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Semiautomatic milking machine

阅读:1019发布:2020-09-01

专利汇可以提供Semiautomatic milking machine专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a semiautomatic milking machine having a miniaturized and compacted shape, produced by an extremely reduced cost by simplifying the structure, always securing the smooth movement, and enabling the attachment and detachment of a distributor and a milk tap to be precisely and stably carried out even when the differences of a position and an angle are large. SOLUTION: This semiautomatic milking machine has a distributor-supporting structure 7. The distributor-supporting structure has a movable frame unit 4 which supports distributors 2p, a fixed frame unit 5 the position of which is fixed, and a plurality of springs 6a which support the movable frame unit 4 so as to be freely elastically dislocated at least in the vertical direction by fixing one terminal of each of the springs 6a to each of a plurality of the positions of the movable frame unit 4, respectively, and fixing the other terminal of each of the springs 6a to the fixed frame unit 5. COPYRIGHT: (C)2003,JPO,下面是Semiautomatic milking machine专利的具体信息内容。

  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ディストリビュータを含む搾乳ユニットを支持し、ミルクラインに付設したミルクタップに対して前進又は後退することにより、前記ディストリビュータを前記ミルクタップに対して自動で着脱させる半自動搾乳機において、前記ディストリビュータを支持する可動フレームユニットと、位置を固定した固定フレームユニットと、前記可動フレームユニットの複数の位置にそれぞれ一端を固定し、かつ他端を前記固定フレームユニットに固定することにより、前記可動フレームユニットを少なくとも鉛直面方向に弾性変位自在に支持する複数のスプリングを有するディストリビュータ支持機構を備えることを特徴とする半自動搾乳機。 【請求項2】 前記ディストリビュータ支持機構は、前記可動フレームユニットの左右両側に、左右に配した一対の搾乳ユニットの各ディストリビュータをそれぞれ支持することを特徴とする請求項1記載の半自動搾乳機。 【請求項3】 前記可動フレームユニットは、前記ディストリビュータを着脱可能に支持するディストリビュータ着脱機構を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の半自動搾乳機。 【請求項4】 前記固定フレームユニットは、前記可動フレームユニットを鉛直面方向にガイドするガイドスリットを有することを特徴とする請求項1記載の半自動搾乳機。 【請求項5】 前記可動フレームユニットは、メインフレームとサブフレームを備え、このメインフレームとサブフレーム間に設けたサブフレーム支持機構により前記サブフレームを後退方向へ弾性変位自在に支持するとともに、前記サブフレームにより前記ディストリビュータを支持することを特徴とする請求項1記載の半自動搾乳機。 【請求項6】 前記サブフレーム支持機構は、前記メインフレーム又は前記サブフレームの一方から突出する平行に配した一対のガイドピンと、他方に設けることにより当該各ガイトピンがそれぞれ挿通する一対のガイド孔と、前記ガイドピンの外周部に装填して前記サブフレームを前方に付勢するスプリングと、前記サブフレームの前方への変位を規制するストッパを備えることを特徴とする請求項5記載の半自動搾乳機。 【請求項7】 前記ガイドピンと前記ガイド孔間には、
