Crane assembly

申请号 JP51351896 申请日 1995-07-21 公开(公告)号 JPH10509680A 公开(公告)日 1998-09-22
申请人 ロッキード マーティン コーポレイション; 发明人 ケイ. アーノルド,ジェームズ; アール. シューマッハー,ポール;
摘要 (57)【要約】 本発明は、軽航空機のガス嚢を組立てるための建物(20)に備えられるクレーン・システムに関する。 建物(20)は、縦軸線(26A)、垂直軸線(26B)、および横軸線(26C)をもった床(22)と屋根(24)を有する。 詳細にいうとそのクレーン組立体は、建物(20)の横軸線(26C)の方向に整合するアーチの形で建物内に装架された複数個のクレーン・キャリジ・レール組立体(30−38)を備える。 これらキャリジ・レール組立体(30−38)は縦軸線(26A)の方向に相互に離間して設置される。 それぞれのクレーン・レール組立体(30−38)上に複数個のクレーン・キャリジ(40A−Iから48A−I)が移動可能に装架される。 それぞれのキャリジ上にウィンチ(96)が装架され、このウィンチは延出および引込み可能のケーブル(98)を有する。 制御システムが備えられ、クレーン・キャリジ(40A−Iから48A−I)を建物(20)の縦軸線(26A)の方向に整合したキャリジ行ごとにクレーン・キャリジ・レール組立体(30−38)に沿って横軸線(26C)方向の特定の 位置 へ移動させ、またそれぞれのキャリジ行のウィンチ(96)のケーブル(98)の長さを、該キャリジ行の建物(20)の横軸線(26C)方向の移動距離に対応して調節する。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 軽航空機のガス嚢を組立てるための、縦軸線、垂直軸線、および横軸線をもった床と屋根を有する建物のためのクレーン・システムにおいて、そのクレーン組立体が、 前記建物の横軸線の方向に整合するアーチの形状で建物の中に、相互に前記縦軸線の方向に離間して装架された複数個のクレーン・キャリジ・レール組立体と、 それぞれの前記クレーン・レール組立体上に移動可能に装架された複数個のクレーン・キャリジと、 それぞれの前記クレーン・キャリジ上に装架された、延出および引込み可能なケーブルを有するウィンチと、 前記クレーン・キャリジを前記建物の縦軸線の方向に相互に整合したキャリジの行ごとに前記クレーン・キャリジ・レール組立体に沿って前記建物の横軸線の方向の特定の位置まで移動させること、および、それぞれの前記キャリジ行の前記ウィンチのケーブルの長さを、該キャリジ行の前記横軸線の方向の移動距離の関数として調節することを行うための制御システムと を備える、クレーン・システム。 2. 前記制御システムがさらに、前記クレーン・キャリジ行が前記クレーン・ レール組立体に沿って動かされていくときに同時に前記ウィンチのケーブルの長さの調節を行う、請求の範囲第1項のクレーン・システム。 3. それぞれの前記クレーン・キャリジ・レール組立体がラック歯車を有し、 そしてそれぞれの前記クレーン・キャリジ組立体が、 前記ラック歯車と係合するピニオン歯車を有する、前記クレーン組立体上に装架されたモータ、および、 前記クレーン・レール組立体上の前記クレーン組立体の位置を決定する位置表示装備と を備える、請求の範囲第2項のクレーン・システム。 4. それぞれの前記ウィンチに結合されてそれを駆動するモータと、 それぞれの前記ウィンチに結合され、前記ケーブルの端の位置を決定する位置表示装備と を備える請求の範囲第3項のクレーン・システム。 5. 前記制御システムがコンピュータである請求の範囲第4項のクレーン組立体。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 クレーン組立体発明の背景 発明の分野 本発明は建物および同様なものに設備される天井クレーン組立体の分野に関し、特に、軽航空機のガス嚢の製造に使用するのに適したクレーン組立体に関する。 関連技術の説明 軽航空機には基本的に2つの型式がある。 剛式(rigid)と非剛式(non-rigid)である。 非剛式には一般的に3つの型式がある。 ガスを充填した単一の嚢を備えるもの、直列に結合された幾つかのガス嚢を備えるもの、そしていうまでもなく、 非剛式の包体(envelop)に包まれた多数個のガス嚢を備えるものである。 非剛式軽航空機ではこれの底部から航空ステーションと積載室が懸架され、これは多くの場合ゴンドラと称される。 大型の単一ガス嚢非剛式軽航空機の製造における主要な問題の1つはその最終組立ての際に生じる。 ガス嚢は一般的には、樹脂を含浸した布の小さな細片のロールから組立てられる。 