Container Crane

阅读:667发布:2021-07-26

专利汇可以提供Container Crane专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To equalize the moving distance of a first trolley between a container ship and a traverser with the moving distance of a second trolley between the traverser and a ground side by providing the traverser in a movable manner on a crane girder having a moving trolley. SOLUTION: When a container ship 22 arrives at a terminal, a boom 7 is turned and kept horizontal. Then, a traverser 16 is moved to the optimum position where the moving distance of a first trolley is approximately equal to the moving distance of a second trolley, and stopped. The first trolley 9 is moved above a container 21 and stopped, a spreader 10 is lowered to hold the container 21. The spreader 10 is lifted up, and stopped above the traverser 16, and the container 21 is loaded on a container receiving member. The second trolley 12 is moved along a main girder 6 above the traverser 16, and the container 21 is held by the spreader 13. Then, the second trolley 12 is moved and the container 21 is loaded in an unmanned truck 25 on an elevated track 32.,下面是Container Crane专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 クレーンガーダ上を移動するトロリを有し、該トロリに吊り下げられたスプレッダによりコンテナを吊り上げ吊り降ろしをしてコンテナ船に積み込みまたは積み卸しを行うコンテナクレーンであって、前記クレーンガーダ上に移動可能にトラバーサを設け、かつ、
    クレーンガーダ上のトラバーサよりも海側に、コンテナ船とトラバーサとの間でコンテナの受け渡しを行う移動可能な第1トロリを設けるとともに前記クレーンガーダ上のトラバーサよりも陸側に、トラバーサと地上設備との間でコンテナの受け渡しを行う移動可能な第2トロリを設け、前記トラバーサは、下端にコンテナ受け部材を有するとともに、2本の垂直アームを有して上方に開いた溝形に形成され、垂直アーム上端に垂直な回転軸を有するコンテナ支持フレームと、該コンテナ支持フレームの回転軸を先端で支持するとともに、基端に垂直な回転軸を有する一対の偏心アームと、該偏心アームの回転軸を先端で支持するとともに、前後方向に間隔をもって設けた偏心アーム支持フレームと、クレーンガーダの左右の主桁の外側に設けたガイドフレーム上を移動可能に対峙するとともに、偏心アーム支持フレームの基端が固着された一対のサドルと、偏心アームの回転軸を回転させる回転装置とからなり、コンテナ受け部材の間隔をコンテナの長さに応じて拡大・縮小可能にしたことを特徴とするコンテナクレーン。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナクレーンに係るもので、特にコンテナ埠頭等の岸壁に設置されコンテナ船にコンテナを積込みまたは積卸しを行うコンテナクレーンに関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】コンテナ埠頭等の岸壁に設置され、接岸したコンテナ船との間でコンテナの積込みまたは積卸しを行う荷役装置として、従来からコンテナクレーンが使用されている。 このコンテナクレーンは、近年、荷役能率を高めるために、サイクルタイム(1つのコンテナの積込みまたは積卸しに必要な時間)を短くしてコンテナの荷役個数を増やすためセカンドトロリ式コンテナクレーンが使用されている。

    【0003】図9は従来のセカンドトロリ式コンテナクレーンの正面図である。 aはセカンドトロリ式コンテナクレーンで、岸壁bに沿って敷設された走行レールc上を走行する。 dはコンテナクレーンの後脚であり、eは前脚である。 fはこの後脚dおよび前脚eの上部に前記走行レールcと直行するように平に設けられた主ガーダである。 gはこの主ガーダfの海側に張り出すように設けられたブームで、上下方向に回動可能に連接されている。 主ガーダfおよびブームgでクレーンガーダtを構成する。 そして、ブームgはコンテナ船sが接岸するときは、その接岸に障害とならないように上方に起立し、荷役作業を行うときは、コンテナ船s上に張り出すようにして水平に保持される。 iはこれら主ガーダfおよびブームg上を移動可能に設けられた主トロリである。 jはコンテナの吊り具であるスプレッダで、この主トロリiにロープrにより吊り下げられ、図示しない巻上装置により昇降可能に設けられている。 kは運転室で、主トロリiと一体に設けられ、主トロリiの移動とともに移動する。 hは後脚dおよび前脚eの略中間に主ガーダfと平行に設けられた補助ガーダである。 mはこの補助ガーダh上を移動可能に設けられた補助トロリである。 nはこの補助トロリmにロープr1により吊り下げられ、図示しない巻上装置により昇降可能に設けられたスプレッダである。 oは補助ガーダhの下側の前脚e
    に水平に設けられたコンテナ中継台である。 pは岸壁b
    に設けられた高架軌条であり、uはこの高架軌条p上に移動可能に載置された無人台車である。 sはコンテナ船である。