    所定の遊びを設けることを特徴とする請求項6記載の半自動搾乳機。 【請求項8】 前記ミルクラインの外周部に係合して前記ミルクタップに対する前記ディストリビュータの上下方向の位置決めを行う左右一対のガイドフレームを備えることを特徴とする請求項1記載の半自動搾乳機。 【請求項9】 前記ガイドフレームは、前記ミルクラインの外周部に係合した際に、前記ディストリビュータの先端に設けた係合部が前記ミルクタップに付設した開閉式のスライドカバーの被係合部に係合し、前記ディストリビュータの装着時に前記スライドカバーを開き、かつ離脱時に前記スライドカバーを閉じるガイド形状部を有することを特徴とする請求項8記載の半自動搾乳機。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は一部に自動化機能部を含む半自動搾乳機に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、酪農設備において搾乳作業を全て手作業で行うことは大変な労を伴うとともに、反面、全自動化システムを導入する場合には大規模設備と莫大なコストが必要となり、いずれも一長一短がある。
    そこで、一部に自動化機能部を導入したいわゆる半自動搾乳機も知られており、既に、本出願人も、ミルクタップに対するディストリビュータの自動着脱機能により、
    作業性の改善と搾乳作業の大幅な能率アップを図れるようにした半自動搾乳機を、特許第2923617号公報により提案した。 【0003】同公報の半自動搾乳機は、ディストリビュータを含む搾乳ユニットを支持するとともに、ミルクラインに付設したスライドするシャッターを有するミルクタップに向かって前進又は後退することにより、ディストリビュータを、当該シャッターに係止させ、かつミルクタップに対して位置決めして当接させ又はミルクタップから離間させる進退移動機構部と、ディストリビュータをシャッターのスライド方向に移動させるスライド移動機構部と、進退移動機構部及びスライド移動機構部を制御する制御部を備えたものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した半自動搾乳機は、単一の搾乳ユニットを支持するため、ミルクタップに対するディストリビュータの位置的な誤差は僅かであり、係合フレーム等の簡易な規制部材により当該誤差を吸収することができる。 しかし、搾乳能率をより高めるために、左右一対の搾乳ユニットを支持することにより、各ディストリビュータを一対のミルクタップに同時に装着する場合には、単一の搾乳ユニットを支持する場合に比べて、位置的な誤差が二倍になることに加え、ミルクラインは、内部の流動性を確保するため、
    1/100程度の勾配を付してあるとともに、ミルクラインの熱膨張によって一対のミルクタップ間の間隔が変化し、左右方向における度を含む位置的な相対誤差は、±20〔mm〕程度発生してしまう。 【0005】通常、このような位置及び角度の誤差を吸収するには、各方向において必要な変位ストロークを確保できるスライド支持機構や回動支持機構の組合わせにより各ディストリビュータを支持する必要があるが、このような支持機構では、構造の複雑化による大型化及びコストアップを招くとともに、円滑な動きを確保しにくい問題を生じる。 【0006】本発明はこのような従来の技術に存在する課題を解決するものであり、構造の簡略化により、小型コンパクト化及び大幅なコストダウンを図れるとともに、常に円滑な動きを確保し、しかも、位置及び角度の誤差が大きい場合であっても、ディストリビュータとミルクタップの着脱を確実かつ安定して行うことができる半自動搾乳機の提供を目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明は、ディストリビュータ2p…を含む搾乳ユニットUp
    …を支持し、ミルクラインLに付設したミルクタップ3
    p…に対して前進又は後退することにより、ディストリビュータ2p…をミルクタップ3p…に対して自動で着脱させる半自動搾乳機1を構成するに際して、ディストリビュータ2p…を支持する可動フレームユニット4
