首页 / 专利库 / 建筑材料 / 蒸汽养护 / Production of permanently laying mold for highly durable concrete

Production of permanently laying mold for highly durable concrete

阅读:428发布:2022-01-23

专利汇可以提供Production of permanently laying mold for highly durable concrete专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To obtain a permanently laying mold having each specific porosity and flexural strength, improved in moldability, durability, weatherability and mechanical strength, by kneading cement, fibers, silica, sand, clay, plasticizer and water and by subjecting the resultant molded material to steam curing.
CONSTITUTION: A composition comprising 25-55wt.% of cement such as common Portland cement, high-early-strength Portland cement or mixed cement, 1-10wt.% of inorganic fibers such as wallastonite and natural organic fibers like pulp or synthetic fibers each 1-20mm in length and 0.001-2mm in diameter, 530wt.% of sand such as river sand, sea sand or sand stone, 10-40wt.% of silica 0.1-100μm in average particle diameter such as amorphous silica or silica fume, 5-30wt.% of clay such as shale clay, 0.1-3wt.% of a plasticizer such as methyl cellulose, and 15-55 pts.wt., based on 100 pts.wt. of the kneaded product, of water, is kneaded and put into a form a laying mold 1, which is then cured at 60°C for 16hr in a steam curing chamber, to obtain the aimed laying mold having 10-25% in porosity and ≥8MPa in flexural strength.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO,下面是Production of permanently laying mold for highly durable concrete专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 10%〜25%の気孔率と8MPa以上の曲げ強度を有するコンクリート用永久埋設型枠の製造方法において、セメント、繊維、シリカ、砂、粘土、可塑剤及び水の配合物を混練し、得られた混練物を成形用型枠に導入して成形し、ついで得られた成形物を蒸気養生することを特徴とするコンクリート用永久埋設型枠の製造方法。
  • 【請求項2】 曲げ強度が8MPa〜45MPaであることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート用永久埋設型枠の製造方法。
  • 【請求項3】 セメント25重量%〜55重量%、繊維1重量%〜10重量%、砂5重量%〜30重量%、シリカ10重量%〜40重量%、粘土5重量%〜30重量%
    及び可塑剤0.1重量%〜3重量%からなることを特徴とする請求項1又は請求項2のいづれかに記載のコンクリート用永久埋設型枠の製造方法。
  • 【請求項4】 繊維が無機系天然繊維、有機系天然繊維又は合成繊維から選ばれた少なくとも1種以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいづれかに記載のコンクリート用永久埋設型枠の製造方法。
  • 【請求項5】 型枠裏面が凹凸状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいづれかに記載のコンクリート用永久埋設型枠の製造方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート用永久埋設型枠の製造方法に関するものであり、更に詳しくは成形性に優れると共に、高耐久性、即ち耐候性に優れ、しかも高強度を有するコンクリート用永久埋設型枠の製造方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、一般に建築物等の型枠工法に用いられる型枠材は、脱型して再利用することを前提として使用されており、このような型枠構造としては、通常コンパネと呼ばれる合板や鋼製材が使用されている。 この他近年、各種の材質で形成した型枠が使用乃至試みられている。 例えば薄いコンクリート板、ガラス繊維強化セメント板等の型枠、軽量化と美観を追求したFRP(繊維強化プラスチック)製、リサイクルを目的としたもので硬質紙製捨て型枠や、近年新しい型枠として不織布と木製型枠併用した透性型枠等がある。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の如き型枠は、材質の違いによる固有の欠点を有しており、木製型枠や樹脂製型枠等では永久型枠として使用するためには耐火性に劣るという問題があり、また不織布と木製型枠併用した透水性型枠や硬質紙製捨て型枠では、透水性を有する点で好ましいが、半永久的に使用し得る耐久性というと問題があり、更に鋼製材、樹脂製及びFRP製では吸水性、透水性等の性能がなく、したがって打設するコンクリートを改質する作用がないので、
    良好なコンクリート製構造物を得ることができないという問題がある。 一方、木製型枠の使用は、近年環境破壊の問題、木材資源の削減や打設工法の短縮等の要望により、これに代る型枠建材、特に埋設型の型枠が求められるようになった。