    【0004】次に、前記コンテナクレーンaを使用しての荷役作業について、荷卸しの場合を例にして説明する。 前記ブームgが水平に保持された状態で、主トロリiをクレーンガーダtに沿ってコンテナ船sの上方に移動して停止し、スプレッダjを降ろしてコンテナqを把持する。 次に、スプレッダjを巻き上げて主トロリiを移動し、コンテナ中継台o上方で停止し、スプレッダj
    を降ろしてコンテナqをコンテナ中継台o上に載置する。 主トロリiは、コンテナqをコンテナ中継台o上に載置すると、引き続き、次のコンテナqを搬送するためにコンテナ船sの上方に移動する。

    【0005】一方、補助トロリmは補助ガーダhに沿ってコンテナ中継台oの上方に移動して停止し、スプレッダnを降ろしてコンテナqを把持する。 次に、スプレッダnを巻き上げて補助トロリmを移動し、高架軌条p上の無人台車uに載置して所望のコンテナヤードに搬送される。

    【0006】このようにしてコンテナ船sからの積み卸し作業は繰り返して行われ、反対にコンテナヤードからコンテナ船sへ積み込む場合は、この積み卸しとは反対の動作により行われる。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
    コンテナ船がますます大型化して、従来のパナマックス船形よりも、はるかに大きな船幅を有するスーパーパナマックスと呼ばれる船形のコンテナ船が使用されるようになってきたが、それに対応するため、ブームを長くしなければならない。 したがって、ブームが長くなるとその分トロリの移動距離が長くなるが、コンテナ中継台が固定されているため、コンテナ船とコンテナ中継台との間の移動距離とコンテナ中継台と無人台車またはトレーラなどの地上設備との移動距離とが不均等となり、コンテナ中継台と地上設備との間の荷役時間が短縮されてもコンテナ船とコンテナ中継台との間の荷役時間が追いつかず、特に、大きなコンテナ船においては作業効率を十分に向上させられないという問題があった。

    【0008】本発明は、上記のような問題点を解決するために創案されたもので、コンテナ船とコンテナ中継台(トラバーサ)との間の第1トロリの移動距離と、コンテナ中継台(トラバーサ)と地上側との間の第2トロリの移動距離とを均等にもたせ、かつ、トラバーサがコンテナ船上まで張り出して移動したとき荷役の邪魔にならないようにしたコンテナクレーンを提供することを目的とするものである。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】本発明によれば、クレーンガーダ上を移動するトロリを有し、該トロリに吊り下げられたスプレッダによりコンテナを吊り上げ吊り降ろしをしてコンテナ船に積み込みまたは積み卸しを行うコンテナクレーンであって、前記クレーンガーダ上に移動可能にトラバーサを設け、かつ、クレーンガーダ上のトラバーサよりも海側に、コンテナ船とトラバーサとの間でコンテナの受け渡しを行う移動可能な第1トロリを設けるとともに前記クレーンガーダ上のトラバーサよりも陸側に、トラバーサと地上設備との間でコンテナの受け渡しを行う移動可能な第2トロリを設け、前記トラバーサは、下端にコンテナ受け部材を有するとともに、2本の垂直アームを有して上方に開いた溝形に形成され、垂直アーム上端に垂直な回転軸を有するコンテナ支持フレームと、該コンテナ支持フレームの回転軸を先端で支持するとともに、基端に垂直な回転軸を有する一対の偏心アームと、該偏心アームの回転軸を先端で支持するとともに、前後方向に間隔をもって設けた偏心アーム支持フレームと、クレーンガーダの左右の主桁の外側に設けたガイドフレーム上を移動可能に対峙するとともに、偏心アーム支持フレームの基端が固着された一対のサドルと、偏心アームの回転軸を回転させる回転装置とからなり、コンテナ受け部材の間隔をコンテナの長さに応じて拡大・縮小可能にしたことを特徴とするコンテナクレーンが提供される。

