Pneumatic tire

阅读:499发布:2020-09-25

专利汇可以提供Pneumatic tire专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To materialize low noise performance, and concurrently accomplish a pneumatic tire excellent in wear resistance by forming each block of a block land section row out of pitch variation effective in a reduction of pattern noise. CONSTITUTION:A tread section 1 includes block land sections 4 each of which is partitioned by both a plurality of circumferential grooves 2 extended around the tread section, and a great number of traversing grooves 3, and a block land section row 5 over the circumference of the tread parted by these grooves 3 shall be composed of at least three kinds of blocks a, b, c, d, and e which are different in block length. As for adjacent two blocks forming the block land section row 5, the length of each block shall be Ln and Ln+1 in the order of landing, and a rate of length Ln+1 to length Ln is in a range of equal to or more than 0.8.,下面是Pneumatic tire专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 トレッド部に、その周りに延びる複数本の周溝と、これらの周溝を横切って延びる多数本の横溝とで区画したブロック陸部を有し、これらの横溝で隔てられたトレッド円周上のブロック陸部列が、ブロック長さを異にする少なくとも三種類のブロックからなるものとした空気入りタイヤにおいて、 ブロック陸部列を形成するそれぞれ隣り合う二個のブロックは、ブロック長さを接地する順にLn、Ln+1 として、前記長さLnに対する前記長さLn+1の割合が、0.8以上の範囲であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、ブロックパターンを有する空気入りタイヤに関するものであり、具体的には、
    ブロック陸部列を形成するブロックを、適正なピッチバリエーションで配列することにより、低騒音を確保しつつ耐摩耗性を高めた空気入りタイヤに関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】空気入りタイヤは、駆動・制動性、排性、コーナリング性等の要求から、そのトレッド部には、その周りに延びる複数本の周溝や、これらの周溝間を横切って延びる多数本の横溝などを配設した様々なトレッドパターンを有するのが一般的であり、その代表的なものがブロックパターンである。 ブロックパターンを有する空気入りタイヤは、各ブロック陸部列のブロック数量が通常数十個程度であり、このタイヤは、これらのブロックの配列ピッチと、タイヤの回転速度とに依存して比較的大きなパターンノイズを発生することで知られている。

    【0003】パターンノイズは、接地したトレッド部の溝内に取り込まれた空気が、タイヤが転動して地面から離れるとき、あるいは地面に踏み込むときに外部に排出されて音を発生する、いわゆるポンプ作用によるものである。 このパターンノイズは、例えば、ブロック陸部列のブロック長さを同一にすると、タイヤが一回転するごとに同一周波数の音が重畳されて大きくなりがちである。 そのため、通常はトレッド円周上に位置するブロック間のピッチを変化させる、いわゆるピッチバリエーションによって、前記パターンノイズの低減を図っている。 ピッチバリエーションは、ブロック長さの異なる種々のブロックをランダムに配列するランダムピッチ配列と、一定の規則性及び周期性を有する配列にする調和ピッチ配列とによるものがある。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】上述のようなピッチバリエーションを施した空気入りタイヤは、トレッド円周上のブロック陸部列に、ブロック長さの大小様々なブロックが存在することになり、特に、ランダムピッチ配列の場合は、ブロック長さが大きいブロック(以下「大ブロック」という。)の接地の後に、前記長さの小さいブロック(以下「小ブロック」という。)が接地する配列になることが多々ある。 一般に、小ブロックは、大ブロックよりも陸部剛性が小さいため、タイヤ負荷転動時には、小ブロックは、大ブロックよりも大きく変形しやすいため、大ブロックの接地の後に、小ブロックが接地する配列にすると、この小ブロックは、大ブロックに引きずられることによって大きく摩耗しやすい。 従って、これらの大小ブロック間で摩耗量に大きな差が生じがちであり、その結果、タイヤの耐摩耗性を悪化させるおそれがあった。

