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Microcomputer for multi-cpu system, and system and network using the same

阅读:654发布:2021-09-19

专利汇可以提供Microcomputer for multi-cpu system, and system and network using the same专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To shorten the nonoperation time of a circuit by arithmetic in a job and the execution of a branch instruction by classifying the arithmetic of data in different formats in the job by the kinds of arithmetic of the same data formats and putting respective microcomputers in charge of the different kinds of arithmetic, and dividing a routine group determined by branching in the job and executing them by the respective microcomputers.
CONSTITUTION: Each of the microcomputers 10 internally has a communication module 16, a bus switch which operates in relation with an arbiter on a board, and a common memory 20 which operates similarly to an internal memory. As a specific microcomputer 10 among the respective microcomputers 10 executes an OS, the job, i.e., software put on the market is transferred from a floppy disk or hard disk to the common memory 20. Here, the OS classifies the job by routine groups determined by branching and also by the data formats of the data, and puts the respective microcomputers 10 in charge. The job is handled as a task and executed by a CPU 11.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO,下面是Microcomputer for multi-cpu system, and system and network using the same专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 CPUとROMとRAMおよび周辺モジュ−ルを含んで構成されるマルチCPUシステム用マイクロコンピュータにおいて、 通信経路を介して他のマイクロコンピュータと接続され送受信する機能を有し、疎結合型マルチCPUシステムを構成するための通信モジュ−ルと、 マルチCPUシステムを構成する他のマイクロコンピュータと共有するプログラム及びデータ等が格納される密結合型マルチCPUシステムを構成するための共有メモリと、 マイクロコンピュータ内部の各回路部間を接続するローカルバスとマルチCPUシステムを構成する各マイクロコンピュータ間を接続する共有バスとの間の接続・分離を行なう密結合型マルチCPUシステムを構成するためのバス・スイッチとを有し、 実行すべきジョブ内に混在する異なるデータ形式のデータの演算を同一のデータ形式のデータ演算に分類して各マイクロコンピュータに分担し、かつジョブ内の分岐から定まるルーチン群を分割して各マイクロコンピュータに分担して実行可能に構成されたことを特徴とするマルチCPUシステム用マイクロコンピュータ。
  • 【請求項2】 請求項1に記載のマルチCPUシステム用マイコンが複数台、疎結合型マルチCPUシステムを構成するように通信経路を介して相互に接続され、かつ密結合型マルチCPUシステムを構成するように共有バスを介して相互に接続されると共に、前記各マルチCP
    Uシステム用マイコンと入出力装置が共有バスを介して接続され、前記各マルチCPUシステム用マイコンを構成する各CPU間の同期方法をジョブの入出力動作の頻度に応じて疎結合型または密結合型のいずれかに選択可能に構成された疎結合密結合併用型マルチCPUシステム。
  • 【請求項3】 サ−バとワークステーションより構成されるコンピュ−タ・ネットワ−クにおいて、請求項2に記載の疎結合密結合併用型マルチCPUシステムをサーバまたはワークステーションとして使用し、かつ前記ネットワークを複数段階の階層構造とし、各階層毎にサーバ、またはサーバ及びワークステーションをリング状通信経路を介して接続すると共に、各階層のリング状通信路に存在する各サーバが制御するネットワークの経路の範囲を経路制御の負荷が均等になるように限定したことを特徴とするマルチCPUネットワ−ク。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータを搭載する情報機器に係り、特に業務の省化に好適なOA(Office Automation)機器とFA(Factory Automati
    on)機器に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来のマイクロコンピュータは、例えば雑誌インタフェ−ス1993年2月号に記載の如く、マイクロコンピュータに内蔵されたCPUに演算パイプラインと命令パイプラインを設け、内部の動作を並列化している。 演算パイプラインは各デ−タ演算の過程を複数のステ−ジに分割して、複数の演算回路が各ステ−ジを演算する。 このため、配列演算つまり整数と固定小数点実数および浮動小数点実数などあるデータ形式が同一で数値が異なるデ−タに同じ演算を繰り返す場合、当該デ−タ演算の最終ステ−ジが終了する以前に、次デ−タ演算の先頭ステ−ジを開始できるので、各演算回路の間で演算途中のデ−タが途切れなく流れる。

