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Mulching material and method of setting up using the same

阅读:1001发布:2020-12-17

专利汇可以提供Mulching material and method of setting up using the same专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a mulching material and a method of setting up using the same which prevents growth of weeds from ground surfaces and growth of weeds by seeds come flying without affecting growth of vegetated plants.
SOLUTION: This mulching material comprises at least one species selected from plant fibers, wood chips, craft paper, organic fibers and inorganic fibers as a principal raw material and is added with a water soluble aluminum salt except aluminum phosphates or an aqueous solution of the aluminum salt. As the water soluble aluminum salt, at least one species selected from aluminum chloride, aluminum sulfate, sodium aluminate and aluminum lactate is preferably used. The water soluble aluminum salt or the aqueous solution of the same can be added in a process for forming the mulching material or after setting up the mulching material.
COPYRIGHT: (C)2003,JPO,下面是Mulching material and method of setting up using the same专利的具体信息内容。

  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 植物繊維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種を主原料とするマルチング材に、リン酸アルミニウム塩類を除く水溶性のアルミニウム塩、又はその水溶液が付与されていることを特徴とするマルチング材。 【請求項2】 前記水溶性のアルミニウム塩が、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、アルミン酸ナトリウム、乳酸アルミニウムより選択された少なくとも一種である請求項1に記載のマルチング材。 【請求項3】 前記マルチング材が、更に、セメント又は高分子有機物のバインダーを含有する請求項1又は2
    に記載のマルチング材。 【請求項4】 前記マルチング材の主原料がロックウールであって、前記バインダーがセメントである請求項3
    に記載のマルチング材。 【請求項5】 植物繊維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種を主原料として含有するマルチング材を地表面に敷設するマルチング材の施工方法において、前記マルチング材に、リン酸アルミニウム塩類を除く水溶性のアルミニウム塩、又はその水溶液を付与することを特徴とするマルチング材の施工方法。 【請求項6】 前記マルチング材が、植物繊維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種に、セメント又は高分子有機物のバインダーを付与して形成したものからなり、前記バインダーに、
    前記リン酸アルミニウム塩類を除く水溶性のアルミニウム塩、又はその水溶液を含有させる請求項5に記載のマルチング材の施工方法。 【請求項7】 前記マルチング材を地表面に敷設した後、前記リン酸アルミニウム塩類を除く水溶性のアルミニウム塩、又はその水溶液を付与する請求項5に記載のマルチング材の施工方法。 【請求項8】 有機繊維又は無機繊維の不織布又は織布からなる下層マルチング材を地表面に敷設した後、更に、植物繊維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種を主原料として含有する上層マルチング材を敷設する請求項5〜7のいずれか一つに記載のマルチング材の施工方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば道路中央分離帯や公園に植えられた植栽物等の根元の周囲に敷設して、植栽物等の生育を助成するためのマルチング材及びそれを用いた施工方法に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、例えば道路の中央分離帯や公園に植栽物を植えたり、街路樹を植えたり、山に植生、植栽、植林したりして緑化が推進されている。 このような植栽物の根元の周囲には雑草が生え易く、放置しておくと雑草が繁殖して景観的に見苦しいばかりでなく、植栽物に日光が当たりにくくなったり、土壌の養分や分が雑草に吸収されて植栽物の生育が阻害されてしまう。 【0003】このような雑草を取り除く方法としては、
