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Panel for floor heating

阅读:463发布:2024-01-09

专利汇可以提供Panel for floor heating专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a panel for floor heating capable of improving heating efficiency.
SOLUTION: The panel 3 is provided with a pipe housing groove 4 housing a heating medium pipe 2. The pipe housing groove 4 is comprised of a first pipe housing groove 4a provided on one face 3a of the panel 6, and a second pipe housing groove 4b provided on another face 3b of the panel 3. The first pipe housing groove 4a is linearly extended for arranging the heating medium pipe 2 in a straight line in one direction. The second pipe housing groove 4b is curvedly extended for curvedly arranging the heating medium pipe 2.
COPYRIGHT: (C)2007,JPO&INPIT,下面是Panel for floor heating专利的具体信息内容。

  • 暖房用の熱媒体管を床内に配管すべく、前記熱媒体管を収容する管収容溝を備えて、前記床内に並んで配備されるパネルであって、
    前記管収容溝は、前記パネルの一方の面に設けられて、前記熱媒体管を一方向に真直ぐ配管するための、直線状に延びる第1の管収容溝と、
    前記パネルの他方の面に設けられて、他のパネルの前記第1の管収容溝に繋がって前記熱媒体管を湾曲するように配管するための、湾曲して延びる第2の管収容溝とからなることを特徴とする床暖房用パネル。
  • 前記第2の管収容溝は、前記熱媒体管を戻るように配管するために、略U字状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の床暖房用パネル
  • 前記パネルは、長辺と短辺とを備えた長方形状であって、前記第1の管収容溝は、両側の前記短辺に達するようにして前記パネルの長手方向に沿って延び、前記第2の管収容溝は、一の前記長辺に各端部が達するように延びていることを特徴とする請求項2に記載の床暖房用パネル。
  • 前記第1の管収容溝は、一本あるいは複数本設けられ、その第1の管収容溝の少なくとも一本は、前記第2の管収容溝とは、前記パネルの長手方向と直交する幅方向において相違する位置に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の床暖房用パネル。
  • 前記第2の管収容溝の端部間には、前記床を構成する根太を収容する根太収容空間を形成するために、切除可能な切除可能部が、前記第2の管収容溝部分を分断しないようにして、前記短辺に平行に設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の床暖房用パネル。
  • 前記パネルの他方の面には、前記切除可能部の外縁を形成するように、掘り込み線が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の床暖房用パネル。
  • 说明书全文

    この発明は、熱媒体管を収容する管収容溝を備えた床暖房用パネルに関するものである。

    従来、床暖房を構築するパネルとして、断熱材からなるパネルに、熱媒体管を収容する溝を備えたものがあった(例えば、特許文献1参照)。 ここで、このパネルを図15を用いて説明する。 このパネル20は、上面に、長手方向に平行に延びる二本の直線溝21、21と、それら二本の直線溝21、21の途中位置にて、二本の直線溝21、21を繋ぐ半円弧状溝22、22と、その半円弧状溝22、22からさらに側方に延びる1/4円弧状溝23、23とを備えていた。 そして、このパネル20は、前記直線溝21と半円弧状溝22と1/4円弧状溝23とを適宜使い分けることで、この一種類のパネル20によって配管路全体を形成することができるようになっていた。 また、パネル20には、直線溝21に沿って、その直線溝21の内面を含めてパネル20の上面に、アルミテープからなる熱伝達部材が貼着され、この熱伝達部材によって、溝21に収容された熱媒体管の熱がパネル20上の床材に効率的に伝えられた。

    特開平10−219925

    ところで、前記従来のパネル20にあっては、熱伝達部材が貼着されるものの、直線溝21に連通する円弧状溝22、23の部分において、熱伝達部材の下面に円弧状溝22、23による空間を有していた。 そのため、円弧状溝22、23の部分においては、熱伝達部材が撓んで、その熱伝達部材がパネル20上の床材に密接しなかった。 その結果、熱媒体管の熱が、床材へ十分伝わらず、暖房効率が低下するといった問題があった。

    この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、暖房効率を高めることができる床暖房用パネルを提供することにある。

