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Pulse detonation engine generating system and its method

阅读:739发布:2020-08-17

专利汇可以提供Pulse detonation engine generating system and its method专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To effectively utilize excess steam from a boiler disposed to a pulse detonation generating system.
SOLUTION: The pulse detonation generating system has; a detonation pipe 27 having a cavity of a predetermined length in which detonation is generated; a gas supply part 21 feeding gas into the detonation pipe 27 at predetermined time intervals; a fuel supply part 3 supplying gas into the detonation pipe 27 at predetermined time intervals; an ignition plug 25 igniting the fuel accumulated by the supply; and a reformer 5 utilizing the steam for reforming the fuel. The gas supply part 21 has a steam turbine 15 operated by the excess steam of the boiler 7 which generates the steam, and a compressor 17 compressing the gas by using motive power received from the steam turbine 15, so that energy from the detonation is generated in the detonation pipe 27 and is led to the turbine 31, so that power generation is performed by a generator 33.
COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI,下面是Pulse detonation engine generating system and its method专利的具体信息内容。

  • 衝撃波を伴う爆発的燃焼のデトネーションを間欠的に発生させ、前記デトネーションにより得られるエネルギを発電の動力とするパルスデトネーションエンジン発電システムにおいて、
    前記デトネーションが発生する所定長さの空洞を有するデトネーション管と、前記デトネーション管の管内に所定の時間間隔で気体を送り込む気体供給部と、前記デトネーション管の管内に所定の時間間隔で燃料を供給する燃料供給部と、供給により溜められた前記燃料に点火する点火栓とを備え、
    前記気体供給部は、蒸気を生成するボイラの余剰蒸気により駆動するスチームタービンと、前記スチームタービンの動力を得て気体を圧縮する圧縮機とを有し、
    前記デトネーション管内にデトネーションによるエネルギを発生させタービンに導き、このタービンを駆動し、この駆動動力を得て発電を行うことを特徴とするパルスデトネーションエンジン発電システム。
  • 衝撃波を伴う爆発的燃焼のデトネーションを間欠的に発生させ、前記デトネーションにより得られるエネルギを発電の動力とするパルスデトネーションエンジン発電システムにおいて、
    前記デトネーションが発生する所定長さの空洞を有するデトネーション管と、前記デトネーション管の管内に所定の時間間隔で気体を送り込む気体供給部と、燃料の改質を行う改質器と、前記デトネーション管の管内に所定の時間間隔で燃料を供給する燃料供給部と、供給により溜められた前記燃料に点火する点火栓とを備え、
    前記気体供給部は、蒸気を生成するボイラの余剰蒸気により駆動するスチームタービンと、前記スチームタービンの動力を得て気体を圧縮する圧縮機とを有し、
    前記デトネーション管内にデトネーションによるエネルギを発生させタービンに導き、このタービンを駆動し、この駆動動力を得て発電を行うことを特徴とするパルスデトネーションエンジン発電システム。
  • 前記ボイラは前記タービンから排気されるガスの熱を利用し蒸気を生成することを特徴とする請求項1又は2記載のパルスデトネーションエンジン発電システム。
  • 前記タービンから排気されるガスを高温ガスと、低温ガスとに分離するガス分離部を有し、前記ボイラは前記低温ガスにより蒸気を生成することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載のパルスデトネーションエンジン発電システム。
  • 前記スチームタービンは動力を補助するためのモータを備えていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のパルスデトネーションエンジン発電システム。
  • デトネーションの発生による高温状態の過程であるホットフロー後に、前記気体供給部は過大の気体を前記デトネーション管に供給し前記デトネーション管内部の燃焼ガスのパージと所定の部分の冷却とを兼ね備えたコールドフローの過程を行い、前記ホットフローと前記コールドフローとが交互に行われることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載のパルスデトネーションエンジン発電システム。
  • 前記デトネーション管は開口部から噴出される衝撃的なエネルギを気体の圧力に変換することにより緩和するショックダンパを有し、変換された気体圧のエネルギを前記タービンに誘導することを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載のパルスデトネーションエンジン発電システム。
  • 衝撃波を伴う爆発的燃焼のデトネーションを間欠的に発生させ、前記デトネーションにより得られるエネルギを発電の動力とするパルスデトネーションエンジン発電方法であって、
    前記デトネーションが発生する所定長さの筒状の空洞を有するデトネーション管の管内に所定の時間間隔で気体を送り込む工程と、前記デトネーション管の管内に所定の時間間隔で燃料を供給する工程と、前記燃料に点火する工程とを含み、
    前記気体を送り込む工程では、蒸気を生成するボイラの余剰蒸気により駆動するスチームタービンの動力を得て気体を圧縮する圧縮機により気体を送り込み、
    前記デトネーション管内でデトネーションによるエネルギを発生させタービンに誘導し、このタービンを駆動し発電を行うことを特徴とするパルスデトネーションエンジン発電方法。
  • 衝撃波を伴う爆発的燃焼のデトネーションを間欠的に発生させ、前記デトネーションにより得られるエネルギを発電の動力とするパルスデトネーションエンジン発電方法であって、
    前記デトネーションが発生する所定長さの筒状の空洞を有するデトネーション管の管内に所定の時間間隔で気体を送り込む工程と、改質器により燃料の改質を行う工程と、前記デトネーション管の管内に所定の時間間隔で燃料を供給する工程と、前記燃料に点火する工程とを含み、
    前記気体を送り込む工程では、蒸気を生成するボイラの余剰蒸気により駆動するスチームタービンの動力を得て気体を圧縮する圧縮機とにより気体を送り込み、
    前記デトネーション管内でデトネーションによるエネルギを発生させタービンに誘導し、このタービンを駆動し発電を行うことを特徴とするパルスデトネーションエンジン発電方法。
  • 说明书全文