    一般的には人手による草刈りや除草剤の散布が行われている。 しかしながら、草刈りは重労働であり、近年の人手不足、作業者の高齢化等の問題、また、道路の中央分離帯などでは作業に危険を伴うため、充分に除草を行うことができず、除草剤の散布も、その安全性等の問題から使用範囲が限られているのが現状である。 【0004】このような問題を解決するために、ソイルカバー又はマルチング材といわれるマットやシートを地表面に敷いて日光を遮断することにより、雑草の成長を抑制する方法が知られている。 【0005】このようなマルチング材としては、藁、古い畳、マニラ麻、ヤシなどの植物繊維からなるものが古くから用いられており、近年では、樹脂製のシート、繊維質マット、木チップ、ボール紙、グラスウール、ロックウール等が用いられるようになってきた。 マルチング材は、植栽物の生育のために透水性を有していることが必要であり、樹脂製のシートなど透水性のないものには、透水性を付与するために多数の穴が設けられている。 【0006】 【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従来のマルチング材は、地表面にある種子や株からの雑草の生育を抑制するには有効な方法であったが、その施工後、上述した穴や隙間からタンポポのような飛来する雑草の種子が侵入して発芽し、防草効果が持続しないという問題があった。 例えば、ボール紙のマルチング材はその継ぎ目から雑草が生育しやすく、麻布や粗毛布などの繊維質マルチング材も透水性は良好であるが飛来した雑草の種子の発芽を抑制する効果は薄かった。 【0007】一方、飛来した雑草の種子の発芽抑制効果を有するマルチング材としては、グラスウールのマルチング材が知られている。 グラスウールは、水が抜けやすく、その表面が乾燥しやすいため、マルチング材上に飛来した雑草の種子は発芽しても水分を吸収することができず、その根が地表面に達する前に乾燥して枯れてしまうからである。 しかしながら、このグラスウールのマルチング材は、一定の面密度及び厚さのマットを切って敷き並べなければならず、施工面が複雑な地形の場合には施工することが困難であった。 【0008】また、複雑な地形でも施工可能なマルチング材として、ロックウールや樹皮繊維などの繊維を結着材で固めた不定形の置き均しタイプのマルチング材が知られているが、このマルチング材も、雨の多い春から夏にかけては、飛来した雑草の種子がその表面で発芽しやすいという欠点があった。 【0009】更に、このような不定形のマルチング材に除草剤をあらかじめ混入しておく方法も考えられるが、
    安全な除草剤は一般に葉から吸収されるので、飛来した雑草の種子の発芽抑制には効果がない。 また、除草剤の種類によっては、植栽物の成長を妨げてしまう恐れもある。 【0010】したがって、本発明の目的は、植栽物の成長には影響を与えずに地表面からの雑草の成長を防止し、更に、飛来する種子による雑草の成長も防止できる、マルチング材及びそれを用いた施工方法を提供することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明のマルチング材は、植物繊維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種を主原料とするマルチング材に、リン酸アルミニウム塩類を除く水溶性のアルミニウム塩、又はその水溶液が付与されていることを特徴とする。 【0012】本発明のマルチング材においては、前記水溶性のアルミニウム塩が、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、アルミン酸ナトリウム、乳酸アルミニウムより選択された少なくとも一種であることが好ましい。 【0013】また、前記マルチング材が、更に、セメント又は高分子有機物のバインダーを含有することが好ましい。 【0014】更に、前記マルチング材の主原料がロックウールであって、前記バインダーがセメントであることが好ましい。 【0015】一方、本発明のマルチング材の施工方法は、植物繊維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種を主原料として含有するマルチング材を地表面に敷設するマルチング材の施工方法において、前記マルチング材に、リン酸アルミニウム塩類を除く水溶性のアルミニウム塩、又はその水溶液を付与することを特徴とする。 【0016】本発明のマルチング材の施工方法において、前記マルチング材が、植物繊維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種に、セメント又は高分子有機物のバインダーを付与して形成したものからなる場合には、前記バインダーに、前記リン酸アルミニウム塩類を除く水溶性のアルミニウム塩、又はその水溶液を含有させることができる。 【0017】また、前記マルチング材を地表面に敷設した後、前記リン酸アルミニウム塩類を除く水溶性のアルミニウム塩、又はその水溶液を付与することもできる。 【0018】更に、有機繊維又は無機繊維の不織布又は織布からなる下層マルチング材を地表面に敷設した後、
