Dock seal

申请号 JP9782493 申请日 1993-04-23 公开(公告)号 JPH0648580A 公开(公告)日 1994-02-22
申请人 Trelleborg Ind Ab; トレルボルグ インダストリ アクチボラゲット; 发明人 JIYON ERITSUKU KURISUTERU FURI; SHIBU KERUSUTEIN EBUERIN ORUSO;
摘要 PURPOSE: To protect abrasion, to secure fixed static position and to provide good appearance by installing a casing which is located on the outermost face of a seal element in an expansion use position, extends around a periphery, forms a part of an element return device, is pressed in a fixed static position in a non-use position and protects the seal element. CONSTITUTION: A casing 18 extends from a wall-fitting part 17 and is connected to the outer vertical face of a seal element 12 around an outer cushion-like part element and extends along the outer side of the seal element 12. When the seal element 12 is inflated, the casing 18 is continuously wound from a roller 20. When the seal element 12 is inflated at the maximum, the casing 18 surrounds the seal elements 12 on all vertical sides except for a side facing the wall 10 of the casing 18. When a dock seal 11 is not used, the casing 18 is continuously wound to the roller 20 and the casing 18 assists to compress the general seal element 12 to a static position close to the wall face 10.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】荷積みポートのすぐ近くに置かれる荷積み/荷卸し車両に押し付けるように働く少なくとも一つの膨張可能なシール要素と、少なくとも一つの膨張シール要素を非作動状態に戻すための装置とを有するドックシールにおいて、 少なくとも一つのシール要素は、外側ケーシングを有し、その外側ケーシングは、前記シール要素の膨張使用位置では、ケーシングが、本質的に取り囲み、シール要素の最外面に少なくとも部分的に置かれ、前記シール要素の周辺の大部分のまわりに延びるように配置され、かつ前記要素戻り装置の少なくとも一部を形成し、シール要素の非使用位置では、ケーシングは、前記シール要素を固定静止位置に圧するように働き、かつ外力の影響がないようにシール要素を保護する、ことを特徴とするドックシール。
  • 【請求項2】分離したケーシングを、巻き取ることができることを特徴とする請求項1記載のドックシール。
  • 【請求項3】長さが前記ケーシングの幅にほぼ等しく、
    ケーシングを巻くことができるローラによることを特徴とする請求項2記載のドッグシール。
  • 【請求項4】ローラは、下方に垂れ下がった重りによって駆動されることを特徴とする請求項3記載のドッグシール。
  • 【請求項5】少なくとも一つの垂直に配置されたローラは中空であり、ドックシールのシール要素を駆動させる重りは、ローラの中で移動することを特徴とする請求項3又は請求項4記載のドッグシール。
  • 【請求項6】分離したケーシングは、耐磨耗,引裂抵抗,及び耐候性の高い布で作られることを特徴とする請求項1記載のドックシール。
  • 【請求項7】ケーシングの布は、ゴム布又はPVC被覆布であることを特徴とする請求項6記載のドッグシール。
  • 【請求項8】ケーシングを、共に作動するシール要素から離して取り替えることができることを特徴とする請求項1記載のドッグシール。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、荷積み荷卸しポート(l
    oading and off-loading port)のすぐ近くに置かれる荷積み荷卸し車両の側面形状に適合する少なくとも一つの膨張可能なシール要素を有し、膨張可能なシール要素を非作動状態に戻すための装置をさらに有する種類のドックシールに関する。

