专利汇可以提供Salt-stress mitigation agent for plant and salt-stress mitigation of plant using the agent专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To provide a salt-stress mitigation agent for plant, containing a deproteinized supernatant of alfalfa green leaf as an active component, mitigating the growth stress induced by salt and effective for satisfactorily growing a plant.
CONSTITUTION: This mitigation agent contains a supernatant discharged in the extraction of a green leaf protein from alfalfa, i.e., brown juice as an active component. The brown juice is used as the salt-stress mitigation agent for plant as it is or a fraction separated from the brown juice by a proper means can be used as an active component for the salt-stress mitigation agent for plant. The salt-stress mitigation agent is extremely useful for increasing the production of crop in a region liable to cause the salt damage by the application of a large amount of chemical fertilizers, e.g. in a salt-accumulated soil in especially agriculture under structure, in an area near seashore or a dry land. The salt-stress mitigation agent is applied at a rate of 0.1-10ml/kg to the soil or artificial medium for the cultivation of plant.
COPYRIGHT: (C)1996,JPO,下面是Salt-stress mitigation agent for plant and salt-stress mitigation of plant using the agent专利的具体信息内容。
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植物の塩ストレス緩和剤およびそれを用いる植物の塩ストレス緩和方法に関し、詳しくはアルファルファ緑葉脱蛋白質上澄液または該上澄液に含まれる特定の成分を有効成分として含有する植物の塩ストレス緩和剤並びに該塩ストレス緩和剤を用いて植物の一価カチオンによる生育ストレスを緩和する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルファルファ[学名: Medicago s ativ
a L.、米名:alfalfa (アルファルファ)、英名:luce
rne (ルーサン)、medicks.和名:ムラサキウマゴヤシと呼ばれている]はマメ科植物で、そのモヤシはそのまま食することができる。 また、茎葉から緑葉蛋白質を抽出し、食料や濃厚飼料として利用することも行われている。 この緑葉蛋白質を抽出する際に排出される脱蛋白質上澄液(以下、ブラウンジュースと称することがある。)の利用については、微生物培養培地やサイレージ化あるいは肥料化などが試みられているが、まだ確立されるには至っていない。
【0003】また、ブラウンジュース中には植物の生育促進効果(特開平5−27号公報、特開平3−5890