    【0004】そこで、本発明者は、このような問題点について、検討した結果、セメントを成分とする型枠材としての条件は、打設したコンクリートの余剰水を吸収して、内部コンクリートの水セメント比を小さくすることが必要であり、このような吸収作用を持たせるには型枠素材として10%〜25%の気孔率とする必要がある。 型枠のメンテナンスフリー(保持、管理を必要としない)とするためには、耐候性に優れていることが必須条件で、かつ型枠素材の曲げ強度が8MPa〜45M
    Paという強度を必要とするという2点である。

    【0005】したがって、この2点を満足する型枠素材について、更に究明したところ、セメントに可塑剤を添加した後、水で混練し、成形すると、成形性が良好となり、更に蒸気養生することにより得られた型枠が埋設型枠として優れた性能を有するものであることを見出し、
    ここに本発明をするに至った。 よって本発明が解決しようとする課題は、10%〜25%の気孔率と8MPa以上の曲げ強度を有する埋設型枠を良好な成形性のもとに製造することができ、高耐久性、即ち耐候性に優れ、しかも高強度を有するコンクリート用永久埋設型枠の製造方法を提供することにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとする課題は、以下の各発明によって達成される。 (1)10%〜25%の気孔率と8MPa以上の曲げ強度を有するコンクリート用永久埋設型枠の製造方法において、セメント、繊維、シリカ、砂、粘土、可塑剤及び水の配合物を混練し、得られた混練物を成形用型枠に導入して成形し、ついで得られた成形物を蒸気養生することを特徴とするコンクリート用永久埋設型枠の製造方法。 (2)曲げ強度が8MPa〜45MPaであることを特徴とする前記第1項に記載のコンクリート用永久埋設型枠の製造方法。 (3)セメント25重量%〜55重量%、繊維1重量%
    〜10重量%、砂5重量%〜30重量%、シリカ10重量%〜40重量%、粘土5重量%〜30重量%及び可塑剤0.1重量%〜3重量%からなることを特徴とする前記第1項又は第2項のいづれかに記載のコンクリート用永久埋設型枠の製造方法。 (4)繊維が無機系天然繊維、有機系天然繊維又は合成繊維から選ばれた少なくとも1種以上であることを特徴とする前記第1項乃至第3項のいづれかに記載のコンクリート用永久埋設型枠の製造方法。 (5)型枠裏面が凹凸状に形成されていることを特徴とする前記第1項乃至第4項のいづれかに記載のコンクリート用永久埋設型枠の製造方法。

    【0007】以下、本発明について、更に詳しく説明すると、本発明のコンクリート用永久埋設型枠は、10%
    〜25%の気孔率と8MPa以上の曲げ強度を有するコンクリート用永久埋設型枠を構成するもので、該コンクリート用永久埋設型枠は、型枠素材がセメント、繊維、
    シリカ、砂、粘土及び可塑剤からなり、この混合物に水を加えて混練し、得られた混練物を成形用型枠に導入して成形することにより、良好な成形性のもとに成形物が製造される。 ついで得られた成形物を蒸気養生することによって、10%〜25%の気孔率と8MPa以上の曲げ強度を有する高耐久性に優れた埋設型枠が得られ、該埋設型枠は施工後、コンクリートと一体化されることにより、更にいっそう耐候性及び曲げ強度の優れたコンクリート構造物が得られる。

    【0008】本発明のコンクリート用永久埋設型枠の製造方法により、良好な成形性のもとに該埋設型枠が製造され、このようにして得られた埋設型枠は、優れた耐久性を有するが、この耐久性は、曲げ強度と、中性化防止、塩分浸透防止、更には凍害防止等や紫外線、風雨、
    更には酸性雨等の耐候性の2種類の効果をいうものである。 本発明のコンクリート用永久埋設型枠を構成する素材としては、セメント、繊維、シリカ、砂及び粘土であり、これらの混練物に充填性と成形性を良くするために可塑剤を添加する。 このセメントとしては、普通ポルトランドセメントを始め、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメントなどのポルトランドセメント、高炉セメント、シリカセメント、フライアッシュセメント等の混合セメント、アルミナセメント等の任意のものが用いられる。