    この発明に係る床暖房用パネルは、前記目的を達成するために、次の構成からなる。 すなわち、
    請求項1に記載の発明に係る床暖房用パネルは、暖房用の熱媒体管を床内に配管すべく、前記熱媒体管を収容する管収容溝を備えて、前記床内に並んで配備されるパネルである。 ここにおいて、前記管収容溝は、前記パネルの一方の面に設けられて、前記熱媒体管を一方向に真直ぐ配管するための、直線状に延びる第1の管収容溝と、前記パネルの他方の面に設けられて、他のパネルの前記第1の管収容溝に繋がって前記熱媒体管を湾曲するように配管するための、湾曲して延びる第2の管収容溝とからなる。

    これにより、熱媒体管を一方向に真直ぐ配管する所には、このパネルを、直線状に延びる第1の管収容溝が設けられた一方の面を上に向けるとともに、その第1の管収容溝の延びる方向を、前記配管の方向となる一方向に合わせるようにして配備する。 そして、熱媒体管を湾曲するように配管する所には、このパネルを、湾曲して延びる第2の管収容溝が設けられた他方の面を上に向けるとともに、その第2の管収容溝が前記第1の管収容溝に繋がるようにして配備する。 このとき、一方の面を上にしたパネルには、直線状に延びる第1の管収容溝に沿って、その第1の管収容溝の内面を含めてパネルの上面に、アルミテープ等の熱伝達部材を配置するのがよい。 ここで、直線状に延びる第1の管収容溝は、一方の面に設けられ、湾曲して延びる第2の管収容溝は、他方の面に設けられているため、一方の面上に第2の管収容溝が表れることはなく、そのため、その一方の面において、熱伝達部材が第2の管収容溝内に撓むこともない。 したがって、熱伝達部材は、パネル上の床材に直接的または間接的に密接することができる。

    また、請求項2に記載の発明に係る床暖房用パネルのように、請求項1に記載の床暖房用パネルにおいて、前記第2の管収容溝は、前記熱媒体管を戻るように配管するために、略U字状に形成されてもよい。

    また、請求項3に記載の発明に係る床暖房用パネルのように、請求項2に記載の床暖房用パネルにおいて、前記パネルは、長辺と短辺とを備えた長方形状であって、前記第1の管収容溝は、両側の前記短辺に達するようにして前記パネルの長手方向に沿って延び、前記第2の管収容溝は、一の前記長辺に各端部が達するように延びてもよい。

    また、請求項4に記載の発明に係る床暖房用パネルのように、請求項3に記載の床暖房用パネルにおいて、前記第1の管収容溝は、一本あるいは複数本設けられ、その第1の管収容溝の少なくとも一本は、前記第2の管収容溝とは、前記パネルの長手方向と直交する幅方向において相違する位置に設けられるのが望ましい。 これにより、パネルの肉厚が薄い場合であっても、第1の管収容溝の少なくとも一本と、第2の管収容溝とが通ずることはなく、その部分から熱媒体管の熱が逃げることがない。

    また、請求項5に記載の発明に係る床暖房用パネルのように、請求項3または4に記載の床暖房用パネルにおいて、前記第2の管収容溝の端部間には、前記床を構成する根太を収容する根太収容空間を形成するために、切除可能な切除可能部が、前記第2の管収容溝部分を分断しないようにして、前記短辺に平行に設けられてもよい。 これにより、湾曲して延びる第2の管収容溝を用いる場合に、パネルの切除可能部を切除して根太収容空間を形成することで、このパネルを根太を挟む両側に渡るように配備することができる。 ここにおいて、切除可能部、すなわち根太収容空間が第2の管収容溝を分断しないように設けられていることから、根太を横切る部分において、熱媒体管が第2の管収容溝に収容され、その熱媒体管の熱の消失を避けることができる。

    また、請求項6に記載の発明に係る床暖房用パネルのように、請求項5に記載の床暖房用パネルにおいて、前記パネルの他方の面には、前記切除可能部の外縁を形成するように、掘り込み線が設けられてもよい。 これにより、パネルを、切除可能部の外縁を形成する掘り込み線部分でカットすることで、切除可能部は、簡単に切除される。

