積載空間に対するトラックのバックおよび前進移動を阻止する可変幅の中心調整システム

申请号 JP2012546471 申请日 2010-11-29 公开(公告)号 JP5780435B2 公开(公告)日 2015-09-16
申请人 アミセッル, エス.エル.; 发明人 イグレシアス バレステル,ミゲル アンゲル;
摘要
权利要求

積載空間に対するトラックのバックおよび前進移動を阻止する可変幅の中心調整システムであって、該積載空間から独立した少なくとも1つの長手方向ガイドを備えており、このガイドは、該積載空間の垂直方向の中央平面の片側に配置され、該積載空間によって形成される面に向き合い、側方に移動させる作動手段に結合されており、その結果少なくとも1つの長手方向ガイドが、トラックが該積載空間に向かって操縦される際にそれを誘導するための基準を形成し、 少なくとも1つの前記長手方向ガイドが垂直方向ポストを備えており、前記垂直方向ポストの上部に、前記積載空間に接近する前記トラックのための高さの検出器が備わっており、前記検出器が前記長手方向ガイドの作動手段または長手方向ガイドに対して接続されることで、長手方向ガイドの位置を前記トラックの幅に合わせて自動的に移動させ、 前記少なくとも1つの長手方向ガイドが、後方車輪止めと前方車輪止めを備えており、後方車輪止めおよび前方車輪止めが、後方車輪止めおよび前方車輪止めを作動させかつ後方車輪止めと前方車輪止めの移動を阻止する手段にそれぞれ接続されることで前記長手方向ガイドに沿って移動し、前記積載空間内配置された前記トラックが動かないようにすることを特徴とするシステム。2つの平行な長手方向ガイドを備え、これらは前記積載空間から独立し、前記積載空間の中央平面に対して対称的に配置され、相反しかつ反対方向にそれを移動させるための作動手段に結合されており、このような長手方向ガイドによって、トラックが通過するために幅が可変の領域を形成する、請求項1に記載のシステム。前記垂直方向ポストは、その前方側に光信号手段を呈しており、前記光信号手段によって、前記トラックが前記積載空間に向かって操縦される際、トラックを誘導するための視覚情報を与えることを特徴とする、請求項1および2のいずれか一項に記載のシステム。前記少なくとも1つの長手方向ガイドの前方に位置する領域に誘導帯またはラインが配置され、これにより前記トラックが前記1つまたは複数の長手方向ガイドに接近する際、前記トラックを誘導し易くする視覚情報を形成することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のシステム。前記誘導帯またはラインが、前記少なくとも一つの長手方向ガイドに配置された照明装置によって投射される光線によって形成されることを特徴とする、請求項4に記載のシステム。前記後方車輪止めを作動させかつ前記後方車輪止めの移動を阻止する手段が、前記積載空間の前方に位置する接触センサに接続され、前記接触センサが、前記トラックが前記積載空間から所定の位置に到達したときに前記後方車輪止めの移動を阻止し、前記トラックが前記積載空間を出るとき、前記後方車輪止めを前記長手方向ガイドの前方領域に戻すことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。前記前方車輪止めを作動させかつ前記前方車輪止めの移動を阻止する手段が、前記積載空間の前方に位置する接触センサに接続され、前記接触センサが、前記前方車輪止めが前記トラックの車輪の1つに接触するまで、この前方車輪止めを前記積載空間に向けて移動させることができることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。前記前方車輪止めを作動させかつ前記前方車輪止めの移動を阻止する手段が、前記積載空間の折り畳み式傾斜路の制御手段に接続され、前記積載空間の折り畳み式傾斜路が持ち上げられたとき、前記前方車輪止めを非作動位置に移動させることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。前記前方車輪止めを作動させる手段が、操作可能な制御ボタンを備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。前記長手方向ガイドが前方端部に傾斜部分を有しており、傾斜部分に沿って前記前方車輪止めが前方に移動することによって、前記前方車輪止めがトラックから離れる方向に移動することが可能であり、前記トラックが前記積載空間を出る際、前記前方車輪止めが前記トラックの後輪の軌跡の外になるように配置されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。前記後方車輪止めを作動させかつ前記後方車輪止めの移動を阻止する手段が、制動チェーンに対して作用する圧シリンダによって形成され、前記制動チェーンに前記後方車輪止めが接続されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。前記前方車輪止めを作動させかつ前記前方車輪止めの移動を阻止する手段が、制動チェーンに対して作用する水圧シリンダによって形成され、前記制動チェーンに前記前方車輪止めが接続されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。前記後方車輪止めが、後方に移動する際1つまたは複数の作動手段を利用して前記前方車輪止めから一定の距離の所で共同するように対応付けられており、前記前方車輪止めが、前記後方車輪止めが動かなくなった後、前記トラックの車輪の前方領域に向かって前方に移動し続けることができることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。前記1つまたは複数の長手方向ガイドが後部端部において、前記ガイド上に渡るように配置された安全停止帯に結合されることで、前記後方車輪止めが故障または破損した場合に前記トラックを止めることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。

