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新規殺菌性ピリジルアミド

阅读:541发布:2020-05-08

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式(I)の化合物 (式中、 R1およびR2は、独立して、素、C1〜C4アルキル、C1〜C4フルオロアルキルもしくはC3〜C6シクロアルキルを表し;または R1およびR2は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、任意選択により1個の酸素原子もしくは1個の硫黄原子を含有していてもよい3〜6員飽和環式基を形成し; R3は、フッ素、塩素、臭素、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシまたはC3〜C6シクロアルキルを表し; R4は、水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、ホルミル、カルボキシ、アミノ、C1〜C4アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシまたはC3〜C6シクロアルキルを表し; R5は、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4アルキニル、C1〜C4アルコキシまたはC3〜C6シクロアルキルを表し; R6、R7、R8、R9およびR10は、独立して、水素またはC1〜C6フルオロアルコキシを表し; ここで、R6、R7、R8、R9およびR10の少なくとも1つはC1〜C6フルオロアルコキシを表す。)、 またはその互変異性体、異性体、鏡像異性体、塩もしくはN−オキシド。R1およびR2が独立して、水素、C1〜C4アルキルまたはシクロプロピルを表し; R3が、フッ素、塩素、メチル、エチル、エテニル、プロピル、プロペニル、イソプロピル、イソプロペニル、シクロプロパニル、メトキシ、エトキシまたはC1〜C2フルオロアルキルを表し; R4が、水素、ハロゲンまたはC1〜C4アルキルを表し; R5が、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、シクロプロピル、エチニルまたはC1〜C4アルコキシを表す、 請求項1に記載の式(I)の化合物。R1およびR2が独立して、水素、メチル、エチル、イソプロピル、プロピルまたはシクロプロピルを表し; R3が、メチル、エチル、メトキシ、フッ素および塩素を表し; R4が、水素、ハロゲンまたはC1〜C4アルキルを表し; R5が、水素、臭素、ヨウ素、塩素、シアノメチル、ジフルオロメチル、シクロプロピル、エチニルまたはメトキシを表す、 請求項1または2に記載の式(I)の化合物。R1およびR2が独立して、水素、メチル、エチル、イソプロピル、プロピルまたはシクロプロピルを表し; R3が、メチル、メトキシ、フッ素または塩素を表し; R4が、水素またはC1〜C4アルキルを表し; R5が、水素、臭素、ヨウ素、塩素、シアノ、メチルまたはジフルオロメチルを表す、 請求項1〜3のいずれか一項に記載の式(I)の化合物。R1がメチルを表し; R2がエチルを表し; R3がメチル、メトキシ、フッ素または塩素を表し; R4が水素を表し; R5が水素、臭素、シアノまたはメチルを表す、 請求項1〜4のいずれか一項に記載の式(I)の化合物。R6、R7、R8、R9およびR10が独立して、水素またはC1〜C4フルオロアルコキシを表し; ここで、R6、R7、R8、R9およびR10の少なくとも1つは、C1〜C4フルオロアルコキシを表す、 請求項1〜5のいずれか一項に記載の式(I)の化合物。R6、R7、R8、R9およびR10は独立して、水素またはC1〜C2フルオロアルコキシを表し; ここで、R6、R7、R8、R9およびR10の少なくとも1つは、C1〜C2フルオロアルコキシを表す、 請求項1〜6のいずれか一項に記載の式(I)の化合物。R9およびR10が水素である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物。R8、R9およびR10が水素である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の式(I)の化合物。R6、R8、R9およびR10が水素である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)の化合物。R7、R8、R9およびR10が水素である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の式(I)の化合物。殺菌的に有効な量の請求項1〜11のいずれか一項に定義されている式(I)の化合物を含み、少なくとも1種の追加の活性成分を含んでもよい組成物。有用な植物またはその繁殖体における植物病原性病害を防除または予防する方法であって、前記有用な植物、その現場またはその繁殖体に、殺菌的に有効な量の請求項1〜11のいずれか一項に定義されている式(I)の化合物を適用することを含む方法。

说明书全文

本発明は、新規な、殺生物性、特に殺菌性ピリジルアミジン化合物に関する。本発明はさらに、これらの化合物の調製に用いられる中間体、これらの化合物を含む組成物、植物病原性微生物、好ましくは菌類、による植物の外寄生を防除または予防するための農業または園芸におけるこれらの使用に関する。

一定のピリジルアミジン誘導体が、有害生物防除剤における殺微生物活性成分として文献中において提言されてきている。例えば国際公開第00/46184号および国際公開第03/093224号および国際公開第12/146125号には、殺菌剤として有用であるピリジルアミジンが開示されている。しかしながら、これらの公知の化合物の生物学的特性は植物病原性微生物による植物の外寄生の防除または予防に際して十分に満足されるものではなく、従って、殺微生物特性を有する他の化合物の提供に対する要求が存在している。

本発明は、式(I)の化合物

(式中、 R1およびR2は、独立して、素、C1〜C4アルキル、C1〜C4フルオロアルキルもしくはC3〜C6シクロアルキルを表し;または R1およびR2は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、任意選択により1個の酸素原子もしくは1個の硫黄原子を含有していてもよい3〜6員飽和環式基を形成し; R3は、フッ素、塩素、臭素、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシまたはC3〜C6シクロアルキルを表し; R4は、水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、ホルミル、カルボキシ、アミノ、C1〜C4アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシまたはC3〜C6シクロアルキルを表し; R5は、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4アルキニル、C1〜C4アルコキシまたはC3〜C6シクロアルキルを表し; R6、R7、R8、R9およびR10は、独立して、水素またはC1〜C6フルオロアルコキシを表し; ここで、R6、R7、R8、R9およびR10の少なくとも1つはC1〜C6フルオロアルコキシを表す) ならびに、これらの化合物の互変異性体/異性体/鏡像異性体/塩およびN−オキシドに関する。

窒素原子における置換基は常にハロゲン以外である。ヒドロキシ、メルカプトまたはアミノ置換基は、核となる断片のヘテロ原子を基準としたα−炭素には位置されない。

ハロゲンは、独立した置換基として、または、他の置換基との組み合わせにおいて(例えばハロアルキル)、一般に、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素であり、通常は、フッ素、塩素または臭素である。

各アルキル部分(アルコキシ、アルキルチオ等のアルキル部分を含む)は、直鎖または分岐鎖であり、含有する炭素原子の数に応じて、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、イソ−プロピル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、neo−ペンチル、n−ヘプチルまたは1,3−ジメチルブチルであり、通常はメチルまたはエチルである。

アルケニルおよびアルキニル基は、一不飽和または二不飽和であることが可能であり、その例は、上記のアルキル基から誘導される。

アルケニル基は、炭素−炭素二重結合を有する不飽和直鎖または分岐鎖であり、含有する炭素原子の数に応じて、例えばエテニル、1−プロペニル、2−プロペニル、1−メチル−エテニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、1−メチル−1−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、1−ペンテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、1−メチル−1−ブテニル、2−メチル−1−ブテニル、3−メチル−1−ブテニル、1−メチル−2−ブテニル、2−メチル−2−ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、1−メチル−3−ブテニル、2−メチル−3−ブテニル、3−メチル−3−ブテニル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、1,2−ジメチル−1−プロペニル、1,2−ジメチル−2−プロペニル、1−エチル−2−プロペニル、1−ヘキセニル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセニル、5−ヘキセニル、1−メチル−1−ペンテニル、2−メチル−1−ペンテニル、3−メチル−1−ペンテニル、4−メチル−1−ペンテニル、1−メチル−2−ペンテニル、2−メチル−2−ペンテニル、3−メチル−2−ペンテニル、4−メチル−2−ペンテニル、1−メチル−3−ペンテニル、2−メチル−3−ペンテニル、3−メチル−3−ペンテニル、4−メチル−3−ペンテニル、1−メチル−4−ペンテニル、2−メチル−4−ペンテニル、3−メチル−4−ペンテニル、4−メチル−4−ペンテニル、1,1−ジメチル−2−ブテニル、1,1−ジメチル−3−ブテニル、1,2−ジメチル−1−ブテニル、1,2−ジメチル−2−ブテニル、1,2−ジメチル−3−ブテニル、1,3−ジメチル−1−ブテニル、1,3−ジメチル−2−ブテニル、1,3−ジメチル−3−ブテニルであり、通常は、2−プロペニル、1−メチル−2−プロペニル、2−ブテニル、2−メチル−2−プロペニルである。

アルキニル基は、炭素−炭素三重結合を有する不飽和直鎖または分岐鎖であり、含有する炭素原子の数に応じて、例えばエチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−メチル−2−プロピニル、1−ペンチニル、2−ペンチニル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、3−メチル−1−ブチニル、1−メチル−2−ブチニル、1−メチル−3−ブチニル、2−メチル−3−ブチニル、1,1−ジメチル−2−プロピニル、1−エチル−2−プロピニル、1−ヘキシニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニル、4−ヘキシニル、5−ヘキシニル、3−メチル−1−ペンチニル、4−メチル−1−ペンチニル、1−メチル−2−ペンチニル、4−メチル−2−ペンチニル、1−メチル−3−ペンチニル、2−メチル−3−ペンチニル、1−メチル−4−ペンチニル、2−メチル−4−ペンチニル、3−メチル−4−ペンチニル、3,3,−ジメチル−1−ブチニル、1−エチル−2−ブチニル、1,1−ジメチル−2−ブチニル、1−エチル−3−ブチニル、2−エチル−3−ブチニル、1,1−ジメチル−3−ブチニル、2,2−ジメチル−3−ブチニル、1,2−ジメチル−3−ブチニルである。

ハロアルキル部分は、1つまたは複数個の同一または異なるハロゲン原子によって置換されているアルキル部分であり、例えば、モノフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、モノクロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2,2−ジフルオロエチル、2−フルオロエチル、1,1−ジフルオロエチル、1−フルオロエチル、2−クロロエチル、ペンタフルオロエチル、1,1−ジフルオロ−2,2,2−トリクロロエチル、2,2,3,3−テトラフルオロエチルおよび2,2,2−トリクロロエチルであり、典型的には、トリクロロメチル、ジフルオロクロロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルおよびジクロロフルオロメチルである。

アルコキシは例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ−プロポキシ、n−ブトキシ、イソ−ブトキシ、sec−ブトキシおよびtert−ブトキシであり、通常は、メトキシまたはエトキシである。

ハロアルコキシは例えば、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ、2−フルオロエトキシ、2−クロロエトキシ、2,2−ジフルオロエトキシおよび2,2,2−トリクロロエトキシであり、通常は、ジフルオロメトキシ、2−クロロエトキシおよびトリフルオロメトキシである。

アルキルチオは例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソ−プロピルチオ、n−ブチルチオ、イソ−ブチルチオ、sec−ブチルチオまたはtert−ブチルチオであり、通常は、メチルチオまたはエチルチオである。

アルキルスルホニルは、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソ−プロピルスルホニル、n−ブチルスルホニル、イソ−ブチルスルホニル、sec−ブチルスルホニルまたはtert−ブチルスルホニルであり、通常は、メチルスルホニルまたはエチルスルホニルである。

