Flying Shear

申请号 JP2000612089 申请日 2000-04-10 公开(公告)号 JP2002542050A 公开(公告)日 2002-12-10
申请人 エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシヤフト; 发明人 グラーフェ・ホルスト; ニールセン・ドウェイン・エイ; バリー・マイケル・エル; ミュンカー・ヨッヘン; メルツ・ユルゲン;
摘要 (57)【要約】 その周速度がストリップの送り速度と同期可能である、カッタを装備された少なくとも1つのドラムと、このドラムと対置するアンビルと、そして場合によっては、付設された制御可能な圧下装置とを有するフライングシャーは、摩耗を最小にし、製造するに当たり拡大された許容差が、切断効率を損なうことなく保証されるように形成されるべきである。 このため、 カッタドラムの作用 位置 において、アンビルドラムとカッタドラムとの間に間隔が残留し、この間隔が、減殺位置におけるストリップの裂断を、ストリップに負荷する長手方向の 力 に基づいて阻止することを提案する。
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 その周速度がストリップの送り速度と同期可能である、カッタを装備された少なくとも1つのドラムと、並びにこのドラムと対置するアンビルとを有するフライングシャーにおいて、 カッタドラム(2)の作用位置において、アンビル(アンビルドラム3)とカッタドラム(2)との間に間隔(両方向矢印8)が残留し、この間隔が、減殺位置におけるストリップ(4)の裂断を、ストリップ(4)に負荷する長手方向の力に基づいて阻止するように構成されていることを特徴とするシャー。
  • 【請求項2】 カッタドラム(2)が、圧下装置を介して作用位置へともたらされ、一方、回転するアンビルが、圧下運動を何ら実施しないように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシャー。
  • 【請求項3】 アンビルとして、ストリップ(4)の送り速度と同期して回転するアンビルドラム(3)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシャー。
  • 【請求項4】 アンビルとして、カッタドラム(11)によって抑制するように加速されたストリップ(4)の素地と、並びに転向されたストリップ(4)
    の緊張力とが利用されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシャー。
  • 【請求項5】 アンビルドラム(3)もカッタ(1)を装備されていること、また作動位置において、両方のカッタ自身が到達せずに、いまだ相互の半径方向の間隔を備え、この間隔がストリップ(4)の裂断を、このストリップに作用する張力の下に阻止するように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のシャー。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】 本発明は、その周速度がストリップの送り速度と同期可能である、カッタを装備された少なくとも1つのドラムと、並びにこのドラムと対置するアンビルとを有するフライングシャーに関する。

    【0002】 同期されるこの様式のシャーは、例えば、ストリップを横方向に分割するための高速度シャーとして、独国特許出願公開明細書第196 37 862号から公知である。 ここでは、対置し、互いに圧下可能な2つのドラムが利用され、これらドラムの両方がカッタを装備されており、しかしながらまたこれらのドラムの一方は、アンビルを備えるか、アンビルとして利用されるのかのいずれかである。

    【0003】 圧下経路は、互いに対置するドラムの両方のブレードが僅かな間隔で互いにオーバーラップするか、カッタのシャーエッジが、対置するロールのアンビルか、
    しかしながらロールの外周かに圧の下に載置されるように設定されている。 しかしながら、この様式のシャー工程にあっては、ブレード並びに場合によっては使用されるアンビル面の摩耗が望ましくないほど大きいということが判明し、また、カッタをアンビルに正確に載置するため、又は両方のカッタにより定義される切断のためには、申し分のない切断効率を保証するために、最も狭い許容差内でのシャーの製造が行なわれなければならないということが、製造を高価なものにすると実証された。

    【0004】 本発明は、摩耗を最小にし、製造するに当たり拡大された許容差を、切断効率を損なうことなく許容するこの種のシャーを得るという課題から出発する。

    【0005】 この課題は、特許請求項1の特徴により解決される。 これは、カッタ又は楔をストリップ内へと部分的にしか侵入させないことによって、切段位置におけるストリップの横断面を定義されるように著しく制限することを、また、その際、分離を、ストリップに加えられる張力によって実施することを可能にする。 有利で、有効な、そして発明的な先進の特徴は、従属請求項に読み取ることができる。