    この発明は、パルスデトネーションエンジン発電システム及びその方法に関し、さらに詳細には、デトネーションを間欠的に発生させこれらデトネーションの際に発生するエネルギを動としたパルスデトネーションエンジンを利用して発電を行い、この際、余剰蒸気を利用したスチームタービンにより圧縮機を駆動し発電効率を向上させるパルスデトネーションエンジン発電システム及びその方法に関する。

    パルスデトネーションエンジン(PDE)とは、燃焼過程をパルス状(間欠的)に衝撃波を伴う燃焼(デトネーション)によって行うエンジンである。

    図4を参照する。 図4(b)に示すようにデトネーション管の閉端側に溜められた燃料に着火すると燃料は開口端へ向け燃焼しデトネーションに発展する。

    このデトネーションに発展した後の管内のある瞬間の各状態を図4(a)に示す。 例えば、デトネーション管の内部の長手方向の長さを1メートルとし、閉口端から0.8メートルまでデトネーション波が伝播した瞬間にはデトネーションの衝撃波(SW)により0.8メートルの点で圧力は突出している(ノイマンスパイクという)。 一方、デトネーション管の0.8メートル〜開口端である1メートルまでは初期状態Aを保っている。 また、閉端部〜0.4メートル付近の管内膨張後の状態Bでは管内の圧力、温度等は一定の値になる。 図4(c)は、上述の各状態でのデトネーション管の圧力、体積、温度等の変化を示している。

    すなわち、デトネーション波が超音速で伝ぱする性質、通常の燃焼に比べて非常に高い圧力と温度を発生できるといった現象が生まれる。 熱サイクルはブレイトンサイクルと異なり燃焼がほぼ定容のもとで行われるサイクルとなる。

    上述の衝撃波を伴う爆発的燃焼のデトネーションを間欠的に発生させ、前記デトネーションにより得られるエネルギを発電の動力とするパルスデトネーションエンジン発電システムは、このデトネーションが発生する所定長さの空洞を有するデトネーション管と、前記デトネーション管の管内に所定の時間間隔で気体を送り込む気体供給部と、前記デトネーション管の管内に所定の時間間隔で燃料を供給する燃料供給部と、供給により溜められた前記燃料に点火する点火栓とを備えている。 そして、前記気体供給部は、例えば、ブロア等により気体の供給を行っていた。

