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Flow-type water heating device

阅读:778发布:2024-02-06

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  • 供給される水を加熱して出湯する熱交換器と、該熱交換器を加熱するバーナと、該バーナの燃焼量を調節する燃焼量調節手段と、所定条件に応じて該バーナの目標燃焼量を決定する目標燃焼量決定手段と、前記燃焼量調節手段により前記バーナの燃焼量を前記目標燃焼量に制御する燃焼量制御手段と、前記熱交換器から出湯される湯の温度を検出する熱交温度センサと、前記熱交換器に供給される水の流量を調節する熱交流量調節手段と、前記熱交温度センサの検出温度が所定のドレン防止温度となるように前記熱交換器に供給される水の流量を前記熱交流量調節手段により調節する熱交流量制御手段とを備えたフロー式水加熱装置において、
    前記熱交換器は給水管から供給される水を加熱して給湯管に出湯し、
    前記熱交換器をバイパスして該給水管と該給湯管とを連通するバイパス管と、前記熱交流量調節手段であって前記熱交換器を流れる水の流量と前記バイパス管を流れる水の流量との比であるバイパス比を調節するバイパス比調節手段と、前記給湯管と前記バイパス管との合流箇所の下流側に供給される湯の温度を検出する給湯温度センサと、
    前記バーナの燃焼量と前記熱交換器にドレンが生じない下限温度との相関データを予め記憶した記憶手段と、
    前記相関データに基づいて、前記目標燃焼量に対応した前記下限温度付近に前記ドレン防止温度を設定するドレン防止温度設定手段とを備え
    前記目標燃焼量決定手段は、前記所定条件として、前記給湯温度センサの検出温度が所定の目標給湯温度と一致するように前記目標燃焼量を決定し、
    前記熱交流量制御手段は、前記バイパス比調節手段により前記バイパス比を変更することによって、前記熱交換器に供給される水の流量を調節することを特徴とするフロー式水加熱装置。
  • 供給される水を加熱して出湯する熱交換器と、該熱交換器を加熱するバーナと、該バーナの燃焼量を調節する燃焼量調節手段と、所定条件に応じて該バーナの目標燃焼量を決定する目標燃焼量決定手段と、前記燃焼量調節手段により前記バーナの燃焼量を前記目標燃焼量に制御する燃焼量制御手段と、前記熱交換器から出湯される湯の温度を検出する熱交温度センサと、前記熱交換器に供給される水の流量を調節する熱交流量調節手段と、前記熱交温度センサの検出温度が所定のドレン防止温度となるように前記熱交換器に供給される水の流量を前記熱交流量調節手段により調節する熱交流量制御手段とを備えたフロー式水加熱装置において、
    前記熱交換器は循環回路を介して浴槽と連通し、
    前記浴槽内の水を前記循環回路及び前記熱交換器を介して循環させるポンプと、前記浴槽内の湯の温度を検出する風呂温度センサと、前記熱交流量調節手段であって前記ポンプの送水流量を変更することにより前記循環回路内を循環する水の流量を調節する循環流量調節手段と、
    前記バーナの燃焼量と前記熱交換器にドレンが生じない下限温度との相関データを予め記憶した記憶手段と、
    前記相関データに基づいて、前記目標燃焼量に対応した前記下限温度付近に前記ドレン防止温度を設定するドレン防止温度設定手段とを備え
    前記目標燃焼量決定手段は、前記所定条件として、所定の目標追焚き温度と前記風呂温度センサの検出温度との差に応じて前記目標燃焼量を決定し、
    前記熱交流量制御手段は、前記循環流量調節手段により前記循環回路内を循環する水の流量を変更することによって、前記熱交換器に供給される水の流量を調節することを特徴とするフロー式水加熱装置。
  • 供給される水を加熱して出湯する熱交換器と、該熱交換器を加熱するバーナと、該バーナの燃焼量を調節する燃焼量調節手段と、所定条件に応じて該バーナの目標燃焼量を決定する目標燃焼量決定手段と、前記燃焼量調節手段により前記バーナの燃焼量を前記目標燃焼量に制御する燃焼量制御手段と、前記熱交換器から出湯される湯の温度を検出する熱交温度センサと、前記熱交換器に供給される水の流量を調節する熱交流量調節手段と、前記熱交温度センサの検出温度が所定のドレン防止温度となるように前記熱交換器に供給される水の流量を前記熱交流量調節手段により調節する熱交流量制御手段とを備えたフロー式水加熱装置において、
    前記熱交換器は循環回路を介して暖房端末と連通し、
    前記熱交換器で加熱された水を前記循環回路を介して前記暖房端末に供給すると共に、前記暖房端末で放熱された水を前記熱交換器に回収するポンプと、
    前記熱交換器をバイパスして前記循環回路の上流側と下流側を連通するバイパス管と、前記熱交流量調節手段であって前記熱交換器を流れる水の流量と前記バイパス管を流れる水の流量との比であるバイパス比を調節するバイパス比調節手段と、前記循環回路と前記バイパス管との合流箇所の下流側に供給される湯の温度を検出する給湯温度センサと、
    前記バーナの燃焼量と前記熱交換器にドレンが生じない下限温度との相関データを予め記憶した記憶手段と、