    【0006】 本発明の特徴を、2つの実施例の記載により、これを図示した図面と関連させて詳細に説明する。

    【0007】 図1においては、カッタ1を担持するカッタドラム2が図示されており、このカッタドラムに、アンビルとして使用される平滑なアンビルドラム3が対抗して位置する。 矢印方向5に回転するカッタドラムと、反対方向6に回転するアンビルドラム3との間には、ストリップ4が矢印7の方向に走通する。

    【0008】 通常高速度シャーの場合、カッタドラム2は、そのカッタ1がストリップ4に到達しない距離で、ストリップ4を介して位置する。 しかしながら切断を実施するためには、図示されてない圧下装置によって、ストリップ速度と一致する周速度で複数の反転部を介して駆動されるカッタドラム2が、自発的にアンビルドラム3へ向かう方向に前進させられ、従って、カッタ1は、ストリップ4へと侵入し、ストリップを両方向矢印8によって示唆された残余厚みへとまで完全分離する。

    【0009】 低速で走通するストリップにおいては、圧下装置を省略する可能性が、また、
    固定の間隔でアンビルドラム3に対して設けられたカッタドラム2を、それぞれを作用位置にもたらすために、カッタドラム2のおおよその反転を介して、ストリップ速度に一致する周速度に加速させる可能性がある。

    【0010】 矢印7の方向に走通するストリップ4には、今や、ストリップが、カッタ1によって強く減殺される分離位置で裂断するような張力が加えられる。

    【0011】 従って、分離は純粋な切断として実施されるのではなく、カッタ1又は楔がストリップ4の材料へと侵入することによってのみ、このストリップが分離位置で本質的に減殺される規模で実施される。 最終的な分離に対して必要な張力は、種々に調達することができる。 一つには、ストリップ4に対するこの張力を自身で調達することが可能であり、しかしながらまた、カッタドラム2の周速度を、ストリップ4の送り速度7よりもいくらか遅く、又はいくらか速く維持するという可能性もあり、従ってストリップ4の裂断を実現する張力は、カッタ1と、ストリップ4の先端部もしくは後端部との間で生じさせられる。 しかしながらまた、
    速度差もしくは張力差を、これらによって分離が生じさせられるように設定する可能性もある。

    【0012】 別の実施例が図2において示されている。 ストリップ4は、ここではコイラ9
    から引き出される。 楔10を装備されたカッタローラ11は、レバーアーム12
    の終端部において回転し、このレバーアームには、圧下装置として、連接棒13
    を介して力操作可能な偏心輪14が付設されている。

    【0013】 切断のために偏心輪は、操作され、連接棒13、レバーアーム12並びにカッタローラ11を介してカッタローラの作用位置15へと揺動する。

    【0014】 この実施例においては特別なアンビルが省略されている。 即ちその作用位置1
    5において、カッタローラ11がストリップ4を下に向かって線16に対して完全に撓め、この際楔10が、ストリップ4の素地にカッタローラが衝突することによって、並びにストリップを転向させる際に生じさせられた力によって実現されるように、ストリップ4内へと侵入する。 この場合、ストリップ4を引き出すことによって、及び/又は部分的に侵入させられる楔10を有するカッタローラの回転によって生じさせられる長手方向の力がストリップ4を分離する。

    【0015】 本発明はいくつかの変形例の可能性がある。 従って圧下装置として、レバーアームに作用する液圧ピストンを、直進機構に作用する液圧ピストンと同様に設けることができる。 また、接合板を介してレバーアームの揺動度を設定する偏心輪装置も、又はその偏心輪が、直接レバーアームのガイドへと係合する偏心輪装置も可能である。 それぞれの場合においては、目標とされた摩耗低減も、狭い許容差内でのシャー部分の加工の省略も実現し、従って、課題により、簡単に構成され、相対的に僅かな摩耗しか受けないシャーが提供される。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 カッタローラと、アンビルとして使用されるローラとを介して使用できるシャーを示す。

