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Cement admixture and cement composition using the same

阅读:571发布:2020-11-14

专利汇可以提供Cement admixture and cement composition using the same专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To produce cement with expansivity and sufficient strength even when cured in an unrestrained state by adding a specified amount of a powdery material which is capable of reacting with cement and/or a cement hydrate and has an average particle size of a specified value or lower, to an expansive material.
SOLUTION: This cement admixture consisting of an expansive material and a powdery material having a ≥20 μm average particle size, contains the powdery material in a 10-2,000 pts.wt. ratio of it to 100 pts.wt. of the expansive material, wherein the expansive material is capable of exhibiting expansivity by forming crystals through its hydration and, more specifically, examples that can be used as the expansive material, are calcium sulfoaluminate based compounds represented by 3CaO.3Al2O3.CaSO4, an aluminum compound and gypsum, and quick lime; as the powdery material, a powdery material capable of reacting with calcium silicate hydrate, slaked lime, or the like, each of which is a constituent of cement or a cement hydrate in a cement hydration process, such as pozzolanic material (fumed silica, fly ash, or the like) or fine-powdery latent hydraulic blast-furnace slag, is used; and also preferably, modified starch is further added to the admixture so that a heat-of-hydration inhibitory effect is brought about.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO,下面是Cement admixture and cement composition using the same专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 セメント及び/又はセメント水和物と反応する平均粒径20μm以下の粉体を、膨張性物質10
    0重量部に対して10〜2000重量部含有するセメント混和材。
  • 【請求項2】 さらに(C)化工澱粉を膨張性物質10
    0重量部に対して0.1〜100重量部含有するものである請求項1記載のセメント混和材。
  • 【請求項3】 請求項1又は2記載のセメント混和材をセメント100重量部に対して0.5〜300重量部含有するセメント組成物。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、主に土木・建築分野において使用されるセメント混和材、特に膨張性セメント混和材及びそれを用いたセメント組成物に関する。

    【0002】

    【従来の技術】セメントは、土木・建築構造物を形成する上で欠くことのできない材料であり、セメントほど安価に大きな構造物を作れる材料はないと言える。 しかしながら、セメントを使用した硬化体にはひび割れが発生するという課題があった。 このひび割れにはいくつかの原因がある。 一つは、乾燥収縮のために起こるものであり、その乾燥収縮を補償する目的でセメント膨張材が数多く提案されている。

    【0003】また原因の二つ目として、和熱による温度ひび割れがある。 従来、温度ひび割れを低減させる方法としては、水和発熱量の少ないセメント、即ち、低発熱セメントの使用が注目されており、またセメント膨張材と水和熱抑制剤を併用する方法も提案されている。 低発熱セメントとしては、ポルトランドセメントに潜在水硬性を持つ高炉スラグやポゾラン物質のフライアッシュを多量に混合したものや、セメント中のビーライトの含有率を高めた低熱ポルトランドセメント等が使用されており、初期の水和発熱量を著しく低減させることができるために、特に、マスコンクリートの温度ひび割れの抑制に有効であることが知られている。

    【0004】ところが、実際の構造物に発生するひび割れは、乾燥収縮によるひび割れと温度ひび割れが複合化しているため、ひび割れを総合的に抑止するために、低発熱セメントとコンクリート用膨張材が使用されている場合がある。 膨張材としては、3CaO・3Al 23
    CaSO 4に代表されるカルシウムサルホアルミネート系化合物、生石灰、石こう等の膨張性物質を含むものが知られている。 また水和熱抑制剤としては冷水可溶分(21℃の蒸留水に可溶する割合)10〜65重量%であるデキストリンを添加する方法(特公昭57−262
    号)や、糊化開始温度が30〜60℃かつ50℃の25
    %水溶液粘度が20〜5000センチポイズである化工澱粉を添加する方法(特開平6−305799号)が知られている。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の構造物の場合、鋼管中に打設する場合など特殊な場合を除き、完全な拘束状態で養生することは少ないために、
    上記のコンクリート用膨張材を用いたセメント組成物は、膨張材を用いないものに比べ拘束状態で養生すると強度が高くなるが、無拘束状態で養生すると強度が低下する。 これは低熱ポルトランドセメントとセメント膨張材を組み合わせたときに大きい。

    【0006】従って、本発明の目的は、セメントに十分な膨張性状と、無拘束状態での養生においても十分な強度を与えるセメント混和材とそれを用いたセメント組成物を提供することにある。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】そこで本発明者は前記課題を解決すべく種々検討したところ、膨張性物質と、これに対して一定量のセメント及び/又はセメント水和物と反応する粉体とを併用すれば、優れた膨張性能を有し、かつ無拘束状態における養生でもセメントに高い強度を付与できるセメント混和材が得られることを見出し、本発明を完成した。

    【0008】すなわち、本発明はセメント及び/又はセメント水和物と反応する平均粒径20μm以下の粉体を膨張性物質100重量部に対して10〜2000重量部含有するセメント混和材を提供するものである。 また本発明は当該セメント混和材をセメント100重量部に対して0.5〜300重量部含有するセメント組成物を提供するものである。

    【0009】

    【発明の実施の形態】本発明で使用される膨張性物質とは、水和によって結晶を生成することにより膨張性状を示すものであればよく、具体的には、3CaO・3Al
    23・CaSO 4に代表されるカルシウムサルホアルミネート系化合物、アルミニウム化合物と石こう、生石灰、マグネシア、石こうなどが挙げられ、一種又は二種以上を混合して用いられる。 特に、セメント鉱物に内包された生石灰、3CaO・3Al 23・CaSO 4 、無水石こうのうち一種又は二種以上の成分を主成分とするものが好ましい。

