专利汇可以提供Reforming method of cement专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To produce a β-C
2 S based cement high (about 2) in C/S ratio of C-S-H formed by hydration and small in the quantity of Ca(OH)
2 as a by product.
CONSTITUTION: The C
2 S is formed by forming a fine particle calcium silicate hydrate by hydrating a CS based cement clinker ore in a wet mill, filtering, drying and calcining at 600-1000°C. The C-S-H having about 2 C/S ratio is formed from the contained C
3 S or C
2 S by hydrating the CS based cement clinker ore by adding water while pulverizing in the wet mill. The C
2 S is obtained by calcining to dehydrate the hydration reactional product containing the C-S-H having about 2 C/S ratio. The C
2 S is high in reactivity and increased in hydration reaction rate since the C
2 S is a super fine powder obtained by calcining the fine particle material formed in the wet mill. Further, since the C/S ratio of the C-S-H formed by hydration is high (about 2), the quantity of formed Ca(OH)
2 is small.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO&Japio,下面是Reforming method of cement专利的具体信息内容。
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセメントの改質方法に係り、特に、比表面積が高く高活性なβ−C 2 S(β−C
a 2 SiO 4 )を多く含むセメントを普通ポルトランドセメント(ノルマルポルトランドセメント)等のCS系(CaO−SiO 2系)セメントクリンカー鉱物から容易かつ効率的に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高温固相反応により製造されたCS系セメント、例えば普通ポルトランドセメントは、原料(粘土及び石灰)をC/S比が約3となるように調合した後、1400℃以上で焼成し、次いで粉砕することにより製造されている。 このような方法で得られる普通ポルトランドセメントは、通常、C 3 S(3CaO・SiO
2 ):52重量%,C 2 S:24重量%,その他:24
重量%の組成を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】普通ポルトランドセメントをコンクリート又はモルタル配合で調合して打設した場合、硬化時の水和熱による膨張により硬化物にひび割れが発生したりする恐れがあることから、硬化時の水和発熱量の低減は重要な課題となっている。
【0004】C 2 Sは、C 3 Sに比べて水和発熱量が少ないことから、C 2 S量の多いセメントが望まれている。
【0005】一方、CS系セメントは、水和により珪酸カルシウム水和物(C−S−H)を生成するが、従来のCS系セメントで生成するC−S−HのCa/Siモル比は高々1.5程度であり、残部のCa成分は副生成物である水酸化カルシウム(Ca(OH) 2 )となる。 即ち、従来法で得られるCS系セメント中のC 3 S,C 2
Sは各々水和により下記反応式に従ってC−S−HとC
a(OH) 2とを生成する。
【0006】C 3 S+nH 2 O→C−S−H(C/S=
