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System and method for controlling receipt of order

阅读:273发布:2020-07-26

专利汇可以提供System and method for controlling receipt of order专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To solve the problem that an inquiry as to a delay of a delivery date is required on the customer side, and that lowering in an observance rate of the delivery date, reply work for the inquiry as to the delivery date and a commodity inventory are increased on the maker side. SOLUTION: This system has a receipt-of-order controlling database 22 for controlling a receipt-of-order limit information including a production limit and the number of the receipt-of-order in every delivery data as to commodities, and a receipt-of-order control server 20 for reading out the receipt-of-order limit information from the database in response to communication connection from a customer terminal 10 to disclose the receipt-of-order limit information to the customer terminal 10. The customer terminal advance-orders the desirable article based on the disclosed receipt-of-order limit information, the advanced order is transmitted as a receipt-of-order data to the server 20, and the server receives the receipt-of-order data from the customer terminal as the advanced order based on the receipt-of-order limit information.,下面是System and method for controlling receipt of order专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数を含む受注枠情報を管理するデータベースと、 顧客端末からの通信接続に応じて、前記データベースから受注枠情報を読み出し、この受注枠情報を前記顧客端末に開示する受注管理サーバとを有することを特徴とする受注管理システム。
  • 【請求項2】 前記顧客端末は、 前記開示された受注枠情報に基づいて、所望商品、その所望商品の出荷日、及び、その注文数を指定し、これら指定した所望商品、出荷日及び注文数を受注データとして、前記受注管理サーバに伝送し、 この受注管理サーバは、 前記所望商品の受注枠情報に基づいて、前記顧客端末からの受注データを受け付けることを特徴とする請求項1
    記載の受注管理システム。
  • 【請求項3】 前記データベースは、前記顧客端末の顧客毎に顧客暗証コードを予め管理しておき、 前記受注管理サーバは、 前記顧客端末からの通信接続を検出すると、前記顧客端末からの顧客暗証コードと前記データベース内部に管理した顧客暗証コードとを照合し、これら顧客暗証コードが合致した場合にのみ、この顧客端末に対して、前記受注枠情報を開示することを特徴とする請求項1又は2記載の受注管理システム。
  • 【請求項4】 前記顧客端末は、 前記受注管理サーバにて開示される受注枠情報を画面表示する表示部を有することを特徴とする請求項1又は2
    記載の受注管理システム。
  • 【請求項5】 前記顧客端末は、 前記受注管理サーバにて開示される受注枠情報を画面表示する表示部を有することを特徴とする請求項3記載の受注管理システム。
  • 【請求項6】 前記顧客端末は、 前記受注管理サーバを通じて、前記データベースから所望商品を検索し、この所望商品の受注枠情報を画面表示する表示部を有することを特徴とする請求項1、2又は5記載の受注管理システム。
  • 【請求項7】 前記顧客端末は、前記受注管理サーバを通じて、前記データベースから所望商品を検索し、この所望商品の受注枠情報を画面表示する表示部を有することを特徴とする請求項3記載の受注管理システム。
  • 【請求項8】 前記顧客端末は、 前記受注管理サーバを通じて、前記データベースから所望商品を検索し、この所望商品の受注枠情報を画面表示する表示部を有することを特徴とする請求項4記載の受注管理システム。
  • 【請求項9】 前記受注管理サーバに通信接続することで、この受注管理サーバにて受け付けた受注データを開示可能とする生産者側管理端末を有することを特徴とする請求項2、5、7又は8記載の受注管理システム。
  • 【請求項10】 前記受注管理サーバに通信接続することで、この受注管理サーバにて受け付けた受注データを開示可能とする生産者側管理端末を有することを特徴とする請求項3記載の受注管理システム。
  • 【請求項11】 前記受注管理サーバに通信接続することで、この受注管理サーバにて受け付けた受注データを開示可能とする生産者側管理端末を有することを特徴とする請求項4記載の受注管理システム。
  • 【請求項12】 前記受注管理サーバに通信接続することで、この受注管理サーバにて受け付けた受注データを開示可能とする生産者側管理端末を有することを特徴とする請求項6記載の受注管理システム。
  • 【請求項13】 前記受注管理サーバは、 前記商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数の他に、
    前記出荷日毎の生産枠及び受注数に基づいて、前記商品に対する出荷日毎の注文可能残数を含む受注枠情報を前記顧客端末に開示することを特徴とする請求項1、2,
    5,7,8、10,11又は12記載の受注管理システム。
  • 【請求項14】 前記受注管理サーバは、 前記商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数の他に、
    前記出荷日毎の生産枠及び受注数に基づいて、前記商品に対する出荷日毎の注文可能残数を含む受注枠情報を前記顧客端末に開示することを特徴とする請求項3記載の受注管理システム。
  • 【請求項15】 前記受注管理サーバは、 前記商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数の他に、
    前記出荷日毎の生産枠及び受注数に基づいて、前記商品に対する出荷日毎の注文可能残数を含む受注枠情報を前記顧客端末に開示することを特徴とする請求項4記載の受注管理システム。
  • 【請求項16】 前記受注管理サーバは、 前記商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数の他に、
    前記出荷日毎の生産枠及び受注数に基づいて、前記商品に対する出荷日毎の注文可能残数を含む受注枠情報を前記顧客端末に開示することを特徴とする請求項6記載の受注管理システム。
  • 【請求項17】 前記受注管理サーバは、 前記商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数の他に、
    前記出荷日毎の生産枠及び受注数に基づいて、前記商品に対する出荷日毎の注文可能残数を含む受注枠情報を前記顧客端末に開示することを特徴とする請求項9記載の受注管理システム。
  • 【請求項18】 商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数を含む受注枠情報をデータベースに管理しておき、
    顧客端末からの通信接続に応じて、前記データベースに管理していた受注枠情報を前記顧客端末に開示することを特徴とする受注管理方法。
  • 【請求項19】 前記開示された受注枠情報に基づいて、所望商品、その所望商品の出荷日、及び、その注文数を前記顧客端末にて指定し、これら指定した所望商品、出荷日及び注文数を受注データとして受注管理サーバに伝送すると共に、この受注管理サーバは、前記所望商品の受注枠情報に基づいて、前記顧客端末からの受注データを受け付けることを特徴とする請求項18記載の受注管理方法。
  • 【請求項20】 前記顧客端末の顧客毎の顧客暗証コードを前記データベースに予め管理しておき、前記受注管理サーバは、前記顧客端末からの通信接続を検出すると、前記顧客端末からの顧客暗証コードと前記データベース内部に管理した顧客暗証コードとを照合し、これら顧客暗証コードが合致した場合にのみ、この顧客端末に対して、前記受注枠情報を開示することを特徴とする請求項18又は19記載の受注管理方法。
  • 【請求項21】 前記顧客端末は、前記開示される受注枠情報を画面表示することを特徴とする請求項18又は19記載の受注管理方法。
  • 【請求項22】 前記顧客端末は、前記開示される受注枠情報を画面表示することを特徴とする請求項20記載の受注管理方法。
  • 【請求項23】 前記顧客端末は、前記データベースから所望商品を検索し、この所望商品の受注枠情報を画面表示することを特徴とする請求項18、19又は22記載の受注管理方法。
  • 【請求項24】 前記顧客端末は、前記データベースから所望商品を検索し、この所望商品の受注枠情報を画面表示することを特徴とする請求項20記載の受注管理方法。
  • 【請求項25】 前記顧客端末は、前記データベースから所望商品を検索し、この所望商品の受注枠情報を画面表示することを特徴とする請求項21記載の受注管理方法。
  • 【請求項26】 前記受注管理サーバに通信接続して、
    この受注管理サーバにて受け付けた受注データを生産者側管理端末に開示可能とすることを特徴とする請求項1
    9、22、24又は25記載の受注管理方法。
  • 【請求項27】 前記受注管理サーバに通信接続して、
    この受注管理サーバにて受け付けた受注データを生産者側管理端末に開示可能とすることを特徴とする請求項2
    0記載の受注管理方法。
  • 【請求項28】 前記受注管理サーバに通信接続して、
    この受注管理サーバにて受け付けた受注データを生産者側管理端末に開示可能とすることを特徴とする請求項2
    1記載の受注管理方法。
  • 【請求項29】 前記受注管理サーバに通信接続して、
    この受注管理サーバにて受け付けた受注データを生産者側管理端末に開示可能とすることを特徴とする請求項2
    3記載の受注管理方法。
  • 【請求項30】 前記商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数の他に、前記出荷日毎の生産枠及び受注数に基づいて、前記商品に対する出荷日毎の注文可能残数を含む受注枠情報を前記顧客端末に開示することを特徴とする請求項18,19,22,24,25、27,28又は29記載の受注管理方法。
  • 【請求項31】 前記商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数の他に、前記出荷日毎の生産枠及び受注数に基づいて、前記商品に対する出荷日毎の注文可能残数を含む受注枠情報を前記顧客端末に開示することを特徴とする請求項20記載の受注管理方法。
  • 【請求項32】 前記商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数の他に、前記出荷日毎の生産枠及び受注数に基づいて、前記商品に対する出荷日毎の注文可能残数を含む受注枠情報を前記顧客端末に開示することを特徴とする請求項21記載の受注管理方法。
  • 【請求項33】 前記商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数の他に、前記出荷日毎の生産枠及び受注数に基づいて、前記商品に対する出荷日毎の注文可能残数を含む受注枠情報を前記顧客端末に開示することを特徴とする請求項23記載の受注管理方法。
  • 【請求項34】 前記商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数の他に、前記出荷日毎の生産枠及び受注数に基づいて、前記商品に対する出荷日毎の注文可能残数を含む受注枠情報を前記顧客端末に開示することを特徴とする請求項26記載の受注管理方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、例えば顧客及び生産者間で、顧客からの商品注文予約や、その商品の納期管理等の受注業務行程を良好にする受注管理システム及び受注管理方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、このような顧客及び生産者間の商品注文予約や納期管理等の受注業務行程においては、顧客及び生産者間のFAXや電話による問い合わせで行っていた。

