する手段とを含む、請求項14
    に記載の情報制御システム。
  • 【請求項18】前記情報項目が前記パーベイシブ・コンピューティング装置にロードすべきアプリケーションを含み、かつ、 前記供給する手段が、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置から、前記選択した環境に関連付けられていないアプリケーションをアンロードする手段と、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に、前記選択した環境に関連付けられたアプリケーションをアンロードする手段とを含む、請求項14に記載の情報制御システム。
  • 【請求項19】 さらに、 ユーザ入力を取得して、前記データ処理システムから取得すべき情報項目を選択する手段と、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記データ処理システムと同期したときに、前記データ処理システムから選択した情報項目を取得する手段とを含む、請求項15に記載の情報制御システム。
  • 【請求項20】 さらに、 ユーザと、前記データ処理システムと同期している前記パーベイシブ・コンピューティング装置とを関連付ける手段と、 同期時に前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給できる許可済みの情報項目のリストを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザ用に、定義する手段とを含み、 前記選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給する手段が、前記選択した環境に関連付けられており、かつ、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザに許可されている情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ、選択した環境の通知に応答して供給する手段を含み、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記データ処理システムと同期したときに、前記データ処理システムから選択した情報項目を取得する手段が、前記選択した情報項目が前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザ用に許可されている場合、前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記データ処理システムと同期しているときに、選択した情報項目を前記データ処理システムから取得する手段を含む、請求項19に記載の情報制御システム。
  • 【請求項21】前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義する手段が、複数の環境に関連付けられた環境の階層を定義する手段を含み、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを関連付ける手段が、前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境の階層中の環境が前記階層中の順位が高い環境の関連付けられた情報項目を継承している前記環境リスト中の環境とを関連付ける手段を含む、請求項14に記載の情報制御システム。
  • 【請求項22】情報項目が、アプリケーション、プリファランス、またはアプリケーションが使用するためのデータを含む、請求項14に記載の情報制御システム。
  • 【請求項23】環境が、前記パーベイシブ・コンピューティング装置の地理的場所および動作環境を含む、 請求項14に記載の情報制御システム。
  • 【請求項24】前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義する手段が、前記データ処理システムで、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義する手段を含み、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを関連付ける手段が、前記データ処理システムで、前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを関連付ける手段を含む、請求項14に記載の情報制御システム。
  • 【請求項25】 さらに、 前記データ処理システムで定義された少なくとも1つの環境リストに対応する、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた少なくとも1つの環境リストを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定義する手段と、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で関連付ける手段と、 前記データ処理システムで定義された前記少なくとも1
    つの環境リストに関連付けられた情報項目と、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた前記情報項目とを一致させて、前記データ処理システムが供給し、
    前記パーベイシブ・コンピューティング装置が取得する情報項目を決定する手段とを含む、請求項24に記載の情報制御システム。
  • 【請求項26】前記データ処理システムで定義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた情報項目と、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた前記情報項目とを一致させて、前記データ処理システムが供給し、前記パーベイシブ・コンピューティング装置が取得する情報項目を決定する手段が、前記データ処理システムで定義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた情報項目のロードが、前記データ処理システムによって供給すべき情報項目と前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定義された環境リスト中の環境との関連付けによって無効にされているか否かを確認する手段を含む、請求項25に記載の情報制御システム。
  • 【請求項27】 パーベイシブ・コンピューティング装置が、当該パーベイシブ・コンピューティング装置とは別のデータ処理システムであって、当該パーベイシブ・
    コンピューティング装置にアクセス可能なデータ処理システムに同期したときに、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給される情報を制御するコンピュータ・プログラム製品であって、 コンピュータ読み込み可能な記憶媒体であって、当該記憶媒体中に具体化されたコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードを備えたコンピュータ読み込み可能な記憶媒体を含み、 前記コンピュータ読み込み可能なプログラム・コードが、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを関連付けるコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 前記環境リストから環境を1つ選択するユーザ入力を取得するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 前記データ処理システムに前記選択した環境を通知するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードとを含むコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項28】前記ユーザ入力を前記パーベイシブ・コンピューティング装置で取得し、かつ、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置と前記データ処理システムとが同期した時に、前記選択した環境を前記データ処理システムに通知する、請求項27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項29】 さらに、 ユーザと、前記データ処理システムに同期している前記パーベイシブ・コンピューティング装置とを関連付けるコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 同期時に前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給できる許可済みの情報項目のリストを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザ用に、定義するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードとを含み、 選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードが、前記選択した環境に関連付けられており、かつ、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザに許可されている情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ、選択した環境の通知に応答して供給するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードを含む、請求項2
    7に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項30】 さらに、 前記環境リスト中の各環境と、パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目とを、ユーザが選択した環境と関係なく、関連付けるコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 前記環境リスト中の各環境に関連付けられた情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ、前記ユーザが選択した環境と関係なく、同期時に供給するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードとを含む、請求項27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項31】前記情報項目が前記パーベイシブ・コンピューティング装置にロードすべきアプリケーションを含み、かつ、 前記供給するコンピュータ読み込み可能なプログラム・
    コードが、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置から、前記選択した環境に関連付けられていないアプリケーションをアンロードするコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に、前記選択した環境に関連付けられたアプリケーションをアンロードするコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードとを含む、請求項27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項32】 さらに、 ユーザ入力を取得して、前記データ処理システムから取得すべき情報項目を選択するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記データ処理システムと同期したときに、前記データ処理システムから選択した情報項目を取得するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードとを含む、請求項28に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項33】 さらに、 ユーザと、前記データ処理システムと同期している前記パーベイシブ・コンピューティング装置とを関連付けるコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 同期時に前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給できる許可済みの情報項目のリストを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザ用に、定義するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードとを含み、 前記選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードが、
    前記選択した環境に関連付けられており、かつ、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザに許可されている情報項目を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置へ、選択した環境の通知に応答して供給するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードを含み、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記データ処理システムと同期したときに、前記データ処理システムから選択した情報項目を取得するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードが、前記選択した情報項目が前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記ユーザ用に許可されている場合、前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記データ処理システムと同期しているときに、選択した情報項目を前記データ処理システムから取得するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードを含む、請求項32に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項34】前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードが、複数の環境に関連付けられた環境の階層を定義するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードを含み、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを関連付けるコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードが、前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境の階層中の環境が前記階層中の順位が高い環境の関連付けられた情報項目を継承している前記環境リスト中の環境とを関連付けるコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードを含む、請求項27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項35】情報項目が、アプリケーション、プリファランス、および/またはアプリケーションが使用するためのデータを含む、請求項27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項36】環境が、前記パーベイシブ・コンピューティング装置の地理的場所および動作環境を含む、請求項27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項37】前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードが、前記データ処理システムで、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードを含み、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを関連付けるコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードが、前記データ処理システムで、前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを関連付けるコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードを含む、請求項27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項38】 さらに、 前記データ処理システムで定義された少なくとも1つの環境リストに対応する、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた少なくとも1つの環境リストを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定義するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の環境とを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で関連付けるコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 前記データ処理システムで定義された前記少なくとも1
    つの環境リストに関連付けられた情報項目と、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた前記情報項目とを一致させて、前記データ処理システムが供給し、
    前記パーベイシブ・コンピューティング装置が取得する情報項目を決定するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードとを含む、請求項37に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項39】前記データ処理システムで定義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた情報項目と、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた前記情報項目とを一致させて、前記データ処理システムが供給し、前記パーベイシブ・コンピューティング装置が取得する情報項目を決定するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードが、前記データ処理システムで定義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた情報項目のロードが、前記データ処理システムによって供給すべき情報項目と前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定義された環境リスト中の環境との関連付けによって無効にされているか否かを確認するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードを含む、請求項38に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項40】 パーベイシブ・コンピューティング装置にロードすべきアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータを制御する制御方法であって、 環境リストを定義するステップと、 前記環境リスト中の各環境に関連付けられたアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータのデフォルトの関連付けを定義するステップと、 前記環境リスト中の少なくとも1つの環境に関連付けられた、アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータのユーザ固有の関連付けを定義するステップと、 ユーザ入力を取得して、前記環境リストから環境を1つ選択するステップと、 前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義されているか否かを確認するステップと、 前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義されている場合、前記ユーザ固有の関連付けと前記デフォルトの関連付けとの間の衝突を解消して、前記選択した環境に関連付けられた、アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの単一の関連付けを供給できるようにするステップと、 前記選択した環境に関連付けられた、前記アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの前記単一の関連付けから前記アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータを前記パーベイシブ・コンピューティング装置にロードするステップとを含む制御方法。
  • 【請求項41】前記環境リストが階層構造をした環境リストであり、 前記階層構造をした環境リスト中の子環境が、前記階層構造をした環境リスト中の親環境から、アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けを継承する、請求項40に記載の制御方法。
  • 【請求項42】 さらに、 子環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/
    またはデータの関連付けと、親環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けとの間の衝突を解消するステップを含む、請求項41に記載の制御方法。
  • 【請求項43】子環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けが、親環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けを上書きする、請求項42に記載の制御方法。
  • 【請求項44】前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義されている場合、前記ユーザ固有の関連付けと前記デフォルトの関連付けとの間の衝突を解消して、前記選択した環境に関連付けられた、アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの単一の関連付けを供給できるようにするステップが、デフォルトの関連付けのアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けを、ユーザ固有の関連付けのアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの対応する関連付けによって上書きする、請求項40
    に記載の制御方法。
  • 【請求項45】 さらに、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に既にロードされている最初のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータが単一の関連付けで識別されていないか否かを確認するステップと、 前記最初のアプリケーション、プリファランスおよび/
    またはデータが単一の関連付けで識別されていない場合、前記最初のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置からアンロードするステップとを含む、請求項40に記載の制御方法。
  • 【請求項46】 パーベイシブ・コンピューティング装置にロードすべきアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータを制御する制御システムであって、 環境リストを定義する手段と、 前記環境リスト中の各環境に関連付けられたアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータのデフォルトの関連付けを定義する手段と、 前記環境リスト中の少なくとも1つの環境に関連付けられた、アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータのユーザ固有の関連付けを定義する手段と、 ユーザ入力を取得して、前記環境リストから環境を1つ選択する手段と、 前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義されているか否かを確認する手段と、 前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義されている場合、前記ユーザ固有の関連付けと前記デフォルトの関連付けとの間の衝突を解消して、前記選択した環境に関連付けられた、アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの単一の関連付けを供給できるようにする手段と、 前記選択した環境に関連付けられた、前記アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの前記単一の関連付けから前記アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータを前記パーベイシブ・コンピューティング装置にロードする手段とを含む制御システム。
  • 【請求項47】前記環境リストが階層構造をした環境リストであり、 前記階層構造をした環境リスト中の子環境が、前記階層構造をした環境リスト中の親環境から、アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けを継承する、請求項46に記載の制御システム。
  • 【請求項48】 さらに、 子環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/
    またはデータの関連付けと、親環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けとの間の衝突を解消する手段を含む、請求項47に記載の制御システム。
  • 【請求項49】子環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けが、親環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けを上書きする、請求項48に記載の制御システム。
  • 【請求項50】前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義されている場合、前記ユーザ固有の関連付けと前記デフォルトの関連付けとの間の衝突を解消して、前記選択した環境に関連付けられた、アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの単一の関連付けを供給できるようにする手段が、デフォルトの関連付けのアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けを、ユーザ固有の関連付けのアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの対応する関連付けによって上書きする、請求項46に記載の制御システム。
  • 【請求項51】 さらに、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に既にロードされている最初のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータが単一の関連付けで識別されていないか否かを確認する手段と、 前記最初のアプリケーション、プリファランスおよび/
    またはデータが単一の関連付けで識別されていない場合、前記最初のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置からアンロードする手段とを含む、請求項4
    6に記載の制御システム。
  • 【請求項52】 パーベイシブ・コンピューティング装置にロードすべきアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータを制御するコンピュータ・プログラム製品であって、 コンピュータ読み込み可能な記憶媒体であって、当該記憶媒体中に具体化されたコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードを備えたコンピュータ読み込み可能な記憶媒体を含み、 前記コンピュータ読み込み可能なプログラム・コードが、 環境リストを定義するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 前記環境リスト中の各環境に関連付けられたアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータのデフォルトの関連付けを定義するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 前記環境リスト中の少なくとも1つの環境に関連付けられた、アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータのユーザ固有の関連付けを定義するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 ユーザ入力を取得して、前記環境リストから環境を1つ選択するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義されているか否かを確認するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義されている場合、前記ユーザ固有の関連付けと前記デフォルトの関連付けとの間の衝突を解消して、前記選択した環境に関連付けられた、アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの単一の関連付けを供給できるようにするコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 前記選択した環境に関連付けられた、前記アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの前記単一の関連付けから前記アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータを前記パーベイシブ・コンピューティング装置にロードするコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードとを含むコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項53】前記環境リストが階層構造をした環境リストであり、 前記階層構造をした環境リスト中の子環境が、前記階層構造をした環境リスト中の親環境から、アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けを継承する、請求項52に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項54】 さらに、 子環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/
    またはデータの関連付けと、親環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けとの間の衝突を解消するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードを含む、請求項53に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項55】子環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けが、親環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けを上書きする、請求項54に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項56】前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義されている場合、前記ユーザ固有の関連付けと前記デフォルトの関連付けとの間の衝突を解消して、前記選択した環境に関連付けられた、アプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの単一の関連付けを供給できるようにするコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードが、デフォルトの関連付けのアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの関連付けを、ユーザ固有の関連付けのアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータの対応する関連付けによって上書きする、請求項52に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 【請求項57】 さらに、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に既にロードされている最初のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータが単一の関連付けで識別されていないか否かを確認するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 前記最初のアプリケーション、プリファランスおよび/
    またはデータが単一の関連付けで識別されていない場合、前記最初のアプリケーション、プリファランスおよび/またはデータを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置からアンロードするコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードとを含む、請求項52に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、データ処理システムへのアプリケーションおよび/またはプリファランスのロードおよびアンロードに関し、特に,装備できる記憶容量が限られているパーベイシブ・コンピューティング装置へのアプリケーションおよび/またはプリファランスのロードおよびアンロードに関する。

