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葬儀支援システム、葬儀支援方法及び葬儀支援プログラム

阅读:995发布:2020-05-13

专利汇可以提供葬儀支援システム、葬儀支援方法及び葬儀支援プログラム专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【課題】葬儀に関する 火葬 場や斎場などの情報を適切に提供する葬儀支援システムを提供する。 【解決手段】葬儀支援装置は、ユーザから、葬儀を行う対象者に関する対象者情報の入 力 を受け付ける受付部と、火葬場に関する火葬場情報と、斎場に関する斎場情報とを記憶する記憶部と、受付部が入力を受け付けると、火葬場情報及び対象者情報に基づいて対象者を火葬するための火葬場を推奨する第1推奨部と、受付部が入力を受け付けると、斎場情報及び対象者情報に基づいて対象者の葬儀を行うための斎場を推奨する第2推奨部と、を備える。 【選択図】図1,下面是葬儀支援システム、葬儀支援方法及び葬儀支援プログラム专利的具体信息内容。

各種の条件に応じた葬儀の様子を示す画像情報を記憶する記憶部と、 葬儀に関する条件の入を受け付ける受付部と、 前記受付部が前記葬儀に関する条件の入力を受け付けた場合に、当該葬儀に関する条件に応じた画像情報を前記記憶部から取得する取得部と、 前記取得部が取得した画像情報を前記葬儀に関する条件を入力したユーザの機器に提供する提供部とを備える 葬儀情報提供装置。前記画像情報には、前記各種の条件の一つとして、葬儀が行われた場所を示す場所情報が対応付けられており、 前記葬儀に関する条件の入力は、ユーザが葬儀を行う場所の候補地の入力であり、 前記取得部は、前記候補地に対応する場所情報が対応付けられた画像情報を取得する ことを特徴とする請求項1に記載の葬儀情報提供装置。前記場所情報は、火葬場または斎場の所在地を示す情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の葬儀情報提供装置。前記画像情報には、前記各種の条件の一つとして、葬儀に係る費用を示す費用情報が対応付けられており、 前記葬儀に関する条件の入力は、ユーザが葬儀に欠けられる費用の入力であり、 前記取得部は、前記入力された費用に対応する費用情報が対応付けられた画像情報を取得する ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の葬儀情報提供装置。前記画像情報には、前記各種の条件の一つとして、葬儀を行なった日付けに関する日付情報が対応付けられており、 前記葬儀に関する条件の入力は、ユーザが葬儀の実行を希望する日時の入力であり、 前記取得部は、前記入力された日時に対応する日付情報が対応付けられた画像情報を取得する ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の葬儀情報提供装置。前記画像情報には、前記各種の条件の一つとして、葬儀を行った宗教に関する宗教情報が対応付けられており、 前記葬儀に関する条件の入力は、ユーザが葬儀を行いたい宗教を示す情報の入力であり、 前記取得部は、前記入力された宗教に対応する宗教情報が対応付けられた画像情報を取得する ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の葬儀情報提供装置。前記葬儀情報提供装置は、さらに、 ユーザから、各種の条件が対応付けられた葬儀の様子を示す画像情報の登録を受け付けて前記記憶部に登録する登録部を備える ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の葬儀情報提供装置。各種の条件に応じた葬儀の様子を示す画像情報を記憶部に記憶する記憶ステップと、 葬儀に関する条件の入力を受け付ける受付ステップと、 前記受付ステップにおいて前記葬儀に関する条件の入力を受け付けた場合に、当該葬儀に関する条件に応じた画像情報を前記記憶部から取得する取得ステップと、 前記取得ステップにおいて取得した画像情報を前記葬儀に関する条件を入力したユーザの機器に提供する提供ステップとを含む 葬儀情報提供方法。コンピュータに、 各種の条件に応じた葬儀の様子を示す画像情報を記憶部に記憶する記憶機能と、 葬儀に関する条件の入力を受け付ける受付機能と、 前記受付機能が前記葬儀に関する条件の入力を受け付けた場合に、当該葬儀に関する条件に応じた画像情報を前記記憶部から取得する取得機能と、 前記取得機能が取得した画像情報を前記葬儀に関する条件を入力したユーザの機器に提供する提供機能とを実現させる 葬儀情報提供プログラム。

说明书全文

本発明は、葬儀に関する情報を提供する葬儀支援装置、葬儀支援方法及び葬儀支援プログラムに関する。

近年葬儀に関するサービスを提供するためのシステムが考案されている。例えば、特許文献1には、ユーザが、亡くなる前に、ユーザ自身の葬儀において流してほしい映像等を預託しておき、ユーザの死後、葬儀を行う際に、預託されていた映像を提供するシステムが開示されている。

特開2012−113702号公報

ところで、人が亡くなるとすぐに通夜や葬儀を行うが、場合によっては、喪主には、適当な葬儀のための手配を行う時間的余裕がなかったりなどして、葬儀の手配に手間取り、喪主にとって満足のいく通夜や葬儀を行うことができない場合がある。上述の特許文献1に示すように、事前に用意をしておけばよいが、往々にして、葬儀の手配などを事前にしておくのは困難であるという問題がある。

そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、時間をかけずに、ユーザに適した葬儀に必要な情報を提供することができる葬儀支援装置、葬儀支援方法及び葬儀支援プログラムを提供することを目的とする。

上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る葬儀支援装置は、ユーザから、葬儀を行う対象者に関する対象者情報の入を受け付ける受付部と、火葬場に関する火葬場情報と、斎場に関する斎場情報とを記憶する記憶部と、受付部が入力を受け付けると、火葬場情報及び対象者情報に基づいて対象者を火葬するための火葬場を推奨する第1推奨部と、受付部が入力を受け付けると、斎場情報及び対象者情報に基づいて対象者の葬儀を行うための斎場を推奨する第2推奨部と、を備える。

