Container sets

申请号 JP50982097 申请日 1996-08-21 公开(公告)号 JPH11511995A 公开(公告)日 1999-10-19
申请人 ヌットー ウーヴェ; 发明人 ヌットー ウーヴェ;
摘要 (57)【要約】 本発明は、少なくとも2つのコンテナを有し、該コンテナが、それぞれその外面の少なくとも1つに、少なくとも1つのフック状の固定部材(5)を、コンテナ(1)を特に荷物保持体(8)の棒状又は管状の部分範囲(9)に固定するために有し、少なくとも1つの錠止部材(10)が設けられ、該錠止部材(10)がその静止 位置 において荷物保持体(8)の棒状又は管状の部分範囲(9)を保持開口(11)内で確保する形式のコンテナセットに関する。 本発明によるコンテナセットの特徴は、コンテナ(1)が選択的に荷物保持体(8)に固定可能であるか又は相互に結合可能であり、このために個々のコンテナ(1)にそれぞれ対を成して相互に配属されあった固定部材が設けられており、これらの固定部材の内、第1の固定部材(5)第2の固定部材の保持開口に適合し、第2の固定部材の錠止部材により少なくとも局部的に後ろから掴まれる対抗固定部材(13)を有している。 本発明によるコンテナセットの荷物カバン又はそれに類似したコンテナは、選択的に荷物保持体(8)に簡単にかつ軽便に結合するか又は同様に簡単かつ軽便に互いに結合することができる。 この場合にはこのコンテナは自転車を留めたあとでコンテナをリックサックとして携行するためにリックサックとして結合することもできる。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも2つのコンテナ(1,2,3,4)を有し、該コンテナ(1,2 ,3,4)がそれぞれ、その外面の少なくとも1つに、該コンテナ(1,2,3 ,4)を保持棒、保持曲げ部材又はそれに類似した保持装置に固定するための、 少なくとも1つのフック状の固定部材(5,7;24,25)を有し、静止位置で保持装置を保持開口(11)内で確保する少なくとも1つの錠止部材(10) が設けられている形式のコンテナセットにおいて、前記コンテナ(1,2,3, 4)が選択的に前記保持装置又は保持管に固定可能であるか又は相互に結合可能であり、このために前記コンテナ(1,2,3,4)の個々に、それぞれ対を成して互いに配属されあっている固定部材(5,7;24,25)が設けられており、これらの固定部材(5,7;24,25)の内、それぞれ第1の固定部材( 5,24)が、第2の固定部材(7,25)の保持開口(11)内に嵌合し、第2の固定部材(7,25)の錠止部材(10)により少なくとも局部的に後ろから掴まれる固定対応部材(13,26)を有していることを特徴とする、コンテナセット。 2. 前記コンテナ(1,2,3,4)が荷物カバンとして構成されている、請求項1記載のコンテナセット。 3. 荷物カバン(1,2,3,4)として構成されたコンテナが蓋(16)で開閉可能である少なくとも1つのカバン開口を有している、請求項1又は2記載のコンテナセット。 4. 少なくとも1つのコンテナ(1,2,3,4)がリックサックとして構成されかつ又は該コンテナ(1,2,3,4)がリックサックとして結合可能であり、このために前記コンテナ(1,2,3,4)の1つに少なくとも1つの保持ベルトが固定されているか又は取外し可能に固定可能である、請求項13からまでのいずれか1項記載のコンテナセット。 5. 前記保持ベルトが少なくとも1つの固定部材に解離可能に保持されている、 請求項1から4までのいずれか1項記載のコンテナセット。 6. 戻し力に抗して外へ旋回可能である少なくとも1つの錠止部材(10)が設けられている、請求項1から5までのいずれか1項記載のコンテナセット。 7. フック形状の固定部材(5,7;24,25)の保持開口(11)の範囲にそれぞれ少なくとも1つの錠止部材(10)が設けられている、請求項1から6 までのいずれか1項記載のコンテナセット。 8. 