首页 / 专利库 / 农用化学品和农药 / 肥料 / 氰氨化钙 / Fertilizer for promoting humification ripening of organic matter and preparing soil and its production

Fertilizer for promoting humification ripening of organic matter and preparing soil and its production

阅读:318发布:2020-10-08

专利汇可以提供Fertilizer for promoting humification ripening of organic matter and preparing soil and its production专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To produce the fertilizer which functions as a promoter for humification ripening of organic matter and concurrently enables the preparation of well-balanced soil with reduced manpower by using calcium cyanamide and fused magnesium phosphate as the major components of the fertilizer. SOLUTION: This fertilizer contains fused magnesium phosphate and calcium cyanamide as the major components and is produced by blending a mixture of fused magnesium phosphate and calcium cyanamide with a binder and then, granulating the resulting blend into a granular fertilizer with a tumbling granulation method. If necessary, slaked lime, calcium carbonate, calcium silicate, blast-furnace slag, or the like may further be blended into the fertilizer. By concurrently using fused magnesium phosphate and calcium cyanamide as the major components of the fertilizer, this fertilizer functions as a promoter for humification ripening of organic matter and also, is useful as a soil preparation fertilizer. By applying the fertilizer to bulky fresh organic matter in an amount larger than the amount required for ripening the organic matter, the effect of this fertilizer as a soil preparation fertilizer is sufficiently shown in soil.,下面是Fertilizer for promoting humification ripening of organic matter and preparing soil and its production专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 熔成苦土燐肥と石灰窒素とを主成分とすることを特徴とする有機物腐熟促進・土づくり肥料。
  • 【請求項2】 熔成苦土燐肥及び石灰窒素に粘結剤を配合し、転動造粒法により造粒にすることを特徴とする請求項1記載の有機物腐熟促進・土づくり肥料の製造方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、土壌中において稲わらなどの粗大生鮮有機物を腐熟促進させる機能と土づくりの肥料としての機能を有する有機物腐熟促進・土づくり肥料及びその製造方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】最近の日本の農業は、各種農業機械の導入や化学肥料の多施用により農作業の省化が進み、農産物の生産性が向上しつつあるが、その一方で、土壌の物理的、化学的性質の劣悪化が指摘されており、この中で持続型農業の必要性が叫ばれ、稲わら等の有機物の土壌への還元や土づくりを推進している現状にある。 しかし、稲の収穫後、圃場には大量の稲わらが散布されているが、これを土壌中に鋤き込んだり、腐熟促進剤を使用して堆肥化したり、
    焼却するなど、稲わら処理には明確な指導がなされていないのが現状である。

    【0003】その原因としては、農家の高齢化や労働力の不足により多量の腐熟促進剤や土づくり肥料を施用することが困難であること、従来の腐熟促進剤や土づくり肥料の効果が判然と出ないこと、低コスト農業が提唱される中で土づくりを省略することなどによるものであるが、中でも腐熟促進剤や土づくり肥料が十分な効果を有さない点が挙げられる。

    【0004】即ち、稲わら等の有機物の腐熟は土壌中の生物活動によるものであるが、稲わら等の有機物を土壌中にそのままの状態で鋤き込むと寒冷地などでは腐熟しない場合が多く、それが水稲の生育に対し種々の障害を引き起こす原因となる場合が多く、例えば、窒素飢餓、除草剤の薬害、根腐れの発生、田植機走行の能率の低下等の問題が生じることが知られている。 従って、上記稲わら等の有機物の腐熟を促進するために、窒素、リン、石灰、マグネシウムなどの栄養分を補給したり土壌の酸度を調整し、土壌中における微生物の活動を旺盛にする環境に整えることが望ましい。

    【0005】このため、腐熟促進剤として石灰窒素を土壌に投与することは知られている。 この石灰窒素は、これに含まれる窒素は稲わら等の有機物の炭素率(C/
    N)を下げ、有機物の腐熟を促進する効果がある。

    【0006】しかしながら、一般的に、稲わら等を腐熟させる時期が10月以降であり、この時期は気温が低く微生物の活動が低調であると共に、上記石灰窒素は遅効性の性質を示すために有機物の分解が遅くなり、石灰窒素の施用のみでは腐熟促進の効果が十分ではなかった。
    また、石灰窒素のみでは十分な土づくりは困難である。

    【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
    有機物腐熟促進剤とバランスのとれた土づくりを同時に省力的に可能とする有機物腐熟促進・土づくり肥料及びその製造方法を提供することを目的とする。

    【0008】

    【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、熔成苦土燐肥と石灰窒素とを主成分として用いることにより、稲わら等の粗大生鮮有機物を十分に腐熟化することができるだけでなく、土づくりのための塩基性肥料としての機能を有し、有機物の腐熟促進と同時にバランスのとれた土づくりを可能にすることを見出し、
    本発明をなすに至った。

