Clutch for helicopter
专利汇可以提供Clutch for helicopter专利检索，专利查询，专利分析的服务。并且PURPOSE: To prevent the generation of transmission error and vibration, constitute a driving power source so as to generate electric power, and improve the self sustainability of a clutch by building and directly connecting the main elements such as microactuator in a clutch rotor as the center part of a clutch engagement/disengagement mechanism.
CONSTITUTION: A clutch engagement/disengagement signal transmitted from the operating panel in a cock pit is supplied into a clutch controller 3 through a pair of photocouplers 2a and 2b. Then, the clutch controller 3 supplies the output voltage of an electric power source module 6 into a microactuator 4. The microactutaor 4 converts the output voltage to a linear motion, which revolves a clutch cam/roller 5, and a clutch is engaged/disengaged. Accordingly, a power is transmitted from a driving gear 14 to a driven gear 15. Since the main elements such as microactuator 4 are built in or directly connected in a clutch rotor 1 as the center part of a clutch engagement/disengagement mechanism, the generation of the transmission error and vibration can be prevented.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio，下面是Clutch for helicopter专利的具体信息内容。
ローラに所定の移動を与えるマイクロアクチュエータと、上記クラッチ回転子内に内蔵され上記マイクロアクチュエータに所定の移動のための電力を供給及び発電可能な駆動電源と、上記クラッチ回転子内に内蔵され同駆動電源に対し上記マイクロアクチュエータを移動させるための電力供給を指令するクラッチコントローラと、同クラッチコントローラにクラッチ制御信号を非接触で伝達するフォトカプラとを具備してなることを特徴とするヘリコプタ用クラッチ。
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はヘリコプタ用クラッチ、
詳しくはメイン・トランスミッション・クラッチ脱着機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のヘリコプタ用メイン・トランスミッション・クラッチ脱着機構は図３，４に示すようにメイン・トランスミッション外付のリニア・アクチュエータ（静止部取付）から、クラッチ（回転部）へと複雑なメカニズムを通して、運転が伝達され、クラッチカム／
ローラを回転することによって、クラッチの脱着を図っていた。 この為、外部取付リニア・アクチュエータの歯車振動によるトラブル、伝達メカニズムの位置誤差等により、内部クラッチの脱着作用の信頼度に問題があった。 又、外付電源を要するため、機体側より給電する必要があった。 これはクラッチメカニズムの自立性を損ねていた。