    【0009】また繊維としては、ワラストナイト、石綿等の無機繊維、パルプ等の天然有機繊維又は合成繊維等が挙げられ、更に具体的には天然有機繊維として、NB
    Kパルプ、LBKパルプ、木綿パルプ、麻パルプ等のパルプ、木粉、鋸屑、コルク粉、各種繊維等が挙げられ、
    合成繊維としては、塩化ビニル、ナイロン、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、ビニロン、ポリエチレン、アラミド繊維、炭素繊維等が挙げられる。 これらの繊維は、任意の長さで用いてもよいが、好ましくは1
    mm〜20mmの長さのものがよく、更には2mm〜1
    0mmの長さのものがよい。 また繊維の直径は、0.0
    01mm〜2mmが好ましい。

    【0010】本発明に用いられるシリカは、いかなる種類のもの、又はいかなる製造方法によって得られたものでもよく、無定形シリカ、シリカフューム、アモルファスシリカ(非晶質シリカ)、フライアッシュ等が挙げられる。 これらのシリカの平均粒径は、0.1μm〜10
    0μmである。 本発明では、セメント成分にこれらのシリカを添加することにより曲げ強度を向上させることができる。 また本発明に用いられる砂としては、川砂、海砂、砂石等が挙げられる。 更に本発明に用いられる粘土は、埋設型枠の製造に際し、成形性を良好にすると共に養生した後の製品の表面の仕上りが良くなる効果がある。 このような粘土としては、頁岩粘土、木節粘土、蛙目粘土、カオリン等が挙げられる。

    【0011】また本発明に用いられるセメント、繊維、
    シリカ、砂及び粘土の比率は、セメント25重量%〜5
    5重量%、繊維1重量%〜10重量%、砂5重量%〜3
    0重量%、シリカ10重量%〜40重量%、粘土5重量%〜30重量%からなり、好ましくはセメント30重量%〜50重量%、繊維1重量%〜5重量%,シリカ15
    重量%〜30重量%,砂10重量%〜25重量%及び粘土10重量%〜20重量%からなる。 セメントが25重量%未満では強度が低くなるので好ましくなく、セメントが55重量%を越えても強度の増加はなく経済的に不利である。 また繊維が繊維1重量%未満では補強効果が余りなく、10重量%を越えるとかえって強度が低下する。 本発明に用いられるシリカの量が10重量%未満では、曲げ強度をより大きくすることができず、シリカが40重量%を越えるとかえって曲げ強度が弱くなる傾向にあるので好ましくない。 また粘土の添加量が5重量%
    未満では成形性ないし表面性が十分でなく、粘土の添加量が20重量%を越えると得られた型枠の強度が不十分となり好ましくない。

    【0012】本発明に用いられる砂の添加割合が、5重量%未満の場合は、本質的に低コストが図れない。 また砂の添加量が、30重量%を越えるときは、曲げ強度又はコンクリート構造物の強度が弱くなり好ましくない。
    本発明に用いられるセメント、繊維、シリカ、砂及び粘土の混練物を形成する際に用いられる水の量は、該混練物100重量部に対して水20重量部〜55重量部が好ましく、また得られた埋設型枠の水セメント比は、通常の水セメント比でよいが、好ましくは水セメント比で1
    5%〜50%である。 更に本発明においては、該混練物の形成に際し、可塑剤を添加するが、この可塑剤は、セメント、繊維、シリカ、砂及び粘土からなる混練物の混練中に添加しても、または予めこの混練物に可塑剤を添加した後、混練してもよい。 本発明に用いられるのに好ましい可塑剤としては、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ポリエチレンオキサイド(PEO)等があり、これらの可塑剤の添加量は、いづれの場合でも混練物に対して0.1重量%〜3
    重量%であり、該可塑剤の添加量が0.1重量%未満では、十分良好な成形性を得ることができない。 またこの添加量が3重量%を越えるときは、可塑化が進行しすぎて成形することができない。

