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作物を栽培する園芸施設

阅读:955发布:2020-05-13

专利汇可以提供作物を栽培する園芸施設专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【課題】従来のビニールハウスにおける日照不足による収穫量減少を解消し、太陽光の取入れを効率よく行えるようにして作物の育成を効率よく行って収穫量を増加させることができるようにする園芸施設を提供する。 【解決手段】屋根及び外周面にビニールシート6を張設した農作物を栽培するためのビニールハウスと称される園芸施設であって、該園芸施設の屋根の構造を南側の屋根2の勾配を北側の屋根3の勾配よりも緩くすると共に北側の屋根3の長さの少なくとも1.8倍の長さに設定し、南北方向に栽培ベッド7を密接させて設置し、さらに前記南側の屋根2の内側に、手動もしくは電動で屋根の頂部付近もしくは下端部付近に集積できる遮光カーテン8が張設される。 【選択図】図1,下面是作物を栽培する園芸施設专利的具体信息内容。

屋根及び外周面にビニールシートを張設した農作物を栽培するためのビニールハウスと称される園芸施設であって、 該園芸施設の屋根の構造を南側の屋根の勾配を北側の屋根の勾配よりも緩くすると共に北側の屋根の長さの少なくとも1.8倍の長さに設定し、 南北方向に栽培ベッドを密集させて設置したこと を特徴とする園芸施設。前記南側の屋根の内側に、手動もしくは電動で屋根の頂部付近もしくは下端部付近に集積できる遮光カーテンが張設されること を特徴とする請求項1に記載の園芸施設。前記ビニールシートは、光を散乱し影ができにくい品質の材料で形成されていること を特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の園芸施設。前記南側の屋根の側柱と北側の屋根の側柱との間の間隔は、少なくとも15m以上であり、中柱のないこと を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の園芸施設。屋根を連棟式にした場合に、北側の屋根と南側の屋根とで形成される谷間における北側の屋根の側柱間に開閉できる開口部を設けておき、積時に開口部を開けて施設内に一時的に集雪できるようにしたこと を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに園芸施設。

说明书全文

本発明は、トマトやイチゴ及びパブリカ等の農作物を栽培するためのビニールハウスと称される園芸施設に関するものである。

この種の園芸施設としては、複数の施設が公知技術として知られている。例えば、第1の公知技術としては、アーチ材と梁材とを連結してハウス骨組を形成し、その上にビニールシートを張設した農園芸用ビニールハウスにおいて、ハウスの妻面に大きな開口部を形成し、該開口部を開閉するハングドアの上部を該開口部の上縁を画成する横枠材に回動自在に吊下し、ハングドアをハウスの外方、内方のいずれにも開閉自在にすると共に、ハングドアに出入口を形成し、該出入口を開閉する引戸をハングドアにスライド自在に取り付けたことを特徴とする農園芸用ビニールハウス、である(特許文献1)。

この第1の公知技術に係る農園芸用ビニールハウスによれば、ハングドアの開閉によりハウス妻面を大きく開口することが出来、ハウス内に大型の農耕用機械や器具の搬入が可能となりハウス内での農作業を効率良く行うことが出来ると共に、ハウジングドアはハウスの内方、外方のいずれにも開閉可能である為、ハウスの外部に積等があり外方への開放ができない場合にも、妻面の開閉を支障なく行うことが出来る。又、引戸を開閉することにより、ハングドアを閉止したままでハウス内に人が出入りすることが出来、ハウス内への人の出入りに際し大きなハングドアを開閉する必要がなく出入りを簡便に行うことが出来るのである、というものである。

第2の公知技術としては、アーチパイプ1を連続させ母屋パイプ2と胴縁パイプ3で固定し、屋根にビニール4を張り、母屋パイプ2と胴縁パイプ3との間は、ビニールを張らないでおき、風が自由に吹き抜けるようにしておくスリークオーター型連続パイプハウス、である(特許文献2)。

この第2の公知技術に係るスリークオーター型連続パイプハウスによれば、従来の雨除けハウスでは、換気装置を設置し換気作業を連日費やし、この作業を怠ると高温障害を受け作物の生育が安定しなかったが、このスリークオーター型連続パイプハウスでは、風が屋根と屋根の間を自由に吹き抜ける様にし、ハウス内の通気性をよくし、換気作業をなくすように改善した、というものである。

第3の公知技術としては、連棟園芸用ビニールハウスに於ける、妻止め垂木の接続部が、棟も谷も何れも妻面に於いて交差食い違いにならない様、接続組立の出来る平板を備えたことを特徴とする妻面の垂木取付金具A、Bの構造、である(特許文献3)。

