It is composed of a closed reinforcement fiber bags and closed bag was chain-like package

申请号 JP2002587184 申请日 2002-03-05 公开(公告)号 JP2004525831A 公开(公告)日 2004-08-26
申请人 ナムローゼ・フェンノートシャップ・ベーカート・ソシエテ・アノニムN V Bekaert Societe Anonyme; 发明人 デウィンテル,ロニー;
摘要 【課題】
【解決手段】繊維コンクリート内で分解可能な材料によって形成された閉鎖補強繊維袋(2)であって、内部に補強繊維(3)が互いに遊離した状態で存在しており、この補強繊維(3)は繊維袋(2)内において実質的に互いに平行に配置されていることを特徴とする繊維袋に関する。 また、本発明はこのような繊維袋(2)を複数個備えている鎖状袋(1)に関する。
【選択図】図1
权利要求
  • 繊維コンクリート内で分解可能な材料によって形成され、内部に補強繊維(3)が互いに遊離した状態で存在するような閉鎖補強繊維袋(2)であって、前記補強繊維(3)が実質的に互いに平行に配置されていることを特徴とする閉鎖補強繊維袋。
  • 前記補強繊維(3)の長さが実質的に前記繊維袋(2)の長さと一致し、前記補強繊維が前記繊維袋の長さ方向に沿って配置されていることを特徴とする請求項1に記載の閉鎖補強繊維袋。
  • 前記補強繊維(3)の長さが実質的に前記繊維袋(2)の幅と一致し、前記補強繊維が前記繊維袋(2)の幅方向に沿って配置されていることを特徴とする請求項1に記載の閉鎖補強繊維袋。
  • 前記補強繊維(3)の充填度が少なくとも75%であることを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の閉鎖補強繊維袋。
  • 前記補強繊維(3)が鋼で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の閉鎖補強繊維袋。
  • 請求項1から請求項5のいずれかに記載の閉鎖繊維袋を複数個備えている鎖状包装体。
  • 前記繊維袋(2)が互いに連結されていることを特徴とする請求項6に記載の鎖状包装体。
  • 前記繊維袋が互いに線状に連結されていることを特徴とする請求項7に記載の鎖状包装体。
  • 说明书全文

    【技術分野】
    【0001】
    本発明は、繊維コンクリート内で分解可能な材料によって形成された閉鎖補強繊維袋(closed reinforcement fiber package)であって、内部に補強繊維が互いに遊離(loose)した状態で存在するような繊維袋に関する。
    【背景技術】
    【0002】
    このような閉鎖補強繊維袋は、すでに特許文献1および特許文献2によってよく知られている。
    【0003】
    コンクリートの混合中に補強繊維を互いに遊離した状態で添加することによって繊維コンクリートを得る方法の欠点は、得られた繊維コンクリート内で補強繊維が不均一に分散または分布しがちな点にある。
    【0004】
    本発明の目的はこのような欠点を解消することにある。
    【特許文献1】
    独国特許出願公開第4,214,540号明細書【特許文献2】
    国際公開第95/11861号パンフレット【発明の開示】
    【発明が解決しようとする課題】
    【0005】
    従って、本発明は、冒頭に述べた閉鎖補強繊維袋であって、繊維袋内に補強繊維が実質的に互いに平行に配置されるような繊維袋を提供するものである。
    【課題を解決するための手段】
    【0006】
    本発明による閉鎖補強繊維袋の好ましい実施形態によれば、補強繊維の長さは実質的に繊維袋の長さと一致し、繊維は繊維袋内の長さ方向に沿って配置されるか、または補強繊維の長さは実質的に繊維袋の幅と一致し、繊維は繊維袋の幅方向に沿って配置されることを特徴としている。
    【0007】
    互いに遊離した補強繊維を実質的に互いに平行に配置して、すなわち、本発明による閉鎖袋内におけるように配置してコンクリートミキサー内に供給することによって、繊維コンクリートの混合中における補強繊維の分布または分散を改善できることが判明している。
    【0008】