    【0002】

    【従来の技術】今日の社会は流動性を増しているが、それにつれて、モービル(モバイル)・コンピューティング能に対する要求も増大してきている。 労働者および専門職の多くは、自分たちのラップトップ・コンピュータをより小さなパームトップ・コンピュータまたはハンドヘルド・コンピュータ、例えばPDA(personal dig
    ital assistants:携帯情報端末) にダウンサイジングしている。 加えて、今や多くの人々がセルラー電話機を使って、インターネットにアクセスしたり、他の様々なコンピューティング機能を実行している。 PDA、携帯電話機を含むがこれらに限定されないコンピューティング装置、並びに機器および自動車の中で使われているコンピューティング装置は、多くの場合、一括して「パーベイシブ(pervasive)」・コンピューティング装置と呼ばれている。 ハンドヘルド・コンピューティング装置の多くは、Microsoft (商標)Windows CE、 3Com Palm Com
    puting(商標)、および Symbion Epoc プラットフォーム、並びにSmartCode 社のHandWeb およびMicrosoft 社のPocket Internet Explorerを使っている。 ここで用いているように、「パーベイシブ・コンピューティング装置」は、別のデータ処理システムに接続できるデータ処理システムのことを言う、そして、PDA、ラップトップ・コンピュータおよびポータブル・コンピュータ、ペン・ベース・ポータブル・コンピュータ、無線電話機、
    スマートフォン、スクリーンフォン、コピー機および他のオフィス機器、装置、工場制御装置などを含むことを意図している。

    【0003】あいにく、パーベイシブ・コンピューティング装置のサイズが小さくなるのにつれて、概して、同装置のスタンドアロン動作用の能力も小さくなった。 このような装置では、一般に、メモリ容量が減少すると共に、固定記憶装置の容量がほとんど無い言ってもよいくらいに減少した。 その結果、パーベイシブ・コンピューティング装置は、当該パーベイシブ・コンピューティング装置にロードされる大量のアプリケーションを維持する能力が制限されているので、1個の装置で使えるのはアプリケーションの部分集合だけに制限されている可能性がある。 さらに、ユーザがパーベイシブ・コンピューティング装置で使いたいと思うアプリケーションは、同装置を適用する環境または用途に基づいて変化する可能性がある。 したがって、パーベイシブ・コンピューティング装置のユーザの希望に従って、あるアプリケーションをパーベイシブ・コンピューティング装置からアンロードし、別のアプリケーションをパーベイシブ・コンピューティング装置にロードすることが必要になる可能性がある。

    【0004】パーベイシブ・コンピューティング装置にロードされるアプリケーションに加え、パーベイシブ・
    コンピューティング装置の用途または環境が変化するのに伴ってアプリケーションに関連付けられたプリファランス(preference)すなわち選好データまたはその他のデータを変化させることも有益であるかも知れない。 それ故、例えば、ユーザは、ユーザ・プリファランスに基づいて地図を表示する地図表示アプリケーションを手にすることができる。 すなわち、ユーザが新しい場所でパーベイシブ・コンピューティング装置を使うときに、ユーザは、表示されている地図を変更して新しい場所の地図を表示させるように望むことができるようになる。

    【0005】従来、パーベイシブ・コンピューティング装置のアプリケーション、プリファランスまたはデータを変更するために、ユーザは、ロードすべきアプリケーションを個々に選択し、プリファランスを個々に設定していた。 これらの作業は、通常、パーベイシブ・コンピューティング装置でアプリケーションが走っている間に行なう。 しかし、パーベイシブ・コンピューティング装置がアプリケーションおよびプリファランスの供給元へのアクセスを行なっているときに、プリファランスもロードされるかも知れない。 このように、アプリケーションおよび/またはプリファランスを個々に選択すると、
    時間の浪費になると共に、エラーが生じやすくなる可能性がある。 例えば、ユーザがある場所で必要とするアプリケーションのロードに失敗すると、その後、ユーザは、そのアプリケーションが必要になる前にそのアプリケーションをロードする機会が得られない。 したがって、パーベイシブ・コンピューティング装置に供給される情報の制御を改善することが必要である。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ユーザが各アプリケーションおよび/またはプリファランスを個々に選択する必要なしに、パーベイシブ・コンピューティング装置用のアプリケーションおよび/またはプリファランスを自動的に供給することのできる方法、システムおよびコンピュータ・プログラム製品を提供することである。