    【0003】例えば顧客がある商品を生産者に注文予約する場合、顧客が生産者と電話又はFAX等で問い合わせをし、所望商品を注文予約するようにしている。

    【0004】また、生産者側では、ほとんどの商品について在庫を確保することで、顧客の商品注文の要望に応えていた。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の受注管理方法によれば、ほとんどの商品について在庫を確保することで、極、顧客の要望に応えることができるものの、商品を注文する顧客側では生産者側の注文商品に関わる在庫状況や生産負荷状況を確認することができないため、例えば、その注文商品によっては在庫が少なく、その生産負荷がかかるものの場合、注文商品の納期が遅れてしまうといったことも考えられる。 従って、
    顧客側では納期遅延に対する問い合わせが必要となり、
    生産者側では納期遵守率の低下、納期問合せに対する回答業務、商品在庫数の増大といった問題点が生じるおそれもある。

    【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、顧客側に生産者側の注文商品に関わる在庫状況や生産負荷状況を認識してもらいながら、確実に納期遅延を防止すると共に、その商品在庫数を大幅に削減することができる受注管理システム及び受注管理方法を提供することにある。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明の受注管理システムは、商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数を含む受注枠情報を管理するデータベースと、顧客端末からの通信接続に応じて、前記データベースから受注枠情報を読み出し、この受注枠情報を前記顧客端末に開示する受注管理サーバとを有するようにした。 尚、本発明の受注管理方法については、本発明の受注管理システムに関わる用語の定義及び、その作用効果の説明と重複するため、その説明については省略する。

    【0008】前記商品毎の生産枠とは、その商品の生産負荷状況から考えて、その商品が一日で生産することができる数量に相当するものである。 この数量に加えて在庫数量を加えた数量を生産枠としてもよい。