    【図2】 アンビルとして、緊張されたストリップを利用するシャーを示す。

    【符号の説明】

    1 カッタ 2 カッタドラム 3 アンビルドラム 4 ストリップ 5 矢印方向 6 反対方向 7 矢印 8 両方向矢印 9 コイラ 10 楔 11 カッタローラ 12 レバーアーム 13 連接棒 14 偏心輪 15 作用位置 16 線

    【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書

    【提出日】平成13年4月12日(2001.4.12)

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】全文

    【補正方法】変更

    【補正の内容】

    【発明の名称】 フライングシャー

    【特許請求の範囲】

    【発明の詳細な説明】

    【0001】 本発明は、その周速度がストリップの送り速度と同期可能である、カッタを装備された少なくとも1つのドラムと、並びにこのドラムと対置するアンビルとを有するフライングシャーに関する。

    【0002】 同期されるこの様式のシャーは、例えば、ストリップを横方向に分割するための高速度シャーとして、独国特許出願公開明細書第196 37 862号から公知である。 ここでは、対置し、互いに圧下可能な2つのドラムが利用され、これらドラムの両方がカッタを装備されており、しかしながらまたこれらのドラムの一方は、アンビルを備えるか、アンビルとして利用されるのかのいずれかである。

    【0003】 圧下経路は、互いに対置するドラムの両方のブレードが僅かな間隔で互いにオーバーラップするか、カッタのシャーエッジが、対置するロールのアンビルか、
    しかしながらロールの外周かに圧力の下に載置されるように設定されている。 しかしながら、この様式のシャー工程にあっては、ブレード並びに場合によっては使用されるアンビル面の摩耗が望ましくないほど大きいということが判明し、また、カッタをアンビルに正確に載置するため、又は両方のカッタにより定義される切断のためには、申し分のない切断効率を保証するために、最も狭い許容差内でのシャーの製造が行なわれなければならないということが、製造を高価なものにすると実証された。 英国特許公開明細書第2 203 677号は、既に、カッタ及びアンビルを備え、切断すべきストリップだけが切り込まれるように互いに調整されているシャー装置を開示する。 ストリップへの張力を後から調達することによって、切り込み部を裂断し、従ってストリップを分離する。 このシャー装置にあっては、カッタドラム以外に費用をかけて同期させなければならないアンビルドラムが必要とされる。 加えて、ストリップがアンビルドラムと接触する際に、ストリップの損害が生じてしまう。

    【0004】 本発明は、摩耗及び原価を最小にし、製造するに当たり拡大された許容差を、
    切断効率を損なうことなく許容するこの種のシャーを得るという課題から出発する。

    【0005】 この課題は、特許請求項1の特徴により解決される。 これは、カッタ又は楔をストリップ内へと部分的にしか侵入させないことによって、切段位置におけるストリップの横断面を定義されるように著しく制限することを、また、その際、分離を、ストリップに加えられる張力によって実施することを可能にし、その際、
    相応に費用のかかる同期を有するアンビルドラムの使用が省略される。 有利で、
    有効な、そして発明的な先進の特徴は、従属請求項に読み取ることができる。

    【0006】 本発明の特徴を、実施例の記載により、これを図示した図面と関連させて詳細に説明する。

    【0007】 図1においては、カッタもしくは楔10を担持するカッタドラム11が図示されている。 カッタドラム11は、レバーアーム12の終端部に設けられており、
    このレバーアームには、連接棒13を介して力操作可能な偏心輪14が付設されている。

    【0008】 通常高速度シャーの場合、カッタドラム11は、そのカッタ10がストリップ4に到達しない距離で、ストリップ4を介して位置する。 しかしながら切断を実施するためには、ストリップ速度と一致する周速度で複数の反転部を介して駆動されるカッタドラム11が、圧下装置によって、自発的にストリップへ向かう方向に前進させられ、従って、カッタ10は、ストリップ4へと侵入し、ストリップを残余厚みへとまで完全分離する。