1.5)+1.5Ca(OH) 2 C 2 S+nH 2 O→C−S−H(C/S=1.5)+
0.5Ca(OH) 2なお、C/SはCaO/SiO 2の比率(モル比)である。
【0007】このように従来のCS系セメントでは、水和によりC/Sが1.5のC−S−Hを生成し、多量のCa(OH) 2を副生させる。 この結果、 Ca(OH) 2の炭酸化の影響で強度劣化を引き起こし、また、炭酸化に伴う体積膨張で膨張破壊を引き起こす; Ca(OH) 2により白華(エフロレッセンス)が生じる;といった欠点があった。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決し、水和により生成するC−S−HのC/S比が約2と高く、副生するCa(OH) 2の生成量が少ないβ−C 2 S系セメントを製造する方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のセメントの改質方法は、CS系セメントクリンカー鉱物を湿式ミル中で水和させることにより微粒状の珪酸カルシウム水和物を生成させ、濾別及び乾燥後、600〜1000℃で仮焼し、C 2 Sを生成させるようにしたことを特徴とする。
【0010】以下に本発明を詳細に説明する。
【0011】本発明において、出発原料となるCS系セメントクリンカー鉱物としては、一般の高温固相反応で合成したC 3 SとC 2 Sとを含むCS系セメント、例えば普通ポルトランドセメント等のCS系セメントクリンカー鉱物を用いることができる。
【0012】本発明においては、CS系セメントクリンカー鉱物に水を好ましくはCS系セメントクリンカー鉱物100重量部に対して500重量部以上、より好ましくは1000〜2000重量部程度添加して、湿式ミルで水和粉砕する。
【0013】ここで使用される湿式ミルとしては、湿式ボールミル、湿式ロッドミル等が例示される。 この湿式ミル中での処理時間は、微粒状の珪酸カルシウム水和物(C−S−H)が十分に生成する程度であれば良い。 湿式ボールミルを用いる場合、この処理時間は24時間以上、特に48時間以上が好適である。
【0014】このような湿式ミル中で水和反応を行なった後は、反応生成物を濾別して乾燥し、600〜100
0℃とりわけ700〜900℃で0.5〜1時間程度仮焼する。 この仮焼温度が600℃未満では脱水反応が不十分であり、1000℃を超えると焼結が起き、得られる改質セメントの比表面積が小さくなる。
【0015】上記仮焼により得られる改質セメントは、
比表面積が2.5m 2 /g以上(ブレーン値13000
cm 2 /g以上)の超微粉であり、著しく高活性である。 また、水和によるCa(OH) 2生成量の少ないC
2 Sを多量に含有する。
【0016】このような本発明により得られる改質セメントは、通常のセメントと同様の用途に使用することができ、水和発熱やCa(OH) 2の炭酸化による体積膨張やCa(OH) 2の炭酸化による強度劣化、Ca(O
H) 2に起因する白華の問題を解消することができる。
【0017】
【作用】CS系セメントクリンカー鉱物に水を加えて湿式ミルで粉砕しながら水和させることにより、含有されるC 3 SやC 2 SからC/S比が約2のC−S−Hが生成することが認められた。 このC/S比が約2のC−S
−Hを含む水和反応生成物を仮焼して脱水することにより、C 2 Sが得られる。 このC 2 Sは、湿式ミル中で生成した微粒状物を仮焼して得られる超微粉であることから、反応活性が高く、水和反応速度が速い。 しかも、水和により生成するC−S−HのC/S比が約2と高いため、Ca(OH) 2生成量が少ない。
【0018】なお、本発明方法によって製造されたC 2
Sが、C/S比が約2のC−S−Hを生成させる理由は明らかではないが、著しく微細で水和速度が大きく、C
aOとSiO 2との反応が比較的早期に進行するためであると推察される。
【0019】以下に従来のCS系セメントクリンカー鉱物である普通ポルトランドセメントと、本発明で得られるC 2 S富化改質セメントとの水和によるCa(OH)
2生成量を比較する。
【0020】通常の普通ポルトランドセメント(組成:
C 3 S=52重量%,C 2 S=24重量%,その他=2
4重量%)の水和により生成する水酸化カルシウム量は、下記反応式 0.52C 3 S +nH 2 O→0.52CSH(C/S =1.5)+0.52×1.5Ca
(OH) 2 0.24C 2 S +nH 2 O→0.24CSH(C/S =1.5)+0.24×0.5Ca
(OH) 2より、0.52×1.5Ca(OH) 2 +0.24×0.5Ca(OH) 2 =(0.78+0.