    【0009】前記商品の出荷日とは、その商品を出荷する日付に相当するものであるが、出荷日に限らず、単に生産可能な日付を表示するものであってもよい。 また、
    ここで出荷日を日付単位としたが、週単位、月単位、期末単位や年単位等にしてもよい。

    【0010】前記商品の受注数とは、その商品に対して現在注文予約を受けている数量に相当するものである。

    【0011】前記受注枠情報は、少なくとも商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数を含む商品受注状況に関わる情報である。

    【0012】前記顧客端末とは、例えば特約店等といった顧客側に設置したパソコン端末等に相当するものである。

    【0013】前記受注管理サーバとは、例えばインターネットを通じて、前記顧客端末を通信接続するものであり、この顧客端末の通信接続に応じて、前記データベース内の受注枠情報を顧客端末に開示するような、システム全体を制御する端末装置に相当するものである。 尚、
    このような開示方法としては、音声や画面表示によるもの等が考えられる。

    【0014】従って、本発明の受注管理システムによれば、顧客端末からの通信接続に応じて、前記データベースから受注枠情報を読み出し、この受注枠情報を前記顧客端末に開示するようにしたので、顧客端末の顧客側に生産者側の商品に関わる在庫状況や生産負荷状況等の商品の受注枠情報を認識してもらうことで、確実に生産者側の納期遅延を防止することができると共に、その商品在庫数を大幅に削減することができる。

    【0015】また、本発明の受注管理システムによれば、顧客側に生産者側の商品に関わる在庫状況や生産負荷状況等といった現在の受注枠情報を認識してもらうことで、顧客からの納期に対する問合せを少なくし、さらに、生産者側では顧客との納期調整業務が不要となる。

    【0016】本発明の受注管理システムは、前記顧客端末が、前記開示された受注枠情報に基づいて、所望商品、その所望商品の出荷日、及び、その注文数を指定し、これら指定した所望商品、出荷日及び注文数を受注データとして、前記受注管理サーバに伝送し、この受注管理サーバは、前記所望商品の受注枠情報に基づいて、
    前記顧客端末からの受注データを受け付けるようにした。

    【0017】前記顧客端末の顧客は、商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数を含む受注枠情報を確認しながら、例えば操作部(マウス、文字キーやテンキー)を通じて、注文商品、その注文商品の出荷日及び、その注文数を指定し、これら注文商品、その注文商品の出荷日及び、その注文数からなる受注データを受注管理サーバに伝送するものである。

    【0018】前記受注管理サーバは、この受注データを受け付けると、顧客からの商品注文予約を完了したものとして、例えば受注データをデータベースに更新登録するものである。

    【0019】従って、本発明の受注管理システムによれば、顧客側で受注枠情報を確認しながら、注文商品、その注文商品の出荷日及び、その注文数を指定して、受注管理サーバにて受注データとして商品の注文予約を受け付けるようにしたので、顧客からの納期に対する問合せを少なくし、さらに、生産者側では顧客との納期調整業務が不要となることはもちろんのこと、納期遵守率の向上及び商品在庫の大幅削減を図ることができる。

    【0020】本発明の受注管理システムは、前記データベースが、前記顧客端末の顧客毎に顧客暗証コードを予め管理しておき、前記受注管理サーバが、前記顧客端末からの通信接続を検出すると、前記顧客端末からの顧客暗証コードと前記データベース内部に管理した顧客暗証コードとを照合し、これら顧客暗証コードが合致した場合にのみ、この顧客端末に対して、前記受注枠情報を開示するようにした。

    【0021】顧客暗証コードとは、この受注管理システムに対して第三者が無断にアクセスできないようにするセキュリティ用の顧客個人のパスワードや、顧客端末毎に付与された端末コード等に相当するものである。

    【0022】従って、本発明の受注管理システムによれば、顧客端末からの通信接続を検出すると、前記顧客端末からの顧客暗証コードを検出し、この顧客暗証コードが受注管理サーバ側のデータベースで管理している顧客暗証コードと合致した場合にのみ、顧客端末に対して受注枠情報を開示するようにしたので、第三者による受注管理システムへの無断アクセスを確実に防止することができる。

    【0023】また、本発明の受注管理システムは、前記顧客端末が、前記受注管理サーバにて開示される受注枠情報を画面表示する表示部を有するようにした。

    【0024】従って、本発明の受注管理システムによれば、受注枠情報を顧客端末の表示部に画面表示するようにしたので、顧客側では、受注枠情報に基づいて商品の受注状況が認識しやすくなる。

    【0025】また、本発明の受注管理システムは、前記顧客端末が、前記受注管理サーバを通じて、前記データベースから所望商品を検索し、この所望商品の受注枠情報を画面表示する表示部を有するようにした。

    【0026】従って、本発明の受注管理システムによれば、所望商品毎に受注枠情報を顧客端末の表示部に画面表示するようにしたので、顧客側では、所望商品に関わる受注状況が認識しやすくなる。

    【0027】また、本発明の受注管理システムは、受注管理サーバに通信接続することで、この受注管理サーバにて受け付けた受注データを開示可能とする生産者側管理端末を有するようにした。

    【0028】生産者側管理端末とは、例えば顧客から商品注文予約を受け付けた内容を生産者側で管理するための生産者側のパソコン端末等に相当するものである。

    【0029】従って、本発明の受注管理システムによれば、受注管理サーバに通信接続することで、受注管理サーバにて受け付けた受注データを生産者側管理端末に開示するようにしたので、生産者側では現在の受注状況を認識することができ、例えば顧客からの問合せに対しても迅速に対応することができる。

    【0030】また、本発明の受注管理システムは、前記受注管理サーバが、前記商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数の他に、前記出荷日毎の生産枠及び受注数に基づいて、前記商品に対する出荷日毎の注文可能残数を含む受注枠情報を前記顧客端末に開示するようにした。