アルキルスルフィニルは、例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、イソ−プロピルスルフィニル、n−ブチルスルフィニル、イソ−ブチルスルフィニル、sec−ブチルスルフィニルまたはtert−ブチルスルフィニルであり、通常は、メチルスルフィニルまたはエチルスルフィニルである。

シクロアルキルは、飽和または部分飽和、好ましくは完全飽和であり得、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。

アルコキシアルキルは、例えば、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、n−プロポキシメチル、n−プロポキシエチル、イソ−プロポキシメチルまたはイソ−プロポキシエチルである。

アリールとしては、フェニル、ナフチル、アントラシル、フルオレニルおよびインダニルが挙げられるが、通常はフェニルである。

炭素環としては、シクロアルキル基およびアリール基が挙げられる。

ヘテロシクロアルキルは、環員として炭素原子を含有すると共に、環員としてO、SおよびNから選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含有する、飽和または部分飽和、好ましくは完全飽和であり得る非芳香族環である。例としては、オキシラニル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、1,3−ジオキソラニル、1,4−ジオキサニル、アジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、オキサジナニル、モルホリニル、チオモルホリニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニルおよびピペラジニル、好ましくは、モルホリニル、ピロリジニル、ピペリジニルおよびピペラジニル、より好ましくはモルホリニルおよびピロリジニルが挙げられる。

ヘテロアリールは、例えば、一価の単環式または二環式芳香族炭化水素ラジカルである。単環式基の例としては、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピローリル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、フラニル、チオフェニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、イソチアゾリルおよびチアジアゾリルが挙げられる。二環式基の例としては、キノリニル、シノリニル、キノキサリニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチオフェニルおよびベンゾチアジアゾリルが挙げられる。単環式ヘテロアリール基が好ましく、好ましくは、ピリジル、ピローリル、イミダゾリルおよびトリアゾリルであり、例えば1,2,4トリアゾリル、ピリジルおよびイミダゾリルが最も好ましい。

「複素環(heterocycle)」および「複素環(heterocyclic ring)」という用語は同義で用いられ、ヘテロシクロアルキルおよびヘテロアリール基を含むよう定義される。本明細書における複素環(heterocycle)または複素環(heterocyclic ring)に係るいずれの言及も、上記のヘテロアリールおよびヘテロシクロアルキルの定義下に挙げられる特定の例を指すことが好ましく、これらは、好ましくはモルホリニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニルピリジル、ピローリル、イミダゾリルおよびトリアゾリル、例えば1,2,4トリアゾリル、より好ましくはモルホリニル、ピロリジニル、ピリジルおよびイミダゾリルである。複素環は、隣接する酸素原子、隣接する硫黄原子または隣接する酸素および硫黄原子を含有しない。

ある部分が(任意選択により)置換されていると記載されている場合(例えばアルキル)、これは、例えばアルキルチオ基中のアルキルといった、より大きな基の一部である部分を含む。例えばフェニルチオ中のフェニル部分等についても同様である。ある部分が1つまたは複数の他の基によって任意選択により置換されていると記載されている場合、好ましくは、1〜5個の任意選択の置換基、より好ましくは、1〜3個の任意選択の置換基が存在する。ある部分が例えばアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルといった環式基によって置換されている場合、好ましくは、2個以下のこのような置換基、より好ましくは、1個以下のこのような置換基が存在している。

以下の列挙が、式(I)の化合物に関する置換基R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9およびR10に係る定義(好ましい定義を含む)を提供する。これらの置換基のいずれか1つについて、以下に示されている定義はいずれも、本書面中以下または他の箇所に示されているいずれかの他の置換基のいずれかの定義と組み合わされてもよい。

R1およびR2は、独立して、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4フルオロアルキルもしくはC3〜C6シクロアルキルを表し;または R1およびR2は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、任意選択により1個の酸素原子もしくは1個の硫黄原子を含有していてもよい3〜6員飽和環式基を形成する。

好ましくは、R1およびR2は独立して、水素、C1〜C4アルキルまたはシクロプロピルを表す。

より好ましくは、R1およびR2は独立して、水素、メチル、エチル、イソプロピル、プロピルまたはシクロプロピルを表す。

最も好ましくは、R1はメチルを表し、および、R2はエチルを表す。

R3は、フッ素、塩素、臭素、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシまたはC3〜C6シクロアルキルを表す。

好ましくは、R3は、フッ素、塩素、メチル、エチル、エテニル、プロピル、プロペニル、イソプロピル、イソプロペニル、シクロプロパニル、メトキシ、エトキシまたはC1〜C2フルオロアルキルを表す。

より好ましくは、R3は、メチル、エチル、メトキシ、フッ素または塩素を表す。

さらにより好ましくは、R3は、メチル、メトキシ、フッ素または塩素を表す。

最も好ましくは、R3はメチルを表す。

R4は、水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、ホルミル、カルボキシ、アミノ、C1〜C4アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシまたはC3〜C6シクロアルキルを表す。

好ましくは、R4は、水素、ハロゲンまたはC1〜C4アルキルを表す。

より好ましくは、R4は水素またはC1〜C4アルキルを表す。

最も好ましくは、R4は水素を表す。

R5は、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4アルキニル、C1〜C4アルコキシまたはC3〜C6シクロアルキルを表す。

好ましくは、R5は、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、シクロプロピル、エチニルまたはC1〜C4アルコキシを表す。

より好ましくは、R5は、水素、臭素、ヨウ素、塩素、シアノ、メチル、ジフルオロメチル、シクロプロピル、エチニルまたはメトキシを表す。

さらにより好ましくは、R5は、水素、臭素、ヨウ素、塩素、シアノ、メチルまたはジフルオロメチルを表す。

最も好ましくは、R5は、水素、臭素、シアノまたはメチルを表す。

R6は水素またはC1〜C4フルオロアルコキシを表す。

好ましくは、R6は水素またはC1〜C2フルオロアルコキシを表す。

より好ましくは、R6は、水素、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表す。

最も好ましくは、R6は、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表す。

化合物の他の群において、R7が水素ではない場合、R6は、最も好ましくは水素を表す。

R7は水素またはC1〜C4フルオロアルコキシを表す。

好ましくは、R7は水素またはC1〜C2フルオロアルコキシを表す。

より好ましくは、R7は、水素、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表す。

最も好ましくは、R7は、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表す。

化合物の他の群において、R6が水素ではない場合、R7は、最も好ましくは水素を表す。

R8は水素またはC1〜C4フルオロアルコキシを表す。

好ましくは、R8は水素またはC1〜C2フルオロアルコキシを表す。

より好ましくは、R8は、水素、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表す。

最も好ましくは、R8は水素を表す。

R9は水素またはC1〜C4フルオロアルコキシを表す。

好ましくは、R9は水素またはC1〜C2フルオロアルコキシを表す。

より好ましくは、R9は、水素、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表す。

最も好ましくは、R9は水素を表す。

R10は水素またはC1〜C4フルオロアルコキシを表す。

好ましくは、R10は水素またはC1〜C2フルオロアルコキシを表す。

より好ましくは、R10は、水素、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表す。

最も好ましくは、R10は水素を表す。

式(I)の化合物の一群において、R1およびR2は独立して、水素、C1〜C4アルキルまたはシクロプロピルを表し; R3は、フッ素、塩素、メチル、エチル、エテニル、プロピル、プロペニル、イソプロピル、イソプロペニル、シクロプロパニル、メトキシ、エトキシまたはC1〜C2フルオロアルキルを表し; R4は、水素、ハロゲンまたはC1〜C4アルキルを表し; R5は、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、シクロプロピル、エチニルまたはC1〜C4アルコキシを表す。

式(I)の化合物の他の群において、R1およびR2は独立して、水素、メチル、エチル、イソプロピル、プロピルまたはシクロプロピルを表し; R3は、メチル、エチル、メトキシ、フッ素および塩素を表し; R4は、水素、ハロゲンまたはC1〜C4アルキルを表し; R5は、水素、臭素、ヨウ素、塩素、シアノ、メチル、ジフルオロメチル、シクロプロピル、エチニルまたはメトキシを表す。

式(I)の化合物の他の群において、R1およびR2は独立して、水素、メチル、エチル、イソプロピル、プロピルまたはシクロプロピルを表し; R3は、メチル、メトキシ、フッ素または塩素を表し; R4は、水素またはC1〜C4アルキルを表し; R5は、水素、臭素、ヨウ素、塩素、シアノ、メチルまたはジフルオロメチルを表す。

式(I)の化合物の他の群において、R1はメチルを表し; R2はエチルを表し; R3は、メチル、メトキシ、フッ素または塩素を表し; R4は水素を表し; R5は、水素、臭素、シアノまたはメチルを表す。

式(I)の化合物の他の群において、R6、R7、R8、R9およびR10は独立して、水素またはC1〜C4フルオロアルコキシを表し; ここで、R6、R7、R8、R9およびR10の少なくとも1つは、C1〜C4フルオロアルコキシを表す。

式(I)の化合物の他の群において、R6、R7、R8、R9およびR10は独立して、水素またはC1〜C2フルオロアルコキシを表し; ここで、R6、R7、R8、R9およびR10の少なくとも1つは、C1〜C2フルオロアルコキシを表す。

式(I)の化合物の他の群において、R6、R7、R8、R9およびR10は独立して、水素、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表し、ここで、R6、R7、R8、R9およびR10の少なくとも1つは、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表す。

式(I)の化合物の他の群において、R9およびR10は水素である。

式(I)の化合物の他の群において、R8、R9およびR10は水素である。

式(I)の化合物の他の群において、R6、R8、R9およびR10は水素である。

式(I)の化合物の他の群において、R7、R8、R9およびR10は水素である。

本発明はまた、式(II)の化合物を提供し、

式中、R1、R2、R3、R4およびR5は本明細書において式(I)の化合物について定義されているとおりであり、ならびに、R6はC1〜C4フルオロアルコキシである。式(I)の化合物に係る、本明細書におけるR1、R2、R3、R4およびR5の好ましい定義は式(II)の化合物にも適用される。

式(II)の化合物において、R6はC1〜C2フルオロアルコキシを表すことが好ましい。

最も好ましくは、式(II)の化合物において、R6は、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表す。

本発明はまた、式(III)の化合物を提供し、

式中、R1、R2、R3、R4およびR5は本明細書において式(I)の化合物について定義されているとおりであり、ならびに、R6はC1〜C4フルオロアルコキシである。式(I)の化合物に係る、本明細書におけるR1、R2、R3、R4およびR5の好ましい定義は式(III)の化合物にも適用される。

式(III)の化合物において、R6はC1〜C2フルオロアルコキシを表すことが好ましい。

最も好ましくは、式(III)の化合物において、R6は、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表す。

