专利汇可以提供Magnetic recording medium专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To enhance coercive force, to reduce noise and to improve electromagnetic transducing characteristics by forming a magnetic film with a specified alloy having a required ratio among the components.
CONSTITUTION: The CoCrPtNiB magnetic film of this magnetic recording medium is formed with an alloy consisting of, by atom, 5-15% Ni, 1-15% Cr, 1-12% Pt, 0.1-5% B and the balance Co. High coercive force of ≥1,200 Oe, ≥30 dB S/N and reduced noise are attained and electromagnetic transducing characteristics are improved because of high saturation magnetization of ≥10kG. When 0.1-5% Ru and 0.1-5% Ti are added to the film forming alloy, similar effects are produced without deteriorating the corrosion resistance.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Magnetic recording medium专利的具体信息内容。
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば磁気ヘッドとの間において情報の記録および再生を行なうための磁気記録媒体に関し、特にノイズを低減し、かつ保磁力を向上したものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置では、磁気記録媒体に微小間隔で磁気ヘッドを対向させ、磁気記録媒体に記録された磁気情報を磁気ヘッドが読みとったり、磁気ヘッドから磁気記録媒体に磁気的に記録するようになっている。 磁気記録媒体は、基板材料にCo−Ni−Cr、C
o−Cr−Ta、Co−Cr−Pt等の合金からなる磁性膜を被着して形成されており、最近では磁気記録媒体を高記録密度にするため、磁性膜の保磁力を大きくすることが種々提案されている。
【0003】例えば特開平1−256017号公報には、磁性膜をCo−Cr−Ta−Ptの四元系合金で作成した磁気記録媒体が開示されている。 そしてPt添加量1〜15at%で保磁力が約1200Oeより大きく、また角形比が0.8以上になるとしている。 また外国専門誌Magnetism and Magnetic Materials. 86 (199
0) 159-168.には、Co−Cr−Pt磁性膜においてP
tの含有量により磁気特性がどのような影響を受けるかを記載している。 そして図1(b)に示すようにPt1
2at%で保磁力が1000Oe以上になり、角形比はPt6〜18%で0.7〜0.9になり、また残留磁化及び飽和磁化についても図1(a)に示す傾向があるとしている。
【0004】さらに特開平1−232522号公報には、磁気記録媒体の磁性膜として、Niの添加量が30
%以下のCoNi系合金で作成したものが開示されている。 そしてNiの添加量を30%以下にしたのは、それ以上に添加すると磁性膜の残留磁化が大幅に低下し、電磁変換特性が劣化するためであると記載している。 またCoNi系合金で作成した磁性膜は、保磁力が700〜
1500Oeとなり、飽和磁化が8000〜13900
ガウスになるとしており、さらに耐食性が向上すると記載している。
【0005】また第14回日本応用磁気学会(1990
年)では、CoCrTaおよびCoCrPtに対しBを添加することにより保磁力が影響を受けることが発表されている。 そしてCoCrTaへのB添加量を増すと保磁力が単調に減少し、CoCrPtの場合はBの添加量を増すと保磁力は増加するとしている。 またCoCrP
tにBを3〜7at%添加することにより約3000O
eの高保磁力が得られるとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術に記載したように、Co系合金を使用した磁性膜が種々作成されているが、保磁力、残留磁化、S/N比の全てが十分に好ましいものは得られていない。 またCo系合金にNi
を添加した材料により作成した磁性膜は、保磁力と飽和磁化の点において満足できるが、S/N比が小さくノイズを十分に低減できないものがあった。 これは、Niを30%以下の添加量としていて、S/N比の向上を考慮していないためである。 またCoCrPtにBを添加した合金で作成した磁性膜は、前記のように保磁力が向上することが知られている。 しかしCoCrPtにBを5
〜7%添加した合金により磁性膜を形成したところ、保磁力は向上したがS/N比が低下してノイズが大きくなることがあった。 そこで本発明は、磁気記録媒体の保磁力を向上するとともに、ノイズを低減しさらに飽和磁化を好ましいものにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、CoCr
PtNiにBを種々の割合で添加した合金により磁性膜を作成し、保磁力、S/N比、飽和磁化の全てにおいて望ましい磁性膜を完成した。 すなわち本発明の磁気記録媒体は、その磁性膜を、原子%でNi5〜15%、Cr
