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Image forming device

阅读:137发布:2023-12-28

专利汇可以提供Image forming device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an image forming device capable of judging whether a cleaning blade of a cleaning device is always in an optimum state or not. SOLUTION: In this image forming device provided with an image carrier forming an electrostatic latent image, transfer means transferring the development image formed on the image carrier on transfer material, and a cleaning device removing the transfer residual developer on the image carrier from the image carrier by the cleaning blade 71, the image forming device is, making the cleaning device possible to attach plural kind of cleaning blades (rubber blade 6A), and simultaneously possible to detect the respective kind of the rubber blade 6A. Then, the image forming device makes the image carrier possible to attach a heating device (drum heater), to detect the presence or absence of the heating device and the kind of rubber blade 6A, and to control the image forming operation based on the result thereof.,下面是Image forming device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 静電潜像を形成する像担持体と、該像担持体上に形成された現像像を転写材上に転写する転写手段と、像担持体上の転写残現像剤をクリーニングブレードにて像担持体上より除去するクリーニング装置を有する画像形成装置において、 前記クリーニング装置に複数種のクリーニングブレードを装着可能とするとともに、該クリーニングブレードの種類を検知することができるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  • 【請求項2】 前記像担持体は加熱装置が装着可能であり、該加熱装置の装着の有無とクリーニングブレードの種類を検出し、その検出結果に基づいて画像形成動作を制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】図4に画像形成装置の一例を示す。 尚、
    図4は4色フルカラーのレーザービームプリンタの概略構成を示す縦断面図である。

    【0003】図4に示すレーザービームプリンタは、上部のディジタルカラー画像リーダ部(以下、単に「リーダ部」と称する)Rと下部のディジタルカラー画像プリンタ部(以下、単に「プリンタ部」と称する)Pとを備えており、例えばリーダ部Rで読み取った原稿30の画像に基づいてプリンタ部Pによって記録材としての紙等の転写材Sにフルカラー画像を形成する。

    【0004】ここで、リーダ部Rとプリンタ部Pの構成について説明する。

    【0005】リーダ部Rは、原稿30が載置される原稿台ガラス31と、この原稿台ガラス31上の原稿30を露光走査する露光ランプ32と、該露光ランプ32が露光走査した原稿30の反射光像を更に反射させる複数のミラー33と、反射光像を集光するレンズ34と、集光された反射光像が蓄積される電荷結合素子(CCD)等のフルカラーセンサ(画像読取手段)35と、後述の制御手段としてのビデオ処理ユニット36及び記憶手段3
    7を有しており、反射光像をフルカラーセンサ35に集光してカラー色分解画像信号を得るとともに、フルカラーセンサ35によって基準画像の濃度を読み取る。 尚、
    このカラー色分解画像信号は不図示の増幅回路で増幅された後、ビデオ処理ユニット36にて処理されてプリンタ部Pに送出される。

    【0006】プリンタ部Pにおいて、像担持体してのドラム型の電子写真感光体1は直径180mmの大径の感光ドラムであり、この感光ドラム1は図示矢印R1方向に回転自在に軸支されている。 そして、この感光ドラム1の周囲には、感光ドラム1の表面を一様に帯電する帯電手段としての一次帯電器(コロナ帯電器)2、感光ドラム1上に画像情報に応じた静電潜像を形成する像露光装置3、感光ドラム1の表面電位を検出する電位センサ12、感光ドラム1上に形成された静電潜像を可視画像に現像する色の異なる現像剤(トナー)を収納する現像装置4、感光ドラム1上のトナー量を検知する光検知器13、転写手段としての転写装置5、感光ドラム1上に残留する現像剤を除去するクリーニング装置6、前露光ランプ7等が配置されている。

    【0007】上記像露光装置3は、ポリゴンミラー3
    a、レンズ3b、ミラー3c等を有し、リーダ部Rからの色分解された各色毎のカラー画像信号によって変調されたレーザー出部(不図示)からのレーザー光(光像)Eをポリゴンミラー3aで反射し、レンズ3b及びミラー3cを介して感光ドラム1表面に投影して各色のカラー画像信号に対応した静電潜像を形成する。

    【0008】前記現像装置4は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの4色のトナーをそれぞれ収納した4つの現像器4C,4M,4Y,4Kを有し、静電潜像の色に応じて偏心カム24C,24M,24Y,24K
    を動作させて現像器4C,4M,4Y,4Kを感光ドラム1に接近させて現像動作を行うよう構成されている。