それら布細片は拡げられ、所定の長さに切断され、そして継合わされてガス嚢のより大きい部分にされる。 これら部分はまた継合わされてガス嚢のさらに大きな区分を形成する。 この組立てプロセスにおいてカテナリ・カーテン(catenary curtains)、ダブラ(doublers)、いろいろな取付けフィッティング等が結合される。 ガス嚢のそれら大きい区分が継合わされるとき、バロネット(ballonets)のような大型の物品が結合される。 最終的にその組立てられた区分は非常に大きなものになり、相当な大きさの建物の使用可能な床スペースの殆んど全部を占めるようになる。 その非常に大きい区分、例えば床上で長さ800フィート、幅60フィートの区分は、それ以上の人手による取扱いは殆んど不可能になる。 そこでそれら大きな区分の最終組立て段階(区分の継合わせを含む)では、その作業を容易にするために、それら区分を床から持上げなければならない。 そこで本発明の主要な目的は、天井クレーン組立体を提供することである。 本発明の他の主要な目的は、軽航空機のガス嚢を組立てるとき、その嚢の部分を支持するための天井クレーン組立体を提供することである。 本発明のさらに他の目的は、軽航空機のガス嚢を組立てるとき、その嚢の部分を支持するための、コンピュータで制御される天井クレーンを提供することである。 発明の摘要 軽航空機の非常に大型の非剛式円筒形ガス嚢を製造するための従来の方法の1 つは、ガス嚢の部分を熱継合せ(to heat seam)して、ガス嚢の円筒形部分の全長区分を作ることである。 この後、それら作られた大きな区分が相互に熱継合せされる。 先に述べたように、ガス嚢の完成された円筒形区分が非常に大きい場合、その最終組立ては困難なものになる。 しかし本発明のクレーン・システムを使用することによって、それら区分の取扱い上の多くの問題点が解消される。 本発明は、軽航空機のガス嚢の組立てに使用される、縦軸線、垂直軸線、および横軸線をもった床と屋根を有する建物に備えられるクレーン・システムに関する。 詳細にいうと本発明のクレーン組立体は、建物の中に、これの横軸線に整合して装架されるアーチ形の複数個のクレーン・キャリジ・レール組立体を備える。 これらレール組立体は建物の縦軸線に相互に離間して設置され、そしてそれぞれにその全長に亘って延在するラック歯車を組込んでいる。 それぞれのレール組立体上に複数個のクレーン・キャリジ組立体が移動可能に装架される。 それらキャリジ組立体はそれぞれにウィンチを備え、このウィンチは延出および引込み可能なケーブルを有する。 各クレーン組立体上にモータが装架され、レール組立体のラック歯車に係合するピニオン歯車を駆動することによってクレーンをレール組立体上に駆動する。 キャリジ組立体上に位置センサが備えられ、レール組立体上のキャリジ組立体の位置を決定する。 またキャリジ組立体はケーブル位置センサを備える。 好適にはコンピュータで制御される制御システムが備えられ、キャリジ組立体の建物の縦軸線方向に揃った行(rows)をレール組立体に沿って横軸線方向の特定の位置へ動かす制御を行う。 その制御システムはさらに、横軸線方向の各行のキャリジ組立体の位置に対応して、それらキャリジ組立体行のウィンチからのケーブルの延出長さを調節する。 ガス嚢の第1の区分が完成すると、第1行のキャリジ組立体のウィンチ・ケーブルが所定の長さに延出され、そして区分の長さに沿って備えられている取付けフィッティングによって区分に取付けられる。 それからキャリジ組立体が第1位置へと動かされ、これと同時にケーブルの長さが調節されて第1区分を建物の床から部分的に持上げる。 第2区分が完成すると第1区分に継合わされる。 第1行のキャリジ組立体は第2位置へ動かされて第1区分を床から完全に持上げる。 そこで第2行のキャリジ組立体のウィンチ・ケーブルが延出されて第2区分に取付けられ、この後第1と第2キャリジ組立体はさらにレール組立体に沿って動かされる。 もちろん同時にケーブルの調節が行われる。 このプロセスは、全ての区分が端どうし継合わされて床から持上げられるまで続行される。 その時点で、床に装架された2行のウィンチが最初の区分の自由端と最後の区分の自由端に結合される。 そこでそれら区分の自由端は床装架ウィンチによって床の中央区域へと引下げられる。 このときキャリジ組立体のウィンチのケーブルは区分の動きに適合するように再調節される。 それから最初の区分の自由端と最後の区分の自由端が継合わされてガス嚢の円筒形部分が形成される。 この後その完成したガス嚢は床から完全に持上げられ、そこで後続の製造作業が行われる。 ガス嚢はまだ完成したわけではないが(この時点で両端の区分はまだ継合わされていない)、ガス嚢の主要セクションは本発明のクレーン組立体によって容易に組立てられるのである。 