錠止部材(10)がそれにそれぞれ配属された固定部材において、導入方向で見て該固定部材の保持開口の前に旋回可能に支承されている、請求項1から7までのいずれか1項記載のコンテナセット。 9. 錠止部材(10)がそれに配属された固定部材(5,7;24,25)に、 導入方向で見て該固定部材の保持開口の後ろに旋回可能に支承されている、請求項1から8までのいずれか1項記載のコンテナセット。 10. 各コンテナ(1,2,3,4)に少なくとも1つの運搬グリップ(14)が設けられており、該運搬グリップ(14)が少なくとも1つの固定部材(5,7 ;24,25)の錠止部材(10)に係合し、運搬グリップ(14)をコンテナ(1,2,3,4)とは反対の方向に負荷するか又は相対移動させると、錠止部材(10)が静止位置から開放位置へ外向きに旋回可能である、請求項1から9 までのいずれか1項記載のコンテナセット。 11. 固定部材(5,6,7,24,25)が滑り防止手段を用いて保持装置の長手方向に該保持装置にほぼ動かないように保持されている、請求項1から10までのいずれか1項記載のコンテナセット。 12. 荷物保持体(8)の部分範囲(9,19)の上で調節可能であるか又はこの部分範囲(9,19)の上にクリップ止め可能で、このために局部的に開いた少なくとも2つのストッパリング(20)が滑り防止手段として設けられ、これらのストッパリング(20)が少なくとも1つの固定部材(5,6)の両側で、水平方向でのコンテナ(1)の移動距離を制限している、請求項1から11までのいずれか1項記載のコンテナセット。 13. 各コンテナ(1,2,3,4)が少なくとも2つの固定部材(5,6,7, 24,25)を介して荷物保持体(8)に保持され、この固定部材の有利には水平方向の相互間隔が調節可能である、請求項1から12までのいずれか1項記載のコンテナセット。 14. 少なくとも1つのコンテナが外側に少なくとも1つの案内レール(21)を有し、該案内レール(21)に少なくとも2つの固定部材(5′,6″)が調節可能にかつ固定可能に保持されている、請求項1から13までのいずれか1項記載のコンテナセット。 15.コンテナ(1,2,3,4)が、差込み方向で互いに間隔を有する少なくとも2つのフック状の固定部材(5,7,24,25,6,6′,6″)を有し、 コンテナを荷物保持体(8)に取付ける際に下側の固定部材(6,6′,6″) をまず荷物保持体(8)に係合させることができる、請求項1から14までのいずれか1項記載のコンテナセット。 16.荷物保持体(8)に1つのコンテナの下方の固定部材を引っ掛けるための対応固定部材を少なくとも1つ備えている、請求項1から15までのいずれか1項記載のコンテナセット。 17.第1の固定部材(5)が互いに間隔の与えられた2つの保持フック(12) を有し、該保持フック(12)が対応固定部材として構成された横ウエブ(13 )によって互いに結合されている、請求項1から16までのいずれか1項記載のコンテナセット。 18.第1の固定部材(24)が両側で該固定部材(24)を越えて突出する、対応固定部材として構成された横ウエブ(26)を有し、該横ウエブ(26)が有利には固定部材(24)の自由な端部範囲に配置されておりかつ特に自由なフック端部を形成している、請求項1から16までのいずれか1項記載のコンテナセット。 19.コンテナセットのコンテナが2輪車荷物カバン(1,2,3,4)として構成されている、請求項1から18までのいずれか1項記載のコンテナセット。 20.コンテナセット(1,2,3,4)が4つの2輪車用荷物カバンから形成され、第1の荷物カバン対の荷物カバン(1,2)が裏面側で互いに結合可能でありかつ第2の荷物カバン対の荷物カバン(3,4)がそれぞれ第1の荷物カバン対(1,2)の上面と下面とに固定可能である、請求項1から19までのいずれか1項記載のコンテナセット21.少なくとも2つのコンテナを結合するための固定部材であって、該固定部材が請求項1から20までのいずれか1項に従って構成されていることを特徴とする固定部材。