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Double refraction film, elliptically polarizing plate and liquid crystal display device

阅读:205发布:2021-02-16

专利汇可以提供Double refraction film, elliptically polarizing plate and liquid crystal display device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To provide a thin, light and easily manufacturable film which has birefringence and rotary polarization and is compensatable for twist of liquid crystal by composing the film of an oriented film whose chromaticity coordinates x, y form a circle-like locus such as a circle, ellipse, etc., on the CIE chromaticity diagram in the case where the film is disposed between two polarizing plates, one of which is rotated.
CONSTITUTION: The film is composed of an oriented film whose chromaticity coordinates x, y form a circle-like locus such as a circle, ellipse, etc., on the CIE chromaticity diagram when disposing the film between two polarizing plates and rotating one plate. The locus of these chromaticity coordinates x, y can be visualized by the method in which a double refraction film is placed between a polarizing plate in the optical system composed of a C light source constituted of a halogen lamp and a Glan-Thomson prism, and a polarizing plate in an optical system composed of a photomultiplier; every time one polarizing plate is rotated by a specified angle, spectral trasmittance is measured for each angel; the tristimulus value in the XYZ color display system is determined from the measured values; the chromaticity coordinates in each rotation angle are calculated from the measured values; and the coordinates are plotted on the x-y chromaticity diagram.
COPYRIGHT: (C)1996,JPO,下面是Double refraction film, elliptically polarizing plate and liquid crystal display device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 2枚の偏光板間に配置して一方の偏光板を回転させた場合にその色度座標x,yがCIE色度図上で円型の軌跡を形成する延伸フィルムからなることを特徴とする複屈折性フィルム。
  • 【請求項2】 厚さ方向に対して屈折率の最大方向が変化する延伸フィルムからなり、旋光性を示すことを特徴とする複屈折性フィルム。
  • 【請求項3】 請求項1又は2に記載の複屈折性フィルムの1枚又は2枚以上と偏光板との積層体からなることを特徴とする楕円偏光板。
  • 【請求項4】 液晶セルと偏光板の間に、請求項1又は2に記載の複屈折性フィルムを有することを特徴とする液晶表示装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、STN型等の液晶表示装置の着色防止やコントラストの向上等に有用な旋光性も示す複屈折性フィルム、及びそれを用いた楕円偏光板に関する。

    【0002】

    【発明の背景】低電圧、低消費電でIC回路との直結が可能な液晶表示装置が、その表示機能の多様性や計量化の可能性等に着目されてパーソナルコンピュータやワードプロセッサ、データターミナル装置等の種々の画面表示に使用されており、最近では大容量表示性や高速応答性に優れることよりTN型に代わるSTN型の液晶表示装置が主流となっている。

    【0003】前記のスーパーツイステッドネマチック(STN)型液晶では、TN型に比べてそのツイストが大きいため液晶表示画像が青や黄系統に着色し、白黒表示ではコントラストや視認性を低下させ、またカラー表示を阻害する原因となっている。 そのため、種々の着色防止手段が提案されている。

    【0004】

    【従来の技術】従来、前記の着色防止手段としては、延伸フィルムからなる位相差板を用いる方式が提案されている。 しかしながら、従来の位相差板では複屈折性による位相差に対処できるだけで液晶のツイストに対する補償効果に乏しく、高コントラストの液晶表示装置に対処できない問題点があった。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、複屈折性に加えて旋光性も示し液晶のツイストに対しても補償できるフィルムを得て、薄くて軽く、コントラストや視野角に優れるSTN型等の液晶表示装置を得ることができる複屈折性フィルム、ないし偏光板の開発を課題とする。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明は、2枚の偏光板間に配置して一方の偏光板を回転させた場合にその色度座標x,yがCIE色度図上で円型の軌跡を形成する延伸フィルムからなることを特徴とする複屈折性フィルム、その複屈折性フィルムの1枚又は2枚以上と偏光板との積層体からなることを特徴とする楕円偏光板、及び液晶セルと偏光板の間に前記の複屈折性フィルムを有することを特徴とする液晶表示装置を提供するものである。