    更に、植物繊維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種を主原料として含有する上層マルチング材を敷設することが好ましい。 【0019】本発明によれば、マルチング材で地表面を被って光を遮断することにより、地表面にある種子や株からの雑草の成長を抑制する効果が得られる。 また、マルチング材が透水性を有するので、施工後のマルチング材表面に飛来した雑草の種子等の発芽も抑制される。 更に、マルチング材には、リン酸アルミニウム塩類を除く水溶性のアルミニウム塩、又はその水溶液が付与されるので、飛来した種子の発根・発芽抑制効果を高めることができ、しかもマルチ中に植えられている植栽物の発育には影響を与えない。 【0020】本発明において、飛来した雑草の種子の発根・発芽が、リン酸アルミニウム塩類を除く水溶性のアルミニウム塩、又はその水溶液を付与されたマルチング材によって効果的に抑制され、しかもマルチ中に植えられている植栽物の発育には影響を与えない理由については、未だ充分に解明されていないが、以下のように推測される。 【0021】すなわち、マルチング材は、飛来した種子の発芽自体を抑制するのではなく、種子の発根を抑制することによって、結果的に発芽を抑制するものであると考えられる。 そして、リン酸アルミニウム塩類を除く水溶性のアルミニウム塩、又はその水溶液は、雑草の種子の発根を抑制する作用を有し、それによって施工後のマルチング材表面に飛来した雑草の種子等の発芽を効果的に抑制する。 しかしながら、既に発根や発芽している植栽物の発育は、上記水溶性のアルミニウム塩、又はその水溶液によって阻害されないためと考えられる。 【0022】 【発明の実施の形態】まず、本発明のマルチング材について説明する。 マルチング材の主原料としては、植物繊維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種が用いられる。 これらのマルチング材は、通気性、遮光性及び透水性を有するマルチング層を形成でき、しかも植栽物の生育を妨げる恐れがない。 【0023】植物繊維としては麻布等が、有機繊維としては羊毛、樹皮、ヤシ殻、わら、もみ殻等が、無機繊維としてはロックウール、グラスウール等が例示でき、特にコストや耐久性の点からロックウールが好ましい。 また、これらは単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。 また、有機繊維又は無機繊維は不織布又は織布として用いてもよい。 【0024】また、上記マルチング材は、更にバインダーを含有していてもよい。 これにより、マルチング材の施工後の耐久性が増し、雑草の生育抑制効果を長期に持続させることが可能となる。 また、マルチング材を予めシート状に形成する場合のみならず、マルチング材の主原料とバインダーとの混合物を、現地の施工場所にて施工する地表面に直接吹き付けて固化させることにより形成することもできる。 バインダーとしては、セメントや、樹脂、デンプン等の高分子有機物が使用でき、特にセメント又は樹脂が好ましい。 【0025】更に、上記のバインダー以外にも、本発明の目的を著しく損わない範囲で、常用の各種添加剤、例えば珪砂等の骨材等を含有していてもよい。 【0026】次に、本発明において用いられる、リン酸アルミニウム塩類を除く水溶性のアルミニウム塩、又はその水溶液について説明する。 【0027】本発明は、上記のマルチング材に、リン酸アルミニウム塩類を除く水溶性のアルミニウム塩又はその水溶液が付与されていることを特徴としている。 【0028】水溶性のアルミニウム塩としては、リン酸アルミニウム塩類を除けば特に限定されず、通常使用されるものが使用可能であるが、飛来する雑草の種子の発根抑制効果が高く、また、雨水等により地表面に流された場合に土壌に対する影響が少なく、更に容易に入手可能である点から、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、アルミン酸ナトリウム、乳酸アルミニウムより選択された少なくとも一種であることが好ましい。 なかでも、乳酸アルミニウムは、アルミニウム以外が有機成分のみで構成され、有機成分である乳酸は生分解性を有し、分解されて水と炭酸ガスとなるので安全であり、土壌へのpH等の影響も少ないので特に好ましい。 【0029】一方、本発明で使用する水溶性のアルミニウム塩として、リン酸アルミニウム塩類を除く理由は、
    リン酸部分が無機肥料成分として機能してしまい、却って発芽や発根を促進してしまう可能性があるからである。 また、非水溶性のアルミニウム塩もアルミニウムがイオン化せず、マルチング材中に分散付与できないので用いることができない。 【0030】水溶性のアルミニウム塩又はその水溶液をマルチング材に付与する量は、マルチング材100質量部に対して、水溶性のアルミニウム塩が0.01〜1.
