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Method and device for encoding video

阅读:36发布:2021-02-15

专利汇可以提供Method and device for encoding video专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To decrease the picture quality degradation of restored video caused by a quantization error and to reduce the amount of bits to be generated for encoded video with the reduction of a predictive error by removing the predictive error having no visual color difference while using a visual color difference LUT.
SOLUTION: A video input part 11 outputs a current source video, previous source video and predictive video corresponding to a previous restored video and the current source video. A visual color difference range deciding part 12 decides the range of visual color difference in Y, U and V color components corresponding to the arbitrary picture elements of the current source video. At such a time, the visual color difference LUT is used for processing the range of visual color difference on YUV chromaticity coordinates in real time. A predictive error generating part 13 outputs the predictive error from the difference between the predictive video and the current source video. A visual predictive error comparator part 14 discriminates the predictive error by comparing the predictive error with the range of visual color difference in the Y, U and V color components of the current source video. At a visual predictive error generating part 15, the new visual preclictive error is generated corresponding to the discriminated result at the comparator part.
COPYRIGHT: (C)1997,JPO,下面是Method and device for encoding video专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 現在の元映像、以前の元映像及び以前の復元映像を入力して前記現在の元映像と以前の復元映像から差分パルスコード変調により予測映像を生成する映像入力部と、 前記映像入力部から出力される現在の元映像の各画素の色成分に対する視感色差の範囲を決める視感色差範囲決め部と、 前記映像入力部から出力される予測映像と現在の元映像との予測エラーを発生させる予測エラー発生部と、 前記予測エラー発生部から出力される予測エラーと前記視感色差範囲決め部から出力される各画素の色成分に対する視感色差の範囲とを比べる視感予測エラー比較部と、 前記視感予測エラー比較部における比較結果により視感色差を有する予測エラーで再構成する視感予測エラーを発生させる視感予測エラー発生部と、 前記視感予測エラー発生部から出力される視感予測エラーと予測映像を用いて前記現在の元映像を符号化して復元する復号化部とを含むことを特徴とする映像符号化装置。
  • 【請求項2】 前記映像入力部は、 前記以前の元映像と現在の元映像から動きを推定して動きベクトルを生成する動きベクトル推定部と、 前記動きベクトルを用いる差分パルスコード変調により現在の元映像と以前の復元映像に適用されて予測映像を生成する動きベクトル補償部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の映像符号化装置。
  • 【請求項3】 前記視感色差範囲決め部では映像を構成するYUV不均等視感色空間をCIE L 均等視感色空間に変換してL,a,b色成分に対する視感色差の範囲を決め、前記CIE L 視感色差の範囲をY,U,V色成分に対する視感色差の範囲に変換することにより、各画素のYUV視感色差の範囲を決めることを特徴とする請求項1に記載の映像符号化装置。
  • 【請求項4】 前記視感色差範囲決め部ではY,U,V
    色成分に対する視感色差の範囲を視感色差ルックアップテーブルを用いて定義することを特徴とする請求項3に記載の映像符号化装置。
  • 【請求項5】 前記視感色差ルックアップテーブルはY
    UV不均等視感色空間で512個の代表色度座標によりそれぞれ定義されるY,U,V色成分の視感色差範囲値で構成されることを特徴とする請求項4に記載の映像符号化装置。
  • 【請求項6】 前記視感予測エラー比較部では各Y,
    U,V色成分に対する予測エラーDY,DU,DVをそれぞれ前記視感色差ルックアップテーブルにより定義された現在の元映像に対する視感色差の範囲(mY,p
    Y),(mU,pU),(mV,pV)と比べることを特徴とする請求項5に記載の映像符号化装置。
  • 【請求項7】 前記視感予測エラー発生部では前記視感予測エラー比較部における比較結果により前記視感色差の範囲内に存する予測エラーを零に置き換えて前記視感予測エラーを再構成することを特徴とする請求項1に記載の映像符号化装置。
  • 【請求項8】 前記復号化部は、 前記視感予測エラー発生部から出力される視感予測エラーを量子化する量子化部と、 前記量子化された視感予測エラーを逆量子化して復元された視感予測エラーを出力する逆量子化部と、 前記復元された視感予測エラーを予測映像と加算して復元映像を生成する加算器とにより構成されることを特徴とする請求項1に記載の映像符号化装置。
  • 【請求項9】 (a)現在の元映像と以前の復元映像から差分パルスコード変調により予測映像を生成する段階と、 (b)前記現在の元映像の各画素の色成分に対する視感色差の範囲を決める段階と、 (c)予測映像と前記現在の元映像との予測エラーを発生させる段階と、 (d)前記(c)段階から出力される予測エラーと前記(b)段階から出力される各画素の色成分に対する視感色差の範囲とを比べる段階と、 (e)前記(d)段階における比較結果により視感色差を有する予測エラーで再構成する視感予測エラーを発生させる段階と、 (f)前記(e)段階から出力される視感予測エラーと前記予測映像を用いて映像を符号化して復元する段階とを含むことを特徴とする映像符号化方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は映像符号化方法及び装置に係り、特にYUV色領域における人間の視感色差の範囲を定義するルックアップテーブル(LUT)を用いて、動き映像間の動きを差分パルスコード変調(DP
    CM:Differential Pulse Coded Modulation )するときに発生される予測エラーから視感エラーを取り除いてビットの発生量を低減するための映像符号化方法及び装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】映像媒体の発展と共に映像情報に対する各種のサービスが多様になり、様々な映像情報サービスの提供による映像情報量の増加は不可避である。 しかしながら、従来のアナログ映像伝送方式では、多量の映像情報を使用者の多種の要求を満足させるために実時間に処理できないという問題がある。 したがって、アナログ映像をディジタル映像に変換し、ディジタル映像信号の重複性を用いて映像信号を圧縮させることにより、映像の画質は保ちつつ映像の情報量のみを低減させ得るディジタル映像信号圧縮符号化方式(以下、符号化方式という。)が提案された。