1〜15%、Pt1〜12%、B0.1〜5%、残部C
oからなる合金によって作成した。 また本発明は、磁性膜を前記組成に対してRuを0.1〜5%添加して作成したり、あるいはさらにTiを0.1〜5%添加して作成したものを含む。 上記においてNiを5〜15%とし、Crを1〜15%とし、Ptを1〜12%としたのは、それら範囲外ではS/N比が劣るためである。 Bを0.1〜5%とにしたのは、その範囲外では保磁力とS
/N比の点で劣るからである。 RuとTiの添加量を前記範囲にしたのは、その範囲外では耐食性が劣るからである。
【0008】
【作用】上記の磁気記録媒体は、磁性膜がCoNiCr
PtBの五元系元素からなり、Niは5〜15原子%含有するようにしたので、保磁力が1200Oe以上と大きく、S/N比は30以上となってノイズの低減を図ることができ、さらに飽和磁化が10Kガウス以上になるので電磁変換特性を好ましいものにすることができる。
【0009】
【実施例】3.5インチ径のアルミニウム合金基板(外径95mm、内径25mm、厚さ1.27mm)の表面にNiP無電解メッキ膜を5〜15μmの厚さに形成し、表面を鏡面加工してディスクを作成した。 このディスクを洗浄後、表面にテクスチャー加工をし、表面の面粗さをRa7nmとした。 再びディスクを洗浄後、DC
マグネトロンスパッター装置を用い、スパッタ室内を1
×1− -5 Torr以下に排気後、Arガスを導入し、室内の圧力を5mmTorrに保持し、投入圧力2000
W、成膜速度40nm/分の条件で下地Cr層を50n
mの厚さに成膜した。 この時、ディスクの温度は200
℃であった。 さらにこの下地膜の上に磁性膜を成膜した。 なお磁性膜はCoNiCrPtB合金(表1に示す)と、それにRuを添加した合金(表2に示す)、さらにTiを添加した合金(表2に示す)で作成した。 磁性膜のスパッタ時の投入電力は200W、成膜速度10
0nm/分で膜厚を50nmとした。 この全工程中ディスク温度はほぼ200℃に保った。 さらに磁性膜上に保護膜としてカーボン膜を成膜し、その成膜条件は投入電力1000W、成膜速度8nm/分で厚さを30nmとした。
【0010】上記のようにして作成した磁気記録媒体について、保磁力Hc、飽和磁化4πMsおよび残留磁化4πMrをVSMを用い印加磁場10Kガウスで測定した。 測定に使用した磁気ヘッドは、CaTiO 3をスライダー材とし、MnZnフェライトにセンダストの薄膜をスパッターで成膜したMIGヘッドを用いた。 また磁気ヘッドのトラック幅は13μm、スライダー幅は60
0μm、ジンバルバネ圧9.5gで、ディスクの半径は24mmの位置でディスク回転数3600rpmの条件で測定した。
【0011】まずディスクに線記録密度30KFclで書き込み、0〜20MHzの帯材でノイズを含まない再生信号をスペクトロアナライザーにより測定する。 次に使用した測定機器の磁気ヘッドを含むノイズを同一条件で測定し、さらにrms電圧側を使用してノイズ電力を測定し、更生用データとする。 媒体ノイズは、再生時のノイズより測定機器ノイズを差し引いた値を、rms値更生用データと比較参照し、算出した。 このような方法で前記作成した磁気記録媒体のS/N比を用いた。 そして得られた測定結果を下記の表1と表2に示した。
【0012】
【表1】
【0013】表1よりPt含有量が1%未満および15
%より大きいとS/N比が劣る。 またCrは含有させない場合、および18%以上ではS/N比が劣り、Niは3%未満、および18%以上ではS/N比が劣り、Bは1%未満および6%以上でS/N比が劣ることがわかる。 また表1より飽和磁化に関しては、Pt含有量が1
5%と多くなると劣り、残留磁化に関しては、Cr添加量が16%と多くなると劣っている。 さらに保磁力に関しては、Ptの添加量が0になると劣っている。 以上より磁性膜を、原子%でNi5〜15%、Cr1〜15
%、Pt1〜12%、B0.1〜5%、残部Coからなる合金によって作成するのが望ましい。
【0014】
【表2】
【0015】表2よりRu添加量は0.1〜5%にし、
Ti添加量は0.1〜5%にするのが、HcおよびS/
N比の点で望ましい。
【0016】
【発明の効果】本発明の磁気記録媒体は、CoNiCr
PtBの五元系元素であってNiを5〜15%にし、またBを0.1〜5%にした合金で磁性膜を作成しているので、S/N比が大きくなってノイズが低減され、しかも残留磁化がある程度大きいために電磁変換特性が向上し、さらに保磁力も向上したものとなる。
【図1】従来例の磁性膜の残留磁化と飽和磁化とを示す図(a)と、保磁力と角形比を示す図(b)である。
标题 | 发布/更新时间 | 阅读量 |
---|---|---|
一种土壤污染治理用地膜回收装置 | 2020-05-08 | 876 |
一种无公害西红柿的栽培技术 | 2020-05-08 | 356 |
一种农业用土地钻孔设备 | 2020-05-11 | 783 |
一种农业用大蒜地膜覆盖机 | 2020-05-11 | 588 |
一种洞庭湖区白籽豇豆詹豇215的繁殖方法 | 2020-05-08 | 61 |
一种塑料大棚甜瓜栽培方法 | 2020-05-08 | 664 |
一种田间秸秆处理与废膜捡拾一体机 | 2020-05-08 | 70 |
播种机 | 2020-05-08 | 482 |
一种多功能防护罩 | 2020-05-08 | 807 |
一种生态旅游采摘用种植地膜覆盖装置 | 2020-05-11 | 871 |
高效检索全球专利专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。
我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。
专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。