    この発明に係る床暖房用パネルによれば、直線状に延びる第1の管収容溝が一方の面に設けられ、湾曲して延びる第2の管収容溝が他方の面に設けられることで、それら一方の面と他方の面とを使い分けて、熱媒体管を真直ぐ配管することも、湾曲するように配管することもできる。 しかも、前記一方の面上に第2の管収容溝が表れることはなく、その一方の面において、第1の管収容溝部分に配置される熱伝達部材が第2の管収容溝内に撓むこともないため、熱伝達部材は、パネル上の床材に直接的または間接的に密接することができ、その結果、熱媒体管の熱を、パネル上の床材に十分に伝えることができ、暖房効率を高めることができる。

    以下、この発明に係る床暖房用パネルを実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。

    図1ないし図14は、本発明の一実施の形態を示す。 図中符号1は、建物の床である。 2は、暖房用の熱媒体管、すなわち、温等の熱媒体が通る管である。 3は、パネルである。 このパネル3は、熱媒体管2を床1内に配管すべく、熱媒体管2を収容する管収容溝4を備えて、床1内に並んで配備される。

    ここで、床1は、下地床1aと、その下地床1a上に一定間隔で配設された根太1bと、同じく下地床1a上に、根太1bの両端位置においてその根太1bに直交して配設された補助根太1cと、根太1b(補助根太1cを含む)上に配設される床材としてのフローリング1dとから構成されている。

    パネル3は、断熱材、例えば発泡ポリスチレン樹脂等の発泡合成樹脂からなる。 このパネル3の前記管収容溝4は、パネル3の一方の面3aに設けられて、熱媒体管2を一方向に真直ぐ配管するための、直線状に延びる第1の管収容溝4aと、パネル3の他方の面3bに設けられて、他のパネル3の前記第1の管収容溝4aに繋がって熱媒体管2を湾曲するように配管するための、湾曲して延びる第2の管収容溝4bとからなる。

    詳細には、パネル3は、前記根太1b、1b間に配備される。 そして、パネル3は、長辺3cと短辺3dとを備えた長方形状をしている。

    このパネル3は、熱媒体管2を根太1bに沿う前記一方向に真直ぐ配管するために、前記第1の管収容溝4aが設けられた一方の面3aを上にして、長手方向が根太1bに沿うように縦にして、隣合う根太1b、1b間に嵌まるように配備される。 すなわち、第1の管収容溝4aは、パネル3の両側の短辺3d、3dに達するようにしてパネル3の長手方向に沿って延びている。 この第1の管収容溝4aは、一本あるいは複数本(図示実施の形態においては、二本)設けられ、その第1の管収容溝4aの少なくとも一本(図示実施の形態においては、一本であって、図3において、破線で示す上側の溝)は、後に詳述する第2の管収容溝4bとは、パネル3の長手方向と直交する幅方向において相違する位置に設けられている。 そして、このパネル3の一方の面3aには、第1の管収容溝4aを挟むようにしてその第1の管収容溝4aに沿って、僅かに(例えば、0.1mm程度)下がる段部5が設けられている。 なお、このように、パネル3が、第1の管収容溝4aを用いるために一方の面3aを上にして配備する場合には、このパネル3は、その長さのままの形で、あるいは、その長さが適宜寸法となるように切断された形で使用される。

    また、パネル3は、熱媒体管2を前記一方向の配管の端側において湾曲するように(図示実施の形態においては、戻るように)配管するために、前記第2の管収容溝4bが設けられた他方の面3bを上にして、長手方向が根太1bを挟む両側に渡るように横にして配備される。 すなわち、前記第2の管収容溝4bは、パネル3の一の長辺3cに各端部4cが達するように湾曲して延びている。

    図示実施の形態においては、第2の管収容溝4bは、四つの端部4c、4cを備えている。 そして、中間の二つの端部4c、4cと、それら二つの端部4c、4cを繋ぐ第1連通部4dとで、略U字状の内周側管収容溝401が形成される。 また、外側の二つの端部4c、4cと、それら二つの端部4c、4cを繋ぐ第2連通部4eとで、前記内周側管収容溝401を囲む、略U字状の外周側管収容溝402が形成される。 さらに、前記第2の管収容溝4bにおいて、パネル3の長手方向のそれぞれの側の二つの端部4c、4cと、それら二つの端部4c、4cを繋ぐ第3連通部4fとで、略U字形状の他の管収容溝403が形成される。 こうして、内周側管収容溝401と外周側管収容溝402と他の管収容溝403、403とのそれぞれが、略U字形状に形成された前記第2の管収容溝4bとなる。