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 コンテナセット 本発明は、少なくとも2つのコンテナを有し、該コンテナがその外面の少なくとも1つに、該コンテナを保持棒、保持曲げ部材又はそれに類似した保持装置に固定するために少なくとも1つのフック状の固定部材を有しており、静止位置で前記保持装置を保持開口内で確保する少なくとも1つの錠止部材が設けられている形式のコンテナセットに関する。 冒頭に述べた形式の自転車用荷物カバンであって、上方のカバン開口の範囲において裏面側にそれぞれ2つのフック状の固定部材を有し、該固定部材が平である、自転車荷物保持体の棒状又は管状の部分範囲に引っ掛け可能である形式のものは既に公知である。 前記固定部材の各々は、戻しに抗して外方へ旋回可能な錠止部材を有している。 この錠止部材はそれぞれ固定部材のフック開口の範囲に配置されている。 固定部材を自転車荷物保持体に引っ掛ける場合には錠止部材は荷物保持体の水平な部分範囲から戻し力に抗して開放位置へ旋回させられ、次いで再び静止位置へ動かされる。 この静止位置で錠止部材は荷物保持体の水平な部分範囲を固定部材のフック開口内で確保する。 公知の自転車荷物カバンにおいては両方の固定部材の錠止部材は保持グリップを介して互いに結合されているので、保持グリップを引っ張ると錠止部材も開放位置へ動かされる。 この公知の自転車用荷物カバンは自転車の荷物保持体に簡便に固定することができるが、同様に簡単に荷物保持体から再び外れるので、自転車の駐輪に際して荷物カバンが不正な人によって取り外されかつ持ち去られる惧れがある。 しかしながら荷物カバンの所有者にとってはこれを長時間携帯することは困難で、しかも面倒である。 さらにリックサックとして互いに結合可能な2輪車用の荷物コンテナも既に提供されている(DE−PS4242211.6)。 この公知の2輪車用の荷物コンテナは高速緊締装置又はそれに類似した固定部材を介して互いに結合される。 これは取扱いが比較的に簡単であるにも拘わらずこれにはある程度の時間の消費が必要である。 したがって、本発明の課題は、できるだけ多面的に使用可能でかつ簡便に取り扱うことのできる、冒頭に述べた形式のコンテナセットを提供することである。 本発明によればこの課題は、冒頭に述べた形式のコンテナセットにおいて、コンテナが選択的に保持装置に固定可能であるか又は互いに結合可能であり、そのために個々のコンテナにそれぞれ対を成して互いに配属されあった固定部材が設けられており、これらの固定部材の内、第1の固定部材が、第2の固定部材の保持開口に適合しかつ第2の固定部材の錠止部材によって少なくとも局部的に後ろから掴むことのできる対応固定部材を有していることによって解決された。 本発明によるコンテナセットのコンテナはそれぞれ少なくとも1つのフック状の固定部材を有している。 この場合、固定部材は例えば自転車荷物保持体の保持管として役立つ棒状又は管状の部分範囲に引っ掛けることができかつ固定可能である。 さらに可能であるのは、荷物保持体から、付加的に又はその代わりに、コンテナの保持装置として役立つ保持曲げ部材を突出させることである。 コンテナを固定するためには保持装置は別の場所に固定することもできる。 個々のコンテナにおいては、それぞれ第1の固定部材が第2の固定部材の保持開口に適合しかつ第2固定部材の錠止部材で少なくとも局部的に後ろから掴むことのできる複数の固定部材が対を成して互いに配属させられ合っている。 必要に応じてもしくは自転車の駐輪に際して、コンテナを荷物保持体から外し、一方のコンテナの第1 の固定部材に設けられた対応固定部材に、他方のコンテナの第2の固定部材を引掛けることができる。 このような形式で互いに結合されたコンテナは利用者が簡便に携帯することができる。 この場合、本発明によるコンテナセットの組立は固定部材を係合させることしか必要とせず、わずかな労力しか必要としない。 本発明によるコンテナセットのコンテナはボックス、シェル又はかごとして構成することができるが、特に有利であるのはコンテナが荷物カバンとして構成されていることである。 