首页 / 专利库 / 土壤科学 / 根际 / Purifying treatment of waste water

Purifying treatment of waste water

阅读:607发布:2021-10-23

专利汇可以提供Purifying treatment of waste water专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To remove not only a phosphorus component or an org. component but also a nitrogen component in the purifying treatment of waste water by simple constitution.
CONSTITUTION: A broken stone bed 68, a lower purifying soil bed 66, a sand bed 64 and a surface rhizosphere soil bed 62 are successively formed on a bottom part in a layered form. A supply pipe 52 of waste water to be treated is embedded in the vicinity of the boundary of the surface rhizosphere soil bed 62 and the lower purifying soil bed 66 through the sand bed 64. A virescence plant 60 is planted in the ground surface of the surface rhizosphere soil bed 62 so as to extend the roots 60a of the plant 60 to the periphery of the supply pipe 52. The nitrogen component in waste water to be treated is absorbed by the virescence plant 60 and phosphorus or an org. component is adsorbed on the lower purifying soil bed 66 to be decomposed.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Purifying treatment of waste water专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 土壌中に排水を通水して排水の浄化を図る排水の浄化処理方法において、 前記土壌を表層土と下層土との二層をもって形成し、 該表層土の表面には植物を植栽するとともに、 該表層土と前記下層土との境界付近に被処理排水を供給するための通路を配設した、 ことを特徴とする排水の浄化処理方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、排中のリンや有機成分ばかりでなく窒素をも除去することができる排水の浄化処理方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】近年リゾート地域の開発や都市部の再開発にともなって、このような地域では各種排水が公共水域に放流されるケースが多くなっている。 このような場合、排水を受け入れる公共水域としての河川,湖沼等の水質汚濁、特に富栄養化にともなうアオコ,赤潮等の発生を防止するため、放流前に排水中の汚濁成分を除去することが不可欠である。

    【0003】このような排水中の汚濁成分を除去するための簡易なシステムとして、自然の浄化能を活用した土壌浄化法が従来用いられている。 これは、土壌中に排水を通して、土壌中を通過する間に汚濁物質を吸着させ、さらには土壌生物により汚濁物質を分解させる等して、排水中の汚濁物質を除去しようとするものである。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の土壌浄化法にあっては、排水中のリンや有機成分は除去することができるが、窒素成分は除去することができないという問題点があった。

    【0005】一方、発明者らは、土壌表面に植栽される植物がその成長過程で窒素成分を吸収することから、従来の土壌浄化法と組合せることにより、より高度な排水処理が可能となるとの見通しを得た。

    【0006】本発明は前記問題点ならびに知見に基づいてなされたもので、その目的は、簡易な構成をもって、
    リンや有機成分ばかりでなく、窒素成分をも除去することができる排水の浄化処理方法を提供することにある。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために本発明は、土壌中に排水を通水して排水の浄化を図る排水の浄化処理方法において、前記土壌を表層土と下層土との二層をもって形成し、該表層土の表面には植物を植栽するとともに、該表層土と前記下層土との境界付近に被処理排水を供給するための通路を配設したことを特徴とする。

    【0008】

    【作用】以上の構成によれば、表層土と下層土との二層の境界付近に非処理排水を供給するための通路を配設するとともに、前記表層土の表面に植物を植栽したので、
    排水中に含まれるリンやその他の有機物質は土壌に吸着され、あるいは土壌微生物に分解されて除去され、さらに排水中の窒素成分は表層土表面に植栽された植物の根を通じて植物に吸収される。

    【0009】

    【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。 図1は本発明に係る排水の浄化処理方法の試験フローを示す系統図、図2は本発明に係る排水の浄化処理方法の試験に供するモデル土槽の一部破断側断面図である。

    【0010】図1に示すように、人工下水作成プラント10で人工的に作成された生活排水(BOD濃度200
    ppm)は、嫌気方式と好気方式とを併用する合併浄化槽20に流入し、前処理として生物処理が施される。 そして、合併浄化槽20からのオーバーフロー水がポンプピット30に流入し、ポンプピット30内に据え付けられた移送ポンプ32によって分配槽40に送られる。 分配槽40では、5ヶ所に設置されたモデル土槽50の各々に被処理排水が分配供給される。 なお、この被処理排水の性状は、試験期間中を通じて、BOD1〜5pp
    m,COD3.1〜4.2ppm,全窒素(T−N)
    9.5〜13.7ppm,全リン(T−P)3.4〜
    5.3ppmであった。