この第3の公知技術に係る妻面の垂木取付金具A、Bの構造によれば、垂木止金具A,垂木止金具Bは平板で出来て居り、これに合掌材の垂木を締め付けるとまったく食い違いが起こらないので妻面に凹凸が無く、ビニール張りを行うにも楽で破損も起こらす外観的にも美しくなる。さらに垂木止金具Aは垂木止部が第3図に示す様に柱と桁と垂木止金具の三体を同時取り付けできる形状に成って居り、作業が簡単で、出来上がった時に非常に美しく、しかも堅牢である、というものである。

特開昭62−215327号の公開公報

実開昭60−114655号の公開公報

実開平03−12742号の公開公報

前記第1の公知技術の発明においては、ビニールハウスの屋根が円弧状で妻面に対して左右が均等な長さに形成され、妻面には大きな開口部が形成され、該開口部に出入り口を有するハングドアを取付け、出入り口に引戸を設けた構成であるが、暑さ対策として遮光カーテンや換気装置が設置されていないし、高温障害により作物の生育に支障を来し収穫に大きく影響するという問題点(課題)を有している。

また、前記第2の公知技術の考案においては、前記第1の公知技術の発明に係る高温障害を防止するためにスリークオーター型連続パイプハウス構造とし、屋根と屋根の間を風が自由に吹き抜ける様にし、ハウス内の通気性をよくしたものであるが、屋根だけにしかビニールを張っていないで、周囲の柱となるパイプにはビニールを張り巡らせていないので、野生の小動物が自由に出入りできるばかりでなく、冬季においてハウス内の温度を維持できないので、それによって作物の育成に支障を来し収穫に大きく影響するという問題点(課題)を有している。

さらに、前記第3の公知技術の考案においては、連棟ビニールハウスが示されているが、このビニールハウスにおいても高温障害対策がなされていないので、前記公知例と同様に、作物の収穫に大きく影響するという問題点(課題)を有している。仮に、この公知例を含む従来技術の連棟ビニールハウスに高温障害対策として、遮光カーテンを取付けたにしても、例えば、図4に示したように、一般的に遮光カーテン20は平方向に張っているので、カーテンを開いた時にカーテンだまり21が側柱22側に形成されてしまい、該カーテンだまり21の影23と側柱22の影24とがハウスの中央部に形成されるばかりでなく、北側の屋根では矢印dで示すように太陽光を外側に反射し、作物25はハウスの棟に沿って平行に栽培されるので、作物の育成に支障を来すという問題点も有している。

本発明は、前記課題を解決するために、太陽光の取入れを効率よく行えるようにして農作物の育成を効率よく行って収穫量を増加させることができるようにすると共に、ハウス内の温度を遮光カーテンで調整できるようにした園芸施設を提供することを目的とするものである。

本発明は前述の課題を解決する具体的手段として、屋根及び外周面にビニールシートを張設した農作物を栽培するためのビニールハウスと称される園芸施設であって、該園芸施設の屋根の構造を南側の屋根の勾配を北側の屋根の勾配よりも緩くすると共に北側の屋根の長さの少なくとも1.8倍の長さに設定し、南北方向に栽培ベッドを密集させて設置したことを特徴とする園芸施設を提供するものである。

上記発明において、前記南側の屋根の内側に、手動もしくは電動で屋根の頂部付近もしくは下端部付近に集積できる遮光カーテンが張設されること;前記ビニールシートは、光を散乱し影ができにくい品質の材料で形成されていること;前記南側の屋根の側柱と北側の屋根の側柱との間の間隔は、少なくとも15m以上であり、中柱のないこと;及び屋根を連棟式にした場合に、北側の屋根と南側の屋根とで形成される谷間における北側の屋根の側柱間に開閉できる開口部を設けておき、積雪時に開口部を開けて施設内に一時的に集雪できるようにしたこと;を付加的要件として含むものである。

本発明に係る園芸施設によれば、園芸施設であるビニールハウスの屋根構造を、南側の屋根の勾配を北側の屋根の勾配よりも緩くすると共に北側の屋根の長さの少なくとも1.8倍の長さに設定した採光性向上技術と、南北方向に密集させて設置した栽培ベッドとの相乗効果によって、従来のビニールハウスにおける日照不足による収穫量減少を解消し、収穫量を大幅に増加させることができるという優れた効果を奏するのである。

