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Vehicular body panel for automobile or the like

阅读:33发布:2023-12-07

专利汇可以提供Vehicular body panel for automobile or the like专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To improve the strength of a side lining while lightening the weight and reducing the disposition space of a radiator in a body.
CONSTITUTION: A side lining 1 around a tire is made of a roll bond panel 13 formed by integrating two aluminium plates 6, 7 by a roll bond method, and flow passages 1a for letting engine cooling water flow are formed inside to perform an engine cooling function.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Vehicular body panel for automobile or the like专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 2枚のアルミニウム板の間に圧着防止剤を熱交換媒体流通路の形成予定位置に従った所定パターンに塗布して同アルミニウム板同士を圧着し、圧着防止剤による非圧着部分を膨管して熱交換媒体流通路を形成したロールボンドパネルからなる自動車等の車両用ボディーパネル。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車におけるタイヤ回りのサイドライニングやルーフパネル等に用いられる車両用ボディーパネルに関する。

    【0002】

    【従来の技術及び課題】近時、自動車製造分野において、アルミニウム製ボディーパネルの採用による軽量化が種々検討研究されている。 そして、その中でも、2枚のアルミニウムプレス板を重ね合わせてスポット溶接、
    接着剤等にて接合一体化したボディーパネルが、アルミニウムの強度、剛性等における弱点を補充して、従来の鋼板製ボディーに替わるものとして、欧州等において実用に供されている。

    【0003】しかしながら、上記のようなアルミニウム製ボディーパネルでは、その製造において、両プレートの個別の成形加工と、それらの接合一体化に、多くの手間がかかるという欠点があった。 しかも、上記のようなプレート同士の一体化の程度には限界があり、そのため、所要の強度、剛性を得るためには、各プレートの板厚をかなり大きなものにする必要があった。

    【0004】一方、自動車には、ラジエーター、カークーラー用エバポレーター、同コンデンサー等の熱交換器が備えられているが、これらは、ボディー内において特定の位置に特別に設けられたスペースを利用して配設されるものとなされていた。

    【0005】しかしながら、車体内に熱交換器を配設する構成では、車体内に熱交換器配設用の所要サイズのスペースを確保する必要があり、そのため、ボディーの大型化や機器のレイアウトの複雑化等を招くのに加えて、
    通風などの関係から配設位置も限られたものになってしまうという問題があった。

    【0006】この発明は、上記のような従来の問題点を解決し、製造が容易で、より軽量にして強度、剛性に優れ、しかも、熱交換器のための配設スペースの減少、配備領域の拡大を図ることができる自動車等の車両用ボディーパネルを提供することを目的とする。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】上記目的において、この発明は、2枚のアルミニウム板の間に圧着防止剤を熱交換媒体流通路の形成予定位置に従った所定パターンに塗布して同アルミニウム板同士を圧着し、圧着防止剤による非圧着部分を膨管して熱交換媒体流通路を形成したロールボンドパネルからなる自動車等の車両用ボディーパネルを要旨とする。

    【0008】

    【作用】上記構成のボディーパネルでは、アルミニウム製であることにより、軽量であるのに加え、いわゆるロールボンド法により2枚のアルミニウム板を接合一体化したものであるから、両アルミニウム板が十分に一体化され、しかも熱交換媒体通路の形成によって生じるリブにより、各アルミニウム板を薄肉にしても強度、剛性が十分に確保されて、一層の軽量化が図れる。 また、ロールボンド法によるものであることにより、パネルが能率よく製造される。

    【0009】加えて、内部に熱交換媒体流通路が設けられていることにより、パネル自体を熱交換器として使用できる。

    【0010】

    【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

    【0011】第1図及び第2図に示される実施例は、本発明のボディーパネルを自動車ボディーのタイヤ回りのサイドライニング(1)(2)(3)(4)に適用し、
    エンジン冷却用の熱交換器として用いたものである。

