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Composition for stimulating germination of xanthium strumarium seed

阅读:789发布:2021-10-11

专利汇可以提供Composition for stimulating germination of xanthium strumarium seed专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a composition for stimulating the germination of the seeds of Xanthium strumarium useful as a raw material for Chinses medicines, capable of imparting a remarkable germination force in an extremely low concentration by simultaneously using two specific compounds known as germination-stimulating agents. SOLUTION: This composition for stimulating the germination of Xanthium strumarium seeds contains mlononitrile and thiourea in a molar concentration ratio of 1:(10-100). The concentration of the thiourea is preferably 5-50 mmole. The composition is used by diluting the composition with water into 1 liter of the solution, adding the obtained treating solution to e.g. paper towel laid on a toilet, etc., or filter paper so that approximately 1/4 of the bodies of Xanthium strumarium seeds are immersed in the treating solution, and subsequently sowing the germinated seeds. The germination-stimulating agent composition enables the germination of the Xanthium strumarium seeds even under environmental conditions inadequate for the germination, such as water stress conditions, salt stress conditions, or low temperatures, is effective also for deteriorated seeds, and can remarkably increase a harvest yield in a limited growth period.,下面是Composition for stimulating germination of xanthium strumarium seed专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 マロンニトリルとチオウレアとを有効成分とするオナモミ種子の発芽促進剤組成物。
  • 【請求項2】 マロンニトリルとチオウレアとの配合割合が、モル濃度比で1:10〜500であることを特徴とする請求項1に記載の発芽促進剤組成物。
  • 【請求項3】 マロンニトリルの濃度が0.05〜0.
    5ミリモル、チオウレアの濃度が5〜50ミリモルであるマロンニトリルとチオウレアを含む発芽促進剤組成物を用い、オナモミ種子を処理することを特徴とするオナモミ種子の発芽促進方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、オナモミオイル等として漢方薬の原料として有用なオナモミ種子の発芽促進剤組成物に関する。

    【0002】

    【従来の技術】オナモミ(Xanthium)の果実は、二型性で下位・上位種子からなるが、全ての果実が両者を含むとは限らず、また上位種子は常温下では発芽し得ないことから、発芽に際してばらつきが多く、生産効率は必ずしも高くない。 更に、種子収量を増大させるには、オナモミが短日植物であるため、早期に播種し日長が短くなる初秋までに出来るだけ大きな個体に成長させることが肝要である。 そのためには、潜在発芽の大きな下位種子の発芽を促進させるだけでなく、発芽力の小さな上位種子の発芽をも促進させ得る技術開発が望まれる。

    【0003】オナモミはジベレリンには反応しないことから、従来この植物種子の発芽促進には、サイトカイニンやエチレン等の植物ホルモン、シアン、アジド化合物等の呼吸阻害剤の他にチオウレアが用いられてきた。 しかし、これらの効果は不安定であり、且つ高濃度での処理が必要である等の問題点を有していた。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようとする課題は、漢方薬の原料として有用なオナモミ種子の低濃度で優れた発芽促進効果を有する発芽促進剤組成物及びそれを用いたオナモミ種子の発芽促進方法を提供することにある。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明者らは、オナモミ下位種子の発芽を促すだけでなく、発芽率の低いオナモミ上位種子に対して発芽を高める優れた発芽促進剤を開発すべく種々研究した結果、既知の発芽促進剤であるマロンニトリルとチオウレアとを併用することにより、低濃度で極めて優れた発芽促進相乗効果が得られることを見いだし、本発明を完成するに至った。

    【0006】即ち、本発明は、マロンニトリルとチオウレアとを有効成分とするオナモミ種子の発芽促進剤組成物である。 また本発明は、詳しくは、マロンニトリルとチオウレアとの配合割合が、モル濃度比で1:10〜5
    00であることを特徴とする発芽促進剤組成物である。
    また本発明は、マロンニトリルの濃度が0.05〜0.
    5ミリモル、チオウレアの濃度が5〜50ミリモルであるマロンニトリルとチオウレアを含む発芽促進剤組成物を用い、オナモミ種子を処理することを特徴とするオナモミ種子の発芽促進方法を含むものである。

    【0007】

    【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を詳しく説明する。 発芽促進剤としてチオウレアは古くから公知であり、オナモミ種子においても単独で効果的なことは、
    Plant & Cell Physiology 20巻,349〜361頁,1979年に掲載されている。 また、マロンニトリルについては、植物化学調節学会創立30周年記念大会で発表されている。