本発明はまた、式(IV)の化合物を提供し、

式中、R1、R2、R3、R4およびR5は本明細書において式(I)の化合物について定義されているとおりであり、ならびに、R7はC1〜C4フルオロアルコキシである。式(I)の化合物に係る、本明細書におけるR1、R2、R3、R4およびR5の好ましい定義は式(IV)の化合物にも適用される。

式(IV)の化合物において、R7はC1〜C2フルオロアルコキシを表すことが好ましい。

最も好ましくは、式(IV)の化合物において、R7は、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表す。

本発明はまた、式(V)の化合物を提供し、

式中、R1、R2、R3、R4およびR5は本明細書において式(I)の化合物について定義されているとおりであり、ならびに、R7はC1〜C4フルオロアルコキシである。式(I)の化合物に係る、本明細書におけるR1、R2、R3、R4およびR5の好ましい定義は式(V)の化合物にも適用される。

式(V)の化合物において、R7はC1〜C2フルオロアルコキシを表すことが好ましい。

最も好ましくは、式(V)の化合物において、R7は、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表す。

本発明はまた、式(VI)の化合物を提供し、

式中、R1、R2、R3、R4およびR5は本明細書において式(I)の化合物について定義されているとおりであり、ならびに、R7はC1〜C4フルオロアルコキシである。式(I)の化合物に係る、本明細書におけるR1、R2、R3、R4およびR5の好ましい定義は式(VI)の化合物にも適用される。

式(VI)の化合物において、R7はC1〜C2フルオロアルコキシを表すことが好ましい。

最も好ましくは、式(VI)の化合物において、R7は、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表す。

本発明はまた、式(VII)の化合物を提供し、

式中、R1、R2、R3、R4およびR5は本明細書において式(I)の化合物について定義されているとおりであり、ならびに、R7はC1〜C4フルオロアルコキシである。式(I)の化合物に係る、本明細書におけるR1、R2、R3、R4およびR5の好ましい定義は式(VII)の化合物にも適用される。

式(VII)の化合物において、R7はC1〜C2フルオロアルコキシを表すことが好ましい。

最も好ましくは、式(VII)の化合物において、R7は、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、フルオロエトキシ(すなわち、1−フルオロエトキシまたは2−フルオロエトキシ)、ジフルオロエトキシ(すなわち、1,1−ジフルオロエトキシ、1,2−ジフルオロエトキシまたは2,2−ジフルオロエトキシ)、トリフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2−トリフルオロエトキシ、1,2,2−トリフルオロエトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシ)、テトラフルオロエトキシ(すなわち、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシまたは1,2,2,2−テトラフルオロエトキシ)またはペンタフルオロエトキシ(すなわち1,1,2,2,2−ペンタフルオロエトキシ)を表す。

表1〜9:式(IIA)の化合物 本発明はさらに、表1〜9において以下に列挙されている以下の式(IIA)の化合物の各々を入手可能とすることにより例示される。

以下の表Aに続く表1〜9の各々により、R3、R5およびR11が表A中において定義されている置換基である、391種の式(IIA)の化合物が入手可能となる。

それ故、表1は391種の式(IIA)の化合物を特徴づけるものであり、ここで、表Aの各行は、R1およびR2は表1において定義されているとおりである。同様に、表2は391種の式(IIA)の化合物を特徴づけるものであり、ここで、表Aの各行に関して、R1およびR2は表2において定義されているとおりであり;表3〜9についても同様である。

表Aは、式(IIA)の化合物における可変要素R3、R5およびR11の391組の意味を開示する。

表10〜18:式(IIIA)の化合物 本発明はさらに、表10〜18において以下に列挙されている以下の式(IIIA)の化合物の各々を入手可能とすることにより例示される。

以下の表Aに続く表10〜18の各々により、R3、R5およびR11が表A中において定義されている置換基である、391種の式(IIIA)の化合物が入手可能となる。

それ故、表10は391種の式(IIIA)の化合物を特徴づけるものであり、ここで、表Aの各行は、R1およびR2は表10において定義されているとおりである。同様に、表11は391種の式(IIIA)の化合物を特徴づけるものであり、ここで、表Aの各行に関して、R1およびR2は表11において定義されているとおりであり;表12〜18についても同様である。

表Aは、式(IIIA)の化合物における可変要素R3、R5およびR11の391組の意味を開示する。

表19〜27:式(IVA)の化合物 本発明はさらに、表19〜27において以下に列挙されている以下の式(IVA)の化合物の各々を入手可能とすることにより例示される。

以下の表Aに続く表19〜27の各々により、R3、R5およびR11が表A中において定義されている置換基である、391種の式(IVA)の化合物が入手可能となる。

それ故、表19は391種の式(IVA)の化合物を特徴づけるものであり、ここで、表Aの各行は、R1およびR2は表19において定義されているとおりである。同様に、表20は391種の式(IVA)の化合物を特徴づけるものであり、ここで、表Aの各行に関して、R1およびR2は表20において定義されているとおりであり;表21〜27についても同様である。

表Aは、式(IVA)の化合物における可変要素R3、R5およびR11の391組の意味を開示する。

表28〜36:式(VA)の化合物 本発明はさらに、表28〜36において以下に列挙されている以下の式(VA)の化合物の各々を入手可能とすることにより例示される。

以下の表Aに続く表28〜36の各々により、R3、R5およびR11が表A中において定義されている置換基である、391種の式(IVA)の化合物が入手可能となる。

それ故、表28は391種の式(VA)の化合物を特徴づけるものであり、ここで、表Aの各行は、R1およびR2は表28において定義されているとおりである。同様に、表29は391種の式(VA)の化合物を特徴づけるものであり、ここで、表Aの各行に関して、R1およびR2は表29において定義されているとおりであり;表30〜36についても同様である。

表Aは、式(VA)の化合物における可変要素R3、R5およびR11の391組の意味を開示する。

表37〜45:式(VIA)の化合物 本発明はさらに、表37〜45において以下に列挙されている以下の式(VIA)の化合物の各々を入手可能とすることにより例示される。

以下の表Aに続く表37〜45の各々により、R3、R5およびR11が表A中において定義されている置換基である、391種の式(VIA)の化合物が入手可能となる。

それ故、表28は391種の式(VIA)の化合物を特徴づけるものであり、ここで、表Aの各行は、R1およびR2は表37において定義されているとおりである。同様に、表38は391種の式(VIA)の化合物を特徴づけるものであり、ここで、表Aの各行に関して、R1およびR2は表38において定義されているとおりであり;表39〜45についても同様である。

表Aは、式(VIA)の化合物における可変要素R3、R5およびR11の391組の意味を開示する。

表46〜54:式(VIIA)の化合物 本発明はさらに、表46〜54において以下に列挙されている以下の式(VIIA)の化合物の各々を入手可能とすることにより例示される。

以下の表Aに続く表46〜54の各々により、R3、R5およびR11が表A中において定義されている置換基である、391種の式(VIIA)の化合物が入手可能となる。

それ故、表46は391種の式(VIIA)の化合物を特徴づけるものであり、ここで、表Aの各行は、R1およびR2は表46において定義されているとおりである。同様に、表47は391種の式(VIIA)の化合物を特徴づけるものであり、ここで、表Aの各行に関して、R1およびR2は表47において定義されているとおりであり;表48〜54についても同様である。

表Aは、式(VIIA)の化合物における可変要素R3、R5およびR11の391組の意味を開示する。

表A

表1:表1は391種の式(IIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はエチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。例えば、化合物1.1は以下の構造を有する。

表2:表2は391種の式(IIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はエチルであり、R2はエチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表3:表3は391種の式(IIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はシクロプロピルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表4:表4は391種の式(IIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はイソプロピルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表5:表5は391種の式(IIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はメチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表6:表6は391種の式(IIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はエチルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表7:表7は391種の式(IIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表8:表8は391種の式(IIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はイソプロピルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表9:表9は391種の式(IIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1およびR2は一緒になって、4員アルキレン架橋を形成し、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。例えば、化合物9.1は以下の構造を有する。

表10:表10は391種の式(IIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はエチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。例えば、化合物10.1は以下の構造を有する。

表11:表11は391種の式(IIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はエチルであり、R2はエチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表12:表12は391種の式(IIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はシクロプロピルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表13:表13は391種の式(IIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はイソプロピルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表14:表14は391種の式(IIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はメチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表15:表15は391種の式(IIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はエチルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表16:表16は391種の式(IIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表17:表17は391種の式(IIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はイソプロピルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表18:表18は391種の式(IIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1およびR2は一緒になって、4員アルキレン架橋を形成し、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。例えば、化合物18.1は以下の構造を有する。

表19:表19は391種の式(IVA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はエチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。例えば、化合物19.1は以下の構造を有する。

表20:表20は391種の式(IVA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はエチルであり、R2はエチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表21:表21は391種の式(IVA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はシクロプロピルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表22:表22は391種の式(IVA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はイソプロピルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表23:表23は391種の式(IVA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はメチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表24:表24は391種の式(IVA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はエチルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表25:表25は391種の式(IVA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表26:表26は391種の式(IVA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はイソプロピルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表27:表27は391種の式(IVA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1およびR2は一緒になって、4員アルキレン架橋を形成し、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。例えば、化合物27.1は以下の構造を有する。

表28:表28は391種の式(VA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はエチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。例えば、化合物28.1は以下の構造を有する。

表29:表29は391種の式(VA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はエチルであり、R2はエチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表30:表30は391種の式(VA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はシクロプロピルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表31:表31は391種の式(VA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はイソプロピルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表32:表32は391種の式(VA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はメチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表33:表33は391種の式(VA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はエチルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表34:表34は391種の式(VA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表35:表35は391種の式(VA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はイソプロピルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表36:表36は391種の式(VA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1およびR2は一緒になって、4員アルキレン架橋を形成し、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。例えば、化合物28.1は以下の構造を有する。

表37:表37は391種の式(VIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はエチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。例えば、化合物37.1は以下の構造を有する。

表38:表38は391種の式(VIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はエチルであり、R2はエチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表39:表39は391種の式(VIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はシクロプロピルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表40:表40は391種の式(VIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はイソプロピルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表41:表41は391種の式(VIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はメチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表42:表42は391種の式(VIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はエチルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表43:表43は391種の式(VIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表44:表44は391種の式(VIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はイソプロピルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表45:表45は391種の式(VIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1およびR2は一緒になって、4員アルキレン架橋を形成し、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。例えば、化合物45.1は以下の構造を有する。

表46:表46は391種の式(VIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はエチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。例えば、化合物46.1は以下の構造を有する。

表47:表47は391種の式(VIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はエチルであり、R2はエチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表48:表48は391種の式(VIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はシクロプロピルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表49:表49は391種の式(VIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はイソプロピルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表50:表50は391種の式(VIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2はメチルであり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表51:表51は391種の式(VIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はエチルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表52:表52は391種の式(VIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はメチルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表53:表53は391種の式(VIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1はイソプロピルであり、R2は水素であり、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。

表54:表54は391種の式(VIIA)の化合物を開示するものであり、ここで、R1およびR2は一緒になって、4員アルキレン架橋を形成し、ならびに、可変要素R3、R5およびR11の各々は、表Aの対応する行に記載されている特定の意味を有する。例えば、化合物54.1は以下の構造を有する。