    【0010】上述のように構成されたコンテナクレーンによれば、トラバーサを移動可能に設けて、コンテナ船上のコンテナの位置と地上設備の位置とを考慮し、トラバーサの最適位置を決めてコンテナ船とトラバーサとの間の第1トロリの走行距離と、トラバーサと岸壁の地上設備との間の第2トロリの走行距離とを均等にもたせるようにしたので、荷役のサイクルタイムを最短にしてコンテナの荷役効率をより高めることができる。 また、前記トラバーサは、コンテナの長さに応じてコンテナ受け部材の間隔を拡大・縮小可能にしたので、短いコンテナを荷役するときに、トラバーサがコンテナ船上まで移動してもブリッジ等が邪魔にならないようになっている。

    【0011】

    【本発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照して説明する。 図1ないし図8
    は本発明の一実施形態を示すものである。

    【0012】図1はコンテナクレーンの正面図である。
    図において、1はコンテナクレーンで、岸壁2に沿って敷設された走行レール3上を走行する。 4はコンテナクレーンの後脚であり、5は前脚である。 6はこの後脚4
    および前脚5の上部に前記走行レール3と直交するように水平に設けられた主ガーダである。 7はこの主ガーダ6に海側に張り出すように設けられたブームで、上下方向に回動可能に連接されている。 主ガーダ6とブーム7
    とでクレーンガーダ8を構成する。 このクレーンガーダ8上を第1トロリ9および第2トロリ12が移動する。
    また、この第1トロリ9と第2トロリ12との間にはトラバーサ16が移動可能に設けられている。 第1トロリ9にはスプレッダ10がロープ11により吊り下げられていてトラバーサ16の海側で、コンテナ船22とトラバーサ16との間でコンテナ21の受け渡しを行う。 また、第2トロリ12にはスプレッダ13がロープ14により吊り下げられていてトラバーサ16よりも陸側で、
    トラバーサ16と地上設備との間でコンテナ21の受け渡しを行う。 なお、15は第1トロリ9に設けられた運転室で、第1トロリ9の移動とともに移動する。

    【0013】図4は図1のA−A矢視図で、スプレッダが40フィートのコンテナを把持している状態を示しており、図5は図4と同じく図1のA−A矢視図で、スプレッダが20フィートのコンテナを把持している状態を示している。 第1トロリ9は、図4および図5に示すように、主桁6aの内側に、主桁6aに沿って設けられたガイドフレーム6e上を移動可能に設けられており、荷役作業中は主にブーム7上を往復移動して作業を行う。
    9aは第1トロリ9の上端に上方に突出するように配設された吊り部材であり、9bはこの吊り部材9aに軸9
    cにより支持されたトロリ走行用垂直車輪である。 10
    はコンテナ21の吊り具であるスプレッダで、第1トロリ9上のロープシーブ24およびスプレッダ10のシーブブロック23上のロープシーブ24aに巻着されたロープ11により吊り下げられ、図示しない巻上装置により昇降可能に設けられている。 また、このスプレッダ1
    0は、コンテナ21の長さ(例えば、20フィートまたは40フィート)に応じて伸縮可能になっている。

