Wiring structure of the two-wheeled vehicle of the license light |
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申请号 | JP2010082740 | 申请日 | 2010-03-31 | 公开(公告)号 | JP5427672B2 | 公开(公告)日 | 2014-02-26 |
申请人 | 本田技研工業株式会社; | 发明人 | 浩二 鈴木; 和彦 小野; 勝久 山田; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 二輪車(10)に設けられているライセンスライト(31)に給電する配線(81)の構造であって、 車体(28L、28R)にリヤフェンダ(29)が着脱可能に取付けられ、このリヤフェンダ(29)の裏面にフェンダサポート(68)が取付けられ、このフェンダサポート(68)に前記ライセンスライト(31)が取付けられ、このライセンスライト(31)から前記配線(81)が延びており、この配線(81)の先端にコネクタ(82)が取付けられ、このコネクタ(82)が前記フェンダサポート(68)に取付けられ、車体側ハーネス(84)にプラグ(87)が設けられ、このプラグ(87)を前記コネクタ(82)に嵌合することで、車体(28L、28R)側から前記ライセンスライト(31)へ給電できるようにし、 前記車体側ハーネス(84)は、前記コネクタ(82)の取付位置より下方の車体フレーム(11)に留め具(86)で留められた後、前記コネクタ(82)に向かって上へ延びていることを特徴とする二輪車のライセンスライトの配線構造。 前記コネクタ(82)に向かって上へ延びている長さは、少なくとも前記リヤフェンダ(29)の取り外しに必要な移動長さに設定されていることを特徴とする請求項1記載の二輪車のライセンスライトの配線構造。 前記コネクタ(82)は、車両前方から見て、前記ライセンスライト(31)に対して車幅方向で左右何れかの位置にて前記フェンダサポート(68)に取付けられていることを特徴とする請求項1記載の二輪車のライセンスライトの配線構造。 前記留め具(86)を留める前記車体フレーム(11)は、リヤフレームエンドパイプ(85)であることを特徴とする請求項1記載の二輪車のライセンスライトの配線構造。 前記コネクタ(82)が前記フェンダサポート(68)に取付けられる取付位置から車幅中心(69)までの距離(L1)は、前記留め具(86)が前記車体フレーム(11)に留められる留め位置から車幅中心(69)までの距離(L2)に、合致若しくはほぼ合致していることを特徴とする請求項1記載の二輪車のライセンスライトの配線構造。 |
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说明书全文 | 本発明は、二輪車のリヤフェンダに取付けられるライセンスライトに給電する配線のレイアウト技術に関する。 自動二輪車では、後部にライセンスプレート(いわゆるナンバープレート)を取付けることが義務づけられている。 そして、ライセンスプレートを照らすライセンスライトが車体の後部に設けられる。 そして、ライセンスライトは配線を介して車載バッテリなどから給電される。 このようなライセンスライトが、リヤフェンダに取付けられている自動二輪車が知られている(例えば、特許文献1(図10)参照。)。 特許文献1の図10に示されるように、リヤフェンダ(42)(括弧付き数字は、特許文献1に記載された符号を示す。以下同様)にライセンスライト(11)が取付けられ、リヤフェンダ(42)から配線(81)が車両前方へ延ばされている。 自動二輪車の点検、整備などの際に、リヤフェンダ(42)を取り外すことがある。 一方、大型の自動二輪車では、リヤフェンダ(42)が大型で重いため、予めライセンスライト(11)から配線(81)を分離する。 次に、リヤフェンダ(42)を車体から取り外すようにしたものがある。 そこで、配線(81)を過度に長くすることが避けられると共に小さな作業スペースで配線(81)の着脱が可能となる配線構造が求められる。 本発明は、配線を過度に長くすることが避けられると共に小さな作業スペースで配線の着脱が可能となる二輪車のライセンスライトの配線構造を提供することを課題とする。 