Assembly of the turret and a low radar reflection weapons

申请号 JP2014511966 申请日 2012-05-08 公开(公告)号 JP2014517904A 公开(公告)日 2014-07-24
申请人 オート・メラーラ ソシエタ ペル アテオニOto Melara S.P.A.; 发明人 チアッピーニ,アンドレア;
摘要 【解決手段】本発明は、砲塔と低レーダー反射兵器のアセンブリであって、該アセンブリは砲塔と兵器とを備えて構成され、該兵器は、休止配置の時には前記砲塔の内部に隠れた配置にあり、操作配置の時にはその銃身の少なくとも一部が前記砲塔から突き出ている配置にあると共に、前記砲塔は、該兵器を隠蔽するための隠蔽手段を備え、該隠蔽手段は低レーダー反射になるような形状に構成されていることを特徴とする。
【選択図】図3
权利要求
  • 砲塔と低レーダー反射兵器のアセンブリであって、
    該アセンブリは砲塔と兵器とを備えて構成され、
    該兵器は、休止配置の時には前記砲塔の内部に隠れた配置にあり、操作配置の時にはその銃身の少なくとも一部が前記砲塔から突き出ている配置にあり、
    前記砲塔は、該兵器を隠蔽するための隠蔽手段を備え、
    該隠蔽手段は低レーダー反射になるような形状に構成されている、
    ことを特徴とするアセンブリ。
  • 前記隠蔽手段が、可動疑似デッキと砲塔の上部シールドとを備えていることを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
  • 前記上部シールドが、兵器を突き出すために開き、兵器を隠すために閉じる複数のスライドハッチを備えていることを特徴とする請求項2に記載のアセンブリ。
  • 前記可動疑似デッキが、複数のスライドハッチを備えていることを特徴とする請求項2に記載のアセンブリ。
  • 前記可動疑似デッキの複数のスライドハッチが、兵器が休止配置から操作配置に移行する間に開くと共に、兵器が操作配置にあるときに再び閉じることを特徴とする請求項4に記載のアセンブリ。
  • 前記スライドハッチが、軸方向にスライドすることを特徴とする請求項3〜4のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  • 前記アセンブリがさらに固定疑似デッキを備えていると共に、該固定疑似デッキが前記可動疑似デッキとボート又は船のデッキとの接触手段であることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  • 前記ボート又は船のデッキが台座を備えていると共に、前記固定疑似デッキが該台座をカバーしていることを特徴とする請求項7に記載のアセンブリ。
  • 前記スライドハッチが、水圧システムにより開閉されると共に、該水圧システムとは異なる非常時開放手段を備えていることを特徴とする請求項3〜4のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  • 前記非常時開放手段が圧縮スプリングを備えていることを特徴とする請求項9に記載のアセンブリ。
  • 前記スライドハッチが複合材料からなる被覆層で被覆されていることを特徴とする請求項3〜4のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  • 说明书全文

    本発明は、砲塔及び該砲塔を備えた銃火器に関し、更に詳しくは、砲塔と低レーダー反射兵器とのアセンブリに関する。

    従来、軍事分野における主要長距離識別技術の一つとして、レーダーエコー源なるものが知られている。

    軍事設計者らが入射レーダー波の反射のレーダーサイン(radar signature)の低減に関連するステルス技術を開発して以来久しく、とりわけ、そのようなステルス技術は、結局のところかかる目的のために設計された物体を当該観点での研究を非常にやりがいのある挑戦的な課題にしたところの特定の形状と大いに関係がある。 かかるステルス技術と共に、形状の観点から、設計者らは、レーダー吸収材料(いわゆる「RAM」といわれている)についてもテストを重ねてきた。 かかるレーダー吸収材料は、衝突する(レーダーによって放射されるラジオ波の)エネルギーを“捕獲”する部分であり、同様に、黒い物体が太陽の可視光を捕獲し、それを熱に変換する。 一般に、上記のような材料としては、フェライト粒子を懸濁した樹脂がしられている。

    本体のレーダーサインは、典型的には、下記式によって表わされるラジオ波の出を決定する、いわゆるレーダー断面積σによって特定される。

    式中、Ptはレーダー送信機によって送信される出力[w]、Gtは送信レーダーアンテナの増幅率、rは送信レーダーと目標との直線距離[m]、σはレーダーの断面積[m2]、Aeffは受信レーダーアンテナ(典型的には、送信アンテナと一致する)の効果面積[m2]を示す。

    榴弾砲、四筒式銃火器、重サブマシンガンのような多くの他の大口径兵器と同様、キャノン砲が、銃火器の方位回転を可能にするため、実質的に垂直な回転軸周りを回転する回転砲塔に載置されていることもまた知られている。 さらに、かかる銃火器は、また天頂方向にも回転することができる。

    砲塔の形状は、レーダーサインの観点からは、通常、非効率であることもまた知られている。 それ故、構造上の制約のため、レーダーサインを著しく低減することは推測の域をでていない。