    【0014】12は第2トロリ(図1)で、第1トロリ9と略同じ構造をしており、第1トロリ9と同様に、主桁6aの内側に、主桁6aに沿って設けられたガイドフレーム6e上を移動可能に設けられており、荷役作業中は主に主ガーダ6上を往復移動して作業を行う。 この第2トロリ12には、スプレッダ13が吊り下げられていてトラバーサ16の陸側で、トラバーサ16と地上設備との間でコンテナ21の受け渡しを行う。 なお、14はスプレッダ13を吊り下げるロープである。

    【0015】図2はトラバーサ16の正面図、図3はトラバーサ16の平面図である。 トラバーサ16は、図2
    ないし図5に示すように、下端にコンテナ受け部材27
    を有するとともに、2本の垂直アーム18aを有して上方に開いた溝形に形成され、垂直アーム18a上端に垂直な回転軸18bを有するコンテナ支持フレーム18
    と、このコンテナ支持フレーム18の回転軸18bを先端で支持するとともに、基端に垂直な回転軸17aを有する一対の偏心アーム17と、この偏心アーム17の回転軸17aを先端で支持するとともに、前後方向に間隔をもって設けた偏心アーム支持フレーム16aと、クレーンガーダ8の左右の主桁6aの外側に設けたガイドフレーム6f上を移動可能に対峙するとともに、偏心アーム支持フレーム16aの基端が固着された一対のサドル16bと、偏心アーム17の回転軸17aを回転させる回転装置19とから構成されている。 16cはサドル1
    6bに軸16dにより支持されたトラバーサ走行用垂直車輪で、主桁6aの外側に、主桁6aに沿って設けられたガイドフレーム6f上を移動可能に設けられている。
    16eは偏心アーム支持フレーム16aの上端に軸16
    fにより支持された上部水平車輪で、主桁6aの上面の長さ方向に一定の間隔を持って外方に突出するように設けられた複数個の張出部材6bの外端に主桁6aに沿うように設けられたガイドフレーム6cに沿って回転する。 16gは偏心アーム支持フレーム16aの下端に配設された車輪支持部材16jに軸16hにより支持された下部水平車輪で、ガイドフレーム6fに沿って回転する。 なお、16iは偏心アーム支持フレーム16aの内側に固着したトラバース用ロープ29の係止部材である。 このトラバース用ロープ29は、図示しない巻取装置に巻き取られてトラバーサ16を走行させる。

    【0016】偏心アーム17の垂直回転軸17aには、
    偏心アーム支持フレーム16aの下側のフレームを挟んで円筒状部材17bが上下に外嵌されている。 17cは垂直回転軸17aの下端に固着された連結部材で、その先端に設けた軸受18dにより垂直回転軸18bを介して垂直アーム18を支持している。 18cは垂直回転軸18bに外嵌した円筒状部材であ。

    【0017】コンテナ支持フレーム18a下端の4隅には、内方に向かって直をなすようにコンテナガイド1
    8eが配設されている。 またその4隅には、図6および図7に示すように、コンテナ受け部材27が設けられている。 このコンテナ受け部材27には、コンテナ受け部材27に設けた穴27aを貫通して上端に緊締隅金具2
    8を固着した偏心軸28aが嵌挿されている。 また、この偏心軸28aの下端には、緊締隅金具28を回転させる油圧シリンダ28bが接続されている。 30はコンテナ21の下面の4隅に設けられたコンテナ底部隅金具で、その下端には、コンテナ21をコンテナ受け部材2
    7上に降ろした際、コンテナ受け部材27に設けられた緊締隅金具28を嵌入し、緊締隅金具28の向きを油圧シリンダ28bにより長穴30aと直交する方向に90
    °回転させることにより、コンテナ21を固定してコンテナ21がコンテナ受け部材27から外れないようにしている。

