Article loading/unloading device

申请号 JP1641694 申请日 1994-02-10 公开(公告)号 JPH0741176A 公开(公告)日 1995-02-10
申请人 Goldco Ind Inc; ゴルドコ、インダストリーズ、インコーポレーテッド; 发明人 RICHIYAADO EICHI BANDAAMIA; DONARUDO JIEE SHIMUKOUSUKII;
摘要 PURPOSE: To prevent the motion from a pallet through the engagement with a leading part of an article group during the loading operation, to increase the operating speed, to minimize articles from being damaged, and to minimize the changing time of the operation mode by guiding the article group when it is pushed out from the pallet during the unloading operation. CONSTITUTION: During the loading operation, an article on an article conveyor 26 is changed in direction at a first position 29, moved toward a discharge end part 37 along a first passage, and a sweeping unit 64 pushes and guides the direction-changed article so as to be stored on a pallet 11 by the group. A retainer prevents the article from traveling over the pallet 11. During the unloading operation, the stored articles are pushed out and guided by the group from the pallet 11 to form the flow-through by the sweeping unit 64 and the retainer unit 17 along a second passage separate from the first one. Then, the articles are guided to a second position 31 downstream of the first position 29 of the article conveyor 26.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】積み付け操作中に物品をグル−プを成してパレット上に移動させまた取り卸し操作に際してパレットから移動させる物品積み卸し装置において、前記各物品グル−プは先頭部と尾部とを有し、前記装置は、 前記パレットに対して移動される各物品グル−プの尾部と係合可能の可動物品押圧手段を有する掃引手段と、 前記パレットに対して移動される前記の各物品グル−プの先頭部と係合可能の可動物品保持手段を有するリテーナ手段と、 前記物品押圧手段の運動を生じてこれを前記の各物品グル−プの前記尾部と係合させ、次に前記積み付け操作に際してはこの物品グル−プを前記パレットの上に押し込みまた前記取り卸し操作に際しては前記パレットから前記物品グル−プを押出し、また前記物品保持手段の運動を生じて、前記積み付け操作に際しては前記パレット上の前記物品グル−プの先頭部と係合させてこのパレットからの前記物品グル−プの運動を防止しまた前記取り卸し操作に際しては前記物品グル−プが前記物品押圧手段によって前記パレットから押出される際に前記の各物品グル−プを前記パレットから案内するように、前記掃引手段および前記リテーナ手段に連結されたアクチュエータ手段とを含む物品積み卸し装置。
  • 【請求項2】前記物品押圧手段は掃引アームを含み、この掃引アームは前記の各物品グループの前記尾部と係合する前にそのホーム位置にある時、前記物品グループの尾部に隣接して配置され、前記掃引アームは前記ホーム位置から前記物品グループの前記尾部と係合するように移動されて、その後、前記積み付け操作に際しては前記の係合された物品グループを前記パレットの中に押し込み、前記取り卸し操作に際しては前記パレットから押出すように成されたことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  • 【請求項3】前記掃引手段は少なくとも1つの第2掃引アームと前記各掃引アームに連結された駆動手段とを含み、前記各掃引アームは閉鎖ループ通路にそって駆動されまた前記ループ通路にそって相互に離間されて、これらの掃引アームは交互にそれぞれのホーム位置にもたらされ、次に前記パレット掃引区域に順次に配置される前記の各物品グループの尾部に係合するように移動されることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  • 【請求項4】前記掃引手段は第1、第2および第3掃引アームを含むことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  • 【請求項5】前記物品保持手段はリテーナアームを含み、このリテーナアームは積み付け操作に際しては前記パレットからの物品運動を防止するように前記パレット上に配置され、また前記リテーナアームは取り卸し操作に際してはそのホーム位置において前記パレットの前記先頭部に隣接配置され、次に前記リテーナアームは前記ホーム位置から第1方向に移動されて前記物品グループの前記先頭部と係合させられ、次に前記物品グループが前記物品押圧手段によって前記パレットから押出される際に、前記第1方向と逆方向の第2方向に移動されて前記の係合された物品グループを前記パレットから案内することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の装置。
  • 【請求項6】前記リテーナ手段は可動キャリジ手段を含み、このキャリジ手段は、前記取り卸し操作中に前記物品押圧手段によって前記パレットから押出される前記物品グループの運動方向に実質的に平行に前記リテーナアームが往復運動するように前記リテーナアームを取付けられていることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  • 【請求項7】前記リテーナ手段は駆動手段を含み、前記駆動手段はその上にコネクタ手段を取付けられ、前記コネクタ手段は前記取り卸し操作に際して閉鎖ループ通路にそって単一方向に駆動され、また前記リテーナ手段は、前記コネクタ手段と前記キャリジ手段との間に延在する連結手段を含み、このようにして前記コネクタ手段が前記閉鎖ループ通路にそって駆動される際に前記キャリジ手段が前記駆動手段によって往復駆動されることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  • 【請求項8】前記掃引手段と前記リテーナ手段はそれぞれ閉鎖ループ通路にそって運動するための駆動手段を含み、前記掃引手段の前記閉鎖ループ通路は、前記リテーナ手段の前記閉鎖ループ通路の走行距離に前記掃引手段の掃引アームの数を乗じた走行距離を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の装置。