    【0031】前記注文可能残数とは、現時点で注文することができる数量を示すものであり、生産枠の数量から受注数を減算した値が注文可能残数ということになる。

    【0032】従って、本発明の受注管理システムによれば、商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数の他に、
    この商品に対する出荷日毎の注文可能残数を含む受注枠情報を顧客端末に開示するようにしたので、顧客側では、この受注枠情報に含まれた注文可能残数に基づいて商品を予約注文する数量の一つの目安とすることができる。

    【0033】

    【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の受注管理システム及び受注管理方法に関わる実施の形態について説明する。 図1は本実施の形態に示す受注管理システム内部の概略構成を示すブロック図である。

    【0034】図1に示す受注管理システム1は、例えば特約店等の顧客側に設置したパソコン等の顧客端末10
    と、受注管理システム1全体を制御する受注管理サーバ20と、この受注管理サーバ20と通信接続する工場等の生産者側に設置したパソコン等の生産者側管理端末3
    0と、顧客端末10と受注管理サーバ20とを通信接続するインターネット等の通信網40とを有している。

    【0035】顧客端末10は、通信網40を通じて受注管理サーバ20と通信接続する顧客側通信部11と、様々な情報を画面表示する顧客側表示部12と、様々なコマンドを入力する、例えばマウス、テンキーや文字キー等で構成する顧客側操作部13と、様々な情報を記憶する顧客側メモリ部14と、様々な情報を印字出力する顧客側プリンタ15と、この顧客端末10全体を制御する顧客側制御部16とを有している。

    【0036】受注管理サーバ20は、通信網40を通じて顧客端末10と通信接続すると共に、ホストコンピュータ50や生産者側管理端末30と通信接続するサーバ側通信部21と、受注状況に関わる様々な情報を管理する受注管理データベース22と、この受注管理サーバ2
    0全体を制御するサーバ側制御部23とを有している。

    【0037】生産者側管理端末30は、受注管理サーバ20と通信接続する生産者側通信部31と、様々な情報を画面表示する生産者側表示部32と、様々なコマンドを入力する、例えばマウス、テンキーや文字キー等で構成する生産者側操作部33と、様々な情報を記憶する生産者側メモリ部34と、様々な情報を印字出力する生産者側プリンタ35と、この生産者側管理端末30全体を制御する生産者側制御部36とを有している。

    【0038】ホストコンピュータ50は、受注管理サーバ20のサーバ側通信部23を通じて、注文商品に関わる部品の調達や生産手配をする商品生産手配管理システム51と、商品の受注を総合的に管理する商品受注総合管理システム52とを有している。

    【0039】図2は受注管理データベース22内部の概略構成を示すブロック図である。

    【0040】図2に示す受注管理データベース22は、
    顧客データ221と、商品データ222と、生産枠データ223と、生産日数データ224と、コマンド画面データ225と、処理プログラム226と、受注状況データ227とを有し、これらデータを相互に関連付けして様々な情報を共有している。

    【0041】顧客データ221には、受注管理システム1上で顧客を識別する顧客コード221Aと、この顧客名称を示す顧客名221Bと、受注管理システム1にアクセスするためのパスワードである顧客暗証コード22
    1Cとを記憶している。

    【0042】商品データ222には、受注管理システム1上で商品を識別する商品コード222Aと、この商品名称を示す商品名222Bとを記憶している。

    【0043】生産枠データ223は、商品毎の一日の生産数量を示す生産枠数223Aを記憶している。 尚、この生産数量に、例えば在庫数量を加算した値を生産枠数223Aとするようにしても良い。

    【0044】生産日数データ224は、商品毎に部品調達から一商品を生産することができるまでの生産日数2
    24Aを記憶している。 尚、生産枠データ223及び生産日数データ224のデータは商品コードで関連付けしている。

    【0045】コマンド画面データ225は、後述する顧客端末10の顧客側表示部12に画面表示する画面データを記憶するものであり、コマンド初期画面300(図5)、受注状況一覧表示画面310(図6)、出荷状況一覧表示初期画面400(図12)、出荷状況一覧表示画面410(図13)、注文予約登録画面500(図8)
    及び注文予約変更画面600(図10)を管理するものである。

    【0046】また、処理プログラム226は、受注管理システム1に関わる様々な処理プログラムを記憶しており、後述する受注管理処理(図3)、受注状況表示処理(図4)、注文予約登録処理(図7)、注文予約変更処理(図9)及び出荷状況一覧表示処理(図11)等の処理プログラムを記憶している。

    【0047】受注状況データ227は、例えば出荷日、
    商品コード、顧客コード及び受注量で構成する商品注文予約等の受注データ227Aを記憶している。 尚、この受注状況データ227には、出荷日毎に各商品の受注状況が記憶されている。

    【0048】次に本実施の形態に示す受注管理システム1の動作について説明する。 図3は本実施の形態に示す受注管理システム1の受注管理処理に関わる受注管理サーバ20内部のサーバ側制御部23の処理動作を示すフローチャートである。

    【0049】図3に示す受注管理処理とは、第三者による受注管理サーバ20への無断アクセスを確実に防止する処理である。

    【0050】図3において受注管理サーバ20のサーバ側制御部23は、サーバ側通信部21を通じて、顧客端末10からの通信接続(アクセス)を検出したか否かを判定する(ステップS11)。 顧客端末10からのアクセスを検出すると、顧客端末10からの顧客暗証コードを検出したか否かを判定する(ステップS12)。 尚、
    この顧客暗証コードは、顧客端末10の顧客側操作部1
    3を通じて入力するものである。

    【0051】顧客端末10からの顧客暗証コードを検出したのであれば、この顧客暗証コードが受注管理データベース22内の顧客データ221内の顧客暗証コード2
    21Cとを照合し、これら顧客暗証コードが合致しているか否かを判定する(ステップS13)。

    【0052】顧客暗証コードが合致しているのであれば、この顧客端末10と受注管理データベース22とを通信接続し(ステップS14)、図4に示す受注状況表示処理に移行する(ステップS15)。