本発明に係る化合物は、とりわけ、菌類によって引き起こされる病害に対して植物を保護するために有利なレベルの生物学的活性、または、農芸化学的活性成分としての使用について優れた特性(例えば、より大きな生物学的活性、有利な活性範囲、高い安全性プロファイル、向上した物理−化学的特性、または、高い生分解性)を含む多くの有益性を有し得る。

式Iの化合物およびこれらを含有する殺菌組成物は、担子菌、子嚢菌、卵菌および/または不完全菌類、ブラソクラジオマイセート(Blasocladiomycete)、ツボカビ綱(Chrytidiomycete)、グロムス門(Glomeromycete)および/またはムコロマイセート(Mucoromycete)類における広い範囲の菌性植物病原体により引き起こされる植物病害の防除に用いられ得る。

従って、本発明はまた、有用な植物に係る植物病原性微生物による外寄生を防除または予防する方法に関し、ここで、式(I)の化合物は、植物、その一部またはその現場に活性成分として適用される。

「植物」という用語は、種子、実生、若木、根、塊茎、茎、茎、群葉および果実を含む植物のすべての物理的な部分を指す。

「現場(locus)」という用語は、本明細書において用いられるところ、植物が成長している圃場、または、栽培されている植物の種子が播種された圃場、または、種子が土壌に蒔かれることとなる圃場を意味する。これは、土壌、種子および実生、ならびに、確立した植生を含む。

式Iの化合物は、農業分野および関連する使用分野において、例えば植物有害生物を防除するための活性成分として、または、人間に対して潜在的に有害である腐敗微生物もしくは生体を防除するために非生体材料に使用されることが可能である。

本発明に係る式(I)の化合物は、低施用量で優れた活性を有すること、植物が十分に耐性であること、環境的に安全であることにより優れているものである。これらは、きわめて有用な治効性、予防性および浸透移行特性を有し、数多くの有用な植物を保護するために用いられる。式(I)の化合物は、植物、または、有用な植物の異なる作物の植物の一部で生じる病害を阻害または撲滅するために用いられることが可能であり、その一方では、同時に、後に成長する植物の部分を植物病原性微生物から保護することも可能である。

式Iの化合物を殺菌剤として用いることが可能である。本明細書において用いられるところ、「殺菌剤」という用語は、菌類の増殖を防除し、変性し、または、予防する化合物を意味する。「殺菌的に有効な量」という用語は、菌類の増殖に対して効果をもたらすことが可能である、このような化合物またはこのような化合物の組み合わせの量を意味する。防除効果または変性効果は、死滅、遅延等などの自然な発育からのすべての異常を含み、また、予防は、菌性感染を予防するための植物におけるバリアまたは他の防御系の形成を含む。

式(I)の化合物の好ましい適用方法は葉面処理である。適用頻度および施用量は、対応する病原体による外寄生のリスクに応じることとなる。しかしながら、式(I)の化合物はまた、液体配合物による植物の現場の潅注により、または、例えば粒状形態といった固体形態の化合物を土壌に適用する(土壌施用)ことにより、土壌(浸透作用)を介し、根から植物に浸透し得る。水稲作物においては、このような粒質物は湛水させた水田に適用可能である。

特に種子および植物挿穂(例えばイネ)といった植物繁殖体を土壌中で発生する菌性感染症ならびに植物病原性菌に対して保護するための処理のための粉衣剤として式(I)の化合物を用いることも可能である。

繁殖体は植える前に式Iの化合物を含む組成物で処理することが可能であり、例えば種子は、播種の前にコーティング可能である。本発明に係る活性成分はまた、種子を液体配合物中に含浸させることにより、または、固体配合物でコーティングすることにより穀粒に適用(コーティング)することが可能である。この組成物はまた、例えば播種中の蒔き溝といった繁殖体を植え付ける際における植え付け場所に適用することが可能である。本発明はまた、このような植物繁殖体の処理方法、および、このようにして処理された植物繁殖体に関する。

「植物繁殖体」という用語は、例えば種子、または、挿穂および塊茎などの植物の栄養体といった植物のすべての繁殖部を指す。「植物繁殖体」はまた、厳密な意味での種子、ならびに、根、果実、塊茎、鱗茎、根茎および植物の一部を含む。

さらに、本発明に係る式(I)の化合物は、例えば木材および木材系工業用製品を含む工業用材料の保護、食品保管または衛生管理といった関連する分野における菌類の防除に用いられてもよい。

加えて、本発明は、例えば材木、壁板および塗料といった非生体材料を菌類による侵襲から保護するために用いられることが可能である。

式Iの化合物は例えば、病害の菌類および菌性ベクター、ならびに、植物病原性バクテリアおよびウイルスに対して効果的である。これらの病原体は以下を含み得る。 フィトフトラカプシシ(Phytophthora capsici)、フィトフトラインフェスタンス(Phytophthora infestans)、フィトフトラソヤエ(Phytophthora sojae)、フィトフトラフラガリエ(Phytophthora fragariae)、フィトフトラニコチアネ(Phytophthora nicotianae)、フィトフトラシンナモミ(Phytophthora cinnamomi)、フィトフトラシトリコラ(Phytophthora citricola)、フィトフトラシトロフトラ(Phytophthora citrophthora)およびフィトフトラエリトロセプチカ(Phytophthora erythroseptica)により引き起こされるものなどのフィトフトラ(Phytophthora)病害;ピシウムアファニデルマツム(Pythium aphanidermatum)、ピシウムアレノマネス(Pythium arrhenomanes)、ピシウムグラミニコラ(Pythium graminicola)、ピシウムイレグラレ(Pythium irregulare)およびピシウムウルチマム(Pythium ultimum)により引き起こされるものなどのピシウム(Pythium)病害;ペロノスポラデストルクトル(Peronospora destructor)、アブラナ科べと病菌(Peronospora parasitica)、プラズモパラビチコーラ(Plasmopara viticola)、プラズモパラハルステジイ(Plasmopara halstedii)、シュードペロノスポラクベンシス(Pseudoperonospora cubensis)、アルブゴカンジダ(Albugo candida)、スクレログトラマクロスポラ(Sclerophthora macrospora)およびブレミアラクツカエ(Bremia lactucae)などのツユカビ目(Peronosporales)により引き起こされる病害;ならびに、アファノミセスコクリオイデス(Aphanomyces cochlioides)、ラビリンツラゾステラエ(Labyrinthula zosterae)、ペロノスクレロスポラソルギ(Peronosclerospora sorghi)およびスクレロスポラグラミニコラ(Sclerospora graminicola)などの他のものを含む卵菌。