说明书全文

本発明は、積載空間に対するトラックのバックおよび前進移動を阻止する可変幅の中心調整システムに関し、特に折り畳み式傾斜路を有し、これにより特定の領域を形成し、この領域を通ってトラックの箱形本体と積載および荷下ろし領域の間を進むように設計されており、これを介して進む領域の側面および頂部において空間を閉鎖するための保護用の覆いを有する積載空間に関する。

積載空間は一般に、トラックがこの積載空間に向けて操縦される際に、それを誘導し易くするための手段を有することで、トラックが正確に配置されたとき、積載空間に対してほぼ中央にその位置が合わせられる。これは必須事項であるため、折り畳み式傾斜路は、トラックの箱形本体によって支持される作動位置に下ろされ、物品を積載および荷下ろしするために進むのに通り抜ける領域を形成することができる。

このような誘導手段は一般に、地面に設置されたバーでできており、その目的は、トラックが積載空間に向かってバックで操縦される際、運転手に基準となるものを提供するためである。

トラックの幅は恐らく様々であり、この分野全ての企業に採用される解決法は、このような固定式のバーまたは要素をガイドとして有することであり、このバーは、大きな幅のトラックが通過するのにふさわしい距離だけ隔てられており、幅の狭いトラックも確実に通過することができる。

しかしながら幅の狭いトラックに関して、積載空間における対称軸についての適切な基準がなく、トラックを積載空間に向けて操縦する際、運転手が傍らのバーまたはレールの一方を基準として利用し、これによりトラックの位置が中心ではなくなり、積載空間の折り畳み式プラットフォームが下がるのを妨害する可能性が非常に高い。

トラックを積載空間に向けて操縦する際に生じる別の欠点は、トラックが、この目的のために積載空間内に設計された停止帯と接触することである。

あるケースでは、このような停止帯は固定されているが、他のケースでは、積載および荷下ろし中に垂直方向の動きがトラックに悪影響を及ぼすことが原因となって生じる停止帯およびトラックに対するダメージを最小限にするために、それらはある程度の移動範囲を持つ。

このような停止帯に関する問題は、それによりトラックに不備が生じ、トラックが停止帯に繰り返し接触し、たとえ停止帯が可動式の保護するための支持体を有しているとしても、トラックは積載および荷下ろし作業を繰り返すことにより停止帯をこすり続けることで、停止帯およびトラックが損傷することになる。

積載空間におけるトラックのためのこのような逆方向の停止帯の構成には必然的にリスクが伴い、これによりトラックがこの空間に接近する際、オペレータがトラックと積載空間の間に閉じ込められる可能性がある。

トラックを阻止し、積載空間のプラットフォームが所定の場所にあり、トラックの箱形本体に当たって支持されているときにトラックが動かないようにするには、車輪止めを配置してトラックの車輪を妨害するのが通例である。

本発明の目的である、積載空間に対するトラックのバックおよび前進移動を阻止する可変幅の中心調整システムは、概略したいくつかの問題を並行して解決することを目指し、具体的にはトラックが積載空間に接近する際、その幅に関係なくトラックを誘導し易くする一連の構造上の特異性を提示する。

本発明の別の目的は、トラックがいったん積載空間に近い位置に到達した後、トラックが既知の停止帯と接触することなく(本発明の場合にはこのような停止帯はない)そのバック移動を制限することにより、そうでなければトラックおよび積載空間に生じるであろう損傷を防ぎ、トラックと積載空間の間に安全な領域を形成することで、オペレータが閉じ込められるのを防ぐことである。