    前記相関データに基づいて、前記目標燃焼量に対応した前記下限温度付近に前記ドレン防止温度を設定するドレン防止温度設定手段とを備え
    前記目標燃焼量決定手段は、前記所定条件として、前記給湯温度センサの検出温度が所定の目標給湯温度と一致するように前記目標燃焼量を決定し、
    前記熱交流量制御手段は、前記バイパス比調節手段により前記バイパス比を変更することによって前記熱交換器に供給される水の流量を調節することを特徴とするフロー式水加熱装置。
  • 前記バーナは複数のバーナブロックから構成され、
    前記記憶手段は、燃焼させるバーナブロックの組合わせ毎に、前記バーナの燃焼量と前記熱交換器にドレンが生じない下限温度との相関データを記憶し、
    前記ドレン防止温度設定手段は、燃焼中のバーナブロックの組合わせに応じた前記相関データを選択し、選択した該相関データに基づいて前記ドレン防止温度を設定することを特徴とする請求項1から請求項 のうちいずれか1項記載のフロー式水加熱装置。
  • 前記ドレン防止温度設定手段は、前記バーナの点火がなされてから所定時間内は、前記ドレン防止温度を前記下限温度よりも所定温度以上高く設定することを特徴とする請求項1から請求項 のうちいずれか1項記載のフロー式水加熱装置。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、熱交換器からの出湯温度を所定温度以上に維持することによって、熱交換器からドレンが発生することを防止するフロー式加熱装置に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    従来より、フロー式水加熱装置として、例えば、バーナにより加熱される熱交換器を有し、給水管から供給される水を該熱交換器で加熱することによって、所定の目標給湯温度の湯を給湯管に出湯するガス給湯装置が知られている。
    【0003】
    かかるガス給湯装置においては、熱交換器からの出湯温度が低くなって熱交換器の周囲においてバーナの燃焼排ガスの温度が低くなると、燃焼排ガスの水蒸気がドレンとなって熱交換器の表面に付着するようになる。 そして、このようにドレンが付着すると、熱交換器の腐食が生じて熱交換器の劣化が生じるという不都合がある。
    【0004】
    そこで、熱交換器をバイパスして給水管と給湯管を連通するバイパス管と、熱交換器に供給される水の流量に対するバイパス管に供給される水の流量の比(バイパス比)を調節するためのバイパスサーボ弁を備え、熱交換器から出湯される湯の温度が、ドレンが生じないように予め定められたドレン防止温度となるように、バイパス比を調節して熱交換器に供給される水の流量を制御するガス給湯装置が提案されている。
    【0005】
    そして、従来のガス給湯装置においては、前記ドレン防止温度が一定値に設定されていた。 しかし、本願発明者らは、このように熱交換器の出湯温度が一定のドレン防止温度となるように、熱交換器に供給される水の流量を制御したときに、熱交換器の熱効率が必ずしも良好なものとはならないことを知見した。
    【0006】
    【発明が解決しようとする課題】
    本発明は、ドレンの発生を防止するために熱交換器からの出湯温度を制限する場合において、熱交換器の熱効率を向上させたフロー式水加熱装置を提供することを目的とする。
    【0007】
    【課題を解決するための手段】
    本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、供給される水を加熱して出湯する熱交換器と、該熱交換器を加熱するバーナと、該バーナの燃焼量を調節する燃焼量調節手段と、所定条件に応じて該バーナの目標燃焼量を決定する目標燃焼量決定手段と、前記燃焼量調節手段により前記バーナの燃焼量を前記目標燃焼量に制御する燃焼量制御手段と、前記熱交換器から出湯される湯の温度を検出する熱交温度センサと、前記熱交換器に供給される水の流量を調節する熱交流量調節手段と、前記熱交温度センサの検出温度が所定のドレン防止温度となるように前記熱交換器に供給される水の流量を前記熱交流量調節手段により調節する熱交流量制御手段とを備えたフロー式水加熱装置の改良に関する。
    【0008】
    かかるフロー式水加熱装置においては、詳細は後述するが、前記バーナの燃焼量が一定の場合は、前記熱交換器に供給される水の流量を大きくして前記熱交換器の出湯温度を低くした方が前記熱交換器の熱効率が高くなる。 また、前記バーナの燃焼量が小さい程、前記熱交換器の周囲の温度が低くなって前記熱交換器にドレンが生じ易くなるため、前記熱交換器にドレンが生じない下限温度が高くなる。
    【0009】
    そのため、前記ドレン防止温度を一定値とした場合には、前記ドレン防止温度を前記バーナの燃焼量を最小設定としたときに前記熱交換器にドレンが生じない温度に設定する必要がある。 しかし、この場合には、前記バーナの燃焼量が該最小設定よりも大きいときは、実際にドレンが生じない下限温度よりも前記熱交換器の出湯温度が高くなるように、前記熱交流量制御手段によって前記熱交換器に供給される水の流量が制御される。 その結果、前記熱交換器に供給される水の流量が、ドレンの発生を防止するために実際に必要な最小の流量よりも少なくなって、前記熱交換器の熱効率が最良のものとはならない。