    【0007】本発明の他の目的は、パーベイシブ・コンピューティング装置が使われる場所および/または環境に適した、パーベイシブ・コンピューティング装置にロードされるアプリケーションおよび/またはプリファランスを、ユーザが手に入れやすくすることである。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】本発明によるこれらの目的および他の目的は、以下のように動作する方法、システムおよびコンピュータ・プログラム製品によって実現することができる。 本発明に係る方法、システムおよびコンピュータ・プログラム製品は、パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義すると共に、当該パーベイシブ・コンピューティング装置に同装置とは異なるデータ処理システムによって供給される情報項目と上記環境リスト中の環境とを関連付けることにより、上記パーベイシブ・コンピューティング装置が上記データ処理システムと同期するときに、上記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給される情報を制御する。 上記パーベイシブ・コンピューティング装置でユーザ入力を取得して上記環境リストから環境を1つ選択する、そして、上記パーベイシブ・コンピューティング装置が上記データ処理システムと同期するときに上記選択した環境を上記データ処理システムに通知する。 次いで、上記選択した環境に関連付けられた情報項目を、上記データ処理システムから上記パーベイシブ・コンピューティング装置へ上記選択した環境の通知に応答して供給する。

    【0009】環境リストを準備し、かつアプリケーションと上記環境リストとを関連付けることにより、ユーザは、パーベイシブ・コンピューティング装置にロードすべきアプリケーションおよび/またはプリファランスのような情報項目を個々に選択する必要なく、上記情報項目を選択することが可能になる。 さらに、上記情報項目は予定されている用途または上記パーベイシブ・コンピューティング装置の場所のような環境に関連付けられているので、ユーザが重要なアプリケーションまたはデータをロードするのを忘れる可能性が低減する。

    【0010】本発明の別の実例では、ユーザがデータ処理システムと同期しているパーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられている、そして、同期時にパーベイシブ・コンピューティング装置に供給することのできる許可済の情報項目のリストが当該ユーザ用に定義されている。 したがって、上記情報項目が、選択した環境に関連付けられており、かつ、上記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられたユーザに対して許可されている場合、データ処理システムからの、選択した環境に関連付けられた情報項目は、上記選択した環境の通知に応答して上記パーベイシブ・コンピューティング装置だけに供給することができる。

    【0011】本発明のさらに別の実例では、ユーザが選択した環境と関係なくパーベイシブ・コンピューティング装置に供給される情報項目は、環境リスト中の全ての環境に関連付けられている。 したがって、環境リスト中の各環境に関連付けられた情報項目は、ユーザが選択した環境と関係なく、同期時にデータ処理システムからパーベイシブ・コンピューティング装置へ供給することができる。

    【0012】情報項目には、パーベイシブ・コンピューティング装置にロードすべきアプリケーションが含まれているのが望ましい。 このような場合、選択した環境に関連付けられていないアプリケーションはパーベイシブ・コンピューティング装置からアンロードされ、選択した環境に関連付けられているアプリケーションがパーベイシブ・コンピューティング装置にロードされる。

    【0013】本発明のさらに別の実例では、ユーザ入力を取得して、データ処理システムから取得すべき情報項目を選択するようにすることができる。 したがって、選択した情報項目は、パーベイシブ・コンピューティング装置がデータ処理システムと同期したときに、データ処理システムから取得することができる。

    【0014】さらに、ユーザは、データ処理システムと同期しているパーベイシブ・コンピューティング装置に、および同期時にパーベイシブ・コンピューティング装置へ供給することができ、当該ユーザ用に定義された、許可されている情報項目のリストに関連付けることができる。 このような場合、選択した環境に関連付けられており、かつ、パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられたユーザ用に許可されている情報項目は、データ処理システムからパーベイシブ・コンピューティング装置へ、選択した環境の通知に応答して供給することができる。 また、パーベイシブ・コンピューティング装置がデータ処理システムと同期しているときにデータ処理システムから取得される選択した情報項目は、
    選択した情報項目がパーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられたユーザ用に許可されていれば、取得することができる。

    【0015】本発明のさらに別の実例では、パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた少なくとも1つの環境リストを、複数の環境に関連付けられた環境の階層として定義している。 したがって、パーベイシブ・コンピューティング装置へデータ処理システムが供給すべき情報項目は、環境の階層中の環境が階層中の順位がより高い環境に関連付けられた情報項目を継承する環境リスト中の環境に関連付けられている。

    【0016】本発明のさらに別の実例では、情報項目は、アプリケーションおよびプリファランスである。 さらに、情報項目には、場所および動作環境を用いることができる。

    【0017】本発明のさらに別の実例では、パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた少なくとも1つの環境リストが、データ処理システムで定義されている、そして、パーベイシブ・コンピューティング装置へデータ処理システムが供給すべき情報項目は、データ処理システムで環境リスト中の環境に関連付けられている。 さらに、データ処理システムで定義された少なくとも1つの環境リストに対応する、パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた少なくとも1つの環境リストも、パーベイシブ・コンピューティング装置で定義することができる。 同様に、パーベイシブ・コンピューティング装置へデータ処理システムが供給すべき情報項目は、パーベイシブ・コンピューティング装置で環境リスト中の環境に関連付けることができる。 したがって、データ処理システムで定義された少なくとも1つの環境リストに関連付けられた情報項目は、パーベイシブ・コンピューティング装置で定義された少なくとも1
    つの環境リストに関連付けられた情報項目と一致させて、データ処理システムが供給し、パーベイシブ・コンピューティング装置が取得する情報項目を決定することができる。

    【0018】特別の実例では、上記一致は、パーベイシブ・コンピューティング装置で定義された少なくとも1
    つの環境リストに関連付けられた情報項目が、パーベイシブ・コンピューティング装置へデータ処理システムが供給すべき情報項目とパーベイシブ・コンピューティング装置で定義された環境リスト中の環境との関連付けによって上書きされているか否かを確認することにより行なうことができる。

    【0019】本発明のさらに別の実例では、パーベイシブ・コンピューティング装置にロードすべきアプリケーションおよび/またはプリファランスは、環境リストを定義し、環境リスト中の各環境に関連付けられたアプリケーションおよび/またはプリファランスのデフォルトの関連付けを定義し、そして、環境リスト中の少なくとも1つの環境に関連付けられたアプリケーションおよび/またはプリファランスのユーザ固有の関連付けを定義することにより、決定する。 環境リストから環境を1つ選択するために、ユーザ入力を取得する。 次いで、ユーザ固有の関連付けが選択した環境用に定義されているか否かを確認する。 ユーザ固有の関連付けが選択した環境用に定義されている場合、ユーザ固有の関連付けとデフォルトの関連付けとの間の衝突は、選択した環境に関連付けられたアプリケーションおよび/またはプリファランスの単一の関連付けを実現し、かつ、パーベイシブ・
    コンピューティング装置にロードされる、選択した環境に関連付けられたアプリケーションおよび/またはプリファランスの上記単一の関連付けからのアプリケーションおよび/またはプリファランスを実現するように、解消する。

    【0020】環境リストが階層構造をした環境リストである、本発明の一実例では、階層構造をした環境リスト中の子環境は、階層構造をした環境リスト中の親環境からアプリケーションおよび/またはプリファランスの関連付けを継承する。 さらに、子環境中のアプリケーションおよび/またはプリファランスの関連付けと親環境中のアプリケーションおよび/またはプリファランスの関連付けとの間の衝突は、どのようなものでも、親環境中のアプリケーションおよび/またはプリファランスの関連付けを上書きする子環境中のアプリケーションおよび/またはプリファランスの関連付けによって解消することができる。

    【0021】別の実例では、ユーザ固有の関連付けとデフォルトの関連付けとの間の衝突は、どのようなものでも、デフォルトの関連付けのアプリケーションおよび/
    またはプリファランスの関連付けを、ユーザ固有の関連付けのアプリケーションおよび/またはプリファランスの対応する関連付けで上書きすることによって解消することができる。

    【0022】本発明のさらに別の実例では、パーベイシブ・コンピューティング装置に既にロードされている最初のアプリケーションおよび/またはプリファランスが、単一の関連付けで識別されていないか否かを確認することができる。 したがって、最初のアプリケーションおよび/またはプリファランスが単一の関連付けで識別されていない場合、最初のアプリケーションおよび/またはプリファランスをパーベイシブ・コンピューティング装置からアンロードすることができる。