    【0003】静止映像でない動き映像に対するMPEG
    2符号化方式は、YUV色座標系より構成されるI,
    P,Bディジタル映像信号を符号化するのにおいて、マクロブロック単位の予測エラーを定義するDPCM過程と、ブロックの単位で予測エラーの各周波数成分の大きさを定義する離散余弦変換(DCT)過程と、目標のビット発生量と実際のビット発生量との差を表す累積バッファ量を用いて量子化間隔を決めるレート制御過程と、
    DCTされた予測エラーを量子化マトリックスとレート制御過程により定義される量子化間隔を用いて量子化を行う量子化過程の4段階より構成される。

    【0004】このようなMPEG2符号化方式では、映像信号の重複性を低減するため、以前の映像と現在の映像との相関関係を動きベクトルにより定義する。 ところが、実際の現在の映像を符号化するとき、動きベクトルを推定・補償するDPCM過程で定義した予測映像と符号化すべき実際の元映像との予測エラーのみを復号化し、これを制限された伝送路を通してデコーダに送り元の映像を再び復元する。

    【0005】ここで、映像信号の重複性を低減するためのDPCM過程は次のとおりである。 DPCM過程においては、図3に示されたように現在の映像のマクロブロックCを符号化するとき、以前の元現像や以後の元映像でマクロブロックCと同様の位置(x,y)にあるマクロブロックf,bにそれぞれ定義された検索ウィンドゥ内で最小のエラー値を有するマクロブロック、すなわち、マクロブロックCと最も相似している映像信号の特性を有するマクロブロックを、図4に定義された絶対エラー和dmcを用いる全画素探索方法または半画素探索方法を用いて最小の絶対エラー和を有する動きベクトル(fMVx,fMVy)または(bMVx,bMVy)
    として決めて定義する。 そして、推定された動きベクトルを用いて図4に定義されたように、復元映像に対する2乗エラー値var1と2乗エラー和vmc、現在の元映像の平均分散値var0を互いに比べて予測映像を定義する。 このような方法により定義された予測映像と現在の元映像との差を予測エラーとする。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方法は次の問題がある。 第一に、図3に示されたように、
    マクロブロックm1,m2でeとして定義された部分が予測エラーとなるが、DPCM過程で予測エラーとして定義されたe領域が実際の人間の視感では色差を感知し得ない程度の小さいエラーを発生すると、この予測エラーは無視することができる。 しかしながら、MPEG2
    符号化方式では実際の予測映像と現在の元映像との視感の差が発生しない場合にも、計算上、定義された差のみを考慮して予測エラーとして処理するため、不要なビットを発生させるという問題がある。