    【0010】
    そこで、本発明は、前記バーナの燃焼量と前記熱交換器にドレンが生じない下限温度との相関データを予め記憶した記憶手段と、前記相関データに基づいて、前記目標燃焼量に対応した前記下限温度付近に前記ドレン防止温度を設定するドレン防止温度設定手段とを備える。
    【0011】
    そして、前記ドレン防止温度設定手段により、前記相関データに基づいて、前記目標燃焼量に対応した前記下限温度付近に前記ドレン防止温度が設定される。 また、前記熱交温度センサの検出温度がこのようにして設定されたドレン防止温度となるように、前記熱交流量制御手段によって前記熱交換器に供給される水の流量が調節される。 そのため、前記熱交換器にドレンが生じない範囲で前記熱交換器に供給される水の流量が極大きくなるように制御がなされ、これにより前記熱交換器の熱効率を高めることができる。
    【0012】
    そして、本発明の第1の態様は 、前記熱交換器は給水管から供給される水を加熱して給湯管に出湯し、前記熱交換器をバイパスして該給水管と該給湯管とを連通するバイパス管と、前記熱交流量調節手段であって前記熱交換器を流れる水の流量と前記バイパス管を流れる水の流量との比であるバイパス比を調節するバイパス比調節手段と、前記給湯管と前記バイパス管との合流箇所の下流側に供給される湯の温度を検出する給湯温度センサを備え、前記目標燃焼量決定手段は、前記所定条件として、前記給湯温度センサの検出温度が所定の目標給湯温度と一致するように前記目標燃焼量を決定し、前記熱交流量制御手段は、前記バイパス比調節手段により前記バイパス比を変更することによって、前記熱交換器に供給される水の流量を調節することを特徴とする。
    【0013】
    かかる本発明によれば、前記給水管から供給される水の流量を変更することなく、前記給湯管と前記バイパス管の合流箇所の下流側に前記目標給湯温度の湯が該流量で供給されるように前記バーナの燃焼量を制御する場合において、前記熱交流量制御手段は、前記バイパス比を変更して前記熱交換器に供給される水の流量を調節し、前記熱交換器の出湯温度を前記ドレン防止温度設定手段により設定されたドレン防止温度とすることによって、前記目標給湯温度での給湯を行なうときの前記熱交換器の熱効率を高めることができる。
    【0014】
    また、 本発明の第2の態様は、前記熱交換器は循環回路を介して浴槽と連通し、前記浴槽内の水を前記循環回路及び前記熱交換器を介して循環させるポンプと、前記浴槽内の湯の温度を検出する風呂温度センサと、前記熱交流量調節手段であって前記ポンプの送水流量を変更することにより前記循環回路内を循環する水の流量を調節する循環流量調節手段とを備え、前記目標燃焼量決定手段は、前記所定条件として、所定の目標追焚き温度と前記風呂温度センサの検出温度との差に応じて前記目標燃焼量を決定し、前記熱交流量制御手段は、前記循環流量調節手段により前記循環回路内を循環する水の流量を変更することによって、前記熱交換器に供給される水の流量を調節することを特徴とする。
    【0015】
    かかる本発明によれば、前記浴槽内の湯を前記熱交換器を介して循環させることによって追焚きし、前記風呂温度センサの検出温度と前記目標給湯温度との差に応じて前記バーナの燃焼量を制御する場合において、前記熱交流量制御手段は、前記循環流量調節手段により前記熱交換器に供給される水の流量を調整して、前記熱交換器の出湯温度を前記ドレン防止温度設定手段により設定されたドレン防止温度とすることによって、前記浴槽内の湯を追焚きするときの前記熱交換器の熱効率を高めることができる。
    【0016】
    また、 本発明の第3の態様は、前記熱交換器は循環回路を介して暖房端末と連通し、前記熱交換器で加熱された水を前記循環回路を介して前記暖房端末に供給すると共に、前記暖房端末で放熱された水を前記熱交換器に回収するポンプと、前記熱交換器をバイパスして前記循環回路の上流側と下流側を連通するバイパス管と、前記熱交流量調節手段であって前記熱交換器を流れる水の流量と前記バイパス管を流れる水の流量との比であるバイパス比を調節するバイパス比調節手段と、前記循環回路と前記バイパス管との合流箇所の下流側に供給される湯の温度を検出する給湯温度センサとを備え、前記目標燃焼量決定手段は、前記所定条件として、前記給湯温度センサの検出温度が所定の目標給湯温度と一致するように前記目標燃焼量を決定し、前記熱交流量制御手段は、前記バイパス比調節手段により前記バイパス比を変更することによって前記熱交換器に供給される水の流量を調節することを特徴とする。
    【0017】
    かかる本発明によれば、前記暖房端末に前記目標給湯温度の湯が供給されるように前記バーナの燃焼量を制御する場合において、前記熱交流量制御手段は、前記循環流量調節手段により前記熱交換器に供給される水の流量を調節して、前記熱交換器の出湯温度を前記ドレン防止温度設定手段により設定されたドレン防止温度とすることによって、前記暖房端末から放熱して暖房を行なうときの前記熱交換器の熱効率を高めることができる。
    【0018】