本発明の別の目的は、トラックがひとたび積載空間に向けて操縦されると、トラックの少なくとも1つの車輪に車輪止めを自動的に配置することにより、積載および荷下ろしの間の移動を阻止することである。

結果として本発明のシステムは少なくとも1つの長手方向のガイドを備えており、このガイドは積載空間から独立し、積載空間の垂直方向の中央平面の片側に配置され、積載空間によって形成される面に向き合い、それを側方に移動させる作動手段に結合されており、その結果少なくとも1つの長手方向のガイドが、トラックが積載空間に向かって操縦される際にこのようにしてそれを誘導するための基準を形成する。

設置の一変形形態では、システムは2つの平行な長手方向ガイドで構成されており、これらは積載空間から独立し、積載空間の中央平面に対して対称的に配置されており、相反しかつ反対方向に移動させるための作動手段に結合されることで、トラックが通過するために幅が可変の領域を形成する。

長手方向ガイドの幾分隔てることにより、そこを通って進む領域の幅をトラックの寸法に合うように調節することが可能になり、トラックを、その幅に関係なく積載空間の対称軸に対して中心に位置合わせされた位置に誘導することを保証する。

長手方向ガイドの作動手段は、機械式、電気式、空気圧式、圧式または任意の他のタイプでもよく、これはガイドの機能性に影響しないためであることに言及しておく必要がある。

本発明によると、およびトラックを積載空間に向けてより広範囲まで容易に操縦するために、少なくとも1つの長手方向ガイドが、光信号手段を備えた垂直方向のポストを備えることで、トラックが積載空間に向かって操縦される際、運転手にトラックを誘導するための視覚情報を与えることができる。この垂直方向ポストを長手方向ガイドに配置することにより、この垂直方向ポストがガイドと一緒に垂直方向に移動することが可能になり、上記の長手方向ガイドの位置やトラックの幅に関係なく、垂直方向ポストとポストに設置された光信号手段は変わらずに、運転手が見ることができる位置にある。

上記の垂直ポストはその上部に高さ検出器を有しており、これによりトラックが積載空間に接近する際、その高さに関する情報が提供される。通常トラックの高さがその幅を左右するため、長手方向ガイド間の幅が変化することになり、このようにしてトラックが積載空間に対して中心に位置合わせされるのを保証する空間を形成する。

長手方ガイドの前方に位置する領域には誘導帯またはラインがあり、これによりトラックが1つまたは複数の長手方向ガイドに接近する際それを誘導し易くする。

このような誘導ラインによって、その内側領域全体にわたる特定の幅のトラックの測定値と、その外側領域全体にわたるより幅の広いトラックの測定値が規定される。

1つの設置の例では、このような誘導ラインは好ましくはレーザまたは同様のものなどの光線によって形成され、これは少なくとも1つの長手方向ガイドに配置された照明装置によって投射される。

本発明によると少なくとも1つの長手方向ガイドは、後方と前方に1つずつ車輪止めを備えており、これらの車輪止めは、それを作動させかつ阻止する手段に接続されることで長手方向ガイドに沿って移動し、トラックがひとたび積載空間内に入るとトラックを所定の位置に配置し動かないようにする。

トラックが積載空間に接近する際、後方の車輪止めがトラックの後輪によって押され、車輪の作用によってそれを移動させ、後方の車止めは、それが規定された静止位置に達したときに動かないようにされることでトラックがバックし続けるのを阻止し、このようにしてトラックが積載空間にぶつかるのを阻止する。これにより安全で、衝撃のない領域が形成され、その後前方の停止帯がトラックの車輪を阻止することで、積載および荷下ろし中にそれを動かないようにすることができる。

少なくとも後方の車輪止めの作動手段は、積載空間の前方部に位置する接触センサに結合され、この接触センサは、トラックが積載空間に接近する場合にトラックがその最大距離に到達したときに後方の車輪止めを阻止する。

上記のセンサは、長手方向ガイドの後方の車輪止めを利用することで固定された領域を形成し、これによりトラックが積載空間に近づき過ぎてそれにぶつかることがなくなり、この機構によって許容される特定の限度を有する固定位置を画定し、そこでは積載空間が作動できる。

車輪止めが長手方向に移動することができることによってトラックを動かなくさせ、トラックの後方端部が、トラックの後輪と後方端部の間に延在する長さに関係なく積載空間から特定の距離にあるような適切な位置で、トラックの少なくとも一方の後輪に作用する。