この場合に有利な構成は、荷物カバンとして構成されたコンテナが少なくとも1つのカバン開口を有し、該カバン開口が蓋で開閉可能になっていることである。 所有者に本発明によるコンテナセットの携行を、さらに付加的に容易にするためには、少なくとも1つのコンテナがリックサックとして構成されかつ又はコンテナが互いに結合されて1つのリックサックを形成し、さらに少なくともこれらのコンテナの1つに保持ベルトが固定されているか又は取外し可能に固定可能であると有利である。 例えば保持ベルトはループ状に構成され、ループ端部に保持リングを有し、この保持リングが固定部材の1つに引っ掛け可能であることができる。 さらに可能であるのは保持ベルトが両方の自由端にそれぞれ1つの保持リングを有し、これらの保持リングが互いに間隔をおいた2つの固定部材に掛止可能であることである。 本発明によるコンテナセットは、少なくとも1つの、戻し力に抗して外方へ旋回可能な錠止部材が設けられていると、荷物保持体に引っ掛けたあとでわけなく確保される。 コンテナを互いに結合するか又は保持管に結合する場合の本発明によるコンテナの取扱いの容易性は、フック状の固定部材の保持開口の範囲にそれぞれ配置された少なくとも1つの錠止部材が設けられていることで達成される。 錠止部材がそれに配属された固定部材に、導入方向で該固定部材の保持開口の前に旋回可能に支承されていると、固定部材は比較的に扁平に構成される。 すなわちこの実施例では旋回軸は固定部材の取付け範囲に配置することができる。 本発明の別の実施例によれば、錠止部材はそれに配属された固定部材に導入方向で見て固定部材の保持開口の後ろに旋回可能に支承されている。 同様にフック状又はU字形の固定部材においては、錠止部材の旋回軸はU字の横ウエブの範囲に配置されていることができる。 錠止部材はこの実施例では特に容易に開放位置へ移動させることができる。 本発明の有利な構成では、各コンテナに少なくとも1つの保持グリップが設けられている。 この保持グリップは少なくとも1つの固定部材の錠止部材に係合するようになっており、保持グリップをコンテナとは反対の方向に負荷した場合又は相対移動させた場合に、錠止部材がその静止位置から開放位置へ旋回可能になっている。 したがって錠止部材を静止位置から開放位置へ、コンテナを荷物保持体から外すために引っ張ると、同時に錠止部材も静止位置から開放位置へ動かされる。 この開放位置では固定部材は荷物保持体にもはや確保されていないので、荷物保持体の棒状又は管状の部分範囲から容易に引き出すことができる。 荷物保持体においてコンテナが不都合に滑り動くこと及び揺動することを阻止するためには、固定部材が荷物保持体の水平方向に配向された部分範囲に係合し、コンテナが滑り防止装置で水平な方向にほぼ動かないように荷物保持体に保持されていると有利である。 この場合、本発明の実施例によれば、荷物保持体の部分範囲に調節可能であるか又はこの部分範囲の上にクリップ止め可能で、このために局部的に開放した少なくとも2つのストッパリングが滑り防止装置として設けられている。 これらのストッパリングは少なくとも1つの固定部材の両側でコンテナの移動距離を水平方向で制限する。 しかしながら、各コンテナが少なくとも2つの固定部材を介して荷物保持体に保持され、これらの固定部材の間の水平方向の相互間隔が調節可能であることもできる。 すなわち、荷物保持体の水平方向の間隔が両側でサドル管又は後輪車軸に向かって折曲げられているので、固定部材の相互間の水平間隔は、荷物保持体に沿ってコンテナが滑り動かないように荷物保持体の水平な部分範囲の長さに適合させられるようになる。 コンテナはその固定部材が調節可能であることに基づき、実質的には任意の荷物保持体に適合させかつ取付けることができる。 この場合には、本発明の特に有利な実施例によれば、少なくとも1つのコンテナが外側に少なくとも1つの案内レールを有し、この案内レールに少なくとも2 つの固定部材が調節可能にかつ固定可能に保持されている。 