    【0009】プリンタ部Pでの画像形成時には、感光ドラム1を図示矢印R1方向に133mm/secの回転速度で回転させ、先ず前露光ランプ7によって感光ドラム1の表面を除電して初期化し、次いで一次帯電器2によって感光ドラム1の表面を一様に帯電し、像露光装置3によって色分解された各色のカラー画像信号に対応するレーザー光Eを感光ドラム1の表面に順次照射して所定の色順のカラー画像信号に対応した静電潜像を形成する。

    【0010】次に、所定の現像器4C,4M,4Y,4
    Kを所定の現像順であるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の順に動作させて感光ドラム1上の静電潜像を現像し、感光ドラム1
    上に樹脂を基体としたトナー像を順次形成する。

    【0011】ここで、各現像器4C,4M,4Y,4K
    において使用する現像剤について説明する。

    【0012】色現像器4C,4M,4Y,4Kの色現像剤であるマゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの現像剤としては、磁極キャリアCと後述する低融点の非磁性トナーTから成る2成分現像剤が用いられる。

    【0013】この2成分現像剤はトナーTとキャリアC
    との重量比(以下、「T/C」と称する)が{T/(T
    +C)}×100=5%となる割合(混合比)で混合されて使用される。 尚、トナーTはマイナスの電荷を持つようにシリカ等の外添剤を有し、その直径は約8μmであって、高い画質を得るために流動性が高く、トリボとして3.0×10 -2 C/kgの電荷を有している。 又、
    磁性キャリアCは直径約50μmのフェライトキャリアで構成されている。

    【0014】ところで、トナーTはマルチカラー画像又はフルカラー画像の形成においてシャープメルトなものが使用され、複写物の色再現範囲を広め、原稿に忠実なカラーコピーを良好に得ている。 トナーTは、ポリエステル樹脂又はスチレン−アクリルエステル樹脂等の結着樹脂、着色剤(染料、昇華性染料)、荷電制御剤等のトナー形成用材料を溶融混練、粉砕及び分級することによって製造される。 尚、必要に応じてトナーTに例えば疎性コロイダルシリカ等の各種の外添剤が添加される。

    【0015】カラーの色トナーは、定着性及びシャープメトル性を考慮すると、結着樹脂としてポリエステル樹脂を使用したものが特に好ましい。 シャープメトル性ポリエステル樹脂としては、ジオール化合物とジカルボン酸とから合成される分子の主鎖にエステル結合を有する高分子化合物が例示される。 特に、図5に示す構造式(式中、Rはエチレン又はプロピレン基であり、X,Y
    はそれぞれ1以上の正の整数であり、且つ、X+Yの平均値は2〜10である)で代表されるビスフェノール誘導体又はその置換体をジオール成分とし、2価以上のカルボン酸、その酸無水物又は低級アルキルエステル化したカルボン酸(例えば、フマル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、
    ピロメリット酸等)をカルボン酸として少なくとも共縮重合したポリエステル樹脂がシャープな溶融特性を有するためにより好ましい。 尚、ポリエステル樹脂の軟化点は75〜150℃、好ましくは80〜120℃である。

    【0016】シャープメトル性を有するトナー又は結着樹脂とは、見掛けの溶融粘度が10 3 poise を示すときの温度をT 1 、5×10 2 poise を示すときの温度をT
    2としたとき、 T 1 =80〜150℃ |ΔT|=|T 1 −T 2 |=5〜20℃ の条件を満たすものを言う。

    【0017】これらの温度−溶融粘度特性を有するシャープメルト性樹脂は、加熱されることにより極めてシャープに粘度低下を起こす特徴を有している。 このような粘度低下が最上部トナー層と最下部トナー層との適度な混合を生じせしめるとともに、トナー層自体の透明性を急激に増加させて良好な減色混合を可能とする。

    【0018】図4に示す記録材カセット7a,7b,7
    cの何れか(手差しの場合もある)からピックアップローラ、給紙ガイド、給紙ローラ等から成る搬送系によって給送された転写材Sは、感光ドラム1に形成されたトナー像が所定位置に搬送されるタイミングに同期して転写装置5に巻き付けられる。