本発明の設置において、前方の車輪止めの作動および阻止手段は、積載空間の前方に位置する接触センサに接続されており、これによりトラックの車輪の1つがこの前方領域に接触するまで、この前方の車輪止めを積載空間に向けて移動させる。

上記に記載したセンサ手段は、万一停止帯を長手方向ガイド上で動かなくするシステムが故障し、トラックが移動したことによりトラックの箱形本体の存在に関する情報が傍受されない場合、危険を知らせる警告が、音響および/または光信号によって出され、システムを阻止し、トラックとプラットフォームの間に物品が移されるのを阻止することで、積載および荷下ろし中に事故が起こらないようにする。

設置の一変形形態では、前方の車輪止めの作動手段が、積載空間の折り畳み式の傾斜路の制御手段に結合されることで、折り畳み式の傾斜路が、トラックの箱形本体にもたれるように支持される作動位置まで下ろされたとき、前方車輪止めは、それがトラックの車輪に当たるように作用するまで積載空間に近づくように移動し、トラックの車輪は前方車輪止めと後方車輪止めの間に閉じ込められる。このような設置では、折り畳み式傾斜路が持ち上げられたとき、前方車輪止めがガイドの前方領域に向かって移動し、それ自体を非作動位置に配置することでトラックはそこを出ることができる。

本発明はまた、前方車輪止めをバックおよび前進方向に作動させる手段が、積載空間の前方に位置する接触センサと、制御装置のそれぞれによって、折り畳み式傾斜路を持ち上げるようにすることができるように設計されており、その結果トラックが上記の接触センサと接触する際、前方車輪止めが後方領域に向かって移動することで車輪を阻止し、積載および荷下ろしがいったん完了し、折り畳み式傾斜路が持ち上げられる際、前方車輪止めは前方に非作動の前方位置に向かって移動する。

本発明の設置において、長手方向ガイドは共にその前方端部に傾斜部分を有しており、これにより前方車輪止めが前方に移動する際、それらが離れるように分かれることが可能であり、その結果前方車輪止めは、トラックが積載空間を出る際、その車輪の軌跡の進路上にない。

前方および後方車輪止めの作動手段のこのような可能性のある設置は単なる例示であり、当分野の技術者であれば、トラックが移動する領域の外に位置する単純な制御ボタンなど他の設置物を使用することも可能であり、これは進歩的とは言えない。

本発明のシステムは、上記の車輪止めを使用してトラックを動かなくすることによって通常の停止帯を省くことが可能であり、トラックと積載空間の間に安全な領域を形成し、オペレータがこの領域に閉じ込められるのを防ぐ。さらに積載空間に通常のシステムの衝撃防止帯を必要としないことによって、積載および荷下ろし中のこの防止帯の摩耗、擦り切れおよび破損ならびにトラックに生じる不備が回避される。

1つの可能性のある設置例では、後方車輪止めの作動および阻止手段は共に、制動チェーンに対して作用する水圧シリンダで構成され、この制動チェーンは好都合に誘導され、これに対して後方車輪止めが装着される。

同様にこの設置の例では、前方車輪止めの作動および阻止手段は共に、制動チェーンに対して作用する水圧シリンダで構成されており、この制動チェーンは好都合に誘導され、これに対して前方車輪止めが装着される。

本発明の設置において、後方車輪止めは、バック方向に移動する際1つまたは複数の作動手段を介して前方車輪止めから一定の距離の所で共同するように対応付けられており、前方車輪止めは、後方車輪止めが動かなくなった後、トラックの車輪の前方領域に向かって前方に移動し続けることができる。

本発明によると、1つまたは複数の長手方向ガイドは後部端部において、ガイド上に渡るように配置された安全停止帯に結合されることで、後方車輪止めが故障または破損した場合にトラックを止め、トラックと積載空間の間の安全な領域を保証しこれを画定する。

この安全停止帯は、本発明の設置において、トラックが積載および荷下ろしのためにバックする際、後方車輪止めの軌跡の端部においてそれを収容するための前方の空間を特徴とする。

本発明の記述を完璧なものにし、その様々な特徴を理解し易くするために、この記述的な研究報告は、限定ではなく例示である1セットの図面を含んでおり、これは以下で見ることができる。