    【0003】しかし、整数と固定小数点実数および浮動小数点実数など異なるデータ形式が混在するデ−タを演算する場合、各デ−タのデータ形式によってステ−ジ数も異なるので、任意のステ−ジにて一方の演算途中のデ−タが入力されてから他方の演算途中のデ−タが入力されるまで、各演算回路は待ち状態にあり非実働時間が発生するので回路の動作効率が低下する。

    【0004】命令パイプラインは、各命令の実行過程を複数のステ−ジに分割して、複数の命令回路で各ステ−
    ジを実行する。 このため転送命令などの非分岐命令を連続して実行する場合、当該命令の最終ステ−ジが終了する以前に、次命令の先頭ステ−ジを開始できるので、各命令回路の間で実行途中の命令が途切れなく流れる。 しかし、コ−ルとジャンプおよびブランチなどの分岐命令を実行する場合、先頭ステ−ジから実行中の次命令が無効となり、分岐先の命令をメモリからマイクロコンピュータへ転送しCPUが実行するまで、各命令回路は待ち状態にあり非実働時間が発生するので回路の動作効率が低下する。

    【0005】また従来のマルチCPUシステムは、例えばインタフェ−ス1993年2月号に記載の如く、シングルCPUシステムにCPU搭載ボ−ドとモニタ・プログラムを追加している。 シングルCPUシステムとCP
    U搭載ボ−ドは、互いに独立にジョブつまり市販ソフトウェアを実行するが、入出力動作に伴い入出力装置にアクセスする。 同アクセスが同時に起こると障害が発生するので、モニタ・プログラムがシングルCPUシステムとCPU搭載ボ−ドの同期をとる。 その同期方法は、両CPUに通信モジュ−ルとバス・スイッチおよび共有メモリが無いことから、2ポ−トRAMを介在させてバスを接続する密結合型である。 このため、同アクセスが同時に起こった場合、一方の同アクセスが終了するまで、
    他方の同アクセスを待たせるので、無駄時間が発生する。 したがって、入出力動作の多いジョブを並列に実行させると、処理速度がシングルCPUシステムより低下することがある。

    【0006】更に従来のコンピュ−タ・ネットワ−クは、例えばインタフェ−ス1993年2月号に記載の如く、電子メイル発信と電子ニュ−ス配送およびファイル検索によって、分散している情報の共有に要する事務を省力化している。 このコンピュ−タ・ネットワ−クで加入するワークステーションが増加すると電子メイル発信と電子ニュ−ス配送およびファイル検索に伴うフレ−ムの送受信も増加するので、幹線に位置するサ−バにてフレ−ム中継に関する経路制御の量も増加する。 同制御量がピ−クに達した場合にサ−バの処理能力が不足すると、当フレ−ムを制御中に次フレ−ムの中継が開始されるため、一方のフレ−ムがサ−バ内で消失することがある。 したがって、サ−バの処理能力によって、コンピュ−タ・ネットワ−クに加入するワークステーションの台数が制限される。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイクロコンピュータは、内部動作の並列化による動作効率の低下についての配慮がされておらず、ジョブつまり市販ソフトウェア内の演算と分岐命令の実行による回路の非動作時間が増加するという問題があった。

    【0008】本発明はジョブ内の演算と分岐命令の実行による回路の非動作時間を圧縮し動作効率の向上を図ったマルチCPUシステム用マイクロコンピュータを提供することを目的とする。

    【0009】また上述した従来のマルチCPUシステムは、ジョブつまり市販ソフトウェアの入出力動作の頻度によっては処理速度が低下することについての配慮がされておらず、ジョブを並列に実行させる場合に無駄時間が発生するという問題があった。

    【0010】本発明は、ジョブの入出力動作の頻度に関わらず、無駄時間を圧縮し処理速度の向上を図ったマルチCPUシステムを提供することを目的とする。

    【0011】更に上述した従来のコンピュ−タ・ネットワ−クは、各サ−バでの経路制御量についての配慮がなされておらず、加入するワークステーションの台数が制限されるという問題があった。

    【0012】本発明は、ネットワークの経路制御の負荷をネットワ−クの幹線に位置する各サ−バに均等に割り当て、加入するワークステーションの台数を無制限とすることができるマルチCPUネットワークを提供することを目的とする。