    【0010】セメント及び/又はセメント水和物と反応する粉体とは、セメントの水和過程においてセメント又はセメント水和物である珪酸カルシウム水和物や消石灰等のうち一種又は二種以上と反応する粉体であればよく、具体的には、シリカヒュームやフライアッシュ等のポゾラン物質、及び潜在水硬性のある高炉スラグ微粉末等が挙げられる。

    【0011】本発明で使用されるセメント及び/又はセメント水和物と反応する粉体は、平均粒径が20μm以下である必要があり、20μmより大きな平均粒径になると長期強度が不十分になる。

    【0012】本発明セメント混和材におけるセメント及び/又はセメント水和物と反応する粉体の使用量は、膨張性物質100重量部に対して10〜2000重量部である。 より好ましい使用量は使用する形態により異なるが、コンクリート用膨張材として用いる場合には15〜
    200重量部であり、セメント組成物として用いる場合の好ましい使用量は15〜1500重量部である。 10
    重量部未満であると長期強度が不十分であり、2000
    重量部より大きくなると初期強度を確保できない。

    【0013】本発明のセメント混和材に化工澱粉を添加すると水和熱抑制効果が得られるためより好ましい。 本発明で使用される化工澱粉としては、馬鈴薯、甘薯、トウモロコシ、タピオカ、小麦、その他の原料澱粉を酸分解、酸化、エステル化、エーテル化、架橋化、合成高分子の共重合化によるグラフト化等により、化学的に変化させたものが好ましい。 その中でも30℃における水可溶分が5重量%以上のものが好ましい。 さらにアルキルアンモニウム塩を導入したエーテル化澱粉が好ましい。

    【0014】化工澱粉の使用量は、セメント混和材中の膨張性物質100重量部に対して好ましくは0.1〜1
    00重量部であり、より好ましくは2〜30重量部である。 0.1重量部未満では水和熱抑制効果が不十分であり、100重量部より多くなると初期強度が確保できない。

    【0015】該セメント混和材のセメント組成物への使用量は、セメント100重量部に対して0.5〜300
    重量部であり、好ましくは2〜100重量部である。
    0.5重量部未満であると膨張が不十分であり、300
    重量部以上になると初期強度が確保できない。

    【0016】本発明でいうセメントは、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント及び低熱ポルトランドセメント等のポルトランドセメント、これらポルトランドセメントに高炉スラグやフライアッシュ等を混合した各種混合セメント、及びその他珪酸カルシウムを含むセメントが使用できる。 特に低熱ポルトランドセメントが好ましい。 本発明のセメント組成物には必要に応じて、硬化促進剤、遅延剤、減水剤及び増粘剤等の混和剤(材)、骨材などを一種又は二種以上を添加して用いることができる。

    【0017】

    【発明の効果】本発明におけるセメント混和材を使用することにより、低熱ポルトランドセメントにおいても、
    強度低下を及ぼすことなく良好な膨張性状と、水和熱抑制効果が得られる。

    【0018】

    【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明は何らこれらに限定されるものではない。

    【0019】実施例1 膨張性物質、セメント水和物と反応する粉体として鉱物質微粉末からなる膨張材を表1に示すように配合した。
    各単位量を結合材290kg/m 3 、細骨材815kg/m
    3 、粗骨材1037kg/m 3及び水160kg/m 3として、配合した膨張材をセメントと置換して、コンクリートを練り上げた。 練り上げたコンクリートを用いて圧縮強度試験及び長さ変化試験を行った。 その結果、表に示すように、膨張性物質と一定量の鉱物質微粉末とを併用すると、優れた膨張性状と強度が得られることがわかる。

    【0020】<使用材料> セメント:太平洋セメント社製低熱ポルトランドセメント 細骨材:小笠産陸砂 粗骨材:岩瀬産砕石 水:水道水 膨張性物質:主構成成分 セメント鉱物に内包された生石灰、石こう(20kg/m 3 ) 鉱物質微粉末:フライアッシュ 平均粒径10.6μm

    【0021】<試験方法> 圧縮強度試験:JIS A 1108「コンクリートの圧縮強度試験方法」に準じた。 長さ変化試験:JIS A 6202「コンクリート用膨張材」参考1「膨張コンクリートの拘束膨張及び収縮試験方法」(A法)に準じた。

    【0022】

    【表1】

    【0023】実施例2 実施例1の水準No. 1−3で配合した鉱物質微粉末の種類と平均粒径を変えた以外は実施例1と同様の試験を行った。 その結果、表に示すように平均粒径20μm以下の鉱物質微粉末を用いると優れた膨張性状と強度が両立することがわかる。

    【0024】

    【表2】

    【0025】実施例3 膨張性物質、セメント水和物と反応する物質として鉱物質微粉末及び化工澱粉からなる膨張材を表3に示すように配合した。 水/(セメント+膨張材)=0.6、砂/
    (セメント+膨張材)=2、膨張材/(セメント+膨張材)=0.1となる、練り上がり温度約20℃に調整したモルタルを内法寸法150×150×200(mm)の発泡スチロール製容器に入れ、20℃の恒温室に養生したときのモルタル中心部の温度を熱電対で自動的に測定した。 また圧縮強度試験も行った。 その結果表3に示すように膨張性物質及び鉱物質微粉末に加えて化工澱粉を配合すると強度だけでなく、水和熱抑制効果も得られることがわかる。

    【0026】<使用材料> セメント:太平洋セメント社製低熱ポルトランドセメント 砂:豊浦産砂 水:水道水 膨張性物質:主構成成分 セメント鉱物に内包された生石灰、石こう 鉱物質微粉末:フライアッシュ 平均粒径10.6μm 化工澱粉:カチオン化澱粉、デキストリン

    【0027】

    【表3】

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