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Electronic apparatus and camera

阅读:1发布:2021-03-15

专利汇可以提供Electronic apparatus and camera专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an electronic apparatus having a circuit board which prevents adverse effect due to impact transmitted from each direction of an apparatus case via supporting members.SOLUTION: A vibration proof rubber 30 is provided between a circuit board 26 and an LCD sheet plate 22. In a digital camera 1 having this structure, impact transmitted from a camera body via an inner member 21 and the LCD steel plate 22 and applied to the circuit board 26 is buffered by the vibration proof rubber 30 provided between the circuit board 26 and the LCD steel plate 22. Thus, unlike a conventional circuit board which is fixed directly to an apparatus case, even if impact transmits to the circuit board from each direction of the camera body via the inner member 21 and the LCD steel plate 22, the impact is buffered by the vibration proof rubber 30 and is not transmitted to an electronic circuit formed in the circuit board 26. Thus, the adverse effect on the electronic circuit is prevented.,下面是Electronic apparatus and camera专利的具体信息内容。

  • 電子回路が形成された回路基板と、
    前記回路基板を機器筐体内に支持する支持部材と、
    前記回路基板と前記支持部材との間に設けられ、機器筐体から前記支持部材を介して前記回路基板に加わる衝撃を緩衝する緩衝材とを備える電子機器。
  • 請求項1に記載の電子機器において、
    衝撃吸収部材を介して前記支持部材に設けられ、柔軟性を有するフレキシブル回路基板によって前記回路基板に電気的に接続される、光学レンズを有する鏡筒ユニットを備えることを特徴とする電子機器。
  • 請求項1または請求項2に記載の電子機器において、
    前記緩衝材は、対向する側面が前記回路基板および前記支持部材に接着されて、前記回路基板と前記支持部材との間に設けられることを特徴とする電子機器。
  • 請求項1または請求項2に記載の電子機器において、
    前記緩衝材は、一端部が前記回路基板、他端部が前記支持部材に嵌合して、前記回路基板と前記支持部材との間に設けられることを特徴とする電子機器。
  • 請求項1または請求項2に記載の電子機器において、
    前記緩衝材は、一端面が前記支持部材に接し、他端面に形成された段部が前記回路基板の端部に係合して、前記回路基板と前記支持部材との間に設けられると共に、一端面が前記回路基板に接し、他端面が機器筐体内面側に接して設けられることを特徴とする電子機器。
  • 請求項1または請求項2に記載の電子機器において、
    前記緩衝材は、側面に形成された窪み部が前記回路基板の端部に嵌合して前記支持部材に係止され、前記回路基板と前記支持部材との間に設けられることを特徴とする電子機器。
  • 請求項1または請求項2に記載の電子機器において、
    前記緩衝材はバネから構成され、
    前記バネは、一端部が前記回路基板の端部に装着された装着具に形成された係合部、他端部が前記支持部材に形成された係合部に係合して、前記回路基板と前記支持部材との間に設けられることを特徴とする電子機器。
  • 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電子機器において、
    衝撃吸収部材を介して前記支持部材に設けられ、柔軟性を有するフレキシブル回路基板によって前記回路基板に電気的に接続される、光学レンズを有する鏡筒ユニットと、
    前記光学レンズによって結像される被写体像を撮像する撮像部とを備えて構成されるカメラ。
  • 说明书全文

    本発明は、電子回路が形成された回路基板を機器筐体内に備えた電子機器およびカメラに関するものである。

    従来、この種の電子機器としては、例えば、特許文献1に開示された電子カメラがある。 この電子カメラの機器ケース内部の底部には、回路基板の左辺部のみを位置決めして配置する2つの取付ボスが設けられている。 回路基板は、左辺部が取付ボスに固定されて機器ケース内に浮いた状態で取り付けられ、上下面がゲル状の一対の緩衝材によって挟み込まれて、右辺側部分が上下方向に撓み変形可能に機器ケース内に保持されている。 機器ケースに加わった衝撃は、一対の緩衝材が圧縮変形および膨張変形することによって抑制されて、回路基板に伝わることが防止され、回路基板の割れや回路基板に搭載した電子部品の破損が防止される。

    特開2003−152356号公報

    しかしながら、上記従来の電子機器は、回路基板の左辺部が固定されているので、右辺側部分は上下方向以外に撓み変形することができない。 このため、回路基板が上下方向以外に撓む衝撃が機器ケースに加わると、その衝撃は軽減されず、回路基板に搭載された電子部品などに伝わって悪影響を与えてしまう。