本発明の実施の形態に係る園芸施設を略示的に示した妻面側から見た説明図である。

同園芸施設を連棟式に構築した状態の一部を略示的に示した1実施例の妻面側から見た説明図である。

同園芸施設を連棟式に構築した状態の一部を略示的に示した他の実施例の妻面側から見た説明図である。

前記特許文献3を含む公知技術の連棟ハウスにおける問題点を説明するための一部を示した妻面側から見た説明図である。

本発明を図示の実施の形態に基づいて詳しく説明する。 まず、従来から金属パイプや鉄骨及びビニールシート等を使用して構築されてきたビニールハウスと称する農作物を栽培する同様の施設であって、図1に示した説明図について、園芸施設1は屋根の勾配を北側よりも南側の勾配を緩やかにし、且つ、南側に面する屋根2の長さは北側に面する屋根3の長さの少なくとも1.8倍程度の長さに形成すると共に、南側に位置する側柱4は北側に位置する側柱5よりも必然的に短く形成され、屋根2、3及び側柱4、5を囲うようにビニールシート6を張設し、両側柱4、5間は少なくとも15m以上で中柱のない幅の広いハウスに形成する。なお、前記ビニールシート6としては、例えば、光を散乱し影ができにくい品質の材料で形成される。

このように、幅の広いハウスであるため、幅方向、即ち、南北方向に設置した移動式の高設栽培(移動式で密集配設できる栽培ベッド)7を設けることが出来、それによって太陽光を効率よく受け入れて密集作物が順調に育成できるのである。なお、地盤面に栽培する土耕による密集栽培とすることもできる。そして、高温対策として南側に面する屋根2の内側には、遮光カーテン8が張設され、該遮光カーテン8は、手動もしくは電動で屋根の頂部付近もしくは下端部付近に集積させる(カーテンだまり8a)ことができ、そのカーテンだまり8aによって生ずる日陰9が密集配設した栽培ベッド7上にできないようにし、作物にとって南側からの有効な太陽光が常時栽培ベッド7上に届くようにしたのである。

また、前記実施例では単棟式の園芸施設1について説明したが、これを図2に示したように、連棟式の1実施例に係る園芸施設とすることもできるのである。この場合でも、前記実施の形態と同様に南側に面する屋根2を北側に面する屋根3の勾配よりも緩やかにすると共に、その長さを少なくとも1.8倍程度の長さに形成するのである。この場合でも、太陽は東から登り西に沈むので、図において園芸施設1の手前の妻面側から太陽光が射し込み、該太陽光は多少南側に傾斜した状態で裏面の妻面側に移行するので、その間南側の屋根2から全面的に栽培ベッド7に効率よく太陽光を取り入れることができるのであり、屋根3の北側から太陽光が射し込むことはシーズンを通して少ないのである。

なお、この実施例の連棟式の園芸施設を冬季積雪地帯に設置する場合には、屋根2、3の除雪を行わなければならないので、例えば、前記屋根の谷間となる位置における北側の屋根3の側柱5間に開閉できる開口部を設けておき、該開口部を開放して谷間に集められた雪をハウス内の谷間に落下させて一時的に集雪し、ハウス内の温度で融雪して潅水に利用したり、またはハウス外に排出したりすることができる。この場合でも、本願発明の南北方向に設置した栽培ベッド7であるから、その端部が谷間にはないのでこのような除雪ができるのであり、従来技術のように棟と平行に設けられた栽培ベッドでは、そのような除雪はできないのである。

さらに、連棟式の実施例の場合は、地域や設置場所によっては、図3に示したように、他の実施例に係る園芸施設とすることもできるのである。この場合でも、前記実施の形態と同様に南側に面する屋根2を北側に面する屋根3の勾配よりも緩やかにすると共に、その長さを少なくとも1.8倍程度の長さに形成すると共に、北側の屋根3の勾配を急峻にして南側に位置する側柱4と北側に位置する側柱5の長さを略同一にする。このように構成することによって、北側の屋根3による太陽光の反射をなくし、ハウス内に取り込むことができるようにすることで、太陽光を効率よく取り入れることができるのである。

いずれにしても、太陽光は全面的に南側の屋根2に照射され、カーテンだまり8aが有っても、その日陰9が密集配設した栽培ベッド7上に形成されることはないので、本発明に係る園芸施設であるビニールハウスの屋根構造における採光性向上技術と南北方向に密集して設置した栽培技術との相乗効果によって、従来のビニールハウスにおける日照不足による収穫量減少を解消し、収穫量を大幅に増加させることができるのである。

本発明に係る園芸施設1は、農作物を栽培するためのビニールハウスと称されるものであって、該園芸施設1の屋根の構造を南側の屋根2の勾配を北側の屋根3の勾配よりも緩くすると共に北側の屋根の長さの少なくとも1.8倍の長さに設定した採光性向上技術と、南北方向に栽培ベッド7を密集して設置した栽培技術との相乗効果によって、従来のビニールハウスにおける日照不足による収穫量減少を解消し、収穫量を大幅に増加させることができるので、この種のハウス栽培において広い範囲で使用可能である。

1 園芸施設 2 南側の屋根 3 北側の屋根 4、5、22 側柱 6 ビニールシート 7 密集型栽培ベッド 8、20 遮光カーテン 8a、21 カーテンだまり 9、23、24 影 25 作物

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