    【0009】 低速で走通するストリップにおいては、圧下装置を省略する可能性が、また、
    固定の間隔でストリップ4に対して設けられたカッタドラム11を、それぞれを作用位置にもたらすために、カッタドラム11のおおよその反転を介して、ストリップ速度に一致する周速度に加速させる可能性がある。

    【0010】 矢印の方向に走通するストリップ4には、今や、ストリップ4が、カッタ10
    によって強く減殺される分離位置で裂断するような張力が加えられる。

    【0011】 従って、分離は純粋な切断として実施されるのではなく、カッタ10又は楔がストリップ4の材料へと侵入することによってのみ、このストリップが分離位置で本質的に減殺される規模で実施される。 最終的な分離に対して必要な張力は、
    種々に調達することができる。 一つには、ストリップ4に対するこの張力を自身で調達することが可能であり、しかしながらまた、カッタドラム11の周速度を、ストリップ4の送り速度よりもいくらか遅く、又はいくらか速く維持するという可能性もあり、従ってストリップ4の裂断を実現する張力は、カッタ10と、
    ストリップ4の先端部もしくは後端部との間で生じさせられる。 しかしながらまた、速度差もしくは張力差を、これらによって分離が生じさせられるように設定する可能性もある。

    【0012】 例においては、ストリップ4は、コイラ9から引き出される。 楔10を装備されたカッタローラ11は、レバーアーム12の終端部において回転する。 切断のために偏心輪14は、操作され、連接棒13、レバーアーム12並びにカッタローラ11を介してカッタローラの作用位置15へと揺動する。

    【0013】 その作用位置15において、カッタローラ11がストリップ4を下に向かって線16に対して完全に撓め、この際楔10が、ストリップ4の素地にカッタローラが衝突することによって、並びにストリップを転向させる際に生じさせられた力によって実現されるように、ストリップ4内へと侵入する。 この場合、ストリップ4を引き出すことによって、及び/又は部分的に侵入させられる楔10を有するカッタローラの回転によって生じさせられる長手方向の力がストリップ4を分離する。

    【0014】 本発明はいくつかの変形例の可能性がある。 従って圧下装置として、レバーアームに作用する液圧ピストンを、直進機構に作用する液圧ピストンと同様に設けることができる。 また、接合板を介してレバーアームの揺動角度を設定する偏心輪装置も、又はその偏心輪が、直接レバーアームのガイドへと係合する偏心輪装置も可能である。 それぞれの場合においては、目標とされた摩耗低減も、狭い許容差内でのシャー部分の加工の省略も実現し、従って、課題により、簡単に構成され、相対的に僅かな摩耗しか受けないシャーが提供される。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 圧下装置を利用するシャーを示す。

    【符号の説明】 4 ストリップ 9 コイラ 10 カッタもしくは楔 11 カッタドラム 12 レバーアーム 13 連接棒 14 偏心輪 15 作用位置 16 線

    【手続補正2】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図1

    【補正方法】変更

    【補正の内容】

    【図1】

    【手続補正3】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図2

    【補正方法】削除

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AU,BA,BB,BG,BR, CA,CN,CU,CZ,EE,GD,GE,HR,H U,ID,IL,IN,IS,JP,KP,KR,LC ,LK,LR,LT,LV,MG,MK,MN,MX, NO,NZ,PL,RO,SG,SI,SK,SL,T R,TT,UA,US,UZ,VN,YU,ZA (72)発明者 ミュンカー・ヨッヘン ドイツ連邦共和国、クロイツタール、アウ サー・デム・シュラーク、14 (72)発明者 ニールセン・ドウェイン・エイ アメリカ合衆国、テネシー州37919、ノッ クスビル、カンモア・レイン、7226 (72)発明者 バリー・マイケル・エル アメリカ合衆国、テネシー州37916、ノッ クスビル、ローレル・アベニュー 1301、 アパートメント 29エイ Fターム(参考) 3C039 EA01 EA16 EA22

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