また、本発明の一態様に係る葬儀支援方法は、ユーザから、葬儀を行う対象者に関する対象者情報の入力を受け付ける受付ステップと、火葬場に関する火葬場情報と、斎場に関する斎場情報とを記憶部に記憶する記憶ステップと、受付ステップが入力を受け付けると、火葬場情報及び対象者情報に基づいて対象者を火葬するための火葬場を推奨する第1推奨ステップと、受付ステップが入力を受け付けると、斎場情報及び対象者情報に基づいて対象者の葬儀を行うための斎場を推奨する第2推奨ステップと、を含む。

また、本発明の一態様に係る葬儀支援プログラムは、コンピュータに、ユーザから、葬儀を行う対象者に関する対象者情報の入力を受け付ける受付機能と、火葬場に関する火葬場情報と、斎場に関する斎場情報とを記憶する記憶機能と、受付機能が入力を受け付けると、火葬場情報及び対象者情報に基づいて対象者を火葬するための火葬場を推奨する第1推奨機能と、受付機能が入力を受け付けると、斎場情報及び対象者情報に基づいて対象者の葬儀を行うための斎場を推奨する第2推奨機能と、を実現させる。

また、上記葬儀支援システムにおいて、火葬場情報は、火葬場の使用予定を示すスケジュール情報を含み、受付部は、さらに、対象者情報の一つとしてユーザの位置を示すユーザ位置情報を受け付け、第1推奨部は、入力を受け付けた日時と、ユーザ位置情報と、スケジュール情報と、に基づいて、対象者を火葬する火葬場を推奨することとしてもよい。

また、上記葬儀支援システムにおいて、第1推奨部は、入力を受け付けた日時以降であって、当該日時に近い日時でスケジュール情報に空きがある火葬場を推奨することとしてもよい。

また、上記葬儀支援システムにおいて、火葬場情報は、火葬場の位置を示す火葬場位置情報を含み、第1推奨部は、火葬場位置情報を参照して、ユーザ位置情報から所定範囲内に含まれる火葬場を推奨することとしてもよい。

また、上記葬儀支援システムにおいて、受付部は、対象者の葬儀に係る葬儀情報の入力を受け付け、第2推奨部は、葬儀情報と、斎場情報とに基づいて、対象者の葬儀を行う斎場を推奨することとしてもよい。

また、上記葬儀支援システムにおいて、斎場情報は、葬儀に参列可能な人数情報を含み、葬儀情報は、葬儀に参列予定の人数情報を含み、第2推奨部は、参列予定の人数情報で示される人数が収容可能な参列可能な人数情報を有する斎場を推奨することとしてもよい。

また、上記葬儀支援システムにおいて、斎場情報は、葬儀を行うことが可能な宗教情報を含み、対象者情報は、対象者が信奉する宗教情報を含み、第2推奨部は、対象者が信奉する宗教情報と合致する宗教情報を含む斎場情報を有する斎場を推奨することとしてもよい。

また、上記葬儀支援システムにおいて、第2推奨部は、火葬場から所定範囲内に存在する斎場を推奨することとしてもよい。

また、上記葬儀支援システムにおいて、斎場情報は、斎場の付加価値を示す付加価値情報を含み、第2推奨部は、付加価値情報に基づいて斎場を推奨することとしてもよい。

また、上記葬儀支援システムにおいて、ユーザからの入力に基づいて火葬場または斎場を決定し、火葬場または斎場を予約する予約部とを備えることとしてもよい。

本発明の一態様に係る葬儀支援装置は、入力された葬儀に関する条件に応じた葬儀の様子を示す画像情報を提供することができる。したがって、例えば、ユーザが自身で行おうとしている葬儀の条件を入力すれば、同等の条件下で行われた他の葬儀の様子を事前に知ることができる。

葬儀支援装置を含む葬儀支援システムのシステム態様の一例を示すシステム図である。

葬儀支援装置の詳細な構成例を示すブロック図である。

火葬場データベースのデータ構成例を示すデータ概念図である。

斎場データベースのデータ構成例を示すデータ概念図である。

葬儀支援装置の情報提供に係る動作を示すフローチャートである。

葬儀支援装置の予約に係る動作を示すフローチャートである。

葬儀情報提供装置が提供するインターフェース画面の一例を示す図である。

葬儀支援装置の詳細な構成例を示すブロック図である。

以下、本発明の一実施態様に係る葬儀支援システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。

<実施の形態> <構成> 図1は、葬儀支援システムのシステム態様を示す図である。図1に示すように、葬儀支援システムは、葬儀支援装置100を含む。葬儀支援装置100は、ネットワーク300を介して、ユーザの端末200や、火葬場400に対応するPC等の機器、斎場500に対応するPC等の機器と通信可能に接続されている。なお、ここでは、端末200、火葬場400、斎場500をそれぞれ一つずつ示しているが、これらは、複数存在してもよい。

葬儀支援システムは、葬儀等を行うことを希望している対象者に対して葬儀に係る各種の情報を提供するものである。より具体的には、葬儀支援装置100は、ユーザの端末200から、葬儀を行いたい対象者に関する情報の入力を受け付けて、当該葬儀を行うのに適した火葬情報400や斎場500の情報を、ユーザの端末200に提供する。葬儀を行いたい対象者とは、故人であってもよいし、生前葬を行う人物のことであってもよい。

図1に示すように、葬儀支援装置100は、受付部110と、記憶部130と、第1推奨部121と、第2推奨部122とを含む。

受付部111は、ユーザから、葬儀を行う対象者に関する対象者情報の入力を受け付ける。ここでいう対象者は、前述の通り、故人であってもよいし、生前葬を行う人物のことであってもよい。また、対象者情報は、葬儀を行う対象者に関する情報であれば、どのような情報であってもよく、名前、年齢、没年月日、所在、連絡先、葬儀の希望地域、葬儀の希望日時などの情報を含んでよい。当該受付は、電子メール、葬儀支援装置100が提供するウェブページへの書き込み、ユーザから電話を受けての葬儀支援装置100のオペレータによる手入力など様々な態様により実現されてよい。