5号公報)や植物の発芽発根促進効果(特開平4−54
105号公報、特開平4−53416号公報)、不溶性ミネラル可溶化や有効微生物増殖などの土壌改良作用(特願平5−292396号明細書)などがあることが知られている。 他に、過剰鉄の存在する寒天培地においてブラウンジュース(500〜2,000倍希釈液)を施用した場合に、塩によって引き起こされた植物のストレスが緩和され、生育を寛容するような効果が見出されていたが、それ以外の塩類については全く知られていなかった。 ましてや、その効果を高める方法については全く検討がなされていなかった。
【0004】また、従来から塩による植物のストレスについては、細胞外に存在する塩によって細胞内のアミノ酸や糖の種類や含量の変化が起こり、細胞内の浸透圧を調節して、塩ストレスに対して耐性を有するようになるといった、塩ストレスを受けた植物の生理的解明についてはよく知られている。 しかしながら、外部からの施用によって植物の塩ストレスを緩和するような物質については、ほとんど知られていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、化学肥料の大量使用や長期にわたる連作により、土壌中での塩類の高濃度集積が見られるようになり、特にハウス土壌では塩類集積の弊害が頻発している。 また、海岸付近地域での海水や海風による塩害や、乾燥地帯や半乾燥地帯での過度の蒸散による土壌表層の塩類集積などが生じており、農地の利用を制限している。 このような問題の解決方法としては、土壌を交換することや潅水により除去することが一般的に行われているが、多大の費用や労力を要する。 また、潅水による塩類除去は、周辺地域に大量の塩水を流入させることから、環境汚染を引き起こすとして使用規制が行われようとしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、ブラウンジュースを有効成分とする組成物に塩、特に一価カチオンであるナトリウムやカリウムによって引き起こされる生育ストレスを緩和し、植物を順調に生育させる成分を含有することを見出し、この知見に基づき本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち本発明は、アルファルファ緑葉脱蛋白質上澄液(ブラウンジュース)を有効成分として含有することを特徴とする植物の塩ストレス緩和剤並びにこの塩ストレス緩和剤を、植物を栽培する土壌または人工培地に施用することを特徴とする植物の一価カチオンによる生育ストレスを緩和する方法を提供するものである。
【0008】本発明で用いるアルファルファ緑葉脱蛋白質上澄液、すなわちブラウンジュースは、通常、アルファルファから緑葉蛋白質を抽出する際に排出されるものである。 すなわち、刈り取ったアルファルファを絞り、
グリーンジュースとプレスケーキとに分け、得られたグリーンジュースを加熱後、濾過して緑葉蛋白質を取り除いた際の脱蛋白質上澄液のことである。 また、乾燥したアルファルファ(ヘイ、キューブ、ペレット)に水を加えて絞ったものも利用することができる。 アルファルファの搾汁、グリーンジュースからの蛋白質抽出等の工程は、常法によればよく、圧力、温度、濾過法等の条件に制限はない。 このように、本発明に用いられるブラウンジュースは、飼料や食品であるアルファルファから蛋白質を加熱除去したものであり、原料は容易に入手可能で、かつ安全性に優れたものである。 また、使用方法が簡単であり、植害も少なく、塩ストレス緩和剤として極めて有用なものである。
【0009】なお、本発明ではブラウンジュース自体を植物の塩ストレス緩和剤として用いる他、該ブラウンジュースから適当な手段により分離して得た画分を有効成分として植物の塩ストレス緩和剤とすることもできる。
以下に、その態様を示す。 (1)ブラウンジュースを酢酸エチルを用いて溶媒分画して得られる高極性・両性物質の画分を有効成分として含有することを特徴とする植物の塩ストレス緩和剤。 (2)透析処理および/またはゲル濾過によって分画されるブラウンジュース中の分子量500〜1500の物質を含む画分を有効成分として含有することを特徴とする植物の塩ストレス緩和剤。 (3)ブラウンジュースの活性炭非吸着画分を有効成分として含有することを特徴とする植物の塩ストレス緩和剤。