    【0019】上記転写装置5は、記録材担持体としての直径180mmの転写ドラム5aと、感光ドラム1上のトナー像を転写材Sへ転写するための転写用帯電器5b
    と、転写材Sを転写ドラム5aに吸着させるための吸着帯電手段である吸着コロナ帯電器5cと、対向極としての吸着用ローラ5gと、内側コロナ帯電器5dと、外側コロナ帯電器5e及び分離用帯電器5hを備え、回転自在に軸支された転写ドラム5aの周面開口域には記録材担持手段である誘電体製の記録材担持シート5fが円筒状に一体的に張設されている。 斯かる転写装置5ではA
    4サイズ等の転写紙Sを2枚、A3サイズ等の転写材S
    を1枚担持することができる。 2枚の転写材Sへの画像形成は、同一画像信号を連続的に照射することによって感光ドラム1上へトナー像を連続して形成し、このトナー像を転写することによってなされる。 尚、記録材担持シート5fとしてはポリカーボネートフィルム等の誘電体シートが使用される。

    【0020】転写ドラム5aは感光ドラム1と同期して図示矢印R5方向に回転駆動され、シアン現像器4Cで現像されたシアントナー像は、転写部(感光ドラム1と転写ドラム5aとの接触部分)Nにおいて記録材担持シート5f上に担持された転写材Sに転写用帯電器5bによって転写される。 そして、転写ドラム5aはそのまま回転を継続し、次の色(例えばマゼンタ)のトナー像の転写に備える。 尚、トナー像が転写された感光ドラム1
    は、クリーニングブレード71を有するクリーニング装置6によって残留トナー等の付着物が除去されてクリーニングされる。

    【0021】ここで、上記クリーニング装置6を図6に基づいて説明する。 図6は感光ドラム1のクリーニング手段としてのクリーニング装置6の概略断面図である。

    【0022】転写用帯電器5bによってトナーは感光ドラム1から転写材Sに転写されるが、その一部は感光ドラム1上に残留トナーTとして残って感光ドラム1上を搬送される。 この残留トナーTは次の工程に移る前にクリーニング装置6で回収されなければならない。

    【0023】クリーニング装置6は、矢印R1方向に回転する感光ドラム1に当接して残留トナーTを掻き取るクリーニングブレード71を有しており、該クリーニングブレード71はウレタンゴム等の弾性体のゴムブレード6Aを支持板金71bに加硫接着して構成されている。 尚、クリーニングブレード71はクリーニング容器7−9と支持部材7−4間に張設された引っ張りコイルばね7−5のばね力によって感光ドラム1の表面に圧接されている。

    【0024】而して、転写部位において転写に寄与しないで感光ドラム1の表面に残る残留トナーTはクリーニング装置6に至り、クリーニングブレード71によって掻き落とされる。 その後、スクイシート7−7上に掻き落とされた残留トナーTは、トナー撹拌ばね7−8を介してトナー搬送スクリュー7−6によって廃トナー容器7−11へと送られる。

    【0025】一方、トナー像が転写された感光ドラム1
    は、一次帯電器2によって再び一様に帯電され、次のマゼンタ画像信号により変調されたレーザー光Eによって前述のような画像露光を受け、感光ドラム1上にはマゼンタ潜像が形成される。 このマゼンタ潜像はマゼンタ現像器4Mによって現像されてマゼンタトナー像として顕像化され、このマゼンタトナー像は転写部Nにおいて記録材担持シート5f上に担持された転写材S上に転写され、マゼンタトナー像がシアントナー像に重ねて転写される。 そして、転写ドラム5aはそのまま回転を継続し、次の色(例えばイエロー)のトナー像の転写に備える。

    【0026】上述のようなプロセスを繰り返してイエロー及びブラックの画像形成及び転写を行い、4色分のトナー像の重ね転写が終了すると、転写材Sは、交流コロナ放電を行う分離用帯電器5hにより除電され、次いで分離押し上げコロ8b及び分離爪8aの作用によって転写ドラム5aから分離され、搬送手段で熱ローラ定着器9に搬送されてトナー像の一括定着を受けた後、外部の排紙トレイ10上に排出される(図4参照)。

    【0027】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の画像形成装置は以下のような欠点を有していた。