    また、 前記第1の態様から第3の態様において、前記バーナは複数のバーナブロックから構成され、前記記憶手段は、燃焼させるバーナブロックの組合わせ毎に、前記バーナの燃焼量と前記熱交換器にドレンが生じない下限温度との相関データを記憶し、前記ドレン防止温度設定手段は、燃焼中のバーナブロックの組合わせに応じた前記相関データを選択し、選択した該相関データに基づいて前記ドレン防止温度を設定することを特徴とする。
    【0019】
    かかる本発明によれば、前記バーナが複数のバーナブロックにより構成され、燃焼させるバーナブロックの組合わせにより前記熱交換器の周囲を流れる燃焼排ガスの量や経路が変化する。 そのため、燃焼させるバーナブロックの組合わせに応じて、前記バーナの燃焼量に応じた前記熱交換器にドレンが生じない下限温度も変化する。
    【0020】
    そこで、燃焼させるバーナブロックの組合わせ毎に、前記バーナの燃焼量と前記熱交換器にドレンが生じない下限温度との相関データを前記記憶手段に記憶しておき、燃焼中のバーナブロックの組合わせに応じた該相関データを選択することによって、燃焼させるバーナブロックの組合わせに対応した前記ドレン防止温度を適切に設定することができる。
    【0021】
    また、 前記第1の態様から第3の態様において、前記ドレン防止温度設定手段は、前記バーナの点火がなされてから所定時間内は、前記ドレン防止温度を前記下限温度よりも所定温度以上高く設定することを特徴とする。
    【0022】
    かかる本発明によれば、前記バーナの点火がなされた後、前記所定時間内は、前記ドレン防止温度設定手段により前記ドレン防止温度が前記下限温度よりも所定温度高く設定される。 その結果、前記熱交流量制御手段により、前記熱交換器からの出湯温度を高くするために前記熱交換器に供給される水の流量を減少する制御がなされ、前記熱交換器に供給される水による吸熱量が減少して前記熱交換器を迅速に加熱することができる。 そのため、前記バーナが点火された直後に、前記熱交換器の温度が低くドレンが生じやすい状態となる時間を短縮することができる。
    【0023】
    【発明の実施の形態】
    本発明の実施の形態について、図1〜図5を参照して説明する。 図1は本発明の第1の実施の形態における追焚き機能付き給湯装置の全体構成図、図2〜図3は図1に示した給湯装置の作動フローチャート、図4は図1に示した給湯装置におけるバーナの燃焼量と熱交換器の熱効率の関係を示したグラフとバーナの燃焼量からドレン防止温度を決定するための相関マップを示した図、図5は本発明の第2の実施の形態における暖房熱源装置の全体構成図である。
    【0024】
    先ず、図1〜図4を参照して第1の実施の形態について説明する。 図1を参照して、本発明のフロー式水加熱装置である給湯装置1は、給水管2から供給される水を加熱して給湯管3に供給する給湯部4と、浴槽5内の水を追焚き循環回路6(追焚き往き管6a及び追焚き戻り管6b、本発明の循環回路に相当する)を介して追焚きする追焚き部7とからなる。
    【0025】
    給湯部4には、給水管2及び給湯管3と連通した給湯熱交換器10(本発明の熱交換器に相当する)、給湯熱交換器10を加熱する給湯バーナ11(本発明のバーナに相当する)、給湯バーナ11を点火するための給湯点火プラグ12、給湯点火プラグ12に高電圧を印加するイグナイタ13、給湯バーナ11の燃焼炎の有無を検知する給湯フレームロッド14、給湯バーナ11に燃焼用空気を供給する給湯燃焼ファン15(本発明の燃焼量調節手段に相当する)、及び給湯熱交換器10から出湯される湯の温度を検出する給湯熱交温度センサ16(本発明の熱交温度センサに相当する)が備えられている。
    【0026】
    なお、給湯バーナ11は、第1バーナブロック11a(本発明のバーナブロックに相当する)と第2バーナブロック11b(本発明のバーナブロックに相当する)により構成されている。
    【0027】
    そして、給水管2には、給水流量を検出する給水流量センサ20、給水温度を検出する給水温度センサ21、給水流量を調節する給水サーボ弁22が備えられている。 また、給湯熱交換器10をバイパスして給水管2と給湯管3を連通するバイパス管30に、バイパス管30の開度を調節するバイパスサーボ弁31(本発明のバイパス比調節手段に相当する)が備えられ、給湯管3とバイパス管30との合流箇所の下流に、給湯温度を検出する給湯温度センサ32が備えられている。
    【0028】
    さらに、給湯部4には、燃料ガスが供給されるガス供給管40を開閉する元電磁弁41、ガス供給管40から分岐した給湯ガス管42の開度を調節する給湯ガス比例弁43(本発明の燃焼量調節手段に相当する)、給湯ガス管42から第1バーナブロック11aへの燃料ガスの供給/遮断を切換える第1切換電磁弁44a、及び給湯ガス管42から第2バーナブロック11bへの燃料ガスの供給/遮断を切換える第2切換電磁弁44bが備えられている。
    【0029】