    【0023】さらに、一実例では、環境は、ユーザ・グループ、並びに親グループから環境および関連する情報要素を継承できる子グループに基づいて継承することができる。

    【0024】以上、本発明を、主として本発明の方法の側面に関して記述してきたが、システムおよび/またはコンピュータ・プログラム製品の双方も実現することができる。

    【0025】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を示す図面を参照して、本発明を詳細に説明する。 しかしながら、この発明は、多くの異なった態様で実施することができるので、ここに開示する実施形態に限定するように解釈するべきではない。 むしろ、これらの実施形態は、この開示が十分かつ完全であり、かつ、当業者に本発明の範囲を十分に伝えることができるように、示してある。

    【0026】当業者によって認識され得るように、本発明は、方法、データ処理システム、および/またはコンピュータ・プログラム製品として実施することができる。 したがって、本発明は、全てがハードウェアである実施形態、全てがソフトウェアである実施形態、または、ソフトウェアの側面とハードウェアの側面とを組み合わせた実施形態の形態をとることができる。 さらに、
    本発明は、コンピュータ読み込み可能な記憶媒体であって、当該記憶媒体中にコンピュータ使用可能なプログラム・コード手段を具体化したコンピュータ読み込み可能な記憶媒体上のコンピュータ・プログラム製品の形態をとることができる。 ハードディスク、CD−ROM、光記憶装置、または磁気記憶装置を含む(しかしこれらに限定されない)好適なコンピュータ読み込み可能な記憶媒体は、どのようなものでも、使用することができる。

    【0027】本発明の動作を実行するコンピュータ・プログラム・コードは、オブジェクト指向プログラミング言語、例えばJava(商標)、Smalltalk 、 C++で書くことができる。 しかし、本発明の動作を実行するコンピュータ・プログラム・コードは、従来の手続き型プログラミング言語、例えば「C」プログラミング言語で書くこともできる。 プログラム・コードは、全てユーザのコンピュータで、または部分的にユーザのコンピュータで、
    スタンドアロン型ソフトウェア・パッケージとして実行することができる、あるいは一部ユーザのコンピュータでかつ一部遠隔のコンピュータで、またはは全て遠隔のコンピュータで実行することもできる。 最後のシナリオでは、遠隔のコンピュータは、ユーザのコンピュータに、LAN(local area network)、WAN(wide are
    a network)を通して接続することができる。 あるいは、
    接続は外部のコンピュータに対してなすこともできる(例えばISP(Internet Service Provider)を使ってインターネットを介して接続する)。

    【0028】以下、本発明の一実施形態による方法、装置(システム)およびコンピュータ・プログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して、
    本発明を記述する。 次の点を理解することができる。 すなわち、フローチャートおよび/またはブロック図の各ブロック、およびフローチャートおよび/またはブロック図におけるブロックの組み合わせは、コンピュータ・
    プログラムの命令によって実現することができる。 これらコンピュータ・プログラムの命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、またはマシンを生成する他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに供給される。 その結果、上記命令は、上記コンピュータまたは上記他のプログラム可能なデータ処理装置の上記プロセッサで実行されるが、フローチャートおよび/またはブロック図のブロックまたはブロック群で特定されている機能を実現する手段を生成する。

    【0029】これらコンピュータ・プログラムの命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置を指示して特定の形態で機能させるコンピュータ読み込み可能な記憶装置に格納することもできる。 その結果、コンピュータ読み込み可能な記憶装置に格納された上記命令は、フローチャートおよび/またはブロック図のブロックまたはブロック群で特定されている機能を実現する命令手段を備えた1個の製品を作り出す。

    【0030】コンピュータ・プログラムの命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置にロードして、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置で実行すべき一連の動作ステップがコンピュータ実現プロセスを生成するようにさせることもできる。 その結果、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置で実行される命令は、フローチャートおよび/またはブロック図のブロックまたはブロック群で特定されている機能を実現するステップを実現する。

    【0031】以下で詳述するように、本発明によれば、
    パーベイシブ・コンピューティング装置に対する情報、
    例えば、環境/場所のリストを準備し、かつ、情報項目とこれら環境/場所とを関連付けることによって同装置にロードされるアプリケーションおよび/またはプリファランスを制御できるようになる。 上記リストは、パーベイシブ・コンピューティング装置に供給することができると共に、パーベイシブ・コンピューティング装置で生成することもできる、そして、環境/場所は、ユーザが選択する。 次いで、関連付けられた情報項目は、パーベイシブ・コンピューティング装置にロードされる。 したがって、本発明によれば、予測される環境/場所に基づいてパーベイシブ・コンピューティング装置を正確かつ容易にカスタマイズすることができる。

    【0032】図1は、本発明を効果的に使用することのできるシステム10を示す図である。 図1に示すように、サーバ20は、多数の異なったデータ処理システム(すなわちコンピュータ)、例えばPDA22、2
    2'、デスクトップ型コンピュータ23、PDA24、
    ペン・ベース・コンピュータ26、セルラー電話機28
    (スマートフォンまたは音声専用電話機を用いることができる)、および衛星電話機28'(スマートフォン、
    スクリーンフォンまたは音声専用電話機を用いることができる)からアクセスすることができる。 これら異なったデータ処理システム22、22'、23、24、2
    6、28、28'は、各々、異なった、処理能力、データ表示機能、オペレーティング・システムおよび/または情報をサーバ20に要求するアプリケーションを備えることができる。 さらに、これら異なったデータ処理システム22、22'、23、24、26、28、28'
    は、異なったユーザが使用することができる。 上記ユーザは、上記ユーザに関連付けられた別々のアプリケーションおよび/またはプリファランスを持っている。 当業者によって認識され得るように、他の型のデータ処理システムも、本発明を使用することにより利益を得ることができる。

    【0033】また、異なったデータ処理システム22、
    22'、23、24、26、28、28'は、異なった通信技術を使ってサーバ20と通信している。 例えば、
    PDA22およびデスクトップ・コンピュータ23は、
    ネットワーク・インタフェース・カードを使い、図1に示すように直接ネットワーク接続、例えばイーサネット(登録商標)38を通してサーバ20と通信することができる。 PDA22'は、モデム32とモデム32'とを介してサーバ20と直接通信することができる。 PD
    A24は、デスクトップ・コンピュータ23を通してサーバ20と通信するように描いてある。 同様に、ペン・
    ベース・コンピュータ26は、ネットワーク40(インターネットまたはイントラネットを用いることができる)へのモデム32'接続を通して通信することができる。 セルラー電話機28は、サーバ20とセルラー接続36およびネットワーク40を通して通信することができる。 最後に、衛星電話機28'は、サーバ20と衛星接続34およびネットワーク40を通して通信することができる。

    【0034】図1にさらに示すように、サーバ20は、
    環境/場所リスト・リポジトリ30へのアクセスを持っている。 環境/場所リスト・リポジトリ30は、サーバ20中に統合することができる、あるいは、ネットワークまたは他の通信接続を通してアクセス可能にすることができる。 また、環境/場所リスト・リポジトリ30
    は、ダウンロードあるいは別の方法でサーバ20に供給することができる。 そして、環境/場所リスト・リポジトリ30のコピーをサーバ20によって維持することができる。 環境/場所リスト・リポジトリ30には、図1
    に示すデータ処理システム22、22'、23、24、
    26、28のようなデータ処理システムのユーザが入手可能なアプリケーションおよび/またはプリファランス、並びに、これらのアプリケーションおよび/またはプリファランスと環境または場所のリスト中の環境または場所との関連付けの識別情報が含まれているのが望ましい。 環境/場所リスト・リポジトリ30には、データ処理システムに供給すべきアプリケーションおよび/またはプリファランスを含めることができる、あるいは、
    アプリケーションおよび/またはプリファランスを取得できる他の場所へのリンクを含めることができる。 この出願では、環境/場所リスト・リポジトリ30を単一のデータベースとして示しかつ記述しているが、当業者によって認識され得るように、複数のデータベースを用いることもできる。 ここで使用しているように、用語プリファランスは、アプリケーションまたはアプリケーションと共に使われるデータ用にユーザが選択したプリファランスを記述するために使用されている。

    【0035】一般に、本発明によるシステムでは、データ処理システム22、22'、23、24、26、28
    のうちの1つが始めにネットワークへのコネクションを確立すると、環境/場所のリストおよび関連するアプリケーションおよび/またはプリファランスが当該データ処理システムで実行している「ユーザ・セルフ・ヘルプ(user self help)」アプリケーションへ供給されるのが望ましい。 次いで、ユーザ・セルフ・ヘルプ・アプリケーションは、ユーザ入力を取得して、供給されたリストから環境/場所を選択することができる。 そして、関連するアプリケーションおよび/またはプリファランスがデータ処理システムにロードされる。 したがって、例えば、PDA24がワークステーション23と接続すると、環境/場所リストが、環境/場所リスト・リポジトリ30をアクセスしているサーバから、あるいは、ワークステーション23で維持されている環境/場所リストのローカル・コピーを使って、PDA24に供給される。 本発明の記述を簡単化するために、以下では、本発明を、サーバから環境/場所リストを取得するパーベイシブ・コンピューティング装置に関して記述する。 しかし、環境/場所リストは、ネットワークまたはデータ処理システム(パーベイシブ・コンピューティング装置に対してサーバとして振る舞って環境/場所リストを供給することのできるもの)に接続したワークステーションのような媒介物を通してネットワーク上のサーバから直接取得することができる。 このように、ここでは、用語「サーバ」を、パーベイシブ・コンピューティング装置とは別の、環境/場所リストの供給元を指し示すために使っている。 本発明の別の実施形態では、環境/場所リストおよび関連するアプリケーションおよび/またはプリファランスは、パーベイシブ・コンピューティング装置で生成される。