    【0005】そこで本発明は、ブロック陸部列を形成するブロックを、パターンノイズの低減に有効であるピッチバリエーションで配列することにより、低騒音性を実現させるとともに、耐摩耗性に優れた空気入りタイヤを完成させることを目的とする。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明は、トレッド部に、その周りに延びる複数本の周溝と、これらの周溝を横切って延びる多数本の横溝とで区画したブロック陸部を有し、これらの横溝で隔てられたトレッド円周上のブロック陸部列が、ブロック長さを異にする少なくとも三種類のブロックからなるものとした空気入りタイヤにおいて、ブロック陸部列を形成するそれぞれ隣り合う二個のブロックは、ブロック長さを接地する順にLn、Ln
    +1 として、前記長さLnに対する前記長さLn+1の割合が、0.8以上の範囲であることを特徴とする空気入りタイヤである。

    【0007】図1に、本発明にしたがう空気入りタイヤの代表的なトレッドパターンの一部を示し、図中1はトレッド部、2は周溝、3は横溝、4はブロック陸部、5
    はブロック陸部列である。 この空気入りタイヤは、トレッド部1に、その周りに延びる複数本の周溝2と、これらの周溝2を横切って延びる多数本の横溝3とで区画したブロック陸部4を有し、これらの横溝3で隔てられたトレッド円周上のブロック陸部列5が、ブロック長さを異にする五種類のブロックa、b、c、d、eからなっている。 なお、ここでいうブロック長さLnとは、ブロックをトレッド円周に沿って測った長さのことをいう。

    【0008】また、この空気入りタイヤは、トレッド円周上のブロック陸部列5を、前記ブロックa、b、c、
    d、eをランダムピッチ配列法により形成したが、調和ピッチ配列法により形成してもよい。 前記ブロックa、
    b、c、d、eの配列は、それぞれ隣り合う二個のブロックを、ブロック長さを接地する順にLn、Ln+1とするとき、前記ブロック長さLnに対する前記ブロック長さLn+1 の割合が、0.8以上の範囲になるようにする。 このタイヤでは、図1に示すように、c→d→e
    →c→c−−−の順で接地する配置にし、これらブロックの種類を記号a、b、c、d、eで示し(一つのブロック陸部列についてだけ記載してある。)、また、便宜上、ブロックが接地する順にから

    【外1】

    の番号をブロックの左側に付した。 表1に、これらのブロックa、b、c、d、eについて、それぞれ隣り合う二個のブロックのブロック長さの前記割合Ln+1 /L


    nを計算した数値を示す。

    【0009】

    【表1】

    【0010】なお、本発明の特徴は、ブロック陸部列を形成するブロック間の配置関係を規定したものであるので、タイヤ幅方向に隣接するブロック間の位置関係については、図1のように、タイヤ幅方向に一致する配置にしても、また、半ピッチずらして配置してもよく、これらの配置は特に限定はしない。

    【0011】

    【作用】ブロックパターンを有する空気入りタイヤが、
    パターンノイズを低減するため、ブロック陸部列を、ブロックのピッチを変化させて形成するのが一般的であるのは前述したが、ここでは、このピッチバリエーションを施したブロックパターンを有する従来タイヤの問題点を解明するとともに、本発明タイヤの作用を説明する。

    【0012】図2は、従来タイヤのトレッド部の一部(ブロック:15個分)を展開して示したものである。
    この従来タイヤは、トレッド部の各ブロック陸部列5
    を、ブロック長さを異にする五種類のブロックa、b、
    c、d、eのランダムピッチ配列により形成し、これらのブロックa、b、c、d、eは、前述した本発明タイヤのように、前記ブロック長さLnに対する前記ブロック長さLn+1 の割合を規定せず、ランダムに配列している。 これらブロックa、b、c、d、eは、ブロック長さを、それぞれ8:9:10:11:12の比にした。 なお、このタイヤでは、ブロックa、bが小ブロック、ブロックd、eが大ブロックである。