    また、パネル3は、第2の管収容溝4b(図示実施の形態においては、内周側管収容溝401とか外周側管収容溝402)の端部4c、4c間に、床1を構成する前記根太1bを収容する根太収容空間6を形成するために、切除可能な切除可能部7、7が、第2の管収容溝4b(図示実施の形態においては、内周側管収容溝401とか外周側管収容溝402)部分を分断しないように、それら切除可能部7、7間に後述する連結部8が形成されるようにして、パネル3の短辺3dに平行に設けられている。 こうして、この切除可能部7、7によって分けられるパネル3の各側は、切除可能部7、7間の、第2の管収容溝4b(詳細には、第1連通部4dと第2連通部4e)が通る連結部8によって繋がることとなる。 そして、第2の管収容溝4b(図示実施の形態においては、内周側管収容溝401とか外周側管収容溝402)は、パネル3の一の長辺3cの、根太1bを挟む各側に、端部4cが達するように湾曲して延びることとなる。 また、このパネル3の他方の面3bには、前記切除可能部7の外縁を形成するように、掘り込み線7aが設けられている。 ここにおいて、掘り込み線7aは、溝状に形成されているが、例えば、多数の孔がミシン目の如く並んで形成されても構わない(後述する掘り込み線3eにおいても同様)。

    ところで、第2の管収容溝4b(内周側管収容溝401、外周側管収容溝402および他の管収容溝403)は、パネル3の長手方向に並ぶように複数(図示実施の形態においては、二組み)設けられている。 そして、これら二組みの管収容溝4b、4bの間には、このパネル3の他方の面3bに、掘り込み線3eが、パネル3を横断するように、短辺3dに平行に設けられている。 そして、熱媒体管2の配管に、この第2の管収容溝4bを用いる場合には、パネル3は、掘り込み線3eで分割されるとともに切除可能部7、7が切除された中パネル301の形で使用される(図5参照)。 すなわち、この中パネル301は、長手方向が根太1bを挟む両側に渡るように横にして、一つ飛ばしの根太1b、1b間に配備される。 さらに、場合によっては、パネル3は、中パネル301の切除可能部7、7および切除可能部7、7間の連結部8が切除されて分割された小パネル302の形で使用される(図6参照)。 すなわち、この小パネル302は、隣合う根太1b、1b間に配備される。 そして、この小パネル302の第2の管収容溝4bもまた、他のパネル3の第1の管収容溝4aに繋がって熱媒体管2を湾曲するように配管するために、湾曲して延びている。 なお、図中符号9は、第1の管収容溝4aと第2の管収容溝4bとが交差する部分にできる通孔である。 このように、パネル3の肉厚が薄い場合には、第1の管収容溝4aと第2の管収容溝4bとが連通して通孔9、9ができるが、パネル3の肉厚を厚くすれば、第1の管収容溝4aと第2の管収容溝4bとが連通することはなく、通孔9が形成されることはない。

    次に、このパネル3を用いた、熱媒体管2の施工方法について説明する。 始めに、図7に示すように、下地床1aに、根太1bと補助根太1cとを配設する。 ここで、根太1bには、熱媒体管2が横切る部分に(図示実施の形態においては、一定間隔で並ぶ根太1b、1bの、両端付近に交互に)、根太1bを切り離すようにして通路1eを設けておく。 その後、図8に示すように、湾曲して延びる第2の管収容溝4bが設けられた他方の面3bを上にした中パネル301を、通路1eのある位置(図示実施の形態においては、根太1bの端側)において、長手方向が通路1eのある根太1bを挟む両側に渡るように横にして配備する。 このとき、中パネル301の連結部8が通路1eに嵌まり、中パネル301の根太収容空間6、6に、根太1bの一部が収容される。 そして、中パネル301、301が並ぶ最端(図示実施の形態においては、下地床1aにおける右上部分および左下部分)に、同じく、湾曲して延びる第2の管収容溝4bが設けられた他方の面3bを上にした小パネル302を配備する。