    【0036】さらに、ユーザ・セルフ・ヘルプ・アプリケーションは、パーベイシブ・コンピューティング装置自身で、またはワークステーションで、あるいはパーベイシブ・コンピューティング装置を接続することのできる他のデータ処理システムで実行することができる。 したがって、例えば、ユーザ・セルフ・ヘルプ・アプリケーションは、ワークステーション23で実行することができる、そして、PDA24がワークステーション23
    に接続したときに、PDA24に選択したアプリケーションおよび/またはプリファランスを供給することができる。

    【0037】次に、図2を参照すると、本発明によるパーベイシブ・コンピューティング装置230の典型的な実施形態は、通常、キーボードまたはキーパッドのような入力装置232、表示装置234、およびプロセッサ238と通信するメモリ236を備えている。 パーベイシブ・コンピューティング装置230は、さらに、スピーカー242、マイクロフォン244、およびプロセッサ238と通信するI/Oデータ・ポート246を備えている。 I/Oデータ・ポート246は、パーベイシブ・コンピューティング装置230と別のコンピュータ・
    システムまたはネットワーク(例えばインターネット)
    との間で情報を伝達するために使うことができる。 これらの構成要素には、ここで述べているように動作するように構成することのできる既存のパーベイシブ・コンピューティング装置の多くで使われているような既存の構成要素を用いることができる。

    【0038】図3は、本発明による方法、システム、およびコンピュータ・プログラム製品を説明するパーベイシブ・コンピューティング装置230のより詳細なブロック図である。 プロセッサ238は、アドレス/データ・バス248を介してメモリ236と通信する。 プロセッサ238には、市販のまたは特注のマイクロプロセッサのうちの任意のものを用いることができる。 メモリ2
    36は、パーベイシブ・コンピューティング装置230
    の機能を実現するのに使われるソフトウェアおよびデータを格納する記憶装置の全階層を代表するものである。
    メモリ236には、次の型のデバイスを含めることができる(ただし、これらに限定されない)。 すなわち、キャッシュ、ROM、PROM、EPROM、EEPRO
    M、フラッシュ、SRAM、およびDRAMである。

    【0039】図3に示すように、メモリ236は、パーベイシブ・コンピューティング装置230で使われる4
    つのカテゴリーのソフトウェアおよびデータを保持している。 すなわち、オペレーティング・システム252、
    アプリケーション・プログラム254、入出力(I/
    O)デバイス・ドライバ256、およびデータ258である。 オペレーティング・システム252は、組み込みアプリケーション用に設計されており、かつ、メモリ2
    36を効率的に使用できるように比較的コンパクトであるのが望ましい。 I/Oデバイス・ドライバ256は、
    典型的には、オペレーティング・システム252を通してアプリケーション・プログラム254によってアクセスされるソフトウェア・ルーチンを備えており、周辺装置、例えば入力装置232、表示装置234、スピーカー242、マイクロフォン244、I/Oデータ・ポート246、およびある種のメモリ236構成要素と通信することができる。 アプリケーション・プログラム25
    4は、パーベイシブ・コンピューティング装置230の様々な機能を実現するプログラムから成る。 そして、最後に、データ258は、アプリケーション・プログラム254、オペレーティング・システム252、I/Oデバイス・ドライバ256、およびメモリ236中に駐在することのできる他の全てのソフトウェアによって使用される静的および動的なデータを代表するものである。

    【0040】さらに、図3に示すように、アプリケーション・プログラム254が、ここで述べるような環境/
    場所リストに基づいてロードするアプリケーションおよび/またはプリファランスを選択するオペレーションを実行するユーザ・セルフ・ケア(user self care) アプリケーション260を含んでいるのが望ましい。 さらに、メモリ236のデータ部が、パーベイシブ・コンピューティング装置230で実行しているアプリケーション用の環境/場所リストおよび/またはプリファランスを含んでいるのが望ましい。 図3ではユーザ・セルフ・
    ケア・アプリケーション260がアプリケーションの1
    つとして描いてあるが、当業者によって認識され得るように、ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260
    の機能は、オペレーティング・システム525中に統合することができる。 このように、本発明は、図3の構成に限定して解釈するべきでない。 そうではなく、本発明は、ここで述べるオペレーションを実行することのできる全ての構成を包含することを意図している。

    【0041】さらに、図3のパーベイシブ・コンピューティング装置は、パーベイシブ・コンピューティング装置230中へ環境/場所リスト並びにアプリケーションおよび/またはプリファランスをロードするのに使うことのできるサーバ20またはワークステーション23をも一般的に記述している。 しかしながら、このような使い方では、ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション2
    60を環境/場所リスト管理アプリケーションで置き換える必要がある。 このように、図3に示すデータ処理システムは、一般に、本発明の様々な側面によるサーバおよびパーベイシブ・コンピューティング装置の双方を示すことができる。

    【0042】図4は、管理機能が実行するオペレーションを示している。 この管理機能は、サーバ20中に、ワークステーション23中に、あるいは、別の実施形態では、パーベイシブ・コンピューティング装置230中に統合することができる。 図4に示すように、まず、パーベイシブ・コンピューティング装置を使うことのできる場所および/または環境のリストを生成する(ブロック100)。 これらのリストは、その性質上、階層構造にすることができる。 その結果、リスト中のエントリの間の関係は、リストの階層を反映したものとなる。 次いで、アプリケーションおよび/またはプリファランスと、環境/場所リスト中のエントリとを関連付ける(ブロック102)。 環境/場所リストが階層構造を成している場合、リスト中の最初のエントリに関連付けられたアプリケーションおよび/またはプリファランスは、最初のエントリに関連付けられているエントリが継承することができる。 したがって、例えば、子エントリを有する、リスト中の親エントリを、任意の子エントリを選択した場合にロードされるアプリケーションおよび/またはプリファランスを特定するのに使うことができる。 リスト中の他の全てのエントリが、この親エントリからこれらアプリケーションおよび/またはプリファランスを継承することができる。 したがって、継承を備えた階層構造をした関係は、アプリケーションおよび/またはプリファランスとリストのエントリとの間の関連付けを簡単化するのに使うことができる。

    【0043】さらに、図4に示すように、環境/場所リスト、および/または、関連するアプリケーションおよび/またはプリファランスを、パーベイシブ・コンピューティング装置230のユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260に供給する(ブロック104)。 このような転送は、パーベイシブ・コンピューティング装置230、例えば装置22、22'、24、26、28または28'が、環境/場所リスト・リポジトリ30へのアクセスを有するサーバ20へのアクセスを得たときに行なうことができる。 上述したように、このようなアクセスは、サーバ20への直接アクセスを通して、サーバ20への間接アクセスを通して、あるいは、ワークステーションまたは他のサーバにおけるサーバ20の複製へのアクセスを通して行なうことができる。 したがって、
    例えば、PDA24がワークステーション23と同期すると、環境/場所リスト、および/または、アプリケーションおよび/またはプリファランスとの関連付けをP
    DA24へロードすることができる。 別の実施形態では、パーベイシブ・コンピューティング装置230は、
    ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260へアクセス可能な環境/場所リストを生成することができる。

    【0044】続いて、パーベイシブ・コンピューティング装置230がサーバ20へのアクセスを取得すると、
    図5に示すオペレーションを実行することができる。 図5に示すように、サーバ20は、PDAのようなパーベイシブ・コンピューティング装置230から選択したリストを取得する(ブロック120)。 次いで、サーバ2
    0は、パーベイシブ・コンピューティング装置230に関連付けられたユーザが選択したリストに関連付けられたアプリケーションおよび/またはプリファランスのうち、アクセスする権限を付与されているのはどれであるかを確認する(ブロック122)。 このオプションの確認は、パーベイシブ・コンピューティング装置230がサーバ20に接続して、サーバ20へのアクセスを有するユーザ用の、権限を付与されたアプリケーションおよび/またはプリファランスのリストにアクセスするときに、パーベイシブ・コンピューティング装置230から受け取るユーザ識別情報を使って行なうことができる。
    次いで、ユーザに関連付けられた、権限を付与されたアプリケーションおよび/またはプリファランスのリストと、ユーザが選択したリストのアプリケーションおよび/またはプリファランスとを比較することもできる。 ユーザが選択したリストに関連付けられたアプリケーションおよび/またはプリファランスのうち、アクセスする権限を付与されているのはどれであるかを確認した後、
    これら権限を付与されたアプリケーションおよび/またはプリファランスは、パーベイシブ・コンピューティング装置230へ供給することができる(ブロック12
    4)。