    【0053】ステップS15にて受注状況表示処理終了後、顧客端末10から個々の受注データ227Aを受信したか否かを判定する(ステップS16)。 顧客端末1
    0から受注データ227Aを受信したのであれば、この受注データ227Aを個々の出荷日や商品毎に、受注状況データ227に更新登録し(ステップS17)、この処理動作を終了する。

    【0054】つまり、顧客端末10側から受注管理サーバ20内の受注管理データベース22内の受注状況データ227に対して受注データ227Aを更新登録することになる。

    【0055】次に受注状況表示処理について説明する。
    図4は受注状況表示処理に関わる受注管理サーバ20内部のサーバ側制御部23の処理動作を示すフローチャートである。

    【0056】図4に示す受注状況表示処理において、受注管理データベース22のコマンド画面データ225から、図5に示すようなコマンド初期画面300を顧客端末10の顧客側表示部12に表示させる(ステップS2
    1)。

    【0057】コマンド初期画面300は、図5に示すように商品コードを入力するコンボボックスで構成する商品コード入力欄301と、顧客コードを入力する顧客コード入力欄302と、商品コード及び顧客コードに関わる受注状況を検索する検索ボタン303と、後述する注文予約変更処理又は注文予約変更処理を起動する注文入力ボタン304と、出荷状況一覧表示処理を起動する出荷状況一覧ボタン305と、このコマンド初期画面30
    0を終了する終了ボタン306とを有している。

    【0058】ステップS21にてコマンド初期画面30
    0を顧客端末10の顧客側表示部12に表示させると、
    顧客端末10の顧客が顧客側操作部13を通じて、商品コード入力欄301への商品コード選択及び顧客コード入力欄302による顧客コードを入力したか否かを判定する(ステップS22)。 商品コード及び顧客コードを入力したのであれば、検索ボタン303がクリックされたか否かを判定する(ステップS23)。

    【0059】検索ボタン303がクリックされたのであれば、これら商品コード及び顧客コードに関わる受注状況を受注管理データベース22から検索し、この検索したデータに基づいて受注状況一覧表示を生成し(ステップS24)、図6に示すように受注状況一覧表示画面3
    10を顧客端末10の顧客側表示部12に表示させる(ステップS25)。 図6は、例えば商品コード入力欄301に商品コード(AA5)、顧客コード入力欄30
    2に顧客コード(0123A)を入力した状態で検索ボタン303をクリックした場合の受注状況一覧表示画面310の一例を示している。

    【0060】受注状況一覧表示画面310は、図6に示すように商品コード(AA5)及び顧客コード(012
    3A)に関わる受注状況一覧表示画面310を示しており、顧客名称を入力せずとも、顧客名称欄308に顧客コード(0123A)に対応した顧客名称(ABC産業株式会社)を画面表示するようにしている。 さらに、受注状況一覧表示画面310には、指定された商品コードに関わる出荷日欄311、生産枠欄312、生産枠グラフ欄313、受注数欄314、顧客別受注数欄315、注文可能残数欄316、メッセージ欄317を画面表示している。 また、この受注状況一覧表示画面310の出荷日欄311の隣欄には、確認したい出荷日をクリック選択可能とする出荷日選択ボタン318を有し、この受注状況一覧表示画面310の右欄にはこの画面をスクロール表示するためのスクロールバー319を有している。

    【0061】出荷日欄311には商品の出荷日、生産枠欄312には出荷日毎の生産枠数、生産枠グラフ欄31
    3にはパーセンテージ表示で注文可能残数、受注数欄3
    14には商品全体の現在注文数、顧客別受注数欄315
    には、現在接続中の顧客が注文している商品の現在注文数、注文可能残数欄316には商品の生産枠数及び現在注文数に応じて現在注文することができる残数、メッセージ欄317には、注文可能残数をメッセージで画面表示している。

    【0062】ステップS25にて顧客端末10の顧客側表示部12に受注状況一覧表示画面310を表示し、この受注状況一覧表示画面310上で、顧客側操作部13
    を通じて、所望の出荷日に対応する出荷日選択ボタン3
    18をクリックしたか否かを判定する(ステップS2
    6)。

    【0063】出荷日選択ボタン318をクリックしたのであれば、顧客側操作部13を通じて注文入力ボタン3
    04をクリックしたか否かを判定する(ステップS2
    7)。 この注文入力ボタン304をクリックしたのであれば、出荷日選択ボタン318にて選択した出荷日が、
    この顧客端末10側の顧客によって予約登録済みであるか否かを判定する(ステップS28)。

    【0064】この出荷日が顧客端末10側の顧客によって予約登録済みでなければ、後述する図7に示す注文予約登録処理(ステップS29)に移行した後、顧客側操作部13を通じて終了ボタン306をクリックしたか否かを判定する(ステップS30)。

    【0065】終了ボタン306をクリックしたのであれば、この受注状況表示処理の処理動作を終了する。

    【0066】また、ステップS28にて選択した出荷日が予約登録済みであれば、後述する図9に示す注文予約変更処理(ステップS31)に移行した後、ステップS
    30に移行する。

    【0067】また、ステップS22にて顧客端末10の顧客側操作部13を通じて商品コード及び顧客コードを入力したのでなければ、終了ボタン306をクリックしたか否かを判定する(ステップS32)。 終了ボタン3
    06をクリックしたのであれば、この受注状況表示処理を終了する。 また、終了ボタン306をクリックしたのでなければ、ステップS22に移行する。

    【0068】また、ステップS23にて検索ボタン30
    3をクリックしたのでなければ、出荷状況一覧ボタン3
    05をクリックしたか否かを判定する(ステップS3
    3)。 出荷状況一覧ボタン305をクリックしたのであれば、後述する図11に示す出荷状況一覧表示処理(ステップS34)に移行した後、ステップS30に移行する。