    【0007】

    【作用】上記構成の複屈折性フィルムにより、それが複屈折性と旋光性を示して液晶のツイスト等による光学特性を高度に補償することができる。 これは、2枚の偏光板間に配置して一方の偏光板を回転させた場合にその色度座標x,yがCIE色度図上に示す軌跡が、図9に例示のSTN型液晶等の場合と同様に円型であることによるものと思われる。 従来の複屈折性のみを示すフィルムでは当該軌跡は、図8の如く直線である。

    【0008】

    【実施例】本発明の複屈折性フィルムは、2枚の偏光板間に配置して一方の偏光板を回転させた場合にその色度座標x,yがCIE色度図上で円や楕円などの円型の軌跡を形成する延伸フィルムからなる。 その例を図1に示した。 色度図の内部に示した、光源の色度座標点を囲む楕円形が目的とする軌跡の一例である。

    【0009】前記において色度座標x,yの軌跡は、J
    IS Z 8701などによる公知の操作に基づいて求めることができる。 すなわち例えば図2の如く、ハロゲンランプからなるC光源11、グラントムソンプリズムからなる偏光板12,13及びフォトマル14からなる光学系における偏光板12,13の間に、複屈折性フィルム1を配置し、一方の偏光板、例えば偏光板13を所定角度、例えば10度ずつ回転させてその角度ごとに分光透過率を測定し、その測定値からJIS Z8701
    による公式に基づいてXYZ表色系における三刺激値を求め、それより各回転角における色度座標を算出して、
    それをxy色度図上にプロットする方法などにより当該軌跡を視覚化することができる。

    【0010】本発明の複屈折性フィルムは、例えば厚さ方向に対して屈折率の最大方向が変化して旋光性を示す延伸フィルムなどとして得ることができる。 その製造は、例えば異方向に2回以上の延伸処理を施して延伸フィルムを得る方法などにより行うことができる。

    【0011】すなわち、1回目の延伸処理による分子配向に加えて、別の方向への2回目以降の延伸処理により新たな分子配向を付加することにより本発明の複屈折性フィルムを得ることができる。 その場合、延伸方向の角度変化θを式:0+mπ<θ<90+mπ(ただしm
    は、0又は1以上の整数である。 )で表される範囲で制御することにより、厚さ方向に対して屈折率の最大方向を効率よく変化させることができる。

    【0012】先の延伸処理による分子配向を残しつつ、
    後の延伸処理による別方向の新たな分子配向の付加は、
    フィルムを形成するポリマーのガラス転移温度以下に延伸温度を設定する方式により効率的に行いうるが、この方式に限定されず適宜な方式で分子配向を付与してよい。 延伸処理は、一軸や二軸等の適宜な方式で行うことができる。 複屈折性ないし位相差や旋光性等は、延伸倍率や延伸方向等の延伸条件を変えることにより制御することができる。

    【0013】複屈折性フィルムを形成するポリマーとしては、光学的に透明なフィルムを形成しうる適宜なものを用いうる。 好ましくは、固有の複屈折値が大きくて溶液製膜により均質なフィルムを形成しうるポリマーである。 ポリマーは、ホモポリマー、コポリマー、それらの誘導体、ブレンド物などの適宜な形態で用いることができる。

    【0014】好ましく用いうるポリマーとしては、例えばポリカーボネート、ポリアリレート、ポリスルホン、
    ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルスルホンなどがあげられる。 就中、ポリカーボネート系高分子、ポリアリレート系高分子、ポリスルホン系高分子、ポリエステル系高分子などは特に好ましく用いうる。

    【0015】好ましく用いうる複屈折性フィルムは、7
    0%以上の光透過率を示して無彩色のものである。 また液晶表示装置の製造工程などの如く、加熱処理等の環境条件で分子配向が緩和されるおそれのある場合などには、その防止の点などよりガラス転移温度が105℃以上、就中110℃以上のポリマーからなる複屈折性フィルムが好ましく用いうる。