2つの平行な長手方向ガイドを備えた本発明のシステムの設置の一例を上から見た図であり、長手方向ガイドは、それらが最大限離れた位置にあるときは点線によって、それらが共に最も近づいたときは実線によって示されている。この設置では長手方向ガイドが積載空間に対して対称的に配置されていることも観ることができ、信号手段を保持する垂直方向ポストが長手方向ガイドの一方に設置され、長手方向ガイドの前方に誘導帯またはラインが配置される。

積載空間の前方に位置する本発明のシステムを上から見た前方図である。

トラックが積載空間に向けて慎重に移動し、後方車輪止めを長手方向ガイドの後方領域に向かって移動させる際の片方の長手方向ガイドの側面図である。

図3と同様の図であり、ここではトラックによって、積載空間の前方に位置し、トラックがバックするのを阻止するために後方車輪止めを動かなくさせる役割を担う接触センサが作動される。この図面では前方車輪止めは動作中の状態で示されており、これは、積載空間にある折り畳み式傾斜路の制御装置を作動させることによって始動される。

図4と同様の図であり、ここでは前方車輪止めがトラックの車輪に対して作用し、積載空間内にそれを保持している。

片方のガイドを上から見た水平方向の断面図であり、その内部に、異なる高さに配置された後方車輪止めおよび前方車輪止めの作動手段の両方の設置例を観ることができる。

後部端部において、誘導ラインを形成する光線を投射する照明装置を備えた安全停止帯に結合された長手方向ガイドの頂面図である。

後部端部において、誘導ラインを画定する光線を投射する照明装置を備えた安全停止帯に結合された長手方向ガイドの側面図である。

添付の図面に示される設置例では、積載空間に対するトラックのバックおよび前進移動を阻止する可変幅の中心調整システムは、2つの平行な長手方向ガイド(1a、1b)を備えており、これは積載空間から独立し、積載空間の中央平面に対して対称に配置され、相反しかつおよび反対方向に移動することを可能にする作動手段(2)に結合されることで、トラックが積載空間(MC)に向かって進むために幅が可変の領域を形成する。このような作動手段は、例えば圧流体または機械または電気押出し機を備えた作動可能なシリンダを意味する場合もあるが、任意の他のタイプの作動手段を利用することも除外すべきではない。

長手方向ガイド(1a)は垂直方向ポスト(3)を備え、これはその前方側に光信号手段(31)を呈しており、この信号手段が、トラックが積載空間に向かって操縦される際に運転手に視覚情報を与えることで運転手を誘導する。

垂直方向ポスト(3)は、その上部に高さ検出器(32)を有し、この検出器が、トラックが積載空間に接近する際にトラックの高さに関する情報を積載空間(MC)に送信し、長手方向ガイド(1aと1b)間の幅を変えることで、トラックが確実に積載空間(MC)と中心で位置合わせされる空間を残す。

トラックを、ガイド(1a、1b)によって形成される通過すべき領域に誘導し易くするために、システムは、長手方向ガイド(1a、1b)の前方に位置する誘導帯またはライン(4a、4b)を備える。このような誘導帯またはライン(4a、4b)は、地面に貼り付けてもよいし、あるいは単に地面にペンキで描くだけでもよい。

1つの設置の例では誘導し易くするために、ガイド(1a、1b)によって形成される通過すべき領域は、例えばレーザ(8)などの適切な光によって形成される2つの誘導ラインによって画定される前方領域を備えており、この光によって夜間および霧が出ている場合など視界が制限されるときでも見やすくなり、いかなる場合でもガイドを移動させトラックの幅に合わせることができる。このシステムによって現在ガイドとして使用されるペンキで描かれたラインを保持する必要がなくなる。

示される設置例では、長手方向ガイド(1a、1b)はそれぞれ、後方車輪止め(5a)と前方車輪止め(5b)を備えており、これらの車輪止めは、作動および阻止する手段に接続されることで、長手方向ガイド(1a、1b)に沿って移動し、積載空間(MC)内に配置されたトラック(C)を動かなくすることを目的としている。

後方および前方車輪止め(5a、5b)の作動および阻止手段は、多様な構成と形態を呈することができる。

具体的には示される例では、車輪止め(5a、5b)は長手方向ガイド(1a、1b)の軌道(11)上に設置されることで、長手方向に移動することが可能になる。

後方車輪止め(5a)はローラの形態として、図1に示されるように最初に各々の長手方向ガイド(1a、1b)の前方領域に向かって移動され、トラックが積載空間に向かって慎重に移動し、長手方向ガイド(1a、1b)によって形成される領域を通過する際、トラックの後輪(R)が後方車輪止め(5a)を押し、図3に示されるようにそれらを長手方向ガイドの後方領域に向かって移動させる。