    と、位置を固定した固定フレームユニット5と、可動フレームユニット4の複数の位置にそれぞれ一端を固定し、かつ他端を固定フレームユニット5に固定することにより、可動フレームユニット4を少なくとも鉛直面方向に弾性変位自在に支持する複数のスプリング6a…を有するディストリビュータ支持機構7を備えることを特徴とする。 これにより、本発明に係る半自動搾乳機1
    は、ディストリビュータ支持機構7を備えるため、ディストリビュータ2p…を支持する可動フレームユニット4は、固定フレームユニット5間に架け渡した複数のスプリング6a…のみで支持されることになり、少なくとも鉛直面方向に対して弾性変位自在となる。 【0008】この場合、好適な実施の形態により、ディストリビュータ支持機構7は、可動フレームユニット4
    の左右両側に、左右に配した一対の搾乳ユニットUp,
    Uqの各ディストリビュータ2p,2qをそれぞれ支持することができる。 また、可動フレームユニット4は、
    ディストリビュータ2p…を着脱可能に支持するディストリビュータ着脱機構12p…を設けることができる。
    一方、固定フレームユニット5には、可動フレームユニット4を鉛直面方向にガイドするガイドスリット13を設けることができる。 さらに、可動フレームユニット4
    は、メインフレーム14とサブフレーム15p…を備え、このメインフレーム14とサブフレーム15p…間に設けたサブフレーム支持機構16p…によりサブフレーム15p…を後退方向へ弾性変位自在に支持するとともに、サブフレーム15p…によりディストリビュータ2p…を支持することができる。 この際、サブフレーム支持機構16p…は、メインフレーム14又はサブフレーム15p…の一方から突出する平行に配した一対のガイドピン17p…と、他方に設けることにより当該各ガイトピン17p…がそれぞれ挿通する一対のガイド孔1
    8p…と、ガイドピン17p…の外周部に装填してサブフレーム15p…を前方に付勢するスプリング19p…
    と、サブフレーム15p…の前方への変位を規制するストッパ20p…を備えて構成できる。 なお、ガイドピン17p…とガイド孔18p…間には、所定の遊びを設ける。 他方、ミルクラインLの外周部に係合してミルクタップ3p…に対するディストリビュータ2p…の上下方向の位置決めを行う左右一対のガイドフレーム21p,
    21qを設けることができ、このガイドフレーム21
    p,21qは、ミルクラインLの外周部に係合した際に、ディストリビュータ2p…の先端に設けた係合部2
    2p…がミルクタップ3p…に付設した開閉式のスライドカバー23p…の被係合部24p…に係合し、ディストリビュータ2p…の装着時にスライドカバー23p…
    を開き、かつ離脱時にスライドカバー23p…を閉じるガイド形状部25p…を設けることができる。 【0009】 【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。 【0010】まず、本実施例に係る半自動搾乳機1の構成について、図1〜図8を参照して説明する。 【0011】図8は半自動搾乳機1を備える酪農設備(スタンチョン舎)Eの一部を示す。 酪農設備Eは、
    図に現れない搾乳通路が設けられており、この搾乳通路の両側に、それぞれ一列に配した多数のストールAp,
    Aq…を備えるとともに、各ストールAp,Aq…には乳牛C…が係留される。 また、ストールAp,Aq…の前側には、ミルクラインL(図4)が配設されるとともに、ストールAp,Aq…の上方には各ストールAp,
    Aq…に沿ったガイドレール90を配設する。 ガイドレール90はストールAp,Aq…の後側に配した主レール部91と、この主レール部91から直角方向に湾曲路を介して分岐し、かつ先端をミルクラインL付近まで延設した分岐レール部92…を備える。 この場合、隣合う二つのストールApとAq…を一組とし、その境界部に沿って一つの分岐レール部92…を配設する。 ガイドレール90は、図1に示すように、底面の中央にスリットライン93を有する断面C形に形成する。 また、ミルクラインLの所定位置には、各ストールAp,Aq…に対応した一対のミルクタップ3p,3q…(図4)が設けられている。 【0012】一方、ガイドレール90には自走部61を移動自在に装填する。 自走部61は、図7に示すように、前後に長いベース部62を備え、このベース部62
    の後部上面に、走行モータ63及びこの走行モータ63
    の回転を減速する減速機構部64を搭載する。 また、ベース部62の後部上面には、ハウジング65を起設し、
    このハウジング65の上端に左右一対の駆動車輪66,