  • 【請求項9】前記装置は、積み付け操作中に前記パレット上に押出された各物品グループの上にシートを配置しまた取り卸し操作中に前記パレットから先行の物品グループを除去した後に各シートを除去するためのシート転送手段を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の装置。
  • 【請求項10】前記装置は、主搬送ラインから方向変換された物品を受けてこれらの物品を前記パレットに搬送する第1搬送手段と、前記パレットから物品を受けてこれらの物品を前記パレットから前記主搬送ラインまで搬送する第2搬送手段とを含むことを特徴とする請求項1
    乃至9のいずれかに記載の装置。
  • 【請求項11】物品が特定通路にそって移動させられ、
    前記通路は第1箇所とこの第1箇所から前記特定通路にそって離間された第2箇所とを有するように成された物品コンベアと共に使用される物品の方向変換/貯蔵システムにおいて、前記システムは、 前記物品コンベアから前記第1箇所において方向変換された物品を受ける第1搬送手段と、 パレットを受けて前記パレット上に物品を貯蔵する事のできる物品貯蔵手段と、 積み付け操作に際して前記物品貯蔵手段において物品を前記第1搬送手段からパレット上に押し込みまた取り卸し操作に際して前記物品貯蔵手段において前記パレットから物品を押出ための物品積み卸し手段と、 取り卸し操作に際して前記物品積み卸し手段によって前記物品貯蔵手段の前記パレットから押出された物品を受けて、これらの物品を前記物品コンベアの前記第2箇所に供給する第2搬送手段とを含む事を特徴とする物品方向変換/貯蔵システム。
  • 【請求項12】前記第1搬送手段は前記物品コンベアの前記第1箇所に開いた受理端部と、前記物品貯蔵手段に開いた排出端部とを含み、また前記第2搬送手段は、前記第1搬送手段の前記排出端部から離間された箇所において前記物品貯蔵手段に開く受理端部と、前記物品コンベアの前記第2箇所に開く排出端部とを有することを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  • 【請求項13】前記物品貯蔵手段は第1および第2側面を有し、前記第1搬送手段の前記排出端部が前記物品貯蔵手段の前記第1側面に開き、また前記第2搬送手段の前記受理端部が前記物品貯蔵手段の前記第2側面に開くことを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  • 【請求項14】前記物品貯蔵手段の前記第1側面と前記第2側面はこの物品貯蔵手段の対向側面にあり、前記第1搬送手段から前記物品貯蔵手段に押し込まれる前記物品は、前記物品貯蔵手段から前記第2搬送手段に押出される物品と実質的に同一方向の通路に従い、このようにしてフロースルーシステムを成すことを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  • 【請求項15】前記物品積み卸し手段は物品をグループごとに通過させるゲート手段と、積み付け操作に際して物品をグループごとに前記第1搬送手段から前記物品貯蔵手段のパレット上に押し込み案内する掃引手段とを含み、また前記物品積み卸し手段は保持手段を含み、取り卸し操作に際して前記掃引手段が物品をパレットからグループごとに前記第2搬送手段の上に押出しまた前記保持手段がこれらの物品を案内することを特徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載のシステム。
  • 【請求項16】それぞれ先頭部と尾部とを有する物品グループをパレットから移動させる取り卸し装置において、前記装置は、 パレット掃引区域において物品グループの尾部に係合する可動物品押圧手段と、第1閉鎖ループ通路を成し前記物品を前記第1閉鎖通路にそって単一方向に移動させる第1駆動手段とを有する掃引手段であって、前記物品押圧手段は、前記物品グループの尾部と係合する前に、前記パレット掃引区域にある前記物品グループの尾部に隣接するが離間されたホーム位置にあるように成された掃引手段と、 可動キャリジと、前記キャリジ上に取付けられ前記パレット掃引区域にある前記物品グループの先頭部と係合する物品リテーナ手段と、第2閉鎖ループ通路を成す第2
    駆動手段と、前記第2駆動手段を前記キャリジと連結するためのコネクタであって、前記コネクタは前記第2駆動手段によって前記第2閉鎖ループ通路にそって単一方向に移動されるコネクタとを含む保持手段と、 前記第1および第2駆動手段と連結されたアクチュエータ手段であって、このアクチュエータ手段は、前記物品押圧手段をホーム位置から移動させた後に前記物品グループの前記尾部に係合させて前記物品グループを前記パレットから所定方向に押出し、また前記アクチュエータ手段は、前記物品保持手段の運動を生じて前記物品グループの前記先頭部に係合させ、その後、前記物品グループが前記パレットから前記物品押圧手段によって前記所定方向に移動される際に、前記パレットから前記物品グループを案内させるように成されたアクチュエータ手段とを含むことを特徴とする請求項積み付け装置。
  • 【請求項17】前記物品押圧手段は複数の掃引アームを含み、これらの掃引アームは前記第1閉鎖ループ通路にそって移動させられ、前記ホーム位置において順次に前記の各物品グループの尾部に隣接配置され、また前記第1閉鎖ループ通路の走行距離は前記第2閉鎖ループ通路の走行距離に前記物品押圧手段の前記掃引アームの数を乗じた距離に等しいことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  • 【請求項18】前記物品押圧手段によって前記パレットから押出される際の前記物品グループの所定の運動方向に対して実質的に平行方向に、前記駆動手段が前記キャリジを往復運動させることを特徴とする請求項16または17のいずれかに記載の装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は物品積み卸し装置に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】缶などの物品を相異なる場所の間において搬送し、また/あるいは各操作段階の間において物品を貯蔵する必要がしばしばある。 缶などの物品を貯蔵するために使用される積み卸し装置は公知であり、このような物品グループが層または棚段を成してパレット上に貯蔵される(例えば米国特許第4,759,673号、
    第4,834,605号、第4,934,508号参照)。