    【0013】

    【課題を解決するための手段】上記マルチCPUシステム用マイクロコンピュータの目的は、マルチCPUシステムにて必要な通信モジュ−ルと共有メモリおよびバス・スイッチを設けて、他のマルチCPUシステム用マイクロコンピュータと同期しながら連動することから、ジョブ内の異なるデータ形式のデータが混在するデ−タ演算を同一のデータ形式のデ−タ演算に分類して各マイクロコンピュータで分担して実行し、かつジョブ内の分岐から定まるル−チン群を分割して各マイクロコンピュータで分担して実行することによって、達成される。

    【0014】上記疎結合密結合併用型マルチCPUシステムの目的は、ジョブの入出力動作の頻度に応じて、マイクロコンピュータ間の同期方法にバス接続による密結合型に加えて通信経路接続による疎結合型を併用して、
    入出力動作に伴う入出力装置へのアクセス待ちの回数を低減することにより、達成される。

    【0015】上記階層構造マルチCPUネットワ−クの目的は、幹線にあるサ−バ群に階層構造を設けて、各階層でのサ−バが制御する経路の範囲を限定することにより、達成される。

    【0016】

    【作用】上記構成のマルチCPUシステム用マイクロコンピュータに設ける通信モジュ−ルは、従来技術の通信装置と同様に動作する。 それによって、従来の通信プロトコルを流用できるので、CPU間の同期に必要なデ−
    タを従来の通信デ−タと同様に扱える。

    【0017】マルチCPUシステム用マイクロコンピュータに設ける共有メモリは、従来の内蔵メモリと同様に動作する。 それによって、共有メモリにアクセスするプログラムを従来のプログラムと同様に記述できる。

    【0018】マルチCPUシステム用マイクロコンピュータに設けるバス・スイッチは、従来のボ−ド上ア−ビタに関連して動作する。 それによって、密結合マルチC
    PUシステムでの共有メモリへのアクセスにはバス・スイッチの制御とア−ビタの調停が働くので、プログラムでバス・スイッチ制御とアクセス調停を記述する必要はない。

    【0019】本発明のマルチCPU用マイクロコンピュータによれば、ジョブ内の異なるデータ形式のデ−タ演算を各マイクロコンピュータでのタスク内の同一データ形式のデ−タ演算に替え、ジョブ内の分岐を各マイクロコンピュータでのタスク間の分岐に替えられるので、各マイクロコンピュータ内蔵のCPUにおいて演算と分岐から発生する回路の非動作時間を圧縮できるため、回路の動作効率が向上する。

    【0020】本発明の疎結合密結合併用型マルチCPU
    システムによれば、ジョブ間のデ−タ転送の頻度に基づいて、各マイクロコンピュータ間の同期方法を疎結合型または密結合型のいずれかを選択できるため入出力動作の競合での無駄時間を圧縮できるので、ジョブの内容に関わらず処理速度を向上させることから、従来技術にて限定されていた応用分野を汎用にまで拡張することができる。

    【0021】本発明の階層構造マルチCPUネットワ−
    クによれば、上位にあるサ−バが制御する経路の範囲が単数のリング状通信経路に限定できるので、各サ−バの能力不足によるフレ−ムの消失がなく加入するWSの台数が無制限とすることができ、従来技術で拡張できないネットワ−クの上位にリング状通信経路を設けて、他のネットワ−クと統合できるので、ネットワ−クの管理と運用に関する費用を節約することができる。

    【0022】

    【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。 図1及び図2は本発明に係るマルチCPUシステム用マイクロコンピュータの一実施例を示し、図3及び図4は本発明に係る疎結合型密結合型マルチCPUシステムの一実施例を示し、更に図5及び6は本発明に係る階層構造のマルチCPUネットワ−クの一実施例をそれぞれ示している。

    【0023】図1には本発明に係るマルチCPUシステム用マイクロコンピュータの一実施例の構成が示されている。 本発明に係るマイクロコンピュータ10は、通信モジュ−ル16とバス・スイッチ18および共有メモリ20を内蔵することを特徴としている。 同図においてC
    PU11には従来技術における命令パイプラインと演算パイプラインが内蔵されており、ROM12には電源投入直後に実行するプログラムが格納されている。

    【0024】またRAM13は電源投入直後に実行するプログラムが使用し、周辺モジュ−ル14はタイマとD
    MAC(Direct Memory Access Controller)などの回路から構成されている。

    【0025】ロ−カル・バス15はマイクロコンピュータ10の内部動作にて使用され、通信モジュ−ル16と通信経路17は通信経路接続による疎結合型マルチCP
    Uシステムにて使用される。