    一方、追焚き部7には、追焚き循環回路6と連通した追焚き熱交換器50(本発明の熱交換器に相当する)、追焚き熱交換器50を加熱する追焚きバーナ51(本発明のバーナに相当する)、追焚きバーナ51を点火するための追焚き点火プラグ52、追焚きバーナ51の燃焼炎の有無を検知する追焚きフレームロッド53、追焚きバーナ51に燃焼用空気を供給する追焚き燃焼ファン54、追焚き熱交換器50から出湯される湯の温度を検出する追焚き熱交温度センサ55(本発明の熱交温度センサに相当する)、浴槽5内の湯を追焚き循環回路6内に循環させるための追焚きポンプ56(本発明のポンプに相当する)、追焚き循環回路6中の水の有無を検知する循環水流スイッチ57、追焚き戻り管6b内を流通する浴槽5内の湯の温度を検出する風呂温度センサ58、及びガス供給管40から分岐した追焚きガス管60の開度を調節する追焚きガス比例弁61が備えられている。
    【0030】
    また、給湯管3を追焚き循環回路6と連通する湯張り中継管70が設けられ、湯張り中継管70の途中箇所に、湯張り中継管70を開閉する湯張り中継弁71と湯張り中継管70を流れる湯の流量を検出する湯張り流量センサ72が備えられている。
    【0031】
    そして、マイクロコンピュータ等により構成されたコントローラ80(本発明の目標燃焼量決定手段、燃焼量制御手段、熱交流量制御手段、記憶手段、及びドレン防止温度設定手段の機能を含む)によって、給湯装置1の作動が制御される。
    【0032】
    コントローラ80には、給湯装置1の運転/停止の指示や運転条件の設定を行なうと共に給湯装置1の運転状況等を表示するリモコン81が接続され、リモコン81からの各種の指示信号と、給湯フレームロッド14、給湯熱交温度センサ16、給水流量センサ20、給水温度センサ21、給湯温度センサ32、追焚きフレームロッド53、追焚き熱交温度センサ55、循環水流スイッチ57、風呂温度センサ58、及び湯張り流量センサ72からの検出信号とが入力される。
    【0033】
    また、コントローラ80から出力される制御信号によって、イグナイタ13、給湯燃焼ファン15、給水サーボ弁22、バイパスサーボ弁31、元電磁弁41、給湯ガス比例弁43、第1切換電磁弁44a、第2切換電磁弁44b、追焚き燃焼ファン54、追焚きポンプ56、追焚きガス比例弁61、及び湯張り中継弁71の作動が制御される。
    【0034】
    次に、コントローラ80による給湯運転の実行手順について、図2〜図3に示したフローチャートに従って説明する。 コントローラ80は、給水流量センサ20の検出信号により給水管2からの給水が開始されたことを検知すると、図2のSTEP1からSTEP2に進んで、給湯バーナ11の点火処理を行なう。 すなわち、給湯燃焼ファン15を作動させ、イグナイタ13により給湯点火プラグ12に高電圧を印加して火花放電を生じさせた状態で、元電磁弁41、給湯ガス比例弁43、第1切換電磁弁44a、及び第2切換電磁弁44bを開弁して給湯バーナ11に燃料ガスを供給し、給湯バーナ11に点火する。
    【0035】
    そして、コントローラ80は、STEP3で1分タイマをスタートする。 この1分タイマは、後述するSTEP20の処理により、給湯バーナ11の点火後1分間(本発明の所定時間に相当する)が経過するまでは、給湯熱交換器10に供給される水の流量を減少させて、給湯熱交換器10を速やかに加熱するためのものである。
    【0036】
    次のSTEP4で、コントローラ80は、給水温度センサ21により検出される給水管2からの給水温度と、給水流量センサ20により検出される給水管2からの給水流量と、リモコン81により設定された目標給湯温度とに応じて、該目標給湯温度の給湯が得られる給湯バーナ11の目標燃焼量(Qa)を決定する。 そして、給湯温度センサ32により検出される実際の給湯温度が目標給湯温度と一致するように、給湯バーナ11の目標燃焼量(Qa)を微調整する。
    【0037】
    続くSTEP5で、コントローラ80は、給湯バーナ11の燃焼量が目標燃焼量(Qa)となるように、給湯燃焼ファン15の回転数を調節して給湯バーナ11への燃焼用空気の供給流量を制御すると共に、給湯ガス比例弁43により給湯ガス管42の開度を調節して給湯バーナ11への燃料ガスの供給流量を制御する。
    【0038】
    なお、STEP4が本発明の目標燃焼量決定手段による処理に相当し、STEP5が本発明の燃焼制御手段による処理に相当する。
    【0039】
    そして、次のSTEP6で、コントローラ80は、予めメモリ(図示しない、本発明の記憶手段に相当する)に記憶した、図4(b)に示した目標燃焼量(Qa)とドレン防止温度(Td)との相関関係を示した相関マップ(本発明の相関データに相当する。以下Qa/Tdマップという)に、STEP4で決定した目標燃焼量(Qa)を適用して、該目標燃焼量(Qa)に対応したドレン防止温度(Td)を得る。 なお、STEP6は本発明のドレン防止温度設定手段による処理に相当する。
    【0040】
    図4(b)に示したQa/Tdマップは、予め実験により測定した目標燃焼量(Qa,横軸)と、該目標燃焼量(Qa)で給湯バーナ11を燃焼させたときに、給湯熱交換器10からドレンが発生しないようにするために必要な給湯熱交換器10からの出湯温度の下限温度との相関データをマップ化したものであり、給湯熱交換器10の固体差等を考慮して、測定された下限温度よりも若干(例えば2℃)高い温度にドレン防止温度(Td)が設定されている。
    【0041】