    本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、
    電子回路が形成された回路基板と、
    回路基板を機器筐体内に支持する支持部材と、
    回路基板と支持部材との間に設けられ、機器筐体から支持部材を介して回路基板に加わる衝撃を緩衝する緩衝材とを備えて、電子機器を構成した。

    本発明によれば、衝撃が、機器筐体の各方向から支持部材を介して回路基板に伝わってきても、緩衝材によって緩衝されて回路基板に形成された電子回路に伝わらなくなり、電子回路に悪影響が及ばなくなる。

    本発明の第1の実施形態によるデジタルカメラの外観の概略を示す正面斜視図である。

    図1に示すデジタルカメラの外観の概略を示す背面斜視図である。

    (a)は図1に示すデジタルカメラの内部構造の概略を示す平面図、(b)は(a)の内部構造を破断した一部側断面図、(c)は(a)の変形例の内部構造を破断した一部側断面図である。

    (a)は本発明の第2の実施形態によるデジタルカメラの内部構造を破断した一部側断面図、(b)は(a)の変形例の内部構造を破断した一部側断面図である。

    (a)は本発明の第3の実施形態によるデジタルカメラの内部構造の概略を示す平面図、(b)は(a)の内部構造を破断した一部側断面図、(c)は(a)の変形例の内部構造を破断した一部側断面図である。

    (a)は本発明の第4の実施形態によるデジタルカメラの内部構造の概略を示す平面図、(b)は(a)の内部構造を破断した一部側断面図である。

    (a)は図6に示すデジタルカメラの内部構造の変形例の概略を示す平面図、(b)は(a)の内部構造を破断した一部側断面図である。

    図1に示すデジタルカメラの内部構造の変形例の概略を示す平面図である。

    次に、本発明による電子機器をデジタルカメラに適用した場合における、本発明を実施するための形態について説明する。

    図1は、本発明の第1の実施形態によるデジタルカメラ1の外観の概略を示す正面斜視図である。

    デジタルカメラ1は、デジタルカメラ1の機器筐体を構成するカメラボディ2と、このカメラボディ2の前面に設けられた撮影用のレンズ3とから構成される。 同図(a)に示すデジタルカメラ1は光学レンズ3が沈胴位置、同図(b)に示すデジタルカメラ1は光学レンズ3が突出位置にある。 カメラボディ2の正面から見て左側には、撮影時に撮影者によって握られるグリップ部4が設けられている。 このグリップ部4の上面には、撮影用のシャッターボタン5が設けられている。 このシャッターボタン5の右方のカメラボディ2の上面には、操作されるとデジタルカメラ1の内部の各回路に動作電源を供給させる電源ボタン6が設けられている。 また、カメラボディ2の正面から見て右上側には、被写体が暗い場合に明るさを確保するためのフラッシュ7が備えられている。

    図2は、デジタルカメラ1の外観の概略を示す背面斜視図である。 なお、同図において図1と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。

    カメラボディ2の背面にはモニタ11が設けられている。 モニタ11は、TFT(Thin Film Transistor)液晶などからなり、構図を確認するためのスルー画や、撮影情報などの各種情報を表示すると共に、撮影した画像を再生表示する。 タッチパネル12は、モニタ11の表示面に配置されて、使用者が触れると所定の機能を実行させる。 使用者によるモニタ11に対するタッチ操作は、タッチパネル12により検出される。

    モニタ11の右側には、ズームボタン13および十字ボタン14が配置されている。 ズームボタン13は、モニタ11に表示される撮影画像を拡大、縮小表示させる際などに操作される。 十字ボタン14は、上下方向および左右方向といった操作方向を検出する方向キーからなり、デジタルカメラ1の各種設定を行うメニュー画面において、種々の設定項目の中から所望の設定項目を選択する際などに操作される。 十字ボタン14の中央には決定ボタン15が設けられている。 決定ボタン15は、十字ボタン14の操作によって選択された所望の設定項目を決定する際などに操作される。 また、これらのボタンは、モニタ11に表示されているメニュー画面などにおいて、モニタ11のタッチパネル操作で代用することもできる。 シャッターボタン5、電源ボタン6、タッチパネル12、ズームボタン13、十字ボタン14、および決定ボタン15等の操作系は、デジタルカメラ1に設けられた操作部を構成する。