    例えば、特許文献1又は特許文献2参照。

    特願2003−03331

    特願2003−14487

    しかし、上述のように、パルスデトネーションエンジンを発電に応用する場合、パルスデトネーションエンジンの排気ガス温度は2000℃以上であるため、そのままではタービン入り口温度が高温すぎる。 このため、過大の空気をブロア等でデトネーション管側へ供給するが、この際、ブロアなどの空気源を駆動するための動力が必要になる。 そして、ブロアなどを用いる場合には、発電電力の一部をブロアのモータに回す必要があり、パルスデトネーション発電システム全体の発電効率を低下させるという問題があった。

    本発明は、上述のごとき問題に鑑みてなされたものであり、請求項1に係る発明は、衝撃波を伴う爆発的燃焼のデトネーションを間欠的に発生させ、前記デトネーションにより得られるエネルギを発電の動力とするパルスデトネーションエンジン発電システムにおいて、前記デトネーションが発生する所定長さの空洞を有するデトネーション管と、前記デトネーション管の管内に所定の時間間隔で気体を送り込む気体供給部と、前記デトネーション管の管内に所定の時間間隔で燃料を供給する燃料供給部と、供給により溜められた前記燃料に点火する点火栓とを備え、前記気体供給部は、ボイラの余剰蒸気により駆動するスチームタービンと、前記スチームタービンの動力を得て気体を圧縮する圧縮機とを有し、前記デトネーション管内にデトネーションによるエネルギを発生させタービンに導き、このタービンを駆動し、この駆動動力を得て発電を行うパルスデトネーションエンジン発電システムである。

    請求項2に係る発明は、衝撃波を伴う爆発的燃焼のデトネーションを間欠的に発生させ、前記デトネーションにより得られるエネルギを発電の動力とするパルスデトネーションエンジン発電システムにおいて、前記デトネーションが発生する所定長さの空洞を有するデトネーション管と、前記デトネーション管の管内に所定の時間間隔で気体を送り込む気体供給部と、燃料の改質を行う改質器と、前記デトネーション管の管内に所定の時間間隔で燃料を供給する燃料供給部と、供給により溜められた前記燃料に点火する点火栓とを備え、前記気体供給部は、蒸気を生成するボイラの余剰蒸気により駆動するスチームタービンと、前記スチームタービンの動力を得て気体を圧縮する圧縮機とを有し、前記デトネーション管内にデトネーションによるエネルギを発生させタービンに導き、このタービンを駆動し、この駆動動力を得て発電を行うパルスデトネーションエンジン発電システムである。

    請求項3に係る発明は、前記ボイラは前記タービンから排気されるガスの熱を利用し蒸気を生成する請求項1又は2記載のパルスデトネーションエンジン発電システムである。

    請求項4に係る発明は、前記タービンから排気されるガスを高温ガスと、低温ガスとに分離するガス分離部を有し、前記ボイラは前記低温ガスにより蒸気を生成する請求項1〜3いずれか1項記載のパルスデトネーションエンジン発電システムである。

    請求項5に係る発明は、前記スチームタービンは動力を補助するためのモータを備えていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のパルスデトネーションエンジン発電システム。

    請求項6に係る発明は、デトネーションの発生による高温状態の過程であるホットフロー後に、前記気体供給部は過大の気体を前記デトネーション管に供給し前記デトネーション管内部の燃焼ガスのパージと所定の部分の冷却とを兼ね備えたコールドフローの過程を行い、前記ホットフローと前記コールドフローとが交互に行われる請求項1〜5いずれか1項記載のパルスデトネーションエンジン発電システムである。

    請求項7に係る発明は、前記デトネーション管は開口部から噴出される衝撃的なエネルギを気体の圧力に変換することにより緩和するショックダンパを有し、変換された気体圧のエネルギを前記タービンに誘導する請求項1〜6いずれか1項記載のパルスデトネーションエンジン発電システムである。