    【0007】第二に、映像信号を圧縮させる量子化過程で視感色差の範囲(CT:Color Tolerance )に対して視感色差を感知し得ない予測エラーDをQMの大きさを有する量子化間隔で量子化する場合、0<D<CT,0
    <CT<2QM,D>QM/2の関係となるときに問題が発生する。 これらを次の式(1),(2) 、すなわち、MP
    EG2量子化関係式に基づき詳しく説明する。

    【0008】 D′=Round(D/QM+0.499999) …(1) QE=D−D′*QM …(2) 0<D<CT,0<CT<2QM,D<QM/2を満足させる予測エラーDを式(1),(2) のように量子化する場合、量子化エラー(QE=D)<CTの関係を満足させるため、量子化エラーによる復元映像の画質劣化は発生しない。 しかしながら、0<D<CT,0<CT<2Q
    M,D>QM/2の関係を有する予測エラーDを量子化する場合、量子化エラーQEは、QE=D−QMの関係により復元映像の画質劣化を発生させる。 このように、
    実際の視感色差を感知することができないエラーであるとしても、量子化過程で復元映像の画質劣化を発生させることがある。

    【0009】本発明の目的は、上述した問題点を解決するために、差分パルスコード変調による予測エラーを視感色差の範囲を用いて低減させるための映像符号化方法及び装置を提供することにある。

    【0010】

    【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、請求項1記載の第1の発明による映像符号化装置は、現在の元映像、以前の元映像及び以前の復元映像を入して前記現在の元映像と以前の復元映像から差分パルスコード変調により予測映像を生成する映像入力部と、前記映像入力部から出力される現在の元映像の各画素の色成分に対する視感色差の範囲を決める視感色差範囲決め部と、前記映像入力部から出力される予測映像と現在の元映像との予測エラーを発生させる予測エラー発生部と、前記予測エラー発生部から出力される予測エラーと前記視感色差範囲決め部から出力される各画素の色成分に対する視感色差の範囲とを比べる視感予測エラー比較部と、前記視感予測エラー比較部における比較結果により視感色差を有する予測エラーで再構成する視感予測エラーを発生させる視感予測エラー発生部と、前記視感予測エラー発生部から出力される視感予測エラーと予測映像を用いて前記現在の元映像を符号化して復元する復号化部とを含むことを要旨とする。 従って、量子化エラーにより発生される復元映像の画質劣化を減少し、予測エラーの減少により符号化された映像のビット発生量を低減することができる。

    【0011】請求項2記載の第2の発明は、前記映像入力部は、前記以前の元映像と現在の元映像から動きを推定して動きベクトルを生成する動きベクトル推定部と、
    前記動きベクトルを用いる差分パルスコード変調により現在の元映像と以前の復元映像に適用されて予測映像を生成する動きベクトル補償部とを備えることを要旨とする。 従って、現在の元映像、以前の元映像、以前の復元映像と現在の元映像に対する予測映像を出力できる。

    【0012】請求項3記載の第3の発明は、前記視感色差範囲決め部では映像を構成するYUV不均等視感色空間をCIE L 均等視感色空間に変換してL,a,b色成分に対する視感色差の範囲を決め、前記CIE L 視感色差の範囲をY,U,V色成分に対する視感色差の範囲に変換することにより、各画素のYUV視感色差の範囲を決めることを要旨とする。
    従って、各々の色成分の視感色差範囲の定義にかかる演算時間を減らして実時間処理を可能にできる。

    【0013】請求項4記載の第4の発明は、前記視感色差範囲決め部ではY,U,V色成分に対する視感色差の範囲を視感色差ルックアップテーブルを用いて定義することを要旨とする。 従って、各々の色成分の視感色差範囲の定義にかかる演算時間を減らして実時間処理を可能にできる。

    【0014】請求項5記載の第5の発明は、前記視感色差ルックアップテーブルはYUV不均等視感色空間で5
    12個の代表色度座標によりそれぞれ定義されるY,
    U,V色成分の視感色差範囲値で構成されることを要旨とする。 従って、各々の色成分の視感色差範囲の定義にかかる演算時間を減らして実時間処理を可能にできる。