    コントローラ80は、給湯熱交温度センサ16の検出温度が、目標燃焼量(Qa)をQa/Tdマップに適用して得られたドレン防止温度(Td)以上となるように、給湯熱交換器10に供給される水の流量を制御することによって、給湯熱交換器10からドレンが発生し、該ドレンの付着により給湯熱交換器10の劣化が生じることを防止することができる。
    【0042】
    そして、図4(b)中、▲1▼は第1給湯バーナ11aと第2給湯バーナ11bの双方を燃焼させた場合(全燃焼)の相関マップを示し、▲2▼は第1給湯バーナ11aのみを燃焼させた場合(1/2燃焼)の相関マップを示している。 図2(b)に示したように、1/2燃焼の場合と全燃焼の場合とでは、目標燃焼量(Qa)におけるドレン防止温度が異なるため、1/2燃焼用のQa/Tdマップ(▲2▼)と、全燃焼用のQa/Tdマップ(▲1▼)を用意することによって、より精度良くドレン防止温度(Td)を設定することができる。
    【0043】
    また、STEP7で1分タイマがタイムアップしていないとき(給湯バーナ11の点火から1分が経過していないとき)は、STEP20に分岐し、コントローラ80は、ドレン防止温度(Td)を5℃高く設定する。 これにより、給湯開始時に給湯熱交換器10の温度が速やかに上昇するようにし、給湯開始後、給湯熱交換器10の温度が低くドレンが生じやすい状態となる時間を短縮している。
    【0044】
    また、図4(a)は、ある燃焼量で給湯バーナ11を燃焼させた状態で給湯熱交換器10に供給する水の流量を変化させたときの、給湯熱交換器10からの出湯温度(Tout)と給湯熱交換器10の熱効率(α)との関係を示したグラフである。 図4(a)のグラフから明らかなように、給湯バーナ11の燃焼量が一定であれば、給湯熱交換器10に供給される水の流量を増やして給湯熱交換器10からの出湯温度(Tout)を下げた方が、給湯熱交換器10の熱効率(α)が高くなる。
    【0045】
    そこで、図3のSTEP8で、コントローラ80は、給湯熱交温度センサ16の検出温度がドレン防止温度(Td)となるように、バイパスサーボ弁31によりバイパス比を調節する。 これにより、給湯バーナ11の目標燃焼量(Qa)に対して、給湯熱交換器10からドレンが生じない範囲で、給湯熱交換器10に供給される水の流量を極力多くするように制御されるため、給湯熱交換器10の熱効率をより良好なものとすることができる。 なお、STEP8は、本発明の熱交流量制御手段による処理に相当する。
    【0046】
    そして、続くSTEP9で、給水流量センサ20により給水管2からの給水が検知されたときは図2のSTEP4に戻って給湯運転を継続し、給水管2からの給水が検知されないときには、STEP10に進んで給湯バーナ11の燃焼を停止し、給湯運転を終了して図2のSTEP1に戻る。
    【0047】
    次に、コントローラ80は、リモコン81により浴槽5への湯張り指示がなされたときは、湯張り中継弁71を開弁して湯張り運転を開始する。
    【0048】
    湯張り中継弁71が開弁されると、給水管2からの給水が開始され、上述した給湯運転の場合と同様に、コントローラ80は、給湯温度センサ32の検出温度がリモコン81により設定された目標湯張り温度となるように、給湯バーナ11の目標燃焼量(Qa)を決定し、給湯熱交温度センサ16の検出温度が目標燃焼量(Qa)をQa/Tdマップに適用して設定したドレン防止温度(Td)となるように、バイパスサーボ弁31によりバイパス比を調節する。 これにより、湯張り運転時の給湯熱交換器10の熱効率をより良好なものとしている。
    【0049】
    そして、コントローラ80は、湯張り流量センサ72の検出信号から浴槽5に供給された湯の累積量を算出し、該累積量がリモコン81により設定された目標湯張り量に達したときに、湯張り中継弁71を閉弁して湯張り運転を終了する。
    【0050】
    次に、リモコン81により追焚きの指示がなされたときは、コントローラ80は追焚き運転を開始する。
    【0051】
    追焚き運転においては、コントローラ80は、追焚きポンプ56(本発明のポンプに相当する)を作動させて浴槽5内の水を循環戻り管6bを介して追焚き熱交換器50に供給し、追焚き熱交換器50から出湯される湯を循環往き管6aを介して浴槽5に戻すことにより、浴槽5内の水の追焚きを行なう。
    【0052】
    コントローラ80は、追焚き燃焼ファン54を作動させ、イグナイタ13により追焚き点火プラグ52に火花放電を生じさせた状態で、元電磁弁41と追焚きガス比例弁61を開弁して追焚きバーナ51に燃料ガスを供給し、追焚きバーナ51に点火する。
    【0053】
    そして、コントローラ80は、先ず、追焚きバーナ51の最大能力を目標燃焼量(Qa)として追焚きバーナ51の燃焼量を制御し、風呂温度センサ58の検出温度とリモコン81により設定された目標追焚き温度との差が所定温度以下となった後は、追焚きバーナ51の最大能力の1/2を目標燃焼量(Qa)として追焚きバーナ51の燃焼量を制御する。
    【0054】