    請求項8に係る発明は、衝撃波を伴う爆発的燃焼のデトネーションを間欠的に発生させ、前記デトネーションにより得られるエネルギを発電の動力とするパルスデトネーションエンジン発電方法であって、前記デトネーションが発生する所定長さの筒状の空洞を有するデトネーション管の管内に所定の時間間隔で気体を送り込む工程と、前記デトネーション管の管内に所定の時間間隔で燃料を供給する工程と、前記燃料に点火する工程とを含み、前記気体を送り込む工程では、ボイラの余剰蒸気により駆動するスチームタービンと、前記スチームタービンの動力を得て気体を圧縮する圧縮機とにより気体を送り込み、前記デトネーション管内でデトネーションによるエネルギを発生させタービンに誘導し、このタービンを駆動し発電を行うパルスデトネーションエンジン発電方法である。

    請求項9に係る発明は、衝撃波を伴う爆発的燃焼のデトネーションを間欠的に発生させ、前記デトネーションにより得られるエネルギを発電の動力とするパルスデトネーションエンジン発電方法であって、前記デトネーションが発生する所定長さの筒状の空洞を有するデトネーション管の管内に所定の時間間隔で気体を送り込む工程と、改質器により燃料の改質を行う工程と、前記デトネーション管の管内に所定の時間間隔で燃料を供給する工程と、前記燃料に点火する工程とを含み、前記気体を送り込む工程では、ボイラの余剰蒸気により駆動するスチームタービンと、前記スチームタービンの動力を得て気体を圧縮する圧縮機とにより気体を送り込み、前記デトネーション管内でデトネーションによるエネルギを発生させタービンに誘導し、このタービンを駆動し発電を行うパルスデトネーションエンジン発電方法である。

    本発明によれば、以上説明したシステムで構成されているので、以下の効果を得ることができる。 すなわち、本パルスデトネーション発電システムでは、気体供給部の空気源駆動動力がタービン(ガスタービン)に比べて小さいため、排熱により生成した蒸気によりスチームタービンを駆動し、この動力により圧縮機を駆動し気体の供給を行うことができる。 そして、熱効率の向上(10〜15%程度)が図れるという効果がある。

    また、スチームタービンの駆動動力確保のためのボイラに低温ガスを利用することにより、さらに熱効率の向上が図れるという効果がある。 一方、スチームタービンに補助のモータを備えることで、圧縮機動力が足りない場合でも補助を行うことができるという効果がある。

    本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。 図1を参照する。 図1はパルスデトネーションエンジン発電システム1の概略の構成を示している。 前記パルスデトネーションエンジン発電システム1は、衝撃波を伴う爆発的燃焼のデトネーションを間欠的に発生させ、前記デトネーションにより得られるエネルギを発電の動力とする。

    このパルスデトネーションエンジン発電システム1は、前記デトネーションが発生する所定長さの空洞(例えば筒状の空洞)を有するデトネーション管27と、前記デトネーション管27の管内に所定の時間間隔で気体(例えば酸素を含む気体)を送り込む気体供給部21と、前記デトネーション管27の管内に所定の時間間隔で燃料を供給する燃料供給部3と、デトネーション管27に供給されることにより溜められた燃料に点火する点火栓(例えば点火プラグ)25とを備えている。

    前記気体供給部21は、蒸気を生成するボイラ7の余剰蒸気により稼動するスチームタービン15と、前記スチームタービン15の動力を得て気体を圧縮する圧縮機17とを有している。 ボイラ7の余剰蒸気を有効に利用することができ、発電システム全体の電力の使用を低減することができる。

    圧縮機17により供給された気体は一旦、空気溜13に蓄えられ、空気弁23を介して、デトネーション管27に供給される。

    前記燃料供給部3は、改質器5を有する。 この改質器5により改質された燃料(素を30%以上含むことが望ましい)が燃料供給部3により供給される。 この改質器5による燃料の改質には、ボイラ7により生成された蒸気が利用される。 また、タービン31から得てガス分離部35により分離された高温ガスも利用される。 一方、この高温ガスは燃料供給部3を介してボイラ7に導かれ蒸気を生成する際に必要な熱としても利用される。 改質された燃料はガス冷却器9により冷却されデトネーション管27に供給される。