    【0011】前記5ヶ所のモデル土槽50には、浄化作用を比較するために、それぞれ異なった土壌が形成されるとともに、その表層土の地表面に異なる種類の緑化植物が植栽されている。

    【0012】前記被処理排水は、それぞれのモデル土槽50に形成された土壌の表層土と下層土との間に配設された供給管52を介して土壌中に供給され、浄化処理された後、モデル土槽50内の最下部に設けられた集水管54を通じてモデル土槽50から導出され、放流枡70
    を経由して放流用のU字溝80へ放流される。

    【0013】以上述べた被処理排水の通水経路は、図1
    中に矢印を付した太線で示されている。

    【0014】次に、モデル土槽50の構成について説明する。 モデル土槽50に用いる土槽としては、気温変化の影響を受けにくいコンクリート製のボックスカルバート50aを使用した。 また、その寸法は、各種植栽植物の生育状況を観察比較し、かつ被処理排水の均等な供給状況を確認するための最小規模として、長さ,幅各2m
    とし、植栽植物の根が生育する表層土である表層根圏土壌として30〜40cm、下層土である下層浄化土壌として同じく30〜40cmを確保するために、高さ1m
    とした。 さらに、浄化処理後の処理水を採取する必要から、モデル土槽50は地上に設置した。

    【0015】ボックスカルバート50aの内部には、図2に示すように、その底部側から砕石層68、下層浄化土壌66、砂層64、表層根圏土壌62の順に層状のモデル土壌が形成されている。 そして、表層根圏土壌62
    と下層浄化土壌66との境界付近には、表層根圏土壌6
    2との間に砂層64を介して、被処理排水の供給管52
    が埋設されている。

    【0016】供給管52は、内部を流通する被処理排水が、周囲の土壌中に浸透するための透水孔が多数設けられた有孔管52aと、有孔管52aを土壌中に安定して支持するためのベッド52bとから構成されている。 また、有孔管52aの周囲には不織布56が捲回され、その両端は有孔管52aの径方向に延在されて、被処理排水が適度に土壌中に湿潤されるようになっている。

    【0017】表層根圏土壌62の地表面には、芝等の緑化植物60が植栽され、その根60aは表層根圏土壌6
    2の内部を下方に向かって生育、伸長している。

    【0018】最下部の砕石層68には浄化処理された高度処理水を集めてモデル土槽50の外部に導出する集水管54が設けられている。

    【0019】次に、本実施例の作用について、1990
    年5月〜1990年11月に前記試験設備を使用して実施した試験の結果を参照して説明する。 表1に、各モデル土槽50での緑化植物60,表層根圏土壌62および下層浄化土壌66の組み合わせをまとめて示す。

    【0020】

    1. 窒素(N)の除去能 試験期間中の5月から7月にかけては、表層根圏土壌の表面にベントグラスを植栽したNo. 1槽が、Nの除去量が多く、除去率は23〜38%であった。 これに対して、8月から10月中旬にかけては、表層根圏土壌の表面にコウライシバを植栽したNo. 2槽,No. 3槽でのNの除去量が多く、除去率は23〜33%であった。


    また、地表にタマリュウ・シバザクラを植栽したNo.


    4槽は、全試験期間を通じて1ppm程度の除去量があり、除去率は10%程度であった。 一方、地表になにも植栽されていない裸地のNo. 5槽では、全試験期間を通じてNの除去量が0.6ppmと低く、除去率も5%


    程度であった。

    【0021】以上の結果から、 (1)Nの除去能は、表層根圏土壌の表面に植栽された植物の種類に影響される。 (2)芝が植栽されたモデル土槽(No.1〜No.3
    槽)では、タマリュウ・シバザクラが植栽されたモデル土槽(No.4槽)と比較して、Nの除去効果が大きい。 (3)それぞれの芝の特徴として、ベントグラスは5月から7月にかけて、コウライシバは8月から10月にかけてNの除去量が大きい。 ということが確認された。 2. リン(P)の除去能 Pの除去能を検討するにあたっては、原水および処理水ともに、全リン(T−P)中に占めるリン酸リン(PO
    4 −P)の比率が95〜98%であったため、原則としてPO 4 −Pの除去能について検討した。