    66を回動自在に支持するとともに、駆動車輪66,6
    6と減速機構部64は、ハウジング65の内部に配したプーリと無端ベルトの組合わせからなる回転伝達機構部により回転伝達可能に接続する。 さらに、ベース部62
    の前部上面には、支柱68を起設し、この支柱68の上端に左右一対の空転車輪69,69を回動自在に支持する。 そして、空転車輪69…と駆動車輪66…は、図1
    に示すように、ガイドレール90の内部に収容する。 【0013】他方、ベース部62の後寄りの下面には、
    制御ボックス71を吊り下げるとともに、ベース部62
    の後寄りの左右側面には、吊下アーム72p,72qを左右にそれぞれ突出させる。 この吊下アーム72p,7
    2qにより、図8に示す左右一対の搾乳ユニットUp,
    Uqを吊り下げることができる。 なお、搾乳ユニットU
    q(Up側も同じ)は、吊下アーム72qに引掛けるフック部73qを有し、このフック部73qの下端に、自動離脱機構部74qを支持するとともに、この自動離脱機構部74qの引張チェーン74qcにより四つのティートカップ75q…を有する搾乳部76qを支持する。
    これにより、搾乳終了を検知すれば、引張チェーン74
    qcが自動で巻取られ、ティートカップ75q…は乳牛Cから引き離される。 【0014】さらに、ベース部62の前寄りの下面には、本発明に係る要部を構成するディストリビュータ支持機構7を配設する。 この場合、ベース部62の下面に支持部材31を固定し、下方へ延出するとともに、支持部材31の下端に、パイプ部材を折曲形成したプロテクタ32を取付ける。 このプロテクタ32は、後述するガイドフレーム21p,21qが作業者に当たらないように保護するためのものである。 【0015】支持部材31の前面には、固定フレームユニット5を固定する。 これにより、固定フレームユニット5はベース部62に対して位置が固定される。 固定フレームユニット5は、固定フレーム本体5mを備える。
    固定フレーム本体5mは、図2に示すように、一枚の平板により形成し、中央に位置する縦方向に長いフレームベース5oと、このフレームベース5oの上部から左右に突出した右上メンバ5a及び左上メンバ5bと、フレームベース5oの下部から左右に突出した右下メンバ5
    c及び左下メンバ5dを有し、各メンバ5a〜5dの先端付近には、支持ピン33a,33b,33c及び33
    dを固定する。 また、フレームベース5oの前面には、
    ボルトナット等を利用して縦方向に長いサブプレート3
    4を取付け、図3に示すように、所定の隙間を有するガイドスリット13を形成する。 【0016】一方、4は、可動フレームユニットであり、メインフレーム14とサブフレーム15p…を備える。 メインフレーム14は、図2に示すように、一枚の板材により形成し、固定フレームユニット5に設けたガイドスリット13に挿通させる矩形のフレームベース1
    4oと、このフレームベース14oから左右に突出した右メンバ14p及び左メンバ14qを有し、フレームベース14oの四隅には、支持ピン35a,35b,35
    c及び35dを固定する。 そして、支持ピン35aと支持ピン33a間にはスプリング6aを、支持ピン35b
    と支持ピン33b間にはスプリング6bを、支持ピン3
    5cと支持ピン33c間にはスプリング6cを、支持ピン35dと支持ピン33d間にはスプリング6dをそれぞれ架け渡す。 これにより、各スプリング6a〜6d
    は、フレームベース14oの四隅に対して放射方向から引張ることになり、メインフレーム14(可動フレームユニット4)は、自然状態で安定に保持され、かつ少なくとも鉛直面方向に弾性変位自在に支持される。 この場合、可動フレームユニット4は、後述するガイドフレーム21p,21qの作用により上方へ変位するため、メインフレーム14は、自然状態でガイドスリット13の下端に係止させることができ、また、上側の二つのスプリング6aと6bに対して、下側の二つのスプリング6
    cと6dは、弾性の小さいスプリングを用いることにより、上下方向に対するバランサ機能を持たせることができる。 【0017】また、サブフレーム15pは、一枚の平板により形成したサブフレーム本体36と、このサブフレーム本体36の下端後部に位置する左右の側面に固定した左右一対の支持板37,37を備え、この支持板3
    7,37と右メンバ14p間に、サブフレーム支持機構16pを配設する。 この場合、サブフレーム支持機構1
    6pは、支持板37,37(サブフレーム15p)から後方に突出する平行に配した一対のガイドピン17p,