    【0026】更にバス・スイッチ18と共有バス19および共有メモリ20はバス接続による密結合型マルチC
    PUシステムにて使用され、プログラマブル・デコ−ダ21は共有メモリ20のアドレスを指定するのに使用され、ア−ビトレ−ション・ライン22は密結合型マルチCPUシステムにてボ−ド上のア−ビタとCPU11との間で他のマイクロコンピュータ10とのアクセス競合を調停する際に使用される。

    【0027】疎結合型マルチCPUシステムでの通信モジュ−ル16と通信経路17は、従来のコンピュ−タ・
    ネットワ−クでの通信装置と同様に動作し、本実施例での通信デ−タは各マイクロコンピュータ10間の同期を図るためのコマンドとレスポンスから成る。

    【0028】また、従来の通信制御手順つまりHDLC
    (High Level Data Link Control Procedure)での不平衡型デ−タリンクでのマルチポイントに各マイクロコンピュータ10を当てることによって、各マイクロコンピュータ10間の同期を図る。

    【0029】密結合型マルチCPUシステムでのバス・
    スイッチ18と共有バス19および共有メモリ20は、
    従来のシステムでのバスに介在させる2ポ−トRAMと同等な機能を担う。 共有メモリ20には各マイクロコンピュータ10間で共有するプログラムとデ−タが格納される。 各マイクロコンピュータ10のCPU11が共有メモリ20のアドレスを出力すると、プログラマブル・
    デコ−ダ21とア−ビトレ−ション・ライン22が連動してアクセス競合を調停した後に、バス・スイッチ18
    がロ−カル・バス15と共有バス19を接続する。

    【0030】また、CPU11がRAM13、周辺モジュ−ル14および通信モジュ−ル16のアドレスを出力している間、バス・スイッチ18がロ−カル・バス15
    と共有バス19を分離しておく。 なお、アクセス競合の調停には、従来の技術においてプライオリティ方式、シングルレベル方式、ラウンドロビン方式、固定優先順位方式および階層回転優先方式などがある。

    【0031】電源投入直後またはリセット直後に、マルチCPUシステム用マイクロコンピュータ10内蔵のC
    PU11はロ−カル・バス15を介してROM12に格納してあるプログラムを実行し始める。 同プログラムの記述によりCPU11はRAM13を初期化し、周辺モジュ−ル14を使用可能とすると共に、通信モジュ−ル16を起動し、共有メモリ20のアドレスをプログラマブル・デコ−ダ21に指定する。 そしてCPU11は、
    通信経路17を介して他のマルチCPUシステム用マイクロコンピュータ10に同期した後に、ア−ビトレ−ション・ライン22を介してバス・スイッチ18を制御し、外付けア−ビタでアクセス競合を調停し、共有バス19を介して共有メモリ20を初期化し、フロッピ−・
    ディスクまたはハ−ド・ディスクに格納してあるOS
    (Operating System)を共有メモリ20に転送する。

    【0032】各マイクロコンピュータ10の内、特定のマイクロコンピュータ10がOSが実行するに伴い、ジョブつまり市販ソフトウェアはフロッピ−・ディスクまたはハ−ド・ディスクから共有メモリ20に転送される。 ここでOSはアイ・イ−・イ−・イ−,トランス.
    コンピュ−ト. (IEEE,Trans.Compu
    t. ),C33,11,Nov. 1976に記載のCP
    /MISF(Critical Path / Most Immediate Success
    or First )などの手順によって、ジョブを分岐から定まるル−チン群毎に分類し、デ−タのデータ形式毎にも分類して、各マイクロコンピュータ10に分担する。

    【0033】OSによって分類され、各マイクロコンピュータ10が分担するジョブは、タスクとして扱う。 タスクは、各マイクロコンピュータ10内蔵のROM12
    に格納してあるプログラムによって各マイクロコンピュータ10内蔵のRAM13に転送されて、各マイコン1
    0内蔵のCPU11によって実行される。 したがって、
    各CPU11が実行するタスクでの分岐の回数はジョブよりも少ないので、分岐による命令パイプラインの非実働時間は圧縮される。