    【0003】また掃引構造を使用して棚段の物品をパレット上に押圧できる事も公知であり(例えば、米国特許第3,934,713号および第4,978,275号参照)、またパレット上の物品棚段の間にシートを配置するためにシート転送ユニットを使用できる事も公知である(例えば米国特許第4,759,673号および第4,809,965号参照)。

    【0004】同様にパレット上の物品をパレットから押出す可動アームによってパレットから押出す事も公知であり(例えば、米国特許第3,389,810号参照)、また物品グループを対応のアーム対によってパレットから案内し誘導できる事も公知である(例えば米国特許第3,543,949号参照)。

    【0005】また、搬送ラインに沿って、移動する物品または容器を操作中にラインから方向変換させて、その後ライン上に必要となるまで堆積しまたは貯蔵する必要のある場合がしばしばある。 これは例えば缶などの容器の搬送ラインに関連して、容器ラインの操作中に容器を蓄積し貯蔵するため、例えば容器製造中、容器のラベリングおよび/または容器充填のために必要である事が発見された。 このような物品の蓄積または貯蔵能がなければ、ライン上の閉塞などによって、このラインの上流および/または下流の製造器具がしばしば停止され、その後再び始動されなければならないであろう。

    【0006】従って缶などの物品を蓄積しまた貯蔵するための蓄積テーブルが使用されているが、これらのテーブルは従来構造においては生産ラインまたは操作ラインと作動的に連結され、物品が同一通路に沿って堆積テーブルまで走行しまたはこのテーブルから走行し、あるいは1つの通路にそってテーブルまで走行し他の通路に沿ってテーブルから走行する。 しかし蓄積テーブルは相当大きな床面積を必要としまた/あるいはきわめて限られた容量を有する事が発見された。