    なお、補強繊維を実質的に互いに平行に配置した状態で袋詰めする方法はすでに知られている。 一例がBE−A−1.003.656(8901350)に開示されている。 この例では、互いに平行に配置された補強繊維の端部は特定の接着剤(glue)によって被覆され、かつ互いに連結されている。 他の例がWO96/02715に開示されている。 この例では、互いに平行に配置された補強繊維は、例えば、特定のケーシング材料によって包囲されているが、それらの補強繊維の端部はケーシング材料によって被覆、すなわち、包囲されていない。
    【0009】
    上記の繊維袋と本発明による繊維袋との大きな違いは、本発明による袋が閉鎖されている点にある。 閉鎖袋の利点は、輸送中などに補強繊維が閉鎖袋から離脱しないという点にある。 このような閉鎖袋を用いて、本発明による鎖状包装体を得ることができる。
    【0010】
    本発明による繊維袋の他の好ましい実施態様によれば、閉鎖袋内における補強繊維の充填度は少なくとも75%に設定されている。
    【0011】
    本発明による繊維袋のさらに他の好ましい実施態様によれば、補強繊維は鋼繊維で形成されている。
    【0012】
    「繊維コンクリート」という用語は硬化可能な材料であって、その材料の特性を改善するための鋼繊維、ガラス繊維、または合成繊維(例えば、ポリプロピレン繊維)のような補強繊維を有している材料を意味している。
    【0013】
    本発明は、さらに本発明による閉鎖袋を複数個備えた鎖状包装体に関する。
    【0014】
    本発明による鎖状包装体の好ましい実施態様によれば、閉鎖袋は互いに連結されている。
    【0015】
    本発明による鎖状包装体のさらに他の実施態様によれば、閉鎖袋は互いに線状に(in line)連結されている。
    【0016】
    本発明による鎖状包装体の利点は、正確な量の補強繊維を混合サイロまたはコンクリートミキサーに極めて簡単に供給できる点にある。
    【0017】
    正確な量の補強繊維(例えば、鋼繊維)を供給するのは極めて困難である。 特に、ビルディングの現場でコンクリートの混合を行なう場合に正確な量の補強繊維を供給するのは困難である。
    【0018】
    このような困難さを解消する多くの方法が、例えば、EP−A−522,029(WO91/14511)、EP−A−499,572、EP−A−499,573、DE29714704U、DE−A−3,412,216、DE−A−4,427,156、FR−A−2,672,045および他の多くの特許文献おいて提案されている。
    【0019】
    これらの公知の方法の欠点はそれらの方法がすべて複雑な構造の添加機械(dosing machine)または秤量機械(weighing machine)を必要とする点にある。
    【0020】
    他の欠点は、コンクリート混合設備またはビルディングヤードにおいて補強繊維を添加または秤量するのは手間が掛かり、時間を必要とする点にある。
    【0021】
    本発明による鎖状包装体を用いることによって、正確な量の補強繊維を混合サイロまたはコンクリートミキサーに極めて簡単に供給することができる。 また、補強繊維の製造中に正確な量の補強繊維をサックのような閉鎖袋に供給することができる。 その結果、コンベヤベルト、ロールシステム、または他の同様の供給装置によって正確な量の補強繊維を混合サイロに供給することができる。 この場合、上記の添加作業または秤量作業の代わりに、連続的な鎖状包装体の長さを測定するかまたは混合サイロに供給される袋の数をカウントすればよい。
    【発明を実施するための最良の形態】
    【0022】
    以下、本発明を添付の図面に基づく実施例によってさらに詳細に説明する。
    【0023】
    図1および図2は、本発明による閉鎖繊維袋と鎖状包装体の一部を示す概略破断図である。
    【0024】
    図1において、本発明による鎖状包装体は、参照番号1で総称的に示されている。 鎖状包装体1は、互いに連結されている多数のサック2で構成されている。 サック2は、モルタルまたはコンクリートに分解可能な材料によって形成されるとよい。 サック、すなわち、包装体2は完全に閉鎖されている。