    【0028】即ち、通常は感光ドラムはその内部にドラムヒータを取り付け可能に構成されている。 ここで、ドラムヒータとしては棒状のシーズヒータ又はシート状の面状発熱体が使われる。 この種のドラムヒータに通電を行うことによってドラムヒータが発熱し、これにより感光ドラムが熱せられるが、通常は感光ドラムに対して接触又は非接触状態で配されるサーミスタによって感光ドラム表面が所定の温度になるよう制御される。 尚、感光ドラムの表面温度の設定値は、使用される感光ドラムにより異なるが、35℃〜60℃の範囲であり、通常は約40℃付近である。

    【0029】このようにしてドラムヒータを設けて感光ドラムを加熱する理由として、 1. 画像形成装置が高温環境下で使用される場合の除湿又は結露対策 2. 一次帯電器より発生又は生成されるオゾンや硝酸等が感光ドラムに付着して静電潜像を乱す所謂画像流れの発生防止 3. ジアゾ複写機が排気されるアンモニア成分が感光ドラム上に付着して画像流れとなることを防止する等が代表的に挙げられる。

    【0030】上記の目的のために画像形成装置はドラムヒータが装着可能となるよう構成されているのが一般的である。

    【0031】しかし、近年、画像形成装置本体のコストダウンや仕向け地別の適正な装置コンディション作成が求められ、或る1種類の画像形成装置、例えばフルカラー7枚機といったものでもドラムヒータを装着して出荷するものと無しで出荷するものを適宜作り分けて出荷されることが求められるようになった。

    【0032】例えば、赤道に近い国へは湿度対策としてドラムヒータ有り出荷、コスト重視国へはコスト低減対策としてドラムヒータ無し出荷、印刷関連ユーザーへはアンモニア成分に対する画像流れ対策としてドラムヒータ有り出荷、欧州へはドラムヒータ有り出荷が求められる。 これは或る例であるが、このように画像形成装置は細かく作り分けを行うことが要求される。

    【0033】ところで、クリーニングブレードを1種類にて対応する従来の方式では、ドラムヒータ無しとドラムヒータ有りでの両方の温度物性を満足するゴム材の開発が必要となるが、実際には両者の温度下におけるブレードの物性を好的に維持することは困難である。

    【0034】クリーニングブレードの性能に及ぼす代表的な物性として反発弾性や粘弾性特性(以下、tanδ
    と称する)があるが、これらの物性を低温(ドラムヒータ無し状態)から高温(ドラムヒータ有り状態)まで好的に維持することは難しい。

    【0035】図7に或る白黒複写機に使用されている代表的なゴムの温度に対する反発弾性率の変化を示し、図8に同様にtanδを示す。 これらの図から明らかなように温度変化に対してゴムの物性値は変化せざるを得ない。

    【0036】ゴムを反発弾性率が適正値より高い状態で使用すると、トナーが感光ドラムに擦り付けられてしまったり、画像流れが発生してしまったりすることがある。 又、tanδが適正値より大きい状態で使用するとクリーニングブレードのビビリ若しくは「すり抜け」が発生し得ることが知られている。 尚、反発弾性率とta
    nδの適正値は使用する感光ドラムやトナーの種類によって異なるため、これらは一定値ではない。

    【0037】従来は温度で変化する反発弾性率やtan
    δを使用する温度範囲内で適宜に維持し或は性能上問題がないようにクリーニングブレードの材質を作り込んでいた。

    【0038】しかしながら、クリーニングブレードの材質を改良しても自ら限界があり、使用温度環境下における広範囲な温度変化内で所望の性能を発揮するようクリーニングブレードの特性を維持することは非常に困難であった。

    【0039】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、クリーニング装置のクリーニングブレードが常に最適であるか否かを判断することができる画像形成装置を提供することにある。

    【0040】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、静電潜像を形成する像担持体と、該像担持体上に形成された現像像を転写材上に転写する転写手段と、像担持体上の転写残現像剤をクリーニングブレードにて像担持体上より除去するクリーニング装置を有する画像形成装置において、前記クリーニング装置に複数種のクリーニングブレードを装着可能とするとともに、該クリーニングブレードの種類を検知することができるようにしたことを特徴とする。

    【0041】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記像担持体は加熱装置が装着可能であり、該加熱装置の装着の有無とクリーニングブレードの種類を検出し、その検出結果に基づいて画像形成動作を制御するようにしたことを特徴とする。