    17pと、右メンバ14pに設けることにより当該各ガイトピン17p,17pがそれぞれ挿通する一対のガイド孔18p,18pと、ガイドピン17p,17pの外周部に装填してサブフレーム15pを前方に付勢するスプリング19p,19pと、サブフレーム15pの前方への変位を規制するストッパ(ワッシャ)20p,20
    pを備えて構成する。 この場合、ガイドピン17p…とガイド孔18p…間には、所定の遊びを設ける。 これにより、サブフレーム15pは、メインフレーム14に対して、後退方向へ弾性変位自在に支持されるとともに、
    ガイドピン17p…とガイド孔18p…間の遊びにより、所定の範囲で傾斜変位させることができ、この変位は、他方のサブフレームに対して独立する。 【0018】さらに、サブフレーム本体36の上部には、ディストリビュータ2pを着脱可能に支持するディストリビュータ着脱機構12pを配設する。 ディストリビュータ着脱機構12pは、中間部を回動軸38により回動自在に支持された着脱レバー39と、回動軸38に圧縮装填したスプリング40を備える。 また、サブフレーム本体36には、図3に示すように、一対の位置決め用凸部41,41を設ける。 【0019】なお、ディストリビュータ2pには、図6
    に示すように、着脱用ブロック42を取付ける。 この着脱用ブロック42は、直方体に形成するも上下に二分割し、ディストリビュータ2pから突出した剛性のミルクチューブ接続管部43を挟むことにより、ボルト等により固定できる。 そして、この着脱用ブロック42の側面には、位置決め用凸部41…に嵌合する位置決め用凹部44,44を設ける。 これにより、着脱レバー39を図3に示す平位置にした状態で、着脱用ブロック42の位置決め用凹部44…を位置決め用凸部41…に嵌合させ、この後、図5に示すように、着脱レバー39を90
    〔°〕回動させれば、着脱レバー39とサブフレーム本体36間に着脱用ブロック42を挟んで固定できる。 【0020】一方、サブフレーム本体36の前部には、
    ボルトナット45…等によりガイドフレーム21pを取付ける。 ガイドフレーム21pは前方に突出し、下端辺には、ガイド形状部25pを形成する。 このガイド形状部25pには、前部に形成した傾斜部25psが含まれる。 このガイドフレーム21pは、対称位置に配した他方のガイドフレーム21qと一緒に、ミルクラインLの外周部に係合してミルクタップ3p…に対するディストリビュータ2p…の上下方向の位置決めを行う。 また、
    傾斜部25ps…の角度及び長さを選定することにより、ミルクラインLの外周部に係合した際に、ディストリビュータ2p(2q側も同じ)の先端に設けた係合部22pがミルクタップ3pに付設した開閉式のスライドカバー23pの被係合部24pに係合し、ディストリビュータ2pの装着時にスライドカバー23pを開き、かつ離脱時にスライドカバー23pを閉じることができる。 したがって、専用の開閉装置を設けことなくスライドカバー23pを自動で開閉できる。 なお、ガイド形状部25pには、低摩擦係数材料を付すことにより摩耗を防止するとともに、良好な滑りを確保することが望ましい。 【0021】ディストリビュータ2pは、図5に示すように、前端面に真空接続口51と電極52…を有するとともに、下面にはミルクライン接続口53が開口する。
    また、ディストリビュータ2pには真空チューブ54が接続されている。 他方、ミルクタップ3pは、上面にディストリビュータ接続口55を有し、このディストリビュータ接続口55には、開閉式のスライドカバー23p
    を付設する。 また、ミルクタップ3pには、真空接続口51及び電極52…に接続する起立した接続部56を有する。 【0022】以上、主に一方のディストリビュータ2p
    を支持する構成を説明したが、他方のディストリビュータ2qを支持する構成もディストリビュータ2pを支持する構成に対して左右対称となる点を除いて同一構成となる。 【0023】次に、本実施例に係る半自動搾乳機1の動作について、各図を参照して説明する。 【0024】搾乳ユニットUp…は、自走部61に対して着脱することができる。 したがって、搾乳ユニットU
    p…は、単独で持ち運んで使用することもできる。 一方、搾乳ユニットUp…を自走部61に装着する場合には、フック部(74q…)を吊下アーム72p…に引掛けるとともに、図6に示すように、ディストリビュータ2p(2q側も同じ)から突出したミルクチューブ接続管部43に着脱用ブロック42を取付ける。 そして、着脱レバー39を図3に示す水平位置にした状態で、着脱用ブロック42の位置決め用凹部44…を位置決め用凸部41…に嵌合させ、この後、図5に示すように、着脱レバー39を90〔°〕回動させることにより、着脱レバー39とサブフレーム本体36間に着脱用ブロック4