    【0007】物品の品質を保持しながら製造ライン速度を増大する必要から、物品製造装置また/あるいは操作装置の頻繁な停止または減速を最小限に成す事がますます重要となった。 従って、不必要な物品を方向変換させ、このような方向変換された物品の十分な貯蔵量を生じて例えば容器ラインの上流部分の操作を継続しラインの下流部分の操作を停止し、またはその逆とする事がますます重要となってきた。

    【0008】製造ラインまたは操作ラインから方向変換された物品を貯蔵するために使用される物品積み卸し装置も提案されており、これらのユニットはこれらのラインから方向変換された物品の貯蔵量を大きくするのみならず、その場合に製造ラインの下流部分が処理できないすべての物品を積み付けによって蓄積し、また(例えば上流装置が製造不足状態または不製造状態にある場合に)貯蔵されている物品を取り卸して下流装置に供給する事によって、ラインに対するこれらユニットの位置に対応してライン速度をつり合わす簡単な機構を成していた。

    【0009】現在公知の物品積み卸しユニットは双方向構造を使用して製造ラインまたは操作ラインから缶などの物品を方向変換させ(例えば米国特許第3,389,
    810号参照)。 この構造においては方向変換された物品は製造ラインまたは操作ラインから貯蔵パレットに向かってコンベア通路にそって1方向に移動させられ、また物品が製造ラインまたは操作ラインに向かって逆に移動される際には同一搬送通路にそって逆方向に移動される。 このような構造は明らかに、製造ラインまたは操作ラインから物品が方向変換されたのと同一箇所に物品を再挿入するのみならず、特に物品の走行が頻繁に逆転される場合に物品に対する損傷の危険が増大する。 さらに、主搬送路においてフロースルー型パレタイザ/デパレタイザ装置を使用できる事も公知である(例えば米国特許第3,788,497号参照)が、このような装置も問題点を示す事が発見された。

    【0010】現在公知の物品積み卸し装置は、操作速度と物品損傷とをつり合わせながら、二重の操作モード(すなわち積み付け操作と取り卸し操作)とを実施するために物品の運動方向を逆転する能力を保持しようとしているが、これらの物品積み卸し装置の効率の改良の余地がある。

    【0011】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、積み付けと取り卸しの両方について掃引要素と保持要素とを使用し、物品積み卸し操作全体がスルーフロー構成を使用して、操作速度を増大すると共に物品の損傷を最小限に成し、操作モードの変換に必要な時間を最小限にする事のできる改良型物品積み卸し装置を提供するにある。

    【0012】

    【課題を解決するための手段】従って本発明の目的は改良型物品積み卸し装置を提供するにある。

    【0013】本発明の他の目的は改良型物品方向変換貯蔵システムを提供するにある。

    【0014】本発明のさらに他の目的は、フロースルー構成を成すように物品コンベアと共に使用される改良型の物品方向変換貯蔵システムを提供するにある。

    【0015】本発明のさらに他の目的は、改良型デパレタイザ装置を提供するにある。

    【0016】本発明は前記の説明のみに限定されるものでなく、その主旨の範囲内において任意に変更実施できる。

    【0017】

    【実施例】物品方向変換貯蔵システム7はフロースルー構成の物品の積み卸し装置として形成されている。 このシステムは、貯蔵ユニット9を含み、このユニットにおいてパレット11が物品積み卸し区域13に配置され、
    物品15(付図においては缶として図示)を受け、貯蔵し、次に排出する。

    【0018】物品積み卸しユニット17が物品積み卸し区域13の中に配置され、積み付け操作に際して前記の物品積み卸し区域13に配置されたパレット上に物品を押し込み、取り卸し操作に際して物品をパレットから押し出す。

    【0019】積み付け操作に際して、積み卸しユニット17が貯蔵ユニット9の一方の側面19において作動して(図1)、受理物品または進入物品を搬送するユニット21から、貯蔵区域のパレットの上に物品を押し込み案内するが、取り卸し操作に際しては前記積み卸しユニット17は貯蔵ユニット9の反対側面(図2)において作動して、物品を貯蔵ユニットのパレットから、排出物品を搬送するユニット24上に押出す。