    【0042】

    【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。

    【0043】<実施の形態1>本発明に係る画像形成装置の基本構成は図4に示した従来の画像形成装置のそれと略同じであるため、これについての説明は省略する。

    【0044】本実施の形態に係る画像形成装置は以下の点で従来とは異なる。

    【0045】図1はクリーニング装置のクリーニングブレード部分の正面図であり、本実施の形態では、クリーニングブレード71の支持板金71bの奥に切欠きCを2つ設け、これらの切欠きCに対してアクチュエータA
    を取り付けている。 このアクチュエータAは、支持板金71bの切欠きCの形状を検出してクリーニングブレード71の種類を検出するものである。 即ち、アクチュエータAは図1に示すように支持板金71bに2つの切欠きCが形成されているクリーニングブレード71には低温用ゴムブレード6A(T L )が取り付けられているものと判断する。 又、図2に示すように支持板金71bに切欠きが無いクリーニングブレード71には高温用ゴムブレード6A(T H )が取り付けられているものと判断する。

    【0046】本実施の形態においては、低温用ゴムブレード6A(T Lは)ドラムヒータ無し用画像形成装置用であり、高温用ゴムブレード6A(T H )はドラムヒータ有り用画像形成装置用である。 ここで、35℃における反発弾性率が従来例で示したカラー画像形成装置として最適な50%となるウレタンゴムを使用しているものが低温用ゴムブレード6A(T L )であり、50℃における反発弾性率が50%となるウレタンゴムを使用しているものが高温用ゴムブレード6A(T H )である。

    【0047】以上のようにして、ドラムヒータ無し用に作られた画像形成装置には低温用ゴムブレード6A(T
    L )を装着し、ドラムヒータ有り用に作られた画像形成装置には高温用ゴムブレード6A(T H )を装着する。

    【0048】而して、このようにして取り付けられたクリーニングブレード71はアクチュエータAにより検出されて画像形成装置本体で認識される。

    【0049】又、画像形成装置は不図示の装置によってドラムヒータが装着されているか否かも検出できるよう構成されており、クリーニングブレードとドラムヒータの装着が適当であれば、ドラムヒータ無しとして作られた画像形成装置はそのまま動作し、ドラムヒータ有りとして作られた画像形成装置はドラムヒータに給電を行って感光ドラムを加熱する。 即ち、低温用ゴムブレード6
    A(T L )ではドラムヒータ無し、高温用ゴムブレード6A(T H )ではドラムヒータ有りで動作する。

    【0050】而して、本実施の形態によれば、低温でも高温でも好適なクリーニングブレード71でトナーの感光ドラムへの擦り付けや摺り抜けの無い良好なコンディションで画像形成が行われているか否かを判断することが可能である。

    【0051】又、クリーニングブレード71の種類とドラムヒータの装着の有無が異なった場合、従来公知の方法で警告を発して構成上の不具合を発見できるようになった。

    【0052】そして、ドラムヒータ装着の画像形成装置に低温用ゴムブレード6A(T L )の装着が検出された場合、ドラムヒータへの給電をストップさせることもできる。 これによっても、画像形成装置としては最適の状態とは言えないが、少なくともドラムヒータとクリーニングブレードの材質の組み合わせは好適となり、画像形成装置にダメージが発生するという不具合を早期に解消することが可能となった。

    【0053】<実施の形態2>本実施の形態では、実施の形態1に対しtanδを好適に組み合わせた。

    【0054】即ち、図1に示す切欠きタイプのクリーニングブレード71の低温用ゴムブレード6A(T L )の35℃におけるtanδを画像形成装置として最適な0.2とした。 又、図2に示す切欠き無しタイプのクリーニングブレード71の高温用ゴムブレード6A(T
    H )の材質として50℃におけるtanδが0.2であるウレタンゴムを使用した。

    【0055】而して、本実施の形態においても前記実施の形態1と同様の効果が得られた。

    【0056】<実施の形態3>本実施の形態では、ゴムブレード6Aとしてウレタンゴムの上にナイロンをコートしたものを使用した。 斯かるナイロンコートのウレタンゴムブレード6Aは従来公知のものであるが、表面の滑り性が良いためにブレードめくれ等の現象が発生しない。 しかし、ナイロンの耐熱性が低いためにドラムヒータとの共用が難しい。