    図3(a)は、デジタルカメラ1の内部構造の概略を示す平面図、同図(b)は、同図(a)の内部構造を破断した一部側断面図である。

    デジタルカメラ1は、樹脂などで形成されたインナー部材21がカメラボディ2内に設けられており、デジタルカメラ1を構成する各種部材はインナー部材21に取り付けられてカメラボディ2内に内蔵されている。 モニタ11が嵌め込まれる破線で図示したLCD板金22は、四隅に落ち込んで設けられた取り付け段部がネジ23によってインナー部材21に取り付けられており、鏡筒ユニット24および回路基板26を覆っている。 鏡筒ユニット24は光学レンズ3を有し、図示しない衝撃吸収部材を介してインナー部材21に設けられている。 鏡筒ユニット24の内部には、光学レンズ3によって被写体像が結像される位置に、被写体像を撮像する図示しない撮像部が設けられている。 撮像部は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子から構成され、柔軟性を有するCCD用フレキシブル回路基板28によって回路基板26にコネクタ29を用いて電気的に接続されている。 回路基板26にはCCD用フレキシブル回路基板28を経由して撮像素子で撮像される信号が出され、デジタルカメラ1を統括制御する電子回路が形成された回路基板26に設けられた図示しないCPU(Central Processing Unit)により、撮像処理が行われる。 鏡筒ユニット24は、柔軟性を有する鏡筒用フレキシブル回路基板25により、回路基板26にコネクタ27を用いて電気的に接続されている。 回路基板26に設けられたCPUから鏡筒用フレキシブル回路基板25を経由して鏡筒ユニット24に出力される制御信号に基づき、デジタルカメラ1に生じる振れを打ち消す方向に光学レンズ3の振れ補正レンズが駆動されて、手振れ補正制御などが行われる。

    回路基板26の四隅には直方体状をした防振ゴム30が接着されている。 防振ゴム30は、同図(b)に示すように、対向する側面が回路基板26およびLCD板金22に接着されて、回路基板26とLCD板金22との間に設けられている。 LCD板金22およびインナー部材21は、防振ゴム30で接着された回路基板26をカメラボディ2内に支持する支持部材を構成している。 防振ゴム30は、緩衝材を構成しており、回路基板26とLCD板金22との間に設けられ、カメラボディ2からLCD板金22を介して回路基板26に加わる衝撃を緩衝する。 防振ゴム30の厚みは、回路基板26の両面に実装される電子部品の高さに応じて調節される。

    このような本実施形態のデジタルカメラ1によれば、カメラボディ2からインナー部材21およびLCD板金22を介して回路基板26に加わる衝撃は、回路基板26とLCD板金22との間に設けられた防振ゴム30によって緩衝される。 このため、従来の回路基板のように機器ケースに直接固定されている場合と異なり、衝撃が、カメラボディ2の各方向からインナー部材21およびLCD板金22を介して回路基板に伝わってきても、防振ゴム30によって緩衝されて回路基板26に形成された電子回路に伝わらなくなり、電子回路に悪影響が及ばなくなる。

    また、本実施形態のデジタルカメラ1によれば、鏡筒ユニット24は、衝撃吸収部材を介してインナー部材21に設けられ、柔軟性を有する鏡筒用フレキシブル回路基板25によって回路基板26に電気的に接続されている。 また、撮像部は、柔軟性を有するCCD用フレキシブル回路基板28によって回路基板26に電気的に接続されている。 このため、カメラボディ2からインナー部材21を介して鏡筒ユニット24に加わる衝撃は、衝撃吸収部材によって吸収され、カメラボディ2からインナー部材21およびLCD板金22と回路基板26を介して鏡筒ユニット24に加わる衝撃は、鏡筒用フレキシブル回路基板25およびCCD用フレキシブル回路基板28によって吸収される。 従って、カメラボディ2からインナー部材21に衝撃が加わっても、その衝撃は鏡筒ユニット24に伝わらず、衝撃に起因して生じる鏡筒の解像度の劣化が防止される。

    また、本実施形態のデジタルカメラ1によれば、防振ゴム30は、対向する側面が回路基板26およびLCD板金22に接着されて、回路基板26とLCD板金22との間に設けられる。 このため、LCD板金22の上に防振ゴム30を乗せて接着し、防振ゴム30の上に回路基板26を乗せて接着するだけで、電子機器の回路基板26部分を組み立てることができる。