本発明によるコンテナセットのコンテナは、コンテナが少なくとも2つの、差込み方向で互いに間隔を有するフック状の固定部材を有し、コンテナを荷物保持体に取付けるときに、単数又は複数の下方の固定部材がまず荷物保持体と係合させられ得るようになっていると、容易に荷物保持体に固定することができる。 単数又は複数の下方の固定部材をまず荷物保持体に係合させることができるようにするためには、例えば、下方の固定部材の保持開口が上方の固定部材に較べて長い自由端部範囲によって制限されているように構成することができる。 本発明のコンテナセットのコンテナは上方の縁範囲だけにおいて少なくとも1 つの固定部材を有していることができるが、コンテナには下方の固定部材を設けておくこともできる。 例えば、荷物保持体にコンテナの下方の固定部材を掛止するために少なくとも1つの対応固定部材が配置されていると有利である。 この対応固定部材は例えば荷物保持体を固定するための固定点をも有していることができる。 独立して権利が保護されるに値する本発明の別の構成によれば、第1の固定部材が互いに間隔をおいた2つの保持フックを有し、該保持フックが対応固定部材として構成された横ウエブを介して互いに結合されている。 この場合保持フックの間隔はこれらの保持フックの間に第2の固定部材がその自由な端部範囲で嵌合するように選ばれている。 これによって第2の固定部材は第1の固定部材の横ウエブ内に掛止することができる。 この場合、第2の固定部材は第1の固定部材の保持フックの間に位置することになる。 しかしながら可能であるのは第1の固定部材が両側で該固定部材を越えて突出する、対応固定部材として構成された横ウエブを有し、該横ウエブが有利には固定部材の自由端部範囲に配置されており、特に自由なフック端部を形成していることである。 本発明のこのような実施例は比較的に扁平に構成することができる。 本発明によるコンテナセットは任意の車両、例えば自動車又はオートバイに取付けることができる。 しかしながらコンテナセットのコンテナが2輪車荷物カバンとして構成されている実施例が有利である。 本発明の特に有利な実施例ではコンテナセットは4つの2輪車荷物カバン対から形成され、これらの2輪車荷物カバンの内、第1の荷物カバン対の荷物カバンが背面側で互いに結合可能で、第2の荷物カバン対の荷物カバンが第1の荷物カバンツ対の上側と下側とに固定可能である。 本発明の別の特徴は、本発明の請求の範囲と図面と関連して、本発明の実施例についての以後の説明で開示してある。 個々の特徴は本発明の実施例において単独又は複数一緒に実現されている。 第1図には1つの荷物カバンセットに所属する荷物カバンが斜視図で示されている。 この荷物カバンは固定部材で2輪車荷物保持体に解離可能に結合可能である。 第2図には第1図の荷物カバンの固定部材の1つを示した図。 第3図は第2図に示した固定部材を有する荷物カバンと結合する他の荷物カバンの固定部材の1つを示した図。 第4図は第2図と第3図とに示した互いに結合された固定部材を示した斜視図。 第5図は第2図と第3図に示した固定部材で1つの荷物カバンセットに互いに結合可能である2つの荷物カバンを示した斜視図。 第6図は互いに結合可能な4つの荷物カバンから組み立て可能な荷物カバンセットを分解した状態で示した図。 第7図は1つの荷物カバンの水平方向で調節可能な2つの固定部材を示した図。 この場合には固定部材は荷物カバンを荷物保持体に確保するための錠止部材を有している。 第8図は案内レールに沿って調節可能に保持された2つの固定部材を第7図に相応して示した図。 この場合には図示の固定部材は錠止部材を有していない。 第9図は互いに対を成して配属させられ、別個の荷物カバンに設けられた2つの固定部材を示した図。 第1図、第5図及び第6図には複数のコンテナ1,2,3,4が示されている。 これらのコンテナ1,2,3,4は2輪車荷物カバンとして構成されている。 各コンテナ1,2,3,4は外面の1つ、有利にはその背面に、複数の固定部材を有し、これらの固定部材でコンテナは選択的に荷物保持体に固定可能であるか又は互いに結合可能である。 