例えば、ステムフィリウムソラニ(Stemphylium solani)、スタゴノスポラタイナネンシス(Stagonospora tainanensis)、スピロカエアオレアギネア(Spilocaea oleaginea)、セトスファエリアツルシカ(Setosphaeria turcica)、ピレノカエタリコペリシチ(Pyrenochaeta lycoperisici)、プレオスポラヘルバルム(Pleospora herbarum)、フォマデストルクティバ(Phoma destructiva)、ファエオスファエリアヘルポトリコイデス(Phaeosphaeria herpotrichoides)、ファエオクリプトクスガエウマンニイ(Phaeocryptocus gaeumannii)、オフィオスファエレラグラミニコラ(Ophiosphaerella graminicola)、オフィボルスグラミニス(Ophiobolus graminis)、レプトスファエリアマクランス(Leptosphaeria maculans)、ヘンデルソニアクレベリマ(Hendersonia creberrima)、ヘルミントスポリウムトリティシレペンティス(Helminthosporium triticirepentis)、セトスファエリアツルシカ(Setosphaeria turcica)、ドレックスレラグリシネス(Drechslera glycines)、ジディメラブリオニエ(Didymella bryoniae)、シクロコニウムオレアギネウム(Cycloconium oleagineum)、コリネスポラカッシイコラ(Corynespora cassiicola)、コクリオボルスサチブス(Cochliobolus sativus)、ビポラリスカクティボラ(Bipolaris cactivora)、リンゴ黒星病菌(Venturia inaequalis)、ピレノホラテレス(Pyrenophora teres)、コムギ黄斑病菌(Pyrenophora tritici−repentis)、アルテルナリアアルテナタ(Alternaria alternata)、アルテルナリアブラッシシコラ(Alternaria brassicicola)、アルテルナリアソラニ(Alternaria solani)およびアルテルナリアトマトフィラ(Alternaria tomatophila)などのプレオスポラ目(Pleosporales)、セプトリアトリティシ(Septoria tritici)、セプトリアノドルム(Septoria nodorum)、セプトリアグリシネス(Septoria glycines)、セルコスポラアラキディコーラ(Cercospora arachidicola)、セルコスポラソジナ(Cercospora sojina)、セルコスポラセアエマイディス(Cercospora zeae−maydis)、セルコスポレラカプセラエ(Cercosporella capsellae)およびセルコスポレラヘルポトリコイデス(Cercosporella herpotrichoides)、クラドスポリウムカルポフィルム(Cladosporium carpophilum)、クラドスポリウムエフスム(Cladosporium effusum)、パッサロラフルバ(Passalora fulva)、クラドスポリウムオキシスポルム(Cladosporium oxysporum)、ドチストロマッセプトスポルム(Dothistroma septosporum)、イサリオプシスクラビスポラ(Isariopsis clavispora)、マイコスファエレラフィジエンシス(Mycosphaerella fijiensis)、コムギ葉枯病菌(Mycosphaerella graminicola)、マイコベロシエラコエプケイイ(Mycovellosiella koepkeii)、ファエオイサリオプシスバタチコラ(Phaeoisariopsis bataticola)、シュードセルコスポラビチス(Pseudocercospora vitis)、シュードセルコスポレラヘルポトリコイド(Pseudocercosporella herpotrichoides)、ラムラリアベチコラ(Ramularia beticola)、ラムラリアコロシグニ(Ramularia collo−cygni)などのカプノディウム目(Capnodiales)、ゲーウマノミセスグラミニス(Gaeumannomyces graminis)、マグナポルテグリセア(Magnaporthe grisea)、イネいもち病菌(Pyricularia oryzae)などのマグナポルテ目(Magnaporthales)、アニソグラマアノマラ(Anisogramma anomala)、アピオグノモニアエラブンダ(Apiognomonia errabunda)、サイトスポラプラタニ(Cytospora platani)、ジアポルテファセオロルム(Diaporthe phaseolorum)、ディスクラデストルクティバ(Discula destructiva)、グノモニアフルクティコーラ(Gnomonia fructicola)、グリネリアウビコーラ(Greeneria uvicola)、メランコニウムジュグランディヌム(Melanconium juglandinum)、ホモプシスビティコーラ(Phomopsis viticola)、シロコッカスクラビギグネンティ−ジュグランダセアラム(Sirococcus clavigignenti−juglandacearum)、ツバキアドリイナ(Tubakia dryina)、ジカルペラ属の一種(Dicarpella spp.)、バルサセラトスペルマ(Valsa ceratosperma)などのジアポルテ目(Diaporthales)、ならびに、アクチノチリウムグラミニス(Actinothyrium graminis)、アスコキタピシ(Ascochyta pisi)、アスペルギルスフラブス(Aspergillus flavus)、アスペルギルスフミガーツス(Aspergillus fumigatus)、アスペルギルスニズランス(Aspergillus nidulans)、アスペリスポリウムカリカエ(Asperisporium caricae)、ブルメリエラジャアピイ(Blumeriella jaapii)、カンジダ属の一種(Candida spp.)、カプノジウムラモスム(Capnodium ramosum)、セファロアスクス属の一種(Cephaloascus spp.)、セファロスポリウムグラミネウム(Cephalosporium gramineum)、セラトシスティスパラドクサ(Ceratocystis paradoxa)、ケトミウム属の一種(Chaetomium spp.)、ヒメノシフスシュードアルビヅス(Hymenoscyphus pseudoalbidus)、コッキジオイデス属の一種(Coccidioides spp.)、シリンドロスポリウムパディ(Cylindrosporium padi)、ジプロカルポンマラエ(Diplocarpon malae)、ドレパノペジザカンペストリス(Drepanopeziza campestris)、エルシノエアンペリナ(Elsinoe ampelina)、エピコッカムニグラム(Epicoccum nigrum)、エピデルモフィトン属の一種(Epidermophyton spp.)、ユーチパラタ(Eutypa lata)、ゲオトリクムカンジズム(Geotrichum candidum)、ギベリナセレアリス(Gibellina cerealis)、グロエオセルコスポラソルギ(Gloeocercospora sorghi)、グロエオデスポミゲナ(Gloeodes pomigena)、グロエオスポリウムペレナンス(Gloeosporium perennans);グロエオチニアテムレンタ(Gloeotinia temulenta)、グリフォスパエリアコルチコラ(Griphospaeria corticola)、カバチエラリニ(Kabatiella lini)、レプトグラフィウムミクロスポルム(Leptographium microsporum)、レプトスファエルリニアクラッスアスカ(Leptosphaerulinia crassiasca)、ロフォデルミウムセディチオスム(Lophodermium seditiosum)、マルソニナグラミニコラ(Marssonina graminicola)、コムギ赤かび病菌(Microdochium nivale)、モニリニアフルクティコーラ(Monilinia fructicola)、モノグラフェラアルベセンス(Monographella albescens)、モノスポラスクスカノンバルス(Monosporascus cannonballus)、ナエマシクルス属の一種(Naemacyclus spp.)、オフィオストマノボウルミ(Ophiostoma novo−ulmi)、パラコシジオイデスブラジリエンシス(Paracoccidioidesbrasiliensis)、ペニシリウムエクソパンスム(Penicillium expansum)、ペスタロチアロドデンドリ(Pestalotia rhododendri)、ペトリエリジウム属の一種(Petriellidium spp.)、ペジキュラ属の一種(Pezicula spp.)、フィアロホラグレガタ(Phialophora gregata)、フィラコラポミゲナ(Phyllachora pomigena)、フィマトトリクムオムニボラ(Phymatotrichum omnivora)、フィサロスポラアブディタ(Physalospora abdita)、プレクトスポリウムタバシヌム(Plectosporium tabacinum)、ポリシタルムプスツランス(Polyscytalum pustulans)、シュードペジザメディカギニス(Pseudopeziza medicaginis)、ピレノペジザブラッシカエ(Pyrenopeziza brassicae)、ラムリスポラソルギ(Ramulispora sorghi)、ラブドクリンシュードツガエ(Rhabdocline pseudotsugae)、リンコスポリウムセカリス(Rhynchosporium secalis)、イネ葉しょう腐敗病菌(Sacrocladium oryzae)、セドスポリウム属の一種(Scedosporium spp.)、スキゾチリウムポミ(Schizothyrium pomi)、スクレロティニアスクレロティオルム(Sclerotinia sclerotiorum)、スクレロチニアミノル(Sclerotinia minor);スクレロチウム属の一種(Sclerotium spp.)、チフライシカリエンシス(Typhula ishikariensis)、セイマトスポリウムマリエ(Seimatosporium mariae)、レプテウチパクプレッシ(Lepteutypa cupressi)、セプトシタルボルム(Septocyta ruborum)、スファセロマペルセー(Sphaceloma perseae)、スポロネマファシディオイデス(Sporonema phacidioides)、スティグミナパルミボラ(Stigmina palmivora)、タペシアヤルンデ(Tapesia yallundae)、タフリナブラタ(Taphrina bullata)、チエビオプシスバシコラ(Thielviopsis basicola)、トリコセプトリアグルクチゲナ(Trichoseptoria fructigena)、ジゴフィアラジャミセンシス(Zygophiala jamaicensis)などの他のものによって引き起こされるものといった汚斑、斑点、いもち病または胴枯れ 病および/または腐敗;例えば、ブルメリアグラミニス(Blumeria graminis)、エリシフェポリゴニ(Erysiphe polygoni)、ウンシヌラネカトル(Uncinula necator)、スファエロテカフリゲナ(Sphaerotheca fuligena)、リンゴうどんこ病菌(Podosphaera leucotricha)、ポドスパエラマクラリス(Podospaera macularis)ゴロビノマイセスシコラセルム(Golovinomyces cichoracearum)、レベイルラタウリカ(Leveillula taurica)、ミクロスファエラディフッサ(Microsphaera diffusa)、オイディオプシスゴッシピイ(Oidiopsis gossypii)、フィラクチニアグッタタ(Phyllactinia guttata)およびオイジウムアラキディス(Oidium arachidis)などのウドンコカビ目(Erysiphales)によって引き起こされるものといったウドンコ病害;例えばドチオレラアロマチカ(Dothiorella aromatica)、ジプロディアセリアタ(Diplodia seriata)、ガイグナルディアビドウェリイ(Guignardia bidwellii)、ボトリチスシネレア(Botrytis cinerea)、ボトリオチニアアリイ(Botryotinia allii)、ボトリオチニアファビ(Botryotinia fabae)、フシコクムアミグダリ(Fusicoccum amygdali)、ラシオジプロディアテオブロマエ(Lasiodiplodia theobromae)、マクロフォーマテイコラ(Macrophoma theicola)、マクロフォミナファセオリナ(Macrophomina phaseolina)、フィロスティクタククルビタセアルム(Phyllosticta cucurbitacearum)などのボトリオスフェリア目(Botryosphaeriales)によって引き起こされるものといったカビ;例えばコレトトリカムグロエオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)、コレトトリカムラゲナリウム(Colletotrichum lagenarium)、コレトトリカムゴッシピイ(Colletotrichum gossypii)、グロメレラシングラタ(Glomerella cingulata)、およびコレトトリカムグラミニコラ(Colletotrichum graminicola)などのグロメレラレス属(Glommerelales)によって引き起こされるものといった炭疽病;ならびに、例えばアクレモニウムストリクツム(Acremonium strictum)、クラビセプスプルプレア(Claviceps purpurea)、フザリウムクルモルム(Fusarium culmorum)、フザリウムグラミネアルム(Fusarium graminearum)、フザリウムビルグリホルメ(Fusarium virguliforme)、フザリウムオキシスポルム(Fusarium oxysporum)、フザリウムスブグルチナンス(Fusarium subglutinans)、フザリウムオキシスポルムf.sp.クベンセ(Fusarium oxysporum f.sp.cubense)、ゲルラキアニバレ(Gerlachia nivale)、ギベレラフジクロイ(Gibberella fujikuroi)、ギベレラゼアエ(Gibberella zeae)、グリオクラジウム属の一種(Gliocladium spp.)、ミロテシウムベルカリア(Myrothecium verrucaria)、ネクトリアラムラライエ(Nectria ramulariae)、トリコデルマビリデ(Trichoderma viride)、トリコテシウムロセウム(Trichothecium roseum)およびベルチシリウムテオブロマエ(Verticillium theobromae)などの肉座菌目(Hypocreales)によって引き起こされるものといった萎凋病または胴枯れ病を含む子嚢菌。

例えばウスチラギノイデアビレンス(Ustilaginoidea virens)、ウスチラゴヌダ(Ustilago nuda)、ウスチラゴトリティシ(Ustilago tritici)、ウスチラゴゼアエ(Ustilago zeae)などのクロボキン目(Ustilaginales)によって引き起こされるものといった黒穂病、例えばセロテリウムフィチ(Cerotelium fici)、クリソミクサアルクトスタフィリ(Chrysomyxa arctostaphyli)、コレオスポリウムイポモエアエ(Coleosporium ipomoeae)、ヘミレイアバスタトリクス(Hemileia vastatrix)、プッシニアアラキディス(Puccinia arachidis)、プッシニアカカバタ(Puccinia cacabata)、プッシニアグラミニス(Puccinia graminis)、プッシニアレコンディタ(Puccinia recondita)、プッシニアソルギ(Puccinia sorghi)、プッシニアホルデイ(Puccinia hordei)、プッシニアストリイフォルミスf.sp.ホルデイ(Puccinia striiformis f.sp.Hordei)、プッシニアストリイフォルミスf.sp.セカリス(Puccinia striiformis f.sp.Secalis)、プッシニアストルムコリリ(Pucciniastrum coryli)などのサビキン目(Pucciniales)、または、クロナルチウムリビコラ(Cronartium ribicola)、ジムノスポランギウムジュニペリ−ビジニアネ(Gymnosporangium juniperi−viginianae)、メランプソラメデュサエ(Melampsora medusae)、ファコプソラパチリジ(Phakopsora pachyrhizi)、フラグミジウムムクロナツム(Phragmidium mucronatum)、フィソペラアンペロシディス(Physopella ampelosidis)、トランスケリアディスコロル(Tranzschelia discolor)およびウロマイセスビシエ−ファビエ(Uromyces viciae−fabae)などのサビキン目(Uredinales)によって引き起こされるものといったサビ病;ならびに、クリプトコッカス属の一種(Cryptococcus spp.)、エクソバシジウムベクサンス(Exobasidium vexans)、マラスミエルスイノデルマ(Marasmiellus inoderma)、ミセナ属の一種(Mycena spp.)、スファセロテカレイリアナ(Sphacelotheca reiliana)、チフライシカリエンシス(Typhula ishikariensis)、ウロシスチスアグロピリ(Urocystis agropyri)、イテルソニリアペルプレキサンス(Itersonilia perplexans)、クルチシウムインビスム(Corticium invisum)、ラエチサリアフシホルミス(Laetisaria fuciformis)、ワイテアシルシナタ(Waitea circinata)、イネ紋枯病菌(Rhizoctonia solani)、テンサイ根腐病菌(Thanetephorus cucurmeris)、エンチロマダリアエ(Entyloma dahliae)、エンチロメラミクロスポラ(Entylomella microspora)、ネオボシアモリニアエ(Neovossia moliniae)およびチレチアカリエス(Tilletia caries)により引き起こされるものなどの他の腐敗および病害を含む担子菌。