    さらにまた、キャノン砲には、形状や使用材料の観点から明確な限界があり、それ故、その抵抗力と形状は、満たさなければならない機能や、射撃操作中に委ねられる熱的、機械的ストレスによって定義・特徴づけされる。

    本発明は、上記のような従来の欠点を改善した砲塔と低レーダー反射兵器とのアセンブリを提供することを目的とする。

    本発明によれば、特許請求の範囲に記載した砲塔と低レーダー反射銃火器とのアセンブリを提供することができる。 本発明を以下に図面を参照して説明するが、当該図面に示された態様は本発明を限定するものではないことは言うまでもないことである。

    図1は、本発明に従う砲塔と兵器とのアセンブリの将来展望(閉鎖状態)を示す。

    図2は、本発明に従う図1に示すアセンブリの将来展望(砲塔が部分的に開いた配置)を示す。

    図3は、本発明に従う図1に示すアセンブリの将来展望(操作配置)を示す。 引用符号10は、砲塔と低レーダー反射兵器とのアセンブリの全体を示す。

    アセンブリは、その構造上、入射ラジオレーダー波によって表わされるレーダーの断面積を低減することができる。

    アセンブリ10は、砲塔100と、該砲塔の上に載置される兵器200とで構成され、実質的に垂直な第1の方位回転軸周りと、実質的に平方向の第2の天頂回転軸周りに回転することができる。

    砲塔100は、上部シールド110、可動擬似デッキ(mobile false deck)120及び固定擬似デッキ(fixed false deck)130とで構成されている。

    上部シールド110は、全体が横断的に結合している銃火器システムを閉鎖する実際のシールドであり、可動擬似デッキ120と固定擬似デッキ130は、ここに示す例に限定されないが、インターフェイス(仲立ち)によって、いわゆる船の上部デッキの上に配置される。

    上部シールド110と可動擬似デッキ120は、非操作配置の兵器200の銃身(筒)をカバーする可動カバーシステムを構成する。

    実際、上部シールド110は、シールド自身の前方部、即ち、兵器の銃身(筒)が突き出る砲塔100の一部に配置された一対のスライドハッチ111、112で構成されている。

    スライドハッチ111、112は、開放位置では、兵器200の銃身が砲塔から突き出て上述の操作配置に到達し、一方、閉鎖位置では、砲塔100自身の内部が見えないようにカバーする。 スライドハッチ111、112は、水圧作動システムによって動かすことができる。

    可動擬似デッキ120は、固定擬似デッキ130の上方に配置され、非操作条件あるいは配置で兵器200の銃身を隠すためのものである。 上述の操作配置から非操作配置への移行過程において、上部シールド110のスライドハッチ111、112が開くことにより銃身が突き出ることになり、可動擬似デッキ120は、砲塔100の前方部に配置されたヒンジ周りを回転する。 このように、銃身が突き出た後、そして、アセンブリ10が射撃準備のための操作配置に到達した後、可動擬似デッキ120はより低い位置に留まり、2枚のスライドハッチ111、112は再度閉じられることになる。 このように、兵器200が非操作配置、即ち、休止配置にある場合、兵器200は全く砲塔100の内部に隠れてしまう。

    可動擬似デッキ120は、兵器200の横方向と天頂方向の回転を可能にし、兵器200の銃身の下部に配置されたドアから破裂弾ケースが発射されることになる。 それ故、当該下部から上部デッキを見渡すことができる。

    固定擬似デッキ130は、可動擬似デッキ120と船の上部デッキとのコンタクト手段である。 固定擬似デッキ130は、アセンブリ10全体が載置される台座(ベース)の領域をカバーするために採用された必要な要素である。

    スライドハッチ111、112は、金属材料(例えば、鉄など)でできており、ドア自身を開くために用いられる水圧開放システムが作動しない場合に、自動的にドアを開く非常事態用スプリングを備えている。

    非常事態用スプリングは圧縮スプリングであり、すでに上述したように、スライドハッチを開閉するために用いられる水圧システムの部品の一つが作動しない場合に、当該スライドハッチの開放を保障するためのものである。 詳細には、非常事態用スプリングは、上部シールド110の金属材料でつくられたインサートの上に載置されたスリーブの内側に収納されている。

    非常事態用スプリングのそれぞれは、順繰りにスライドハッチと接触している柄に対して押圧し、当該スライドハッチがスライドできるように保障する。 即ち、非常事態用スプリングが間然に圧縮された場合、スライドハッチは閉じられ、一方、完全に開放された場合、即ち、最小限に圧縮された場合、スライドハッチは開放される。

    アセンブリ10は、設計される特定の操作配置を考慮して製造される。 例えば、アセンブリ10が船の上部デッキ上に配置されるならば、全ての構成部品は2タイプの負荷、即ち、海(波)によって誘発される第1の負荷と、射撃によって誘発される第2の負荷とを考慮して形成されなければならない。

    海(波)によって誘発される負荷は、“グリーン・ウォータ・ロード(green water load)”としても知られているもので、アセンブリ10が荒々しい海洋(波)条件によって影響を受け、例えば、臨海条件下で、0.7バールの圧力に等しい波面によって影響を受ける。 このことは、アセンブリ10が永続的なダメージに苦しまないような方法で製造されることを意味している。