    【0057】本実施の形態では、図3に示すように、支持板金71bに切欠きCを1つだけ形成する構成を採用した。 このようにすることにより、画像形成装置本体はナイロンコートのウレタンゴムブレード6Aが装着されていることを検出する。

    【0058】このような状態ではドラムヒータは無いことが求められ、画像形成装置としてドラムヒータが無いことを従来公知の検出方法にて検知し、それによって動作可能としている。 又はドラムヒータ有りの画像形成装置の場合でもドラムヒータへの給電を停止し、ドラムヒータ無しと同等の状態で動作させる。

    【0059】以上のように、本実施の形態では、ナイロンコートウレタンブレード6Aにてもドラムヒータ無し状態を確実に検出して動作させるため、ナイロンの剥れ等が発生しない良好な画像形成が可能となった。

    【0060】以上の実施の形態では反発弾性率50%を好適な例として示したが、従来例で示したようなカラートナーの場合、この程度の物性のものが好ましく、20
    %〜50%の程度の反発弾性率が好ましい。 更に好ましくは反発弾性率30〜60%程度がトナーの擦り付けや摺り抜け等が発生しなくて好適である。 しかし、従来公知の白黒トナー等においては適性が異なり、反発弾性率は5〜20%程度が好ましい。

    【0061】本発明は、反発弾性の値に拘るものではなく、クリーニングブレードとして適正な物性を備えたものが装着されているか否かを検出するようにしたことに特徴がある。

    【0062】粘弾性の値に関しても同様で、その値は使用するトナーや感光ドラムの表面に依存して変わるべきものである。 実施の形態1,2において、反発弾性値やtanδを変える手法として従来公知のウレタン合成時の原材料配合比や硬化剤及び硬化条件等を変更する方法を用いた。 しかし、これらも本発明の本質に係るものではなく、如何なる手段によって所望の物性を得るようにしても良い。

    【0063】又、前記説明より明らかなように、反発弾性率やtanδの適正値は従来の白黒複写機用の白黒トナーに対するものとカラー複写機用カラートナーに対するものとは大きく異なる。 これはトナーの流動性や粘性の違い等によることから発生する。 従って、本発明のようなクリーニングブレードの種類の検出を白黒用物性を有するクリーニングブレードとカラー用物性を有するクリーニングブレードの検出等に用いても良い。

    【0064】更に、感光体として有機感光体を用いた場合とアモルファス感光体を用いた場合においても最適なクリーニングブレード物性は異なり、このような場合にも本発明に係るクリーニングブレードの種類の検出方法を用いても良い。

    【0065】尚、本発明の実施の形態においては、クリーニングブレードの種類の検出方法を切欠きとアクチュエータという組み合わせ及び方法で行っているが、他の如何なる方法を用いても良い。

    【0066】

    【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明によれば、静電潜像を形成する像担持体と、該像担持体上に形成された現像像を転写材上に転写する転写手段と、
    像担持体上の転写残現像剤をクリーニングブレードにて像担持体上より除去するクリーニング装置を有する画像形成装置において、前記クリーニング装置に複数種のクリーニングブレードを装着可能とするとともに、該クリーニングブレードの種類を検知することができるようにしたため、クリーニング装置のクリーニングブレードが常に最適であるか否かを判断することができるという効果が得られる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置に備えられたクリーニング装置のクリーニングブレードの構成図である。

    【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置に備えられたクリーニング装置のクリーニングブレードの構成図である。

    【図3】本発明の実施の形態3に係る画像形成装置に備えられたクリーニング装置のクリーニングブレードの構成図である。

    【図4】画像形成装置(レーザービームプリンタ)の概略構成を示す縦断面図である。

    【図5】トナーの構造式を示す図である。

    【図6】従来のクリーニング装置の構成を示す縦断面図である。

    【図7】クリーニングブレードに使用される代表的なゴムの温度に対する反発弾性率の特性を示す図である。

    【図8】クリーニングブレードに使用される代表的なゴムの温度に対する粘弾性(tanδ)の特性を示す図である。

    【符号の説明】

    1 感光ドラム(像担持体) 5 転写装置(転写手段) 6 クリーニング装置 6A ゴムブレード 71 クリーニングブレード S 転写材 T 残留トナー(転写残現像剤)

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