第1図から判るように、例えばコンテナ1は4つの固定部材5,6を有している。 該固定部材5,6は荷物保持体8の、互いに間隔をおいた、棒状又は管状に構成された2つの部分範囲に係合する。 この部分範囲はこの場合には保持棒として役立つ。 この場合、荷物保持体8の上方の部分範囲に保持された固定部材5はそれぞれ1つの錠止部材10を有している。 この錠止部材10は静止位置で、荷物保持体の棒状又は管状の部分範囲9を固定部材5の保持開口11内で確保する。 コンテナ1の固定部材5は第2図に詳細に示されている。 第2図から判るように、固定部材5は互いに間隔を有する2つの保持フック12を有している。 これらの保持フック12は横ウエブ13を介して互いに結合されている。 この場合には錠止部材10は該錠止部材10に配属された固定部材5において、導入方向で該固定部材5の保持開口11の後ろで、保持フック12に旋回可能に支承されている。 第4図に示されているように各固定部材5はその横ウエブ13で、別の荷物カバン2の外側に取付けられた、固定部材7の保持開口11内に挿入可能である。 第3図に示された、同様にフック状の固定部材7はその自由なフック端部において十分に幅狭く構成されかつ固定部材5の保持フック12の間に適合させられるようになっている。 この固定部材7は戻し力に抗して開放位置へ旋回可能な錠止部材10を有している。 この錠止部材10は第4図に示された固定位置に固定部材5,7がある状態で固定部材5の横ウエブ13の後ろに係合する。 第6図から判るように、各荷物カバン1,2,3,4にはそれぞれ1つの保持グリップ14が設けられている。 保持グリップ14はそのグリップ端部でそれぞれ固定部材5の錠止部材10に係合する。 コンテナ1,2,3,4を荷物保持体8から取外す場合又はこの荷物カバンを相互に分離する場合には、各保持グリップ14は、錠止部材10も開放位置へ旋回させられるように負荷されかつ各コンテナ1,2,3又は4とは反対の方向に動かされる。 保持グリップ14を引っ張ることによって錠止部材10の確保は解除されかつ荷物カバン1,2,3,4は荷物保持体8から外されるか又は互いに分離させられる。 荷物保持体8の上方の部分範囲にそれぞれ係合する固定部材5,7は錠止部材10で荷物保持体8に確保されているのに対し、このような錠止部材10はコンテナの下方の固定部材6,6′には設けられていない。 錠止部材10が存在しないことを除いて固定部材6,6′の構造は固定部材5もしくは7に実質的に合致している。 ただ有利であることは、下方の固定部材6,6′が上方の固定部材5 ,7に比較して長い自由なフック端部を有し、上方の固定部材5,7が荷物保持体の上方の部分範囲9に係合する前に、コンテナ1,2,3,4が下方の固定部材6,6′で荷物保持体8に固定されることである。 荷物カバン1,2,3,4は互いに結合されて1つのリックサックを成す。 第6図によれば互いに結合された荷物カバン1,2は隣り合った側縁に、鉛直方向で互いに間隔をおいた掛止アイ15を有している。 該掛止アイ15には肩ベルト又は携帯ベルトを固定することができる。 しかしながら掛止アイ15の代わりに、それぞれ1つの固定部材5,6又は7を設けておくこともできる。 この場合、携帯グリップ14と固定的に結合された掛止アイは固定部材5又は7において錠止部材10によって確保される。 第6図に示されたコンテナセットは4つの2輪車荷物カバンから形成されている。 第1の荷物カバン対の荷物カバン1,2は背面側で互いに結合可能であり、 第2の荷物カバン対の荷物カバン3,4は第1の荷物カバン対の上面と下面とにそれぞれ固定可能である。 この場合には第1の荷物カバン対は後輪荷物保持体に取付けられるのに対し、第2の荷物カバン対は前輪荷物保持体のために設けられている。 第6図には荷物カバン1,2がカバン蓋16においてもカバン底17においてもそれぞれ、互いに間隔をおいて2つの掛止アイ18を有し、この掛止アイ18 に荷物カバン3,4の固定部材が係合できることが示されている。 