    【0018】回転装置19は、図3ないし図5に示すように、偏心アーム支持フレーム16aの一方の上面に設けられている。 そして、回転装置19の歯車19aと垂直回転軸17aの上端に設けた歯車19bとを噛合させ、垂直回転軸17aを回転させて偏心アーム17をコンテナ21の長さに応じて180°回転させる。 このようにして、例えば、コンテナ21の長さが40フィートとのときは、外方に向けて回転し、コンテナ21の長さが20フィートとのときは、内方に向けて回転してコンテナ21の長さに合わせる。 なお、軸受17dは、図示しないベアリングにより垂直回転軸17aを支持している。

    【0019】図1に示すように、31は後脚4に設けられたコンテナガイドで、主ガーダ6の下方部に位置するように設けられている。 32はこのコンテナガイド31
    の下方部の岸壁2上に設けられた地上側設備の高架軌条で、その上面には無人台車25が移動可能に載置されている。 20は前脚4と後脚5の略中間を結ぶ連結ビームである。

    【0020】図8はコンテナ船22の側面図で、22a
    はコンテナ船22のブリッジである。 L1およびL2はコンテナ21の長さを示している。 コンテナクレーン1
    は、図1に示すように、このコンテナ船22と直交するようにして岸壁2に設置されており、第1トロリ9のスプレッダ10は、このコンテナ21の長さに応じて伸縮してコンテナ21を吊り上げてトラバーサ16に移載する。 このときコンテナ船22が大きい場合には、トラバーサ16はコンテナ船22の上まで張り出す必要がある。 図のように短いコンテナ21がブリッジ22aに隣り合って積まれている場合に、トラバーサ16の幅間隔を狭くしてやれば、トラバーサ16がブリッジ22aに当たることがない。

    【0021】次に本実施形態の作用について述べる。 前記コンテナクレーン1を使用しての荷役作業について、
    荷卸しの場合を例にして説明する。 コンテナ船22が接岸すると、起立していたブーム7を回動して水平に保持する。 次に、トラバーサ16を第1トロリ9の移動距離が第2トロリ12の移動距離と略均等になる最適の位置まで移動して停止するとともに、コンテナ21の長さに応じて偏心アーム17により幅間隔を調節する。 その状態で、第1トロリ9をクレーンガーダ8に沿ってコンテナ船22の荷役するコンテナ21の上方に移動して停止し、コンテナ21の長さに応じてスプレッダ10の長さを調節し、スプレッダ10を降ろしてコンテナ21を把持する。 次に、スプレッダ10を巻き上げて第1トロリ9を移動してトラバーサ16の上方で停止し、スプレッダ10を降ろしてコンテナ21をコンテナ受け部材27
    の上に載置するとともに、コンテナ受け部材27上の緊締隅金具28を90°回転させてコンテナ21を固定する。 なお、コンテナガイド18eは、コンテナ21を降ろすときのガイドとなる。 その後、第1トロリ9は、コンテナ21をコンテナ受け部材27の上に載置すると、
    引き続き、次のコンテナ21を搬送するためにコンテナ船22の次に荷役するコンテナ21の上方に移動する。

    【0022】一方、第2トロリ12は主ガーダ6に沿ってトラバーサ16の上方に移動して停止し、コンテナ2
    1の長さに応じてスプレッダ13の長さを調節し、スプレッダ13を降ろしてコンテナ21を把持する。 次に、
    コンテナ受け部材27上の緊締隅金具28を90°回転させてコンテナ21を開放する。 引き続き、スプレッダ13を巻き上げ、第2トロリ12を移動してコンテナガイド31の上方で停止し、スプレッダ13を降ろしてコンテナガイド31に案内させながらコンテナ21を高架軌条32上の無人台車25上に載置し、無人台車25により所望のコンテナヤードに搬送される。

    【0023】このようにしてコンテナ船22からの積み卸し作業は繰り返して行われるが、反対にコンテナヤードからコンテナ船22へ積み込む場合は、この積み卸しとは反対の動作により行われる。