    そして、浴槽温度センサ58の検出温度が目標追焚き温度に達したときに、コントローラ80は、元電磁弁41と追焚きガス比例弁61を閉弁して追焚きバーナ51の燃焼を停止し、追焚き燃焼ファン54と追焚きポンプ56の作動を停止して追焚き運転を終了する。
    【0055】
    ここで、コントローラ80は、追焚きバーナ51の最大能力における燃焼量に対応したドレン防止温度(Td)と、最大能力の1/2における燃焼量に対応したドレン防止温度(Td)のデータを予めメモリに記憶している。 なお、この最大能力における燃焼量と最大能力の1/2における燃焼量に対応したドレン防止温度(Td)のデータが本発明の相関データに相当し、ドレン防止温度(Td)は、上述した給湯熱交換器10における場合と同様に、予め実験等により決定される。
    【0056】
    そして、コントローラ80は、追焚き運転中、追焚き熱交温度センサ55の検出温度が、追焚きバーナ51の目標燃焼量(Qa)に応じたドレン防止温度(Td)となるように、追焚きポンプ56の送水量を調節して追焚き熱交換器50に供給される水の流量を制御し、これにより追焚き熱交換器50の熱効率をより良好なものとしている。
    【0057】
    次に、図5を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。 本発明のフロー式水加熱装置である暖房熱源装置100は、暖房循環回路101(暖房往き管101a,暖房戻り管101b、本発明の循環回路に相当する)を介して床暖房端末102(本発明の暖房端末に相当する)と接続され、暖房循環回路101を介して床暖房端末102に湯を供給する。 そして、これにより、床暖房端末102から放熱がなされる。
    【0058】
    暖房熱源装置100には、暖房循環回路101と連通した暖房熱交換器110、暖房熱交換器110を加熱する暖房バーナ111、暖房バーナ111を点火するための暖房点火プラグ112、暖房点火プラグ112に高電圧を印加するイグナイタ113、暖房バーナ111の燃焼炎の有無を検知する暖房フレームロッド114、暖房バーナ111に燃焼用空気を供給する暖房燃焼ファン115、及び暖房熱交換器110から出湯される湯の温度を検出する暖房熱交温度センサ116が備えられている。
    【0059】
    また、暖房熱交換器110をバイパスして暖房往き管101aと暖房戻り管101bを連通するバイパス管120には、バイパス管120の開度を調節するバイパスサーボ弁121が備えられ、暖房往き管101aとバイパス管120との合流箇所の下流には、床暖房端末102に供給される湯の温度を検出する給湯温度センサ122が備えられている。
    【0060】
    さらに、暖房熱源装置100には、暖房循環回路101内に湯を循環させるための暖房ポンプ123(本発明のポンプに相当する)、燃料ガスが供給されるガス供給管130を開閉する元電磁弁131、ガス供給管130の開度を調節する暖房ガス比例弁132が備えられている。
    【0061】
    そして、マイクロコンピュータ等により構成されたコントローラ140(本発明の目標燃焼量決定手段、燃焼量制御手段、熱交流量制御手段、記憶手段、ドレン防止温度設定手段の機能を含む)によって、暖房熱源装置100の作動が制御される。
    【0062】
    コントローラ140には、床暖房端末102の作動/停止の指示や暖房運転の条件設定を行なうと共に暖房熱源装置100の運転状況等を表示するリモコン141が接続され、リモコン141からの各種の指示信号と、暖房フレームロッド114、暖房熱交温度センサ116、給湯温度センサ122、及びリモコン141に備えられた室温センサ142の検出信号とが入力される。
    【0063】
    また、コントローラ140から出力される制御信号によって、イグナイタ113、暖房燃焼ファン115、元電磁弁131、暖房ガス比例弁132、バイパスサーボ弁121、及び暖房ポンプ123の作動が制御される。
    【0064】
    コントローラ140は、リモコン141により暖房運転の開始が指示されたときに、暖房ポンプ123を作動させて暖房熱交換器110で加熱された水を暖房往き管101aを介して床暖房端末102に送出すると共に、床暖房端末で放熱した水を暖房戻り管101bを介して暖房熱交換器110に回収する暖房運転を開始する。
    【0065】
    コントローラ140は、先ず、暖房燃焼ファン115を作動させ、イグナイタ113により暖房点火プラグ112に火花放電を生じさせた状態で、元電磁弁131と暖房比例弁132を開弁して暖房バーナ111に燃料ガスを供給し、暖房バーナ111に点火する。
    【0066】
    そして、コントローラ140は、給湯温度センサ122の検出温度が所定の給湯目標温度(例えば80℃)となるように、暖房バーナ111の目標燃焼量(Qa)を決定し、暖房バーナ111の燃焼量が該目標燃焼量(Qa)となるように、暖房燃焼ファン115の回転数を調節して暖房バーナ111への燃焼用空気の供給流量を制御すると共に、暖房ガス比例弁132によりガス供給管130の開度を調節して暖房バーナ111への燃料ガスの供給流量を制御する。
    【0067】
    また、コントローラ140は、暖房ポンプを123を作動させて、暖房熱交換器110で加熱された湯を暖房循環回路101を介して床暖房端末102に供給し、これにより床暖房端末102からの放熱によって床暖房装置102が設置された室内が暖房される。