フィソデルママイディス(Physoderma maydis)などのコウマクノウキン目(Blastocladiomycetes)。

コアネフォラククリビタルム(Choanephora cucurbitarum).;ムコール属の一種(Mucor spp.);リゾプスアルヒズス(Rhizopus arrhizus)などのケカビ綱(Mucoromycetes)。 また、上記に列挙したものに対する近縁の他の種および属によって引き起こされる病害。

その殺菌活性に加えて、これらを含む化合物および組成物はまた、エルウィニアアミロボラ(Erwinia amylovora)、エルウィニアカラトボラ(Erwinia caratovora)、キサントモナスカムペストリス(Xanthomonas campestris)、シュードモナスシリンガエ(Pseudomonas syringae)、ストルプトマイセススカビイス(Strptomyces scabies)および他の関連する種、ならびに、一定の原生動物などのバクテリアに対する活性を有し得る。

本発明に係る組成物を用いることが可能である有用な植物の作物としては、例えばブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ラズベリーおよびイチゴといった液果植物;例えばオオムギ、トウモロコシ(コーン)、キビ、カラスムギ、イネ、ライ麦、モロコシ属(sorghum)ライコムギおよびコムギといった穀類;例えば綿、亜麻、アサ、ジュートおよびサイザルといった繊維植物;例えばテンサイおよび飼料ビート、コーヒー、ホップ、マスタード、アブラナ(カノーラ)、ケシ、サトウキビ、ヒマワリ、チャおよびタバコといった農作物;例えばリンゴ、アンズ、アボカド、バナナ、サクランボ、柑橘類、ネクタリン、モモ、セイヨウナシおよびセイヨウスモモといった果樹;例えばバミューダグラス、イチゴツナギ、ベントグラス、センチピードグラス、ウシノケグサ、ライグラス、アメリカシバおよびノシバといった草;バジル、ルリジサ、チャイブ、コリアンダー、ラベンダー、ラベージ、ミント、オレガノ、パセリ、ローズマリー、セージおよびタイムなどのハーブ;例えばインゲンマメ、レンズマメ、エンドウマメおよびダイズ、インゲンマメといったマメ科植物;例えばアーモンド、カシュー、落花生、ヘーゼルナッツ、ピーナッツ、ペカン、ピスタチオおよびクルミといった堅果;例えばアブラヤシといったヤシ;例えば花、低木および高木といった観賞用植物;例えばカカオ、ココナツ、オリーヴおよびゴムといった他の高木;例えばアスパラガス、ナス、ブロッコリ、キャベツ、ニンジン、キュウリ、ニンニク、レタス、ペポカボチャ、メロン、オクラ、タマネギ、コショウ、ジャガイモ、カボチャ、ダイオウ、ホウレンソウおよびトマトといった野菜;ならびに、例えばブドウといったつる植物などの多年生および一年生作物が挙げられる。

作物は、天然のもの、従来の品種改良法により得られたもの、または、遺伝子操作により得られたものであると理解されるべきである。これらは、いわゆる出形質(例えば向上した保管安定性、高い栄養価および向上した風味)を有する作物を含む。

作物は、ブロモキシニルのような除草剤またはALS−、EPSPS−、GS−、HPPD−およびPPO−抑制剤などの除草剤クラスに対する耐性が与えられた作物をも含むと理解されるべきである。従来の勾配方法によって例えばイマザモックスといったイミダゾリノンに対する耐性が与えられた作物の一例は、Clearfield(登録商標)菜の花(summer canola)である。遺伝子操作法によって除草剤に対する耐性が与えられた作物の例としては、商品名RoundupReady(登録商標)、Herculex I(登録商標)およびLibertyLink(登録商標)で市販されている例えばグリホサート−およびグルホシネート−耐性トウモロコシ品種が挙げられる。

作物もまた、天然のものであるか、または、有害な昆虫に対する耐性が与えられたものであると理解されるべきである。これは、例えば、トキシン−産生バクテリア由来として公知であるものなどの1種以上の選択的に作用するトキシンの合成能を例えば有するよう、組換えDNA技術を用いることで形質転換された植物を含む。発現されることが可能であるトキシンの例としては、δ−エンドトキシン、栄養型殺虫性タンパク質(Vip)、線虫共生バクテリアの殺虫性タンパク質、ならびに、サソリ、蛛形類、大型のハチ(wasp)および菌類によって産生されるトキシンが挙げられる。

バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)トキシンを発現するよう変性された作物の一例は、BtトウモロコシKnockOut(登録商標)(Syngenta Seeds)である。殺虫性耐性をコードする2種以上の遺伝子を含み、それ故、2種以上のトキシンを発現する作物の一例は、VipCot(登録商標)(Syngenta Seeds)である。作物またはその種子材料もまた、複数種の有害生物に対して耐性であることが可能である(いわゆる、遺伝子修飾により形成される場合の重畳的なトランスジェニックイベント)。例えば、植物は、例えばHerculex I(登録商標)(Dow AgroSciences,Pioneer Hi−Bred International)のように除草剤耐性であると同時に、殺虫性タンパク質の発現能を有していることが可能である。

式(I)の化合物は、未変性の形態で、または、好ましくは、配合技術分野において簡便に採用されるキャリアおよび補助剤と一緒に用いられることが可能である。

従って、本発明はまた、植物病原性微生物に対する防除および保護のための式(I)の化合物と不活性キャリアとを含む組成物、ならびに、有用な植物に係る植物病原性微生物による外寄生を防除または予防する方法であって、活性成分としての式(I)の化合物と不活性キャリアとを含む組成物を植物、その一部またはその現場に適用する方法に関する。

この目的のために、式(I)の化合物および不活性キャリアは、乳化性濃縮物、コーティング可能なペースト、直接噴霧可能であるか、希釈可能である溶液、希釈エマルジョン、水和剤、可溶性の粉末、粉剤、粒質物、および、例えば高分子物質中への封入として、公知の方法で簡便に配合される。組成物の種類と同様に、吹付け、霧吹き、散粉、散布、コーティングまたはかけ流しなどの適用方法が、意図される目的および支配的な状況に応じて選択される。組成物はまた、安定化剤、消泡剤、粘度調節剤、バインダまたは粘着剤、ならびに、肥料、微量元素の供給源、または、特別な効果を得るための他の配合物などのさらなる補助剤を含有していてもよい。

好適なキャリアおよび補助剤(助剤)は固体または液体であることが可能であり、配合技術において有用な物質であり、例えば天然もしくは再生ミネラル物質、溶剤、分散剤、湿潤剤、粘着剤、増粘剤、バインダまたは肥料である。このようなキャリアは、例えば国際公開第97/33890号に記載されている。

配合物、すなわち式(I)の化合物および所望の場合には固体もしくは液体補助剤を含む組成物は、典型的には、化合物を、増量剤、例えば溶剤、固体キャリアおよび、任意選択により、表面活性化合物(界面活性剤)としっかり混合および/または粉砕することにより、公知の様式で調製される。

農芸化学配合物は通常、0.1〜99重量%、好ましくは0.1〜95重量%の式(I)の化合物、99.9〜1重量%、好ましくは99.8〜5重量%の固体または液体補助剤、および、0〜25重量%、好ましくは0.1〜25重量%の界面活性剤を含有するであろう。

市販製品を濃縮物として配合することが好ましい場合、通常、エンドユーザーは希釈配合物を用いることとなる。

有利な適用量は、通常5g〜2kgの活性成分(a.i.)/1ヘクタール(ha)、好ましくは10g〜1kg a.i./ha、最も好ましくは20g〜600g a.i./haである。種子潅注剤として用いられる場合、簡便な適用量は1kgの種子当たり10mg〜1gの活性物質である。所望の作用に係る施用量は実験により決定することが可能である。これは、例えば、作用タイプ、有用な植物の生育段階、適用(場所、時期、適用方法)に応じ、これらのパラメータに応じて、幅広い範囲内において様々である可能性がある。

通常、作物の管理において、栽培者は、本発明の化合物に追加して1種または複数種の他の農学的化学薬品を用いるであろう。農学的化学薬品の例としては、殺虫剤、抗線虫薬、殺菌薬(bactericide)、殺ダニ剤、成長調節剤、不妊化剤、信号化学物質、忌避剤、誘引剤、フェロモン、摂食刺激物質、または、さらに広い範囲の農学的保護をもたらす多成分有害生物防除剤を形成するための他の生物学的に有効な化合物、ならびに、植物栄養分および植物肥料が挙げられる。

従って、本発明は、本発明に係る式(I)の化合物を、1種または複数種の有害生物防除剤、植物栄養分または植物肥料と一緒に含む組成物を提供する。この組み合わせはまた、例えば従来の交配または遺伝子修飾といったいずれかの手段を用いて植物に組み込まれた特定の植物形質を包含し得る。このような組成物はまた、上記のとおり1種または複数種の不活性キャリアを含有し得る。

本発明はまた、本発明に係る式(I)の化合物を、1種または複数種の有害生物防除剤、植物栄養分または植物肥料と一緒に含む組成物の提供に係る使用をも提供する。この組み合わせはまた、例えば従来の交配または遺伝子修飾といったいずれかの手段を用いて植物に組み込まれた特定の植物形質を包含し得る。

植物栄養分または植物肥料の好適な例は硫酸カルシウム(CaSO4)、硝酸カルシウム(Ca(NO3)2.4H2O)、炭酸カルシウム(CaCO3)、硝酸カリウム(KNO3)、硫酸マグネシウム(MgSO4)、カリウム水素リン酸塩(KH2PO4)、硫酸マンガン(MnSO4)、硫酸銅(CuSO4)、硫酸亜鉛(ZnSO4)、塩化ニッケル(NiCl2)、硫酸コバルト(CoSO4)、水酸化カリウム(KOH)、塩化ナトリウム(NaCl)、酸(H3BO3)、および、その金属塩(Na2MoO4)である。栄養分は、各々、5%〜50重量%、好ましくは10%〜25重量%、または、15%〜20重量%の量で存在し得る。好ましい追加の栄養分は、尿素((NH2)2CO)、メラミン(C3H6N6)、酸化カリウム(K2O)および無機硝酸塩である。最も好ましい追加の植物栄養分は酸化カリウムである。好ましい追加の栄養分が尿素である場合、これは、一般に1%〜20重量%、好ましくは2%〜10重量%、または、3%〜7重量%の量で存在する。