    0質量部であることが好ましい。 水溶性のアルミニウム塩が0.01質量部未満であると、飛来した雑草の種子の発根・発芽抑制効果が充分に得られず、1.0質量部を超えると、植栽物の成長を妨げてしまうため好ましくない。 【0031】また、水溶性のアルミニウム塩又はその水溶液を、予めセメントや樹脂等のバインダーに含有させる場合には、バインダー中に水溶性のアルミニウム塩が保持され易いことから、水溶性のアルミニウム塩の量を上記好ましい範囲内で比較的多い量、好ましくは0.1
    〜1.0質量部付与することが好ましい。 一方、マルチング材を敷設した後に、水溶性のアルミニウム塩又はその水溶液を付与する場合には、水溶性のアルミニウム塩の添加量は、上記好ましい範囲内で比較的少ない量、好ましくは0.01〜0.5質量部付与することで、飛来した雑草の種子の発根・発芽を充分に抑制することができる。 【0032】次に、本発明のマルチング材の施工方法について説明する。 本発明において、水溶性のアルミニウム塩又はその水溶液は、マルチング材を施工する前に予め付与しておいてもよく、あるいはマルチング材を施工した後に付与してもよい。 【0033】マルチング材は、例えばボール紙等であればそのまま使用でき、繊維化されたマルチング材であれば、シート状又は粒状に形成することができる。 また、
    この際に不織布や織布として形成してもよく、セメント、樹脂、デンプン等のバインダーを混合して形成してもよい。 更に、繊維化されたマルチング材とバインダーとの混合物を、地表面に直接吹付けてマルチング材を形成してもよい。 【0034】マルチング材を被覆する際の被覆層の面密度は、1〜10kg/m 2が好ましく、より好ましくは1〜7kg/m 2である。 1kg/m 2未満では飛来した雑草の種子の発根・発芽を効果的に抑制することができず、10kg/m 2を超えるとコストが高くなるだけで、効果は向上しないため好ましくない。 【0035】水溶性のアルミニウム塩、又はその水溶液の付与は、マルチング材の形成工程及び施工工程のいずれの工程で行ってもよい。 すなわち、マルチング材を形成する際に付与してもよく、マルチング材を形成した後、地表面への敷設前に付与してもよく、マルチング材を地表面に敷設した後に付与してもよい。 【0036】具体的には、マルチング材を形成する工程中で付与する方法としては、例えばロックウールや樹脂繊維を板状に抄いたものや、粗毛布や不織布を用いる場合には、シート製造工程で水溶性のアルミニウム塩を繊維中に練り込む方法が挙げられる。 また、例えば、ロックウール繊維をセメント等のバインダーで固定するタイプのマルチや、樹皮を繊維化したものに粘着剤等のバインダーを混ぜたマルチング材の場合には、繊維とバインダーを混合する工程で水溶性のアルミニウム塩を混合する方法でもよく、予めバインダー中に水溶性のアルミニウム塩を含有させる方法でもよい。 【0037】上記の方法のうち、マルチング材のバインダー中に水溶性のアルミニウム塩を予め含有させる方法は、マルチング材の施工後の耐久性が増加し、防草効果を長期に持続させることが可能であるともに、マルチング材をシート状に形成する場合だけでなく、地表面に直接吹付けて施工することも可能となる。 【0038】一方、マルチング材をシート状に形成した後、又はマルチング材を地表面に敷設した後に、水溶性のアルミニウム塩を粒体、粉体、又は水溶液として、マルチング材の表面に塗布固定する方法も好ましく用いられる。 この場合、水溶性のアルミニウム塩は粒状や粉体として付与してもよく、又はその水溶液としてマルチング材に含浸させるように付与してもよい。 【0039】粒体や粉体として付与する場合には、水溶性のアルミニウム塩が雨水で流されないように、接着剤や粘着剤等のバインダーを用いてマルチング材の表面に固定させてもよい。 この場合には、マルチング材を1〜
    10kg/m 2 、より好ましくは、1〜7kg/m 2となるように置き均した後、その上から水溶性のアルミニウム塩を0.1〜100g/m 2 、より好ましくは、0.