    【0034】また、各CPU11が実行するタスクでのデ−タ演算はジョブよりもデータ形式の同じ場合が多いので、演算パイプラインの非実働時間は圧縮される。

    【0035】図2は、本発明に係るマルチCPUシステム用マイクロコンピュータ10のメモリ・マップを示す。 このメモリ・マップはマイクロコンピュータ10内蔵のCPU11がリ−ドまたはライト可能なアドレス空間を示す。 同図においてアドレス空間30は、マイクロコンピュータ10の内部動作にてCPU11がロ−カル・バス15を介してアクセスするロ−カル・アドレス空間30Aと、密結合型マルチCPUシステムにて各マイコン10が共有バス19を介してアクセスするコモン・
    アドレス空間30Bとから成る。

    【0036】ロ−カル・アドレス空間30Aは、ロ−カルROMエリア32と、ロ−カルRAMエリア33とロ−カルI/Oエリア34とから成る。

    【0037】ロ−カルROMエリア32にROM12を割り当て、ロ−カルRAMエリア33にRAM13を割り当て、ロ−カルI/Oエリア34に周辺モジュ−ル1
    4と通信モジュ−ル16およびプログラマブル・デコ−
    ダ21を割り当てる。

    【0038】コモン・アドレス空間30Bには、コモンRAMエリア35〜37とコモンI/Oエリア38がある。 コモンRAMエリア35〜37の内、内部コモンR
    AMエリア35に自マルチCPUシステム用マイクロコンピュータ10内蔵の共有メモリ20を割り当て、外部コモンRAMエリア36に他マルチCPUシステム用マイクロコンピュータ10内蔵の共有メモリ20を割り当て、拡張コモンRAMエリア37に外付け拡張メモリを割り当てる。 なお、コモンI/Oエリア38に外付けI
    /O装置を割り当てる。

    【0039】図3には、本発明に係る疎結合密結合併用型マルチCPUシステムの構成が示されている。 同図においてマルチCPUシステム40は、各タスク間の入出力動作の頻度に基づいて、各マルチCPU用マイクロコンピュータ10間の同期方法を疎結合型か密結合型のいずれかを選択可能であることを特徴とする。

    【0040】疎結合型の同期方法は、通信経路17でのデ−タ伝送で各マイクロコンピュータ10間の同期を図るが、大量のデ−タ伝送に要する時間が長大なので、本実施例では各タスクの入出力動作に伴うI/O装置45
    へのアクセスでの同期方法とする。

    【0041】また密結合型の同期方法は、共有バス19
    とア−ビトレ−ション・ライン22でのデ−タ転送で各マイクロコンピュータ10間の同期を図るが、アクセス競合の調停に要する時間が長大なので、本実施例では各タスクの共有デ−タの演算に伴う共有メモリ20と拡張メモリ44へのアクセスでの同期方法とする。

    【0042】同図に示す発振器41はマルチCPUシステム40に搭載されている各デバイスにクロックを供給する。

    【0043】クロック・ジェネレ−タ42はマルチCP
    Uシステム40に搭載されている各マルチCPUシステム用マイクロコンピュータ10に供給するクロックの位相をそろえ、クロック・ライン43を介して各マイクロコンピュータ10へクロックを伝送する。

    【0044】拡張メモリ44は必要に応じて共有メモリ20の容量を増加させる。 I/O装置45はキ−・ボ−
    ド、CRT、フロッピ−・ユニット、プリンタ等から構成されている。

    【0045】ア−ビタ46はア−ビトレ−ション・ライン22を介して各マイクロコンピュータ10と接続されており、各マイクロコンピュータ10のアクセス競合を調停する。

    【0046】各マルチCPUシステム用マイクロコンピュータ10は、通信経路17、共有バス19およびア−
    ビトレ−ション・ライン22で結合されている。 ア−ビトレ−ション・ライン22には、CPU11が出力するリクエスト信号と、ア−ビタ46が出力するアクノリッヂ信号および、CPU11が出力するビジィ信号が出力されるようになっている。 共有バス19には、拡張メモリ44とI/O装置45をが接続されている。

    【0047】各マイクロコンピュータ10が実行するタスクが共有メモリ20、拡張メモリ44およびI/O装置45にアクセスする際にア−ビタ46によるアクセス競合の調停が働く。 ここで、各タスクの内、特定のマイクロコンピュータ10でのタスクがI/O装置45にアクセスし、他のマイクロコンピュータ10におけるタスクは通信経路17を介して特定のマイクロコンピュータ10でのタスクとI/O装置45に関するデ−タを送受信する。 このため、ア−ビタ46によるアクセス競合の調停は、共有メモリ20と拡張メモリ44に対するアクセスに限定される。 したがって、共有メモリ20と拡張メモリ44はI/O装置45より高速に動作するため、
    アクセス競合の調停に伴うアクセス待ち時間つまり無駄時間は圧縮される。