    【0015】請求項6記載の第6の発明は、前記視感予測エラー比較部では各Y,U,V色成分に対する予測エラーDY,DU,DVをそれぞれ前記視感色差ルックアップテーブルにより定義された現在の元映像に対する視感色差の範囲(mY,pY),(mU,pU),(m
    V,pV)と比べることを要旨とする。 従って、各々の色成分の視感色差範囲の定義にかかる演算時間を減らして実時間処理を可能にできる。

    【0016】請求項7記載の第7の発明は、前記視感予測エラー発生部では前記視感予測エラー比較部における比較結果により前記視感色差の範囲内に存する予測エラーを零に置き換えて前記視感予測エラーを再構成することを要旨とする。 従って、色差が感知できない予測エラーとして判別された予測エラー値を零として定義して新たな視感予測エラーを発生できる。

    【0017】請求項8記載の第8の発明は、前記復号化部は、前記視感予測エラー発生部から出力される視感予測エラーを量子化する量子化部と、前記量子化された視感予測エラーを逆量子化して復元された視感予測エラーを出力する逆量子化部と、前記復元された視感予測エラーを予測映像と加算して復元映像を生成する加算器とにより構成されることを要旨とする。 従って、実際の映像媒体を通して使用者に復元映像を提供できる。

    【0018】請求項9記載の第9の発明による映像符号化方法は、(a)現在の元映像と以前の復元映像から差分パルスコード変調により予測映像を生成する段階と、
    (b)前記現在の元映像の各画素の色成分に対する視感色差の範囲を決める段階と、(c)予測映像と前記現在の元映像との予測エラーを発生させる段階と、(d)前記(c)段階から出力される予測エラーと前記(b)段階から出力される各画素の色成分に対する視感色差の範囲とを比べる段階と、(e)前記(d)段階における比較結果により視感色差を有する予測エラーで再構成する視感予測エラーを発生させる段階と、(f)前記(e)
    段階から出力される視感予測エラーと前記予測映像を用いて映像を符号化して復元する段階とを含むことを要旨とする。 従って、量子化エラーにより発生される復元映像の画質劣化を減少し、予測エラーの減少により符号化された映像のビット発生量を低減することができる。

    【0019】

    【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発明の実施の形態を詳しく説明する。 図1は本発明による映像符号化装置を示すブロック図であって、現在の元映像、以前の元映像及び以前の復元映像を入力して現在の元映像と以前の復元映像から差分パルスコード変調により予測映像を生成する映像入力部11と、映像入力部1
    1から出力される現在の元映像の各画素に対する視感色差の範囲を決める視感色差範囲決め部12と、映像入力部12から出力される予測映像と現在の元映像との予測エラーを発生させる予測エラー発生部13と、予測エラー発生部13から出力される予測エラーと視感色差範囲決め部12から出力される各画素の視感色差の範囲とを比べる視感予測エラー比較部14と、視感予測エラー比較部14における比較結果により視感色差を有する予測エラーで再構成する視感予測エラーを発生させる視感予測エラー発生部15と、視感予測エラー発生部15から出力される視感予測エラーと予測映像を用いて現在の元映像を符号化して復元する復号化部16とより構成される。

    【0020】一方、本発明の作用及び効果に対して図1
    乃至図9を参照して説明すると、次のとおりである。

    【0021】本発明は圧縮ビット量を低減しつつ、復元された映像の画質を向上させることのできるMPEG符号化装置に係り、DPCM過程で発生される予測エラーが実際の肉眼で感知することができない程度の小さいエラーであれば、この予測エラーは復元映像の画質に影響を及ぼさないということに基づく。

    【0022】図1において、映像入力部11は図2に示されたように動きベクトル推定部21と動きベクトル補償部22とで構成されている。 ここで、時間周波数領域においてYUV色座標系で構成される映像間の相関性を導くために用いられる動きベクトルを、図3及び図4のように以前の元映像と現在の元映像を用いて推定する。
    推定された動きベクトルは図4のようにDPCMにより現在の元映像と以前の復元映像に適用されて予測映像を定義する。 したがって、映像入力部11では、図2に示されたように現在の元映像、以前の元映像、以前の復元映像と現在の元映像に対する予測映像を出力する。