    【0012】これらのサイドライニング(1)(2)
    (3)(4)は、ロールボンド法により、次のようにして製造されたものである。 即ち、第1図(イ)において、(6)(7)は2枚のアルミニウム板であり、予め板表面の有害な油脂分、よごれなどを化学的に除去し、
    更にワイヤブラッシングによって機械的に酸化皮膜を除去してフレッシュな面を露出させた状態にしたのち、少なくとも一方の板面に、熱交換媒体通路の形成予定部位に従った所定パターンに圧着防止剤(8)を塗布する。
    この圧着防止剤(8)としては、1μm以下のコロイド状グラファイトを主成分とするインキを使用するのが一般的であり、その塗布は印刷の手段によって行うのが普通である。 次に、上記2枚のアルミニウム板(6)
    (7)を、圧着防止剤(8)を内向きにした状態にして重ね合わせ、第1図(ロ)に示されるように、良好な圧接強度が得られる条件下に、圧延ロール(10)(11)により熱間圧延し、圧着防止剤(8)の介在しない部分を強固に圧接一体化する。 そして、必要に応じて焼鈍を行ったのち、圧着防止剤(8)の介在している非圧着部分に、周縁の一個所から圧縮空気等の圧流体を導入し、
    第1図(ハ)に示されるように、前記パターン部分を膨管して内部に熱交換媒体通路(1a)を有するロールボンドパネル(13)に製作する。 そして、上記のようにしてつくられたロールボンドパネル(13)を、第1図(ニ)
    に示されるように、所要のサイドライニング(1)の形状に成形し、トリミング、更に熱処理によって固有の最高強度を有するものにする。 なお、この形状成形は、圧着後であって膨管の前の段階においてなされてもよい。

    【0013】また、上記の膨管は、種々の都合により、
    第1図(ハ)に示されるように、一方の板面にのみ膨らみを生じるように行うものとしてもよい。

    【0014】この場合、一方のアルミニウム板(6)には、熱処理型のアルミニウム合金からなるものを用いる。 熱処理型アルミニウム合金としては、Al−Cu−
    Mg系の2000系合金、Al−Mg−Si系の600
    0系合金、及びAl−Zn−Mg系の7000系合金を挙げることができる。 これらの熱処理型合金は、いずれも、従来ロールボンドパネルの製造に普通に用いられている純アルミ系の1000系合金やAl−Mn系の30
    00系合金に較べてはるかに強度、剛性に優れ、耐変形抵抗性に優れたボディパネルを得るのに有効である。 また熱処理型アルミニウム合金の中でも、6000系合金については、Mgの含有量が1%以下であるもの、例えばA6010合金を、また7000系合金ではZnの含有量が4%以下でかつMgの含有量が1%以下であるものを用いるのが強度面から好適である。

    【0015】そして、他方のアルミニウム板(7)には、膨管による熱交換媒体通路(2)の容易な成形のために、従ってまたこの片面膨管による影響が前記一方のアルミニウム(6)に及ぶのを回避するために、非熱処理型のアルミニウム合金を用いるのが好適である。 このような非熱処理型アルミニウム合金としては、300
    3、3004等のAl−Mn系の3000系合金、50
    52、5182等のAl−Mg系合金の使用が好適である。

    【0016】もっとも、アルミニウム板(7)は、非熱処理型合金に限ることなく、前記一方のアルミニウム板(6)と同様の熱処理型合金であって相対的に厚さの薄いものを用いるものとしても良い。

    【0017】上記のようにして製造されたサイドライニング(1)(2)(3)(4)は、第2図に示されるように、自動車ボディーを構成するものとしてタイヤ回りに配設されて用いられる。 そして、本実施例では、同第2図に示されるように、これらのサイドライニング(1)(2)(3)(4)がエンジン(15)の冷却回路内に組み込まれてエンジン冷却機能及び冬期のおける融機能を行うものとなされている。

    【0018】即ち、エンジン(15)のウォータージャケットの加熱出口が、前部右側サイドライニング(1)
    の熱交換媒体通路(1a)に配管(19)を介して連通状態に接続されると共に、該前部右側サイドライニング(1)の熱交換媒体通路(1a)が、後部右側サイドライニング(2)、後部左側サイドライニング(3)、前部左側サイドライニング(4)の各熱交換媒体通路(2a)
    (3a)(4a)に順次連通接続され、そして、前部左側サイドライニング(4)の熱交換媒体通路(4a)が、ラジエーター(16)に接続され、該ラジエーター(16)が、
    ポンプ(17)を介してエンジン(15)のウォータージャケットに接続された回路が形成されている。 そして、ポンプ(17)の作動により、エンジン(15)からの熱水が、第2図矢印にて示されるように、4つのサイドライニング(1)(2)(3)(4)を流通したのちラジエーター(16)を流通し、冷却水となってエンジン(15)
    のウォータージャケットに返流されるものとなされている。 即ち、これら4つのサイドライニング(1)(2)
    (3)(4)が、ラジエーター(16)とともに、エンジン冷却用の熱交換器として機能するものとなされている。

    【0019】なお、回路構成としては、エンジン(15)
    からの熱水が、ラジエーター(16)を通過したのち、サイドライニング(1)(2)(3)(4)、ポンプ(1
    7)、エンジン(15)へと流通されるものとなされてもよい。