記憶部130は、火葬場に関する火葬場情報と、斎場に関する斎場情報とを記憶する機能を有する。記憶部130は、情報を記憶する機能を有する各種の記録媒体により実現することができ、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等により実現することができる。火葬場情報は、火葬場に関連する情報であればどのような情報であってよく、例えば、火葬場の名称、所在地、連絡先、使用可能な日時などの情報を含んでよい。

第1推奨部121は、受付部111が対象者情報の入力を受け付けると、記憶部130に記憶されている火葬場情報及び受付部111が受け付けた対象者情報に基づいて、対象者を火葬するための火葬場を推奨する機能を有する。第1推奨部121は、例えば、対象者情報の所在と、火葬場の所在に基づいて、対象者を火葬するための火葬場を推奨することができる。

第2推奨部122は、受付部111が対象者情報の入力を受け付けると、記憶部130に記憶されている斎場情報及び受付部111が受け付けた対象者情報に基づいて、対象者を火葬するための斎場を推奨する機能を有する。第1推奨部121は、例えば、対象者情報の所在と、斎場の所在に基づいて、対象者を火葬するための斎場を推奨することができる。

したがって、葬儀支援システムによれば、葬儀に関する情報をユーザに提供することができるので、葬儀に詳しくないユーザであっても、葬儀を行いたい対象者の情報を入力するだけで、葬儀に関する情報の提供を受けることができる。

以下、葬儀支援システムに係る葬儀支援装置100について詳細に説明する。

図2は、葬儀支援装置100の詳細な構成例を示すブロック図である。図2に示すように、葬儀支援装置100は、通信部110と、制御部120と、記憶部130とを備えるコンピュータシステムである。通信部110と、制御部120と、記憶部130とは、互いにバス140を介して接続されている。

通信部110は、ネットワーク300を介して、外部の装置と通信を実行する機能を有する。例えば、通信部110は、ユーザ端末200や、火葬場400に対応する端末、葬儀場500に対応する端末などと通信を実行する機能を有する。通信部110は、外部の装置と通信が実行できれば、有線、無線を問わないものとする。また、通信に用いる通信規格も問わないものとする。通信部110は、上述の受付部111として機能する。

通信部110は、制御部120から伝達された情報を外部の装置に送信する機能を有し、外部の装置から受信した情報を制御部120に伝達する機能を有する。通信部110は、具体的には、ユーザ端末200等から、葬儀を行う対象者に関する対象者情報の入力、より具体的には、葬儀に関する情報を要求する要求情報の入力を受け付けて、制御部120に伝達する。

制御部120は、葬儀支援装置100の各部を制御する機能を有する。制御部120は、例えば、記憶部130に記憶されている各種のプログラムを実行するプロセッサである。制御部120は、上述の第1推奨部121、第2推奨部122として機能する。制御部120は、記憶部130に記憶されている火葬場推奨プログラムや、斎場推奨プログラムを実行することで、火葬場の推奨や、斎場の推奨を行う。

第1推奨部121は、制御部120に伝達された対象者情報に基づいて、記憶部130に記憶されている火葬場データベース131を参照して、対象者情報で示される葬儀を行う対象者に適した火葬場を特定し、ユーザに対して推奨する。例えば、対象者情報で示される所在から所定範囲内に存在する火葬場を推奨する。

第2推奨部122は、制御部120に伝達された対象者情報に基づいて、記憶部130に記憶されている斎場データベース132を参照して、対象者情報で示される葬儀を行う対象者に適した斎場を特定し、ユーザに対して推奨する。例えば、対象者情報で示される所在から所定範囲内に存在する斎場を推奨する。

また、制御部120は、予約部123としても機能してよい。予約部123は、ユーザ端末200から使用したい火葬場又は斎場を指定する情報を受け付けた場合に、指定された火葬場または斎場に対して、予約を行う機能を有する。予約部123は、火葬場または斎場に対応する端末に対して、火葬場または斎場を利用したい旨を示す予約情報を、通信部110を介して送信する。ここで、予約情報は、火葬場または斎場を利用する日時の情報を含む。予約部123は、当該予約情報を受けた火葬場または斎場から予約を受け付けた旨を示す受付情報を受信した場合には、その旨をユーザ端末200に通知する。

記憶部130は、葬儀支援装置100が動作上必要とする各種のプログラムやデータを記憶する機能を有する。記憶部130は、例えば、HDD、SSD、フラッシュメモリなどの記録媒体により実現することができる。記憶部130は、第1推奨部121が推奨する火葬場を特定するためのプログラムや、第2推奨部122が推奨する斎場を特定するためのプログラムなどを記憶している。また、記憶部130は、火葬場について、火葬に要する時間や、斎場について、葬儀に要する時間などの情報も記憶している。記憶部130は、火葬場に関する各種の情報を示す火葬場データベース131と、斎場に関する各種の情報を示す斎場データベース132とを記憶している。火葬場データベース131と、斎場データベース132との詳細については、後述する。

以上が、葬儀支援装置100の構成の説明である。

なお、ユーザ端末200や火葬場400に対応する端末、斎場500に対応する端末は、通信機能を有する情報処理装置であれば、どのようなものであってもよく、一般的なパーソナルコンピュータや、スマートフォン、タブレット端末に類するものであればよい。

<データ> 図3は、火葬場データベース131のデータ構成例を示すデータ概念図である。火葬場データベース131は、各火葬場に関する各種の情報を示すデータであり、図3に示すように、管理番号301と、場所302と、火葬場名303と、スケジュール情報304とが対応付けられた情報である。なお、図3に示した情報は一例であり、その他の情報が含まれてもよいことは言うまでもない。その他の情報としては、例えば、火葬場の利用料や最寄り駅や、近場の施設の情報、火葬場のウェブページのアドレスなどが考えられる。