    【0020】図1に見られるように、システム7は物品コンベア26と共に使用され、このコンベア26は缶などの物品の製造中および/または操作中にこれらの物品を移動する搬送システムの一部を成し、また物品コンベア26は側壁27を有して、物品が所定方向(図1の矢印28)に移動する通路を成している。

    【0021】本発明の目的から、前記物品コンベア26
    から除去される物品は上流箇所29(図1)においてこのコンベアから方向変換されて、方向変換した物品は進入物品搬送ユニット21によって受けられる。 前記のコンベア26上に載置される物品は、下流箇所31(図1)において、排出物品搬送ユニット24によってコンベア26上に載置される。

    【0022】コンベア26は通常のコンベアとし、例えばエンドレスベルトコンベアとし(図示)、その上側面が下流方向(図1の矢印28)に移動される。 しかしコンベア26はエアコンベア、物品を搬送するデッドプレートなどのプレート、または公知コンベアの組合せとする事ができる。

    【0023】進入物品搬送ユニット21は受理端部33
    (図1)含み、この端部33は側壁34を有し、前記上流箇所29においてコンベア26に開き、このコンベア26から(矢印35の方向に)物品を方向変換し、物品はコンベア26から1通路(図1に図示のようにコンベア26に対して垂直の通路にそって)押される。 コンベア26から方向変換される物品は例えばこのコンベア2
    6上のバックアップ装置によって自動的に方向変換され、これらの物品は上流箇所29においてバックアップされてコンベア26にそって搬送される他の製品をコンベア26から進入物品搬送ユニット21の上に押し出す(物品26を搬送ユニット21上に押出しまたは方向変換させるために、上流箇所29に方向変換ゲートなどを使用する事ができよう)。

    【0024】また進入物品搬送ユニット21は排出端部37を含み、この排出端部は側壁38を備え貯蔵ユニット9に向かって物品を搬送し(矢印39)、この排出端部37は物品積み卸し区域13に隣接した貯蔵ユニット9の側面19に終わっている。

    【0025】進出物品搬送ユニット24は受理端部41
    を含み、この受理端部は側壁42を有し、貯蔵ユニット9の側面23に隣接して、この貯蔵ユニットから押出された物品を受ける。 物品積み卸し区域13においてパレットから押出された物品は貯蔵区域9から(矢印43方向に)第2走路にそって搬送され、この2走路は進入物品搬送ユニット21の排出端部37から貯蔵区域9に向かって移動する物品の第2走路と同一方向であるので、
    フロースルー構造を成す。

    【0026】また進出物品搬送ユニット24は排出端部45を含み、この排出端部45は側壁46を有しまた前記受理端部41の一端に隣接して開き、この受理端部4
    1から搬送される物品を受けて、前記コンベア26上の下流箇所31に向かって物品を走路(矢印47)にそって移動させる。 この下流箇所31において排出端部45
    が物品コンベア26に開き、物品はコンベア26上に載置される(付図に図示のように、排出端部45は好ましくは(絶対必要ではないが)コンベア26への物品の所望の通路がコンベア26にそった第2主通路に対して垂直となるように配置され、また進入物品コンベアユニット21が同様にコンベア26に対して垂直であるので、
    物品はコンベア26からまたコンベア26に向かって相互に平行にしかし逆方向に移動される)。 必要なら、あるいは所望ならば、下流箇所31において物品がコンベア26から方向変換されないように、この下流箇所31
    にゲートを備える事ができよう。

    【0027】進入物品搬送ユニット21および進出物品搬送ユニット24のそれぞれ受理端部および排出端部はエンドレスベルトコンベアとする事ができ(この場合、
    ベルトコンベアが望ましい)、各コンベアの上側面が物品を図1と図2に図示の矢印方向に搬送し、あるいはエアコンベア、物品を搬送するデッドプレートなどのプレート、または公知コンベアの組合せとする事ができる。

    【0028】システム7の種々の部品を支持するために支持構造49が使用され、搬送区域および物品積み卸し区域は、パレット11を貯蔵ユニット9にもたらしまたこの貯蔵ユニットから取り出すのに十分な高さに配置される事が好ましい(図1)。