    【0023】視感色差範囲決め部12は映像入力部11
    から出力される現在の元映像の任意の画素に対するY,
    U,V色成分の視感色差の範囲を決めるためのものであって、図6に示された方法を用いる。 すなわち、視感色差の範囲は人間の視感色差が均等に分布する色座標系で定義されることがより正確な線形的関係を保つことができるため、カラー映像の色情報を定義するYUV不均等視感色空間は第1変換部61でCIE L b均等視感色空間に変換する。 このように変換されたCIE
    b色座標系でCMC(Color Measurement Comm
    itte) により提案された視感色差式を適用して第2変換部62でL,a,bに対する視感色差の範囲を決め、決められたCIE L b視感色差の範囲をY,U,
    V色成分に対する視感色差の範囲に変換することにより、画素のYUV視感色差の範囲を決める。 このような方法により決められたYUV色度座標に対する視感色差の範囲を実時間で処理するために図7に示されたような視感色差LUT(ルックアップテーブル)を用いる。

    【0024】図7に示された視感色差LUTは次のような過程により構成され、インデックスされる。 第1段階で、YUV色座標でY,U,Vの各色度座標を均一な間隔を有するように8等分して合わせて512個の代表色に分割する。 第2段階で、512個の代表色に対するY,U,Vの各色成分の視感色差の範囲pY,mY,p
    U,mU,pV,mVを定義する。 第3段階で、映像入力部11から出力される現在の元映像のYUV色度座標を次の式(3) を用いてインデックスしてY,U,V色成分に対する視感色差の範囲を決める。

    【0025】

    【数1】 index=(Y/32)*64+(U/32)*8+(V/32) …(3)

    【0026】予測エラー発生部13は図5のように減算器51により映像入力部11から出力される予測映像と現在の元映像との差から予測エラーを出力する。 この際、予測エラーは各ブロックの動きとマクロブロックの平均分散値が大きいほど、大きい値となる。 かつ、実際の視感色差の範囲が小さいほど、予測エラーは相対的に大きい値となる。 このように元映像でない映像の予測エラーを符号化過程で用いるのは、同一な映像信号が繰り返し分布する特徴を有する映像信号の重複性を取り除いてビットの発生量を低減するためである。

    【0027】視感予測エラー比較部14は予測エラー発生部13から出力される予測エラーと視感色差範囲決め部12から出力される現在の元映像のY,U,V色成分に対する視感色差の範囲を比べて視感的に感知できない予測エラーを図8に示された方法で判別するためのものである。

    【0028】その過程は次のとおりである。 第1段階で、視感色差LUTにより定義された現在の元映像に対する視感色差の範囲(mY,pY),(mU,pU),
    (mV,pV)を入力し、第2段階で、Y,U,Vの各色成分に対する予測エラーをDY,DU,DVとして定義し、第3段階で、予測エラーDY,DU,DVをそれぞれ第81〜第83段階、第84〜第86段階、第87
    〜第89段階により視感色差の範囲(mY,pY),
    (mU,pU),(mV,pV)と比べて視感色差の範囲内にある予測エラーは色差を感知することのできない予測エラーとして定義して予測エラー値を0(零)とする。

    【0029】視感予測エラー発生部15では視感予測エラー比較部14で現在の元映像の視感色差の範囲を比べた結果により色差が感知できない予測エラーとして判別された予測エラー値を0(零)として定義して新たな視感予測エラーを発生させる。

    【0030】復号化部16では、図9に示されたように量子化部91が視感予測エラー発生部15から出力される視感予測エラーを圧縮するために量子化し、逆量子化部92は量子化された視感予測エラーを逆量子化し、加算器93は復元した復元視感予測エラーを予測映像と加算して実際の映像媒体を通して使用者に提供する復元映像を構成する。