    【0020】上記構成により、ラジエーター(16)単独でエンジン(15)の冷却を行う場合に比べてラジエーター(16)の小型化を図ることができると共に、ラジエーターファンの負荷軽減を可能となしえ、あるいは同ファンの省略も図り得る。 加えて、各サイドライニング(1)(2)(3)(4)に流通されるエンジン(15)
    からの熱水の作用により、冬期においてタイヤ回りに付着した雪を融かして雪の付着に起因する各種弊害の発生を防止することができる。

    【0021】第3図に示される実施例は、本発明のボディーパネルをルーフパネル(21)に適用し、これをカークーラー用の輻射式蒸発器として用いたものである。

    【0022】即ち、このルーフパネル(21)は、上記実施例と同様のロールボンド法により製造したものである。 なお、ルーフパネル(21)は、ボディーの外板を構成するものであるため、第3図(ロ)に示されるように、外面側において板面に膨らみを生じさせず、内面側一面のみを膨管する片面膨管が施されるのが一般的である。 この場合には、上記したように、例えば、外面側のアルミニウム板として熱処理型のアルミニウム合金からなるものを、また内面側のアルミニウム板として非熱処理型のアルミニウム合金からなるものをそれぞれ用いるなどしてロールボンド法を遂行すればよい。

    【0023】このようにして製造されたルーフパネル(21)は、第3図(イ)に示されるように、他のパネルと共に自動車ボディーを構成すると共に、強制対流式カークーラー蒸発器(23)と並列状態に冷媒回路に接続され、内部熱交換媒体通路(21a )に冷媒が流通されて輻射式蒸発器として機能するものとなされている。 なお、
    (24)は圧縮機、(25)は凝縮器、(26)は減圧器、
    (27)は流路切換え弁である。

    【0024】このような構成により、切換え弁(27)にて流路を選択することで、室内の冷房を、乗車者の好みに応じて、蒸発器(23)による強制対流方式の冷房と、
    ルーフパネル(21)による輻射方式の冷房との間で切り換えることができる。

    【0025】なお、切換え弁(27)の自動制御により、
    高負荷時に蒸発器(23)による強制対流方式の冷房が行われ、低負荷時にルーフパネル(21)による輻射方式の冷房に切り換わるように構成してもよい。 また、強制対流方式の蒸発器(23)を省略してルーフパネル(21)による輻射冷房のみ採用する冷媒回路に構成してもよい。
    なお、このように、輻射冷房方式の採用により、車室内の均一冷房、ゴミ、カビ等の車内飛散防止等を実現することができる。

    【0026】なお、上記実施例では、本発明のボディーパネルを、タイヤ回りのサイドライニング(1)(2)
    (3)(4)と、ルーフパネル(21)に適用した実施例を説明したが、本発明のボディーパネルは、その他、ボンネット、トランクリッド、フェンダー等、各種ボディーパネルにも適用され得ると共に、自動車の他、各種車両のボディーパネルに広く適用され得る。 更に、本発明のボディーパネルは、エンジン冷却機能、蒸発器機能の他、凝縮器機能やオイルクーラー機能等の各種熱交換機能を行うものとしても使用しうるものである。

    【0027】

    【発明の効果】上述の次第で、この発明の車両用ボディーパネルは、アルミニウム製であることによりボディーを軽量なものにすることができるのに加えて、ロールボンド法により2枚のアルミニウム板を接合一体化したものであるから、両者が十分に一体化され、しかも熱交換媒体通路の形成により生じるリブの作用により、高強度、高剛性が得られて各アルミニウム板の薄肉化による更なる軽量化を実現することができる。 また、ロールボンド法によるものであるから、パネルを手間を要さず能率よく製造することができる。

    【0028】しかも、内部に熱交換媒体流通路が設けられていることにより、パネル自体を熱交換器として使用することができ、車体に装備すべき熱交換器のための配設スペースの減少、省略、更には配設場所の拡大等を図ることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】ボディーパネルの製造工程を示すもので、図(イ)はアルミニウム板に圧着防止剤を塗布した状態を示す斜視図、図(ロ)はアルミニウム板同士の圧延圧着工程を示す断面図、図(ハ)は膨管後の状態を示す断面図、図(ニ)は製造されたタイヤ回りのロールボンド製サイドライニングを示す斜視図である。

    【図2】図1(ニ)のサイドライニングをエンジン冷却機能及び融雪機能を行うものとして使用した自動車の冷却水循環回路を示す斜視図である。

    【図3】他の実施例を示すもので、図(イ)は本発明にかかるルーフパネルを輻射方式の蒸発器として用いた自動車の冷媒循環回路の斜視図、図(ロ)はルーフパネルの断面図である。

    【符号の説明】

    1〜4…サイドライニング(ボディーパネル) 1a〜4a…熱交換媒体通路 6、7…アルミニウム板 8…圧着防止剤 13…ロールボンドパネル 21…ルーフパネル 21a…熱交換媒体通路

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