クレーン・キャリジ組立体のモータ、およびケーブル長さを調節するモータは、マイクロプロセッサによって容易に制御できる。 マイクロプロセッサは、ガス嚢組立ての各段階におけるキャリジ組立体の位置とケーブル長さに対するライブラリ値(library values)を以ってプログラムを組込めばよく、そこで位置センサからの入に基づいてモータ制御器を介して制御信号を出す。 しかしより精巧な制御システムを使用することもできよう。 本発明における構成と操作方法に関する様々な新規な特徴、およびその他の目的と長所は、本発明の好適な実施形態を示す添付図面と関連して以下に続ける説明からさらに明瞭に理解されよう。 しかし図示の実施形態とその記述は単なる具体例を示すものであって、本発明を限定するものでないことを理解すべきである。 図面の簡単な説明 第1図は、軽航空機のガス嚢の組立てに使用するのに適した建物の単純化した斜視図である。 第2図は第1図の建物の床の図面で、軽航空機のガス嚢の様々な組立て段階における嚢の区分を示す。 第3図は、第1図に示されるクレーン・キャリジ・レール組立体の1つの矢印3に沿って見た部分側面図である。 第4図は、第3図のクレーン・キャリジ・レール組立体の4−4線における部分断面図である。 第5図は、第3図のクレーン・キャリジ・レール組立体の5−5線における部分断面図である。 第6図は、本発明のクレーン組立体がガス嚢の第1の完成した区分を建物の床から持上げたところを示す概略図である。 第7図は、第6図のクレーン組立体が最初の3つの完成した区分を建物の床から持上げたところを示す概略図である。 第8図は、第6図のクレーン組立体がガス嚢の全ての区分を建物の床から持上げたところを示す概略図である。 第9図は、第6図のガス嚢の全ての区分が継合わされてガス嚢の円筒形部分が形成されたときのクレーン組立体を示す概略図である。 第10図はクレーン組立体の制御システムのブロック・ダイヤグラムである。 第11図は制御システムを操作するのに適したコンピュータのための簡単なクレーン位置ライブラリを示す。 好適実施例の説明 第1図は、軽航空機のガス嚢を組立てるための建物の斜視図で、この建物は全体的に符号20で指示される。 建物20は床22とアーチ形の屋根24を備え、 そして縦軸線26A、垂直軸線26B、および横軸線26Cを有する。 建物20 は複数個のクレーン・レール組立体30から38を備え、そしてこれらレール組立体はそれぞれに複数個のクレーン・キャリジ組立体40A−40Iから48A −48Iをもっている。 第1図の建物20の床22の図面である第2図に示されるように、ガス嚢はサブセクション50,52,53,54,55から組立てられ、そしてこれらサブセクション自体、熱プラスチック樹脂を含浸された複合布の個々の細片56から組立てられる。 これら布細片56は相互に突合わせて継合わされてサブセクション50−55を形成するのに充分な長さの細片58に作られる。 サブセクション50−55はまた相互に継合わされて区分60Aを形成する。 この区分60Aは床の反対側へ移される。 ここでバロネット62およびその他のカテナリ・カーテン、ベントポート等のような全てのフィッティングが加えて取付けられる。 以上の細片、サブセクション、および完成した区分の継合せは全て熱継合せプロセスによって行われる。 このプロセスには継合せ部(継ぎ目)上に補強材を重ねること、および樹脂を溶かす押圧加熱が含まれる。 ガス嚢の副区分とサブセクションの移動を助けるため、床は、T. K. ピーターソン等の米国特許第2,9 18,183号「エアクッション荷物取扱いシステム」、D. H. デニスの米国特許第 号「空圧コンベヤ」に記載のようなエアクッション・ システムを備える。 いうまでもなく使用できるその他の多くのシステムがある。 区分60Aが完成される間に、空所になったスペースで第2の区分が組立てられる。 大型の機体の場合、区分60Aは長さ700から800フィート、幅60から100フィートにもなる。 従って当然それら区分の組立てには通常非常に大きい建物が必要である。 しかし本発明のクレーン組立体を使用することによって、 ガス嚢組立て建物の寸法は適切なものにすることができる。 第3図と第4図に示されるように、クレーン・レール組立体、例えばレール組立体30は、相互に離間して中央フレーム71に支持される二重レール70Aと70Bを備え、これらレールは上軌道72Aと72Bおよび下軌道74Aと74 Bを有する。 フレーム71の底部にラック歯車76が設けられている。 レール組立体30上のクレーン・キャリジ組立体、例えばキャリジ組立体40Aは、対の支持部材81Aと81Bを有するキャリジ・フレーム80を備える。 部材81A は、軌道72Aに乗る上車輪82Aと82Bおよび軌道74Aに乗る下車輪83 Aと83Bを支持する。 