    【0029】貯蔵ユニット9において、パレット11は積み付け操作に際して物品積み卸し区域13で物品を受けるように配置され、通常構造のように第1グループの物品が各パレット上に第1層として配置され、次にこのパレットが下方に割出されて、このパレットが充填れるまで順次に物品グループが上下の層を成して配置されるように各パレットがエレベータ51上に配置される。 取り卸し操作に際しては、通常のように取り卸されるパレットの最上層が取り卸され、次にこのパレットが上方に割出され、パレットが空になるまで各層が取り卸されるように各パレットがエレベータ上に配置される。

    【0030】転送アーム55とシート係合手段(原則として真空カップ)57とを有するシート転送ユニット5
    3が物品積み卸し区域13の上方に隣接して配置され、
    積み付け操作に際してはシート供給源からシート59を一枚づづパレット上に載置し、取り卸し操作に際しては、各層の物品が取り出されるに従ってシート59を除去する。

    【0031】コンベア26から方向変換され物品積み卸し区域13に向かって進入物品搬送ユニット21によって搬送される物品は、この搬送ユニット21の排出端部37においてストッパユニット61によってグループ別に分割される。 ストッパユニット61は伸縮自在フィンガーなどのストッパ機構を備え、これらのフィンガーは排出端部37の物品走路の中に出入する事ができ、ストッパユニットが物品走路から出るたびに1つの物品グループを通過させ、次に物品走路の中に戻って上流の物品の走行を閉塞するようにして物品の流れを制御する。

    【0032】ストッパユニット61を通過した各物品グループは物品積み卸し区域13に向かって搬送され、積み付けられる先頭(下流)グループの物品が掃引ユニット64の先頭掃引アーム63と接触し、この掃引アームが物品を物品積み卸し区域13に案内する。 物品積み卸し区域13は側壁65を有し、また積み付け操作に際してパレット11上に物品を案内し保持するため、(物品積み卸し区域13の側面23に)可動端壁またはリテーナ壁体またはリテーナアーム66を有する(取り卸し操作に際して、可動端壁66はパレット11から取り出される物品の通路から引き上げられる)。 掃引ユニット6
    4は好ましくは3本の掃引アーム63、67および68
    を含む(これらの掃引アームは、下記の詳細に説明するように、各掃引サイクルに際して物品をパレット上に案内し押出すために使用される)。

    【0033】掃引アーム63、67、68はエンドレスチェーン69上に離間配置され、これらの掃引アームがエンドレスループ回りに駆動され、また各掃引アームがチェーン69の1回転ごとに排出端部37の一部の上方通路を通してまた物品積み卸し区域13を通して駆動されるように成されている。 チェーン69は、モータなどのアクチュエータによって駆動されるスプロケットホイール70に掛け回されている。

    【0034】パレット11上に物品の第1グループを配置する際に、掃引アーム63がリーダまたはスタビライザーとして作用して、ホーム位置から移動して第1グループの物品をパレット上に案内し、この間に(最初は物品上方を上流に移動していた)掃引アーム67がこの第1グループの背後まで下方に回転し、(最初はパレット11の下流にあった)掃引アーム68が上方に回転させられて物品通路の上方を上流に移動する。

    【0035】次に掃引アーム67が残余の物品をパレット上に押出して、その間に掃引アーム68が物品上方を上流に移動しつづけ、また掃引アーム63が物品通路の外に回転する。 第1グループの物品全部がパレット上に載置された後に、これらの掃引アームは方向変換して掃引アーム67はそのホーム位置まで移動される(すなわち、この掃引アーム67は図3に図示の掃引アーム63
    の位置をとる)。

    【0036】同様に第2グループの物品をパレット11
    上に積み付ける際に、掃引アーム67がホーム位置から移動されて物品をパレット上に案内し、また掃引アーム68が下方に回転されて物品をパレット上に押出す。 第2グループの物品全部がパレット上に積み付けられた後に、掃引アームの運動方向が逆転され、掃引アーム68
    がホーム位置に移動されて第3グループの物品をパレット11上に案内する事ができる。 掃引アーム68が第3
    グループの物品をパレット11上に押出した後に、掃引アーム63が使用されて第3グループの物品をパレット上に押出し、その後、これらの掃引アームの運動方向が再び逆転されて掃引アーム63がホーム位置まで移動され、次のグループの物品をパレット上に積み付けるための案内アームとして待機する。