    さらに、図9に示すように、直線状に延びる第1の管収容溝4aが設けられた一方の面3aを上にしたパネル3を、先に配備されている中パネル301、301どうし、あるいは中パネル301と小パネル302とを繋ぐようにして、隣合う根太1b、1b間に配備する。 このパネル3は、配備する前記一方向の長さに応じて、適宜枚数が並べられたり、切断されたりする。 このとき、一方の面3aを上にしたパネル3の第1の管収容溝4aと他方の面3bを上にした中パネル301の第2の管収容溝4bとが連通し、また、一方の面3aを上にしたパネル3の第1の管収容溝4aと他方の面3bを上にした小パネル302の第2の管収容溝4bとが連通する。 そして、このパネル3の第1の管収容溝4aの内面から、パネル3の上面(一方の面3a)、特に第1の管収容溝4aを挟む部分となる段部5、5に渡るようにして、その第1の管収容溝4aに沿って、アルミテープ等の熱伝達部材10を貼着(配置)する(図10参照)。 もっともこの熱伝達部材10の貼着(配置)は、パネル3を配備する前に行ってもよい。 また、前記パネル3と中パネル301と小パネル302との配備する順序は、特に問わない。

    その後、図11に示すように、熱媒体管2を、それぞれのパネル3(中パネル301および小パネル302を含む)の管収容溝4a、4bに挿入するようにして配管する。 次いで、図12に示すように、パネル3(中パネル301および小パネル302を含む)上に、アルミシート等の熱伝達部材11を貼着(配置)する。 そして、最後に、図13および図14に示すように、床材としてのフローリング1dを敷き詰める。

    次に、以上の構成からなる床暖房用パネル3の作用効果について説明する。 このパネル3によると、熱媒体管2を一方向(図示実施の形態においては、根太1bに沿う一方向)に真直ぐ配管する所には、このパネル3を、直線状に延びる第1の管収容溝4aが設けられた一方の面3aを上に向けるとともに、その第1の管収容溝4aの延びる方向を、前記配管の方向となる一方向に合わせるようにして配備する。 そして、熱媒体管2を前記一方向の配管の端側において湾曲するように配管する所には、このパネル3(詳細には、中パネル301とか小パネル302であって、特に、中パネル301は、熱媒体管2を戻るように配管する所に用いられる。)を、湾曲して延びる第2の管収容溝4bが設けられた他方の面3bを上に向けるとともに、その第2の管収容溝4bが前記第1の管収容溝4aに繋がるようにして配備する。 こうして、パネル3の一方の面3aと他方の面3bとを使い分けて、熱媒体管2を真直ぐ配管することも、湾曲するように配管することもできる。 また、このとき、一方の面3aを上にしたパネル3には、直線状に延びる第1の管収容溝4aに沿って、その第1の管収容溝4aの内面を含めてパネル3の上面(一方の面3a)に、アルミテープ等の熱伝達部材10を配置する。 ここで、直線状に延びる第1の管収容溝4aは、一方の面3aに設けられ、湾曲して延びる第2の管収容溝4bは、他方の面3bに設けられているため、一方の面3a上に第2の管収容溝4bが表れることはなく、そのため、その一方の面3aにおいて、第1の管収容溝4a部分に配置される熱伝達部材10が第2の管収容溝4b内に撓むこともない。 したがって、熱伝達部材10は、パネル3上のフローリング1dに密接することができ、その結果、熱媒体管2の熱を、パネル3上のフローリング1dに十分に伝えることができ、暖房効率を高めることができる。 しかも、パネル3には掘り込み線7a、3eが設けられるものの、その掘り込み線7a、3eは、パネル3の他方の面3bに設けられて、一方の面3aには設けられていない。 このため、この掘り込み線7a、3eによって暖房効率が下がるようなこともない。 なお、図示実施の形態においては、この熱伝達部材10の上には、他の熱伝達部材11が配置されており、この熱伝達部材10は、他の熱伝達部材11を介して、すなわち間接的にパネル3上のフローリング1dに密接することとなる。 もっとも、他の熱伝達部材11を設けなければ、熱伝達部材10は、直接的にパネル3上のフローリング1dに密接する。