    【0048】図4は、本発明に係る疎結合密結合併用型マルチCPUシステム40でのソフトウェアを示す。 R
    OM12には、IS(Initial System)50とCIOS
    (Core I/O System)51およびESS(Emulator & Syn
    chronizer System)52を格納しておく。

    【0049】また共有メモリ20には、MTOS(Mult
    i Task Operating System)53及びTASK55を格納する。 JOB54A、54Bは、I/O装置45の内、フッロピ−・ディスクまたはハ−ド・ディスクに格納しておく。

    【0050】電源投入直後またはリセット直後から、I
    S50がマルチCPUシステム用マイクロコンピュータ10内蔵のRAM13、周辺モジュ−ル14、通信モジュ−ル16およびプログラマブル・デコ−ダ21を初期化する。 その後に、ESS52が通信経路17を介して各マイクロコンピュータ10間の同期を図り、ア−ビトレ−ション・ライン22でバス・スイッチ18を制御し、ア−ビタ46でアクセス競合を調停し、共有バス1
    9を介して共有メモリ20と拡張メモリ44を初期化し、フロッピ−・ディスクまたはハ−ド・ディスクに格納してあるMTOS53を共有メモリ20に転送する。

    【0051】各マイクロコンピュータ10のESS52
    が同期を図るに伴い、各マイクロコンピュータ10の内、特定のマイクロコンピュータ10がMTOS53を実行する。 MTOS53がESS52をサブル−チンとして使用するに伴い、JOB54A、54Bはフロッピ−・ディスクまたはハ−ド・ディスクから共有メモリ2
    0に転送される。 JOB54A、54BはMTOS53
    によって、分岐から定まるル−チン群毎に分類され、デ−タの形式毎にも分類されて、各マイクロコンピュータ10に分担される。

    【0052】分類されたJOB54つまりTASK55
    は、各マイクロコンピュータ10内蔵のROM12に格納してあるESS52によって各マイクロコンピュータ10内蔵のRAM13に転送されて、各マイクロコンピュータ10内蔵のCPU11によって実行される。

    【0053】各TASK55での入出力動作に関するデ−タはESS52によって、通信経路17を介して、M
    TOS53を実行する特定のマイクロコンピュータ10
    と送受信される。 なお、周辺モジュ−ル14と通信モジュ−ル16およびI/O装置45の制御ルーチンから成るCIOS51は、各ソフトウェアのサブル−チンとして、使用される。

    【0054】図5には本発明に係る階層構造のマルチC
    PUネットワ−クの構成が示されている。 本発明に係る階層構造マルチCPUネットワ−ク70は、加入するワークステーション72の台数が無制限であることを特徴としている。 同図において5段階設けてある階層構造にて、各階層毎にリング状通信経路17で疎結合密結合併用型マルチCPUシステム40を結合して各層マルチC
    PUネットワ−ク71を構成している。

    【0055】最上位から4段階下位までの各層マルチC
    PUネットワ−ク71にて結合するマルチCPUシステム40は層間サ−バ73または各層サ−バ74として使用する。 最下位の各層マルチCPUネットワ−ク71にて結合するマルチCPUシステム40はワークステーション72またはリング間サ−バ75として使用する。 なお、各マルチCPUシステム40でのフレ−ム送受信は、OSI基本参照モデル(Open System Interconecti
    on Basic Reference Model :ISO標準規格IS749
    8)に規定のコネクションに準拠する。

    【0056】また、各層のリング状通信経路17にあるサ−バの内、リング間サ−バ75が制御する経路は隣接するリング状通信経路17に限り、層間サ−バ73が制御する経路は上位にあるリング状通信経路17に限り、
    各層サ−バ74が制御する経路は下位にあるリング状通信経路17に限る。 このため、OA機器またはFA機器に使用するワークステーション72から送信されるフレ−ムの中継に関するネットワークの経路制御の負荷は、
    各サ−バに均等に割り当てられる。 したがって、同負荷は特定のサ−バに集中しないので、サ−バの処理能力が不足することがなく、サ−バでの中継にフレ−ムの消失は起こらない。