【0010】ブラウンジュースの調製方法としては、特開平4−53416号公報に記載されている方法などにより、塩ストレス緩和物質を含有するようにすればよい。 以下にブラウンジュースの調製例を示す。 刈り取ったアルファルファを搾汁機にて搾汁してグリーンジュースを得、これに130℃の蒸気を送入して蛋白質を凝固せしめた後、遠心分離を行って目的とするブラウンジュースを得る。 なお、含有蛋白質を凝固させて除去するために、グリーンジュースに酸を加えたり、乳酸発酵を行う等の酸性処理を施したり、50〜95℃の加熱処理を施すことが行われているが、本発明にはこのような方法で処理して得たブラウンジュースを使用することもできる。
【0011】本発明の塩ストレス緩和剤の使用量については、対象とする土壌や人工培地、植物の種類、使用方法、使用時期等により異なるが、通常は0.1〜0.3
ml/kg土壌あるいは0.2〜10ml/kg人工培地、好ましくは1〜2ml/kg人工培地の割合となるように添加混合すると良い。 塩ストレス緩和剤の施用回数は播種前に土壌や人工培地に潅水で添加したり、混合すればよい。 また、植物の生育初期に1〜2回、土壌や人工培地に潅水で添加したり、混合してもよい。
【0012】本発明の塩ストレス緩和剤の適用される土壌は塩害が予測されるもの、例えばナトリウム,カリウム等の1価カチオン含量が2g/kg以上の土壌などがある。 具体的には、化学肥料の大量使用や長期にわたる連作により、土壌中に塩類の高濃度集積が見られるハウス土壌、海岸付近地域での海水や海風による塩害土壌、
乾燥地帯や半乾燥地帯での過度の蒸散により塩類集積が生じた表層土壌などが挙げられる。 また、本発明の塩ストレス緩和剤の適用される人工培地としては、ナトリウム,カリウム等の1価カチオン含量が0.5M以上、すなわち0.03(w/w)%以上のものがある。
【0013】本発明の塩ストレス緩和剤が適用される植物は特に制限されないが、通常は耐塩性の低い野菜類、
例えば葉菜類のサラダナ,コマツナ等が挙げられる。
【0014】
【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。 製造例1(本発明の塩ストレス緩和剤の調製) 本発明の塩ストレス緩和剤は特願平5−292396号明細書の製造例1に記載の土壌改良材の製造方法にしたがって製造することができるが、以下にその具体例を示す。 乾燥アルファルファペレット2kgに水7.5k
gを添加後、十分に撹拌し、搾汁機にて搾汁してグリーンジュースを得、さらに121℃で15分間蒸煮して蛋白質を凝固せしめた後、濾過することにより、ブラウンジュースを6kg得、これを本発明の塩ストレス緩和剤とした。
【0015】実施例1(本発明の塩ストレス緩和剤による効果) 植物培養用ガラス製平底棒ビン(内径2.2cm、高さ11.5cm、柴田科学器械工業(株)製)に所定量の塩(NaCl、KCl)および本発明の塩ストレス緩和剤を加えた園試処方培地(第1表)を10ml添加した。 この培地を入れた平底棒ビン1本にサラダナ(品種名:「岡山サラダナ」、タキイ種苗(株)製)を1粒播種し、サランラップで蓋をし、25℃で連続明所(6,
000lux)下で2週間培養した。 1試験区は30本ずつ培養し、1個体当たりの地上部重(生体重g)の平均値を算出し、生育状況を調査した。
【0016】NaClを添加したときの結果を第2表に、KClを添加したときの結果を第3表に示す。 表から明らかなように、両者とも0.5Mの塩添加培地で培養すると、地上部重が対照区(塩無添加培地)の80%
程度に減少するが、本発明の塩ストレス緩和剤を500
〜1000倍希釈で添加すると、対照区(塩無添加区)
とほぼ同じ地上部重を示すようになる。 したがって、本発明の塩ストレス緩和剤の添加により、塩過剰による植物の塩ストレスが緩和された。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】実施例2(本発明の塩ストレス緩和剤による効果) 培養容器(商品名「バイオポット」、渡辺化成(株)
製)に実施例1で用いた塩(NaCl、KCl)および本発明の塩ストレス緩和剤の所定量を加えた園試処方培地を100ml添加した。 次いで、実施例1と同じサラダナを各容器に20粒ずつ播種し、サランラップで蓋をし、25℃で連続明所(6,000lux)下で2週間培養した。 1試験区4ポットずつ培養し、1ポットあたりの地上部重(生体重g)の平均値を算出し、生育状況を調査した。