    【0037】このようにして、積み付け操作に際して物品がグループごとに移動されるたびに、3掃引アームの1つが物品を案内し、次にもう1つのアームが物品を押出し、従って各3サイクルセットの1サイクル中に1つのアームが遊転する。

    【0038】貯蔵ユニット9に貯蔵された物品が後で必要となった時、物品は貯蔵ユニットのパレットから層ごとに除去される。 そのため、物品積み卸しユニット17
    を使用してパレットから物品をグループごとに進出搬送ユニット24の受理端部45に押出す。 付図に図示の物品積み卸し組立体は各積み付け操作と各取り卸し操作に使用されるが、単独の操作、例えば取り卸し操作にのみ使用する事もできる。

    【0039】掃引ユニット64を取り卸し操作に使用する場合、掃引アーム63、67、68が(積み付け操作の場合と)同一方向に移動し、物品を物品積み卸し区域13から押出す。 これらのアームは取り卸し操作に際してパレットから移動される物品の尾部または上流部に順次に係合して、物品の各グループの先頭部または下流部がパレットから搬送ユニット24の受理端部41の方に押出される方向にこれらの物品グループを押出す。

    【0040】掃引アーム63、67、68は閉鎖ループエンドレス通路にそって走行するようにエンドレスチェーン69上に取り付けられ、また取り卸操作に際して取り出される順次の物品グル−プの尾部と順次に係合するようにこれらのアームは離間されている。

    【0041】取り卸し操作に際してチェーン69が閉鎖ループ通路の距離の1/3回転した時にそれぞれの掃引アームがホーム位置に順次にもたらされるように、チェーン69はこれらのアームがチェーンにそって離間されるだけの長さを有する事が好ましい。

    【0042】パレットから進出物品搬送ユニット24の受理端部41に移動される各物品グル−プを案内するため、保持組立体または保持ユニット71が使用される。
    図2に最もよく示されるように、保持ユニット71はパレットから取り卸される物品の走行路の上方を前後に往復移動するキャリジユニット73を含む。 この往復運動は、パレットから取り卸されている各物品グル−プの主方向に対して平行である。

    【0043】キャリジ駆動組立体75がキャリジユニット73の往復運動を生じる。 キャリジ駆動組立体75はスプロケットホイール78上に取り付けられたチェーン77を含み、このチェーンは閉鎖ループエンドレス通路に従う。 コネクタアーム79を使用してキャリジユニット73をチェーン77に連結し、チェーンがスプロケットホイール回りに駆動される際にキャリジユニット73
    に対して運動を伝達し、これらのスプロケットホイール78はチェーン駆動/クラッチ構造を介して駆動されるので、チェーン69と70が共通に駆動されて掃引ユニットと保持ユニットとの間に正確な調時を生じる(これらのユニットは、進入および進出搬送ユニット21、2
    4を成すコンベアより高速で駆動される)。

    【0044】保持ユニット71は、取り卸し操作に際して各操作サイクルの間、ホーム位置にある。 このホーム位置において、チェーン77がホーム位置から移動される時、チェーン77はまず貯蔵ユニット9の方に移動され、このチェーンは、次にスプロケット回りに運動し続けてキャリジユニット73を逆方向に移動させるのに十分な距離移動される。

    【0045】チェーン69が取り卸し操作に際してその閉鎖ループにそって1回転するたびに、チェーン77はその閉鎖ループにそって3回転させられる。 これはチェーン77がチェーン69の長さの1/3であって、またこれらのチェーンをそれぞれのスプロケット回りに同一速度で駆動する事によって達成される。

    【0046】リテーナアームまたは案内アーム81がキャリジユニット73の運動と共に直線路にそって往復運動するように、リテーナ支持アームによってキャリジユニット73上に取り付けられている。 このリテーナアーム81は積み付け操作中には前記の可動端壁66とする事が好ましく、次に取り卸し操作に際してはリテーナアーム81がパレットから取り出される物品グル−プの先頭部分から一定間隔をもって隣接する(リテーナアーム81と次にパレットから取り出される製品グル−プの先頭部分との間隔は、前記の掃引アーム63と次にパレットから取り出される物品グル−プの尾部との当初間隔に等しい間隔とする事が好ましい)。