    【0031】

    【発明の効果】上述したように、第1の発明及び第9の発明による映像符号化装置及び方法においては、DPC
    M及びDCT過程によりディジタル映像信号の重複性を低減し、量子化過程により実際の映像を圧縮させる映像信号符号化方式において、視感色差のない予測エラーを視感色差LUTを用いて取り除くことにより、量子化エラーにより発生される復元映像の画質劣化を減少し、予測エラーの減少により符号化された映像のビット発生量を低減することができる。 かつ、各々の色成分に対する視感色差の範囲決めにおいて視感色差LUTを用いることにより、各々の色成分の視感色差範囲の定義にかかる演算時間を減らして実時間処理を可能にする。

    【0032】したがって、本発明は符号化方式で復元された映像の画質向上とビット発生量を減少させることができ、各種のディジタル映像媒体の符号化方式に互換的に適用され得る。

    【0033】第2の発明は、前記映像入力部は、前記以前の元映像と現在の元映像から動きを推定して動きベクトルを生成する動きベクトル推定部と、前記動きベクトルを用いる差分パルスコード変調により現在の元映像と以前の復元映像に適用されて予測映像を生成する動きベクトル補償部とを備えるので、現在の元映像、以前の元映像、以前の復元映像と現在の元映像に対する予測映像を出力できる。

    【0034】第3の発明は、前記視感色差範囲決め部では映像を構成するYUV不均等視感色空間をCIE L
    均等視感色空間に変換してL,a,b色成分に対する視感色差の範囲を決め、前記CIE L
    視感色差の範囲をY,U,V色成分に対する視感色差の範囲に変換することにより、各画素のYUV視感色差の範囲を決めるので、各々の色成分の視感色差範囲の定義にかかる演算時間を減らして実時間処理を可能にできる。

    【0035】第4の発明は、前記視感色差範囲決め部ではY,U,V色成分に対する視感色差の範囲を視感色差ルックアップテーブルを用いて定義するので、各々の色成分の視感色差範囲の定義にかかる演算時間を減らして実時間処理を可能にできる。

    【0036】第5の発明は、前記視感色差ルックアップテーブルはYUV不均等視感色空間で512個の代表色度座標によりそれぞれ定義されるY,U,V色成分の視感色差範囲値で構成されるので、各々の色成分の視感色差範囲の定義にかかる演算時間を減らして実時間処理を可能にできる。

    【0037】第6の発明は、前記視感予測エラー比較部では各Y,U,V色成分に対する予測エラーDY,D
    U,DVをそれぞれ前記視感色差ルックアップテーブルにより定義された現在の元映像に対する視感色差の範囲(mY,pY),(mU,pU),(mV,pV)と比べるので、各々の色成分の視感色差範囲の定義にかかる演算時間を減らして実時間処理を可能にできる。

    【0038】第7の発明は、前記視感予測エラー発生部では前記視感予測エラー比較部における比較結果、前記視感色差の範囲内に存する予測エラーを零に置き換えて前記視感予測エラーを再構成するので、色差が感知できない予測エラーとして判別された予測エラー値を零として定義して新たな視感予測エラーを発生できる。

    【0039】第8の発明は、前記復号化部は、前記視感予測エラー発生部から出力される視感予測エラーを量子化する量子化部と、前記量子化された視感予測エラーを逆量子化して復元された視感予測エラーを出力する逆量子化部と、前記復元された視感予測エラーを予測映像と加算して復元映像を生成する加算器とにより構成されるので、実際の映像媒体を通して使用者に復元映像を提供できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明による映像符号化装置を示すブロック図である。

    【図2】図1に示された映像入力部の細部ブロック図である。

    【図3】図1において、映像間の動きベクトル及び予測エラーを構成する方法を説明する図面である。

    【図4】図1において、動き推定及び補償を説明するための図面である。

    【図5】図1に示された予測エラー発生部の細部ブロック図である。

    【図6】図1に示された視感色差範囲決め部の細部ブロック図である。

    【図7】図6に示された視感色差LUTの構成を示す図面である。

    【図8】図1に示された視感予測エラー比較部の動作を説明するための図面である。

    【図9】図1に示された復号化部の細部ブロック図である。

    【符号の説明】

    11 映像入力部映像入力部 12 視感色差範囲決め部 13 予測エラー発生部 14 視感予測エラー比較部 15 視感予測エラー発生部 16 復号化部 21 動きベクトル推定部 22 動きベクトル補償部 61 第1変換部 62 第2変換部 91 量子化部 92 逆量子化部

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