管理番号301は、葬儀支援装置100が各火葬場を個別に管理するための識別情報である。管理番号301は、各火葬場を一意に特定できれば、数字や文字、記号等の情報であってよい。管理番号301は、葬儀支援装置100が自動的に設定するものであってもよいし、葬儀支援装置100のオペレータが設定することとしてもよい。

場所302は、対応する火葬場の所在を示す情報である。ここでは、経度及び緯度の情報を用いて示しているが、これは、例えば、最寄りの駅の情報などで実現することとしてもよい。場所302は、第1推奨部121が、ユーザに対して火葬場を推奨する際の一指標として用いられる。

火葬場名303は、対応する火葬場の名称を示す情報である。

スケジュール情報304は、対応する火葬場のスケジュールを示す情報であって、使用されることが決定されている日時を示す情報である。スケジュール情報304は、第1推奨部121が、ユーザに対して火葬場を推奨する際の一指標として用いられる。なお、ここでは、簡易的に火葬場について、一つのスケジュールを対応付けているが、これは、火葬場に備えられている火葬炉ごとにその使用予定のスケジュールが対応付けられていることとしてよい。

図3の例で言えば、例えば、管理番号301が「K03902」で管理される火葬場は、場所302で示すように、「X1、Y1」の座標に位置し、その名称が「A火葬場」であり、「2017年2月24日10:00〜12:00」及び「2017年2月26日13:00〜14:00」において使用される予定があることが理解できる。

以上が火葬場データベース131の構成例の説明である。火葬場データベース131を記憶部130が記憶していることにより、第1推奨部121は、火葬場データベース131を参照することにより、葬儀に関する情報を提供することができる。

次に、斎場データベース132の詳細について説明する。図4は、斎場データベース1232は、斎場に関する各種の情報を示すデータであり、図4に示すように、管理番号401と、場所402と、斎場名403と、宗教404と、収容人数405と、スケジュール情報406とが対応付けられた情報である。なお、図4に示した情報は一例であり、その他の情報が含まれてもよいことは言うまでもない。その他の情報としては、例えば、斎場の利用料や最寄り駅や、近場の施設の情報、斎場のウェブページのアドレスなどが考えられる。

管理番号401は、葬儀支援装置100が各斎場を個別に管理するための識別情報である。管理番号401は、各斎場を一意に特定できれば、数字や文字、記号等の情報であってよい。管理番号401は、葬儀支援装置100が自動的に設定するものであってもよいし、葬儀支援装置100のオペレータが設定することとしてもよい。

場所402は、対応する斎場の所在を示す情報である。ここでは、経度及び緯度の情報を用いて示しているが、これは、例えば、最寄りの駅の情報などで実現することとしてもよい。場所402は、第2推奨部122が、ユーザに対して斎場を推奨する際の一指標として用いられる。

斎場名403は、対応する斎場の名称を示す情報である。

宗教404は、対応する斎場において、葬儀を行うことが可能な宗教の種別を示す情報である。

収容人数405は、対応する斎場において、葬儀に参列することが可能な人数を示す情報である。

スケジュール情報406は、対応する斎場のスケジュールを示す情報であって、使用されることが決定されている日時を示す情報である。スケジュール情報406は、第2推奨部122が、ユーザに対して斎場を推奨する際の一指標として用いられる。

なお、ここでは、簡易的に斎場について、一つのスケジュールを対応付けているが、これは、斎場に備えられている式場ごとにその使用予定のスケジュールが対応付けられていることとしてよい。同様に、収容人数についても式場ごとにその参列可能な人数の情報が対応付けられてもよい。

図4の例で言えば、例えば、管理番号401が「S09415」で管理される斎場は、場所402で示すように、「X11、Y11」の座標に位置し、その名称が「A斎場」であり、「2017年2月26日13:00〜14:00」において使用される予定があることが理解できる。

以上が火葬場データベース132の説明である。火葬場データベース132を記憶部130が記憶していることにより、第2推奨部122は、火葬場データベース132を参照することにより、葬儀に関する情報を提供することができる。

<動作> ここから、葬儀支援装置100の動作について説明する。図5は、葬儀支援装置100が、ユーザに対して葬儀に関する情報として、火葬場や斎場に関する情報を提示する際の動作例を示すフローチャートである。

図5に示すように、葬儀支援装置100の通信部110は、ネットワーク300を介して、ユーザ端末200から、葬儀を行う対象者に関する対象者情報を受信する。即ち、通信部110の受付部111は、対象者情報の入力を受け付ける(ステップS501)。そして、受付部111は、受け付けた対象者情報は、制御部120に伝達する。

制御部120の第1推奨部121は、対象者情報を受け付けると、当該対象者情報に含まれる、対象者の位置を示す位置情報または葬儀を行う場所を示す位置情報を抽出する(ステップS502)。

第1推奨部121は、対象者情報から抽出された位置情報で示される位置から、所定範囲内(例えば、10km圏内)に存在する火葬場を特定する(ステップS503)。具体的には、対象者情報から抽出された位置情報で示される位置と、各火葬情報の場所302で示される位置との間の距離を算出し、当該距離が所定距離以下である火葬場を特定する。なお、第1推奨部121は、対象者情報から抽出した位置情報で示される位置から所定範囲内に、火葬場が存在しなかった場合には、当該範囲を所定距離だけ拡充して、改めて火葬場を探索する。

第1推奨部121は、ステップS503において特定した火葬場のうち、対象者情報に含まれる日付に関する情報(対象者の没年月日または葬儀を行いたい日付)を抽出する。そして、第1推奨部121は、抽出した日付近辺の日付であって、現在の日時以降の日付であり、スケジュール情報304において、空きがある火葬場を特定する(ステップS504)。第1推奨部121は、空きがある日時とは、火葬を行うための時間をとることができるかどうかに応じて判断するものとする。つまり、例えば、火葬に要する時間が1時間であるとすれば、火葬場の営業時間内で1時間の空きがある火葬場を特定する。なお、ここで、第1推奨部121は、一つの火葬場を特定することとしてもよいし、複数の火葬場を特定することとしてもよい。一つの火葬場に絞る場合には、スケジュールに空きがある対象者の位置情報に最も近い火葬場を特定することとしてよい。