    【0013】本発明のコンクリート用永久埋設型枠は、
    セメント、繊維、シリカ、砂及び粘土からなる配合物に可塑剤を添加し、更に水を加えて該配合物を混練し、得られた混練物を成形用型枠に導入して成形し、ついで得られた成形物を蒸気養生することにより製造される。 このセメント、繊維、シリカ、砂、粘土、可塑剤及び水の混練物は、十分混練して得られるが、この混練時間は、
    比較的短時間でよく、2分〜15分で十分均一な混練物が得られる。 更に本発明に用いられるセメント、繊維、
    シリカ、砂及び粘土の混練物を形成する際に用いられる水の量は、該混練物100重量部に対して水15重量部〜55重量部が好ましく、また得られた埋設型枠の水セメント比は、通常の水セメント比でよいが、好ましくは水セメント比で20%〜50%である。

    【0014】本発明のコンクリート用永久埋設型枠の製造方法において、前記の如く混練した混練物を成形用型枠に導入して成形する。 この型枠による成形は、この技術分野で通常用いられる成形方法でよく、コンクリートを型枠に詰めた後、機械的な振動を与えて締固めを行って成形するが、型枠にコンクリートを投入しながら同時に振動締固めを行うものでもよい。 この締固め成形の種類には、振動締固め、加圧振動締固め、その他があり、
    棒形振動機、型枠振動機、振動台を振動させたものなどが用いられる。 更に成形方法を具体的に挙げると、所望の成形用型枠をテーブルバイブレーターに固定して成形する方法、型枠に混練物を入れた後、棒状バイブレーターを挿入して成形する方法、所望の成形用型枠をテーブルバイブレーターに固定し、該型枠に混練物を入れた後、棒状バイブレーターを挿入して成形する方法などがある。 これらの方法で脱型して製品を製造するまでの時間は、8時間〜48時間をみれば十分である。

    【0015】ついで、成形された埋設型枠は、脱型する前に、養生室に入れて、蒸気養生される。 この蒸気養生は、高温の蒸気を養生室へ送って大気圧下で、温度40
    ℃〜85℃、養生時間は2時間〜36時間で行われる。
    この際昇温速度は12℃/h〜33℃/hで、最高温度60℃〜75℃が好ましい。 また蒸気養生するまでの前置時間は1時間〜12時間が望ましい。 更にこの養生は必要に応じて繰り返すことができる。

    【0016】本発明では、この蒸気養生によりいっそう10%〜25%の気孔率と8MPa以上の曲げ強度になるように促進される。 しかしてこの範囲の気孔率を有することによりコンクリートを打設すると、コンクリートの成分がこの気孔中に流入し、該型枠と打設コンクリートとが一体化され、かつ余剰水が吸収されて高強度となり、更に耐候性に優れたものが得られる。 したがって気孔率が10%未満の場合には、水分を含むコンクリートの成分が十分流入しないので、型枠の性能が不十分となり、また気孔率が25%を越えると型枠の成分素材が少なくなるので、十分な耐久性が得られない。 また本発明において形成される気孔乃至細孔の大きさは、直径10
    Å〜2,500Åが好ましい。 更に本発明のコンクリート用永久埋設型枠の製造方法では、8MPa以上、好ましくは8MPa〜45MPaの曲げ強度を有する好ましい埋設型枠が得られる。

    【0017】本発明に用いられるコンクリート用永久埋設型枠は、任意の形状のものが製造されるが、特に打設コンクリートと接する面は、平面でも凹凸を有していてもよいが、好ましくは凹凸を有するのがよい。 型枠が凹凸を有する場合には、この凹部に打設コンクリート用鉄筋を配置するのがよい。 また該凹凸の形状としては、波型、ジグザグ型、富士山型、コの字型等が挙げられる。
    凹部と凸部とが対称形であっても非対称形であってもよく、更にこれらの形状を組み合わせたものでもよい。 本発明に用いられる型枠素材には、砂、砂利等の骨材を加えることができ、更に必要に応じて従来この技術分野においてよく知られている添加物乃至混和材料を加えることができる。

    【0018】

    【作用】本発明では、セメント、繊維、シリカ、砂、粘土及び水の配合物を混練した後、成形用型枠を用いて成形する際、該配合物に可塑剤を添加して混練することにより、得られた混練物は良好な成形性のもとに成形される。 ついで該成形物である埋設型枠を蒸気養生したので、気孔率が10%〜25%であり、かつ曲げ強度が8
    MPa以上という条件を満たす埋設型枠を製造することができ、しかもこの埋設型枠を使用することにより、コンクリートを打設した後、型枠とコンクリート間で一体化されて高強度のコンクリート構造物を得ることができる。