    【0002】

    【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】荷積みポートカーテン(loading port curtain) とも呼ばれる、前に定義された種類のドックシールは、比較的長い間市販されている。 例えば、トレリボーグ(Trelleborg)
    の先行する特許明細書SE-B-8103514-9 (430350) では、
    膨張可能なクッション状のシール要素を有するようなドックシールが説明されている。 ドックシールの種々のシール要素は、ファンの補助で膨張される。 垂直シール要素は、それぞれの垂直ヒンジラインに沿って荷積みポートの壁面に各々連結され、その垂直ヒンジラインのまわりをシール要素が回動できる。 しかし、壁面に剛性に取り付けられ、かつ膨張時、車両の側面形状と当接して位置するように膨張可能なクッションからドックシールを構成することも知られている。 SE-B-7608109-0 (40025
    5) で説明されたドックシールと同様に、シール要素は、壁を支持し、壁面から外方に延び、車両を取り囲む膨張可能なホース状のバッグの形態を有する。 シール要素には又、下側端部で、コーナークッションが設けられ、そのコーナークッションは、クッションが前記シール要素と同時に膨張されるような方法で、シール要素に連結されて、垂直方向に作用する通風又は空気流に対して下から密封する。 垂直シール要素は、固有なクランプの作用によって、シール要素を引き込み、平衡状態に達するまで、前記要素の中のクッションから空気を押し出す高弾性クランプベルトという補助物で、それぞれの非作動状態、すなわち遊び状態に戻るが、この平衡状態は、生じたクランプ力に左右され、かつ、シール要素を作る材料及び中に入る空気によってこの力に与えられる抵抗力に左右される。 しかし、例えば、磨耗抵抗,耐候性及び気密といったシール要素を作る材料の特性に対する高度な要求のために、前記材料は必須の固有な剛性を有していて、その結果として、シール要素は扱いにくい。 公知のドックシールのシール要素を、満足な固定された非作動状態又は静止状態に戻すことは、今まではできなかった。 さらに、公知のドックシールは、静止状態にあるとき、シール要素に満足な保護を与えるものではなかった。 かくして、静止状態にあるとき、例えば、潰れたシール要素パックは、突風によってさらされ、拘束された力として、前記クランプベルトだけとの壁取付部に沿って、前方及び後方に振られるとき、シール要素、
    主として垂直シール要素が、天候及び風によって、不必要な疲労と磨耗にさらされる。 その結果、少なくとも垂直シール要素の有用な寿命期間は、その要素が非作動状態でさらられる外部力によってかなり短くなる。 磨耗の場合、シール要素全体を取り替えることが唯一の解決策である。 前記公知のドックシールの他の欠点は、その醜い外観にある。 ドックシールの美観は、ますます重要になってきているが、権威がそれを困難にし、又、前述した種類のドックシールを据え付けないように防止することさえ意味する。 これらの美的問題は、非作動状態の時のドックシールの外観と関連している。

    【0003】

    【課題を解決するための手段及び作用】本発明の目的は、前記欠点を本質的に除去するドックシールを提供することである。 この目的のために、本発明のドックシールは、添付した請求の範囲で示す特徴がある。 かくして、少なくとも一つのシール要素は、要素ケーシングの中に置かれる。 このケーシングは、シール要素の膨張使用位置で、ケーシングが一般的に取り囲まれ、シール要素の最外面に少なくとも部分的に置かれ、要素周辺の大部分のまわりに延びるように構成される。 ケーシングは又、要素をそれぞれの非作動状態に戻す手段の少なくとも位置部分を形成し、これらの手段は、後に、要素戻し手段と呼んでいる。 シール要素が、次にまた静止状態と呼ばれる非作動状態に戻ると、ケーシングは、要素を固定状態に押し付け、かつ、要素を外力により影響しないように保護するのに役立つ。

    【0004】分離したケーシングを、巻き取るのが好ましい。 この事については、ケーシングがケーシング全体を巻くことができるような長さを有するローラに巻き取られるのが便利である。 ローラは、下方に吊下した重りによって駆動されるのが便利であり、プラミットと同様に、次に、重力によって駆動され、重りは、ドックシールのシール要素形成部分を適当に巻き取ろうとした垂直管の中で移動させるのが有利である。 外方に突出したコーナクッションは、ドックシールの中に含まれるとき、
    ケーシングの中に収容されるように、すべてのケーシングを構成することもでき、かつ適する。 分離したケーシングは、高耐磨耗性を有する布,箔,又はその他同種のもので作られるのが便利である。 この点で用いられるのに適するのは、例えば、ゴム布又はPVC被覆布である。 ケーシングは又、容易に取り替えることができるように構成してもよい。

    【0005】本発明が、シール要素及び、要素を保護するケーシングの両方に最適な材料選択を可能にすることについて言及するのが重要である。 本発明によれば、シール要素を、静止状態の時に、最小空間を占めるような薄くかつ柔軟な材料から作ってもよい。 かくして、シール要素を作る材料は、高耐磨耗性及び高耐引裂性を有する必要がないが、最初に述べたように、公知のドックシールの場合では、シール要素は、取り扱うのが不便であり、かつ難しい。 今、本発明を、好ましい実施例に関し添付図面を参照して、より詳細に説明する。

    【0006】

    【実施例】図1の参照番号10は、荷積み/荷卸しポート又はその他同種のものの左に置かれる壁面を示す。 ドックシール11が壁面10に取り付けられ、そのドックシール11の一つのシール要素12だけを示し、前記シール要素は、4つのセグメント又は部分要素を有する。
    空気がシール要素12のクッション状の部分要素の間を貫通する通路14を含む部分壁13が、部分要素の間に設けられている。 空気は、可能ならばさらなるシール要素(図示せず)を介して、ファン(図示せず)に連結されたホース15を通って、シール要素12に吹き込まれる。 シール要素12は、例えば、SE−B−43035
    0で説明された種類の装置に適合する装置17によって、壁面10に回動自在に取り付けられる。