    【0069】ステップS33にて出荷状況一覧ボタン3
    05をクリックしたのでなければ、ステップS30に移行する。

    【0070】また、ステップS26にて出荷日選択ボタン318をクリックしたのでなければ、終了ボタン30
    6をクリックしたか否かを判定する(ステップS3
    5)。 終了ボタン306をクリックしたのであれば、この受注状況表示処理の処理動作を終了する。 また、終了ボタン306をクリックしたのでなければ、ステップS
    26に移行する。

    【0071】また、ステップS27にて注文入力ボタン304をクリックしたのでなければ、終了ボタン306
    をクリックしたか否かを判定する(ステップS36)。
    終了ボタン306をクリックしたのであれば、この受注状況表示処理の処理動作を終了する。 また、終了ボタン306をクリックしたのあれば、ステップS27に移行する。

    【0072】このように図4に示す受注状況表示処理によれば、商品毎の生産枠、出荷日、その商品の出荷日毎の受注数等といった受注枠情報を顧客端末10の顧客側表示部12に画面表示するようにしたので、顧客側に生産者側の商品に関わる在庫状況や生産負荷状況等の受注状況を認識してもらうことで、確実に生産者側の納期遅延を防止することができると共に、その商品在庫数を大幅に削減することができる。

    【0073】また、顧客側に生産者側の商品に関わる在庫状況や生産負荷状況等といった現在の受注枠情報を認識してもらうことで、顧客からの納期に対する問合せを少なくし、さらに、生産者側では顧客との納期調整業務が不要となる。

    【0074】次にステップS29の注文予約登録処理について説明する。 図7は注文予約登録処理に関わる受注管理サーバ20のサーバ側制御部23の処理動作を示すフローチャートである。

    【0075】図7に示す注文予約登録処理とは、顧客端末10側で商品の注文予約を登録するための処理である。

    【0076】図7に示す注文予約登録処理において、図4に示すステップS22にて入力した商品コード及び顧客コード、ステップS26の出荷日選択ボタン318にて選択した出荷日に基づいて注文予約登録画面を生成し(ステップS41)、図8に示す注文予約登録画面50
    0を顧客端末10の顧客側表示部12に表示する(ステップS42)。

    【0077】図8に示す注文予約登録画面500には、
    顧客コードに基づいて顧客コード欄501(0123
    A)及び顧客名称欄502(ABC産業(株))を表示し、さらに、商品コードに基づいて商品コード欄503
    (AA5)、選択出荷日に基づいて出荷日欄504(0
    0/08/21)を表示する。 さらに、この選択出荷日における商品の生産枠数から受注数を減算した注文可能残数を注文可能残数欄505(5)に表示する。 さらに、この注文予約登録画面500には予約注文数量を入力するための予約注文数入力欄506と、この注文予約登録画面500を終了する終了ボタン507とを表示している。

    【0078】図7に示すステップS42にて注文予約登録画面500を顧客端末10の顧客側表示部12に表示し、顧客側操作部13を通じて予約注文数入力欄506
    に予約注文数量を入力したか否かを判定する(ステップS43)。

    【0079】予約注文数量を入力したのであれば、これら注文予約登録画面500内のデータ、つまり顧客コード、商品コード、出荷日及び予約注文数量を受注データとして受注管理サーバ20に伝送し(ステップS44)、
    終了ボタン507をクリックしたか否かを判定する(ステップS45)。 終了ボタン507をクリックしたのであれば、この注文予約登録処理の処理動作を終了して、
    図4に示すステップS30に移行する。

    【0080】また、予約注文数量を入力したのでなければ、ステップS45に移行する。 また、ステップS45にて終了ボタン507をクリックしたのでなければ、ステップS43に移行する。

    【0081】このように図7に示す注文予約登録処理によれば、顧客端末10の顧客側表示部12に注文予約登録画面500、つまり、商品コード、顧客コード、選択出荷日及び予約注文可能残数等を画面表示するようにしたので、顧客側は、この予約注文可能残数を確認しながら、予約注文数を入力するだけで簡単に商品の注文を行うことができる。

    【0082】次に図4に示すステップS31の注文予約変更処理について説明する。 図9は注文予約変更処理に関わる受注管理サーバ20のサーバ側制御部23の処理動作を示すフローチャートである。

    【0083】図9に示す注文予約変更処理とは、顧客端末10側で商品の注文予約を変更することができる処理である。

    【0084】図9に示す注文予約変更処理において、図4に示すステップS22にて入力した商品コード及び顧客コード、ステップS26の出荷日選択ボタン318にて選択した出荷日に基づいて注文予約変更画面600を生成し(ステップS51)、図10に示す注文予約変更画面600を顧客端末10の顧客側表示部12に表示する(ステップS52)。

    【0085】図10に示す注文予約変更画面600には、顧客コードに基づいて顧客コード欄601(012
    3A)及び顧客名称欄602(ABC産業(株))を表示し、さらに、商品コードに基づいて商品コード欄60
    3(AA5)、選択出荷日に基づいて出荷日欄604
    (00/08/21)を表示する。 さらに、この選択出荷日における商品の注文変更可能残数を注文変更可能残数欄605(40)に表示する。 さらに、この注文予約変更画面600には予約注文変更数量を入力するための予約注文数変更入力欄606と、この注文予約変更画面600を終了する終了ボタン607とを表示している。

    【0086】図9に示すステップS52にて注文予約変更画面600を顧客端末10の顧客側表示部12に表示し、顧客側操作部13を通じて予約注文変更数入力欄6
    06に予約注文変更数量を入力したか否かを判定する(ステップS53)。

    【0087】予約注文変更数量を入力したのであれば、
    これら注文予約変更画面606内のデータ、つまり顧客コード、商品コード、出荷日及び予約注文変更数量を受注データとして受注管理サーバ20に伝送し(ステップS
    54)、終了ボタン607をクリックしたか否かを判定する(ステップS55)。 終了ボタン607をクリックしたのであれば、この注文予約変更処理の処理動作を終了して、図4に示すステップS30に移行する。