    一方、射撃によって誘発される負荷は重大な負荷であり、アセンブリ10と、特に、該アセンブリ10の一部である上部シールド110とは、旋回がゼロに近づくにつれて、射撃によって誘発される圧力波の影響を受ける。 特に、砲塔100に影響する射撃によって誘発される圧力波は、銃口止め(ブレーキ)から生まれる部分である。

    さらにまた、スライドハッチ111、112は、それぞれ、複合材料製で容易に分解できるカバーを備えており、そのためメンテナンス活動を可能にするようドアをアクセス可能にしている。 即ち、スライドハッチが閉じられているとき、当該ハッチ111、112は、ドアと他のドアが直接接触しないように、弾性部材(例えば、ゴムなど)によって、それぞれが分離して配置されている。

    スライドハッチ(以下、「ドア」ということもある)111、112は、銃身(筒)と兵器200の架台が突き出るのに十分なスペースに沿って、スライド手段(又は軸方向スライドの動き)によって開放される。 即ち、反跳ブレーキは、銃身(筒)が上昇している間、ドア111、112と干渉することはなく、それ故、特別なハウジングを設ける必要はない。

    可動擬似デッキ120は、軸方向にスライドして開閉する一対のスライドハッチ(以下、「ドア」ということもある)121、122を備えている。 当該ドア121、122は、上部シールド110のスライドハッチ111、112に比較して、固定擬似デッキに対してより小さな傾斜を呈している。

    可動擬似デッキ120のスライドハッチ121、122は非操作配置において兵器200を完全に後退させるために必要であり、典型的には、このケースにおいて、兵器の銃身は、固定擬似デッキ130の平面に対して反対方向に傾斜して、即ち、下方をさす方向に方向付けされて配置される。

    可動疑似デッキ120は、前方部120aと後方部120bとから構成され、後方部120bは上部シールド110に最も近接し、前方部120aは後方部120bと対向しており、それ故、上部シールド110からより離れて配置されている。

    前方部120aに対応して、可動疑似デッキ120はヒンジを備えており、外ヒンジは可動デッキ回転軸の周りを回転できるように配置され、かつ、固定疑似デッキ130が存在する平面平行に配置されている。 このように、可動疑似デッキ120の前方部120aは実質的にそのまま留まるものの、該後方部120bは回転でき、その結果、アセンブリ10が導入される上部デッキに関して昇降することになる。

    それ故、兵器が休止配置から操作配置へ移行する間、
    上部シールド110のスライドハッチ111、112と、可動疑似デッキ120のスライドハッチ121、122が開く;
    兵器は休止配置に関して上昇する;
    可動疑似デッキ120のスライドハッチ121、122が閉じる;
    可動疑似デッキ120が回転し、後方部120bが前方部120aより低い位置になる。

    スライドハッチと可動疑似デッキと上部シールドの動きは、好ましくは水圧で、かつ、電気エネルギーで供給される作動ステージを自動制御するデータプロセッシングユニットによって起こる。

    データプロセッシングユニットは、さらに、非常事態時に自動作動ができない場合に役立つ、スライドハッチと可動疑似デッキと上部シールドの動きをマニュアル制御することもできる。

    スライドハッチと可動疑似デッキと上部シールドの開閉をする水圧アクチュエータは、兵器200を動かす水圧アクチュエータとは別々に独立して作動することができる。

    さらに、可動疑似デッキのスライドハッチ121、122は、上部シールドのスライドハッチ111、112と全く同様に、非常事態時にスプリングによって開けるように配置されている。

    本発明に従うアセンブリの利点は、本明細書に記載されているとおりである。 特に、本発明は、砲塔と兵器のアセンブリが操作条件にない時、即ち、射撃準備状態のときに典型的に存在するレーダーサイン(痕跡)を低減するうえで優れている。 これは、以下によって供給されるアクションの組み合わせの結果である:
    (a)レーダーサイン(痕跡)を低減する表面、ライン又は角度(傾斜)の形状を与えるように配置されている砲塔の形状;及び、
    (b)不使用時には砲塔自身によって覆われているので、いかなる場合にも、レーダーからのラジオ波のビームのターゲット(目標)になりそうな表面(あるいは効果領域)を低減し、そして、それ故、反射レーダーエコーの強度を比例的に低減する兵器200自身を隠すこと。

    上記した2つの特徴には、本発明に従うアセンブリ若しくは砲塔だけが、低レーダー反射率の材料で作られ又はシールドされている場合、反射レーダーエコーの低減効果はより大きなものになるであろう、という事実を付け加えるべきであろう。

    本明細書において記載したアセンブリには、特許請求の範囲に記載された技術的範囲を超えない限り、当業者に明らかな種々の変化(変形)、付加あるいは変更などが加えられることは明らかである。

    10:アセンブリ100:砲塔110:上部シールド111、112:スライドハッチ120:可動疑似デッキ120a:前方部120b:後方部121、122:スライドハッチ130:固定疑似デッキ200:兵器

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