【0021】NaClを加えたときの結果を第4表に、
KClを加えたときの結果を第5表に示す。 表から明らかなように、実施例1の場合と同様に塩を0.5M添加した培地で塩ストレスによる生育阻害が生じるが、本発明の塩ストレス緩和剤を添加すると、対照区(塩無添加区)とほぼ同じ地上部重を示す。 したがって、この例においても、本発明の塩ストレス緩和剤の添加により、植物の塩ストレスが緩和された。 このように実施例1と2
の結果より、NaClやKClを0.5M以上含む培地では、塩ストレスによる生育阻害を生じることが分かった。 本発明の塩ストレス緩和剤の有効濃度は250〜5
000倍希釈(0.2〜4ml/kg人工培地)であり、500〜1000倍希釈(1〜2ml/kg人工培地)で大きな効果を示している。
【0022】
【表4】
【0023】
【表5】
【0024】実施例3(本発明の塩ストレス緩和剤による効果) 育苗用培土(商品名「トップソイル1号」、三河ミクロン(株)製)300gをノイバウエルポットに入れた。
このポットに、一晩水に浸積して発芽させたコマツナ(品種名「丸葉小松菜」:長文種苗店製)を1ポットあたり9本播種し、25℃で培養した。 子葉展開後(播種から5日後)、塩水(NaClまたはKCl:1.5g
/50ml)および本発明の塩ストレス緩和剤1000
倍希釈液(50μl/50ml)をポットに潅注した。
この方法で1試験区につき2ポット培養した。 播種から15日後に地上部重(生体重g)を測定し、1ポットあたりの地上部重の平均値を算出した結果を第6表に示す。
【0025】表から明らかなように、NaClとKCl
はいずれも塩水処理を行うと、地上部重が対照区(塩無添加区)の80%程度に減少するが、本発明の塩ストレス緩和剤を添加した区では、対照区と同等以上の生育が認められた。 このように、本発明の塩ストレス緩和剤は寒天培地での培養時のみでなく、土壌栽培においても同様に植物の塩ストレス緩和作用を示した。 すなわち、土壌での本発明の塩ストレス緩和剤の有効濃度は0.1〜
0.3ml/kgであることが分かる。
【0026】
【表6】
【0027】実施例4(本発明の塩ストレス緩和剤による効果) 無菌化し、HUTNER培地(第7表)で継代培養したアオウキクサ( Lemn a paucicostat a 、以下レムナと記す。)を用いて本発明の塩ストレス緩和剤の効果を検討した。 レムナの培養は、50ml容の三角フラスコに2
0mlの上記培地を添加し、121℃で15分間滅菌後、三角フラスコ1個につき1個のレムナを入れて27
℃にて5,500lux(明暗周期12時間)で行った。 この方法で1試験区2本づつ培養した。 なお、三角フラスコにはHUTNER培地に0.01Mの塩(Na
Cl、KCl、MgCl 2 、MnCl 2またはFeSO
4 )を添加し、またはこの塩と共に本発明の塩ストレス緩和剤(250倍希釈:80μl/20ml)を添加して培養した。
【0028】レムナは通常、1個に4枚の葉(フロンド)を有している。 処理開始から1週間培養後の三角フラスコ1本あたりのフロンド数の平均値を算出し、生育調査を行った。 その結果を第8表に示す。 表から明らかなように、どの塩を添加した場合も、レムナには塩ストレスによる生育阻害が生じ、フロンド数は培養開始時と同じ4個のままであった。 しかし、NaClとKClを添加した培地では、本発明の塩ストレス緩和剤を添加することにより、レムナの増殖が認められた。 なお、Mg
Cl 2 、MnCl 2およびFeSO 4を添加したものに該緩和剤を添加した場合は、レムナが増殖しないことから、本発明の塩ストレス緩和剤の効果は、NaClとK
Clに起因する塩ストレスのみに有効であると考えられる。
【0029】
【表7】
【0030】
【表8】
【0031】実施例5(本発明の塩ストレス緩和剤による効果) この例では、0.01MのNaClを含むHUTNER
培地に所定量の本発明の塩ストレス緩和剤を添加したものに、実施例4と同様にしてレムナを1週間培養した結果(フロンド数)を第9表に示し、また0.01MのK
Clを含む同培地に所定量の本発明の塩ストレス緩和剤を添加し、同様にして培養したときの結果を第10表に示した。 なお、レムナの培養方法と生育調査方法は実施例4と同じである。 表から明らかなように、本発明の塩ストレス緩和剤無添加の場合は、NaClまたはKCl