    また、本実施形態のデジタルカメラ1によれば、カメラボディ2からインナー部材21およびLCD板金22を介してデジタルカメラ1の回路基板26に加わる衝撃は、上記のように防振ゴム30によって緩衝される。 また、カメラボディ2からインナー部材21を介してデジタルカメラ1の鏡筒ユニット24に加わる衝撃、および、カメラボディ2からインナー部材21およびLCD板金22と回路基板26を介して鏡筒ユニット24に加わる衝撃も、上記のように吸収される。 このため、誤ってデジタルカメラ1を手元から落下させてデジタルカメラ1に衝撃を与えてしまっても、その衝撃は回路基板26および鏡筒ユニット24に伝わらず、回路基板26に形成された電子回路に悪影響が及ばなくなると共に、鏡筒ユニット24の解像度は劣化しない。

    なお、上記の実施形態においては、防振ゴム30を回路基板26とLCD板金22との間に設けた場合について説明したが、本発明はこれに限られることはない。 例えば、同図(c)に示すように、防振ゴム30を回路基板26とインナー部材21との間に設けて構成してもよい。 この構成では、支持部材を構成するインナー部材21は、防振ゴム30で接着された回路基板26をカメラボディ2内に直接支持する。 このような第1の実施形態の変形例のデジタルカメラ1によっても、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。

    次に、本発明による電子機器をデジタルカメラに適用した場合における、本発明の第2の実施形態について説明する。 第2の実施形態によるデジタルカメラ1は、外観構成が図1および図2に示され、内部構造が図3(a)に示されて第1の実施形態と同一であり、緩衝材だけが第1の実施形態と相違する。

    図4(a)は第2の実施形態によるデジタルカメラの内部構造を破断した一部側断面図である。 なお、同図において、図3と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。

    第2の実施形態によるデジタルカメラ1の緩衝材は、上述した防振ゴム30に代えて、円筒形状をした防振ブッシュゴム40で構成されている。 防振ブッシュゴム40の一端部は、回路基板26に設けられた穴、他端部は、LCD板金22に設けられた穴に嵌合して、回路基板26とLCD板金22との間に設けられる。

    このような第2の実施形態のデジタルカメラ1によっても、第1の実施形態と同様、カメラボディ2からインナー部材21およびLCD板金22を介して回路基板26に加わる衝撃は、回路基板26とLCD板金22との間に設けられた防振ブッシュゴム40によって緩衝される。 このため、第1の実施形態と同様の作用効果が得られる。

    また、第2の実施形態のデジタルカメラ1によれば、回路基板26と嵌合した防振ブッシュゴム40の一端部を回路基板26から外すことにより、回路基板26をLCD板金22から自在に取り外すことができる。 従って、回路基板26の交換作業や回路基板26のメンテナンス作業が容易に行える。

    なお、上記の第2の実施形態においては、防振ブッシュゴム40を回路基板26とLCD板金22との間に設けた場合について説明したが、本発明はこれに限られることはない。 例えば、上記の第2の実施形態の変形例によるデジタルカメラ1の内部構造を破断した一部側断面図である同図(b)に示すように、防振ブッシュゴム40の一端部を回路基板26に設けられた穴、他端部をインナー部材21に設けられた穴に嵌合させて、防振ブッシュゴム40を回路基板26とインナー部材21との間に設ける構成にしてもよい。 このような第2の実施形態の変形例のデジタルカメラ1によっても、第2の実施形態と同様の作用効果を奏する。

    次に、本発明による電子機器をデジタルカメラに適用した場合における、本発明の第3の実施形態について説明する。 第3の実施形態によるデジタルカメラ1は、外観が図1および図2に示されて第1の実施形態と同一であり、緩衝材だけが第1の実施形態と相違する。

    図5(a)は第3の実施形態によるデジタルカメラの内部構造の概略を示す平面図、同図(b)は同図(a)の内部構造を破断した一部側断面図である。 なお、同図において、図3と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。

    第3の実施形態によるデジタルカメラ1の緩衝材は、直方体の一つの部が切り欠かれて段部50aが形成された、断面L字形の防振ゴム50で構成されている。 防振ゴム50は、インナー部材21に設けられた係合突起21aに係止されながら、一端面がインナー部材21に接し、他端面に形成された段部50aが回路基板26の端部に係合して、回路基板26とインナー部材21との間に設けられる。 また、防振ゴム51も緩衝材を構成しており、防振ゴム51は、一端面が回路基板26に接し、他端面がカメラボディ2内面側の、LCD板金22の一部が折り曲げられた脚22aに接して設けられる。 この防振ゴム51により、回路基板26はインナー部材21側に付勢される。