請求項1に係る発明は、二輪車に設けられているライセンスライトに給電する配線の構造であって、 請求項2に係る発明では、コネクタに向かって上へ延びている長さは、少なくともリヤフェンダの取り外しに必要な移動長さに設定されていることを特徴とする。 請求項3に係る発明では、コネクタは、車両前方から見て、ライセンスライトに対して車幅方向で左右何れかの位置にてフェンダサポートに取付けられていることを特徴とする。 請求項4に係る発明では、留め具を留める車体フレームは、リヤフレームエンドパイプであることを特徴とする。 請求項5に係る発明では、コネクタがフェンダサポートに取付けられる取付位置から車幅中心までの距離は、留め具が車体フレームに留められる留め位置から車幅中心までの距離に、合致若しくはほぼ合致していることを特徴とする。 請求項1に係る発明では、車体側ハーネスは、車体フレームに留め具で留められた後、ライセンスライトに繋がる配線端のコネクタに向かって上へ延びている。 リヤフェンダを車両後方へ引くことで作業スペースが生まれる。 コネクタはリヤフェンダの裏面の上部に配置されているため、作業スペースを上から覗くと、コネクタを容易に認めることができ、このコネクタからプラグを外すことで、ライセンスライトに繋がる配線と車体側ハーネスを簡単に分離することができる。 そのため、作業スペースは少なくて済む。 したがって、本発明によれば、配線を過度に長くすることが避けられると共に小さな作業スペースで配線の着脱が可能となるため、リヤフェンダの取外し作業が楽になり、作業効率の向上を可能とした二輪車のライセンスライトの配線構造が提供される。 請求項2に係る発明では、車体側ハーネスのうち、コネクタに向かって上へ延びている長さは、少なくともリヤフェンダの取り外しに必要な移動長さに設定されている。 請求項3に係る発明では、コネクタは、車両前方から見て、ライセンスライトに対して車幅方向で左右何れかの位置にてフェンダサポートに取付けられている。 請求項4に係る発明では、留め具を留める車体フレームは、リヤフレームエンドパイプである。 請求項5に係る発明では、コネクタがフェンダサポートに取付けられる取付位置から車幅中心までの距離は、留め具が車体フレームに留められる留め位置から車幅中心までの距離に、合致若しくはほぼ合致している。 取付位置の真下に留め位置があるため、車体側ハーネスのうち、コネクタに向かって上へ延びている長さを、最短化が可能となる。 る二輪車の左側面図である。 本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。 なお、図面は符号の向きに見るものとする。 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 なお、フロントフォーク13にフロントフェンダ32が設けられ、ハンドル15の前方にシールド33が配置され、燃料タンク16の前方にフロントカウル34が配置され、このフロントカウル34に前照灯などの灯火器35が取付けられている。 サドルバッグカバー28とリヤフェンダ29との位置関係を、詳しく説明する。 この例では、サドルバッグカバー28L、28Rにリヤフェンダ29が着脱可能に支持されているため、サドルバッグカバー28L、28Rがリヤフェンダ29を支える「車体」に相当する。 ただし、リヤフェンダ29を支える部材は、車体フレーム11や車体フレーム11から延ばしたステーや車体フレーム11を覆うリヤカバーであってもよい。 車体からリヤフェンダ29を外すには、先ず、4本のビス51〜54を緩めて外す。 詳しくは、リヤフェンダ29の左右側部から車両前方に向かって、突起56、57、爪58、突起59、爪61が延びている。 対応して、左右のサドルバッグカバー28L、28Rに、グロメット63、64、爪掛け穴65、グロメット66、爪掛け穴67が設けられている。 突起56、57をグロメット63、64に挿入し、爪58を爪掛け穴65に掛ける要領で左右のサドルバッグカバー28L、28Rに、リヤフェンダ29が着脱可能に留められる。 また、リヤフェンダ29の上部の裏面に、横長のフェンダサポート68が取付けられている。 このフェンダサポート68に左右2個のビス穴71L、71Rが設けられている。 これらのビス穴71L、71Rは、リヤフェンダ29に開けた横長の長穴72L、72Rを通して、車両後方から見ることができる。 さらには、リヤフェンダ29の下部にも左右2個のビス穴73L、73Rが設けられている。 