    【0045】図6は、本発明による、PDAのようなパーベイシブ・コンピューティング装置230のオペレーションを示している。 図6に示すように、まず、パーベイシブ・コンピューティング装置230のユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260が、サーバ20から環境/場所リストを取得する(ブロック140)。 次いで、リストから環境/場所を1つ選択するために、ユーザ入力がユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション26
    0によって取得される(ブロック142)。 次いで、パーベイシブ・コンピューティング装置230は、同装置が同期する(すなわち、リストによって特定されているアプリケーションおよび/またはプリファランスの供給元へのアクセスを取得する)まで待機する(ブロック1
    44)。 また、ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260によって、ユーザは、同期時にロードされるアプリケーションおよび/またはプリファランスをカスタマイズすることが可能になる。 このカスタマイズは、ユーザ識別情報に基づくアプリケーションおよび/またはプリファランスと環境/場所との関連付けを確立することにより実行することができる。 さらに、このカスタマイズには、選択した環境/場所と関連付けられたアプリケーションおよび/またはプリファランスのロードをサーバ20によって上書きすることを含めることができる。 このように、ユーザが環境/場所リストから項目を選択できるようになるのに加え、ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260は、パーベイシブ・コンピューティング装置230が同期したときにロードすべきアプリケーションおよび/またはプリファランスにユーザが加えた全ての変更に関して、ユーザから入力を取得することも可能になる。

    【0046】さらに、図6に示すように、パーベイシブ・コンピューティング装置230は、サーバ20への1
    回の接続の間に環境/場所リストを取得することができる、そして、その後再接続してリスト間の選択した項目に関連付けられたアプリケーションおよび/またはプリファランスを取得することができる。 したがって、この開示に鑑みて当業者が認識し得るように、環境/場所リストは、パーベイシブ・コンピューティング装置230
    が1回だけ取得し、その後更新することができる、あるいは、環境/場所リストは、パーベイシブ・コンピューティング装置230が定期的に取得することができる、
    あるいは、環境/場所リストは、パーベイシブ・コンピューティング装置230が引き続いて使用するために同期するごとにパーベイシブ・コンピューティング装置2
    30が取得することができる。

    【0047】いずれにしても、パーベイシブ・コンピューティング装置230がサーバ20に同期すると、パーベイシブ・コンピューティング装置230は、選択した環境/場所に関連付けられたものとして識別されていないアプリケーション、または、ロードすべきアプリケーションおよび/またはプリファランスに対する変更としてユーザが選択していないアプリケーションをアンロードする(ブロック146)。 次いで、パーベイシブ・コンピューティング装置230は、環境/場所リスト上の選択した項目によって特定されており、かつ、ユーザ用の対応する環境/場所の関連付けによって上書きされていないアプリケーションおよび/またはプリファランスを取得する、または、サーバ20によって供給れる(ブロック148)。

    【0048】ユーザが選択したアプリケーションおよび/またはプリファランスも、全て、取得してロードすることができる(ブロック150)。 ロードされる追加のアプリケーションおよび/またはプリファランスは、選択した環境によってアンロードまたは変更すべきであると指定されなかった全ての環境に属すものとして指定されていたものであるのが望ましい。 これらのアプリケーションおよび/またはプリファランスは、エンド・ユーザが指定することができる、あるいは、エンド・ユーザがその一員であるユーザ・グループ用に管理者が指定することができる、あるいは、エンド・ユーザ用に管理者が指定することができる。 個々の情報要素は、エンド・
    ユーザまたは管理者が上書きすることができる。

    【0049】図2から図6までのフローチャートおよびブロック図は、本発明によるサーバおよびパーベイシブ・コンピューティング装置のインプリメンテーションのアーキテクチャ、機能およびオペレーションを示している。 この点については、フローチャートの各ブロックは、特定の論理機能を実現する少なくとも1つの実行可能な命令を構成するモジュール、セグメント、またはコード部を代表するものである。 次の点も留意すべきである。 すなわち、いくつかの別のインプリメンテーションでは、上記ブロックに記載された機能は、図示したのとは異なった順番に登場することができる。 例えば、連続して示した2つのブロックは、実際には、実質的に並行して実行できる、あるいは、逆順に実行できる時もある。 これらは、関係する機能による。

    【0050】さらに、本発明を、サーバで管理者が指定する環境/場所リストに関して述べてきたが、当業者によって認識し得るように、環境/場所リストは、ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260を用いてユーザが指定することもできる。 このような場合、ユーザ・
    セルフ・ケア・アプリケーション260は、次に示すアプリケーションおよび/またはプリファランスのリストを備えることができる。 ユーザは、上記アプリケーションおよび/またはプリファランスに対するアクセス権を有しており、かつ、ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260が、上記アプリケーションおよび/またはプリファランスとユーザ入力に基づく環境/場所とを関連付けている。 このような場合、パーベイシブ・コンピューティング装置230は、サーバ20から環境/場所リストを取得する必要がない、しかし、サーバ20に対してロードすべきアプリケーションを要求することができる。 このように、本質的に、図4のオペレーションは、サーバ20およびパーベイシブ・コンピューティング装置230のうちの一方で実行することができる。

    【0051】本発明を使用することにより、ユーザは、
    パーベイシブ・コンピューティング装置の予期される場所または用途を選択することに基づいて、パーベイシブ・コンピューティング装置用のアプリケーションおよび/またはプリファランスをロードまたはアンロードすることができる。 ユーザは、アプリケーションおよび/またはプリファランスがどこに格納されているのかを知る必要がない、あるいは、特定の環境または場所に適したアプリケーションおよび/またはプリファランスはどれであるかということを覚えている必要がない。 したがって、ユーザが特に重要なアプリケーションおよび/またはプリファランスをロードし忘れる可能性を実質的に低減することができる。 一方、パーベイシブ・コンピューティング装置の使い勝手は向上し、同装置に典型的である記憶装置の制限を克服することができる。

    【0052】以上、本発明をブロック図およびフローチャートを参照して記述してきたが、本発明のオペレーションを例を参照して説明するのも有益であろう。 第1の例では、PDAのユーザ(「ユーザ1」)は、アクセスするのを許可されているアプリケーションのリストを有する。 この「アクセス権」リストを以下のテーブル1に示す。

    【0053】 〔テーブル1:「ユーザ1」アクセス権リスト〕 ソフトウェア :アクセス権 仕事アプリケーション1 :許可 仕事アプリケーション2 :許可 ゲーム1 :許可 ゲーム2 :許可 ゲーム3 :許可 カレンダー・アプリケーション:許可 住所録アプリケーション :許可 遠隔制御装置アプリケーション:許可 S9アプリケーション :不許可 S10アプリケーション :不許可

    【0054】アクセス権リストを有するのに加えて、
    「ユーザ1」は、「ユーザ1」のPDAが同期したときにロードすべきアプリケーションおよび/またはプリファランスのリストをも有する。 これらのアプリケーションは、テーブル1で指定されているように「ユーザ1」
    がアクセスを有するものに限定されている。 したがって、この例でPDAが同期したときに「ユーザ1」用にロードすべきソフトウェアは、テーブル2に示すものになる。

    【0055】 〔テーブル2:「ユーザ1」ソフトウェア選択〕 ソフトウェア :同期時のロード 仕事アプリケーション1 :No 仕事アプリケーション2 :No ゲーム1 :No ゲーム2 :No ゲーム3 :No カレンダー・アプリケーション:Yes 住所録アプリケーション :Yes 遠隔制御装置アプリケーション:Yes

    【0056】テーブル2で指定されたアプリケーションに関連付けられたアプリケーションおよび/またはプリファランスのリストの詳細は、環境を選択することによって決定される。 環境が選択されない場合には、全環境に対してロードすべきアプリケーションおよび/またはプリファランスをロードすることができる。

    【0057】「ユーザ1」は、週日、週末、夏の家(su
    mmer home)で使うアプリケーション、および全環境に共通のアプリケーションを有する環境を持つことができる。 環境とアプリケーションおよび/またはプリファランスとの間のこれらの関連付けを、以下のテーブル3からテーブル6までに示す。

    【0058】 〔テーブル3:ユーザ・コンテキスト「ユーザ1」用「週日」環境〕 ソフトウェア :ロード:関連プリファランス/データ 仕事アプリケーション1 :Yes:仕事アプリケーション1用データ 仕事アプリケーション2 :Yes:仕事アプリケーション2用データ

    【0059】 〔テーブル4:ユーザ・コンテキスト「ユーザ1」用「週末」環境〕 ソフトウェア :ロード:関連プリファランス/データ ゲーム1 :Yes:ゲーム1用データ ゲーム2 :Yes:ゲーム2用データ

    【0060】 〔テーブル5:ユーザ・コンテキスト「ユーザ1」用「全環境」環境〕 ソフトウェア :ロード:関連プリファランス/データ カレンダー・ :Yes:カレンダー・アプリケーション用 アプリケーション データ 住所録アプリケーション :Yes:住所録アプリケーション用データ 遠隔制御装置アプリケーション:Yes:自宅の遠隔制御装置用データ

    【0061】 〔テーブル6:ユーザ・コンテキスト「ユーザ1」用「夏の家」環境〕 ソフトウェア :ロード:関連プリファランス/データ 遠隔制御装置アプリケーション:Yes:夏の家の遠隔制御装置用データ