    1〜50g/m 2となるように散布することが好ましい。 【0040】本発明において、マルチング材は、同一種類のものを1層だけで施工してもよく、複数種類のものを2層以上に積層して施工してもよい。 この場合、2層以上のマルチ層を形成する場合には、有機繊維又は無機繊維からなる不織布又は織布を地表面に敷設した後、その上に植物繊維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種を積層して、マルチ層を構成することが好ましい。 マルチング材をこのように2層で構成することにより、下層の不織布又は織布によって地面から発芽した雑草がマルチ層を突き破って伸びることを防止し、上層の植物繊維、木チップ、ボール紙、有機繊維、無機繊維より選択された少なくとも一種によって、マルチ層上に飛来してきた雑草の種子の発根・発芽を抑制することができる。 【0041】上記の方法で施工されたマルチング材は、
    地表面からの雑草の成長を防止するだけでなく、飛来する種子による雑草の成長も防止できる。 また、上記のようなマルチング材は断熱性も有しているため、植栽物の根元を保温する効果ももたらされる。 【0042】以下実施例を用いて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。 【0043】 【実施例】実施例1 ロックウール粒状綿(平均繊維径5μm、平均粒径5m
    m)14kgに、ポルトランドセメント3kg、及び微珪砂3kg加えてなる混合物(商品名「マルチングブロウ」、以下マルチングブロウという)を、植栽物であるヘデラへリックスの周りの4m 2の水平な地表面に均し置きし、水を40L散布した。 その後、乳酸アルミニウム(商品名:多木化学社製タキセラム)の粉体8gを播き、ローラーにて強く転圧した。 その表面にメヒシバの種を100粒播き、2ヶ月後にその発芽率及び植栽物の生育状況を調べた。 その結果を表1に示す。 【0044】実施例2 チップ材に接着剤としてポリ酢酸ビニルバインダーを混入させたチップマルチ材20kgを、植栽物であるヘデラへリックスの周りの4m 2の水平な地表面に均し置きし、その上から塩化アルミニウム(商品名:大明化学社製タイバック)水溶液(固形分0.7wt%)3Lを散布した。 その表面からメヒシバの種を100粒播き、2
    ヶ月後にその発芽率及び植栽物の生育状況を調べた。 その結果を表1に示す。 【0045】比較例1 マルチングブロウ20kgを、植栽物であるヘデラへリックスの周りの4m 2の水平な地表面に均し置きし、水を40L散布した後、ローラーにて強く転圧した。 その表面にメヒシバの種を100粒播き、2ヶ月後にその発芽率及び植栽物の育成状況を調べた。 その結果を表1に示す。 【0046】比較例2 チップ材に接着剤としてポリ酢酸ビニルバインダーを付着させたチップマルチ材20kgを、植栽物であるヘデラへリックスの周りの4m 2の水平な地表面に均し置きし、水3Lを散布した。 その表面からメヒシバの種を1
    00粒播き、2ヶ月後にその発芽率及び植栽物の育成状況を調べた。 その結果を表1に示す。 【0047】比較例3 マルチングブロウ20kgを、植栽物であるヘデラへリックスの周りの4m 2の水平な地表面に均し置きし、水を40L散布した。 その後リン酸アルミニウム粉体8g
    を播き、ローラーにて強く転圧した。 その表面にメヒシバの種を100粒播き、2ヶ月後にその発芽率及び植栽物の育成状況を調べた。 その結果を表1に示す。 【0048】 【表1】

    【0049】表1の結果より、実施例1、2においては、発芽率がそれぞれ2%、3%と低く飛来する種子による雑草の成長が効果的に防止できるのに対し、アルミニウム塩を付与していない比較例1、2においては、発芽率がそれぞれ10%、35%と高く、また、リン酸アルミニウムを付与した比較例3においても発芽率が50


    %と高く、飛来する種子による雑草の成長が防止できないことがわかる。 【0050】また、植栽物であるヘデラへリックスの成長は、アルミニウム塩を付与していない比較例1、2と同程度であったことから、実施例1、2においては植栽物の成長には影響を与えていないことがわかる。 【0051】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、


    植栽物の成長には影響を与えずに、地表面からの雑草の成長のみならず、飛来する種子による雑草の成長も防止できるマルチング材及びそれを用いた施工方法を提供できる。 したがって、このマルチング材は、道路中央分離帯、道路法面、空港、築堤及び公園等において好適に使用できる。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂東 隆 東京都千代田区神田鍛冶町3丁目6番地3 旭ファイバーグラス株式会社内(72)発明者 池田 昌彦 東京都千代田区神田鍛冶町3丁目6番地3 旭ファイバーグラス株式会社内Fターム(参考) 2B024 DB10 4H011 AB01 BA01 BB18 BC19 BC20 DA07 DH09 DH10 DH15

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