    【0007】ケーシング18は、例えば、シール要素に関して前述したのと同様な方法で、又は、実際のシール要素又は壁に都合のより他のいくつかの方法で、ここでは点19として示す垂直線に沿って壁面10に取り付けられる。 ケーシング18は、垂直面、すなわち図示した図面に垂直な面近傍で延びる。 ケーシング18は、壁取付部17から延び、その外側クッション状の部分要素のまわりにおいて、シール要素12の外側垂直面とほぼ連結し、次いで前記シール要素12の“外側”に沿って延びる。 軸21を中心に回動でき、図示の場合垂直である巻取ローラ20が、壁面10に近接して、シール要素の左側に取り付けられる。 ローラ20は、ロープ又は綱2
    2及び1又はそれ以上のプーリー23によって、図1の矢印24によって示す力で、駆動される。 この力24
    は、電動機によって発生させられてもよいし、又、図示しない方法で、吊下した重りに働く重力でもよい。

    【0008】図示した装置は又、シール要素12がローラ20に巻かれるのを防止し、かつ、ローラ20と壁1
    0の間に締付られるのを防止するように働くL−形状装置16を有する。 ドックシール11を用いるとき、空気が、ファンによって、ドックシールに含まれるすべてのシール要素12に、ホース15を通って吹き込まれる。
    この方法では、前記要素に吹き込まれた空気が、シール要素12の部分要素の間の空気通路14を通って流れるので、シール要素12の各クッション状の部分要素が膨張する。 シール要素12が最大可能容積まで膨張すると、前記要素への空気の注入は、要素の中の過度な圧力を維持するために吹込ファンによって、安定して保たれる。 シール要素12が膨張するとき、ケーシング18は又、ファンから間接的に得られる力によってローラ20
    から連続的に巻き出され、そのため、シール要素12が最大に膨張したとき、ケーシング18は壁10の方に向かう側を除いた全ての垂直側のシール要素12を囲むであろう。

    【0009】ドックシール11をもはや用いないとき、
    ファンのスイッチを切る。 一般の大気圧と重りによって加えられる引張力によって、この力は、ローラ20とケーシング18を介して伝達され、シール要素12内にある空気は、空気通路14,ホース15及びファンを通って、周囲に押し出される。 重りは、重力の影響の下、連続的に落ちるので、ローラ20は、ローラ20の上側部分20aに巻かれる綱22によって、反時計回りに回転する。 ケーシング18は、ローラ20に連続的に巻かれ、ケーシング18は、一般的にシール要素12を、壁面10に近接した静止位置に圧縮するのを助ける。 図2
    は、ドックシール11の静止状態又は静止位置を示す。
    静止状態にあるとき、シール要素12は、緊密に圧縮され、ケーシング18によって加えられる力によって所定位置に保持され、次に、ローラ20の上側部分20aに巻かれる綱22を介して、重りに働く重力によって得られる作用によって、最大可能範囲まで、引っ張られて、
    ローラ20に緊密に巻かれる。

    【0010】図3は、重り31を、それぞれローラ20
    を回転させるのに用いるものの実施例を示す。 図3は、
    おのおのに保護・要素戻しケーシング18が設けられた一対の垂直シール要素の正面図である。 図示のために、
    左側のシール要素を、使用位置に示し、右側のシール要素を静止位置に示す。 重り31は、中空環状構造を有するローラ20の中でそれぞれの綱22から垂れ下がっている。 左側の重り31は、右側シール要素12用の戻り装置を形成し、プーリ23を越えて、上側部分20aに連結される右側ローラ20に延びる綱22に垂れ下がっている。 右側シール要素12を静止位置に示すので、右側要素12のローラ20を駆動させる左側の重り31
    は、最低可能位置、すなわち静止位置をとる。 右側の重り31を、その最も高い位置で図3に示し、重り31
    は、その位置まで、前記要素の使用状態の間、左側シール要素12の膨張空気によって加えられた力によって移動する。 この場合では、右側の重り31の垂れ下がる網22は、左側ローラの上側部分20aに部分的に巻かれる。

    【0011】前で特に図示又は説明していないが、シール要素を平に又は傾斜して配置するのは十分可能である。 本発明は、市場にある現在の膨張可能なドックシールよりもいくつかの重要な利点を与える。 前述したように、シール要素とケーシングを作る材料について厳しく要求しない。 分離しかつ容易に取り替える磨耗保護ケーシングを設ける。 固定静止位置を確保する。 ドックシールは静止位置で美観を有する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】垂直シール要素を概略的に示し、かつ要素を上から及び部分断面で示す。

    【図2】静止状態で同一のシール要素を示す。

    【図3】2つの垂直シール要素を正面図で示し、又、シール要素を巻くローラを駆動させるように働くカウンタウェイトをも示す。

    【符号の説明】

    10…壁面 11…ドックシール 12…シール要素 13…部分壁 14…通路 15…ホース 18…ケーシング 17…壁取付部 20…巻取ローラ

    QQ群二维码
    意见反馈