    【0016】本発明の複屈折性フィルムは、単層のフィルムからなっていてもよいし、図3の如く同種又は異種のフィルム15,16の接着層2を介した重畳物などとして形成されていてもよい。 その重畳数は任意であり、
    重畳数や光軸の配置角度などにより位相差等の光学特性を制御することができる。 なお複屈折性フィルムの厚さは、位相差等の光学特性に応じて適宜に決定することができる。 一般には、柔軟性等の点より単層フィルムに基づき500μm以下、就中200μm以下とされる。

    【0017】また本発明の複屈折性フィルムは、例えば位相差フィルムや厚さ方向に分子配向した視角特性改善用のフィルムの如き別種の複屈折性フィルム、あるいは保護フィルムや偏光板等の他の光学素子の1種又は2種以上と重畳して用いることもできる。 重畳の組合せは、
    液晶表示装置の視認性の補償等に要求される光学特性などに応じて適宜に決定することができる。

    【0018】ちなみに本発明の複屈折性フィルムと偏光板を組合せることで、楕円偏光板を形成することができる。 図4に接着層2を介して複屈折性フィルム1と偏光板3を積層してなる楕円偏光板を例示した。

    【0019】偏光板としては、偏光フィルムなどの適宜なものを用いることができ、特に限定はない。 一般には、ポリビニルアルコール系フィルム、部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィルムの如き親性高分子フィルムにヨウ素及び/又は二色性染料を吸着させて延伸したもの、ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物の如きポリエン配向フィルムなどからなる偏光フィルムが用いられる。 偏光フィルムの厚さは通例5〜800μmであるが、これに限定されない。

    【0020】偏光板は、偏光フィルムの片側又は両側に透明保護層を有するものであってもよい。 透明保護層の形成材としては、透明性、機械的強度、熱安定性、水分遮蔽性などに優れるものが好ましく用いうる。 その代表例としては、ポリエステル系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、アセテート系樹脂の如きポリマーなどがあげられる。 透明保護層は、上記の複屈折性フィルムに兼ねさせることもできる。

    【0021】複屈折性フィルム同士やそれと偏光板などを接着するための透明な接着剤や粘着剤等の種類については特に限定はないが、各機能フィルムの光学特性の変化防止等の点より、硬化や乾燥の際に高温のプロセスを要しないものが好ましく、長時間の硬化処理や乾燥時間を要しないものが望ましい。

    【0022】楕円偏光板には、その複屈折性フィルムや偏光板ないし透明保護層を紫外線吸収剤、例えばサリチル酸エステル系化合物、ベンゾフェノール系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、シアノアクリレート系化合物、ニッケル錯塩系化合物等で処理する方式などにより紫外線吸収能をもたせることもできる。

    【0023】液晶表示装置の形成に際しては、本発明の複屈折性フィルムを液晶セルと偏光板の間に配置することが表示装置の視認性の補償性の点などより好ましい。
    図5にその例を示した。 4が液晶セルである。 複屈折性フィルムは、液晶セルの片側又は両側における偏光板との間に配置することが好ましい。

    【0024】液晶セルとしては、適宜なものを用いうるが、本発明の複屈折性フィルムはSTN型の如く複屈折性と旋光性を示す液晶セルに特に有利に用いうる。 視認性の補償などの点より好ましく用いうる複屈折性フィルムは、液晶セルによる旋光型の複屈折を可及的に補償するものである。 これにより、着色を防止してコントラストや視角特性が改良された白黒表示やカラー表示を実現することができる。

    【0025】実施例1 重量平均分子量が8万のポリカーボネートの20重量%
    メチレンクロライド溶液をステンレスベルト上に流延し、残留揮発分が3%になるまで乾燥させたのち剥離して得たフィルムを158℃で一軸延伸し、ついで延伸軸に対して45度の方向に150℃で再度一軸延伸して複屈折性フィルムを得た。

    【0026】実施例2 重量平均分子量が8万のポリカーボネートの20重量%
    メチレンクロライド溶液をステンレスベルト上に流延し、残留揮発分が3%になるまで乾燥させたのち剥離して得たフィルムを158℃で一軸延伸し、それよりその延伸軸に対して60度の角度方向に打抜いてその打抜きフィルムを熱収縮性フィルムで粘着層を介して接着挟持し、ロール状に丸めた状態で153℃で一軸延伸しその熱収縮性フィルムを剥がして複屈折性フィルムを得た。