    前記デトネーション管27の内部の衝撃的なエネルギはショックダンパ29により緩和されタービン(例えば、パワータービン)31に誘導される。 そして、このタービン31を駆動し、発電機33により発電を行う。

    図2を参照する。 圧縮機駆動蒸気のエネルギ確保のため、パワータービン31aから得たガスを分離高温ガス/低温ガスに分離し、低温ガスをボイラ熱源に用いる方式のパルスデトネーションエンジン発電システム1aである。

    このパルスデトネーションエンジン発電システム1aは、前記デトネーションが発生する所定長さの空洞(例えば筒状の空洞)を有するデトネーション管27aと、前記デトネーション管27aの管内に所定の時間間隔で気体(例えば酸素を含む気体)を送り込む気体供給部21aと、前記デトネーション管27aの管内に所定の時間間隔で燃料を供給する燃料供給部3aと、デトネーション管27aに供給されることにより溜められた燃料に点火する点火栓(例えば点火プラグ)25aとを備えている。

    前記気体供給部21aは、蒸気を生成するボイラ7aの余剰蒸気により稼動するスチームタービン15a(前記余剰蒸気は、ガス分離部35aにより分離された高温ガスにより加熱を行うスーパヒータ11aにより加熱されスチームタービン21aに入る)と、前記スチームタービン15aの動力を得て気体を圧縮する圧縮機17aとを有している。

    そして、前記ボイラ7aはガス分離部35aにより分離された低温ガスにより蒸気を生成する。 ボイラ7aの余剰蒸気を利用することにより、スチームタービン15aが駆動するので、発電システム全体の発電効率が向上する。

    また、圧縮機17aにより供給された気体は一旦、空気溜13aに蓄えられ、空気弁23aを介して、デトネーション管27aに供給される。

    前記燃料供給部3aは改質器5aを有する。 この改質器5aにより改質された燃料(水素を30%以上含むことが望ましい)が燃料供給部3aにより供給される。 この改質器5aによる燃料の改質には、ボイラ7aにより生成された蒸気が利用される。 また、タービン31aから得たガスをガス分離部35aが分離した高温ガスも利用される。 一方、改質された燃料はガス冷却器9aにより冷却されデトネーション管27aに供給される。

    発生した前記デトネーション管27aの内部の衝撃的なエネルギをショックダンパ29aにより緩和し、タービン(例えば、パワータービン)31aに誘導し、このタービン31aを駆動し、発電機33aにより発電を行う。

    図3を参照する。 圧縮機の動力が足りない場合モータにより補助されるパルスデトネーション発電システム1bである。 また、圧縮機駆動蒸気のエネルギ確保のため、分離した低温ガスをボイラ熱源に用いる。

    このパルスデトネーションエンジン発電システム1bは、前記デトネーションが発生する所定長さの空洞(例えば筒状の空洞)を有するデトネーション管27bと、前記デトネーション管27bの管内に所定の時間間隔で気体(例えば酸素を含む気体)を送り込む気体供給部21bと、前記デトネーション管27bの管内に所定の時間間隔で燃料を供給する燃料供給部3bと、デトネーション管27bに供給されることにより溜められた燃料に点火する点火栓(例えば点火プラグ)25bとを備えている。

    前記気体供給部21bは、蒸気を生成するボイラ7bの余剰蒸気により稼動するスチームタービン15bと、前記スチームタービン15bの動力を得て気体を圧縮する圧縮機17bとを有している。 前記スチームタービン15bには、動力の補助を行うモータ19bが備えられている。 なお、前記余剰蒸気は、ガス分離部35bにより分離された高温ガスにより加熱を行うスーパヒータ11bにより加熱されスチームタービン15bに入る。

    以上より、ボイラ7bの余剰蒸気を利用することにより、スチームタービン15bが駆動するので、発電システム全体の発電効率が向上する。 そして、スチームタービン15bの動力が足らないときモータ19bにより補助されるので、安定した発電を行うことができる。