有害生物防除剤の好適な例は、1,2,4−チアジアゾール、2,6−ジニトロアニリン、アシルアラニン、脂肪族窒素化合物、アミジン、アミノピリミジノール、アニリド、アニリノ−ピリミジン、アントラキノン、抗生物質、アリール−フェニルケトン、ベンズアミド、ベンゼン−スルホンアミド、ベンズイミダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾチオジアゾール、ベンゾチオフェン、ベンゾイルピリジン、ベンズチアジアゾール、ベンジルカルバメート、ブチルアミン、カルバメート、カルボキサミド、カプロパミド、クロロニトリル、桂皮酸アミド、銅含有化合物、シアノアセタミドオキシム、シアノアクリレート、シアノイミダゾール、シアノメチレン−チアゾリジン、ジカルボニトリル、ジカルボキサミド、ジカルボキシイミド、ジメチルスルファメート、ジニトロフェノール炭酸塩、ジニトロフェニル、クロトン酸ジニトロフェニル、ジフェニルリン酸塩、ジチイノ化合物、ジチオカルバメート、ジチオエーテル、ジチオラン、エチル−アミノ−チアゾールカルボキサミド、ホスホン酸エチル、フランカルボキサミド、グルコピラノシル、グルコピラノキシル、グルタロニトリル、グアニジン、除草剤/植物成長調節剤、ヘキソピラノシル抗生物質、ヒドロキシ(2−アミノ)ピリミジン、ヒドロキシアニリド、ヒドロキシイソキサゾール、イミダゾール、イミダゾリノン、殺虫剤/植物成長調節剤、イソベンゾフラノン、イソキサゾリジニル−ピリジン、イソオキサゾリン、マレイミド、マンデル酸アミド、メクチン誘導体、モルホリン、ノルホリン、n−フェニルカルバメート、有機スズ化合物、オキサチインカルボキサミド、オキサゾール、オキサゾリジン−ジオン、フェノール、フェノキシキノリン、フェニル−アセトアミド、フェニルアミド、フェニルベンズアミド、フェニル−オキソ−エチル−チオフェンアミド、フェニルピロール、フェニルウレア、ホスホロチオレート、リン酸、フタルアミド酸、フタルイミド、ピコリンアミド、ピペラジン、ピペリジン、植物抽出物、ポリオキシン、プロピオンアミド、フタルイミド(pthalimides)、ピラゾール−4−カルボキサミド、ピラゾリノン、ピリダジノン、ピリジン、ピリジンカルボキサミド、ピリジニル−エチルベンズアミド、ピリミジンアミン、ピリミジン、ピリミジン−アミン、ピリミジオン−ヒドラゾン、ピロリジン、ピロールキノリオン、キナゾリノン、キノリン、キノリン誘導体、キノリン−7−カルボン酸、キノキサリン、スピロケタールアミン、ストロビルリン、スルファモイルトリアゾール、スルファミド、テトラゾリルオキシム、チアジアジン、チアジアゾールカルボキサミド、チアゾールカルボキシアミド、チオシアネート、チオフェンカルボキサミド、トルアミド、トリアジン、トリアゾベンチアゾール、トリアゾール、トリアゾール−チオン、トリアゾロピリミジルアミン、バリンアミドカルバメート、アンモニウムメチルホスホン酸塩、砒素含有化合物、ベニイミダゾリルカルバメート、カルボニトリル、カルボキシアニリド、カルボキシイミドアミド、カルボキシルフェニルアミド、ジフェニルピリジン、フラニリド、ヒドラジンカルボキサミド、イミダゾリン酢酸塩、イソフタレート、イソキサゾロン、水銀塩、有機水銀化合物、有機リン、オキサゾリジンジオン、ペンチルスルホニルベンゼン、フェニルベンズアミド、ホスホノチオネート、ホスホロチオエート、ピリジルカルボキサミド、ピリジルフルフリルエーテル、ピリジルメチルエーテル、SDHI、チアジアジナンチオン、チアゾリジンである。

以下の非限定的な例は、上記の発明を限定することなくより詳細に例示するものである。当業者は、反応体ならびに反応条件および技術の両方に関して、適切な変形例を手法からすぐに認識するであろう。本明細書に記載されているすべての参照は、参照によりそれらの全体が援用される。

配合例

活性成分を補助剤と均質に混合し、この混合物を好適なミル中において完全に粉砕して、水により希釈して所望の濃度の懸濁液が得ることが可能である水和剤が得られる。

活性成分を補助剤と均質に混合し、この混合物を好適なミル中において完全に粉砕して、種子処理にそのまま用いることが可能である粉末が得られる。

乳化性濃縮物 活性成分[式(I)の化合物] 10% オクチルフェノールポリエチレングリコールエーテル 3% (4〜5molのエチレンオキシド) ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 3% ヒマシ油ポリグリコールエーテル(35molのエチレンオキシド) 4% シクロヘキサノン 30% キシレン混合物 50%

植物の保護に使用可能である任意の要求される希釈率のエマルジョンは、この濃縮物から水による希釈で得ることが可能である。

すぐに使用可能な粉剤は、活性成分とキャリアとを混合し、この混合物を好適なミル中で粉砕することにより得られる。このような粉末はまた、種子の乾燥粉衣に用いられることが可能である。

押出し顆粒 活性成分[式(I)の化合物] 15% リグノスルホン酸ナトリウム 2% カルボキシメチルセルロース 1% カオリン 82%

活性成分を補助剤と混合および粉砕し、この混合物を水で湿らせる。この混合物を押出し、次いで、空気流中で乾燥させる。

被服顆粒 活性成分[式(I)の化合物] 8% ポリエチレングリコール(mol.wt.200) 3% カオリン 89%

ミキサ中において、微細に粉砕した活性成分をポリエチレングリコールで湿らせたカオリンに均一に適用する。非粉じん性の被服顆粒がこの方法で得られる。

懸濁液濃縮物 活性成分[式(I)の化合物] 40% プロピレングリコール 10% ノニルフェノールポリエチレングリコールエーテル(15molのエチレンオキシド) 6% リグノスルホン酸ナトリウム 10% カルボキシメチルセルロース 1% シリコーン油(75%水中エマルジョン形態) 1% 水 32%

微細に粉砕した活性成分を補助剤と均質に混合して懸濁液濃縮物を得、これから、水による希釈で所望される任意の希釈率の懸濁液を得ることが可能である。このような希釈を用いることにより、生きている植物、ならびに、植物繁殖体を、吹付け、注ぎかけまたは浸漬によって、微生物による外寄生に対して処理および保護することが可能である。

種子処理用流動性濃縮物 活性成分[式(I)の化合物] 40% プロピレングリコール 5% コポリマーブタノールPO/EO 2% 10〜20モルのEOを含むトリスチレンフェノール 2% 1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン(20%水溶液形態) 0.5% モノアゾ顔料カルシウム塩 5% シリコーン油(75%水中エマルジョン形態) 0.2% 水 45.3%

微細に粉砕した活性成分を補助剤と均質に混合して懸濁液濃縮物を得、これから、水による希釈で所望される任意の希釈率の懸濁液を得ることが可能である。このような希釈を用いることにより、生きている植物、ならびに、植物繁殖体を、吹付け、注ぎかけまたは浸漬によって、微生物による外寄生に対して処理および保護することが可能である。

緩効性カプセル懸濁液 28部の式Iの化合物の組み合わせを、2部の芳香族溶剤および7部のトルエンジイソシアネート/ポリメチレン−ポリフェニルイソシアネート−混合物(8:1)と混合する。この混合物を、1.2部のポリビニルアルコール、0.05部の脱泡剤および51.6部の水の混合物中に、所望の粒径が達成されるまで乳化させる。このエマルジョンに、2.8部の1,6−ジアミノヘキサンの5.3部の水中の混合物を添加する。この混合物を重合反応が完了するまで撹拌する。

得られるカプセル懸濁液を、0.25部の増粘剤および3部の分散剤を添加することにより安定化させる。カプセル懸濁液配合物は、28%の活性成分を含有する。平均カプセル直径は8〜15ミクロンである。

得られる配合物を、この目的に好適である装置中において水性懸濁液として種子に適用する。

合成例 以下および国際公開第12/146125号(第370〜378ページ)に記載の技術を、例えば国際公開第08/101682号(第22〜33ページ)に見出されるものといった当業者に公知であるさらなる技術と併用することで、式(I)の化合物を調製し得る。

3−(ジフルオロメトキシ)シクロヘキサノールの調製

シクロヘキサン−1,3−ジオール(2.30g)のCH3CN(50mL)中の溶液に、FSO2CF2COOH(1.2当量)を50℃で1時間かけて滴下した。10分間攪拌した後、この混合物を水中に注ぎいれ、CH2Cl2で抽出し、Na2SO4で乾燥させ、乾燥するまで蒸発させ、さらに、シリカゲルにおけるクロマトグラフィにより精製して、1.2gの表題の化合物を36%の収率で得た。 H1 NMR(400 MHz,CDCl3):δ 6.65(t,0.5H),6.64(t,0.5H),4.60(m,1H),4.35(m,0.5H),3.80(m,0.5H),3.70(m,0.5H),3.45(m,0.5H),2.10−0.85(m,8H). F19 NMR(376.5 MHz,CDCl3):δ −66.7(s),−66.6(s).

N’−[5−ブロモ−6−[3−(ジフルオロメトキシ)シクロヘキシオキシ]−2−メチル−3−ピリジル]−N−エチル−N−メチル−ホルムアミジンの調製

3−(ジフルオロメトキシ)シクロヘキサノール(358mg、2.16mmol)、トリフェニルホスフィン(1当量)およびN’−(5−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−メチル−3−ピリジル)−N−エチル−N−メチル−ホルムアミジン(0.9当量)のTHF(50mL)中の溶液に、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(1.3当量)を60℃で添加した。12時間攪拌した後、この混合物を乾燥するまで濃縮し、シリカゲルにおけるクロマトグラフィにより精製して、110mgのシス−異性体(14%収率)および130mgのトランス−異性体(17%の収率)として個別に表題の化合物を単離した。 H1 NMR(400 MHz,CDCl3;シス−異性体):δ 7.40(ブロード s,1H),7.21(s,1H),6.23(t,1H),5.41(m,1H),4.52(m,1H),3.31(m,2H),2.98(s,3H),2.83(s,3H),2.14(m,1H),1.92(m,1H),1.82(m,2H),1.68(m,4H),1.21(t,3H). F19 NMR(376.5 MHz,CDCl3):δ −68.5(s). H1 NMR(400 MHz,CDCl3;トランス−異性体):δ 7.37(ブロード s,1H),7.24(s,1H),6.21(t,1H),4.98(m,1H),4.18(m,1H),3.20(m,2H),3.00(s,3H),2.50(m,1H),2.34(s,3H),2.10(m,1H),2.02(m,1H),1.83(m,1H),1.61(m,2H),1.38(m,2H),1.20(t,3H). F19 NMR(376.5 MHz,CDCl3):δ −69.5(s).

4−(ジフルオロメトキシ)シクロヘキサノールの調製

シクロヘキサン−1,4−ジオール(11.6g、0.1mol)およびNa2SO4(7.1g、0.05mol)のCH3CN(120mL)中の混合物に、CH3CN(30mL)中のFSO2CF2COOH(21.36g、0.12mol)を、1時間かけて温度を40〜45℃に維持しながら滴下した。添加の後、液体を200mLの水に注ぎいれ、DCMで抽出した(100mL×3)。組み合わせた抽出物をNa2SO4で乾燥させ、蒸発させ、最後に、シリカにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、6.2gの表題の化合物を37%の収率で得た。注記:4−(ジフルオロメトキシ)シクロヘキサノールはかなり不安定である。この化合物は簡単な精製の直後に次のステップ反応に用いることが最良である。 H1 NMR(400 MHz,CDCl3):δ 6.21(t,0.5H),6.19(t,0.5H),4.23(m,1H),3.73(m,1H),1.95(m,2H),1.70(m,2H),1.60(m,2H),1.40(m,2H). F19 NMR(376.5 MHz,CDCl3):δ −80.9(s),−80.8(s).