部材81Bは、軌道72Bに乗る上車輪84Aと84B および軌道74Bに乗る下車輪86Aと86Bを支持する。 こうしてキャリジ組立体40Aは、レール組立体30の両側およびキャリジの前と後の個所で支持される。 フレーム80にモータ87が装架され、このモータはトランスミッション90を介してピニオン歯車88を駆動し、従ってキャリジ組立体40Aをレール組立体30に沿って駆動する。 モータ87に装架された位置センサ92がキャリジ・レール組立体30上のキャリジ組立体の位置を表示する。 フレーム80の底部にクレビス94が備えられ、このクレビスはウィンチ96を支持する。 ウィンチはケーブル98を有する。 モータ100がトランスミッション104を介し軸102によってウィンチを駆動する。 モータ100に装架された第2の位置センサ106がケーブル98の端の位置を表示する。 第4図と第5図に示されるように、キャリジ組立体40Aへの電力は、部材8 1Aに装架されたトロリーカー型電気コネクタ110によって供給される。 このコネクタは電気コンタクトヘッド112を有し、このコネクタヘッドは溝114 内を走行し、そして絶縁物117上に取付けられた導線116A、116Bに接触している。 電気コネクタは、モータ87と96への電力供給だけでなく、位置表示器92と106からの位置表示信号の伝達も行うことができる。 第6図と第7図に示されるように、第1区分60Aが完成されると、第1行のキャリジ組立体40Aから48Aのケーブル98が所定の長さまで延出され、そして人手により、その長さ(鎖線で図示)に沿って設けられている取付けフィッテング(図示せず)によって区分に取付けられる。 それからキャリジ組立体40 A−48Aは第1位置まで動かされ、これと同時にケーブル98の長さが調節されて区分60Aを床22から部分的に持上げる。 第2区分60Bが完成された後、第1区分60Aに継合わされる。 キャリジ組立体40A−48Aが第2位置へ動かされて第1区分60Aを床22から完全に持上げる。 そこでキャリジ組立体40B−48Bのウィンチ・ケーブル98が延出され、第2区分60Bに取付けられる。 この後キャリジ組立体40A−48Aと40B−48Bはさらにキャリジ・レール30−38に沿って動かされ、これと同時にケーブル98が調節される。 第7図において区分60A−Cが完成されており、そして区分60Aと60 Bは床22から完全に持上げられ、また区分60Cはキャリジ組立体40C−4 8C によって部分的に持上げられている。 第8図と第9図に示されるように、上記プロセスは、全ての区分60A−60 Iが完成され、相互に端どうし継合わされ、そして床22から持上げられるまで続行される。 その時点で、床に装架されたウィンチ124と126のケーブル1 20と122が区分60Aと60Iに結合される。 それからこれら区分60Aと60Iの自由端がウィンチ124と126によって床22の中央区域128へと引降される。 このとき同時にキャリジ組立体40A−48Aから40I−48I のウィンチ96のケーブル98は区分の動きに合わせて再調節される。 その後、 区分60Aと60Iの自由端が継合わされ、これによってガス嚢の円筒形部分が形成される。 この完成されたガス嚢はこの後に床22から完全に持ち上げられ、 さらに後続の製造作業が行われる。 この時点でガス嚢はまだ未完成である(まだ両端区分が継合わされていない)が、本発明のクレーン組立体によってガス嚢のその主要なセクションの組立ては容易に行うことができる。 第10図において、クレーン・キャリジ組立体40A−Iから48A−Iのモータ87、およびケーブル98の長さ調節用モータ96が、マイクロプロセッサ130によって容易に制御できることが知られよう。 マイクロプロセッサ130 は、ガス嚢組立ての各段階におけるそれぞれの位置に対する、第11図に示されるライブラリ値131を以ってプログラムを組込めばよく、そこで位置センサ9 2と106からの入力に基づいてモータ制御器132と134を介して制御信号を出す。 しかしより精巧な制御システムを使用することもできよう。 ここに特定の実施形態を参照に本発明を説明してきたが、その実施形態は単なる具体例であって、当該技術者にはなお様々な変化形が想定され得ることを理解すべきである。 従って本発明は請求の範囲によってのみ限定されるものである。

    ───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 させ、またそれぞれのキャリジ行のウィンチ(96)のケーブル(98)の長さを、該キャリジ行の建物(2 0)の横軸線(26C)方向の移動距離に対応して調節する。

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