を含む培地でレムナは増殖しないが、本発明の緩和剤を100〜500倍希釈の濃度で加えると、レムナの増殖が可能となる。 したがって、本発明のレムナでの塩ストレス緩和効果は、100〜500倍希釈(2〜10ml
/kg人工培地)が有効濃度と言える。 また、該緩和剤が高濃度である程、フロンド数が増加することから、本発明の塩ストレス緩和剤による効果は濃度依存性であると考えられる。
【0032】
【表9】
【0033】
【表10】
【0034】実施例6(本発明の塩ストレス緩和剤による効果) 本発明の塩ストレス緩和剤(製造例1)を、溶媒抽出の定法に従って酢酸エチルを用いて分画し、5つの物性の異なる画分(両性・高極性物質、塩基性物質、中性物質、弱酸性物質、強酸性物質)を得た。 これらの画分を0.01M NaClを含むHUTNER培地に80μ
l/20ml(250倍希釈)添加し、レムナを1週間培養したときのフロンド数を第11表に示した。 なお、
レムナの培養方法と生育調査方法は実施例4と同じである。 表から明らかなように、溶媒抽出によって分画された画分のうち、両性・高極性物質を含む画分の添加区のみにおいてレムナの増殖が認められた。 このことから、
本発明の塩ストレス緩和剤の有効成分は、両性・高極性の物質であると考えられる。
【0035】
【表11】
【0036】実施例7(本発明の塩ストレス緩和剤による効果) この例では、本発明の塩ストレス緩和剤を分子量分画して得た6つの画分(分子量500以上、1000以上、
1500以上、3500以上、6〜8000以上、12
500以上)を用い、これらを0.01M NaClを含むHUTNER培地に80μl/20ml(250倍希釈)添加し、これにレムナを入れて2週間培養したときのフロンド数を示した。 なお、レムナの培養方法と生育調査方法は実施例4と同じである。 分子量1500以上の画分は、ゲル濾過材セファデックスG−15(Ph
armacia社製)を用いて分子量1500未満の物質を除いて得た画分を使用した。 その他の画分は透析処理を行って得た画分を使用した。 分子量500以上と1
000以上の画分の透析処理は、SPECTRUM社製のセルロースエステル製透析用チューブを、その他の画分は、同社製の再生セルロース製透析用チューブを使用して行った。 結果を第12表に示す。
【0037】
【表12】
【0038】第12表から明らかなように、分子量分画によって分画された画分のうち、分子量500以上の画分を用いた場合にレムナの増殖が旺盛に見られた。 なお、分子量1000以上と1500以上の画分でもレムナの増殖が見られたが、分子量3500以上画分ではレムナは全く増殖しなかった。 以上の分子量分画の結果から、製造例1により得た本発明の塩ストレス緩和剤に含まれる有効成分の分子量は500〜1500であると考えられる。
【0039】実施例8(本発明の塩ストレス緩和効果) 本発明の塩ストレス緩和剤を活性炭処理して得た活性炭非吸着画分を0.01M NaClを含むHUTNER
培地に80μl/20ml(250倍希釈)の割合で添加し、これにレムナを入れて2週間培養したときのフロンド数を第13表に示す。 なお、レムナの培養方法と生育調査方法は実施例4と同じである。 活性炭処理は、本発明の塩ストレス緩和剤50mlに5g活性炭素(粉末)を加えて2時間撹拌して行った。 処理後、No. 5
C濾紙(東洋濾紙(株)製)で採取した濾液を活性炭非吸着画分とした。 表から明らかなように、活性炭非吸着画分を添加すると、塩ストレス条件下でもレムナの生育が可能となり、製造例1の塩ストレス緩和剤を添加した場合以上にフロンド数が増加した。 このことから、塩ストレス緩和効果の有効物質は活性炭非吸着の物質と考えられる。
【0040】
【表13】
【0041】
【発明の効果】本発明の塩ストレス緩和剤は、一価カチオン、すなわちナトリウムとカリウムイオンによる植物の生育ストレスを緩和する効果を有している。 本発明の塩ストレス緩和剤の使用は、大量の化学肥料投与により引き起こされ、施設栽培を中心に近年問題視されている塩類集積土壌や、海岸付近や乾燥地など塩害が生じやすい地帯での作物生産量の向上に極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C09K 101:00
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