    【0009】従って、本発明は、熔成苦土燐肥と石灰窒素とを主成分とすることを特徴とする有機物腐熟促進・
    土づくり肥料、並びに熔成苦土燐肥及び石灰窒素に粘結剤を配合し、転動造粒法により造粒にすることを特徴とする有機物腐熟促進・土づくり肥料の製造方法を提供する。

    【0010】以下、本発明につき更に詳しく説明すると、本発明の肥料は熔成苦土燐肥と石灰窒素とを主成分とするもので、必要に応じ更に消石灰、炭酸石灰、珪酸石灰、高炉スラグ等を配合することができる。

    【0011】この場合、石灰窒素としては、例えばカルシウムシアナミド(CaCN 2 )約50重量%以上、炭酸カルシウム(CaO)約20重量%、炭素(C)など約19重量%からなるものなどを用いることができる。
    ここで、シアナミドは土壌中で土壌コロイドと微生物の酵素反応により尿素、アンモニア、硝酸に加水分解されるものではない。

    【0012】一方、熔成苦土燐肥は通常流通しているものを使用することができる。

    【0013】本発明の肥料は、上記のように熔成苦土燐肥と石灰窒素とを併用したことにより、有機物腐熟促進剤としての機能を有すると共に、土づくり肥料として有用なものであり、粗大生鮮有機物の腐熟化に必要な量よりも多施用することにより、土づくり用の肥料としての効果が土壌中で発揮されるものである。 なお、有機物の腐熟化の対象となる有機物中の炭素率(C/N)は菜種粕の10未満から稲わらの70前後、樹皮類の100以上と種類によって大きく異なるため、一般にいわゆる腐食化に最適な炭素率20〜30を保持するために石灰窒素の量もその種類によって適宜調整することができる。
    これにより、本発明の有機物腐熟促進・土づくり肥料中の石灰窒素の含有量は、該肥料自体の施用量、有機物の種類及び施用量、更に石灰窒素の残存効果の影響等を考慮して決定されるべきであるが、通常40重量%以下、
    特に10〜20重量%の範囲のものとすれば、凡用性が高いものである。 一方、熔成苦土燐肥の含有量は60重量%以上、特に80〜90重量%とすることが好ましい。

    【0014】本発明の肥料は、適宜方法で製造できるが、施用性、製造性等の点から、熔成苦土燐肥と石灰窒素とに粘結剤を添加し、転動造粒法により造粒する方法を採用することが好ましい。

    【0015】即ち、上記熔成苦土燐肥については、その粒度を造粒可能な程度の粉末度、例えば、100μm粒径以下の分布量が70%に調整されたものを使用することが好ましい。 一方、石灰窒素については、150μm
    粒径以下の分布量が60%以下に調整されたものを使用することが好ましい。 この熔成苦土燐肥及び石灰窒素に粘結剤を添加して造粒を行うことにより、本発明を造粒物にすることができる。 この場合、使用される粘結剤としては、有機質の粘結剤、具体的には、パルプ廃液、廃糖蜜、コーンスターチ、リグニンスルホン酸カルシウム塩、リグニンスルホン酸ナトリウム塩等が好ましく使用される。 なお、粘結剤の配合量は、熔成苦土燐肥と石灰窒素との合計量100重量部に対し、3〜7重量部、特に4〜5重量部とすることが好ましい。 上記熔成苦土燐肥、石灰窒素、粘結剤を混合するための混合機としては、常用の混合機を使用することができ、例えば、リボンミキサー、パドルミキサー等を用いることができる。
    この混合機を用いて上記の成分を所定量混合し、必要に応じて水分を添加しながら十分に混合した後に、造粒する。 この造粒方法としては、転動造粒法が採用され、この転動造粒法は、造粒時の水分を熔成苦土燐肥、石灰窒素及び粘結剤の配合量の合計に対し10〜14重量%に設定し、造粒後、該造粒物を温風により乾燥させることが好ましい。 この場合、常用の乾燥機を用いて乾燥させることができ、例えば、流動床乾燥機、静置乾燥機等を用い、上記造粒を所定量の水分に調整するものである。
    上記造粒物は、上記乾燥機により水分含量を1重量%以下に調整することが好ましく、特には0.3〜0.5重量%に調整することが好ましい。