コンテナ1,2における下方の固定部材6,6′が錠止部材10を有していないのに対し、このような錠止部材10がコンテナ3,4の上方と下方の縁範囲に配置された固定部材5もしくは7にも設けられ、荷物カバン1,2,3,4がしっかりと互いに固定され得るようになっていると有利である。 荷物カバン1,2,3,4の固定的な結合並びに図示の荷物カバンセットの簡単な取り扱いにとっては、固定部材5,6,6′,7がほぼ形状安定でかつ有利には補強されたコンテナ外壁に設けられていると一層有利である。 荷物保持体8に固定されたコンテナ1,2,3,4の有害な滑動を回避するためには、このコンテナが滑り防止装置で水平方向でほぼ動かないように荷物保持体に保持されていると有利である。 第1図に示されているように、このためには、ストッパリング20が滑り防止装置として設けられている。 このストッパリングはそれぞれ荷物保持体8の水平方向の部分範囲9,19の上に調節可能に保持され、固定部材5,6の両側でコンテナ1の移動距離を水平な方向で制限する。 しかし、第7図から判るように、各コンテナが少なくとも2つの固定部材5′ を介して荷物保持体に保持されており、これらの固定部材が共通の案内レール2 1に沿って水平相互間隔が調節可能であるようにすることも考えられる。 この調節可能な固定部材5′は、両側でそれぞれ荷物保持体8の垂直ウエブ22,23 に結合された水平方向の部分範囲9,19の長さに適合させることができる。 第1図の場合とは同じように荷物保持体8の下方の部分範囲19に配属された、固定部材5′と同じように構成されかつ同様に案内レール21に沿って調節可能に保持された固定部材5′も錠止部材10なしで構成されていることができる。 第9図においては2つの別の固定部材24,25が示されている。 これらの固定部材24,25の内、第1の固定部材24は両側で固定部材24から側方へ突出する、固定対応部材として構成された横ウエブ26 を有している。 この横ウエブ26は固定部材24の自由なフック端部を形成している。 第1の固定部材24の横ウエブ26は他の荷物カバンに設けられた第2の固定部材25のための対応固定部材を形成する。 第2の固定部材25は横ウエブ26の側方に突出する端部範囲に係合できる2つの保持フック12を有している。 固定部材24,25の互いに結合された保持位置で、フォーク状の固定部材2 5に設けられた、有利には同様に戻し力に抗して開放位置へ旋回可能な錠止部材10は第1の固定部材24の横ウエブ26の後ろに係合する。 固定部材24,2 5はフック状に構成され、したがって選択的に同様に互いに又は個別に荷物保持体に固定されることができる。

    【手続補正書】特許法第184条の8第1項【提出日】1997年8月11日【補正内容】 請求の範囲21. 第1のコンテナの外側に設けられた固定部材(5,7;24,25)がフック状の部分範囲を有し、該部分範囲が保持棒、保持曲げ部材又はそれに類似持した保持装置に固定するための固定部材の保持開口(11)を制限しており、少なくとも1つの錠止部材が設けられており、該錠止部材がその静止位置で保持装置を保持開口(11)内で確保するようになっており、固定部材(5,7;24, 25)が、配属された第2の固定部材及び第2のコンテナ(1,2,3,4)に設けられた固定部材の保持開口(11)内に嵌合しかつ第2の固定部材の錠止部材(10)によって少なくとも局部的に後ろから掴むことのできる対応固定部材(13,26)を有し、コンテナが選択的に保持棒、保持曲げ部材又はそれに類似した保持装置に固定可能であるか又は互いに結合可能であることを特徴とする、少なくとも2つのコンテナを結合するための固定部材。

    ───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 に互いに結合することができる。 この場合にはこのコンテナは自転車を留めたあとでコンテナをリックサックとして携行するためにリックサックとして結合することもできる。

    QQ群二维码
    意见反馈