    また、圧縮機17bにより供給された気体は一旦、空気溜13bに蓄えられ、空気弁23bを介して、デトネーション管27bに供給される。

    前記燃料供給部3bは改質器5bを有する。 この改質器5bにより改質された燃料(水素が30%以上含まれることが望ましい)が燃料供給部3bにより供給される。 この改質器5bによる燃料の改質には、ボイラ7bにより生成された蒸気が利用される。 また、タービン31bから得たガスをガス分離部35bが分離した高温ガスも気体供給部5bを介して利用される。 一方、改質された燃料はガス冷却器9bにより冷却されデトネーション管27bに供給される。 また、ガス分離部35bにより分離された低温ガスはボイラ7bに導かれ蒸気を生成する際に必要な熱として利用される。

    発生した前記デトネーション管27bの内部の衝撃的なエネルギをショックダンパ29bにより緩和し、タービン(例えば、パワータービン)31bに誘導し、このタービン31bを駆動し、発電機33bにより発電を行う。

    図1、図2及び図3を参照する。 上述において説明したパルスデトネーションエンジン発電システム1(1a、1c)では、前記気体供給部21(21a、21b)は過大の気体を、各デトネーションが発生しホットフローが生成した後に、前記デトネーション管27(27a、27b)に供給する(ここでは、空気弁23(23a、23b)により調節される)。 これにより、コールドフローが生成され、デトネーション管27(27a、27b)の内部の燃焼ガスをパージするとともに所定の部分(例えばデトネーション管27(27a、27b)の内部、タービン31(31a、31b等)の間欠的な冷却が行なわれる。

    上述の動作の所要時間を示す。 例えば、長さ1mのデトネーション管を用いた場合、デトネーションが開始されてから0.5(msec)の間にデトネーション波の伝播が行われる。 続いて、1(msec)の間の時間に管内膨張波の伝播が行われる(デトネーション管27(27a、27b)内の圧力は一定になり、初期圧の5〜7倍である)。 次に、4(msec)の時間の間に管外膨張が行われ外部に仕事を行うことができる。

    その後、デトネーション管27(27a、27b)の内部のパージが行われるとともに、この管内に気体の再充填が行われる。 このパージ、再充填過程を6(msec)とすると1サイクル10(msec)で100Hzである。

    前記ショックダンパ29(29a、29b)はデトネーション管27(27a、27b)からの衝撃を直接タービン31(31a、31b)に導かないように空気の圧縮エネルギに変換し緩和させるようになっている。 すなわち、ショックダンパ29(29a、29b)は、例えばデトネーション管27(27a、27b)の長手方向を長く製作して一部をショックダンパ29(29a、29b)として使用する。 これにより、一方をタービンに接続した半密閉された管内にデトネーションの衝撃的なエネルギが導かれる。 すなわち、導かれた衝撃的なエネルギは半密閉された管内に流れ込むので、この半密閉された管内の圧力が上昇するとともに前記衝撃エネルギは緩和される。 ここで、前記半密閉された室内の圧縮された気体はエネルギを蓄えているのでこのエネルギをタービン31(31a、31b)に導き、このタービン31(31a、31b)を駆動する。 換言すればデトネーションによる衝撃的なエネルギを空気の圧縮エネルギに変換してタービン31(31a、31b)を保護するとともに駆動を行うものである。 また、タービン31(31a、31b)を連続的に運転させるための外周流が流れるようになっている。 これにより、タービン31(31a、31b)を連続的に駆動させるものである。 このときの気体の供給源として、ボイラ7(7a、7b)からの供給が望ましい。

    なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。

    パルスデトネーションエンジン発電システムの概略の構成を示す概略図である。

    他の態様のパルスデトネーションエンジン発電システムの概略の構成を示す概略図である。

    他の態様のパルスデトネーションエンジン発電システムの概略の構成を示す概略図である。

    (a)、(b)、(c)は従来の技術を説明する説明図である。

    符号の説明

    1 パルスデトネーションエンジン発電システム3 燃料供給部5 改質器7 ボイラ9 ガス冷却器13 空気溜15 スチームタービン17 圧縮機21 気体供給部23 空気弁25 点火栓27 デトネーション管29 ショックダンパ31 パワータービン33 発電機35 ガス分離部

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