    【0047】このようにして、保持ユニット71が取り卸し操作に際してそのホーム位置から移動される時、リテーナアーム81の最初の運動は、物品をパレットから移動させる方向と逆方向である。 これにより、リテーナアーム81は、次にパレットから除去される物品グル−
    プの先頭部分と係合させられ、同時に掃引アームがこの物品グル−プの尾部と係合させられ、その後この掃引アームとリテーナアームが一斉に移動されるので、掃引アームがこの係合された物品グル−プをパレットから押出すと同時に、リテーナアームがパレットからこの物品グル−プを案内する。

    【0048】リテーナアーム81は好ましくはカム82
    とカムホロア83とを介してキャリジ上に枢着されて枢転させられ、コネクタアーム79を下方に枢転させるので、リテーナアーム81が次にパレットから取り出される物品グル−プの先頭部と係合可能となり、またリテーナアーム81は取り卸し操作に際して上方に枢転させられて、パレットから押出される物品グル−プの走路外の非係合位置に入る。

    【0049】操作に際して、操作モード(すなわち積み付け操作または取り卸し操作)を制御するためにコンピュータを含む制御ユニット84を使用し、また所要の調時および順序付けなど所望の目的を達成するために対応のユニットを制御する事ができる。

    【0050】システムが積み付けモードにある時(すなわち積み付け操作中)の操作をまとめて言えば、上流箇所29においてコンベア26から方向変換された物品は進入物品搬送ユニット21にそって貯蔵ユニット9の側面19まで移動させられ、この貯蔵ユニットにおいて物品積み卸しユニット27を使用してパレットの上にグル−プごとに押出され、各物品グル−プがそのパレットが一杯になるまで順次の層を成す(必要ならばすべての方向変換物品を操作するために追加パレットを使用する事ができる)。

    【0051】取り卸しモードに際して(すなわち取り卸し操作中に)、物品は物品積み卸しユニット17によってパレットから除去され、このユニットによって各物品グル−プが進出物品搬送ユニット24の上に押出され、
    このユニット24が物品をコンベア26上に下流箇所3
    1において載置する。

    【0052】

    【発明の効果】積み付け操作および取り卸し操作のために本発明のシステムを使用すれば、操作速度を増大する事ができ(少なくとも一部の公知物品積み卸しユニットを使用する場合の毎分4層に対して例えば毎分6層)、
    同時に物品破損を最小限に成し(同一通路において物品が対向方向運動に露出されない)、また操作モード変換のために必要とされる最小限時間を短縮する事ができる(モード変換に際して物品をシステムの一方の側面から他の側面に移動させる必要がない)。

    【0053】前記の説明から明らかなように、本発明は改良された物品積み卸し装置を提供する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】図1は物品コンベアと共に図示された本発明の物品方向変換/貯蔵システムの斜視図。

    【図2】図1のシステムの部分斜視図であるが図1とは反対側からとられた図。

    【図3】図1と図2に示すシステムの特に掃引ユニットと保持ユニットの構造を示す概略側面図。

    【符号の説明】

    7 物品積み卸しシステム 9 貯蔵ユニット 11 パレット 15 物品(缶) 13 物品積み卸し区域 17 物品積み卸し手段(ユニット) 21 第1転送手段(進入物品コンベア) 24 第2転送手段(排出物品コンベア) 26 物品コンベア 29 上流箇所 31 下流箇所 33 第1転送手段の受理端部 37 第1転送手段の排出端部 41 第2搬送手段の受理端部 45 第2搬送手段の排出端部 53 シート転送手段 64 掃引手段(ユニット) 63、67、68 物品押出手段(掃引アーム) 69 掃引ユニット用チェーン(駆動手段、閉鎖ループ通路) 71 保持手段(保持ユニット) 73 キャリジ手段(ユニット) 75 キャリジ駆動組立体 77 保持ユニット用チェーン(駆動手段、閉鎖ループ通路) 79 コネクタアーム 81 リテーナアーム

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