    2を挟んで固定する。 【0025】一方、搾乳を行う際には、まず、ホームポジションとなる管理室で待機している搾乳ユニットUp
    …を装着した自走部61を作動させる。 これにより、駆動車輪66,66が回転し、予め設定された比較的高速で前進走行する。 管理室からは、不図示の引込レールを経由して主レール部91に進入し、主レール部91を走行する。 そして、目的の位置に到達し、自走部61に備える選択用検出スイッチが不図示の選択用ドグを検出すれば、主レール部91と進入する分岐レール部92間に配した切換レールが切換わり、自走部61は湾曲路を介して接続された分岐レール部92に進入する。 【0026】また、自走部61が分岐レール部92に進入し、自走部61に備える減速用検出スイッチが分岐レール部92に配した不図示の減速用ドグを検出すれば、
    自走部61は予め設定した比較的低速に切換えられる。
    さらに、減速用検出スイッチの検出後、設定時間だけ走行したなら停止する。 なお、この設定時間は、各ディストリビュータ2p…を各ミルクタップ3p…に接続できる時間を選定する。 これにより、各ディストリビュータ2p…は、図6に示すように、対応するミルクタップ3
    p…に接続される。 【0027】ところで、この際、最初に、ガイドフレーム21p,21qの傾斜部25ps…がミルクラインL
    の外周部に係合するため、ディストリビュータ2p(2
    q側も同じ)は、ガイドフレーム21p,21qとミルクラインLの係合状態に追従して位置及び角度が変化する。 この結果、ディストリビュータ2pの先端に設けた係合部22pが、ミルクタップ3pに付設した開閉式のスライドカバー23pの被係合部24pに係合し、スライドカバー23pが自動で開かれるとともに、ディストリビュータ2pに対する上下方向の位置決めが行われる。 また、一対のミルクタップ3p,3qに対する各ディストリビュータ2p,2qの相対的な位置及び角度の誤差は、可動フレームユニット4におけるメインフレーム14の変位、さらには、各サブフレーム15p…の変位(図4に示す仮想線参照)により、それぞれ個別に吸収される。 【0028】一方、各ミルクタップ3p…に各ディストリビュータ2p…が接続されれば、接続終了が報知されるため、作業者は各搾乳機部76q…のティートカップ75q…を各乳牛C…にそれぞれ装着する。 これにより、二頭の乳牛C,Cに対する搾乳処理が同時に行われる。 一方、搾乳終了は乳量変化により自動で検知され、
    ティートカップ75q…の自動離脱処理が行われる。 この場合、搾乳終了を検知すれば、引張チェーン74qc
    が自動で巻取られ、ティートカップ75q…は乳牛Cから引き離される。 また、不図示の噴射ノズルから消毒液が各乳牛C…の乳房に噴射される。 【0029】この後、自走部61は後退走行する。 この際、ディストリビュータ2p…の係合部22p…はスライドカバー23pの被係合部24pに係合しているため、ディストリビュータ2pの離脱時には、ガイドフレーム21p,21qとミルクラインLの係合状態に追従して、スライドカバー23pが自動で閉じられる。 そして、後退走行により自走部61は分岐レール部92から主レール部91に戻され、順次、同様の処理手順により他のストールに対する搾乳が行われる。 【0030】このような本実施例に係る半自動搾乳機1
    は、ディストリビュータ支持機構7を備えるため、ディストリビュータ2p…を支持する可動フレームユニット4は、固定フレームユニット5間に架け渡した複数のスプリング6a…のみで支持されることになり、構造の簡略化により、小型コンパクト化及び大幅なコストダウンが図られるとともに、常に円滑な動きが確保され、しかも、位置及び角度の誤差が大きい場合であっても、ディストリビュータとミルクタップの着脱を確実かつ安定して行うことが可能となる。 また、メインフレーム14とサブフレーム15p…間に設けたサブフレーム支持機構16p…により、サブフレーム15p…が後退方向へ弾性変位自在に支持、具体的には、メインフレーム14又はサブフレーム15p…の一方から突出する平行に配した一対のガイドピン17p…と、他方に設けることにより当該各ガイトピン17p…がそれぞれ挿通する一対のガイド孔18p…と、ガイドピン17p…の外周部に装填してサブフレーム15p…を前方に付勢するスプリング19p…と、サブフレーム15p…の前方への変位を規制するストッパ20p…を備えるサブフレーム支持機構16p…により支持され、さらに、ガイドピン17p