    【0068】
    ここで、コントローラ140のメモリ(図示しない)には、上述した第1の実施の形態におけるコントローラ80と同様に、暖房バーナ111の目標燃焼量(Qa)から該目標燃焼量(Qa)に対応したドレン防止温度(Td)を得るためのQa/Tdマップが予め記憶されている。
    【0069】
    そして、コントローラ140は、目標燃焼量(Qa)をQa/Tdマップに適用して該目標燃焼量(Qa)に対応したドレン防止温度(Td)を決定し、暖房熱交温度センサ116の検出温度が該ドレン防止温度(Td)となるように、バイパスサーボ弁121の開度を調節して暖房熱交換器110に供給される湯の流量を制御する。
    【0070】
    このように、暖房熱交換器110から出湯される湯の温度がドレン防止温度(Td)となるように暖房熱交換器110に供給される水の流量を制御することによって、暖房運転時における暖房熱交換器110の熱効率をより良好なものとすることができる。
    【0071】
    また、コントローラ140は、室温センサ142の検出温度がリモコン141により設定された目標室温を超えたときに暖房運転を中断し、室温センサ142の検出温度が該目標室温よりも所定温度(例えば2℃)下がったときに暖房運転を再開することによって、室内の温度がほぼ該目標室温となるようにする制御を行なう。
    【0072】
    なお、前記第1及び第2の実施の形態においては、本発明の相関データとして、目標燃焼量(Qa)と実験等により決定した該目標燃焼量(Qa)における熱交換器からドレンが生じない下限温度よりも所定温度高く設定したドレン防止温度(Td)との対応関係をマップ化したマップデータ(Qa/Tdマップ)を用いたが、目標燃焼量(Qa)と該目標燃焼量(Qa)における熱交換器からドレンが生じない下限温度との対応関係をマップ化したマップデータを本発明の相関データとして用い、該相関データに目標燃焼量(Qa)を適用して得られる該下限温度よりも所定温度高い温度をドレン防止温度(Td)として設定するようにしてもよい。
    【0073】
    また、前記第1及び第2の実施の形態においては、本発明の相関データとしてマップデータ(Qa/Tdマップ)を用いたが、目標燃焼量(Qa)を入力して該目標燃焼量(Qa)に対応したドレン防止温度(Td)を出力する数式データを用いてもよい。
    【0074】
    また、前記第1の実施の形態の給湯運転においては、熱交換器の加熱開始から所定時間が経過するまで、ドレン防止温度(Td)を高く設定して熱交換器の温度を速やかに高める処理を行なったが、この処理を行なわない場合であっても本発明の効果を得ることができる。
    【0075】
    また、前記第1の実施の形態の給湯運転における場合と同様に、前記第1の実施の形態の湯張り運転と追焚き運転、及び前記第2の実施の形態においても、熱交換器の加熱開始から所定時間が経過するまで、ドレン防止温度(Td)を高く設定して熱交換器の温度を速やかに高める処理を行なってもよい。
    【0076】
    また、前記第1の実施の形態では、第1バーナブロック11aと第2バーナブロック11bという2個のバーナブロックからなる給湯バーナ11を示したが、3個以上のバーナブロックにより給湯バーナを構成してもよい。 この場合には、燃焼させるバーナブロックの組合わせ毎に、目標燃焼量(Qa)とドレン防止温度(Td)との相関データを用意して予めメモリに記憶し、燃焼させるバーナブロックの組合わせに応じて選択した相関データに基づいてドレン防止温度を決定するようにしてもよい。
    【0077】
    また、追焚きバーナ51及び暖房バーナ111も、給湯バーナ11と同様に、複数のバーナブロックにより構成してもよい。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明の第1の実施の形態における追焚き機能付き給湯装置の全体構成図。
    【図2】図1に示した給湯装置の作動フローチャート。
    【図3】図1に示した給湯装置の作動フローチャート。
    【図4】図1に示した給湯装置におけるバーナの燃焼量と熱交換器の熱効率との関係を示したグラフ及びバーナの燃焼量からドレン防止温度を決定するための相関マップを示した図。
    【図5】本発明の第2の実施の形態における暖房熱源装置の全体構成図。
    【符号の説明】
    1…追焚き機能付き給湯装置、4…給湯部、7…追焚き部、10…給湯熱交換器、11…給湯バーナ、15…給湯燃焼ファン、16…給湯熱交温度センサ、30…バイパス管、31…バイパスサーボ弁31、50…追焚き熱交換器、51…追焚きバーナ、54…追焚き燃焼ファン、55…追焚き熱交温度センサ、56…追焚き循環ポンプ、100…暖房熱源装置、103…床暖房端末、110…暖房熱交換器、111…暖房バーナ、115…暖房燃焼ファン、116…暖房熱交温度センサ、120…バイパス管、121…バイパスサーボ、123…暖房循環ポンプ、140…コントローラ

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