    【0057】本実施例では、ネットワークの幹線にあるサ−バ群にて5段階設けてある階層構造を、郵便に記載する住所に対応させている。 各層マルチCPUネットワ−ク71を国レベル、県レベル、市レベル、区レベルおよび町レベルに対応させ、ワークステーション72を所帯に対応させ、層間サ−バ73を郵便ポスト対応させ、
    各層サ−バ74を郵便局に対応させている。

    【0058】なお、リング間サ−バ75も郵便ポスト対応させているが、リング間サ−バ75はワークステーション72の台数が多くなり1本のリング状通信経路17
    に接続しきれなくなった場合に使用し、隣接するリング状通信経路17に追加のワークステーション72を接続する。 あるいは、上位の各層マルチCPUネットワ−ク71に各層サ−バ74を追加し、最下位の各層マルチC
    PUネットワ−ク71に追加のワークステーション72
    を接続する。 このため、本実施例では加入するワークステーション72は無制限に追加可能である。

    【0059】図6は本発明の階層構造マルチCPUネットワ−ク70でのアドレスを示す。 階層化アドレス80
    は、階層構造マルチCPUネットワ−ク70に接続する全ワークステーション72の内から1台または複数台のワークステーション72を指定する。 そのため階層化アドレス80は、各ワークステーション72が電子メイル発信と電子ニュ−ス配送およびファイル検索に伴うフレ−ムの送受信を行う時に使用する。

    【0060】また、層間サ−バ73とリング間サ−バ7
    5および各層サ−バ74がフレ−ムを中継する場合にも使用する。

    【0061】アドレス・タイプ81は階層化アドレス8
    0の種類を指定する。 階層化アドレス80の種類は、フレ−ムを送信する自ワークステーション72からフレ−
    ムを受信する他ワークステーション72までの距離で定まる。 他ワークステーション72が自ワークステーション72と同じ町レベルまたは隣接する町レベルにあれば、町レベルのアドレス宣言子85を1として、他のアドレス宣言子85を0としておき、町レベルの各層アドレス82に他ワークステーション72のリング番号83
    とノ−ド番号84を指定する。 他ワークステーション7
    2が自ワークステーション72と異なる町レベルにあれば、町レベルと区レベルのアドレス宣言子85を1として、他のアドレス宣言子85を0としておき、町レベルの各層アドレス82に他ワークステーション72のリング番号83とノ−ド番号84を指定し、区レベルの各層アドレス82にてリング番号83を自の区レベルのリング状通信経路17の番号としノ−ド番号84を他の町レベルの層間サ−バ73に接続している区レベルの各層サ−バ74の番号とする。

    【0062】自ワークステーション72が同じリング状通信経路17に接続している他のワークステーション7
    2に電子メイルを発信する場合、アドレス・タイプ81
    にて、町レベルのアドレス宣言子85を1として、他のアドレス宣言子85を0としておく。 また、各層アドレス82にて、リング番号83を同じリング状通信経路1
    7の番号とし、ノ−ド番号84を発信先のワークステーション72の番号として、他のワークステーション72
    を指定する。 この階層化アドレス80で発信された電子メイルはリング状通信経路17を一巡する間に他のワークステーション72に受信され、層間サ−バ73とリング間サ−バ75に中継されない。

    【0063】自ワークステーション72が隣接するリング状通信経路17に接続している他のワークステーション72に電子メイルを発信する場合、アドレス・タイプ81にて、町レベルのアドレス宣言子85を1として、
    他のアドレス宣言子85を0としておく。 また、各層アドレス82にて、リング番号83を隣接するリング状通信経路17の番号とし、ノ−ド番号84を発信先のワークステーション72の番号とし、他のワークステーション72を指定する。 このアドレス80で発信された電子メイルはリング状通信経路17を一巡する間にリング間サ−バ75に中継され、隣接するリング状通信経路17
    に接続している他のワークステーション72に受信され、層間サ−バ73に中継されない。

    【0064】自ワークステーション72が他の町のリング状通信経路17に接続している他のワークステーション72に電子メイルを発信する場合、アドレス・タイプ81にて、区レベルと町レベルのアドレス宣言子85を1として、他のアドレス宣言子85を0としておく。 また、区レベル各層アドレス82にて、リング番号83を自の区レベルのリング状通信経路17の番号とし、ノ−
    ド番号84を他の町レベルの層間サ−バ73に接続している区レベルの各層サ−バ74の番号とする。 町レベル各層アドレス82にて、リング番号83を他の町のリング状通信経路17の番号とし、ノ−ド番号84を発信先のワークステーション72の番号とし、他のワークステーション72を指定する。 このアドレス80で発信された電子メイルはリング状通信経路17を一巡する間に層間サ−バ73によって区レベルのリング状通信経路17
    へ中継される。 そして、この電子メイルは区レベルのリング状通信経路17を一巡する間に、他の町の層間サ−
    バ73に接続している区レベルの各層サ−バ74によって他の町のリング状通信経路17へ中継される。 さらに、この電子メイルは他の町のリング状通信経路17を一巡する間に、他のワークステーション72に受信される。