次に、第2推奨部122は、ステップS504において特定した火葬場各々について、当該火葬場から所定範囲内(例えば、5km圏内)に存在する斎場を特定する(ステップS505)。即ち、第2推奨部122は、ステップS504において特定した火葬場の場所302で示される位置と、各斎場の場所402で示される位置との間の距離が、所定距離以下となる斎場を特定する。第2推奨部122は、予め設定した所定範囲内に、斎場がない場合には、所定範囲を拡充して、斎場を特定する。

第2推奨部122は、対象者情報に含まれる宗教情報を抽出する(ステップS506)。ここで、宗教情報は、葬儀の対象者が信奉する宗教に関する情報であり、葬儀を行う宗教を特定するための情報である。

第2推奨部122は、ステップS505において特定した斎場のうち、ステップS506で抽出した宗教情報で示される宗教での葬儀を行うことが可能な斎場を特定する(ステップS507)。即ち、斎場データベース132において、宗教404に、対象者情報から抽出した宗教情報を含む斎場を特定する。

第2推奨部122は、次に対象者情報に含まれる葬儀に参列する予定の参列予定人数を抽出する(ステップS508)。

そして、第2推奨部122は、ステップS507において特定した斎場のうち、抽出した参列予定人数を収容可能な斎場を特定する(ステップS509)。

第2推奨部122が参列予定人数が収容可能な斎場を特定すると、制御部120は、第1推奨部121が特定した火葬場に関する情報と、第2推奨部122が特定した斎場に関する情報とを、対象者情報を送信したユーザ端末200に送信するよう、通信部110に指示するとともに、火葬場に関する情報と斎場に関する情報とを伝達する。ここで、火葬場に関する情報は、火葬場の名称、所在、連絡先、ウェブページのアドレスなどを含んでよく、火葬場データベース131から取得することとしてよい。同様に、斎場に関する情報は、斎場の名称、所在、連絡先、ウェブページのアドレスなどを含んでよく、斎場データベース132から取得することとしてよい。通信部110は、制御部120からの指示に従って、伝達された火葬場に関する情報及び斎場に関する情報を、ネットワーク300を介して、ユーザ端末200に送信する(ステップS510)。

これにより、ユーザ端末200においては、葬儀の対象者にとって適した火葬場や斎場に関する情報が、例えば、図1に示すように、表示される。

このように、葬儀支援装置100は、ユーザに火葬場や斎場に関する情報を推奨することができる。ユーザは、葬儀を行う対象者の情報を入力して、葬儀支援装置100に送信するだけで、適切な火葬場や斎場に関する情報を得ることができるので、短時間で、葬儀を行うのに適した火葬場や斎場を得ることができる。

図6は、葬儀支援装置100が、火葬場や斎場を予約する際の動作例を示すフローチャートである。葬儀場や斎場に関する情報を視聴したユーザは、自身のユーザ端末200から、葬儀場や斎場の予約を行うこととしてもよい。この場合、葬儀場支援装置100から送信した火葬場情報や斎場情報にタッチして、決定することで予約が行われるように構成してもよい。この場合、葬儀支援装置100は以下のように動作する。

葬儀支援装置100の通信部110は、火葬場又は斎場の予約要求を受信する(ステップS601)。通信部110は、受信した予約要求を制御部120に伝達する。当該予約要求は、少なくとも火葬場又は斎場のいずれか一方を特定可能な情報と、火葬又は葬儀を行いたい日時の情報を含む。その他、参加人数や予算の情報なども含んでよい。

制御部120の予約部123は、受け付けた予約要求から、火葬場又は斎場の少なくともいずれか一方の情報及び火葬又は葬儀を行いたい日時の情報を抽出する(ステップS602)。

次に、予約部123は、抽出した火葬場または斎場に対応する端末に宛てて、火葬又は葬儀を、抽出した日時において行いたい旨を示す予約情報を生成して、通信部110に送信させる(ステップS603)。通信部110は、ネットワーク300を介して、指定された火葬場または斎場に宛てて、予約情報を送信する。予約情報を受信した火葬場又は斎場の端末または、そのオペレータは、その予約内容に従って、その日時を確保できる場合には、予約設定を行う。そして、葬儀支援装置100に対して、予約出来た旨を示す予約承認情報を送信する。一方、予約できなかった場合には、予約できなかったことを示す予約不承認情報を送信する。

通信部110は、火葬場または斎場に対応する端末から、予約承認情報または予約不承認情報を受信する。通信部110は、受信した情報を制御部120に伝達する。

制御部120の予約部123は、受信した情報が予約承認情報であるか否かを判定する(ステップS604)。受信した情報が予約承認情報である場合には(ステップS604のYES)、予約が確定したことを示す予約確定情報を生成して、通信部110にユーザ端末200に送信するよう指示する。これを受けて通信部110は、予約確定情報を、ユーザ端末200に送信して(ステップS605)、終了する。

一方、受信した情報が予約承認情報でなかった場合(ステップS604のNO)、即ち、予約不承認情報であった場合には、予約要求で指定された日時において、指定された火葬場又は斎場の予約が不可能であることを示す予約不可情報を生成するとともに、他の火葬場又は斎場を推奨する火葬場情報又は斎場情報を生成して、通信部110に送信させて、終了する。

これによって、葬儀支援システムにおいては、ユーザに対して、葬儀に関する情報の提供だけでなく、葬儀に必要となるサービスの予約なども行うことができる。

<補足> 上記実施の形態に係る葬儀支援装置は、上記実施の形態に限定されるものではなく、他の手法により実現されてもよいことは言うまでもない。以下、各種変形例について説明する。