    【0022】No. 2槽では、全試験期間を通じてPO
    4 −Pはほとんど除去されていた。 No. 3槽,No.
    4槽,No. 5槽では、6月から8月にかけてPO 4
    Pの吸収率は44〜65%であったが、その後除去率が悪くなり、5〜22%に減少した。 No. 1槽では、全試験期間を通じて30〜40%の除去率であった。

    【0023】以上のことから、Pの除去能は、リン酸吸収係数が高い黒ボク土を下層浄化土壌に使用したモデル土槽で高いことが確認された。 3. シバの生育量と全窒素(T−N)除去量との関係 前記表1に示した緑化植物60のうち、No. 1槽〜N
    o. 3槽のシバについては、ほぼ定期的に刈り込みを行ない、その生育量を調査した。 この結果、シバの刈り込み収量とT−N除去量との関係から、シバの生育量の増大とともに、各モデル土槽でのT−Nの除去量が大きくなっていることが確認された。 モデル土槽で除去されたT−Nがすべてシバに吸収されたものと仮定すると、シバのT−N含有量の理論値は2.5〜3.3%程度であるが、実際に刈り込んだシバのT−N含有量は2.1〜
    4.1%であり、前記理論値にほぼ相当する値であった。

    【0024】以上のことから、No. 1槽〜No. 3槽の各モデル土槽で除去されたT−Nのほとんどは、表層根圏土壌62の地表面に生育しているシバに吸収されたことが確認された。

    【0025】以上の試験結果に基づいて、本実施例の作用について述べると、被処理排水は、モデル土槽50の表層根圏土壌62と下層浄化土壌66との境界付近に埋設設置された供給管52の有孔管52aの内部を流通し、有孔管52aに設けられた多数の透水孔を通じて土壌中に浸透していく。 この際、有孔管52aの周囲には、透水係数の高い砂層64が形成されているので、被処理排水は、容易に有孔管52aから外部に滲出することができる。 また、有孔管52aの周囲には不織布56
    が捲回され、これが砂層64と下層浄化土壌66との間に延在されているので、有孔管52aから滲出した被処理排水は、不織布56に沿って浸透していき、土壌中に被処理排水を均一に供給することができる。

    【0026】表層根圏土壌62の地表面に植栽された緑化植物60の根60aは、土壌中に浸透してきた被処理排水を求めて砂層64の付近まで伸長し、被処理排水中に含有される肥料要素、特に窒素を顕著に吸収するので、被処理排水中の全窒素(T−N)が効果的に除去されるとともに、緑化植物60には、水分と肥料とが与えられる。

    【0027】緑化植物60に吸収されなかった被処理排水は、下層浄化土壌66を透過して、下方に移動していく。 この過程で、被処理排水中の全リン(T−P)が土壌に吸着されて除去されるとともに、被処理排水中の有機物質等の汚濁物質が土壌微生物によって分解されるという作用も同時に得られ、簡単な構成で高度の排水処理を実施できる。

    【0028】

    【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係る排水の浄化方法によれば、表層土と下層土との二層の境界付近に被処理排水を供給するための通路を配設するとともに、前記表層土の表面に植物を植栽したので、排水中に含まれるリンやその他の有機物質は土壌に吸着され、あるいは土壌微生物に分解されて除去され、さらに排水中の窒素成分は表層土表面に植栽された植物の根を通じて植物に吸収され、排水中のリンあるいは有機成分ばかりでなく、窒素成分をも除去することができ、排水の富栄養化を防止することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に係る排水の浄化処理方法の試験フローを示す系統図である。

    【図2】本発明に係る排水の浄化処理方法の試験に供するモデル土槽の一部破断側断面図である。

    【符号の説明】

    10 人工下水作成プラント 20 合併浄化槽 30 ポンプピット 40 分配槽 50 モデル土槽 52 供給管 54 集水管 56 不織布 60 緑化植物 62 表層根圏土壌 64 砂層 66 下層浄化土壌 68 砕石層

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