【０００３】なお、図３は従来例のクラッチ脱着機構の模式的縦断面図、図４は図３のＡ囲いの部分で示したローラクラッチ脱着メカニズムの位置の変化を示す図で、
（ａ）はアクチュエーテッドフリーホイールユニットの「フライト」の位置を、（ｂ）は同じく「アクセサリードライブ」の位置をそれぞれ、軸に垂直方向に、（ｃ）
は「フライト」の位置を、ｄは「アクセサリードライブ」の位置をそれぞれ軸方向に見た図である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のヘリコプタ用メイントランスミッションのクラッチ脱着機構には解決すべき次の課題があった。
【０００５】即ち、上記した通り、外部取付リニアアクチュエータの歯車振動によるトラブル、伝達メカニズムの位置誤差等により、内部クラッチの脱着作用の信頼度が低いという問題があった。
【０００６】また、外付電源を要するため、機体側より給電する必要があり，これがクラッチメカニズムの自立性を損ねるという問題があった。
【０００７】本発明は外付アクチュエータを廃止し、クラッチ・メカニズム部へ直接、電源自蔵型小型の脱着メカニズムを装着することによってクラッチ・メカニズムの切離し、接続の作動信頼度を上げたヘリコプタ用クラッチを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決手段として、駆動ギヤに固定されたクラッチ回転子と被駆動ギヤとの間に介在するクラッチカム／ローラに所定の移動を与えて駆動ギヤと被駆動ギヤとを結合・遮断するヘリコプタ用クラッチにおいて、上記クラッチ回転子内に内蔵され自からの移動により上記クラッチカム／ローラに所定の移動を与えるマイクロアクチュエータと、
上記クラッチ回転子内に内蔵され上記マイクロアクチュエータに所定の移動のための電力を供給及び発電可能な駆動電源と、上記クラッチ回転子内に内蔵され同駆動電源に対し上記マイクロアクチュエータを移動させるための電力供給を指令するクラッチコントローラと、同クラッチコントローラにクラッチ制御信号を非接触で伝達するフォトカプラとを具備してなることを特徴とするヘリコプタ用クラッチを提供しようとするものである。
【０００９】
【作用】本発明は上記のように構成されるので次の作用を有する。
【００１０】即ち、クラッチ回転子と被駆動ギヤとの間に介在するクラッチカム／ローラに所定の移動を与えるための主要素子であるマイクロアクチュエータ、駆動電源、クラッチコントローラ等がクラッチ回転子内に内蔵されているため、従来の外部取付の諸機構に比し、振動が格段に減ってクラッチの結合・遮断の円滑性及び確実性が高まる。
【００１１】また、駆動電源をクラッチ内に備えるのでクラッチメカニズムの自立性を維持できる。
【００１２】また、クラッチコントローラへの制御信号の伝達が非接触式のフォトカプラによって行なわれるので振動の遮断性が一層高まる。
【００１３】
【実施例】本発明の一実施例を図１及び図２により説明する。 図１は本実施例の要部の縦断面図、図２はその脱着メカニズムのブロック線図である。
【００１４】図１において本実施例のヘリコプタ用クラッチ分離装置は駆動ギヤ１４の回転を被駆動ギヤ１５に伝達、遮断するためのもので、１は本実施例の要部を収納する筒状のクラッチ回転子、２ａ，２ｂは非接触で、
脱着信号をクラッチコントローラ３に送受信するためのフォトカプラで、２ａは送信側、２ｂは受信側である。
３はフォトカプラ２ａ，２ｂからのクラッチ脱着信号を受信し、電源モジュール６より出力電力をマイクロアクチュエータ４に送るよう指令するためのクラッチコントローラ、４は電源モジュール６からの出力をリニア運動に替え、クラッチカム／ローラ５を回転させて、本クラッチ分離装着の脱着を行なうためのマイクロアクチュエータ、６は電源モジュールで、その内部に図２で後述するインテグラルジェネレータ７、整流モジュール８、バッテリ９を備え、かつ、その外周部に電源コントローラ１０を備えていて、インテグラルジェネレータ７により発電を行ない、整流モジュール８を通して、発電電流のＤＣ化及び電圧安定を行ない、その電力の一部をバッテリ９へ充電する。 なお、インテグラルジェネレータ７の発電は、クラッチ回転子１に取付けられた回転子付発電コイル１２と、その中心側に設けられた、回定磁界を形成している固定子マグネト１３との相対運動により発電する。
【００１５】その他の細部構成は次の図２による作用の説明と共に行なう。 次に上記構成の作用、即ち、クラッチの脱着について図２により図１を援用しながら説明する。 なお、フォトカプラ２ａ，２ｂは冗長を避けるため、フォトカプラ２として説明する。