    【0013】発明者らが、この従来タイヤを車両に装着して走行し、その後、ブロックの摩耗量を調査したところ、同一ブロック陸部列においては、図2に示す15個のブロックのうち、斜線で示す三個の小ブロック−b
    (ブロックの接地する順番がで、ブロックの種類が小ブロックbであることを意味する。)、

    【外2】

    及び

    【外3】

    の摩耗が他のブロックに比べて、著しく大きいことがわかり、さらに、統計的に、以下のことがわかった。 すなわち、 1. ブロックの種類で言えば、大きく摩耗したのは、五種類のブロックa、b、c、d、eの中で、小ブロックa及びbだけであったが、同一陸部列に位置する同種類の他の小ブロックaであっても、例えば小ブロック−


    aは、その摩耗量は少なく、大ブロックの摩耗量に比べてほとんど差がなかった。 2. ブロックの接地する順番で言えば、接地する順番が、小ブロックから大ブロックの場合、例えば図2で示す小ブロック

    【外4】

    から大ブロック

    【外5】

    の順で接地する場合は、小ブロック

    【外6】

    の摩耗量は少ないが、反対に、大ブロックから小ブロックの場合、例えば大ブロック

    【外7】

    から小ブロック

    【外8】

    の順で接地する場合は、小ブロック

    【外9】

    の摩耗量は著しく大きい。

    【0014】前記1及び2のことから、発明者らは以下の知見を得た。 つまり、小ブロックから大ブロックの順で接地する配置は、これらの大小ブロック間の摩耗量の差は小さいので、タイヤの耐摩耗性の点ではあまり問題にならないが、反対に、大ブロックから小ブロックの順で接地する配置は、これら大小ブロックのブロック長さの差が大きいほど、小ブロックの摩耗量は著しく大きくなるので、この場合、これら大小ブロック間のブロック長さの割合を規定する必要があった。

    【0015】そこで本発明の空気入りタイヤは、ブロック陸部列を形成する隣り合う二個のブロックを、前記長さLnに対する前記長さLn+1 の割合を0.8以上の範囲にすることで、大ブロックの後に小ブロックが接地する配置の際に生じやすい小ブロックの大きな摩耗を抑制することができる。

    【0016】また、タイヤの横は、タイヤが接地する順序が、小ブロックの後に大ブロックが接地する場合は、図3(a)に示すように、小ブロックの横力レベルから大ブロックの横力レベルにステップ的に増加するが、反対に、大ブロックの後に小ブロックが接地する場合は、図3(b)に示すように、大ブロックの横力レベルから、徐々に漸減する減衰状態7を経て小ブロックの横力レベルに変化するため、タイヤ自体の横力の低下が小さいことがわかった。 また、この減衰状態7は、同一円周上に隣接するブロック長さの差が大きいほど長く続くこともわかった。 このことから、大ブロックの後に小ブロックが接地する配列を有するタイヤは、前記小ブロックで本来以上の横力を発生することができるが、その反面、前記小ブロックの摩耗は、上述したように著しく大きくなる。

    【0017】なお、本発明では、ブロックのピッチバリエーションを、ブロック間に位置する横溝の溝幅をトレッド円周上で一定として、ブロック長さによって調節したが、前記横溝の溝幅とブロック長さの両方を変化させることも可能である。

    【0018】

    【実施例】本発明にしたがう空気入りタイヤの具体的な実施例を図1及び図4を参照しながら説明する。 実施例に使用した空気入りタイヤは、タイヤサイズが255/
    40ZR17であり、この空気入りタイヤは、トレッド部1に、その周りに延びる4本の周溝2と、これらの周溝2と直交する方向に延びる多数本の横溝3とで区画したブロック陸部4を有し、これらの横溝3で隔てられたトレッド円周上のブロック陸部列5が、ブロック長さを異にする五種類のブロックa、b、c、d、eからなっている。