    【0088】また、予約注文変更数量を入力したのでなければ、ステップS55に移行する。 また、ステップS5
    5にて終了ボタン607をクリックしたのでなければ、
    ステップS53に移行する。

    【0089】このように図9に示す注文予約変更処理によれば、顧客端末10の顧客側表示部12に注文予約変更画面600、つまり、商品コード、顧客コード、選択出荷日及び予約注文変更可能残数等を画面表示するようにしたので、顧客側は、この予約注文変更可能残数を確認しながら、予約注文変更数を入力するだけで簡単に商品の注文変更を行うことができる。

    【0090】次に図4に示すステップS34の出荷状況一覧表示処理について説明する。 図11は出荷状況一覧表示処理に関わる受注管理サーバ20のサーバ側制御部23の処理動作を示すフローチャートである。

    【0091】図11に示す出荷状況一覧表示処理とは、
    顧客が注文した商品に関わる現在の出荷状況を顧客端末10の顧客側表示部12に表示する処理である。

    【0092】図11に示す出荷状況一覧表示処理において、図4のステップS22にて入力した顧客コードに基づいて出荷状況一覧表示初期画面を生成し(ステップS
    61)、図12に示すように顧客コードに対応した出荷状況一覧表示初期画面400を顧客端末10の顧客側表示部12に表示する(ステップS62)。

    【0093】図12に示す出荷状況一覧表示初期画面4
    00は、顧客コードを表示する顧客コード欄401と、
    顧客名称を表示する顧客名称欄402と、出荷状況を確認したい出荷日を入力する出荷日入力欄403と、出荷状況を確認したい商品コードを選択するコンボボックスで構成する商品コード選択欄404と、検索ボタン40
    5と、表示画面内容を印刷出力するための印刷ボタン4
    06と、出荷状況一覧表示処理を終了する終了ボタン4
    07とを表示している。

    【0094】ステップS62にて出荷状況一覧表示初期画面400を顧客端末10の顧客側表示部12に表示すると、顧客側操作部13を通じて出荷日入力欄403
    に、出荷状況を確認したい出荷日を入力したか否かを判定する(ステップS63)。 出荷日入力欄403に出荷日を入力したのであれば、商品コード選択欄404にて出荷状況を確認したい商品コードを選択したか否かを判定する(ステップS64)。

    【0095】商品コードを選択したのであれば、指定条件を顧客コード、出荷日、商品コードとし(ステップS6
    5)、検索ボタン405をクリックしたか否かを判定する(ステップS66)。 検索ボタン405をクリックしたのであれば、指定条件に基づく出荷状況一覧表示画面を生成し(ステップS67)、図13に示すような出荷状況一覧表示画面410を顧客端末10の顧客側表示部12に表示する(ステップS68)。

    【0096】尚、図13に示す出荷状況一覧表示画面4
    10は、指定条件を顧客コード(0123A)、商品コード(AA5)及び出荷日(2000/07/27)とし、ABC産業株式会社の出荷日2000年7月27日以降の商品コード(AA5)に関わる出荷数を出荷日欄411、商品コード欄412、出荷数欄413の順に画面表示する。 さらに、その出荷状況一覧表示画面410
    の右側には、その表示内容をスクロール表示するスクロールバー414が設けてある。

    【0097】さらに、ステップS68にて出荷状況一覧表示画面410を顧客端末10の顧客側表示部12に表示し、印刷ボタン406がクリックされたか否かを判定する(ステップS69)。 印刷ボタン406がクリックされたのであれば、この表示内容である出荷状況一覧表示レポートを、顧客側プリンタ15を通じて印刷出力し(ステップS70)、終了ボタン407をクリックしたか否かを判定する(ステップS71)。

    【0098】終了ボタン407をクリックしたのであれば、この出荷状況一覧表示処理に関わる処理動作を終了して、図4のステップS30に移行する。

    【0099】また、ステップS63にて出荷日入力欄4
    03に出荷日を入力したのでなければ、指定条件を顧客コードのみとし(ステップS72)、ステップS66に移行する。 尚、この指定条件を顧客コードのみとした場合の出荷状況一覧表示画面は、顧客コードに相当する、
    例えばABC産業株式会社の全注文商品に関わる出荷数を画面表示するものである。

    【0100】また、ステップS64にて商品コードを選択したのでなければ、指定条件を顧客コード及び出荷日とし(ステップS73)、ステップS66に移行する。
    尚、この指定条件を顧客コード及び出荷日とした場合の出荷状況一覧表示画面は、顧客コードに相当する、例えばABC産業株式会社の全注文商品に関わる指定した出荷日以降の出荷数を画面表示するものである。

    【0101】尚、ステップS63にて出荷日入力欄40
    3にて確認したい出荷日を入力すると、ステップS68
    にて入力した出荷日以降の出荷状況を画面表示するようにしたが、入力した出荷日だけの出荷状況のみを画面表示するようにしてもよいことは言うまでもない。

    【0102】このように図11に示す出荷状況一覧表示画面処理によれば、顧客端末10の顧客側操作部13を通じて所望の指定条件に基づいて出荷状況を一覧表示できるようにしたので、顧客側は生産者側に問い合わせをしなくても、簡単に現在の出荷状況を認識することができる。

    【0103】本実施の形態によれば、顧客端末10からの通信接続に応じて、受注管理データベースから商品毎の生産枠及び、その商品の出荷日毎の受注数を顧客端末10に開示するようにしたので、顧客端末10の顧客側に生産者側の商品に関わる在庫状況や生産負荷状況等の現在の受注枠情報を認識してもらうことで、確実に生産者側の納期遅延を防止することができると共に、その商品在庫数を大幅に削減することができる。 さらには商品在庫数を大幅削減することで、在庫スペースの有効利用を図ることができる。

    【0104】さらに本実施の形態によれば、顧客側に生産者側の商品に関わる在庫状況や生産負荷状況等といった現在の受注枠情報を認識してもらうことで、顧客からの納期に対する問合せを少なくし、さらに、生産者側では顧客との納期調整業務が不要となる。