    【0019】

    【実施例】以下、本発明の実施例を挙げて更に詳しく説明するが、本発明は、この例によって限定されるものではない。

    【0020】実施例1 図1の部分斜視図で示される埋設型枠を製造し、これを用いてコンクリートを打設し、コンクリート構造物を形成した。 図1において、埋設型枠1は、該埋設型枠1の裏面に凸部11と凹部12を有するものである。 埋設型枠用混練物は、セメント41重量%、砂10重量%、繊維(カーボン繊維(ピッチ系)、直径0.0145m
    m、長さ10mm、アスペクト比690)2重量%、シリカ(平均粒径10μm)15重量%、粘土10重量%、可塑剤としてメチルセルロース2.0重量%及び水20重量%を配合し、この配合物を6分間混練し、均一な混練物を得た。 ついでこの混練物からなる型枠用素材を成形用型枠に導入して、巾300mm、厚み(凸部)
    25mm、長さ3,000mmの埋設型枠1を成形した。 充填性および成形性は十分良好であった。 ついで該成形物を蒸気養生室を搬入し、大気圧下、前置き時間4
    時間、昇温速度15℃/時間で大気圧下、温度60℃、
    養生時間16時間で養生した。 このようにして得られた埋設型枠1は、耐候性及び強度の優れ、高耐久性であった。

    【0021】このようにして得られた埋設型枠1を使用して図2の部分斜視図に示される如く、コンクリート2
    を打設してコンクリート構造物の試供品を作製した。 この際鉄筋3は埋設型枠1の凹部12とコンクリート2の外面側に配置した。 この試供品を用いて耐久性の試験をし、その結果を表1に示した。 比較例としては、コンクリート製型枠を用い、この型枠にコンクリートを打設してコンクリート構造物を形成した。 また強度はシュミットハンマーの反発係数より求めた。

    【0022】

    【表1】

    【0023】表1から明らかなように、本発明の製造方法により得られた埋設型枠は、曲げ強度が大きく、したがってこの埋設型枠を使用したコンクリート構造物は強度を始め、耐候性に優れている。

    【0024】実施例2 実施例1に記載の配合物として、セメント、繊維、シリカ、砂及び粘土を混合し、得られた混合物にメチルセルロース及び水を添加し、混練して混練物を製造する以外は、実施例1と同様にして埋設型枠を形成し、ついで実施例1と同様にしてコンクリート構造物を作製した。 この様にして得られた埋設型枠は耐候性及び曲げ強度に優れ、高耐久性であった。 コンクリート構造物も同様に耐候性及び強度に優れていた。

    【0025】

    【発明の効果】本発明の埋設型枠の製造方法は、セメント、繊維、シリカ、砂、粘土及び水の配合物に可塑剤を添加して混練した後、成形型枠を用いて成形したので、
    良好な充填性及び成形性のもとに成形された。 ついで、
    該成形物を蒸気養生したことにより、気孔率が10%〜
    25%であり、かつ曲げ強度が8MPa以上という条件を満たす埋設型枠が製造することができ、したがって耐候性に優れたコンクリート用永久埋設型枠が得られ、この埋設型枠を用いてコンクリートを打設したコンクリート構造物は、型枠とコンクリート間が一体化されて高強度かつ耐候性に優れた高耐久性のコンクリート構造物が得られるという格別顕著な効果を奏するものである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明のコンクリート用永久埋設型枠を示す部分斜視図である。

    【図2】本発明のコンクリート用永久埋設型枠を使用したコンクリート構造物を示す部分斜視図である。

    【符号の説明】 1 埋設型枠 2 打設コンクリート 11 凹部 3 鉄筋 12 凸部

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 28/02 E04B 1/16 C 7121−2E 2/86 A F //(C04B 28/02 14:38 Z 16:02 Z 16:06 Z 14:10) Z (72)発明者 河原 幸則 埼玉県大宮市北袋町一丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社セメント研究所内

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