(1)上記実施の形態において、図5を用いて説明した動作例では、推奨する火葬場の特定と、斎場の特定とをまとめて行う例を示しているが、それぞれ別々に特定を行うこととしてもよい。また、斎場の特定にあたって、図5においては、特定した火葬場から所定範囲内に存在する斎場を特定することとしているが(ステップS505参照)、これは、火葬場と同様に対象者情報で示される対象者の所在から所定範囲内の斎場を特定することとしてもよい。

また、斎場について、宗教情報や、収容人数などの条件によって絞り込みを行っているが、対象者情報にこれらの情報が含まれない場合には、当該絞り込みを行えないので、その場合は、宗教情報や収容人数に基づく絞り込みの処理は割愛してよい。

(2)上記実施の形態においては、対象者情報は、葬儀支援装置100が火葬場や斎場を推奨するにあたって必要となる各種の情報を含むこととしているが、これらの情報は、都度、ユーザから入力されて、ばらばらに葬儀支援装置100に入力されることとしてもよい。

(3)上記実施の形態においては、火葬場を特定してから、特定した火葬場の位置から所定範囲内の斎場を特定するという手法をとっているが、これは、その限りではない。葬儀支援システムは、斎場を特定してから、特定した斎場の位置から所定範囲内の火葬場を特定するという手法をとってもよい。

(4)上記実施の形態においては、火葬場や斎場を紹介する例を示しているが、葬儀において必要となる処理は、火葬場や斎場の予約等に限られるものではない。火葬場や斎場以外の情報を提供してもよいことは言うまでもない。したがって、葬儀支援システムにおいては、葬儀に関連するあらゆる情報の提供を行うこととしてよい。葬儀支援システムは、例えば、葬儀を執り行う葬儀社の紹介、手配であったり、葬儀用の花の紹介、手配であったり、送迎のための車両の紹介、手配であったり、遠方からの参列者のための宿泊施設等の紹介、手配であったりなど、様々な情報の提供やその手配を行うこととしてもよい。

上記実施の形態においては記載しなかったが、葬儀支援システムにおいては、これらの情報の提供や手配をするために、火葬場情報あるいは斎場情報に対応付けて、葬儀社の情報、花屋の情報、送迎を行うタクシー会社等の情報、宿泊施設の情報を、記憶部130が記憶しておけば、制御部120が、上述の第1推奨部121、第2推奨部122と同様に、各種の情報を推奨することができる。

(5)上記実施の形態において、葬儀支援装置100は、火葬場や斎場に対して、利用の予約を行う例を示した。即ち、葬儀支援装置100は、葬儀支援システムに加入している各火葬場や斎場に対して、サービスの提供の依頼を行うことができる。これは、火葬場や斎場に限定されるものではなく、例えば、葬儀に必要となる花や供物等の購入、送迎のための車両の手配など、各種の業務の依頼を行える構成となっていてもよい。そのために、葬儀支援装置100の記憶部130は、関連する各種の業種についてその通信先の情報を保持し、上記実施の形態において制御部120が火葬場や斎場の予約を行った構成と同様に花や供物の購入の依頼や、車両の予約などを行う構成を備えていてもよい。

即ち、葬儀支援システムは、葬儀に関する情報を欲するユーザに対して情報提供するだけでなく、葬儀に係る各種のサービスを提供する会社等に顧客を紹介したりすることができる。また、この場合に、葬儀支援装置100は、併せて、各会社ごとの顧客管理を行うこととしてもよく、そのために葬儀支援装置100は、管理部を備えることとしてもよい。当該管理部は、例えば、葬儀社であれば、葬儀社と、葬儀を行ったユーザとを対応付けて記憶するとともに、葬儀を行った日付けを管理し、例えば、葬儀を行った後の49日の法要の日付けの管理などを行ったりすることができる。

(6)上記実施の形態において、葬儀支援装置100は、更に、新たな火葬場や斎場の登録の要求を受け付けて、火葬場データベース131や斎場データベース132に新たに登録する登録部(図示せず)を備えることとしてもよい。例えば、葬儀支援装置100の通信部110は、火葬場データベース131に登録するのに必要な各種の火葬場情報(火葬場名、場所、スケジュールなど)を含む火葬場登録要求を受信する。通信部110は、火葬場登録要求を受け付けると火葬場情報を登録部に伝達する。そして、登録部は、対応する各種の情報を火葬場データベース131に登録して更新し、記憶部130に記憶する。これによって、ユーザからの対象者情報を受け付けると、新たな火葬場もユーザに対して紹介することが可能になる。

これは、斎場の場合も同様である。即ち、葬儀支援装置100の通信部110は、斎場に対応する端末から、斎場登録要求を受け付ける。当該斎場登録要求は、斎場情報を含み、斎場珠お方は、斎場名、場所、スケジュール、収容可能人数、葬儀を行うことが可能な宗教の種別などの情報を含む。通信部110は、受け付けた斎場登録要求の斎場情報を登録部に伝達する。登録部は、斎場情報を受け付けて斎場データベース132に新たな斎場の情報を登録して更新し、記憶部130に記憶する。これによって、ユーザからの対象者情報を受け付けると、新たな斎場もユーザに対して紹介することが可能になる。

同様に、火葬場や斎場以外の葬儀に関連する各種の事業からの登録要求を受け付けても情報の登録を行うことができる。なお、ここでは、葬儀支援装置100の登録部が自動的に登録を行うこととしているが、これは、葬儀支援装置100のオペレータによる手入力による登録であってもよい。