12)Ca(OH) 2 =0.90Ca(OH) 2である。
【0021】一方、本発明方法により、同組成の普通ポルトランドセメントを改質するに当り、まず、湿式ミルでの水和により生成するCa(OH) 2量は、下記反応式 0.52C 3 S +nH 2 O→0.52CSH(C/S =2.0)+0.52×1.0Ca
(OH) 2 0.24C 2 S +nH 2 O→0.24CSH(C/S =2.0) より、0.52Ca(OH) 2である。 そして、この水和生成物を仮焼すると、下記反応式より、 0.52CSH(C/S=2.0)+0.52×1.0Ca(OH) 2 →0.52C 2 S+0.52
CaO+mH 2 O 0.24CSH(C/S=2.0)→0.24C 2 S+mH 2 O 即ち、(0.52+0.24)C 2 S+0.52CaO
を含む改質セメントが得られる。
【0022】この改質セメントは、水和に当り、下記反応式より (0.52+0.24)C 2 S+0.52CaO+nH 2 O →(0.52+0.24)CSH(C/S
=2.0)+0.52Ca(OH) 2より、0.52Ca(OH) 2を生成するものである。
【0023】即ち、出発原料である普通ポルトランドセメントの水和により生成するCa(OH) 2量は0.9
0Ca(OH) 2であるのに対し、本発明により同量の普通ポルトランドセメントから得られる改質セメントの水和により生成するCa(OH) 2量は0.52Ca
(OH) 2である。
【0024】従って、単位量の普通ポルトランドセメントをそのまま水和させる場合に比べ、本発明方法によって改質してから水和させると、 {(0.9-0.52)/0.90}×100 =約42% なる計算式から明らかな通り、約42%だけCa(O
H) 2の生成量を低減させることができる。
【0025】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
【0026】実施例1 市販の普通ポルトランドセメント(組成:C 3 S=52
重量%,C 2 S=24重量%、その他=24重量%)1
00重量部及び水1000重量部を湿式ボールミルに投入し、48時間水和及び粉砕処理した後濾過した。 そして、得られた生成物を80℃で1時間乾燥し、次いで大気雰囲気下で800℃で1時間仮焼した。
【0027】これにより凝集物と粉末との混合物よりなる改質セメントが得られた。 この改質セメントについて、そのまま比表面積(BET及びブレーン値)の測定を行なったところ、BET比表面積は10m 2 /gでブレーン値は50000cm 2 /gの超微粒状物であることが確認された。 また、X線回折で調べたところ、鉱物組成はβ−C 2 SとFree−CaOであり、C 3 Sは全く含まないことが確認された。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のセメントの改質方法によれば、通常の各種CS系セメントクリンカー鉱物から容易かつ効率的に、著しく高活性で水和反応速度が速く、水和によるCa(OH) 2生成量が少ないC 2 S富化改質セメントを得ることができる。
【0029】本発明の方法で得られる改質セメントは、 C 3 Sを殆ど含まないことから、水和熱発生量が少ない。 水和によるCa(OH) 2生成量が少ないことから、炭酸化による強度劣化が少ない。 炭酸化に伴う体積膨張も少ない。 Ca(OH) 2による白華も殆ど生じない。 β−C 2 Sを主成分とするにもかかわらず、反応速度が極めて速い。 といった優れた効果を有し、高強度かつ高品質の硬化物を得ることが可能とされる。
标题 | 发布/更新时间 | 阅读量 |
---|---|---|
一种改性木材及改性木材的制备方法和应用 | 2020-05-08 | 260 |
早期强度增强混凝土外加剂 | 2020-05-08 | 961 |
一种纳米凝胶聚合铝型液体无碱速凝剂及其制备方法 | 2020-05-11 | 840 |
一种粉体水化硅酸钙早强剂及其制备方法 | 2020-05-16 | 422 |
一种含有电石渣的蒸压加气混凝土的生产工艺 | 2020-05-17 | 725 |
一种轻质高强陶粒混凝土及其制备方法和应用 | 2020-05-12 | 37 |
一种水化硅酸钙早强剂的制备方法及一种自密实混凝土 | 2020-05-19 | 249 |
一种混凝土制品节能养护窑围护材料及其预制工艺 | 2020-05-12 | 778 |
一种含有玻璃尾矿的蒸压加气混凝土的生产工艺 | 2020-05-17 | 696 |
一种炼钢精炼渣碳酸化脱硫的处理方法 | 2020-05-15 | 438 |
高效检索全球专利专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。
我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。
专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。