図4に示されるようにトラックが積載空間(MC)の前方に位置する接触センサ(6)に接触すると、 接触センサ(6)が、後方車輪止め(5a)を阻止するための手段を始動させ、トラックが積載空間に向かってさらに移動しないようにする。このような後方車輪止め(5a)を阻止および作動させる手段は、図6の設置例では、制動チェーン(51a)に対して作用する水圧シリンダ(51)によって概略的に表されており、この制動チェーンは好都合に誘導され各々の後方車輪止め(5a)に接続されている。

また前方車輪止め(5b)も、好都合に誘導される制動チェーン(52a)に対して作用する水圧シリンダ(52)によって図6に概略的に示される作動および阻止手段に接続されており、図4に示されるように長手方向ガイドの後方領域に向けて前方車輪止めを移動させ、ついには図5に示されるように、それらがトラックの車輪に接触することで積載空間(MC)内に配置されたトラックが動かないようにする役割を担っている。

前方車輪止め(5b)の作動手段は、制御ボタン(7)によって始動され、このボタンは積載空間領域の内部、または図2の設置例で示されるように柱(3)の上にあってよく、その結果前もって車輪を動かなくすることは積載空間(MC)を稼働させる条件である。

この設置例では、前方車輪止めの作動手段の反対方向への始動は、折り畳み式傾斜路(RA)を持ち上げる制御装置によって行なわれる。このようにして折り畳み式傾斜路が持ち上げられる際、前方車輪止め(5b)は最初の位置に戻り、トラックはそこを出ることが可能になり、トラックがもはや接触センサ(6)に対して作用しなくなると、センサによって後方車輪止め(51)の作動手段が移動しその最初の位置に戻る。

この解決策が、車輪止めの作動手段に作動油を供給する役割を担う水圧式の制御センターと、接触センサ(6)と、制御ボタン(7)と、積載空間の折り畳み式傾斜路のための制御装置が適切に電気接続される必要があることは明らかである。

示される例では長手方向ガイド(1a、1b)は共に、前方端部に傾斜部分(12)を有しており、これにより前方車輪止め(5b)が前方に移動する際、図1に示される位置に離れるように分かれることができるため、それらは、トラックが積載空間を出る際、その車輪(R)の軌道の外側にある。

図7および図8に示される例では、長手方向ガイド(1a、1b)は後部端部に安全停止帯(1c)を有しており、これはガイドに直交しかつ積載空間に平行であり、積載空間から一定の距離の所に位置し、これは、トラックがバックする際に後方車輪止め(5a)を阻止する作用を不安定なものにする、あるいは後方車輪止めが何らかの理由により機能しないなどの仮想されるケースにおいて、トラックは安全停止帯(1c)を超えて進むことが不可能であり、安全で衝撃のない領域が維持され、トラックが倉庫に接触するのが回避されることを意味している。

図7および図8では、照明ガイドが照明装置(8)を有することで、好ましくはレーザなどの光線を投射し、この光線がトラックのための誘導ラインを形成する。

このような照明装置(8)はほとんどメンテナンスを必要とせず、それらは夜間、および霧などの視界不良のときでも誘導ラインを見やすくし、またそれらは誘導ラインを移動させることで、いかなる場合もトラックの幅に合わせることが可能である。

本発明の本質の詳細を十分に記載し、好ましい使用例を提示してきたが、記載される要素の材料、形状、サイズおよび配置は関連する目的のために、それらが以下に概略される本発明の基本的な特徴を変えることを想定としない限り、変更することができることを述べておく。

1a、1b 長手方向ガイド 1c 安全停止帯 2 作動手段 3 垂直方向ポスト 4 誘導帯またはライン 5a 後方車輪止め 5b 前方車輪止め 6 接触センサ 7 制御ボタン 8 照明装置 11 ガイドの起動 12 傾斜部分 31 光信号手段 32 高さ検出器 51、52 水圧シリンダ 51a、51b 制御チェーン MC 積載空間 C トラック RA 折り畳み式傾斜路

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