(7)上記実施の形態においては、特に記載しなかったが、葬儀支援装置100は、火葬場データベース131のスケジュール情報304や、斎場データベース132のスケジュール情報406を更新する更新部を備えてよい。当該更新部は、制御部120の記憶部130に記憶されているプログラムを実行することにより、実現することができる。当該更新部は、通信部110が火葬場又は斎場に対応する端末から受け付けた更新情報にしたがって、スケジュール情報304やスケジュール情報406を更新する機能を有する。即ち、葬儀支援装置100の通信部110は、更新情報を受信すると、更新部に伝達する。ここで、更新情報は、火葬場または斎場の管理番号または名称に、使用予定のスケジュール(使用日時)を示す情報が対応付けられた情報である。更新部は、受け付けた更新情報の管理番号又は名称に対応する火葬場又は斎場を特定し、特定した火葬場又は斎場に対応するスケジュール情報(304、406)を更新する。これによって、火葬場や斎場に関する情報をユーザに対して提供する際に、後々利用する段階で利用できなくてユーザを失望させる可能性を大きく低減することができる。また、同様に、予約部123が火葬場や斎場の予約を行う際に予約ができないという可能性を大きく低減することができる。

(8)上記実施の形態においては、葬儀に関する細やかな取り扱いについては、特に記載していないが、葬儀支援装置100は、通常葬儀を行う流れの過程において、利用されることとしてよい。

(9)上記実施の形態においては、対象者情報は、ユーザ端末200のユーザが入力して送信することとしているが、これはその限りではない。事前に、葬儀支援装置100から、葬儀支援装置100を利用するためのアプリケーションを対象者のユーザ端末200にダウンロードしてインストールしておくことで実現することとしてもよい。この場合、対象者は、事前に葬儀に関する情報(対象者の名前や宗教などの情報)を、アプリケーションに登録しておく。そして、葬儀を行う際には、アプリケーションを起動するだけで、対象者情報が葬儀支援装置100に送信される構成になっていてもよい。このとき、当該アプリケーションは、ユーザ端末に備えられている測位システムを起動し、当該測位システムが測位した位置情報を対象者の所在を示す情報として、葬儀支援装置100に送信することとしてもよい。このように、事前にアプリケーションをダウンロードして設定しておくことで、ワンタッチで、火葬場や斎場などの葬儀に関する情報を取得できる構成を実現できる。

(10)上記実施の形態においては特に記載していないが、葬儀支援装置100は、葬儀に関する情報として、地図情報に対応付けたインターフェースを提供するものであってもよい。即ち、制御部120は、例えば、図7に示すような葬儀に関する情報が散りばめられた地図情報700を提供することとしてもよい。そのために、葬儀支援装置100は、当該インターフェースを提供するインターフェースプログラムを記憶しており、当該インターフェースプログラムを実行することにより、図7に示す地図情報700を提供できる。なお、これは、ユーザが、ユーザの機器200に当該インターフェースプログラムをダウンロードして、ユーザの機器200が実行することにより、地図情報700を提供する構成であってもよい。なお、地図情報700は、葬儀を行っていないタイミングで、ユーザに対して葬儀に関する情報を提供するものであってもよいし、実際の葬儀を行っているタイミングで、ユーザやオペレータに対して葬儀に関する情報を提供するものであってもよいし、葬儀支援装置100を利用するユーザと葬儀社との間のやり取りを行うためのインターフェースとして利用してもよい。

地図情報700は、地図上のアイコンを説明するための欄700aと、地図を表示するための欄700bと、葬儀情報を提供する欄700cと、各種の入力を行うための入力ボタン欄700dとを含む。地図情報700には、葬儀に関する情報として、斎場や、火葬場、安置所、搬送会社、警察、病院の位置を示すアイコンが表示される。欄700aには、そのアイコン各々がそれぞれどの施設のアイコンであるかを示している。図7に示すようにアイコン701は、斎場を示すアイコンであり、アイコン702は、火葬場を示すアイコンであり、アイコン703は、安置所を示すアイコンであり、アイコン704は、搬送会社を示すアイコンであり、アイコン705は、警察署を示すアイコンであり、アイコン706は、病院を示すアイコンである。

欄700bには、地図が表示される。当該地図は、機器200に対するユーザの入力によりスクロール可能に構成され、スクロール先の地図も表示可能である。地図上においては、欄700aに示す各アイコンを用いて、各々の施設の場所が示される。また、欄700aに示すアイコン以外にも、地図には、搬送会社の車708の位置などが示されてよい。また、その他にも、葬儀に係るスタッフの位置や、葬儀に参列する参列者の位置なども表示されてもよい。葬儀に係るスタッフの位置などを表示することで、葬儀支援装置100は、実際の葬儀においてユーザがスタッフの位置を確認したり、オペレータ側でスタッフの位置を把握して、連絡を取り合ったりなどすることができる。なお、搬送会社の車708の位置は、葬儀支援装置100が、各車両を運転する運転者の端末または車両の測位システムが測位した位置情報を、通信により取得することで、葬儀支援装置100は、各車両の表示位置を決定することができる。なお、これらの車両には、さらに、車両のスケジュール情報などが対応付けられてよく、例えば、誰々をどこそこに送迎中といった情報なども表示することとしてよい。

欄700cは、葬儀に関する詳細情報が表示される欄である。例えば、欄700b内に含まれる葬儀に関連する各施設の詳細情報が羅列されたり、図7に示すように、ユーザがカーソル707で指定した施設(入力デバイスがタッチパネルなどであればタッチ位置)に対応する情報が表示されたりする。図7の例では、カーソル707が示す斎場の情報が表示されている。葬儀支援装置100は、当該情報を、葬儀データベース131から取得する。欄700cは、施設の詳細情報を表示する際には、その施設の込み具合を示す状況情報714も表示されてもよい。状況情報714は、例えば、火葬場データベース131や、斎場データベース132が更に各施設のスケジュール情報を保持することによって出力することができる。そして、このとき、状況情報714は、混雑の度合を示すヒートマップで表現することとしてもよい。また、ヒートマップ以外で表現されてもよく、例えば、パーセンテージで表現することとしてもよい。なお、欄700cには、その他に施設の連絡先や外観画像、住所、最寄り駅、最寄り駅からの行き方の案内などの情報も表示されてもよい。なお、行き方の案内は、所謂経路探索技術を利用することにより実現することができる。