    【0027】実施例3 重量平均分子量が8万のポリカーボネートの20重量%
    メチレンクロライド溶液をステンレスベルト上に流延し、残留揮発分が3%になるまで乾燥させたのち剥離して得たフィルムを熱収縮性フィルムで粘着層を介して接着挟持し、158℃で一軸延伸した後それより熱収縮性フィルムを剥がし、得られたフィルムをその延伸軸に対して60度の方向に150℃で一軸延伸して複屈折性フィルムを得た。

    【0028】比較例 重量平均分子量が8万のポリカーボネートの20重量%
    メチレンクロライド溶液をステンレスベルト上に流延し、残留揮発分が3%になるまで乾燥させたのち剥離して得たフィルムを158℃で一軸延伸して延伸フィルムを得た。

    【0029】評価試験 xy色度図 実施例、比較例で得た複屈折性フィルム又は延伸フィルムをTFF−120AFT(オーク製作所製)における偏光板間に配置し色度測定モードにて分光透過率を測定した。 測定は、一方の偏光板をその吸収軸が45度となるように設定して、それに試料を延伸軸が0度となるように設置し、検光子側の偏光板をその吸収軸に基づいて0〜180度の範囲で10度刻みで回転させ、各設定角度での分光透過率より色度を求めた。

    【0030】前記の結果より作成したxy色度図を図1
    及び図6〜図8に示した。 図1は実施例2の場合、図6
    は実施例1の場合、図7は実施例3の場合、図8は比較例の場合である。 各xy色度図より、実施例の場合には色度座標x,yが光源の色度座標点を包囲する状態で円型の軌跡を示していることがわかり、複屈折性と旋光性を有しているものと思われる。 一方、図8の比較例の場合、当該軌跡が直線となっており、これは複屈折性物質がニコル間で示す色偏光理論(例えば、「応用光学」、
    久保田宏著、岩波全書発行、P163)より単に複屈折性を有しているだけと思われる。

    【0031】視認性 図9に示した如く色度座標x,yが円型の軌跡を示すS
    TN型液晶セルの視認側に実施例、比較例で得た複屈折性フィルム又は延伸フィルムを配置し、その配置体の両側に偏光フィルム(日東電工社製、NPF−EG122
    5DU)をセットして液晶表示装置を形成し、駆動状態と非駆動状態における光の透過率を測定して、その比をコントラストとして算出した。 また、そのコントラストが5以上となる視野角を調べた。

    【0032】前記の結果を次表に示した。

    【0033】表より、本発明の複屈折性フィルムを用いることで、コントラストに優れる液晶表示装置を形成できることがわかる。 また熱収縮性フィルムを用いて延伸処理したフィルムの如く、色度座標x,yの当該軌跡が液晶セルの当該軌跡に近似するほど視野角特性も向上するなど、より高度の補償を達成できることがわかる。

    【0034】

    【発明の効果】本発明によれば、複屈折性と旋光性を示す薄くて軽く、液晶のツイストに対しても補償できる製造容易な複屈折性フィルムを得ることができ、着色防止による白黒表示やカラー表示の達成度、コントラスト、
    視野角等に優れるSTN型等の液晶表示装置を得ることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】実施例2で得た複屈折性フィルムのxy色度図

    【図2】色度の測定方法の説明図

    【図3】重畳型の複屈折性フィルム例の断面図

    【図4】楕円偏光板例の断面図

    【図5】液晶表示装置例の断面図

    【図6】実施例1で得た複屈折性フィルムのxy色度図

    【図7】実施例3で得た複屈折性フィルムのxy色度図

    【図8】比較例で得た延伸フィルムのxy色度図

    【図9】液晶セルのxy色度図

    【符号の説明】

    1,15,16:複屈折性フィルム 2:接着層 3:偏光板 4:液晶セル

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