    【0016】このように、転動造粒法を用いることにより、熔成苦土燐肥、石灰窒素及び粘結剤の混合・分散が均一に行うことができ、かつ造粒原料の熟成が十分に行われるものであり、得られる造粒物の粒子が欠けたり崩れるようなことがなく、良好かつ均一な造粒物が得られ、保存安定性が高い粒子が得られるものである。 また、造粒の原料である熔成苦土燐肥、石灰窒素、粘結剤の粒子の境界表面には水膜が生じ、この水膜中に混合原料中の成分の溶出が起こり、pHが9〜13に上昇するものであるが、上記石灰窒素は緩効性で分解が遅いため、窒素分はアンモニアとして揮散することがほとんどなく、造粒時におけるアンモニア等の悪臭が発生せず、
    衛生的に造粒することができる。

    【0017】本発明の肥料は、これを土壌に施用することにより、稲わら等の粗大生鮮有機物を十分に腐熟促進させることができると共に、土づくりの肥料として有用に発揮することができ、低コスト化、省力化を図ることができ、特に、水稲農業において稲わらを腐熟させる場合に有用である。

    【0018】

    【発明の効果】本発明による有機物腐熟促進・土づくり肥料を稲わら等の粗大生鮮有機物に施用すれば、その腐熟化が短期間で達成でき、しかも腐熟化完成後に窒素の残留をなくすことができ、更に土づくりに持続的に効果のあるアルカリ分、苦土、珪酸、燐酸、その他ミネラル分を土壌に施用し得る省力的な土づくりが可能である。
    特に、アルカリ性肥料に熔成苦土燐肥を用いているので微生物の栄養源としての燐酸を含むため、腐熟促進効果が一層顕著となるほか、土壌の化学性改善効果もはかられる。

    【0019】また、本発明の転動造粒法を用いた製造方法によれば、製造時にアンモニア等の悪臭が発生せず、
    本発明の肥料を均一にむらなく粒状化して製造できると共に、得られた造粒物は散布時の作業性が良好であり、
    特に機械による散布を支障なく行うことができる。

    【0020】

    【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。

    【0021】〔実施例、比較例〕熔成苦土燐肥に石灰窒素及び粉末状粘結剤を表1に示す配合量で用いて撹拌型ミキサーに供給し、十分に混合した後、口径1200m
    mのパン型造粒機を用いて転動造粒し、その後、回転乾燥機により乾燥した。 得られた造粒物は直径1〜4mm
    の真球状であってほぼ絶乾状態であった。 なお、この造粒過程においてアンモニア臭は皆無であった。

    【0022】この場合、熔成苦土燐肥は88μm以下のものを70〜90%の分布量、石灰窒素は88μm以下のものを30〜40%の分布量とすることにより十分な粒率が得られた。 また、粘結剤としては市販の粉末状粘結剤(リグニンスルホン酸ナトリウム塩)を用いた。

    【0023】なお、上記熔成苦土燐肥に代えて、珪酸石灰、消石灰を表1に示す粉末度、配合量で配合して実施例と比較した。

    【0024】

    【表1】

    【0025】上記により得られた実施例及び比較例の造粒物の成分、性質を表2に示す。 なお、原料混合時に必要な水分を12〜13%添加して、転動造粒処理後、約140℃の温風で約1時間乾燥して得られた製品は、
    0.4〜0.5%の水分を含有していた。

    【0026】

    【表2】

    【0027】次に、本発明品を使用した水稲の圃場試験を行った。 具体的には、水稲の刈取後、田圃に分散する稲わらに秋施用として本発明品(本実施例の製品)を散布し、稲わらと一緒に土壌に鋤き込む試験を行ったところ、表4に示す結果が得られた。 また、本発明品の代わりにようりんを散布したもの、無処理の試験区を設け、
    本発明品と比較した。 上記圃場試験の条件は表3のとおりである。

    【0028】

    【表3】

    【0029】

    【表4】

    【0030】また、農作業の都合により、秋施用ができず、春先に本発明品を使用する場合には、有機物の有無に関係なく基肥窒素を10a単位1〜2kg減らし、表5に示した配合量で本発明品を使用すると下記のとおりの結果となった。

    【0031】

    【表5】

    【0032】上記表4、5の結果より、本発明品を水稲用の生産材として使用すると、同一の条件下でようりんを使用した場合に比べて、米の収量が大きくなり、稲わらの有機物が十分に腐熟していることが分かる。 また、
    稲わらを使用しない春先に基肥として使用してもその肥料として有用に発揮することができ、本発明品は、有機物を腐熟させる機能と土づくりの肥料としての機能との両面を兼ね備えたものであることが分かる。

    【0033】このように、本発明品は、特に、稲わらを腐熟化させる場合に使用することによっても別途肥料を散布する必要がないため、土壌中に散布する生産材の投入労力を軽減させることができ、低コスト、省力化を十分に図ることができるものである。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C05B 9:00 C05C 7:00) C09K 101:00

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