左右のサドルバッグカバー28L、28Rに、車両後方からリヤフェンダ29を重ねた後に、ビス(図2、符号51)を、フェンダサポート68の左のビス穴71Lに通した後に、左のサドルバッグカバー28Lのナット74Lにねじ込む。 同様にして、ビス(図2、符号52)を、フェンダサポート68の右のビス穴71Rに通した後に、右のサドルバッグカバー28Rのナット74Rにねじ込む。 このようにして締結されているために、ビス(図2、符号51〜54)を外し、次にリヤフェンダ29を少し引いてグロメット63から突起56を外す等して、左右のサドルバッグカバー28L、28Rからリヤフェンダ29を、白抜き矢印のように、下方へ移動することが可能となる。 次に、リヤフェンダ2 9の背面の構造を説明する。 一方、車体側から延びる車体側ハーネス84は、リヤフェンダ2 9の上縁付近を車幅方向へ右から左(又は左から右)へ車幅中心を横断した後、下降し、想像線で示すリヤフレームエンドパイプ85に配線バンドなどの留め具86で留められ、この後、コネクタ82に向かって上昇している。 このような車体側ハーネス84の先端にプラグ87が設けられている。 このプラグ87をコネクタ82に嵌合する。 好ましくは、コネクタ82がフェンダサポート68に取付けられる取付位置(すなわちクリップ83)から車幅中心69までの距離L1は、留め具86がリヤフレームエンドパイプ85に留められる留め位置から車幅中心69までの距離L2に、合致若しくはほぼ合致している。 以上に述べたライセンスライト31の配線構造の作用を次に述べる。 すると、図6に示すように、留め具86からコネクタ82との間で、車体側ハーネス84が蛇行するように弛む。 この弛みを利用して、リヤフェンダ29を車両後方へ移動可能となる(矢印(3))。 これで、作業スペースが確保でき、この作業スペースに上から手を差し入れることで、コネクタ82からプラグ87を簡単に外すことができる。 以上に説明した作用を、ライセンスライト31に注目して、再度説明する。 図7(b)は、車両からリヤフェンダ29を下げたときのライセンスライト31の高さ位置を示し、留め具86からプラグ87までの車体側ハーネス84は、蛇行して弛んでいる。 このときに、コネクタ82からプラグ87を外す。 以降、図7(c)に示すようにリヤフェンダ29と共にライセンスライト31を車体から完全に外すことができる。 以上に述べた本発明の作用効果を図面に基づいて説明する。 車体側ハーネス84がリヤフレームエンドパイプ85に留め具86で留められた後、上へ延びているため、リヤフェンダ29を下げると車体側ハーネス84が撓み、車両後方へ(図6、矢印(3))引く余裕が生まれるからである。 車両後方へ引くことで作業スペースが生まれるが、図4に示すように、コネクタ82はリヤフェンダ29の裏面の上部に配置されているため、作業スペースを上から覗くと、コネクタ82を容易に認めることができ、このコネクタ82からプラグ8 7を外すことで、ライセンスライト31に繋がる配線81と車体側ハーネス84を簡単に分離することができる。 そのため、作業スペースは少なくて済む。 また、車体側ハーネス84のうち、コネクタ82に向かって上へ延びている長さは、少なくともリヤフェンダ29の取り外しに必要な移動長さに設定されている。 また、コネクタ82は、車両前方から見て、ライセンスライト31に対して車幅方向で左右何れかの位置にてフェンダサポート68に取付けられている。 また、留め具86は、リヤフレームエンドパイプ85に留めることができる。 また、コネクタ82がフェンダサポート68に取付けられる取付位置(クリップ83中心)から車幅中心69までの距離L1は、留め具86が留められる留め位置から車幅中心69までの距離L2に、合致若しくはほぼ合致している。 取付位置の真下に留め位置があるため、車体側ハーネス84のうち、コネクタ82に向かって上へ延びている長さを、最短化が可能となる。 尚、本発明は、大型の自動二輪車型車両に好適であるが、小型の自動二輪車型車両やスクータ型車両に適用することは差し支えない。 本発明は、大型の自動二輪車型車両に好適である。 10…二輪車、11…車体フレーム、28、28L、28R…車体としてのサドルバッグカバー、29…リヤフェンダ、31…ライセンスライト、68…フェンダサポート、69…車幅中心、81…配線、82…コネクタ、83…クリップ、84…車体側ハーネス、85…リヤフレームエンドパイプ、86…留め具、87…プラグ。 |