【００１６】コックピットに於てオペレータが操作パネル０１からクラッチ脱着信号を送ると、その脱着信号はフォトカプラ２を経て、クラッチコントローラ３に伝達される。 尚フォトカプラ２はクラッチコントローラ３の回転子及び静止部を隔離し、非接触で脱着信号を送受信する、信号中継装置である。
【００１７】クラッチコントローラ３は、フォトカプラ２からのクラッチ脱着信号を受信すると電源モジュール６より、出力電力をマイクロアクチュエータ４に送ることを指令する。
【００１８】マイクロアクチュエータ４は電源モジュール６より送られた出力をリニア運動に替え、クラッチカム／ローラ５を回転させて、ローラタイプのクラッチの脱着を行なう。 これにより駆動ギヤ１４より被駆動ギヤ１５への動力の伝達が行なわれる。
【００１９】電源モジュール６はインテグラルジェネレータ７（回転子付発電コイル１２と固定子マグネット１
３の相対運動で発電）により、発電を行ない、整流モジュール８を通して、ＤＣ化及び電圧安定を行ない、電力の一部を静止始動を可能にする為のバッテリ９（充電可能）へ給電する。
【００２０】電源モジュール６の電源コントローラ１０
は、マイクロアクチュエータ４への給電、クラッチコントローラ３及びフォトカプラ２部への給電を行なう。 電源モジュール６はクラッチ回転子１にエラストマ振動ダンパ１１を介して装着され、ギヤの振動より絶縁されている。
【００２１】マイクロアクチュエータ４、クラッチコントローラ３もエラストマ振動ダンパ１１により、駆動ギヤ１４、被駆動ギヤ１５等のギヤの振動より絶縁されている。
【００２２】信号コネクタ１６は各電源モジュール６への給電、信号制御を行ない、電源モジュール６の取外し時は脱着可能である。
【００２３】以上の通り、本実施例によれば、クラッチの中心部であるクラッチ回転子１内へマイクロアクチュエータ４、クラッチコントローラ３、フォトカプラ２
ａ，２ｂ及び電源モジュール６等の主要構成品を内蔵、
クラッチカム／ローラ５等に直結する構成としたので、
従来のように主要構成部を外部に取付けた場合に比し、
著しく振動が少なく、かつ、中途の介在機構がないので、位置誤差等の集積がなく、作動が確実で信頼性の高いクラッチが得られるという利点がある。
【００２４】また、マイクロアクチュエータ４等の駆動電源を内部で発電できる構成、即ち、電源モジュール６
等によったので、従来のように外部電源を必要とせず、
クラッチの自立性が著しく高まるという利点がある。
【００２５】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので次の効果を有する。 （１）従来型のヘリ用トランスミッション・クラッチ脱着アクチュエータは外付であり、実際のクラッチ脱着メカニズムとアクチュエータ間が遠隔のため、伝達誤差が発生し（ギヤの振動及び静止部から、回転部への運動変換が複雑等々）、作動及び耐久性に信頼性を欠いていたが、本発明はクラッチ脱着メカニズムの中心部であるクラッチ回転子内へマイクロアクチュエータ等の主要素を内蔵、直結することによって、上記の欠点即ち、伝達誤差や振動がなくなる。 （２）また、電源を発電可能な駆動電源としたため、外部供電の必要性がなくなり、クラッチの自立性が著しく改善される。
【図１】本発明の一実施例に係るヘリコプタ用クラッチの要部縦断面図、
【図２】上記実施例の脱着（結合・遮断）メカニズムのブロック図、
【図３】従来例のクラッチ脱着機構の模式的縦断面図、
【図４】図３のＡ囲いの部分で示したローラクラッチ脱着メカニズムの位置の変化を示す図で、（ａ）はアクチュエーテッドフリーホイールユニットの「フライト」の位置を、（ｂ）は同じく「アクセサリードライブ」の位置を、それぞれ軸に垂直方向に、（ｃ）は「フライト」
の位置を、（ｄ）は「アクセサリードライブ」の位置を、それぞれ軸方向に見た図である。
１ クラッチ回転子 ２ａ，２ｂ フォトカプラ ３ クラッチコントローラ ４ マイクロアクチュエータ ５ クラッチカム／ローラ ６ 電源モジュール ７ インテグラルジェネレータ ８ 整流モジュール ９ バッテリ １０ 電源コントローラ １１ エラストマ振動ダンパ １２ 回転子付発電コイル １３ 固定子マグネット １４ 駆動ギヤ １５ 被駆動ギヤ １６ 信号コネクタ
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