    【0019】また、この空気入りタイヤは、トレッド円周上のブロック陸部列5を、前記ブロックa、b、c、
    d、eをランダムピッチ配列法により形成してなり、これらのブロックa、b、c、d、eのブロック長さは、
    それぞれ22.4mm、25.2mm、28.0mm、
    30.8mm、33.6mmであり、これらの比は、
    8:9:10:11:12とした。 横溝の溝幅は、全て5.0mmとした。 各ブロック陸部列5は、60個のブロックで構成し、c→d→e→c→c→d→e→c→d
    →e→d→d→e→d→b→a→a→a→e→d→d→
    b→a→d→b→b→b→d→e→e→c→b→a→d
    →e→c→b→a→e→c→c→e→e→d→c→a→
    a→e→c→b→a→b→c→a→a→c→a→b→b
    →bの順に接地する配列にし、前記ブロック長さLnに対する前記ブロック長さLn+1 の割合が、0.80〜
    1.50の範囲とした。

    【0020】カーカス8は、レーヨンコードをラジアル配列した2プライからなり、ベルト9は、タイヤ円周を含む平面に対し24°の度で交差配列になる二層のゴム引き層からなり、このベルトの外周には、ナイロンコードを前記平面に対して0°の角度でタイヤ幅方向にスパイラル状に巻回したベルト補強層10を図4に示すように配置した。

    【0021】比較例に使用した空気入りタイヤは、ブロック陸部列5のブロックa、b、c、d、eを、図2に示すパターンを含んだランダム配列にしたこと以外は実施例に使用した空気入りタイヤと同様な構造を有する。

    【0022】試験は、騒音と耐摩耗性について行った。
    騒音試験は、前述した供試タイヤを、9J×17のリムに組付けてタイヤ車輪にし、タイヤ空気圧が2.5kg
    f/cm 2 、タイヤ負荷荷重が450kgfの条件の下で、ドラム上で音圧レベルを測定し、騒音を評価した。
    耐摩耗性試験は、5000kmの距離を実車走行した後、同一のブロック陸部列に位置する各最小ブロックa
    を、横溝の溝底からトレッド部踏面までの高さを測定し、これらを平均化した値を算出し、この値から耐摩耗性を評価した。 表1にこれらの試験結果を示す。 なお、
    表中の数値は、いずれも、比較例を100とした指数比で示してあり、この数値は、小さいほど良好である。

    【0023】

    【表2】

    【0024】試験結果から、実施例は、比較例に比べて、騒音は同じにして、耐摩耗性に優れている。

    【0025】

    【発明の効果】本発明の空気入りタイヤは、ブロック陸部列を形成する隣り合う二個のブロックを、前記長さL
    nに対する前記長さLn+1 の割合を0.8以上の範囲にすることで、上述した大ブロックの後に小ブロックが接地する配置の際に生じやすい小ブロックの大きな摩耗を抑制でき、これによりタイヤの耐摩耗性が向上する。
    また、前記長さLnに対する前記長さLn+1 の割合を0.82以下にすることにより、タイヤの横力も高まり、その結果、コーナリング性が向上する。 さらに、ピッチバリエーションでブロックパターンを形成しているため、パターンノイズも小さい。 従って、本発明により、パターンノイズが小さく、耐摩耗性に優れた空気入りタイヤの提供が可能になった。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明にしたがう空気入りタイヤのトレッド部の一部を展開した図である。

    【図2】従来の空気入りタイヤのトレッド部の一部を展開した図である。

    【図3】(a)は、ブロック陸部列の異なるブロック長さを有するブロックが二種類あり、連続した小ブロックの後に連続した大ブロックが接地するときの横力の変化を示す図であり、(b)は、ブロック陸部列の異なるブロック長さを有するブロックが二種類あり、連続した大ブロックの後に連続した小ブロックが接地するときの横力の変化を示す図である。

    【図4】試験に供した空気入りタイヤの幅方向断面図である。

    【符号の説明】

    1 トレッド部 2 周溝 3 横溝 4 ブロック陸部 a,b,c,d,e ブロック 5 ブロック陸部列 6 タイヤの接地方向 7 横力の減衰状態 8 カーカス 9 ベルト 10 ベルト補強層 11 ビードコア

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