欄700dは、各種の入力を行うための入力ボタンが配列されている。距離算出ボタン709は、ユーザが葬儀に関する条件を入力したい場合に押下する(タッチする)ボタンである。当該ボタンが押下されたことを検知すると、葬儀支援装置100の制御部120は、ユーザにより指定された2点間あるいは、2施設間の距離や、あるいは、指定された複数点を結ぶ経路の距離などを算出する。当該距離の算出は、所謂経路探索技術を利用することにより実現することができる。したがって、安置所から火葬場、火葬場から斎場といった葬儀における一連の流れにおける距離を算出することができる。また、このとき、その経路を利用した場合であって、移動手段(例えば、徒歩、車両、電車など)ごとの移動時間も対応付けて表示することとしてもよい。

ここにお迎えボタン710は、例えば、実際に葬儀を行っている場合などにおいて、地図上でユーザが指定した地点、あるいは、ユーザの機器200の位置情報で示す位置に、式に係るスタッフの車両(例えば、搬送会社の車両)による送迎を依頼することができるボタンである。当該ボタンを押下する(タッチする)ことで、葬儀支援装置100の制御部120は、送迎位置を取得し、搬送会社に送迎位置を通知する。これによって、ユーザは、送迎のサービスを受けることができる。

ここにご安置ボタン711は、故人の安置場所を指定するためのボタンである。当該ボタンを押下することで、故人の安置場所を指定することができ、例えば、ユーザからの指定にしたがって、葬儀社あるいは搬送会社は、指定された場所に故人を搬送することができる。

お問い合わせボタン712は、葬儀に関する各種施設に対して問い合わせをするためのボタンである。例えば、カーソル707で施設が指定されている状態や欄700cに特定の施設に関する情報が表示されている状態で、当該ボタン712が押下される(タッチされる)と、制御部120は、当該施設に対する問い合わせをユーザが行うための入力フォームを画面上に表示する。制御部120は、当該入力フォームに代えて、当該施設の端末装置を送信先とするメールアプリケーションを立ち上げることとしてもよい。これにより、ユーザは、対応する施設に対して、各種の質問を簡単に問い合わせることができる。

現在値ボタン713は、地図情報700を利用しているユーザの現在位置を地図上に表示するためのボタンである。当該ボタンを押下した場合にユーザの機器200は、自機の位置情報を葬儀支援装置100に送信し、葬儀支援装置100は、ユーザの位置を地図上に対応付けて示した地図情報700を出力する。したがって、ユーザは地図上で自身の位置を確認するとともに、葬儀に関する各施設との位置関係を一目で確認することができる。

また、その他にも、例えば、施設間の距離を求めるボタンを備えてもよく、その場合に、欄700bに示す地図上で、2点あるいは、2点以上の点を繋ぐ複数点の距離を算出して出力することとしてもよい。葬儀支援装置100は、例えば、故人の安置場所、斎場、火葬場をこの順でタッチして、距離算出ボタンを押下すれば、安置場所から斎場を経由して火葬場までの距離を算出して表示することができる。また、地図情報700を利用しているユーザが保持している機器200の位置、即ち、ユーザの現在位置も地図上に表示することとしてもよい。

このように、葬儀支援装置100は、地図情報という態様で、葬儀に関する情報を提供することとしてもよい。地図に表示することによって、ユーザは、斎場や火葬場の位置をイメージしやすく、また、その斎場や火葬で行われた式の模様を分かりやすく認識することができる。なお、地図情報700の各種の情報の配列例は一例にすぎず、その他の態様で配列された地図情報を提供することとしてもよいことは言うまでもない。葬儀支援装置100が提供するインターフェースの態様は、適宜オペレータが変更することができる。また、葬儀支援装置100が提供するインターフェースは、端末に応じて表示態様を異にしてよく、例えば、PC用の画面と、スマートフォン用の画面とで異なるインターフェースを提供するように構成されてもよい。

(11)上記実施の形態においては、葬儀支援装置100は、葬儀場や斎場を推薦することとしているが、その他の葬儀に関連する施設やサービスを推薦することとしてもよい。例えば、故人の遺体を安置する安置所を推薦したり、故人や葬儀の参列者の送迎に利用する搬送車を提供する搬送会社を推薦したりすることとしてもよい。当該推薦のために、葬儀支援装置100は、火葬場データベース131や、斎場データベース132と同様に、安置所データベースや、搬送会社データベースを保持するとよい。

(12)上記実施の形態においては、葬儀支援装置が入力された葬儀に関する条件に応じて葬儀場や火葬場を推薦する手法として、葬儀支援装置100を構成する制御部(プロセッサ)が葬儀支援プログラム等を実行することにより、新たな文書データを分類することとしているが、これは装置に集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、上記実施の形態に示した複数の機能部の機能を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。すなわち、図8に示すように、葬儀支援装置100を構成する各機能部は、物理的な回路により実現されてもよい。図8に示すように、葬儀支援装置100は、通信回路110aと、制御回路120aと、第1推奨回路121aと、第2推奨回路122aと、予約回路123aと、記憶回路130aとを備え、各回路は、上述の同名の機能部と同様の機能を有する。

また、上記葬儀支援プログラムは、プロセッサが読み取り可能な記録媒体に記録されていてよく、記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記葬儀支援プログラムは、当該葬儀支援プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記プロセッサに供給されてもよい。本発明は、上記葬儀支援プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。

なお、上記葬儀支援プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。

(13)上記実施の形態及び各補足に示した構成は、適宜組み合わせることとしてもよい。

100 葬儀支援装置 110 通信部 120 制御部 121 第1推奨部 122 第2推奨部 123 予約部 130 記憶部 131 火葬場データベース 132 斎場データベース

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