    【0025】
    前述したように、に分解するセルロースなどで形成されたサックに袋詰めされた成分をコンクリートに混合する方法はすでに知られている。 好ましくは、サック2は、セルロースの箔で形成されているとよい。 このような箔は、例えば、紙工業の分野で知られている紙の基本的材料として用いられている。 コンクリートに無害の膠および充填剤が箔に加えられてもよい。 サック2は、水溶性の熱接着剤によって互いに接着され、かつ閉鎖されている。 しかし、通常の混合時間以内にコンクリート水に分解する箔を用いるべきであることは明らかである。
    【0026】
    図1において、サック2に袋詰めされた補強繊維は参照番号3によって示されている。 補強繊維3は、その繊維に必要とされる要件および補強される繊維コンクリートに必要とされる要件を満足する限り、どのような種類の材料から形成されてもよい。 好ましくは、例えば、出願人であるN. V. Bekaert S. A. からドラミックス(DRAMIX)の商標で市販されている鋼繊維を補強繊維3として用いるとよい。 通常、500から3000N/mm 2の範囲内の引張を有する鋼繊維3が用いられている。
    【0027】
    用いる繊維は、例えば、直線状繊維であってもよい。 このような繊維は、最も単純かつ安価な補強繊維として有効である。 好ましくは、補強繊維3は引張応力が付加された場合も硬化したコンクリート材料から離脱し難いような形状を有しているとよい。 そのためには、繊維は波形状または長さ方向に沿って断面が変化するような形状を有しているとよい。 鋼繊維の厚みまたは直径は、好ましくは0.15ないし1.2mmの範囲内であるとよい。 鋼繊維の長さ/直径比は、実用性および経済性の観点から10ないし200の範囲内、好ましくは40以下であるとよい。 非直線状の繊維を用いる場合、その長さは繊維の両端の直線距離で表され、長さに沿って直径が変化するときは、その繊維の直径は全長にわたって変化する直径の値の平均値で表される。
    【0028】
    図1に示すように、補強繊維3は、好ましくはサック2内において実質的に互いに平行に配置されるとよい。 鋼繊維の場合、各サック2における全繊維の重量は100gから2kgの範囲内であるとよい。 なお、2kgを超えるサックであっても問題なく用いることができる。
    【0029】
    前述のような補強繊維の袋詰めおよび秤量は、鋼繊維の実際の製造と一貫して行なうことができるし、鋼繊維の製造現場から離れた他の場所において行なうこともできる。 例えば、鋼繊維3を磁気力によって実質的に互いに平行に配置させることができる。
    【0030】
    好ましくは、鋼繊維3の長さはサック2の長さと実質的に一致し、鋼繊維3はサック2の長さ方向に沿って配置されている。 鎖状包装体1は、好ましくは線状に連結されるサック2で構成されている。 あるいは、鋼繊維3の長さをサック2の幅と実質的に一致させ、繊維3をサック2の幅方向に沿って配置してもよい。
    【0031】
    好ましくは、袋(すなわち、サック)2の輸送中に補強繊維3が互いに平行な位置に維持されるように、袋2は実質的に完全に補強繊維3によって充填されるとよい。 袋2の輸送中に補強繊維3を互いに平行な位置に維持するには、袋2への補強繊維3の充填度は少なくとも75%に設定すべきであることが判明している。 充填度はサック、すなわち、袋2の体積に対する補強繊維3の体積の比率である。
    【0032】
    上記の説明から明らかなように、本発明による鎖状包装体1によれば、連続的なそれらの鎖状包装体1を混合サイロにコンベヤベルトのような簡単な輸送手段によって容易に供給することができ、またサック2の数を簡単な計数器によって計数するかまたは供給される鎖状包装体の長さを簡単な測定装置によって測定することによって混合サイロに供給される補強繊維3の重量を容易に定めることができる。
    【0033】
    図2は鎖状包装体1を示している。 図示するように、袋、すなわち、サック2の片側がテープ、すなわち、帯片4に連結されている。 帯片4の代わりに、ワイヤまたはコードなどを用いてもよい。 帯片4は、補強されるコンクリートに分解可能な材料から形成されている。

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