    【0065】

    【発明の効果】本発明のマルチCPU用マイクロコンピュータコンによれば、ジョブ内の異なるデータ形式のデ−タ演算を各マイクロコンピュータでのタスク内の同一データ形式のデ−タ演算に替え、ジョブ内の分岐を各マイクロコンピュータでのタスク間の分岐に替えられるので、各マイクロコンピュータ内蔵のCPUにおいて演算と分岐から発生する回路の非動作時間を圧縮できるため、回路の動作効率が向上する。 この結果、同準の性能を実現するためのクロックを従来技術より低速とできるので、回路の発熱量が減少し、したがって冷却装置を小型化することができ、回路の電磁輻射量が減少するためシ−ルドを簡略化することができるという効果がある。

    【0066】また本発明の疎結合密結合併用型マルチC
    PUシステムによれば、ジョブ間のデ−タ転送の頻度に基づいて、マイクロコンピュータ間の同期方法を疎結合型または密結合型のいずれかを選択できるため入出力動作の競合での無駄時間を圧縮できるので、ジョブの内容に関わらず処理速度を向上させることができ、従来技術にて限定されていた応用分野を汎用にまで拡張することができるという効果がある。

    【0067】更に本発明の階層構造マルチCPUネットワ−クによれば、上位にあるサ−バが制御する経路の範囲が単数のリング状通信経路に限定できるので、各サ−
    バの能力不足によるフレ−ムの消失がなく加入するワークステーションの台数を無制限にすることができ、従来技術にて拡張できないネットワ−クの上位にリング状通信経路を設けて、他のネットワ−クと統合できるので、
    ネットワ−クの管理と運用に関する費用を節約することができるという効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に係るマルチCPUシステム用マイクロコンピュータの構成を示すブロック図である。

    【図2】本発明に係るマルチCPUシステム用マイクロコンピュータのメモリ・マップを示す説明図である。

    【図3】本発明に係る疎結合密結合併用型マルチCPU
    システムの構成を示すブロック図である。

    【図4】本発明に係る疎結合密結合併用型マルチCPU
    システムのソフトウェアを示す説明図である。

    【図5】本発明に係る階層構造のマルチCPUネットワ−クの接続状態を示す構成図である。

    【図6】本発明に係る階層構造のマルチCPUネットワ−クにおける通信に用いられるアドレスの内容を示す説明図である。

    【符号の説明】

    10 マルチCPUシステム用マイクロコンピュータ 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 周辺モジュ−ル 15 ロ−カル・バス 16 通信モジュ−ル 17 通信経路 18 バス・スイッチ 19 共有バス 20 共有メモリ 21 プログラマブル・デコ−ダ 22 ア−ビトレ−ション・ライン 30 アドレス空間 30A ロ−カル・アドレス空間 32 ロ−カルROMエリア 33 ロ−カルRAMエリア 34 ロ−カルI/Oエリア 30B コモン・アドレス空間 35 内部コモンRAMエリア 36 外部コモンRAMエリア 37 拡張コモンRAMエリア。 38 拡張コモンI/Oエリア 40 疎結合密結合併用型マルチCPUシステム 41 発振器 42 クロック・ジェネレ−タ 43 クロック・ライン 44 拡張メモリ 45 I/O装置 46 ア−ビタ 50 IS(Initial Sysyem) 51 CIOS(Core I/O System) 52 ESS(Emulator & Synchronizer System) 53 MTOS(Multi Task Operating System) 54A JOB 54B JOB 55 TASK 70 階層構造マルチCPUネットワ−ク 71 各層マルチCPUネットワ−ク 72 ワークステーション 73 層間サ−バ 74 各層サ−バ 75 リング間サ−バ 80 階層化アドレス 81 アドレス・タイプ 82 各層アドレス 83 リング番号 84 ノ−ド番号 85 アドレス宣言子

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