    【0062】この環境/場所リストおよびアプリケーション/プリファランス関連付けを使うと、「ユーザ1」
    がそのPDAを初めて選択した「週日」環境と同期させると、「週日」環境で「ユーザ1」が指定したものの結果として、仕事アプリケーション1用データを備えた仕事アプリケーション1および仕事アプリケーション2用データを備えた仕事アプリケーション2がロードされる。 しかしながら、「ユーザ1」が「全環境」環境として指定したものの結果として、カレンダー・アプリケーション用データを備えたカレンダー・アプリケーション、住所録アプリケーション用データを備えた住所録アプリケーション、および自宅の遠隔制御装置用データを備えた遠隔制御装置アプリケーションもPDAにロードされる。

    【0063】その後、「ユーザ1」は、ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260を走らせて、「週末」
    環境を選択する。 ここでもPDAが同期すると、仕事アプリケーション1用および仕事アプリケーション1のデータ並びに仕事アプリケーション2および仕事アプリケーション2用のデータがアンロードされる。 なぜなら、
    これらは、「週末」環境で「ユーザ1」用に指定されておらず、かつ、「全環境」用にも指定されていないからである。 また、ゲーム1およびゲーム1用データ並びにゲーム2およびゲーム2用データがロードされる。 なぜなら、これらは、「週末」環境でロードされるように指定されているからである(テーブル4参照)。 次の点にも留意されたい。 すなわち、カレンダー・アプリケーション、住所録アプリケーションおよび遠隔制御装置アプリケーション並びにこれらの関連するデータは、変更せずに維持する、なぜなら、これらのアプリケーションおよびプリファランスについては、変更するように指定されていないからである。

    【0064】その後、「ユーザ1」は、再びユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260を走らせて、「夏の家」環境を選択する。 PDAが再び同期すると、ゲーム1およびゲーム2はこの環境用に指定されていないので、これらのアプリケーションおよび関連するデータは、PDAからアンロードされる。 また、遠隔制御装置アプリケーション用データが「全環境」環境用のものと異なるので、遠隔制御装置アプリケーション用データとしては、夏の家の遠隔制御装置用データがロードされる。 「全環境」環境と「夏の家」環境との間では指定されているデータが異なるだけなので、アプリケーション「遠隔制御装置アプリケーション」を再ロードする必要はない。 このように、「夏の家」環境を使って同期した後は、カレンダー・アプリケーションおよびカレンダー・アプリケーション用データ、住所録アプリケーションおよび住所録アプリケーション用データ並びに遠隔制御装置アプリケーションおよび夏の家遠隔制御装置用データがPDAにロードされる。

    【0065】この第1の例から分かるように、異なった環境用のアプリケーションおよび/またはプリファランスを、同期時に自動的にロードすることができる。 さらに、これらのアプリケーションおよび/またはプリファランスは、ユーザ達が毎回、個々に選択する必要がないので、ユーザ達が必要なアプリケーションまたはデータをロードし忘れる可能性が低減する。

    【0066】上の例では、ユーザが指定した一連の非階層構造の環境を示した。 本発明の第2の例では、ユーザ・グループ内の全ユーザに特有の階層構造をした環境、
    および特定のユーザ「ユーザ2」に特有の階層構造をした環境を説明する。 第1の例と同様に、ユーザ・グループ内のユーザに対してアクセス権を定義する。 その際、
    例えばインターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションの「オン・デマンド・サーバ(On Deman
    d Server)」製品が提供するような「プロファイル管理」ツールを使用する。 この例のためのアクセス権リストを以下のテーブル7に示す。

    【0067】 〔テーブル7:「ユーザ2」アクセス権リスト〕 ソフトウェア :アクセス権 地図アプリケーション :許可 カレンダー・アプリケーション:許可 住所録アプリケーション :許可 ゲーム1アプリケーション :許可 ゲーム2アプリケーション :許可 遠隔制御装置アプリケーション:許可 S7アプリケーション :不許可 S8アプリケーション :不許可 S9アプリケーション :不許可 S10アプリケーション :不許可

    【0068】アクセス権リストを有するのに加え、「ユーザ2」は、「ユーザ2」のPDAが同期したときにロードすべきアプリケーションおよび/またはプリファランスのリストをも有している。 これらのアプリケーションは、テーブル7に示すように「ユーザ2」がアクセスを有するものに限られている。 このように、この例では、テーブル8は、上記PDAが同期したときに「ユーザ2」用にロードすべきソフトウェアを示している、そして、全環境に共通するものである。

    【0069】 〔テーブル8:「ユーザ2」ソフトウェア選択〕 ソフトウェア :同期時のロード 地図アプリケーション :No カレンダー・アプリケーション:関連データと共にロード 住所録アプリケーション :関連データと共にロード ゲーム1アプリケーション :関連データと共にロード ゲーム2アプリケーション :関連データと共にロード 遠隔制御装置アプリケーション:関連データと共にロード

    【0070】テーブル8で指定したロードすべきアプリケーションのリストおよびアプリケーションに関連付けられたプリファランスの双方の詳細は、「ユーザ2」が環境/場所リストから環境を1つ選択することにより決定される。 環境が選択されない場合には、「全環境」環境がロードされる。 環境/場所リストの指定は、ユーザおよびユーザ・グループ双方のレベルで行なうことができる。 この例では、最も高いユーザ・グループのレベルは、「全ユーザ」として指定されている。

    【0071】テーブル9からテーブル16までは、アプリケーションおよび/またはプリファランスと「全ユーザ」ユーザ・グループおよび「ユーザ2」双方用の環境との関連付けを示している。 テーブル9からテーブル1
    6までに示す環境は、「ビジネス旅行」階層を備えており、「ビジネス旅行」は「IBMドイツ」および「IB
    Mオースチン」用の「ビジネス旅行」からのルートおよびブランチである。 また、ルート環境「仕事」も示してある。

    【0072】 〔テーブル9:「全ユーザ」用「ビジネス旅行」環境〕 ソフトウェア :ロード:関連プリファランス/データ 地図アプリケーション:Yes:RTP地図用データ

    【0073】 〔テーブル10:「全ユーザ」用「ビジネス旅行−IBMドイツ」環境〕 ソフトウェア :ロード :関連プリファランス/データ 継承地図アプリケーション:継承ロード:IBMドイツ地図用データ

    【0074】 〔テーブル11:「全ユーザ」用「ビジネス旅行−IBMオースチン」環境〕 ソフトウェア :ロード :関連プリファランス/データ 継承地図アプリケーション:継承ロード:IBMオースチン地図用データ

    【0075】 〔テーブル12:「全ユーザ」用「仕事」環境〕 ソフトウェア :ロード:関連プリファランス/データ S7アプリケーション:Yes:プリファランス・データ無し

    【0076】 〔テーブル13:「ユーザ2」用「仕事」環境〕 ソフトウェア :ロード :関連プリファランス/データ 「全ユーザ」から継承:継承ロード:「全ユーザ」から継承

    【0077】 〔テーブル14:「ユーザ2」用「ビジネス旅行」環境〕 ソフトウェア :ロード :関連プリファランス/データ 継承地図アプリケーション:継承ロード:RTP地図用継承データ ゲーム1アプリケーション:アンロード:ゲーム1アプリケーション用データ ゲーム2アプリケーション:アンロード:ゲーム2アプリケーション用データ 遠隔制御装置 :アンロード:遠隔制御装置アプリケーション アプリケーション 用データ

    【0078】 〔テーブル15:「ユーザ2」用「ビジネス旅行−IBMドイツ」環境〕 ソフトウェア :ロード :関連プリファランス/データ 継承地図アプリケーション:継承ロード :IBMドイツ地図用継承データ 継承ゲーム1 :継承アンロード:ゲーム1アプリケーション用 アプリケーション 継承データ 継承ゲーム2 :継承アンロード:ゲーム2アプリケーション用 アプリケーション 継承データ 継承遠隔制御装置 :継承アンロード:遠隔制御装置アプリケーション アプリケーション 用継承データ

    【0079】 〔テーブル16:「ユーザ2」用「全環境」環境〕 ソフトウェア :ロード:関連プリファランス/データ カレンダー・ :Yes:カレンダー・アプリケーション用データ アプリケーション 住所録アプリケーション :Yes:住所録アプリケーション用データ ゲーム1アプリケーション:Yes:ゲーム1アプリケーション用データ ゲーム2アプリケーション:Yes:ゲーム2アプリケーション用データ 遠隔制御装置 :Yes:遠隔制御装置アプリケーション用 アプリケーション データ

    【0080】上の関連付けを使って、「ユーザ2」が環境が指定されていない状態で初めて同期すると、カレンダー・アプリケーションおよびカレンダー・アプリケーション用データ、住所録アプリケーションおよび住所録アプリケーション用データ、ゲーム1アプリケーションおよびゲーム1アプリケーション用データ、ゲーム2アプリケーションおよびゲーム2アプリケーション用データ、並びに遠隔制御装置アプリケーションおよび遠隔制御装置アプリケーション用データが、「ユーザ2」のP
    DAにロードされる。 このロードは、「全ユーザ」および「ユーザ2」双方用の「全環境」環境の組み合わせに起因する(テーブル8およびテーブル16参照)。