    【0008】しかし、チオウレアもマロンニトリルも各々単独で発芽を誘発する場合には、高濃度での処理が必要であり、残存性の問題があった。 本発明は、両者を配合することにより、極めて低濃度での処理によって、顕著な発芽力を付与し得ることが可能となった。

    【0009】本発明に係る発芽促進剤組成物は、発芽に不適な環境条件下、例えばストレス、塩ストレス、又は低温下でも、オナモミ種子の発芽を可能にすると共に、劣化種子にも効果があり、また限られた生育期間にその収穫量を著しく増大させることができる。

    【0010】本発明に係る種子発芽促進剤組成物を実際に使用する場合には、例えば、マロンニトリル6.61
    グラム、チオウレア76.1グラムをそれぞれ1リットルの水に溶解したマロンニトリル0.1モル、チオウレア1モル水溶液を原液を作成し、マロンニトリルとチオウレアとの配合割合がモル濃度比で1:10〜500になるように、これらのマロンニトリル原液0.5〜5ミリリットル及びチオウレア原液5〜50ミリリットルを混合した本発明の組成物を作成する。

    【0011】マロンニトリル原液の濃度は、上述の濃度より更に高くしても良いが、チオウレア原液の濃度は1
    モルから1.3モル程度に留めることが、組成物に沈殿を生じさせない上では望ましい。 また、必要に応じて、
    本発明の組成物に公知慣用の防腐剤、pH緩衝剤、着色剤等を混合させ、その保存安定性等を向上せしめることができる。

    【0012】使用に際しては、本発明の組成物を水で1
    リットルに希釈して処理溶液とし、例えばトレイ等に敷いたペーパータオルや濾紙上のオナモミ種子が1/ 4
    程度浸るように加えて発芽させた後、播種すればよい。
    本発明におけるマロンニトリル及びチオウレアの配合割合はモル濃度比で一般に1:10〜500の広範囲で相乗効果が得られるが、種子への残留等を考慮すれば、通常1:10〜400程度の範囲が望ましい。

    【0013】また、本発明に係る種子発芽促進剤組成物を用いて、オナモミ種子を処理する場合の有効成分の種子処理濃度は、種子の保存状態等により異なるが、一般にマロンニトリルが0.05〜0.5ミリモル、好ましくは0.1〜0.3ミリモル、チオウレアが5〜50ミリモル、好ましくは10〜40ミリモルである。

    【0014】本発明に係るオナモミの種子発芽促進剤組成物は、各有効成分が単独で示す発芽促進効果からは予想できない相乗効果を低濃度で示し、オナモミ種子の収穫量の増大に大きく寄与する。 なお同様な効果は、発芽に不適な環境条件下、例えば水ストレス、塩ストレス、
    又は低温下でも認められると共に、劣化種子にも効果がある。

    【0015】

    【実施例】次に、本発明に係る種子の発芽促進剤組成物を試験例、及び比較例により説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。

    【0016】(実施例1〜3)マロンニトリル6.61
    グラム、チオウレア76.1グラムをそれぞれ1リットルの水に溶解したマロンニトリル0.1モル、チオウレア1モル水溶液を原液とし、マロンニトリル原液0.5
    〜5ミリリットル及びチオウレア原液5〜50ミリリットルを混合した溶液を水で1リットルに希釈して処理溶液とし、表1に示す有効成分濃度に各々調製した。

    【0017】(試験例)外径9cmのプラスチックシャーレ3枚にそれぞれ濾紙を二枚敷きつめ、1995年に収穫したオナモミ上位種子20粒ずつを各シャーレ内に入れた。 次いで実施例1で調製したマロンニトリル及びチオウレアの混合水溶液を各シャーレに9ml加え、3
    日後の発芽数を調査し、平均発芽率を計算した。 その結果を表1に示す。

    【0018】(比較例1〜5)比較処理剤として実施例と同様に調製したマロンニトリル及びチオウレアの単独水溶液を作成し、試験例1と同様に試験した。 また比較例5はマロンニトリル及びチオウレアのいずれをも含まない水を用いた。 その結果を表1に示す。

    【0019】

    【表1】

    【0020】

    【発明の効果】本発明は、漢方薬の原料として有用なオナモミ種子の低濃度で優れた発芽促進効果を有する発芽促進剤組成物及びそれを用いたオナモミ種子の発芽促進方法を提供できる。

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