    このような第3の実施形態のデジタルカメラ1によっても、第1の実施形態と同様の作用効果が奏される。 また、第3の実施形態のデジタルカメラ1によれば、回路基板26は、端部が防振ゴム50の他端面に形成された段部50aに係合して、両面が防振ゴム50,51を介してカメラボディ2内に支持される。 このため、防振ゴム50は、カメラボディ2から回路基板26に加わる衝撃を緩衝するだけでなく、他端面に形成された段部50aにより、インナー部材21に取り付けられる回路基板26の取付位置を決定することができる。 従って、インナー部材21への回路基板26の取付精度を向上させて、デジタルカメラ1を組み立て易くすることができる。

    図5(c)は第3の実施形態の変形例によるデジタルカメラ1の内部構造を破断した一部側断面図である。 この変形例によるデジタルカメラ1は、緩衝材の形状と設置箇所が相違する。

    緩衝材を構成する防振ゴム60は、断面がコの字形の直方体状をしている。 防振ゴム60は、側面に形成された窪み部60aが回路基板26の端部に嵌合して、インナー部材21に設けられた係合突起21aに係止され、回路基板26とインナー部材21との間に設けられる。

    このような第3の実施形態の変形例によるデジタルカメラ1によれば、回路基板26は、端部が防振ゴム60の側面に形成された窪み部60aに嵌合して、インナー部材21に設けられた係合突起21aに係止され、防振ゴム60を介してインナー部材21に支持される。 このため、この変形例においても、防振ゴム60は、カメラボディ2からインナー部材21を介して回路基板26に加わる衝撃を緩衝するだけでなく、インナー部材21に取り付けられる回路基板26の取付位置を決定することができる。 従って、インナー部材21への回路基板26の取付精度を向上させて、デジタルカメラ1を組み立て易くすることができる。 さらに、窪み部60aが回路基板26の端部に嵌合して防振ゴム60が回路基板26を支持するため、インナー部材21と反対側で回路基板26を押さえる同図(b)に示す防振ゴム51のような部材を設けずにすむ。 従って、回路基板26の取り付けに要する部品点数を減らすことができる。

    なお、上記の実施形態および変形例では、防振ゴム50,60は、回路基板26の四隅と係合または嵌合するように設けられているが、例えば、回路基板26の端部全周と係合または嵌合するように設けてもよい。 この構成においても、上記の実施形態または変形例と同様の作用効果が奏される。

    また、上記各実施形態において、緩衝材として防振ゴムを用いた場合について説明したが、本発明はこれに限られることはない。 例えば、ゲルやスポンジなどを用いてもよく、また、弾性を有する部材であればこれらに限定されることはない。

    次に、本発明による電子機器をデジタルカメラに適用した場合における、本発明の第4の実施形態について説明する。 第4の実施形態によるデジタルカメラ1は、外観が図1および図2に示されて第1の実施形態と同一であり、緩衝材部分の構造だけが第1の実施形態と相違する。

    図6(a)は第4の実施形態によるデジタルカメラ1の内部構造の概略を示す平面図、同図(b)は同図(a)の内部構造を破断した一部側断面図である。 なお、同図において、図3と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。

    第4の実施形態によるデジタルカメラ1の緩衝材は、圧縮コイルバネ70から構成されている。 圧縮コイルバネ70は、一端部が突起71a、他端部が位置決め用ボス21bおよび突起22aに係合して、回路基板26とインナー部材21およびLCD板金22との間に設けられる。 突起71aは、回路基板26の端部に装着された装着具を構成する鏡筒位置決めピン用板金71に形成された係合部を構成する。 位置決め用ボス21bは、インナー部材21に形成された係合部、突起22aは、LCD板金22に形成された係合部を構成する。

    このような第4の実施形態のデジタルカメラ1によっても、第1の実施形態と同様の作用効果が奏される。 また、第4の実施形態のデジタルカメラ1によれば、緩衝材が圧縮コイルバネ70から構成されるため、圧縮コイルバネ70の線径や巻き径などを選択することによってバネ定数を適宜設定し、緩衝材の弾性を調節することができる。 また、緩衝材として、例えば、防振ゴムなどを用いた場合に比べて弾性を大きくできるため、カメラボディ2からインナー部材21を介して回路基板26に加わる衝撃を緩衝し易くなる。

    また、上記の第4の実施形態においては、回路基板26の基板面と垂直な方向に伸縮する圧縮コイルバネ70を設ける場合について説明したが、本発明はこれに限られることはない。 例えば、回路基板26の基板面と平な方向に伸縮するバネを設ける構成にしてもよい。