シス−N’−[5−ブロモ−6−[4−(ジフルオロメトキシ)シクロヘキシオキシ]−2−メチル−3−ピリジル]−N−エチル−N−メチルホルムアミジンおよびラセミN’−[5−ブロモ−6−[4−(ジフルオロメトキシ)シクロヘキシオキシ]−2−メチル−3−ピリジル]−N−エチル−N−メチルホルムアミジンの調製

固体KOH(3.92g、70mmol)を、N’−(5−ブロモ−6−フルオロ−2−メチル−3−ピリジル)−N−エチル−N−メチル−ホルムアミジン(5.48g、20mmol)、4−(ジフルオロメトキシ)シクロヘキサノール(3.98g、24mmol)および18−クラウン−6(1.05g、4mmol)の80mLのトルエン中の溶液に添加した。この混合物を、窒素雰囲気下に90℃で18時間加熱した。この反応を25℃に冷却し、次いで、反応混合物を80mLの氷水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出した(50mL×3)。組み合わせた抽出物をNa2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮し、シリカにおけるカラムクロマトグラフィーにより精製して、1.0gの表題の化合物およびN’−[5−ブロモ−6−[4−(ジフルオロメトキシ)シクロヘキシオキシ]−2−メチル−3−ピリジル]−N−エチル−N−メチルホルムアミジンの1.0gのラセミ化合物混合物を12%の収率で得た。 H1 NMR(400 MHz,CDCl3):δ 7.37(ブロード s,1H),7.21(s,1H),6.21(t,1H),5.11(brs,1H),4.36(m,1H),3.30(m,2H),3.00(s,3H),2.97(s,3H),2.35(s,3H),2.05(m,4H),1.68(m,4H),1.17(t,3H). F19 NMR(376.5 MHz,CDCl3 δ ppm):−76.3.5(s).

トランス−N’−[5−ブロモ−6−[4−(ジフルオロメトキシ)シクロヘキシオキシ]−2−メチル−3−ピリジル]−N−エチル−N−メチルホルムアミジンの調製

4−(ジフルオロメトキシ)シクロヘキサノール(680mg)、トリフェニルホスフィン(1.3当量)およびN’−(5−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−メチル−3−ピリジル)−N−エチル−N−メチル−ホルムアミジン(1当量)のTHF(30mL)中の溶液に、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(1.3当量)を65℃で添加した。18時間攪拌した後、この混合物を25℃に冷却し、乾燥するまで濃縮した。得られる粗残渣をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにより精製して、400mgの表題の化合物を25%の収率で得た。 H1 NMR(400 MHz,CDCl3):δ 7.40(ブロード s,1H),7.23(s,1H),6.26(t,1H),5.16(m,1H),4.22(m,1H),3.35(m,2H),2.98(s,3H),2.34(s,3H),1.98(m,4H),1.76(m,2H),1.67(m,2H),1.18(m,3H). F19 NMR(376.5 MHz,CDCl3):δ −80.6(s).

N’−(5−シアノ−6−ヒドロキシ−2−メチル−3−ピリジル)−N−エチル−N−メチル−ホルムアミジンの調製

N’−(5−ブロモ−6−ヒドロキシ−2−メチル−3−ピリジル)−N−エチル−N−メチル−ホルムアミジン(10.00g)を乾燥DMF(33mL)中に溶解して黄色/オレンジ色の溶液を得、これを、アルゴンを通気することにより5分間脱気した。Zn(CN)2(1.1当量)およびPd(PPh3)4(0.20当量)を導入し、オレンジ色の混合物を120℃で一晩撹拌した。反応混合物を25℃に冷却し、CH2Cl2で希釈し、飽和NaHCO3水溶液、水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、乾燥するまで濃縮した。粗残渣を温かいジエチルエーテル中にとり、次いで、ゆっくりと−10℃に冷却した。茶色の懸濁液をろ過し、冷たいジエチルエーテルで洗浄し、乾燥させて、7.1gの表題の化合物を黄色の固体として、88%収率で得た。 H1 NMR(400 MHz,CDCl3):δ 13.80(brs,1H),7.55(s,1H),7.45(m,1H),3.50(m,1H),3.35(m,1H),3.03(s,3H),2.51(s,3H),1.22(m,3H).

トランス−N’−[5−シアノ−6−[4−(ジフルオロメトキシ)シクロヘキシオキシ]−2−メチル−3−ピリジル]−N−エチル−N−メチル−ホルムアミジンの調製

N’−(5−シアノ−6−ヒドロキシ−2−メチル−3−ピリジル)−N−エチル−N−メチル−ホルムアミジン(436mg、2mmol)、トリフェニルホスフィン(786mg、3mmol)および4−(ジフルオロメトキシ)シクロヘキサノール(664mg、4mmol)のTHF(20mL)中の溶液に、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(606mg、35mmol)を60℃で添加した。12時間攪拌した後、混合物を25℃に冷却し、乾燥するまで濃縮し、粗残渣をシリカゲルにおけるクロマトグラフィにより精製して、120mgの表題の化合物を16%の収率で得た。 H1 NMR(400 MHz,CDCl3):δ 7.43(brs,1H),7.20(s,1H),5.21(m,1H),4.29(m,1H),3.50(brs,1H),3.35(brs,1H),3.02(s,3H),2.45(s,3H),2.11(m,4H),1.73(m,4H),1.21(m,3H).

表55 この表は、以下および国際公開第12/146125号(第370〜378ページ)に記載の技術を、例えば国際公開第08/101682号(第22〜33ページ)に見出されるものといった当業者に公知であるさらなる技術と併用することで調製した式(I)の化合物に係る分析データを示す。

使用した分析方法(方法Aおよび方法B); 質量スペクトルを、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオンまたは陰イオン、キャピラリ:1.5kV、コーン範囲:不明、抽出器:5.00V、ソース温度:200℃、脱溶媒温度:250℃、コーンガス流:90L/Hr、脱溶媒ガス流:90L/Hr、質量範囲:50〜900Da)、および、株式会社島津製作所製のLCからのSPD−20A:溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメント、および、紫外線検出器を備える、株式会社島津製作所製の質量分光計(SQDまたはZQシングル四重極型質量分析計)で記録した。カラム:Diamonsil C18(2)5u 150×4.6mm、温度:40℃、SPD−20A 波長範囲(nm):210〜500、溶剤勾配:A=水+0.1% F3CCOOH、B=アセトニトリル+0.1% F3CCOOH;勾配:0分間 10% B、90% A;15分間 100% B;流量1.00(ml/min)

生物学的実施例 ブルメリアグラミニス(Blumeria graminisf.sp.tritici)(エリシフェグラミニス(Erysiphe graminisf.sp.tritici))/コムギ/葉片予防(コムギに係るウドンコ病) コムギ葉断片(cv.Kanzler)をマルチウェルプレート(24−ウェル型)中の寒天上に載せ、水で希釈した配合したテスト化合物を噴霧した。適用から1日後に、テストプレート上でウドンコ病に感染した植物を振ることにより葉片に播種した。播種した葉片を、20℃および60% rhで、24時間の暗闇、これに続く、12時間の光/12時間の暗闇の光環境下に、気候室中でインキュベートし、化合物の活性を、適切なレベルの病害による損傷が未処理の検査用葉断片に現れた時点で(適用から6〜8日間後)、未処理のものと比した病害防除割合として評価した。

以下の化合物は、このテストにおいて、大幅な病害の発生を示す同一の条件下において、未処理の対照葉片と比した場合に、200ppmで、少なくとも80%の病害防除を示した。 55.001、55.002、55.003、55.004、55.005、55.006、55.007、55.008、55.009、55.010、55.011。

プッシニア レコンディタ(Puccinia recondita f.sp.tritici)/コムギ/葉片予防(さび病) コムギ葉断片(cv.Kanzler)をマルチウェルプレート(24−ウェル型)中の寒天上に載せ、水で希釈した配合したテスト化合物を噴霧した。適用から1日後に、葉片に、菌類の胞子懸濁液を播種した。播種した葉断片を19℃および75% rhで、12時間の光/12時間の暗闇の光環境下に、気候キャビネット中でインキュベートし、化合物の活性を、適切なレベルの病害による損傷が未処理の検査用葉断片に現れた時点で(適用から7〜9日間後)、未処理のものと比した病害防除割合として評価した。

以下の化合物は、このテストにおいて、大幅な病害の発生を示す同一の条件下において、未処理の対照葉片と比した場合に、200ppmで、少なくとも80%の病害防除を示した。 55.001、55.002、55.003、55.004、55.005、55.006、55.007、55.008、55.009、55.010、55.011。

プッシニア レコンディタ(Puccinia recondita f.sp.tritici)/コムギ/葉片硬化剤(さび病) コムギ葉断片(cv.Kanzler)をマルチウェルプレート(24−ウェル型)中の寒天に入れる。この葉断片に菌類の胞子懸濁液を播種する。プレートを、暗中にて19℃および75% rhで保管した。水で希釈した配合したテスト化合物を播種から1日後に適用した。葉断片を19℃および75% rhで、12時間の光/12時間の暗闇の光環境下に、気候キャビネット中でインキュベートし、化合物の活性を、適切なレベルの病害による損傷が未処理の検査用葉断片に現れた時点で(適用から6〜8日間後)、未処理のものと比した病害防除割合として評価した。

以下の化合物は、このテストにおいて、大幅な病害の発生を示す同一の条件下において、未処理の対照葉片と比した場合に、200ppmで、少なくとも80%の病害防除を示した。 55.001、55.002、55.003、55.004、55.005、55.006、55.007、55.008、55.009、55.010、55.011。

ファコプソラパチリジ(Phakopsora pachyrhizi)/ダイズ/葉片予防(ダイズサビ病) 噴霧チャンバ中において、4週齢のダイズ植物に、配合したテスト化合物の水中希釈物を噴霧する。適用から1日後に、葉片を処理した植物から切り取り、24ウェルプレートを有する寒天の上に置く。葉片に、葉の下面に胞子懸濁液を吹付けることにより播種する。気候キャビネットにおける、20℃および75%rhでの暗闇中での24〜36時間のインキュベーション期間後、葉片を20℃、12時間の光/日および75%rhで保持する。適切なレベルの病害が未処理の検査用植物に現れた時(適用から12〜14日間後)に、病害に侵された葉片面積の割合を評価する。

以下の化合物は、このテストにおいて、大幅な病害の発生を示す同一の条件下において、未処理の対照葉片と比した場合に、200ppmで、少なくとも80%の病害防除を示した。 55.001、55.002、55.003、55.004、55.005、55.006、55.007、55.008、55.009、55.010、55.011

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