    …とガイド孔18p…間には、所定の遊びを有するため、各ディストリビュータ2p,2qと各ミルクタップ3p,3q間における相対的な位置及び角度の誤差が確実に吸収される。 【0031】以上、実施例について詳細に説明したが、
    本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
    細部の構成,形状,素材,数量,手法等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。 例えば、ディストリビュータ支持機構7は、好適な形態として、可動フレームユニット4の左右両側に、左右に配した一対の搾乳ユニットUp…の各ディストリビュータ2p…をそれぞれ支持する場合を示したが、単一の搾乳ユニットUp(又はUq)を支持する場合にも同様に適用できる。 また、ディストリビュータ着脱機構12p…を設けた場合を示したが、搾乳ユニットUp…は自走部61と一体であってもよい。 【0032】 【発明の効果】このように、本発明に係る半自動搾乳機は、ディストリビュータを支持する可動フレームユニットと、位置を固定した固定フレームユニットと、可動フレームユニットの複数の位置にそれぞれ一端を固定し、
    かつ他端を固定フレームユニットに固定することにより、可動フレームユニットを少なくとも鉛直面方向に弾性変位自在に支持する複数のスプリングを有するディストリビュータ支持機構を備えるため、次のような顕著な効果を奏する。 【0033】(1) 構造の簡略化により、小型コンパクト化及び大幅なコストダウンを図れるとともに、常に円滑な動きを確保できる。 【0034】(2) 位置及び角度の誤差が大きい場合であっても、ディストリビュータとミルクタップの着脱を確実かつ安定して行うことができる。 【0035】(3) 好適な実施の形態により、サブフレーム支持機構を、メインフレーム又はサブフレームの一方から突出する平行に配した一対のガイドピンと、他方に設けることにより当該各ガイトピンがそれぞれ挿通する一対のガイド孔と、ガイドピンの外周部に装填してサブフレームを前方に付勢するスプリングと、サブフレームの前方への変位を規制するストッパを備えて構成するとともに、ガイドピンとガイド孔間に、所定の遊びを設けて構成すれば、一対のディストリビュータと各ミルクタップ間における相対的な位置及び角度の誤差を確実に吸収することができる。 【0036】(4) 好適な実施の形態により、ガイドフレームに、ミルクラインの外周部に係合した際に、ディストリビュータの先端に設けた係合部がミルクタップに付設した開閉式のスライドカバーの被係合部に係合し、ディストリビュータの装着時にスライドカバーを開き、かつ離脱時にスライドカバーを閉じるガイド形状部を設ければ、専用の開閉装置を設けことなくスライドカバーを自動で開閉させることができる。

    【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る半自動搾乳機におけるディストリビュータ支持機構の正面図、 【図2】同半自動搾乳機におけるディストリビュータ支持機構の抽出拡大正面図、 【図3】同半自動搾乳機におけるディストリビュータ支持機構の抽出拡大側面図、 【図4】同半自動搾乳機におけるディストリビュータ支持機構及びミルクタップの抽出拡大平面図、 【図5】同半自動搾乳機におけるディストリビュータの側面図、 【図6】同半自動搾乳機におけるディストリビュータをミルクタップに接続した状態の一部断面側面図、 【図7】同半自動搾乳機における自走部の斜視図、 【図8】同半自動搾乳機を備える酪農設備の一部を示すレイアウト図、 【符号の説明】 1 半自動搾乳機2p… ディストリビュータ3p… ミルクタップ4 可動フレームユニット5 固定フレームユニット6a… スプリング7 ディストリビュータ支持機構12p… ディストリビュータ着脱機構13 ガイドスリット14 メインフレーム15p… サブフレーム16p… サブフレーム支持機構17p… ガイドピン18p… ガイド孔19p… スプリング20p… ストッパ21p… ガイドフレーム22p… 係合部23p… スライドカバー24p… 被係合部25p… ガイド形状部Up… 搾乳ユニットL ミルクライン

    フロントページの続き (72)発明者 平田 晃 埼玉県さいたま市日進町1丁目40番地2 生物系特定産業技術研究推進機構内(72)発明者 後藤 裕 埼玉県さいたま市日進町1丁目40番地2 生物系特定産業技術研究推進機構内

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