    【0024】なお、前記実施形態の作用では、トラバーサ16を第1トロリ9の移動距離が第2トロリ12の移動距離と略均等になる位置に停止させ、第1トロリ9および第2トロリ12を移動させて荷役作業を行う例について説明したが、トラバーサ16は、一定の位置に停止させず、トラバーサ16を第1トロリ9と第2トロリ1
    2との間で移動させ、第1トロリ9は、専らコンテナ船22上方の次に荷役するコンテナ21の上部位置に停止していて、スプレッダ10の巻き上げ、巻き下げのみを行って、コンテナ船22のコンテナ21の積み込み積み卸しを行い、また、第2トロリ12は、コンテナガイド31の上方に停止していて、スプレッダ13の巻き上げ、巻き下げのみを行い、高架軌条32上の無人台車2
    5との積み込み積み卸しを行ってもよい。

    【0025】さらに、前記2つの実施形態の作用とは別に、トラバーサ16,第1トロリ9および第2トロリ1
    2を、コンテナ21の船上位置に応じてコンテナ21の上下方向移動時間と水平方向移動時間の合計荷役時間が最小になるように、それぞれ各別に移動させてコンテナ21の積み込み積み卸しを行ってもよい。

    【0026】本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは勿論である。

    【0027】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
    コンテナクレーンのクレーンガーダ上に、下端にコンテナ受け部材を設けたコンテナ支持フレームを有するトラバーサを移動可能に設けるとともに、同じクレーンガーダ上に、第1トロリおよび第2トロリも各別に移動可能に設けてコンテナの荷役作業を行うようにしたので、第1トロリとトラバーサおよび第2トロリとトラバーサの作業時間を略均等にできる。 また、トラバーサの幅間隔を可変にしたので、トラバーサをコンテナ船上まで張り出し最適の位置にしておくことができる。 したがって、
    コンテナ荷役の作業時間を短縮して作業効率を高めることができるなど優れた効果を奏する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明のコンテナクレーンの正面図である。

    【図2】トラバーサの正面図である。

    【図3】トラバーサの平面図である。

    【図4】図1のA−A矢視図で、スプレッダが40フィートのコンテナを把持している状態を示している。

    【図5】図1のA−A矢視図で、スプレッダが20フィートのコンテナを把持している状態を示している。

    【図6】図4の部分拡大斜視図である。

    【図7】図6のB−B矢視図である。

    【図8】コンテナ船の側面図である。

    【図9】従来のコンテナクレーンの正面図である。

    【符号の説明】

    1 コンテナクレーン 2 岸壁 3 レール 4 後脚 5 前脚 6 主ガーダ 6a 主桁 6b 張出部材 6c,6e,6f ガイドフレーム 6d 横繋ぎ部材 7 ブーム 8 クレーンガーダ 9 第1トロリ 9a 吊り部材 9b 垂直車輪 9c 軸 10,13 スプレッダ 11,14 ロープ 12 第2トロリ 15 運転室 16 トラバーサ 16a 偏心アーム支持フレーム 16b サドル 16c 垂直車輪 16d,16f,16h 軸 16e 上部水平車輪 16g 下部水平車輪 16i ロープ係止部材 16j 車輪支持部材 17 偏心アーム 17a,18b 垂直回転軸 17b,18c 円筒状部材 17c 連結部材 17d,18d 軸受 18 コンテナ支持フレーム 18a 垂直アーム 18e コンテナガイド18e 19 偏心アーム回転装置 19a,19b 歯車 20 連結ビーム 21,21a,21b コンテナ 22 コンテナ船 22a ブリッジ 23 シーブブロック 24,24a シーブ 25 無人台車 27 コンテナ受け部材 28 緊締隅金具 28a 偏心軸 28b 油圧シリンダ 29 トラバース用ロープ 30 コンテナ底部隅金具 30a 長穴 31 コンテナガイド 32 高架軌条 a コンテナクレーン b 岸壁 c レール d 後脚 e 前脚 f 主ガーダ g ブーム h 補助ガーダ i 主トロリ j スプレッタ k 運転室 m 補助トロリ n スプレッタ o コンテナ中継台 p 高架軌条 q コンテナ r ロープ s コンテナ船 t クレーンガーダ u 無人台車

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