    【0081】「ユーザ2」がユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260を走らせ、かつ、「ビジネス旅行−IBMドイツ」環境を選択し、次いで、PDAが同期すると、選択した環境によって指定されたアプリケーションおよびデータがロードされる。 したがって、ユーザは「ビジネス旅行」環境を指定したのであるから、ゲーム1アプリケーション、ゲーム2アプリケーションおよび遠隔制御装置アプリケーション並びに関連するデータは、アンロードされる。 アンロードされるこれらのアプリケーションおよびデータの指定は、「ユーザ2」に関し「ビジネス旅行−IBMドイツ」環境が「ビジネス旅行」環境から継承したものである。

    【0082】アプリケーションおよびデータのアンロードに加え、IBMドイツの地図用の地図アプリケーションおよびデータがロードされる。 このアプリケーションおよびデータがロードされるのは、「ビジネス旅行」環境が選択されると「全ユーザ」に対して地図アプリケーションがロードされるように構成されているからである(テーブル9参照)。 このアプリケーションを「全ユーザ」に対してロードすべきであるという指定は、「ビジネス旅行−IBMドイツ」環境が「ビジネス旅行」環境から継承する(テーブル10参照)。 IBMドイツの地図用データをロードすることは、「全ユーザ」に対して指定されていた(テーブル10参照)。 地図アプリケーションおよび関連するデータのロードは、テーブル15
    に示すように、「ユーザ2」用「ビジネス旅行−IBM
    ドイツ」環境が継承していた。

    【0083】別の環境によって上書きされていない「全環境」環境用アプリケーションは、装置にロードされたまま留まる。 したがって、カレンダー・アプリケーションおよび住所録アプリケーション並びに関連するデータは、装置にロードされたまま留まる。 したがって、「ビジネス旅行−IBMドイツ」環境が選択されたPDAを同期させた後でPDAにロードされるアプリケーションおよびデータは、カレンダー・アプリケーション、住所録アプリケーションおよびIBMドイツの地図用データを備えた地図アプリケーションであろう。

    【0084】「ユーザ2」がユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260を使って「仕事」環境を選択している場合に、PDAが再び同期すると、地図アプリケーションおよび関連するデータは、アンロードされる。 地図アプリケーションは「仕事」環境または「全環境」環境で指定されていないので、地図アプリケーションおよび関連するデータは、アンロードされる。 地図アプリケーションをPDAからアンロードするのに加え、ゲーム1アプリケーションおよびゲーム1アプリケーション用データ、ゲーム2アプリケーションおよびゲーム2アプリケーション用データ、並びに遠隔制御装置アプリケーションおよび遠隔制御装置アプリケーション用データが、PDAにロードされる。 これらのアプリケーションおよびデータは、「全環境」環境で指定されており、かつ、「全ユーザ」または「ユーザ2」のどちらに対しても別の環境によって上書きされていないので、ロードされる。

    【0085】次の点にも留意すべきである。 すなわち、
    「仕事」環境で「全ユーザ」に対して指定されているS
    7アプリケーションは、「ユーザ2」がそのPDAを同期させてもロードされない、なぜなら、「ユーザ2」はS7アプリケーションへのアクセスが不許可であるからである(テーブル7参照)。 また、上書きされていない、「全環境」によって指定されているアプリケーションおよびデータもPDAに留まる。 したがって、カレンダー・アプリケーションおよび住所録アプリケーションは、PDAに留まる。

    【0086】これらの例から分かるように、本発明は関連付けの優先順位の階層を提供することができるので、
    環境リスト中の環境は、環境リスト中の他の環境から関連付けを継承することができる。 したがって、アプリケーションおよび/またはプリファランスのデフォルトのロードは、環境リスト中の親が提供し、デフォルトのロードを上書きするようにして環境リスト中の当該親の子達が変更することができる。 この上書きプロセスは、アプリケーションをアンロードし、アプリケーション用のプリファランスを変更し、または追加のアプリケーションを追加するようにして実行することができる。 さらに、ユーザのグループに優越するユーザに特有の関連付けに、より高い優先順位を付与することができる。

    【0087】環境が他の環境から関連付けを継承する(ただしこれらの関連付けを上書きできる場合に限る)
    階層、および、ユーザ群またはユーザ・グループの部分集合がユーザ・グループから関連付けを継承する(ただしこれらの関連付けを上書きできる場合に限る)階層から成る2重の階層を構築することができる。 この2レベルの階層によって、環境、および/または、ユーザまたはユーザ・グループの間で競合する関連付けは、ユーザの関与を必要とすることなく自動的に解消することができる。 この結果、ユーザが環境リストから環境を1つ選択するときに、アプリケーションおよび/またはプリファランスの単一の関連付けを実現することができる。

    【0088】当業者によって認識され得るように、この考えは、多重階層に拡張させることができる。 ちょうど、環境の指定を拡張させることができ、そして、情報項目のロード/アンロードを拡張させることができ、そして、ロードすべきアプリケーション用の変更されたプリファランス情報をユーザのコンテキストでユーザのためにユーザによって上書きすることができるように、上記の考えは、グループ・コンテキストの階層中で任意の数のサブグループに拡張することができる。 しかし、ユーザが複数のグループの一員である可能性がある場合には、異なるサブグループ用の定義の間の衝突を解消するために、プリファランスの順番を確立する必要があるだろう。 グループの階層内の優先順位に関しては、子グループが1つの親だけを有する可能性がある場合、そして、子グループが別の子グループの親になる可能性がある場合には、子グループが親グループに対して優先順位を持つ階層を確立することができる。 このような優先順位の上書きによって、階層中の子グループと親グループとの間の衝突を解消することができる。

    【0089】環境および/またはユーザの階層における関連付け間の衝突を解消する、本発明の能力に鑑み、サーバ20が供給する、またはパーベイシブ・コンピューティング装置230でユーザが生成する全ての環境/場所リストに基づくこのような衝突を、ユーザ・セルフ・
    ケア・アプリケーション260に解消させるのは、有益であろう。 このような場合、アプリケーションおよび/
    またはプリファランスが、サーバ20が供給する、またはパーベイシブ・コンピューティング装置230で生成されるリストによって指定されているか否かに拘らず、
    ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260は、パーベイシブ・コンピューティング装置230にロードすべきアプリケーションおよび/またはプリファランスを要求することができる。 したがって、アプリケーションおよび/またはプリファランスは、パーベイシブ・コンピューティング装置230がサーバ20に接続したときに、パーベイシブ・コンピューティング装置230からの要求に応答して、あるいは自動的に、パーベイシブ・
    コンピューティング装置230に供給することができる。

    【0090】さらに、これらの例から分かるように、階層構造を使っているので、本発明によれば、パーベイシブ・コンピューティング装置にどのアプリケーションをロードまたはアンロードすることができるかを決定する際に柔軟性がもたらされる。 さらに、継承を使っていること、並びにアプリケーションおよび/またはプリファランスのロードを上書きする能力によって、本発明によれば、パーベイシブ・コンピューティング装置にロードされるアプリケーションおよび/またはプリファランスに対するユーザ制御および管理者制御の双方を実現することができる。

    【0091】図面および詳細な説明では、本発明の典型的な好ましい実施形態を開示した。 そして、特有の用語を用いているが、それらは、一般的かつ記述的な意味のみで使用しており、本発明を限定する意図はない。 本発明の範囲は、特許請求の範囲に示されている。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明と共に使用するのに適したコンピュータ・ネットワークの模式図である。

    【図2】 本発明と共に使用するのに適したパーベイシブ・コンピューティング装置のブロック図である。

    【図3】 図2のパーベイシブ・コンピューティング装置の複数の側面をより詳細に示すブロック図である。

    【図4】 本発明によるサーバの管理動作を説明するフローチャートを示す図である。

    【図5】 PDAのようなパーベイシブ・コンピューティング装置が本発明によるサーバと同期したときにおける本発明によるサーバの動作を説明するフローチャートを示す図である。

    【図6】 本発明によるパーベイシブ・コンピューティング装置のユーザ・セルフ・ヘルプ・アプリケーションの動作を説明するフローチャートを示す図である。

    【符号の説明】

    10…システム、20…サーバ、22…PDA、22'
    …PDA、23…デスクトップ型コンピュータ、24…
    PDA、26…ペン・ベース・コンピュータ、28…セルラー電話機、28'…衛星電話機、30…環境/場所リスト・リポジトリ、36…セルラー接続、38…イーサネット、40…ネットワーク、230…パーベイシブ・コンピューティング装置、232…入力装置、234
    …表示装置、238…プロセッサ、236…メモリ、2
    42…スピーカー、244…マイクロフォン、246…
    I/Oデータ・ポート、248…アドレス/データ・バス、252…オペレーティング・システム、254…アプリケーション・プログラム、256…データ、258
    …入出力(I/O)デバイス・ドライバ、260…ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション、270…環境/
    リスト、272…プリファランス。

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