    図7(a)は第4の実施形態のデジタルカメラ1の変形例の内部構造の概略を示す平面図、同図(b)は同図(a)の内部構造を破断した一部側断面図である。 なお、同図において、図6と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。

    第4の実施形態の変形例のデジタルカメラ1では、回路基板26とインナー部材21およびLCD板金22との間に設けられた、回路基板26の基板面に垂直な方向に伸縮する圧縮コイルバネ70に加えて、回路基板26の基板面に水平な方向に伸縮する圧縮コイルバネ80が、回路基板26とインナー部材21との間に緩衝材として設けられている。 圧縮コイルバネバネ80は、一端部が、鏡筒位置決めピン用板金71に形成された係合部を構成する突起71b、他端部が、インナー部材21に形成された係合部を構成する位置決め用ボス21cからなる係合部に係合して、回路基板26とインナー部材21との間に設けられる。

    このような第4の実施形態の変形例のデジタルカメラ1によっても第4の実施形態と同様な作用効果が奏される。 また、第4の実施形態の変形例のデジタルカメラ1によれば、回路基板26の基板面に垂直な方向に伸縮する圧縮コイルバネ70に加えて、回路基板26の基板面に水平な方向に伸縮する圧縮コイルバネ80が緩衝材として設けられているため、カメラボディ2からインナー部材21を介して回路基板26に加わる衝撃をより効率よく緩衝することができる。

    なお、上記の実施形態および変形例において、バネ70,80として圧縮コイルバネを用いた場合について説明したが、本発明はこれに限られることはない。 例えば、ねじりコイルバネや薄板バネなどを用いて構成してもよい。 この構成においても上記の実施形態および変形例と同様の作用効果が奏される。

    また、上記各実施形態および各変形例では、鏡筒用フレキシブル回路基板25およびCCD用フレキシブル回路基板28を用いて回路基板26と鏡筒ユニット24とを接続した場合について説明したが、本発明はこれに限られることはない。 例えば、鏡筒用フレキシブル回路基板25およびCCD用フレキシブル回路基板28を用いずに、回路基板26と鏡筒ユニット24とを固定して接続する構成にしてもよい。

    また、上記各実施形態および各変形例においては、回路基板26が1枚で構成された場合について説明したが、本発明はこれに限られることはない。 例えば、図8に示すように、回路基板26が2枚で構成されてもよい。

    図8は第1の実施形態の別の変形例によるデジタルカメラ1の内部構造の概略を示す平面図である。 なお、同図において、図3と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。

    回路基板26は、防振ゴム30を介してLCD板金22に支持される第1の回路基板26aと、LCD板金22に直に固定される第2の回路基板26bとから構成されている。 第1の回路基板26aと第2の回路基板26bは、コネクタ101,102を介して柔軟性を有する基板間用フレキシブル回路基板103によって電気的に接続されている。

    本変形例によれば、カメラボディ2からインナー部材21とLCD板金22を経由し、第2の回路基板26bを介して第1の回路基板26aに加わる衝撃は、基板間用フレキシブル回路基板103によって吸収される。 このため、第1の実施形態の変形例のデジタルカメラ1によれば、第1の回路基板26aについて、上記第1の実施形態と同様の作用効果が奏される。 また、例えば、メモリーカードやUSB(Universal Serial Bus)コネクタなどが挿抜されるソケットなどの、動かしたくない部品を第2の回路基板26bに実装し、衝撃を緩衝させる必要がある部品を第1の回路基板26aに実装することができる。

    なお、上記の変形例の構成は、第1の実施形態に限らず、上述した他の実施形態や各変形例に適用してもよい。

    上記の各実施形態および各変形例においては、本発明による電子機器をデジタルカメラに適用した場合について説明したが、例えば、電子回路が形成された回路基板を機器筐体内に備えた他の電子機器に本発明を適用することも可能である。 このような電子機器に本発明を適用した場合においても、上記各実施形態および各変形例と同様の作用・効果が奏される。

    1…デジタルカメラ 2…カメラボディ 3…光学レンズ 21…インナー部材 22…LCD板金 24…鏡筒ユニット 25…鏡筒用フレキシブル回路基板 26…回路基板 30,50,51,60…防振ゴム 40…防振ブッシュゴム 70,80…圧縮コイルバネ 71…鏡筒位置決めピン用板金 22a,71a,71b…突起 21b,21c…位置決め用ボス

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