    【0105】また、本実施の形態によれば、顧客側で商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数を含む受注枠情報を確認しながら、注文商品、その注文商品の出荷日及び、その注文数を指定して、受注管理サーバ20にて受注データとして商品の注文予約を受け付けるようにしたので、顧客からの納期に対する問合せが少なくなり、さらに、生産者側では顧客との納期調整業務が不要となることはもちろんのこと、納期遵守率の向上及び商品在庫の大幅削減を図ることができる。

    【0106】さらに本実施の形態によれば、顧客端末1
    0からの通信接続を検出すると、顧客端末10からの顧客暗証コードを検出し、この顧客暗証コードが受注管理サーバ20側のデータベースで管理している顧客暗証コードと合致した場合にのみ、顧客端末10と受注管理サーバ20とを通信接続するようにしたので、第三者による受注管理システム1への無断アクセスを確実に防止することができる。

    【0107】また、本実施の形態によれば、商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数を含む受注枠情報を顧客端末10の顧客側表示部12に画面表示するようにしたので、顧客側では、商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数等といった商品の受注状況が認識しやすくなる。

    【0108】また、本実施の形態によれば、所望商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数を含む受注枠情報を顧客端末10の顧客側表示部12に画面表示するようにしたので、顧客側では、所望商品に関わる受注状況が認識しやすくなる。

    【0109】また、本実施の形態によれば、受注管理サーバ20に通信接続することで、受注管理サーバ20にて受け付けた受注データを生産者側管理端末30側で開示するようにしたので、現在の受注状況を認識することができ、例えば顧客からの問合せに対しても迅速に対応することができる。

    【0110】また、本実施の形態によれば、商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数の他に、前記商品に対する出荷日毎の注文可能残数をも顧客端末10に開示するようにしたので、顧客側は、この注文可能残数に基づいて商品を予約注文する数量を一つの目安とすることができる。

    【0111】また、本実施の形態によれば、受注管理システム1にホストコンピュータ50の部品生産手配管理システム51及び商品受注総合管理システム52に通信接続するようにしたので、顧客からの注文予約から、その注文商品の部品調達、生産、納品までの行程を統括することができる。

    【0112】尚、上記実施の形態においては、出荷日毎の生産枠及び受注数を含む受注枠情報を顧客端末10に開示するようにしたが、出荷日に限らず、例えば週単位、月単位、期末単位又は年単位で受注枠情報を顧客端末10に開示するようにしても、同様の効果が得られることは言うまでもない。

    【0113】

    【発明の効果】上記のように構成した本発明の受注管理システム及び受注管理方法によれば、顧客端末からの通信接続に応じて、データベースから商品に対する出荷日毎の生産枠及び受注数を含む受注枠情報を読み出し、この受注枠情報を前記顧客端末に開示するようにしたので、顧客端末の顧客側に生産者側の商品に関わる在庫状況や生産負荷状況等といった受注枠情報を認識してもらうことで、確実に生産者側の納期遅延を防止することができると共に、その商品在庫数を大幅に削減することができる。

    【0114】また、本発明の受注管理システム及び受注管理方法によれば、顧客側に生産者側の商品に関わる在庫状況や生産負荷状況等といった現在の受注枠情報を認識してもらうことで、顧客からの納期に対する問合せを少なくし、さらに、生産者側では顧客との納期調整業務が不要となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本実施の形態に示す受注管理システム内部の概略構成を示すブロック図

    【図2】本実施の形態に示す受注管理システムの受注管理サーバに関わる受注管理データベース内部の概略構成を示すブロック図

    【図3】本実施の形態に示す受注管理システムにおける受注管理サーバ内部のサーバ側制御部の受注管理処理に関わる処理動作を示すフローチャート

    【図4】本実施の形態に示す受注管理システムにおける受注管理サーバ内部のサーバ側制御部の受注状況表示処理に関わる処理動作を示すフローチャート

    【図5】図4の受注状況表示処理において顧客端末の顧客側表示部に表示されるコマンド初期画面を示す説明図

    【図6】図4の受注状況表示処理において顧客端末の顧客側表示部に表示される受注状況一覧表示画面を示す説明図

    【図7】本実施の形態に示す受注管理システムにおける受注管理サーバ内部のサーバ側制御部の注文予約登録処理に関わる処理動作を示すフローチャート

    【図8】図7の注文予約登録処理において顧客端末の顧客側表示部に表示される注文予約登録画面を示す説明図

    【図9】本実施の形態に示す受注管理システムにおける受注管理サーバ内部のサーバ側制御部の注文予約変更処理に関わる処理動作を示すフローチャート

    【図10】図9の注文予約変更処理において顧客端末の顧客側表示部に表示される注文予約変更画面を示す説明図

    【図11】本実施の形態に示す受注管理システムにおける受注管理サーバ内部のサーバ側制御部の出荷状況一覧表示処理に関わる処理動作を示すフローチャート

    【図12】図11の出荷状況一覧表示処理において顧客端末の顧客側表示部に表示される出荷状況一覧表示初期画面を示す説明図

    【図13】図11の出荷状況一覧表示処理において顧客端末の顧客側表示部に表示される出荷状況一覧表示画面を示す説明図

    【符号の説明】 1 受注管理システム 10 顧客端末 12 顧客側表示部 13 顧客側操作部 20 受注管理サーバ 22 受注管理データベース 23 サーバ側制御部 30 生産者側管理端末 32 生産者側表示部

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 政洋 佐賀県武雄市朝日町大字中野小字小原 11000番地 オムロン武雄株式会社内 (72)発明者 田中 史昭 佐賀県武雄市朝日町大字中野小字小原 11000番地 オムロン武雄株式会社内 (72)発明者 加藤 武則 佐賀県武雄市朝日町大字中野小字小原 11000番地 オムロン武雄株式会社内 Fターム(参考) 5B049 CC05 CC24 DD01 EE05 FF01 GG02

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