    また、パネル3の一方の面3aに設けられた二本の第1の管収容溝4a、4aの内の一本は、パネル3の他方の面3bに設けられた第2の管収容溝4bとは、パネル3の長手方向と直交する幅方向において相違する位置に設けられている。 したがって、パネル3の肉厚が薄い場合であっても、この第1の管収容溝4aの一本と、第2の管収容溝4bとが通ずることはなく、その部分から熱媒体管2の熱が逃げることがない。

    また、パネル3には、根太収容空間6を形成するための切除可能部7が設けられており、湾曲して延びる第2の管収容溝4bを用いる場合には、前記切除可能部7を切除して根太収容空間6を形成する。 この際、パネル3を、切除可能部7の外縁を形成する掘り込み線7a部分でカットすることで、切除可能部7は、簡単に切除される。 そして、こうすることで、根太収容空間6に根太1bの一部を収容するようにして、このパネル3(中パネル301)を根太1bを挟む両側に渡るように配備することができる。 ここにおいて、切除可能部7、すなわち根太収容空間6が第2の管収容溝4bを分断しないように設けられていることから、根太1bを横切る部分において、熱媒体管2が第2の管収容溝4bに収容され、その熱媒体管2の熱の消失を避けることができる。

    なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。 例えば、第2の管収容溝4bは、パネル3の長手方向に並ぶように二組み設けられているが、三組以上設けられてもよく、また、反対に一組みのみであってもよい。 また、この第2の管収容溝4bを用いる場合には、パネル3(中パネル301)は、長手方向が根太1bを挟む両側に渡るように横にして配備されるが、このとき、パネル3(中パネル301)は、一つ飛ばしの根太1b、1b間に配備されなくとも、二つ飛ばしの、あるいはそれ以上飛ばした根太1b、1b間に配備されるものであってもよい。

    また、パネル3は、第2の管収容溝4bを用いる場合に、一つ飛ばしとか、それ以上飛ばした根太1b、1b間に配備されるものでなくとも、隣合う根太1b、1b間に配備されるものであってもよい。 つまり、例えば、小パネル302の形のパネルを用いて、その一方の面3aと他方の面3bとが使い分けられても構わない。 また、ここにおいて、第2の管収容溝4bは、図6に示す向きでなくとも、90度回転した向きに設けられてもよい。

    また、パネル3(中パネル301および小パネル302を含む)は、根太1b、1b間に配備されなくとも、根太1b、1b間以外の場所に配備されるものであっても構わない。

    また、切除可能部7は、第2の管収容溝4bとなる内周側管収容溝401の第1連通部4dと、同じく第2の管収容溝4bとなる外周側管収容溝402の第2連通部4eとを挟む両側に設けられているが、その片側にのみ設けられてもよい。 さらに、この切除可能部7は、必要なければなくともよい。

    この発明の一実施の形態の、パネルの平面図である。

    同じく、図1におけるA矢視図である。

    同じく、パネルの底面図である。

    同じく、図3におけるB矢視図である。

    同じく、中パネルの底面図である。

    同じく、小パネルの底面図である。

    同じく、熱媒体管の施工方法の第1工程を示す平面図である。

    同じく、熱媒体管の施工方法の第2工程を示す平面図である。

    同じく、熱媒体管の施工方法の第3工程を示す平面図である。

    同じく、熱媒体管の施工方法の第4工程を示す平面図である。

    同じく、熱媒体管の施工方法の第5工程を示す平面図である。

    同じく、熱媒体管の施工方法の第6工程を示す平面図である。

    同じく、熱媒体管の施工方法の第7工程を示す平面図である。

    同じく、図13におけるC−C線による拡大断面図である。

    従来のパネルを示す平面図である。

    符号の説明

    1 床 1b 根太 2 熱媒体管 3 パネル(床暖房用パネル)
    3a 一方の面 3b 他方の面 3c 長辺 3d 短辺 4 管収容溝 4a 第1の管収容溝 4b 第2の管収容溝 4c 端部 6 根太収容空間 7 切除可能部 7a 掘り込み線 301 中パネル(パネル)
    302 小パネル(パネル)

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